JP5253607B1 - 無線給電装置及び無線給電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】給電器と受電器の位置ずれの許容量を容易に増大できる無線給電装置を提供すること。
【解決手段】2つの一次コイル11,12と、当該2つの一次コイル11,12の通電時において、当該2つの一次コイル11,12が発生する磁束21に鎖交するように配置される二次コイル13とを備える。当該2つの一次コイル11,12の中心軸A11,A12に直交する2つの面S11,S12の成す角θが0より大きく360度未満とするように、2つの一次コイル11,12を配置する。
【選択図】図2

Description

本発明は電磁誘導の相互作用を利用して電力を供給する無線給電装置に関する。
無線給電装置は、電源と電力供給対象を有線接続することなく、電磁誘導の相互作用を利用して1次コイル(給電側コイル)から2次コイル(受電側コイル)に電力を供給するものである。例えば、二次電池等の蓄電装置を備える電動式移動体(例えば、車両、建設機械(例:油圧ショベル)、産業機械(例:フォークリフト)等)の充電は、当該蓄電装置と電源を有線接続することで行われることがあるが、無線給電装置によれば両者を有線接続することなく充電が可能になるので、充電時の運転者の乗降動作が不要となり利便性が向上する。
この種の給電装置としては、電線を扁平に巻き回して形成した1次コイル及び2次コイルを備え、当該1次コイルと2次コイルを同軸上に対向配置させた状態で給電するものがある。例えば、これを電気自動車に利用した場合、2次コイルを搭載した車両を運転者が1次コイル上に導いて充電作業を行うことになるが、車両毎の車幅の違いや、運転者毎の技量や車幅感覚の違い等が存在することから、1次コイルと2次コイルの位置ずれ(軸ずれ)が生じ易い点が指摘されている。位置ずれが生じると、1次コイルから2次コイルに向かう磁束が歪曲し、2次コイルで生じる誘導電流が低下する。これにより、充電時間が増加したり、1次コイルが過熱したりするおそれがある。
1次コイルと2次コイルの位置ずれの許容量の増加を図った無線給電装置としては、板状のフェライト(フェライト板)をコアとし、当該フェライト板にコイルを巻きつけて形成した略矩形状の扁平な1次コイル及び2次コイルを備えるものがある(特開2011−49230号公報)。この技術では、各コイルの中心軸はフェライト板の板面と平行になり、両コイルの中心軸を平行に保持しつつ、両コイルのフェライト露出部分を重ね合わせることで給電する。このような略矩形状の扁平なコイルを利用すると、板状のコアにコイルを巻き回した方向(当該文献では「車幅方向」としている)に対する位置ずれの許容量が増加される。
特開2011−49230号公報
上記文献に係る技術は、板状のコアにコイルを巻きつけることで、当該巻きつけた方向に対する位置ずれの許容量を増大するものであり、コイルの巻き付け方向に係る板幅を長く確保するほど位置ずれの許容量を増大できる。
しかし、この方法では、位置ずれの許容量を増加させるほど、巻き付け方向に係るコイル(フェライト板)の大きさが増加してしまう。すなわち、当該巻き付け方向に係る受電側の装置(車両側の2次コイル)が大型化してしまう。また、2つのコイルの中心軸を略水平に保持した状態で給電するので、2つのコイルを同軸上に配置して給電する方式(例えば、上記文献の図14の方式)と比較して、各コイルの両端から漏洩する磁場の抑制が困難になることも指摘できる。さらに、上記文献の技術では、性能確保及び磁場漏洩抑制の観点から板状のコアが必須となると推定されるため、受電側の装置の部品点数や重量の増大を避けられない点も指摘できる。
