JP2008108610A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】端部セルにおいてアノード側の温度がカソード側のそれよりも低くならないように効率的に調整でき、端部セルの電圧低下を抑制できる燃料電池。
【解決手段】燃料電池1は、アノード32A及びカソード32Bを有する単セル2が積層されてなるセル積層体3と、セル積層体3における総マイナス側の単セル2bを、当該単セル2bのアノード32A側から冷却するための冷媒流路48と、冷媒流路48に冷媒を供給するための冷媒入口53aと、冷媒流路48から冷媒を排出するための冷媒出口53bと、を備える。さらに、燃料電池1は、冷媒入口53a側よりも冷媒出口53b側への加熱量が多くなるように構成された加熱手段91を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、単セルが積層されたセル積層体を有する燃料電池に関するものである。
従来、固体高分子型の燃料電池の単セルは、電解質膜、アノード(陰極)及びカソード(陽極)からなるMEA(Membrane Electrode Assembly)を有し、さらにMEAを挟持する一対のセパレータを有する(例えば、特許文献1参照。)。燃料電池では、このような単セルを複数積層してセル積層体を構成し、セル積層体の両端部に位置する単セル(以下、「端部セル」という。)の外側に、集電板、絶縁板及びエンドプレートなどを配置する。
燃料ガス及び酸化ガスは、セル積層体の一方の端から他方の端に向けて流れ、各単セルの燃料ガス流路及び酸化ガス流路へと供給される。通常、酸化ガスは、燃料ガスよりも多くセル積層体に供給され、排出される。この両ガスの電気化学反応により、単セルの起電力が得られると共に、カソード側で水が生成される。生成水は、酸化ガス又は燃料ガスの流れによって単セル外に排水される。
電気化学反応で発生した熱は、セル積層体の温度が適切な運転温度に保たれるように、冷媒により排熱される。通常、冷媒は、セル積層体の一方の端から他方の端に向けて流れ、単セル間に形成された冷媒流路に供給される。また、端部セルのセパレータと集電板との間にも冷媒流路(以下、「端部冷媒流路」という。)が形成される。
特許文献1に記載されているように、端部セルは、セル積層体の他の単セルよりも温度が低くなるという事実がある。これは、端部セルが、集電板、絶縁板及びエンドプレートからの放熱の影響を受け、端部冷媒流路の冷媒の温度が下がるからである。特に、セル積層体における総マイナス側の端部セルでは、アノード側の温度がカソード側の温度よりも低くなる。
この両極の温度差の結果、酸化ガス流路から燃料ガス流路に水蒸気が移動し、燃料ガス流路に液水が発生する。この液水は燃料ガス流路の燃料ガスの流れによって排水されないわけではないが、燃料ガスは液水を排水するエネルギー(流量)が酸化ガスに比べて小さい。このため、液水が十分に持ち去られず、総マイナス側にある燃料ガス流路でフラッディング(湿潤過多)となり易い。その結果、総マイナス側にある端部セルへの燃料ガスの供給量が減少して、この端部セルの電圧が低下するという現象が生じる。
このような端部セルの温度低下に着目した特許文献1の燃料電池は、端部セルと集電板との間に薄板状の発熱体を備える。そして、発熱体のジュール熱の値を、燃料電池の両端から放散される熱量に見合った値にすることで、セル積層体の温度の分布の均一化を図ろうとしている。
特開平8−167424号公報
しかし、このような特許文献1に記載の燃料電池では、発熱体の全体を発熱させて端部セルの全体を加熱するので、熱量及び電力を多く必要としていた。また、両端の端部セルの温度を上げようとするので、条件によっては、総プラス側の端部セルの温度が他の単セルよりも高くなることも生じる。その場合には、アノード側の温度がカソード側の温度よりも低くなり、総マイナス側の端部セルで生じる上記の電圧低下の現象が総プラス側の端部セルでも生じてしまう。
本発明は、端部セルにおいてアノード側の温度がカソード側のそれよりも低くならないように効率的に調整でき、端部セルの電圧低下を抑制できる燃料電池を提供することをその目的としている。
