JP2008106551A - 照明付階段 - Google Patents

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Abstract

【課題】踏板と踏板下方の桁とを踏板受具を取付けてなるオープン階段において、踏板の照明手段に接続した配線を配線用の通路を介して桁側配線溝部に導出できる照明付階段を提供する。
【解決手段】踏板2の前部の中央部の下面に照明手段を設ける。踏板2の下面に踏板側配線溝部18を形成する。桁1の上面に桁1の長手方向に伸びる桁側配線溝部7を形成する。踏板側配線溝部18を、踏板2の照明手段近傍の前部から後方に向かって伸びる前側溝部18aと、前側溝部18aの後端部から外側方に向かって伸びる後側溝部18bとで構成する。前側溝部18aから外側方に伸びる後側溝部18bを踏板受具5の上方を通過して踏板受具5よりも外側方に至る位置まで形成する。後側溝部18bの前側溝部18aと反対側の端部に桁側配線溝部7に対向する導出口17を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は踏板の前部の下面に照明手段を設けた照明付階段に関する。
従来から例えば図19に示すように各踏板2の前部の下面に照明手段35を設けた照明付階段が利用されており、このものは照明手段35で下段の踏板2を照らすことで階段の昇り降りの際の安全性を高めるなどできる(例えば特許文献1)。
ところで上記各段の踏板2に設けた照明手段35は下階や上階に設けたコントローラやスイッチに配線36で接続する必要がある。特許文献1に示す照明付階段では、踏板2の下面の照明手段35近傍から該踏板2の側端面が接する側板33に亘る配線用ダクト34を設け、この配線用ダクト34に照明手段35の配線36を通して下階や上階のコントローラ等に接続してある。
ここで上記配線用ダクト34は以下に示すように形成される。踏板2の照明手段35近傍の前部の下面に左右方向に伸びる踏板側ダクト34aを設け、該踏板側ダクト34aは踏板2の側端部に至っている。また側板33の側面には側板33の長手方向に沿って側板側ダクト34bを設けている。側板側ダクト34bの長手方向の任意の箇所は同じく側板33の側面に設けた連通用ダクト34cを介して踏板側ダクト34aの端部に接続してあり、これにより配線用ダクト34が形成される。
しかし上記図19に示す照明付階段は側板側ダクト34b及び連通用ダクト34cを側板33から突出して設けてあるので、これらダクト34b、34cが側板33の外観を損ねる。また連通用ダクト34cを踏板2の下面に沿って設け、これを側板側ダクト34bに接続する必要があって施工が面倒である。
特開2000−303644号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、踏板の側部の下面に踏板受具を取付け、踏板受具を踏板の下方に配置した桁の側面に固着するオープン階段において、踏板の照明手段に接続した配線を配線用の溝部を介して桁側配線溝部に導出でき、しかも桁には上面に桁側配線溝部を形成するだけで良くて、施工作業が簡単で且つ桁の外観を向上できる照明付階段を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明に係る照明付階段は、踏板2の側部の下面に踏板受具5を取付け、該踏板受具5を踏板2の下方に配置した桁1の側面に固着するものにおいて、踏板2の前部の中央部の下面に照明手段を設け、該踏板2の下面に踏板側配線溝部18を形成すると共に、桁1の上面に桁1の長手方向に伸びる桁側配線溝部7を形成し、前記踏板側配線溝部18を、踏板2の照明手段近傍の前部から後方に向かって伸びる前側溝部18aと、前側溝部18aの後端部から外側方に向かって伸びる後側溝部18bとで構成し、前記前側溝部18aから外側方に伸びる後側溝部18bを踏板受具5の上方を通過して踏板受具5よりも外側方に至る位置まで形成し、後側溝部18bの前側溝部18aと反対側の端部に桁側配線溝部7に対向する導出口17を形成して成ることを特徴とする。