本発明の目的は、給電器(1次コイル側の装置)と受電器(2次コイル側の装置)の位置ずれの許容量を容易に増大できる無線給電装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、複数の一次側コイルを有し、地面に対して固定された給電器と、前記複数の一次コイルの通電時に当該複数の一次コイルのうち隣り合う2つの一次コイルが発生する磁束に鎖交するように配置される二次側コイルを有し、電動式移動体に搭載された受電器とを備え、前記隣り合う2つの一次コイルの中心軸に直交する2つの面の成す角は0より大きく360度未満であり、前記複数の一次コイルは、所定の面上に位置する所定の閉曲線上の異なる位置に、当該複数の一次コイルの中心点が位置するように配置されており、前記給電器から前記受電器への給電時において、前記複数の一次コイルの全てに対して、前記閉曲線が当該複数の一次コイルの各環を貫く方向を基準として同じ方向に電流が流されることで、前記複数の一次コイルが形成する各環の全ての内側を通過する磁束が発生され、また、前記二次コイルは、前記隣り合う2つの一次コイルの間で前記閉曲線に鎖交するように配置されるものとする
本発明によれば給電器と受電器の位置ずれの許容量を容易に増大できる。
本発明の実施の形態に係る無線給電システムの全体構成図。 本発明の第1の実施の形態に係る給電側コイルと受電側コイルの斜視図。 本発明の第1の実施の形態に係る給電側コイルと受電側コイルの正面図。 本発明の第1の実施の形態に係る給電側コイルと受電側コイルの側面図。 本発明の第1の実施の形態に係る給電側コイルと受電側コイルの位置ずれが車幅方向で生じた状態を示す第1の図。 本発明の第1の実施の形態に係る給電側コイルと受電側コイルの位置ずれが車幅方向で生じた状態を示す第2の図。 本発明の第2の実施の形態に係る給電側コイルと受電側コイルの斜視図。 本発明の第2の実施の形態に係る給電側コイルと受電側コイルの位置ずれが車幅方向で生じた状態を示す図。 水平面に対して傾いた姿勢で固定された2つの給電側コイルを備える無線給電装置の模式図。 4つの給電側コイルを備える無線給電装置の模式図。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る無線給電システムの全体構成図である。この図に示す無線給電システムは、電磁誘導の相互作用を利用して電気自動車等の移動体40に無線で電力を供給するものであり、地上側の給電ステーション50に設置された給電器51と、移動体40に搭載された受電器41を備えている。図1中に示した座標系の矢印は、移動体40の長さ方向(直進方向)と鉛直方向を示している。なお、給電器51と受電器41を併せて無線給電装置と称することがある。また、ここでは、移動体40が大型の電気自動車の場合について説明するが、中型・小型の自動車、油圧ショベル及びホイールローダ等の建設機械、フォークリフト等の産業機械等、充電可能な蓄電装置を備えるものであればその他のものでも良い。
給電器51は、地面60に対して相対移動不能に固定されており、インバータ装置(制御装置)52を介して電源53に接続されている。インバータ装置52及び電源53は給電ステーション50に設置されている。電源53としては例えば交流電源が利用可能である。給電器51には電気伝導性を有する線材(電線)を環状に巻いて形成した複数の給電側コイル(1次コイル)(図2等参照)が備えられており、電源53からインバータ装置52を介して供給される電流によって当該複数の給電コイルの周囲に磁界が発生される。なお、図1のインバータ装置52及び電源53は地中に埋設されているが、これらは地上に設置しても良い。
受電器41は、インバータ装置(制御装置)43を介して蓄電装置42に接続されている。インバータ装置43及び蓄電装置42は移動体40に搭載されている。蓄電装置42としては例えばリチウムイオン電池等の二次電池やキャパシタが利用可能である。受電器41には電気伝導性を有する線材(電線)を環状に巻いて形成した受電側コイル(2次コイル)(図2等参照)が備えられている。
移動体40を適切な位置に移動させ受電器41を給電器51に対向配置させた状態で給電器51に流す電流を変化させると、給電器51で発生する磁界が変化して受電側コイルに電流(誘導電流)が流れ、蓄電装置42が充電される。蓄電装置42に蓄えられた電力は、インバータ装置43に接続されたモータ44等の電機に供給されて利用される。ここでは、移動体40の車輪を駆動するためのモータ44に蓄電装置42から電力を供給する場合について説明するが、蓄電装置42の電力供給対象は移動体40に設置された他の電機としても良い。