上記目的を達成するべく、本発明の燃料電池は、アノード及びカソードを有する単セルが積層されてなるセル積層体と、セル積層体における総マイナス側の単セルを当該単セルのアノード側から冷却するための冷媒流路と、冷媒流路に冷媒を供給するための冷媒入口と、冷媒流路から冷媒を排出するための冷媒出口と、冷媒入口側よりも冷媒出口側への加熱量が多くなるように構成された加熱手段と、を備えるものである。
この構成によれば、総マイナス側の単セルのアノード側の温度を加熱手段により上げることができる。また、本来、単セルの発熱反応と冷媒の流れとの関係上、カソードとアノードとの温度差は、冷媒入口側に比べて冷媒出口側で大きくなる。本発明によれば、冷媒出口側への加熱量を比較的多くしているので、アノード側の温度をカソード側のそれよりも低くならないように効率的に調整できる。したがって、総マイナス側の単セルのフラッディングを抑制でき、この単セルの電圧低下を抑制できる。また、全体を均一の加熱量としないので、小電力ともなる。
本発明の好ましい一態様によれば、加熱手段は、冷媒入口側よりも冷媒出口側で冷媒を加熱するように構成される。この場合、冷媒を直接加熱するようにしてもよいし、冷媒を間接的に加熱、つまり熱伝達により冷媒を加熱するようにしてもよい。
本発明の好ましい一態様によれば、加熱手段は、冷媒入口側よりも冷媒出口側に配置された発熱体である。
これにより、冷媒出口側のみを効率よく加熱できる。
本発明の好ましい一態様によれば、燃料電池は、総マイナス側の単セルに積層された集電板と、集電板の外側に配置された絶縁板と、を備える。そして、発熱体は、集電板と絶縁板との間に配置される。
これにより、総マイナス側の単セルのアノード側を好適に加熱できる。
本発明の好ましい一態様によれば、燃料電池は、発熱体を有するプレートであって、集電板と絶縁板とに挟持されるプレートを備える。
これにより、例えば燃料電池全体に圧縮荷重がかかる場合にも、発熱体を安定して配置することができる。
本発明の好ましい一態様によれば、プレートは、発熱体が設けられる第1の部分と、第1の部分に隣接する第2の部分と、を有する。そして、第1の部分は、第2の部分よりも熱伝導率が高い材料で構成される。
これにより、発熱体の熱を集電板に好適に熱伝達でき、総マイナス側のアノード側を加熱できる。
本発明の好ましい一態様によれば、発熱体は、PTC抵抗体である。
この構成によれば、アノード側の低温時にはPTC抵抗体が通電して発熱するので、アノード側の温度を上げることができる。一方、アノード側の高温時には、PTC抵抗体は電気抵抗値が上がって通電させないようにもできる。こうすることで、PTC抵抗体が発熱しなくなるので、アノード側の温度を必要以上に上げなくて済む。このように、PTC抵抗体の特性を有効に利用することで、フラッディングが生じ易いときには、アノード側の温度を上げてフラッディングを抑制できる一方、ドライアップし易いときには、それを抑制できる。
本発明の好ましい一態様によれば、燃料電池は、総マイナス側の単セルに積層された第1の集電板と、第1の集電板にPTC抵抗体を介して積層された第2の集電板と、を備える。そして、第2の集電板は、PTC抵抗体が通電可能なときに、当該燃料電池が発電した電流が第1の集電板と並列で第2の集電板を流れるように構成される。
本発明の好ましい一態様によれば、加熱手段は、当該燃料電池の温度、その出力電圧、総マイナス側の単セルの温度、その出力電圧、及び冷媒の温度の少なくとも一つに基づいて、冷媒への加熱量を制御する。
これにより、燃料電池の色々な運転状態に応じて、総マイナス側の単セルのアノード側の温度をコントールできる。
本発明の好ましい一態様によれば、総マイナス側の単セルは、アノードに燃料ガスを供給する第1のセパレータと、カソードに酸化ガスを供給する第2のセパレータと、を有する。そして、冷媒流路の少なくとも一部は、第1のセパレータに形成される。