上記のように踏板2の下面に踏板側配線溝部18を形成すると共に、桁1の上面に桁1の長手方向に伸びる桁側配線溝部7を形成し、踏板側配線溝部18を、踏板2の照明手段近傍の前部から後方に向かって伸びる前側溝部18aと、前側溝部18aの後端部から外側方に向かって伸びる後側溝部18bとで構成し、前側溝部18aから外側方に伸びる後側溝部18bを踏板受具5の上方を通過して踏板受具5よりも外側方に至る位置まで形成し、後側溝部18bの前側溝部18aと反対側の端部に桁側配線溝部7に対向する導出口17を形成したことで、踏板2の側部の下面に踏板受具5を取付け、踏板受具5を踏板2の下方に配置した桁1の側面に固着するオープン階段において、照明手段に接続した配線6を踏板側配線溝部18の前側溝部18a、後側溝部18bに順に通して該後側溝部18bの前側溝部18aと反対側の端部開口から桁側配線溝部7に導出することができる。しかもこの場合、桁1には配線6用の溝として上面に桁1の長手方向に伸びる直線状の桁側配線溝部7を形成するだけで良い。
本発明では、踏板の側部の下面に踏板受具を取付け、踏板受具を踏板の下方に配置した桁の側面に固着するオープン階段において、照明手段に接続した配線を踏板側配線溝部に通して導出口から桁側配線溝部に導出できる。しかもこの場合、桁には配線用の溝として上面に桁の長手方向に伸びる直線状の桁側配線溝部を形成するだけで良く、施工作業が容易になり、また桁の側面をシンプルな外観とすることができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。なお以下では階段を登る人から見て手前側を前側、奥側を後側として説明する。
本例の照明付階段は、図1に示すように建物に設置した桁1に複数の踏板2をその側端部(長手方向の端部)が桁1よりも外側方に突出するように踏板受具5で取付け、各踏板2の下面の前部中央部に照明ユニット3からなる照明手段を設けて構成したものであり、蹴込板が無く桁1の両側が露出したオープン階段である。
踏板2の下方に位置することとなる桁1は図3に示すように階段の傾斜方向に沿って長い板状に形成してあり、側面同士が対向するように一対並べて建物に設置してある。なお各桁1の下端は例えば図4に示すように下階の床12に接続され、また上端は例えば上階の梁や柱に接続される。図3に示すように各桁1の踏板2中央側の側面、即ち内側の側面には踏板受具5を嵌め込むための上方に開口する嵌込凹所4を長手方向に複数形成している。各嵌込凹所4は傾斜した桁1の上面から下方に伸び、その後面は垂直な面となっているが、前面は上側程前方に位置するように傾斜した傾斜面となっている。また図1に示すように照明ユニット3の配線6が通ることとなる一方の桁1の上面の中央部には、桁1側の配線6用の通路として、桁1の長手方向に伸びる断面コ字状の桁側配線溝部7を形成してあり、該桁側配線溝部7は桁1の長手方向の全長に亘って一直線状に形成してある。
上記桁1に取付けられる踏板2は図5に示すように左右方向に長い平面視略長方形板状をしている。踏板2の下面の前部の中央部には収納凹部8を形成してあり、この収納凹部8には図12に示すように発光体としてLEDを備えた照明ユニット3を収納して螺子10で固着してある。
図5に示すように上記踏板2の下面には収納溝9を形成している。収納溝9は、踏板2の照明ユニット3近傍の前部から後方に向かって伸びる前側収納溝9aと、前側収納溝9aの後端部から外側方に向かって伸びる後側収納凹所9bとで構成してある。
前側収納溝9aは断面コ字状の直線状の溝であり、前端部は収納凹部8に連通し、後端部は踏板2の後端部にまで至っている。後側収納凹所9bは踏板2の下面後端部を一段高くして形成した下方及び後方に開口する段部により構成している。後側収納凹所9bは長手方向の中間部を前側収納溝9aの後端部に連通接続してあり、また長手方向の両端部は踏板2の側端面と前側収納溝9aの中間に位置している。