なお、図1に示した受電器41は、移動体40の底面に設置されているが、移動体40に設置するのであれば他の場所(例えば、移動体40の側面や上面)に設置しても良い。その場合には、給電ステーションでの給電器51の設置場所が受電器41の設置場所に合わせて変更されることは言うまでもない。なお、図1中の給電器51は、その上面の高さが地表面以下になるように地面60に固定されている。
図2は本発明の第1の実施の形態に係る給電側コイル11,12と受電側コイル13の斜視図であり、図3はその正面図であり、図4はその側面図である。各図中に示した座標系の矢印は、移動体40の「長さ方向」(直進方向)と、移動体の「車幅方向(幅方向)」と、「鉛直方向」を示している。なお、先の図と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略することがある(後の図も同様とする)。
これらの図に示すように、本実施の形態に係る給電器51には1対(すなわち2つ)の給電側コイル(一次コイル)11,12が収納されており、受電器41には1つの受電側コイル(二次コイル)13が収納されている。各コイル11,12,13は、電線を略矩形状に複数回巻き回して扁平に形成されている。図に示した例では、2つの給電側コイル11,12は互いに同じ形状である。一方、受電側コイル13は、長辺方向は給電側コイル11(12)と同じで、短辺方向は給電側コイル11(12)の半分にしてある。ただし、このコイル11,12,13の形状は一例に過ぎない。すなわち、本実施の形態に係る各コイル11,12,13は、車幅方向の辺よりも長さ方向の辺が長い矩形状(長方形状)に形成されているが、各辺の長短を逆転させた矩形状、正方形状、円状、または楕円状等に形成しても良い。また同様に、各コイル11,12,13の形状を異ならせても良い。また、各コイル11,12,13に係る電線の材質としては、表皮効果による渦電流損を低減するため、リッツ線などが好適である。
2つの給電側コイル11,12の中心軸A11,A12に直交する2つの面S11,S12の成す角(二面角)のうち、受電側コイル13が配置される側の角度(以下、θと称する)は、180度となっている。図2〜4の例では、2つの給電側コイル11,12は、車幅方向と長さ方向で規定される面上に位置しており、車幅方向に所定の間隔を介して配置されている。これにより、各コイル11,12の中心軸A11,A12の方向は鉛直方向に平行で、同じになっている。このように水平面上に給電側コイル11,12を並列すると、給電器51が人や移動体等の往来の邪魔にならない。
また、各給電側コイル11,12は、長辺が「長さ方向」に沿いつつ、短辺が「車幅方向」に沿うように配置されている。なお、車幅方向における2つの給電側コイル11,12の間隔、すなわち両コイル11,12の中心点間距離(中心点C11から中心点C12までの距離)は、各コイル11,12の車幅方向の長さを半分にした値を足し併せた値より大きく設定されており、2つのコイル11,12が重ならないようになっている。なお、以下における「コイルの中心点」とは、当該コイルの中心軸のうち当該コイル内に含まれる部分に係る中点とする。
2つの給電側コイル11,12には、インバータ装置52によって所定の方向に電流が流れるように構成されている。すなわち、鉛直方向における上から下に向かって各コイル11,12をみたとき、コイル11に反時計回りの電流が流れるときには、コイル12に時計回りの電流が流れるようになっている。反対に、コイル11に時計回りの電流が流れるときには、コイル12には反時計回りの電流が流れる。上記のように形成・配置した1対の給電側コイル11,12に対してこのように電流を流すと、コイル11,12が形成する各環の全ての内側を通過しつつ当該各環の外側は通過しない環状の磁束を含む磁界(環状の磁界)が発生する。図2,3中に点線で示した円状(楕円状)の閉曲線21は、当該環状の磁界に係る磁力線(磁束線)を模式的に表したものであり、図2,3に示した時計回りの磁界は、コイル11に反時計回りの電流を流し、コイル12に時計回りの電流を流したときに現れる。