本発明の別の燃料電池は、アノード及びカソードを有する単セルが積層されてなるセル積層体と、セル積層体における総マイナス側の単セルを当該単セルのアノード側から冷却するための冷媒流路と、冷媒流路に冷媒を供給するための冷媒入口と、冷媒流路から冷媒を排出するための冷媒出口と、冷媒入口側よりも冷媒出口側において冷媒の放熱量が少なくなるように、当該冷媒出口側での冷媒の温度低下を抑制する抑制手段と、を備えるものである。
この構成によれば、総マイナス側の単セルのアノード側の温度が低下することを効率的に抑制できる。これにより、上記した本発明の燃料電池と同様に、総マイナス側の単セルのフラッディングを抑制でき、この単セルの電圧低下を抑制できる。
本発明の燃料電池によれば、端部セルにおいてアノード側の温度がカソード側のそれよりも低くならないように効率的に調整でき、端部セルの電圧低下を抑制できる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態に係る燃料電池について、車両に好適な固体高分子型の燃料電池を例に説明する。もちろん、燃料電池を備えた燃料電池システムは、車両のみならず、例えば船舶、飛行機及びロボットといった自走式の移動体に搭載することもできるし、定置の発電システムとしても用いることが可能である。
<第1実施形態>
図1は、燃料電池の断面図である。
燃料電池1は、基本単位である単セル2を積層してなるセル積層体3を有する。セル積層体3は、同一種、つまり互いに同一構造の単セル2を多数積層してなる。セル積層体3の両端に位置する単セル2(以下、「端部セル2a」又は「端部セル2b」という。)の外側には、それぞれ順次、集電板5a、5b、絶縁板6a、6b及びエンドプレート7a、7bが配置される。そして、燃料電池1は、セル積層方向に圧縮荷重が付与される。端部セル2aは、セル積層体3における総プラス側に位置し、端部セル2bは、セル積層体3における総マイナス側に位置する。
燃料ガス、酸化ガス及び冷媒は、エンドプレート7aに接続した供給管からセル積層体3内に供給され、セル積層方向に流れると共に各単セル2の平面方向に流れる。その後、燃料ガス、酸化ガス及び冷媒は、エンドプレート7aに接続した排出管から燃料電池1外へと排出される。なお、図1は、冷媒の流れを矢印を用いて示し、他の流体(燃料ガス及び酸化ガス)に関連する構成を省略している。
ここで、燃料ガスとは、水素を含む水素ガスを意味する。また、酸化ガスとは、酸素や空気を代表とする酸化剤を含有するガスを意味する。燃料ガスおよび酸化ガスは、反応ガスと総称されることがある。冷媒は、例えば冷却水である。
図2は、単セル2の断面図である。
単セル2は、MEA20及び一対のセパレータ22A,22Bを備える。例えば接着により、MEA20、セパレータ22A及びセパレータ22Bが一体化される。
MEA20(膜―電極アッセンブリ)は、電解質膜30と、電解質膜30を挟んだアノード32A及びカソード32Bと、で構成される。アノード32A及びカソード32Bは、拡散層36及び触媒層38で構成される。拡散層36は、例えば多孔質のカーボン素材からなる。触媒層38の触媒としては例えば白金が好適に用いられる。
セパレータ22A,22Bは、ガス不透過の導電性材料で構成される。導電性材料としては、カーボン、導電性樹脂の他、アルミニウム等の金属が挙げられる。セパレータ22Aは、表面に燃料ガス流路40を有し、裏面に冷媒流路44Aを有する。セパレータ22Bは、表面に酸化ガス流路42を有し、裏面に冷媒流路44Bを有する。
燃料ガス流路40が燃料ガスをアノード32Aに供給し、酸化ガス流路42が酸化ガスをカソード32Bに供給することにより、MEA20内で電気化学反応が生じる。これにより、単セル2の起電力が得られる。また、この電気化学反応により、カソード32B側に水が生成されると共に発熱する。冷媒は、電気化学反応で発生した単セル2の熱を低減し、燃料電池1の温度上昇を抑制する。
隣接する二つの単セル2,2の一方の冷媒流路44Aが他方の冷媒流路44Bと連通することで、単セル2,2間に冷媒を供給する冷媒流路が構成される。また、端部セル2aと集電板5aとの間にも冷媒流路46が構成される。冷媒流路46は、端部セル2aのセパレータ22Bの冷媒流路44Bが、集電板5aに形成された冷媒流路44Cに連通することで構成される。また、端部セル2bと集電板5bとの間にも冷媒流路48が構成される。冷媒流路48は、端部セル2bのセパレータ22Aの冷媒流路44Aが、集電板5bに形成された冷媒流路44Dに連通することで構成される。冷媒流路44C、44Dは、冷媒流路44A,44Bと同様の形状であればよい。
