JP2008107438A - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008107438A
JP2008107438A JP2006288410A JP2006288410A JP2008107438A JP 2008107438 A JP2008107438 A JP 2008107438A JP 2006288410 A JP2006288410 A JP 2006288410A JP 2006288410 A JP2006288410 A JP 2006288410A JP 2008107438 A JP2008107438 A JP 2008107438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective film
layer
display
display element
electrode layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006288410A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihisa Usui
則久 碓氷
Hiroyuki Abe
博之 阿部
Kazuyo Kawashima
一世 川島
Daisuke Tomimatsu
大輔 富松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2006288410A priority Critical patent/JP2008107438A/ja
Publication of JP2008107438A publication Critical patent/JP2008107438A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

【課題】 封止部分を小さくして、機器全体の小型化を図ることができる表示装置を提供する。
【解決手段】 透明な表面電極層5と背面電極層6との間にマイクロカプセル9を敷き詰めた表示層7が設けられた表示素子2と、表面電極層5の上面に設けられた透明な表面保護膜3と、背面電極層6の下面に設けられた背面保護膜4とを備え、表面保護膜3を表示素子2の端面から側方に延出させ、この延出した表面保護膜3を表示素子2の端面に沿って折り曲げ、この折り曲げた先端部3aを背面保護膜4の背面に折り曲げて接合した。従って、折り曲げられた表面保護膜3によって表示層7を確実に封止して、表示層7を湿気から確実に保護することができる。また、表示素子2の端部の封止部分18を表面保護膜3の厚みとほぼ同じ大きさに形成できるので、封止部分18を小さく形成でき、これにより表示領域を一定の大きさに形成しても、機器全体の小型化が図れる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電子腕時計や、携帯電話機、電子辞書などの各種の電子機器に用いられる表示装置に関する。
従来、電子腕時計などの電子機器に用いられる表示装置には、マイクロカプセルを用いた表示装置が知られている。この種の表示装置は、特許文献1に記載されているように、透明な表面電極層と背面電極層との間に表示層としてマイクロカプセルを平面的に敷き詰めることにより、表示素子を構成し、この表示素子の背面電極層を基板上に設け、この状態で表面電極層の表面に透明な保護膜を設けた構成になっている。
特開2006−145615号
このような従来の表示装置では、表面電極層と背面電極層とに電圧が印加されると、表示層のマイクロカプセル内の微粒子が電気泳動によって移動することにより、情報を表示するが、表示層のマイクロカプセルが湿気に弱いため、表示素子の端面を透明な保護膜で覆う必要がある。このため、従来の表示装置では、基板を表示素子よりも大きく形成して表示素子の側方に突出させ、この突出した部分の基板上に表面電極層を覆う保護膜の端部を表示素子の側方に延出させて重ね合わせ、この状態で保護膜の端部を基板上に接合することにより、表示素子の端面を確実に封止することが望ましい。
しかしながら、この従来の表示装置では、基板上に保護膜の端部を表示素子の側方に延出させて重ね合わせ、この状態で保護膜の端部を基板上に確実に接合するために、例えば図5および図6に示すように、基板上に重なる保護膜の端部を、その保護膜の厚みよりも大きく延出させないと、確実に接合することができないため、表示素子の周囲に封止部分が大きく形成されることになる。
このため、このような従来の表示装置を腕時計などの電子機器に組み付けた場合には、表示領域を一定の大きさに形成すると、表示素子の側方に保護膜の厚みよりも大きく突出して形成された封止部分によって、機器全体が大型化するという問題がある。なお、このような問題は、表面電極層と背面電極層との間にEL(エレクトロルミネッセンス)発光層を設けた表示装置においても、同様に起こる。
この発明が解決しようとする課題は、表示素子の側方に突出して形成される封止部分を小さくして、機器全体の小型化を図ることができる表示装置を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図4に示すように、透明な表面電極層(5)と背面電極層(6)との間に表示層(マイクロカプセル9の表示層7、またはEL発光層32)を設けた表示素子(2、31)と、前記透明な表面電極層の表面に設けられた透明な表面保護膜(3)と、前記背面電極層の背面に設けられた背面保護膜(4)とを備えた表示装置において、
前記表面保護膜を前記表示素子の端面から側方に延出させ、この延出した前記表面保護膜を前記表示素子の端面に沿って折り曲げ、この折り曲げた前記表面保護膜の先端部(3a)を前記背面保護膜の背面に折り曲げて接合したことを特徴とする表示装置である。
請求項2に記載の発明は、図1および図2に示すように、前記表示素子(2)の前記表示層(7)が、微細なカプセル(マイクロカプセル9)を前記表面電極層(5)と前記背面電極層(6)との間に平面的に敷き詰めた構成であり、前記表示素子は、前記表面電極層と前記背面電極層とに電圧が印加されると、前記カプセル内の微粒子が電気的に移動して情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置である。