ところで、電磁誘導を利用して誘導電流を発生するには、給電器51側のコイル11,12(1次コイル)で発生させた磁束を受電器41側のコイル13(2次コイル)と鎖交させる必要があるので、無線給電装置により充電可能な移動体40の停止範囲は限られる。そこで、本実施の形態では、充電可能な範囲に移動体40を停止させるための手段として、給電ステーション50に車止め(車輪止め、指示体)70が設置されている。移動体40に係る左右の後輪が車止め70に共に接触した位置で移動体40を停止すれば、少なくとも移動体40の長さ方向については充電に適した位置で移動体40を停止できる。すなわち、給電側コイル11,12と受電側13の位置関係について、図4に示した状態は車止め70で担保できる。なお、車止め70としては、上記に代えて、停止時の移動体40の前方に位置し、その前輪に接触して停止位置を知らせるものを利用してもよい。この場合、移動体40が前進することにより比較的容易に乗り超えられる高さ及び形状としても良い。さらに、前輪用・後輪用に関わらず、図示した凸状の車止め70に代えて、地面に凹部を設けて当該凹部に車輪が位置したことを知らせる形態としても良い。
次に受電側コイル13について説明する。受電側コイル13は、給電側コイル11,12の通電時(すなわち、蓄電装置42への充電時)には、当該給電側コイル11,12が発生する磁束21に鎖交するように配置される。また、受電側コイル13の中心点C13は、当該2つの給電側コイル11,12の中心点C11,点C12を通過する直線L上に位置せず、当該直線Lの周囲に位置している。
また、受電側コイル13の中心軸A13は、移動体40を移動させることで中心軸A13を直線Lと同一平面上に配置したとき、直線Lと平行になるように移動体40(受電器41)に固定されている。なお、図2〜4に示した状態では、蓄電装置42の充電に最も適した位置で移動体40を停止させた状態を示している。すなわち、移動体40の左右の後輪を車止め70に接触させた状態(移動体40の長さ方向に係る位置ずれの無い状態)であり、車幅方向において2つの給電側コイル11,12の中心点C11,C12から等距離の位置に受電側コイル13の中心点C13が位置しており、さらに中心軸A13は直線Lの鉛直上方に位置している。
また、2つの給電側コイル11,12の通電時における受電側コイル13の中心軸A13の方向は、当該2つの給電側コイル11,12に係る2つの中心軸A11,A12の方向と異なっている。すなわち、本実施の形態では、図3に示すように、受電側コイル13の中心軸A13の方向は車幅方向に設定されているが、給電側コイル11,12の中心軸A11,A12の方向は鉛直方向に設定されている。なお、本実施の形態では、受電側コイル13の中心軸A13の方向は、2つの給電側コイル11,12の中心軸A11,A12とそれぞれ異なっているが、中心軸A13の方向は、2つの給電側コイル11,12の少なくとも一方の中心軸A11又はA12の方向と異なっていれば良い(すなわち、この場合の中心軸A13の方向は、2つの給電側コイル11,12の中心軸A11,A12の一方に一致する。)。
ところで、本実施の形態に係る受電側コイル13は、その中心軸A13が車幅方向と平行に保持されるように移動体40の底面に固定されている。これは、主として、2つの給電側コイル11,12の配置方向(車幅方向)に中心軸A13の方向を一致させること(又は両者の方向をできるだけ近づけること)で、給電器51と受電器41の位置ずれに係る許容量を増大する観点と、受信側コイル13と鎖交する磁束を増加して充電効率を向上させる観点とに基づくものである。
また、2つの給電側コイル11,12の中心点C11,C12を通過する直線Lから受電側コイル13の中点C13までの距離(図2〜4の場合は、受電側コイル13の地面からの設置高さ)は、給電側コイル11,12が形成する磁界の特徴に応じて適宜調整することが好ましい。例えば、本実施の形態では、図3中の点Oから一方の給電側コイル11の中心点C11までの距離を半径とし、中心をOとする円周上に主な磁界が形成されるものとして、当該円の半径程度の高さに中心軸A13を保持している。これにより、2つの給電側コイル11,12に対して図2〜4が示すように受電側コイル13を配置させれば、給電側コイル11,12が発生する磁界の磁力線21が受信側コイル13の中心点C13で略垂直に鎖交する。