ここで、冷媒流路48は、総マイナス側の端部セル2bを、そのアノード32A側から冷却するためのものであるといえる。一方、端部セル2bとこれに隣接する単セル2との間に構成される冷媒流路は、総マイナス側の端部セル2bを、そのカソード32B側から冷却するためのものであるといえる。
他の実施態様では、冷媒流路44Dを省略して、冷媒流路48を冷媒流路44Aのみで構成しても良い(例えば、図11参照。)。また、別の実施態様では、発電に寄与する反応ガスを流さないいわゆるダミーセパレータを端部セル2bと集電板5bとの間に配置し、ダミーセパレータに冷媒流路44Dを形成してもよい。いずれの場合にせよ、冷媒流路48の少なくとも一部は冷媒流路44Aによって構成される。
図3は、セパレータ22Aを冷媒流路44A側から見た平面図である。なお、セパレータ22Bの形状もセパレータ22Aと同様であるが、ここでは詳細な説明及び図面を省略する。
セパレータ22A、22Bは、平面視矩形状に形成される。各セパレータ22A、22Bは、冷媒流路44A,44Bの周囲に周縁部を有する。周縁部の一つの辺部には、燃料ガス、酸化ガス及び冷媒の供給側の入口51a,52a,53aが貫通形成される。また、この辺部とは対辺の関係にある他の辺部には、燃料ガス、酸化ガス及び冷媒の排出側の出口51b,52b,53bが貫通形成される。
冷媒流路44A,44Bは、冷媒入口53a及び出口53bと接続される。冷媒流路44A,44Bは、例えば、重力方向で下側にある冷媒入口53aから冷媒を供給され、この冷媒を重力方向の下側から上側へと流す際に蛇行させ、冷媒出口53bから排出する。冷媒流路44A,44Bは、途中に折り返し部を有する溝状のサーペンタイン流路で構成される。例えばプレス成形によって、セパレータ22Aの両面に燃料ガス流路40及び冷媒流路44Aが同時に形成される。セパレータ22Bの両面の流路42、44Bも同様に形成される。なお、冷媒流路44A,44Bを、凹凸の繰り返しが一方向に延びる複数のストレート流路で構成してもよい。
そして、セル積層体3では、全ての単セル2の冷媒入口53aが積層方向に連通して、セル積層体3内を積層方向に延びる供給マニホールド55が構成される(図1参照)。また、全ての単セル2の冷媒出口53bが積層方向に連通して、セル積層体3内を積層方向に延びる排出マニホールド56が構成される(図1参照)。
ここで、図1及び図3において、符号Wiは供給マニホールド55内の冷媒の流れを示し、Woは排出マニホールド56内の冷媒の流れを示す。また、符号wiは単セル2又は単セル2、2間への冷媒の流れを示し、woは単セル2又は単セル2,2間への冷媒の流れを示す。
したがって、冷媒は、燃料電池1外から供給マニホールド55に供給され、供給マニホールド55から各単セル2,2間の冷媒流路のほか、冷媒流路46及び冷媒流路48に供給される。そして、これら冷媒流路を流れた冷媒は、排出マニホールド56にて合流し、燃料電池1外へと排出される。
図示省略したが、燃料電池1は、各流体に対応した供給管及び排出管を含む燃料電池システムに組み込まれる。燃料電池システムでは、通常、酸化ガスは、コンプレッサにより燃料電池1に圧送されるが、その圧送過程の際に加湿される。また、燃料電池1には、酸化ガスの方が燃料ガスよりも多く供給され、多く排出される。
したがって、燃料電池1から排出される酸化ガス及び燃料ガスが持ち去る水分は、酸化ガスの方が多い。つまり、本実施形態の燃料電池1は、燃料ガスによる単セル2内の水分の持ち去り量が、酸化ガスによる単セル2内の水分の持ち去り量よりも少ない燃料電池システムに組み込まれる。なお、厳密には、水分の持ち去り量は、カソード32Bでの生成水量や、カソード32Bから電解質膜30を介したアノード32Aへの水分の移動し易さ等の条件も考慮して、算出されるものである。
続いて、図1及び図4を参照して、本発明の特徴部分である加熱構造について説明する。