請求項3に記載の発明は、図3および図4に示すように、前記表示素子(31)の前記表示層が、エレクトロルミネセンス発光層(EL発光層32)であり、前記表示素子は、前記表面電極層(5)と前記背面電極層(6)とに電圧が印加されると、前記エレクトロルミネセンス発光層が選択的に発光して情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置である。
請求項4に記載の発明は、図1〜図4に示すように、前記表面保護膜(3)が、防湿性の高い合成樹脂製の第1フィルム層(第1表面フィルム層11)と、紫外線吸収機能を備えた合成樹脂製の第2フィルム層(第2表面フィルム層12)との2層構造であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置である。
請求項1に記載の発明によれば、表示素子における透明な表面電極層と背面電極層との間に設けられた表示層が湿気に弱くても、透明な表面電極層の表面に設けられた透明な表面保護膜を表示素子の端面から側方に延出させ、この延出した表面保護膜を表示素子の端面に沿って折り曲げ、この折り曲げた表面保護膜の先端部を背面電極層の背面に設けられた背面保護膜の背面に折り曲げて接合しているので、この折り曲げられた表面保護膜によって表示層を確実に封止することができ、これにより表示層を湿気から確実に保護することができる。
この場合、表面保護膜を表示素子の端面から側方に延出させても、この延出した表面保護膜は表示素子の端面に沿って折り曲げられ、この折り曲げられた表面保護膜の先端部が背面保護膜の背面に折り曲げられて接合されているので、表面保護膜が表示素子の側方に大きく突出することがなく、表示素子の端部から側方に突出する封止部分を表面保護膜の厚みとほぼ同じ大きさに形成することができる。このため、表面保護膜の端部と背面保護膜の端部とを表示素子の側方にそれぞれ突出させて重ね合わせた状態で接合する場合に比べて、表示素子の側方に突出する封止部分を小さく形成することができるので、表示領域を一定の大きさに形成しても、機器全体の小型化を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、表示素子の表示層が微細なカプセルを表面電極層と背面電極層との間に平面的に敷き詰めた構成であり、表示素子は、表面電極層と背面電極層とに電圧が印加されると、カプセル内の微粒子が電気的に移動して情報を表示する構成であるから、表面電極層と背面電極層との間に平面的に敷き詰めた微細なカプセルが湿気に弱くても、請求項1に記載の発明と同様、表面保護膜によって微細なカプセルを湿気から確実に保護することができると共に、表示素子の端部から側方に突出する封止部分を表面保護膜の厚みとほぼ同じ大きさに小さく形成することができるので、表示領域を一定の大きさに形成しても、機器全体の小型化を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、表示素子の表示層がエレクトロルミネセンス発光層であり、表示素子は、表面電極層と背面電極層とに電圧が印加されると、エレクトロルミネセンス発光層が選択的に発光して情報を表示する構成であるから、エレクトロルミネセンス発光層が湿気に弱くても、請求項1に記載の発明と同様、表面保護膜によってエレクトロルミネセンス発光層を湿気から確実に保護することができると共に、表示素子の端部から側方に突出する封止部分を表面保護膜の厚みとほぼ同じ大きさに小さく形成することができるので、表示領域を一定の大きさに形成しても、機器全体の小型化を図ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、表面保護膜が、防湿性の高い合成樹脂製の第1フィルム層と、紫外線吸収機能を備えた合成樹脂製の第2フィルム層との2層構造であることにより、表示層が湿気に弱くても、第1フィルム層によって表示層に対する防湿性を確保することができ、また表示層が紫外線に弱くても、第2フィルム層によって表示層を紫外線から保護することができ、これにより表示層が湿気や紫外線によって劣化するのを防ぐことができるので、耐久性の高いものを得ることができる。
(実施形態1)
以下、図1、図2、図5を参照して、この発明の表示装置を腕時計に適用した実施形態1について説明する。
図1はこの発明の表示装置を示した要部の拡大断面図、図2は図1の表示装置を腕時計に組み付けた場合の要部を示した拡大断面図、図5は従来構造の表示装置を腕時計に組み付けた場合の要部を示した拡大断面図である。
この表示装置1は、図1に示すように、表示素子2と、この表示素子2の上面に設けられた表面保護膜3と、表示素子2の下面に設けられた背面保護膜4とを備えている。
表示素子2は、図1に示すように、透明な表面電極層5と背面電極層6との間に表示層7を設けた構成になっている。すなわち、この表示素子2の表示層7は、図1に示すように、粘着層8上にマイクロカプセル9をバインダ10によって平面的に敷き詰めたものであり、マイクロカプセル9内には、微粒子と、この微粒子を分散させる分散剤とが充填されている。微粒子は、分散剤中で電位差による電気泳動により移動する性質を有するものである。これにより、表示素子2は、表面電極層5と背面電極層6とに電圧が印加されると、マイクロカプセル9内の微粒子が分散剤中で電位差による電気泳動により移動し、この移動した微粒子によって情報を表示するように構成されている。
この場合、表示素子2の透明な表面電極層5は、図1に示すように、透明な合成樹脂製のフィルム5aの下面に、ITO(酸化インジウム)などの透明な導電性材料からなる透明電極5bを形成したものである。この表面電極層5の透明なフィルム5aの材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリカーボネイト(PC)などを用いることが好ましい。