上記のように構成される無線給電システムにおいて、給電器51から受電器41に無線給電を行う(すなわち、蓄電装置42の充電を行う)には、まず運転者は移動体40を充電に適した範囲に停止させることになる。
まず、給電側コイル11,12の中間点Oの上方又はその近傍に受電側コイル13の中心点C13が位置するように移動体40を停止できた場合には、給電側コイル11,12と受電側コイル13コイルの関係は図2〜4に示したものとなる。
上記の無線給電システムでは、2つの給電側コイル11,12に係る面S11,12の成す角θは180度に設定されている。このように配置した2つの給電側コイル11,12に通電すると、当該コイル11,12の上方及び下方の空間に図2,3に示したように環状の磁力線によって表される磁界が発生する。当該環状の磁界は、直線Lを含む空間において所定の範囲に亘って形成される。
2つの給電側コイル11,12に通電したとき、受電側コイル13は、図2,3に示すように2つの給電側コイル11,12が形成する環状の磁界21中に配置されることになるので、効率良く充電することができる。また、本実施の形態では、受電側コイル13の中心軸A13は、直線Lと同一平面上に配置したとき、直線L(2つの給電側コイル11,12の配置方向)と平行になるように固定されている。そのため、図2,3の状態では、中心軸A13は、直線Lの鉛直上方に位置することになる。したがって、充電効率は他の場合と比較して顕著に高くなる。
ところで、移動体40の長さ方向の位置については車止め70をガイドにして当該範囲に停止することができるが、車幅方向に係る給電器51と受電器41の位置ずれの程度の大小は運転者の技量や経験等に応じて異なる。その結果、上記とは反対に、受電側コイル13の中心点C13が点Oの上方又はその近傍に位置するように移動体40を停止できなかった場合には、車幅方向に給電器51と受電器41の位置ずれが生じることになる。
図5は車幅方向において給電側コイル11,12と受電側コイル13の位置ずれが生じた状態を示す第1の図であり、図6はその第2の図である。図5では受電側コイル13が図中の左側にずれており、図6では図中の右側にずれている。
この場合にも、本実施の形態では、2つの給電側コイル11,12によって、給電器51と受電器41の間に位置する空間に環状に広がった磁界21を発生させることができるので、図2〜4の最適な位置から受電側コイル13の位置が車幅方向(2つの給電側コイル11,12の配置方向)にずれても、受電側コイル13での誘導電流の発生に有効な磁束21a,21bが図5,6に示すように存在する。これにより、車幅方向に位置ずれが生じても、図2〜4に示した場合よりも充電効率は相対的に低下するものの、問題無く充電できる。
本実施の形態における点Oからの車幅方向の位置ずれの許容量は、給電側コイル11,12の中心間距離の半分程度までが目安となる。すなわち、点Oの位置から当該許容量程度ずれても、給電側コイル11,12が発生する磁束と受電側コイル13を鎖交させることができるので、蓄電装置42の充電を行うことができる。
なお、図5,6中に示した環状の磁束(磁力線)21a,21bは、給電側コイル11,12によって形成される磁界に係る磁束21(図2〜4参照)のうち、位置ずれした受電側コイル13における誘導電流の発生に有効な磁束21a,21bを示しているに過ぎず、給電側コイル11,12によって形成される磁界に変化が生じる訳ではない。すなわち、図5,6の場合でも、給電側コイル11,12は図2〜4に示した環状の磁界を発生している。