図1に示すように、プレート80は、集電板5bと絶縁板6bとに挟持される。ただし、プレート80と集電板5bとの間には、絶縁シート82が設けられる。
図4に示すように、プレート80は、平面視矩形状に形成される。プレート80のサイズは、絶縁板6bやセパレータ22A,22Bのサイズと同程度又は同じである。プレート80は、燃料電池1の締結時の圧縮荷重によって変形しない程度の強度を有する。
プレート80は、ヒータ91を有する第1の部分92と、ヒータ91のない第2の部分93と、で構成される。ヒータ91(加熱手段)は、リード線からの電力供給により、発熱体として機能する。ヒータ91への電力供給は、燃料電池1が発電した電力により行うことができる。ヒータ91は、第1の部分92の内部に埋め込まれる。
第1の部分92は、第2の部分93に隣接する。例えば、第1の部分92はプレート80の上半部を構成し、第2の部分93はプレート80の下半部を構成する。第1の部分92は、第2の部分93よりも熱伝導率が高い材料で構成される。例えば、第1の部分92はアルミニウムからなり、第2の部分93は硬質の樹脂からなる。こうすることで、第2の部分93と絶縁板6bとの絶縁性と、第2の部分93から絶縁シート82を介して集電板5bへの伝熱性が高まる。なお、第1の部分92は、絶縁材料で表面処理されることが好ましい。
ここで、図3及び図4を参照するに、ヒータ91は、冷媒の入口53a側よりも、出口53b側に寄せて配置される。つまり、ヒータ91は、入口53a側よりも出口53b側への加熱量が多くなるように、より正確には、冷媒流路48における出口側53b側に近い部分を熱伝達により加熱するように構成される。なお、図1において、プレート80内に点線で示す符号94は、ヒータ91による加熱領域の一例を表す。
したがって、ヒータ91を通電すると、ヒータ91の熱は集電板5bに伝達され、冷媒流路48を流れる冷媒に伝達される。この加熱された冷媒によって、端部セル2bのアノード32A側のうち、出口53bに近い側が温められる。また、集電板5bと端部セル2bのセパレータ22Aとの接触部分からの熱伝達によっても、端部セル2bのアノード32A側のうち、出口53bに近い側が温められる。
本発明の作用効果について、図5ないし図8を参照して説明する。
図5ないし図8に示す「従来例」とは、本発明のプレート80を具備しない比較例に係る燃料電池を意味する。
図5、図6及び図8の横軸はセル積層体3における単セル2の積層位置であり、図7の横軸は端部セル2bのセル面内位置(積層方向に直交する面内位置)であり、「入口側」は入口53a側を、「出口側」は出口53b側を示す。一方、図5及び図7の縦軸は冷媒の温度(℃)である。また、図6の縦軸は、単セル2におけるカソード32B側(プラス側)の冷媒温度からアノード32A側(マイナス側)の冷媒温度を減算した温度差(℃)である。さらに、図8の縦軸は、単セル2に含まれる水分量(g/セル)である。
図5に示すように、従来例では、セル積層体3の両端の冷媒温度は、中央部に比べて低い。これは、上述したように、端部セル2a、2bがエンドプレート7a,7b等からの放熱の影響を受けて、冷媒の温度が下がるからである。
これに対し、本発明では、上記のヒータ91で端部セル2b側を加熱できる。これにより、本発明では、端部セル2b側の冷媒温度が、セル積層体3の中央部の単セル2の冷媒温度と同等になるか(曲線L1参照)、それよりも高くなる(曲線L2参照)。
また、図6に示すように、従来例では、セル積層体3の両端において、単セル2におけるカソード32B側とアノード32A側の冷媒の温度差が、セル積層体3の中央部のそれに比べて大きい。これは、端部セル2aではカソード32B側がエンドプレート7a等からの放熱の影響を受け、端部セル2bではアノード側32A側がエンドプレート7b等からの放熱の影響を受けるからである。
これに対し、本発明では、上記のヒータ91で端部セル2bのアノード32A側を加熱できる。これにより、端部セル2bのアノード32A側の冷媒の温度を上昇させることができる。したがって、本発明では、端部セル2b側の両極間の冷媒温度差は、セル積層体3の中央部の単セル2の冷媒温度差と同等になるか(曲線L3参照)、それよりも低くなる(曲線L4参照)。