また、背面電極層6は、図1に示すように、合成樹脂製のフィルム6aの上面に銅やカーボンなどの導電性の高い材料からなる画素電極6bを形成したものである。この背面電極層6のフィルム6aの材料としては、表面電極層5のフィルム5aと同じ材料であっても良いが、必ずしも透明である必要がないので、ポリエチレンナフタレート(PEN)などのポリエステル、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、アクリル、あるいはポリアクリレート類などを用いても良い。
また、表示層7のマイクロカプセル9は、微粒子および分散剤を収容するものであり、このマイクロカプセル9の隔膜を形成する材料としては、アラビアゴム・ゼラチンの複合膜、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、尿素樹脂などの化合物が用いられている。微粒子は、分散剤中で電位差による電気泳動により移動する性質を有するものであり、この微粒子としては、黒色顔料、白色顔料、黄色顔料、赤色顔料、青色顔料、緑色顔料などの1種類または2種類以上が用いられている。
この場合、黒色顔料としては、アニリンブラック、カーボンブラック、チタンブラックなどであり、白色顔料としては、二酸化チタン、亜鉛華、三酸化アンチモンなどであり、黄色顔料としては、モノアゾ、ジスアゾ、ポリアゾなどのアゾ系顔料、イソインドリノン、黄鉛、黄色酸化鉄、カドミウムイエロ、チタンイエロ、アンチモンなどであり、赤色顔料としては、モノアゾ、ジスアゾ、ポリアゾなどのアゾ系顔料、キナクリドンレッド、クロムバーミリオンなどであり、青色顔料としては、フタロシアニンブルー、インダスレンブルー、アントラキノン系染料、紺青、群青、コバルトブルーなどであり、緑色顔料としては、フタロシアニングリーンなどである。
また、微粒子を分散させる分散剤としては、水、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、オクタノール、メチルセルソルブなどのアルコール系溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチルなどの各種エステル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、ペンタン、ヘキサン、オクタンなどの脂肪族炭化水素、シクロへキサン、メチルシクロへキサンなどの脂環式炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキシルベンゼン、へブチルベンゼン、オクチルベンゼン、ノニルベンゼン、デシルベンゼン、ウンデシルベンゼン、ドデシルベンゼン、トリデシルベンゼン、テトラデシルベンゼンなどの長鎖アルキル基を有するベンゼン類などの芳香族炭化水素、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素、カルボン酸塩またはその他の種々の油類などの単独、またはこれらの混合物に界面活性剤などを配合したものを用いることが好ましい。
また、マイクロカプセル9を固定するバインダ10としては、マイクロカプセル9の隔膜と親和性が良好で、基材との密着性に優れ、且つ絶縁性を有するものが好ましい。例えば、ポリエチレン、塩素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、ポリプロピレン、ABS樹脂、メタクリル酸メチル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニルアクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル−メタクリル酸共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、エチレン−ビニルアルコール−塩化ビニル共重合体、プロピレン−塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビニルホルマール、セルロース系樹脂などの熱可塑性樹脂が好ましいが、以下のような各種の材料を用いても良い。
すなわち、バインダ10の材料としては、上記のほかに、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール、ポリカーボネイト、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンオキサイド、ポリスルホン、ポリアミドイミド、ポリアミノビスマレイミド、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンスルホン、ポリアリレート、グラフト化ポリフェニレンエーテル、ポリエーテルエテルケント、ポリエーテルイミドなどの高分子、またはポリ四フッ化エチレン、ポリフッ化エチレンプロピレン、四フッ化エチレン−パーフロロアルコキシエチレン共重合体、エチレン−四フッ化エチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ポリ三フッ化塩化エチレン、フッ素ゴムなどのフッ素系樹脂、あるいはシリコーン樹脂、シリコーンゴムなどの珪素樹脂を用いても良い。
表示層7の粘着層8は、図1に示すように、その上面にマイクロカプセル9を平面的に配列するためのものであり、バインダ10と同様、マイクロカプセル9の隔膜と親和性が良好で、絶縁性を有するものが好ましい。このため、この粘着層8の材料としては、例えば、ウレタン樹脂が好ましいが、これに限らず、バインダ10と同様、各種の熱可塑性樹脂、各種の高分子、各種のフッ素系樹脂、各種の珪素樹脂などを用いても良い。
ところで、表示素子2の上面に設けられた表面保護膜3は、図1に示すように、防湿性の高い合成樹脂製の第1表面フィルム層11と、紫外線吸収機能を備えた合成樹脂製の第2表面フィルム層12との2層構造になっている。第1表面フィルム層11は、透明な合成樹脂製のフィルムであり、表示素子2の表面電極層5上に接着剤13によって接着されている。この第1表面フィルム層11の材料としては、表示素子2の表面電極層5の透明なフィルム5aと同様、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリカーボネイト(PC)などが好ましい。