ところで、仮に、2つの給電側コイル11,12の中心軸A11,A12が一致し、当該2つのコイル11,12の成す角θが0(すなわち、面S11と面S12が平行)であったとすると、2つの給電側コイル11,12に挟まれた空間内に受電側コイル13を配置しないと効果的な充電ができないことになる。そのため、当該2つの給電側コイル11,12に対する受電側コイル13の配置に制限が生じる。例えば、面S11と面S12が平行になるようにコイル11,12を鉛直方向に立てて配置した場合には、給電器51が地表に突出して障害物となる虞がある。すなわち、線的な移動のみを行う電車等の移動体の給電装置としては良いが、面的な移動も可能な移動体(例えば、自動車)の給電装置としては設置制限が大きくなり過ぎて不向きになることがある。
これに対して、本実施の形態のように2つの給電側コイル11,12を配置すると、当該2つのコイル11,12の間に環状の磁界の一部として曲線状の磁界が形成されるので、θが0の場合(2つのコイル11,12(2つの面S11,S12)が平行の場合)と比較して当該2つの給電側コイル11,12から比較的離れた位置に受電側コイル13を配置しても効果的な充電が可能になる。そのため、面的な移動が可能な自動車等の移動体の給電装置としても利用しやすい。
また、本実施の形態に係る受電側コイル13は、中心軸A13が車幅方向と略平行になるように保持されており、受電側コイル13が車幅方向(位置ずれの許容する方向に沿った寸法)に占める大きさは小さくて済むので、受電器41の車幅方向の寸法を小さくすることができる。また、これにより、移動体40の底面と受電器41の間に非磁性体(例えば、アルミニウム)から成る板状の部材(磁場漏洩防止板)を設置することで磁場漏洩の抑制を図る場合にも、当該磁場漏洩防止板の面積は小さくて済むので、移動体40への磁場漏洩も容易に抑制できる。
さらに、磁場漏洩の観点から本実施の形態をさらにみると、2つの給電側コイル11,12によって上記のような環状の磁界を地中側と地表側に作った場合には、まず、地中側での磁場漏洩は問題になることが少ない。また、地表側における磁場漏洩については、当該環状の領域から漏洩する磁場が少ないため、既述のように移動体40の底面に磁場漏洩防止板を設置するだけで容易に対応可能である。したがって、本実施の形態では、全体として容易に磁場漏洩を防止できる点もメリットとなる。
したがって、本実施の形態によれば、給電器51と受電器41の位置ずれの許容量を容易に増大することができる。
図7は本発明の第2の実施の形態に係る給電側コイル11,12と受電側コイル13の斜視図である。第1の実施の形態における給電側コイル11,12及び受電側コイル13は各コイルが形成する環の中に何も挿入しない空芯コイルであったが、本実施の形態では、給電側コイル11,12の背面(各給電側コイル11,12の軸方向に配置される2つ端面のうち受電側コイル13から遠い面)に強磁性体(例えば、鉄、フェライト)から成る板状のコア(一次側磁性体)31,32を取り付けており、さらに、受電側コイル13の環の内側に強磁性体(例えば、鉄、フェライト)から成る棒状のコア(二次側磁性体)33を備えている。なお、その他の構成については、第1の実施の形態と同じである。
図8は本発明の第2の実施の形態において給電側コイル11,12と受電側コイル13について車幅方向の位置ずれが生じた状態を示す図である。図5,6を用いて説明した第1の実施の形態の場合には、受電側コイル13の位置ずれに付随して給電側コイル11,12が発生する磁界自体には変化がなかったが、本実施の形態のように受電側コイル13にコア33が存在する場合には、当該コア33に付随して磁界が変化する。例えば、図8のように受電側コイル13の位置をずらすと、当該受電側コイル13(コア33)の位置に付随して磁界21Aが変化し非対称になる。このように、受電側コイル13をコアコイルとした場合には、空芯コイルとした場合(第1の実施の形態の場合)よりも当該コイルと鎖交する磁束を増加させることができるので、充電効率を向上させることができる。また、本実施の形態によれば、鎖交磁束が増加するので、給電側コイル11,12の小型化も図ることができる。
さらに、本実施の形態のように給電側コイル11,12の背面に板状のコア31,32を設けると、図8に示したように外部に漏洩する磁場の発生を抑制することができるので、充電効率をさらに向上させることができる。