特に、図7に示すように、従来例では、端部セル2bにおいて、アノード32A側及びカソード32B側の冷媒温度は入口53a側でほぼ同じであるが、出口53bに向かい、その温度差が大きい。これは、端部セル2bが発電反応により発熱して、アノード32A側及びカソード32B側の冷媒が出口53bに向かうにつれて温度上昇する一方で、上記のとおり、アノード32A側では放熱の影響を受けることで、アノード32A側の冷媒温度の上昇が抑制されるからである。
これに対し、本発明では、上記のヒータ91によって、端部セル2bのアノード32A側のうち出口53bに近い側を選択的に加熱できる。これにより、端部セル2bのアノード32A側の全領域を加熱する場合に比べて、少ない加熱領域94となるので、少ない電力で加熱できる。したがって、端部セル2bの出口53b側において、アノード32A側の冷媒温度をカソード32B側のそれよりも低くならないように効率的に調整できる。なお、図7に示す「アノード(本発明)」は、アノード32A側の冷媒温度をカソード32B側のそれよりも高くした例である。
図8に示すように、従来例では、端部セル2bの含水量がセル積層体3の他の単セル2に比べて多い。これは、前述のとおり、端部セル2bでの温度差の結果、端部セル2bのアノード32A側(燃料ガス流路40)で液水が発生するが、その液水が燃料ガスによって持ち去られ難いからである。
これに対し、本発明では、図5及び図6に示すように、端部セル2bにおいて、アノード32A側がカソード32B側よりも低温となる温度差の発生を抑制できる。これにより、図8に示すように、端部セル2bの含水量は、セル積層体3の中央部の単セル2の含水量と同等になるか(曲線L5参照)、それよりも低くなる(曲線L6参照)。
以上説明したように、本実施形態の燃料電池1によれば、端部セル2bのアノード32A側の温度を、比較的小さい電力で上げることができる。これにより、端部セル2bにおいてアノード32A側の温度がカソード32B側のそれよりも低くならないように効率的に調整でき、端部セル2bのフラッディングを抑制できる。それゆえ、端部セル2bの電圧低下を抑制できる。
なお、ヒータ91は、外気温、燃料電池1の温度、端部セル2bの温度、及び端部セル2bの両極間の温度差の少なくとも一つに基づいて、加熱開始、加熱時間及び加熱量が制御されるとよい。特に、ヒータ91は、これらの温度の低温時に発熱することが好ましい。
ここで、燃料電池1の温度は、例えば、冷媒の供給管での温度又は冷媒の排出管での温度である。また、端部セル2bの温度は、例えば、冷媒流路48における冷媒の温度であり、端部セル2bの両極間の温度差は、例えば、冷媒流路48の冷媒の温度と、端部セル2bと単セル2との間の冷媒流路44Bの冷媒の温度との差である。
また、ヒータ91は、燃料電池1の出力及び端部セル2bの出力に基づいて、加熱開始、加熱時間及び加熱量が制御されるとよい。特に、端部セル2bの出力が低下した場合に、ヒータ91は発熱することが好ましい。さらに、燃料電池1の低負荷発電時に、ヒータ91を発熱させてもよい。
<第2実施形態>
次に、図9及び図10を参照して、第2実施形態に係る燃料電池1について相違点を中心に説明する。第1実施形態との大きな相違点は、他の加熱構造を採用したことである。この加熱構造は、ヒータ91の代わりに、発熱体としてPTC抵抗体100を用いたものである。なお、第1実施形態と共通する第2実施形態の構成については、第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
図10に示すように、PTC抵抗体100は、所定の温度T1までは通電して発熱する一方、所定の温度T1になると、その電気抵抗値RPTCが急激に上昇して通電しなくなり、発熱しなくなる、という特徴を有する。温度T1は、固体高分子型の燃料電池1の発電時の温度を考慮し、例えば70℃に設定される。また、電気抵抗値RPTCは、例えば0℃では10RAに設定され、その範囲は例えば10RA〜∞に設定される。