また、第2表面フィルム層12は、紫外線吸収機能を備えた透明な合成樹脂製のフィルムであり、例えば、透明な合成樹脂製のフィルム中に紫外線吸収剤を含有させたもの、または透明な合成樹脂製のフィルムの上面または下面に紫外線吸収膜を設けたものである。この第2表面フィルム層12は、第1表面フィルム層11の上面に接着剤13によって接着されており、この第2表面フィルム層12の透明な合成樹脂製のフィルムの材料としては、第1表面フィルム層11と同様、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリカーボネイト(PC)などが好ましい。
一方、表示素子2の下面に設けられた背面保護膜4は、図1に示すように、防湿性の高い合成樹脂製の第1、第2背面フィルム層14、15の2層構造になっている。第1背面フィルム層14は、防湿性が高く、且つ光を反射する性質を有するアルミ箔が好ましいが、フィルムの表面にアルミなどの金属層を設けたものでも良い。すなわち、この第1背面フィルム層14は、背面電極層6が透明な樹脂で形成されている場合、表示素子2に上面側から入射した光を反射し、表示層7に表示された情報を明るく照明するためのものであり、表示素子2の背面電極層6の下面に接着剤16によって接着されている。
また、第2背面フィルム層15は、防湿性の高い合成樹脂からなり、その材料としては、表面保護膜3の第1表面フィルム11と同じ材料であっても良いが、必ずしも透明である必要がないので、ポリエチレンナフタレート(PEN)などのポリエステル、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、アクリル、あるいはポリアクリレート類などを用いても良い。
このような表示装置1は、図1に示すように、表面保護膜3が表示素子2の端面から側方に延出され、この延出された表面保護膜3が表示素子2の端面に沿って折り曲げられ、この折り曲げられた表面保護膜3の先端部3aが背面保護膜4の下面に折り曲げられて接合され、これにより表示素子2の端部を封止するように構成されている。この場合、表面保護膜3の厚みは約188.5μmで、表示素子2の厚みは約100μmである。すなわち、表示素子2の表示層7の厚みは約60μmで、この表示層7のマイクロカプセル9の層厚は約40μmである。従って、この表示装置1では、表示素子2の端部から側方に突出した封止部分18が表面保護膜3の厚み(約188.5μm≒約2.0mm)とほぼ同じ大きさに形成されている。
この表示装置1が組み込まれる腕時計は、図2に示すように、腕時計ケース20の上部に時計ガラス21がパッキン22を介して取り付けられ、この腕時計ケース20内にハウジング23が配置され、このハウジング23に表示装置1が時計ガラス21に対応して設けられた構成になっている。この場合、腕時計ケース20の上部内周面には、時計ガラス21の外周部の下面が当接する鍔部20aが設けられている。
また、ハウジング23の上部内周面には、図2に示すように、表示装置1の外周部の上面、つまり表面保護膜3の外周面から表示素子2の端部に対応する箇所の間に位置する表面保護膜3の外周側の上面に当接して封止部分18覆う鍔部23aが、腕時計ケース20の鍔部20aの下側に対応して設けられている。すなわち、このハウジング23の鍔部23aは、表示素子2の端部から側方に突出する封止部分18に対応する大きさ(H1≒約2.0mm)に形成されている。
このように、この表示装置1によれば、表示素子2における透明な表面電極層5と背面電極層6との間に設けられた表示層7が、マイクロカプセル9を表面電極層5と背面電極層6との間に平面的に敷き詰めた構成で、表示素子2の表面電極層5と背面電極層6とに電圧が印加されると、マイクロカプセル9内の微粒子が電気的に移動して情報を表示する構成であることにより、マイクロカプセル9が湿気に弱くても、表面保護膜3によってマイクロカプセル9を湿気から確実に保護することができる。
すなわち、表示素子2の透明な表面電極層5の上面に設けられた透明な表面保護膜3は、表示素子2の端面から側方に延出され、この延出された表面保護膜3が表示素子2の端面に沿って折り曲げられ、この折り曲げられた表面保護膜3の先端部3aが背面電極層6の下面に設けられた背面保護膜4の下面に折り曲げられて接合されているので、この折り曲げられた表面保護膜3によって表示素子2の表示層7を確実に封止することができ、これにより表示層7のマイクロカプセル9を湿気から確実に保護することができる。
この場合、表面保護膜3は、表示素子2の端面から側方に延出されていても、この延出された表面保護膜3が表示素子2の端面に沿って折り曲げられ、この折り曲げられた表面保護膜3の先端部3aが背面保護膜4の下面に折り曲げられて接合されているので、図1および図2に示すように、表面保護膜3が表示素子2の側方に大きく突出することがなく、表示素子2の端部から側方に突出する封止部分18を表面保護膜3の厚みとほぼ同じ大きさに形成することができる。
このため、表示素子2の端部から側方に突出した封止部分18を小さくすることができるので、図2に示すように、表示領域を一定の大きさWに形成しても、腕時計ケース20全体の小型化を図ることができる。すなわち、この表示装置1を腕時計ケース20に組み込んだ場合には、図2に示すように、表示素子2の端部から側方に突出した封止部分18が表面保護膜3の厚み(約188.5μm≒約2.0mm)とほぼ同じ大きさになる。
これに対し、図5に示すように、表面保護膜3の端部を表示素子2の端面から側方に延出させ、この延出した表面保護膜3の端部を背面保護膜4の端部上面に重ね合わせて接合した従来構造の表示装置26の場合には、表示素子2の端部から側方に突出して接合された封止部分27全体の長さが約3.5mmの大きさになる。つまり、この封止部分27全体の突出した長さは、表面保護膜3の厚み(約2.0mm)と接合部の長さ(約1.5mm)との和(3.5mm=2.0mm+1.5mm)である。