ところで、上記の各実施の形態では、2つの給電側コイル11,12の成す角θが180度の場合について説明したが、2つの給電側コイル11,12によって環状の磁界21が形成できれば、θを180度以外の角度としても良い。強度の違いは生じるものの、理論上は、θが0より大きく360度未満であれば、環状の磁界の形成が可能である。
図9は本発明の第3の実施の形態に係る給電側コイル11a,12aと受電側コイル13の正面図である。この図に示す無線給電装置は、2つの給電側コイル11a,12aを備えており、当該2つの給電側コイル11a,12aの成す角θは0より大きく180度未満の値である160度に設定されている。このように給電側コイル11a,12aを配置しても、環状の磁界21を発生させることができるので、上記の各実施の形態と同様の効果を奏することができる。特に、本実施の形態では、第1の実施の形態よりも受電側コイル13に給電側コイル11a,12aを近づけることができるため、充電効率を向上することができる。
ところで、上記の各実施の形態では、上記の各実施の形態では、2つの給電側コイル11,12(11a,12a)を有する給電器51を備えた場合について説明したが、給電器51に係る複数の給電側コイルに係る環の内部を全て通過する磁力線が描くことができる「環状の磁界」を形成することができれば、給電器51に備える給電側コイル11,12の個数は3以上としてもよい。
図10は本発明の第4の実施の形態に係る給電側コイル11b,12b,14,15と受電側コイル13の正面図である。この図に示す無線給電装置は、4つの給電側コイル11b,12b,14,15を備えている。
4つの給電側コイル11b,12b,14,15のうち、受電側コイル13に鎖交させるための磁束の発生に影響を与えるのは、充電時の受電側コイル13に隣りあって設置されている2つの受電側コイル11b,12bである。そこで、本実施の形態のように給電側コイルが3つ以上存在する場合の給電側コイルの成す角θは、受電側コイル13に隣り合う2つの給電側コイル11b,12bを基準にする。図10の場合、2つの給電側コイル11b,12bの成す角θは、180度より大きく360度未満の値である200度に設定されている。このように給電側コイル11b,12bを配置しても、環状の磁界21を発生させることができる。
給電側コイル14は、2つの給電側コイル11b,12bが発生する環状の磁界21上であって、給電側コイル11bの下方にこれと近接して設置されている。2つの給電側コイル11b,12bが発生する環状の磁界21上であって、給電側コイル15は、給電側コイル12bの下方にこれと近接して設置されている。このように相対的に下方に位置するコイル14,15を、相対的に上方に位置するコイル11b,12bに近接させると、2つのコイル11b,12bの成す角θが第1の実施形態等よりも大きくなった場合にも、受電側コイル13の鎖交磁束の低下を抑制することができる。
したがって、上記のように構成した本実施の形態によっても、複数の給電側コイル11b,12b,14,15によって環状の磁界を形成することができ、給電器51と受電器41の位置ずれの許容量を容易に増大できる。
なお、上記の各実施の形態では、給電ステーション50に設置した車止め70との関係上、2つの給電側コイル11,12を車幅方向に配置して給電器51を構成する場合について説明したが、その他の方向(例えば、移動体40の長さ方向)に2つの給電側コイル11,12を配置して給電器51を構成しても良い。この場合には、当該2つの給電側コイル11,13を配設した方向が、位置ずれを許容する主な方向となる。
また、図1に示した受電器41は、給電器51が埋設された地面60に対向するように移動体40の底面に設置されているが、給電器51に対向配置されれば良く、給電器51の設置位置に応じて他の場所に設置しても良い。例えば、給電器51が移動体40の側面に設置される場合には、当該給電器51に対向するように移動体40の側面に設置すれば良いし、給電器51が移動体40の上方に設置される場合には、移動体40の上面に設置すれば良い。また、図1に示した給電器51は、地面(路面)60に埋設されているが、既述のように受電器41と対向配置されれば他の場所に設置しても良い。