図9に示すように、PTC抵抗体100は、集電板5bと第2の集電板110との間に配置される。集電板5bと絶縁板6bとの間では、PTC抵抗体100及び第2の集電板110が冷媒の出口53bよりに配置されて挟持される一方、冷媒の入口53aよりには絶縁板120が配置されて挟持される。
そして、図9に示すように、燃料電池1では、負荷130に電流を供給する電気的な回路140が構成される。回路140では、集電板5bと補正抵抗141(電気抵抗値RA)とが直列接続された部分と、第2の集電板110がある部分とが、負荷130に対して並列に接続される。ここでは、前者の部分を流れる電流をiAとし、後者の部分を流れる電流をiBとし、負荷130に供給される発電電流をIとする。これらの関係は、以下のとおりに表現できる。
I=iA+iB
また、iBは、次のように表現できる。
B={RA/(RA+RPTC)}×I
ここで、上記のとおり、仮にRPTCが10RA〜∞の間の値をとるとなると、iBは0〜0.09×Iの値をとることになる。この場合には、70℃未満では総発電電流Iの約1割分で端部セル2bのアノード32A側の加熱を行い、70℃以上では加熱しない。
本実施形態によれば、低負荷運転及び冷媒温度が低い場合(例えば70℃未満)、燃料電池1の発電電流は、集電板5bと並列でPTC抵抗体100及び第2の集電板110を流れ、PTC抵抗体100は発熱しヒータON状態となる。これにより、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。一方、冷媒温度が高い場合(例えば70℃以上)は、PTC抵抗体100のRPTCが増加するので、発電電流は集電板5bのみ流れる。
<第3実施形態>
次に、図11を参照して、第3実施形態に係る燃料電池1について相違点を中心に説明する。第1実施形態との大きな相違点は、加熱構造に代えて、温度の低下を抑制する抑制手段を採用したことである。なお、第1実施形態と共通する第3実施形態の構成については、第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
この抑制手段は、第1実施形態で説明した集電板5b、絶縁板6b及びエンドプレート7bの構造を工夫することで構成される。具体的には、集電板5bには、排出マニホールド56の延長上に貫通孔200を形成する。絶縁板6bには、貫通孔200に連通する流路210を形成し、エンドプレート7bには、流路210に連通する流路220を形成する。
流路210及び流路220からなるバイパス流路230は、端部セル2bの冷媒の入口53a側よりも出口53b側に近い位置に、折り返し部を有するように形成される。そして、バイパス流路230は、燃料電池1外のバイパス配管240に接続される。バイパス流路230及びバイパス配管240は、セル積層体3内の排出マニホールド56をバイパスして冷媒を流すものであり、この冷媒を排出マニホールド56から排出された冷媒に、燃料電池1外にある合流点250にて合流させる。
本実施形態によれば、燃料電池1の発熱反応により温度上昇した冷媒の一部が、バイパス流路230に流れる。このため、端部セル2bでは、入口53a側よりも出口53b側において、冷媒の放熱量が少なくなる。これにより、端部セル2bの出口53b側での冷媒の温度低下を抑制でき、端部セル2bのアノード32A側の温度低下を効率的に抑制できる。したがって、本実施形態によっても、第1実施形態と同様に、端部セル2bのフラッディングを抑制でき、端部セル2bの電圧低下を抑制できる。
第1実施形態に係る燃料電池を示す断面図である。 第1実施形態に係る燃料電池の単セルの断面図である。 第1実施形態に係る単セルのセパレータの平面図である。 第1実施形態に係る加熱手段を備えたプレートの平面図である。 単セルの積層位置と冷媒温度との関係について、従来例及び本実施形態を示すグラフである。 単セルの積層位置と単セルにおける極間の温度差との関係について、従来例及び第1実施形態を示すグラフである。 総マイナス側の端部セルのセル面内における位置と、アノード側及びカソード側の冷媒温度との関係について、従来例及び第1実施形態を示すグラフである。 単セルの積層位置と単セルの含水量との関係について、従来例及び第1実施形態を示すグラフである。 第2実施形態に係る燃料電池を示す断面図である。 第2実施形態に係るPTC抵抗体の特性を示すグラフである。 第3実施形態に係る燃料電池を示す断面図である。