従って、表面保護膜3を表示素子2の端面に沿って折り曲げ、その先端部3aを背面保護膜4の下面に折り曲げて接合したこの実施形態1の表示装置1では、図2示すように、ハウジング23の鍔部23aが表示素子2の端部から突出した封止部分18に対応する大きさ(H1=約2.0mm)に形成される。これに対し、図5に示すように、表面保護膜3の端部を表示素子2の端面から側方に延出させ、この延出した表面保護膜3の端部を背面保護膜4の端部上面に重ね合わせて接合した従来構造の表示装置26では、ハウジング23の鍔部23bが表示素子2の端部から側方に突出した封止部分27に対応する大きさ(H2=約3.5mm)に形成される。
これにより、腕時計ケース20の肉厚T1とハウジング23の肉厚T2とを一定の厚みに形成し、表示領域を一定の大きさWに形成した場合、表面保護膜3を表示素子2の端面に沿って折り曲げ、その先端部3aを背面保護膜4の下面に折り曲げて接合した図2に示すこの実施形態1の表示装置1は、図5に示すように、表面保護膜3の端部を表示素子2の端面から側方に延出させ、この延出した表面保護膜3の端部を背面保護膜4の端部上面に重ね合わせて接合した従来構造の表示装置26よりも、両者の封止部分18、27の差の分だけ、ハウジング23の外形を小さくすることができ、これにより腕時計ケース20全体の外形を小さくすることができる。
また、この表示装置1では、表面保護膜3が、防湿性の高い合成樹脂製の第1表面フィルム層11と、紫外線吸収機能を備えた合成樹脂製の第2表面フィルム層12との2層構造であることにより、表示層7のマイクロカプセル9が湿気に弱くても、第1表面フィルム層11によって表示層7のマイクロカプセル9に対する防湿性を確保することができ、また表示層7のマイクロカプセル9が紫外線に弱くても、第2表面フィルム層12によって表示層7のマイクロカプセル9を紫外線から保護することができ、これにより表示層7のマイクロカプセル9が湿気や紫外線によって劣化するのを防ぐことができるので、耐久性の高いものを得ることができる。
(実施形態2)
次に、図3、図4、図6を参照して、この発明の表示装置を腕時計に適用した実施形態2について説明する。なお、図1および図2に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この表示装置30は、表示素子31の表示層としてEL(エレクトロルミネセンス)発光層32を用いた構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同様に構成されている。
すなわち、この表示素子31は、図3に示すように、透明な表面電極層5と背面電極層6との間に表示層としてEL発光層32を設け、表面電極層5と背面電極層6とに電圧が印加されると、EL発光層32が選択的に発光して情報を表示するように構成されている。この場合、表示素子31のEL発光層32は、有機ELまたは無機ELからなり、電圧が印加されると、蛍光を発するものである。
また、この表示素子31の透明な表面電極層5は、実施形態1と同様、透明な合成樹脂製のフィルム5aの下面に、ITO(酸化インジウム)などの透明な導電性材料からなる透明電極5bを形成したものである。この表面電極層5の透明なフィルム5aの材料としては、実施形態1と同様、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリカーボネイト(PC)などが好ましい。
また、背面電極層6も、実施形態1と同様、合成樹脂製のフィルム6aの上面に銅やカーボンなどの導電性の高い材料からなる画素電極6bを形成したものである。この背面電極層6のフィルム6aの材料としては、表面電極層5のフィルム5aと同じ材料であっても良いが、必ずしも透明である必要がないので、ポリエチレンナフタレート(PEN)などのポリエステル、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、アクリル、あるいはポリアクリレート類などを用いても良い。
ところで、この表示素子31の上面に設けられた表面保護膜3は、実施形態1と同様、防湿性の高い合成樹脂製の第1表面フィルム層11と、紫外線吸収機能を備えた合成樹脂製の第2表面フィルム層12との2層構造になっている。第1表面フィルム層11は、透明な合成樹脂製のフィルムであり、表示素子31の表面電極層5上に接着剤13によって接着されている。この第1表面フィルム層11の材料としては、表示素子31の表面電極層5の透明なフィルム5aと同様、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリカーボネイト(PC)などが好ましい。
第2表面フィルム層12も、実施形態1と同様、紫外線吸収機能を備えた透明な合成樹脂製のフィルムであり、透明な合成樹脂製のフィルム中に紫外線吸収剤を含有させたもの、または透明な合成樹脂製のフィルムの上面または下面に紫外線吸収膜を設けたものである。この第2表面フィルム層12は、第1表面フィルム層11の上面に接着剤13によって接着されており、第2表面フィルム層12の透明な合成樹脂製のフィルムの材料としては、第1表面フィルム層11と同様、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリカーボネイト(PC)などが好ましい。
一方、表示素子31の下面に設けられた背面保護膜4も、実施形態1と同様、防湿性の高い合成樹脂製の第1、第2背面フィルム層14、15の2層構造になっている。第1背面フィルム層14は、防湿性が高く、且つ光を反射する性質を有するアルミ箔が好ましいが、フィルムの表面にアルミなどの金属層を設けたものでも良い。すなわち、この第1背面フィルム層14は、背面電極層6が透明な樹脂で形成されている場合、EL発光層32で発光した光を反射し、表示された情報を明るく照明するためのものであり、表示素子31の背面電極層6の下面に接着剤16によって接着されている。
また、第2背面フィルム層15は、防湿性の高い合成樹脂からなり、その材料としては、表面保護膜3の第1表面フィルム11と同じ材料であっても良いが、必ずしも透明である必要がないので、ポリエチレンナフタレート(PEN)などのポリエステル、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、アクリル、あるいはポリアクリレート類などを用いても良い。