さらに、上記の各実施の形態における複数の給電側コイルの配置は、これによって形成された環状の磁界の主な磁力線が、所定の直線に対して線対称の閉曲線(楕円や円等)で描けるものであった。しかし、このような磁力線が描けるものに限られず、各給電側コイルの内部(環の内側)をすべて通過する磁力線が閉曲線で描けるものであれば、他の配置をしても本発明は適用可能である。
例えば、所定の面上に位置する所定の閉曲線上の異なる位置に、複数の給電側コイルの中心点が位置するように配置しつつ、さらに当該閉曲線上において各給電側コイルの中心軸と当該閉曲線が接するように配置するものがある。このように閉曲線上に配置した各給電側コイルに対して、当該閉曲線が各給電側コイルの環を貫く方向を基準として当該各給電側コイルに同じ方向に電流を流すと、当該閉曲線に概ね沿った磁力線を有する磁界が形成され、当該磁界は当該各給電側コイルが電線で形成する複数の環の全ての内側を通過する環状のものとなる。
なお、本発明は、上記で説明した各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内の様々な変形例が含まれる。例えば、本発明は、上記の実施の形態で説明した全ての構成を備えるものに限定されず、その構成の一部を削除したものも含まれる。また、ある実施の形態に係る構成の一部を、他の実施の形態に係る構成に追加又は置換することが可能である。
11,12…給電側コイル、13…受電側コイル、14,15…給電側コイル、21…磁界(磁力線)、31,32,33…磁性体(コア)、40…移動体(電気自動車)、41…受電器、42…蓄電装置、43…インバータ装置、44…モータ、50…給電ステーション、51…給電器、52…インバータ装置、53…電源、60…地面、70…車止め

Claims (4)

  1. 複数の一次側コイルを有し、地面に対して固定された給電器と、
    前記複数の一次コイルの通電時に当該複数の一次コイルのうち隣り合う2つの一次コイルが発生する磁束に鎖交するように配置される二次側コイルを有し、電動式移動体に搭載された受電器とを備え、
    前記隣り合う2つの一次コイルの中心軸に直交する2つの面の成す角は0より大きく360度未満であり、
    前記複数の一次コイルは、所定の面上に位置する所定の閉曲線上の異なる位置に、当該複数の一次コイルの中心点が位置するように配置されており、
    前記給電器から前記受電器への給電時において、前記複数の一次コイルの全てに対して、前記閉曲線が当該複数の一次コイルの各環を貫く方向を基準として同じ方向に電流が流されることで、前記複数の一次コイルが形成する各環の全ての内側を通過する磁束が発生され、また、前記二次コイルは、前記隣り合う2つの一次コイルの間で前記閉曲線に鎖交するように配置されることを特徴とする無線給電システム。
  2. 請求項1に記載の無線給電システムにおいて、
    前記二次コイルの中心軸は、前記電動式移動体の長さ方向又は幅方向に保持されており、
    前記隣り合う2つの一次コイルの中心点を通過する直線と前記二次コイルの中心軸が同一平面上に位置するように前記電動式移動体を移動させたとき、前記直線は前記二次コイルの中心軸に平行であることを特徴とする無線給電システム。
  3. 請求項1又は2に記載の無線給電システムにおいて、
    前記隣り合う2つの一次コイルの中心点を通過する直線と前記二次コイルの中心軸が同一平面上に位置する位置を前記電動式移動体の目標停止位置として示す指示体をさらに備え、
    前記給電器から前記受電器への給電時には、前記電動式移動体は前記目標停止位置で停止されることを特徴とする無線給電システム。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の無線給電システムにおいて、
    前記複数の一次コイルは地中に埋設されて固定されるインバータに接続され、
    当該インバータは地中に埋設されて固定される電源に接続されることを特徴とする無線給電システム。
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