符号の説明
1…燃料電池、2…単セル、2a…総プラス側の端部セル、2b…総マイナス側の端部セル、3…セル積層体、5a,5b…集電板、6a,6b…絶縁板、7a,7b…エンドプレート、20…MEA、22A…セパレータ、22B…セパレータ、32A…アノード、32B…カソード、40…燃料ガス流路、42…酸化ガス流路、44A,44B,44C,44D,46,48…冷媒流路、53a…冷媒入口、53b…冷媒出口、80…プレート、91…ヒータ(加熱手段、発熱体)、92…第1の部分、93…第2の部分、100…PTC抵抗体、110…第2の集電板、230…バイパス流路(抑制手段)

Claims (11)

  1. アノード及びカソードを有する単セルが積層されてなるセル積層体と、
    前記セル積層体における総マイナス側の単セルを、当該単セルのアノード側から冷却するための冷媒流路と、
    前記冷媒流路に冷媒を供給するための冷媒入口と、
    前記冷媒流路から冷媒を排出するための冷媒出口と、
    を備えた燃料電池において、
    前記冷媒入口側よりも前記冷媒出口側への加熱量が多くなるように構成された加熱手段を、更に備えた燃料電池。
  2. 前記加熱手段は、前記冷媒入口側よりも前記冷媒出口側で前記冷媒を加熱するように構成された、請求項1に記載の燃料電池。
  3. 前記加熱手段は、前記冷媒入口側よりも前記冷媒出口側に配置された発熱体である、請求項1又は2に記載の燃料電池。
  4. 前記総マイナス側の単セルに積層された集電板と、
    前記集電板の外側に配置された絶縁板と、
    を更に備え、
    前記発熱体は、前記集電板と前記絶縁板との間に配置される、請求項3に記載の燃料電池。
  5. 前記発熱体を有するプレートであって、前記集電板と前記絶縁板とに挟持されるプレートを備えた、請求項4に記載の燃料電池。
  6. 前記プレートは、前記発熱体が設けられる第1の部分と、前記第1の部分に隣接する第2の部分と、を有し、
    前記第1の部分は、第2の部分よりも熱伝導率が高い材料で構成される、請求項5に記載の燃料電池。
  7. 前記発熱体は、PTC抵抗体である、請求項3に記載の燃料電池。
  8. 前記総マイナス側の単セルに積層された第1の集電板と、
    前記第1の集電板に前記PTC抵抗体を介して積層された第2の集電板であって、前記PTC抵抗体が通電可能なときに、当該燃料電池が発電した電流が前記第1の集電板と並列で前記第2の集電板を流れるように構成された第2の集電板と、
    を備えた請求項7に記載の燃料電池。
  9. 前記加熱手段は、当該燃料電池の温度、その出力電圧、前記総マイナス側の単セルの温度、その出力電圧、及び前記冷媒の温度の少なくとも一つに基づいて、前記加熱量を制御する、請求項2ないし8のいずれか一項に記載の燃料電池。
  10. 前記総マイナス側の単セルは、前記アノードに燃料ガスを供給する第1のセパレータと、前記カソードに酸化ガスを供給する第2のセパレータと、を有しており、
    前記冷媒流路の少なくとも一部は、前記第1のセパレータに形成されている、請求項1ないし9のいずれか一項に記載の燃料電池。
  11. アノード及びカソードを有する単セルが積層されてなるセル積層体と、
    前記セル積層体における総マイナス側の単セルを、当該単セルのアノード側から冷却するための冷媒流路と、
    前記冷媒流路に冷媒を供給するための冷媒入口と、
    前記冷媒流路から冷媒を排出するための冷媒出口と、
    を備えた燃料電池において、
    前記冷媒入口側よりも前記冷媒出口側において前記冷媒の放熱量が少なくなるように、当該冷媒出口側での冷媒の温度低下を抑制する抑制手段を、更に備えた燃料電池。
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