このような表示装置30は、図3に示すように、表面保護膜3が表示素子31の端面から側方に延出され、この延出された表面保護膜3が表示素子31の端面に沿って折り曲げられ、この折り曲げられた表面保護膜3の先端部3aが背面保護膜4の下面に折り曲げられて接合され、これにより表示素子31の端部を封止するように構成されている。この場合、表面保護膜3の厚みは、実施形態1と同様、約188.5μmであり、これに伴って、この表示装置30では、表示素子31の端部から側方に突出する封止部分33は、表面保護膜3の厚み(約188.5μm≒約2.0mm)とほぼ同じ大きさに形成されている。
この表示装置30が組み込まれる腕時計は、図4に示すように、腕時計ケース20の上部に時計ガラス21がパッキン22を介して取り付けられ、この腕時計ケース20内にハウジング23が配置され、このハウジング23に表示装置30が時計ガラス21に対応して設けられた構成になっている。この場合にも、腕時計ケース20の上部内周面には、時計ガラス21の外周部の下面が当接する鍔部20aが設けられている。
また、ハウジング23の上部内周面には、表示装置30の外周部の上面、つまり表面保護膜3の外周面から表示素子31の端部に対応する箇所までに位置する表面保護膜3の外周側の上面に当接して封止部分33を覆う鍔部23aが、腕時計ケース20の鍔部20aの下側に対応して設けられている。すなわち、このハウジング23の鍔部23aは、表示素子31の端部から側方に突出した封止部分33に対応する大きさ(H3≒約2.0mm)に形成されている。
このように、この表示装置30によれば、表示素子31における透明な表面電極層5と背面電極層6との間に表示層であるEL発光層32を設けた構成で、この表示素子31の表面電極層5と背面電極層6とに電圧が印加されると、EL発光層32が選択的に発光して情報を表示する構成であることにより、EL発光層32が湿気に弱くても、表面保護膜3によってEL発光層32を湿気から確実に保護することができる。
すなわち、表示素子31の透明な表面電極層5の上面に設けられた透明な表面保護膜3は、表示素子31の端面から側方に延出され、この延出された表面保護膜3が表示素子31の端面に沿って折り曲げられ、この折り曲げられた表面保護膜3の先端部3aが背面電極層6の下面に設けられた背面保護膜4の下面に折り曲げられて接合されているので、この折り曲げられた表面保護膜3によって表示素子31のEL発光層32を確実に封止することができ、これによりEL発光層32を湿気から確実に保護することができる。
この場合、表面保護膜3は、表示素子31の端面から側方に延出されていても、この延出された表面保護膜3が表示素子31の端面に沿って折り曲げられ、この折り曲げられた表面保護膜3の先端部3aが背面保護膜4の下面に折り曲げられて接合されているので、図3および図4に示すように、表面保護膜3が表示素子31の側方に大きく突出することがなく、表示素子31の端部から側方に突出する封止部分33を表面保護膜3の厚みとほぼ同じ大きさに形成することができる。
このため、表示素子31の端部から側方に突出する封止部分33を小さくすることができるので、図4に示すように、表示素子31の表示領域を一定の大きさWに形成しても、腕時計ケース20全体の小型化を図ることができる。すなわち、この表示装置30を腕時計ケース20に組み込んだ場合には、図4に示すように、表示素子31の端部から側方に突出した封止部分33が表面保護膜3の厚み(約188.5μm≒約2.0mm)とほぼ同じ大きさになる。
これに対し、図6に示すように、表面保護膜3の端部を表示素子31の端面から側方に延出させ、この延出した表面保護膜3の端部を背面保護膜4の端部上面に重ね合わせて接合した従来構造の表示装置34の場合には、表示素子31の端部から側方に突出して接合された封止部分35全体の長さが約3.5mmの大きさになる。つまり、この封止部分35全体の突出した長さは、表面保護膜3の厚み(約2.0mm)と接合部の長さ(約1.5mm)との和(3.5mm=2.0mm+1.5mm)である。
従って、表面保護膜3を表示素子31の端面に沿って折り曲げ、その先端部3aを背面保護膜4の下面に折り曲げて接合したこの実施形態2の表示装置30では、図4示すように、ハウジング23の鍔部23aが表示素子31の端部から側方に突出した封止部分33に対応する大きさ(H1=約2.0mm)に形成される。これに対し、表面保護膜3の端部を表示素子31の端面から側方に延出させ、この延出した表面保護膜3の端部を背面保護膜4の端部上面に重ね合わせて接合した従来構造の表示装置34では、図6に示すように、ハウジング23の鍔部24bが表示素子31の端部から側方に突出した封止部分35に対応する大きさ(H2=約3.5mm)に形成される。
これにより、腕時計ケース20の肉厚T1とハウジング23の肉厚T2とを一定の厚みに形成し、表示領域を一定の大きさWに形成した場合、表面保護膜3を表示素子31の端面に沿って折り曲げ、その先端部3aを背面保護膜4の下面に折り曲げて接合した図4に示すこの実施形態2の表示装置30は、図6に示すように、表面保護膜3の端部を表示素子31の端面から側方に延出させ、この延出した表面保護膜3の端部を背面保護膜4の端部上面に重ね合わせて接合した従来構造の表示装置34よりも、両者の封止部分33、35の差の分だけ、ハウジング23の外形を小さくすることができ、これにより腕時計ケース20全体の外形を小さくすることができる。
また、この表示装置30においても、表面保護膜3が、防湿性の高い合成樹脂製の第1表面フィルム層11と、紫外線吸収機能を備えた合成樹脂製の第2表面フィルム層12との2層構造であることにより、表示層であるEL発光層32が湿気に弱くても、第1表面フィルム層11によってEL発光層32に対する防湿性を確保することができ、またEL発光層32が紫外線に弱くても、第2表面フィルム層12によってEL発光層32を紫外線から保護することができ、これにより表示層であるEL発光層32が湿気や紫外線によって劣化するのを防ぐことができるので、耐久性の高いものを得ることができる。
なお、上記実施形態1または2では、表示装置1、30を腕時計に適用した場合について述べたが、これに限らず、トラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの時計に適用することができるほか、時計に限らず、携帯電話機、電卓、電子辞書、カーナビゲータなどの各種の電子機器に広く適用することができる。
この発明の実施形態1に係わる表示装置を示した要部の拡大断面図である。 図1の表示装置を腕時計に組み込んだ状態の要部を示した断面図である。 この発明の実施形態2に係わる表示装置を示した要部の拡大断面図である。 図3の表示装置を腕時計に組み込んだ状態の要部を示した断面図である。 従来構造の表示装置を腕時計に組み込んだ状態の要部を示した断面図である。 従来構造の表示装置を腕時計に組み込んだ状態の要部を示した断面図である。
符号の説明
1、30 表示装置
2、31 表示素子
3 表面保護膜
3a 表面保護膜の先端部
4 背面保護膜
5 表面電極層
6 背面電極層
7 表示層
9 マイクロカプセル
11 第1表面フィルム層
12 第2表面フィルム層
18、33 封止部分
32 EL発光層

Claims (4)

  1. 透明な表面電極層と背面電極層との間に表示層を設けた表示素子と、
    前記透明な表面電極層の表面に設けられた透明な表面保護膜と、
    前記背面電極層の背面に設けられた背面保護膜とを備えた表示装置において、
    前記表面保護膜を前記表示素子の端面から側方に延出させ、この延出した前記表面保護膜を前記表示素子の端面に沿って折り曲げ、この折り曲げた前記表面保護膜の先端部を前記背面保護膜の背面に折り曲げて接合したことを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示素子の前記表示層は、微細なカプセルを前記表面電極層と前記背面電極層との間に平面的に敷き詰めた構成で、前記表示素子は、前記表面電極層と前記背面電極層とに電圧が印加されると、前記カプセル内の微粒子が電気的に移動して情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示素子の前記表示層は、エレクトロルミネセンス発光層であり、前記表示素子は、前記表面電極層と前記背面電極層とに電圧が印加されると、前記エレクトロルミネセンス発光層が選択的に発光して情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記表面保護膜は、防湿性の高い合成樹脂製の第1フィルム層と、紫外線吸収機能を備えた合成樹脂製の第2フィルム層との2層構造であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
JP2006288410A 2006-10-24 2006-10-24 表示装置 Pending JP2008107438A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006288410A JP2008107438A (ja) 2006-10-24 2006-10-24 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006288410A JP2008107438A (ja) 2006-10-24 2006-10-24 表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008107438A true JP2008107438A (ja) 2008-05-08

Family

ID=39440850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006288410A Pending JP2008107438A (ja) 2006-10-24 2006-10-24 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008107438A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110066791A (ko) * 2009-12-11 2011-06-17 엘지디스플레이 주식회사 표시장치
WO2011136262A1 (ja) * 2010-04-27 2011-11-03 Lumiotec株式会社 有機el照明装置
JP2013190576A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Sony Corp 表示装置
WO2014115825A1 (ja) * 2013-01-25 2014-07-31 富士フイルム株式会社 有機電子デバイス

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02288186A (ja) * 1989-04-28 1990-11-28 Sumitomo Chem Co Ltd 耐候性el発光体
JPH037298U (ja) * 1989-06-09 1991-01-24
JPH05198374A (ja) * 1992-01-21 1993-08-06 Mitsubishi Cable Ind Ltd Elの封止構造
JPH05242966A (ja) * 1992-02-26 1993-09-21 Nec Kansai Ltd 電界発光灯及びその製造方法
JPH0963765A (ja) * 1995-08-16 1997-03-07 Casio Comput Co Ltd バックライト付き表示装置およびそれを備えた電子機器
JP2004281301A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Casio Comput Co Ltd El発光素子及び発光表示装置及び電子機器
JP2005031641A (ja) * 2003-06-20 2005-02-03 Casio Comput Co Ltd 表示装置およびその表示装置の製造方法
JP2005175979A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Casio Comput Co Ltd アンテナ内蔵の電子機器
JP2005227450A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Seiko Epson Corp 電気光学装置とその製造方法、及び電子機器

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02288186A (ja) * 1989-04-28 1990-11-28 Sumitomo Chem Co Ltd 耐候性el発光体
JPH037298U (ja) * 1989-06-09 1991-01-24
JPH05198374A (ja) * 1992-01-21 1993-08-06 Mitsubishi Cable Ind Ltd Elの封止構造
JPH05242966A (ja) * 1992-02-26 1993-09-21 Nec Kansai Ltd 電界発光灯及びその製造方法
JPH0963765A (ja) * 1995-08-16 1997-03-07 Casio Comput Co Ltd バックライト付き表示装置およびそれを備えた電子機器
JP2004281301A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Casio Comput Co Ltd El発光素子及び発光表示装置及び電子機器
JP2005031641A (ja) * 2003-06-20 2005-02-03 Casio Comput Co Ltd 表示装置およびその表示装置の製造方法
JP2005175979A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Casio Comput Co Ltd アンテナ内蔵の電子機器
JP2005227450A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Seiko Epson Corp 電気光学装置とその製造方法、及び電子機器

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110066791A (ko) * 2009-12-11 2011-06-17 엘지디스플레이 주식회사 표시장치
KR101616915B1 (ko) * 2009-12-11 2016-04-29 엘지디스플레이 주식회사 표시장치
WO2011136262A1 (ja) * 2010-04-27 2011-11-03 Lumiotec株式会社 有機el照明装置
US8836204B2 (en) 2010-04-27 2014-09-16 Lumiotec Inc. Organic EL illumination device
JP5856950B2 (ja) * 2010-04-27 2016-02-10 Lumiotec株式会社 有機el照明装置
JP2013190576A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Sony Corp 表示装置
WO2014115825A1 (ja) * 2013-01-25 2014-07-31 富士フイルム株式会社 有機電子デバイス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008107440A (ja) 表示装置
CN110676295B (zh) 显示装置
KR101929452B1 (ko) 표시 장치
US9373290B2 (en) Display module with E-paper display component and auxiliary display component
US10535837B2 (en) Display module and a display device including the same
KR20190025096A (ko) 표시장치
JP2019159313A (ja) 表示装置
CN114429980A (zh) 显示装置
CN104423691A (zh) 触控装置
KR101371436B1 (ko) 입력 장치, 및 이것을 구비한 표시 장치
KR20180030276A (ko) 표시장치
JP2008107438A (ja) 表示装置
EP3249713A1 (en) Display device
US11569478B2 (en) Flexible display apparatus having improved reliability
US20170194383A1 (en) Annular display device and fabrication method thereof
US11626567B2 (en) Display device
KR102581242B1 (ko) 표시장치
US11597190B2 (en) Protective film and cover window including the same
KR102111448B1 (ko) 표시 장치
CN112466906A (zh) 输入传感器及包括该输入传感器的显示装置
JP2008107439A (ja) 表示装置
JP2010085565A (ja) 電気泳動表示装置及び電子機器
US20240085954A1 (en) Anti-corrosion and waterproofing structure and display device having the same
KR20190104285A (ko) 표시장치
JP2011186335A (ja) 電気泳動表示装置、電気泳動シートおよび電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080515

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090807

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130115