上記収納溝9の前側収納溝9a及び後側収納凹所9bの夫々には図6に示すように下方に開口する断面コ字状の長尺なカバーベース15a、15bが収納され、複数の螺子10により取付けられる。各カバーベース15a、15bは長尺で断面コ字状のカバーベース材を所定寸法に切断して形成され、前側収納溝9a及び後側収納凹所9bの夫々の全長に亘って設けられる。これにより踏板2の下面には、前側収納溝9a及びこれに収納したカバーベース15aからなる前側溝部18aと、後側収納凹所9及びこれに収納したカバーベース15bからなる後側溝部18bで構成した平面視T字状の踏板側配線溝部18が形成されることとなる。即ち本例の後側溝部18bは前側溝部18aの後端部から両側の外側方に向けて伸びるものとなっている。
ここで図7に示すように後側収納凹所9bに収納されるカバーベース15bにおいて前側収納溝9aに収納されるカバーベース15aの端部に対向する部分は切欠かれ、この切欠11を介してカバーベース15a内の空間とカバーベース15b内の空間が連通している。また図8に示すように断面コ字状のカバーベース15bにおいて配線6を通すこととなる桁1側の長手方向の端部の後面部は切欠かれており、この後方に開口する切欠で導出口17を構成している。
なお本例の踏板2では後側収納凹所9bとカバーベース15bで構成した後側溝部18bを前側収納溝9aとカバーベース15aで構成した前側溝部18aの後端部から両側の外側方に向かって伸びるように形成して、左右両側のいずれの桁1に配線6を通す場合にも対応できるようにしてあるが、後側溝部18bは片側の外側方のみに向かって伸びるように形成しても良い。
ここで図9示すように照明ユニット3には配線6として2本の配線コード6a、6bを接続してある。2本の配線コード6a、6bのうち一方の配線コード6aの端部には雌型のコネクタ20aを設け、他方の配線コード6bの端部には雄型のコネクタ20bを設けている。配線コード6aのコネクタ20aは上段の踏板2の照明ユニット3に接続された配線コード6bのコネクタ20bに接続できるようになっており、つまり本例の照明ユニット3は各踏板2の照明ユニット3が配線6により数珠繋ぎで接続されるものである。
上記各踏板2の照明ユニット3に接続した配線コード6a、6bは、前側溝部18aを構成するカバーベース15a内と後側溝部18bを構成するカバーベース15b内に順に通された後、後側溝部18bの前側溝部18aと反対側の端部に設けた導出口17から踏板2の後方に向けて引き出される。
上記踏板側配線溝部18を構成するカバーベース15a、15bに収納された2本の配線コード6a、6bは図9に示すように配線カバー19a、19bによって覆われる。配線カバー19a、19bは前側溝部18aを構成するカバーベース15a及び後側溝部18bを構成するカバーベース15bの夫々に取付けられる。各配線カバー19a、19bは合成樹脂製で長尺なカバー材を対応するカバーベース15a、15bと同じ長さ寸法に切断して形成される。カバー材は各カバーベース15a、15bの下開口を閉塞する覆い部22と覆い部22の両側から突出した嵌込片23とで構成され、このカバー材を切断して形成した各配線カバー19a、19bは両側の嵌込片23を図13に示すようにカバーベース15a、15bの内側に嵌め込むことで覆い部22の外面が踏板2の下面と略面一となるように各カバーベース15a、15bに取付けられる。なおカバーベース15bの後面も踏板2の後端面と略面一とされる。また図10や図11に示すように配線カバー19bの長手方向の端部や配線カバー19aに対向する部分における嵌込片23の前記カバーベース15bの導出口17に対応する部分は切欠かれる。
上記各踏板2を桁1に取付けるには図14や図15に示す踏板受具5を用いる。踏板受具5は金属板を正面視L字状に折り曲げて形成してあり、踏板2の前側溝部18aを挟む両側部の夫々に螺子10により取付けられる。踏板受具5の略矩形状に形成した横板部5aは踏板2の下面に沿って取付けられる踏板側固定部となる。また縦板部5bは桁1の側面に沿って取付けられる桁側固定部となり、該縦板部5bの後部は嵌込凹所4と合致する形状となった嵌込部26となっている。また縦板部5bの嵌込部26及び横板部5aの夫々には固着用の螺子10を挿通するための孔24を複数形成している。
踏板受具5の踏板2に対する取付位置は、図14に示すように踏板受具5の後端が前後方向において踏板2の後端面と略一致し、且つ踏板受具5の後端部が踏板2の後側溝部18bと重複し、且つ踏板2の後側溝部18bの前側溝部18aと反対側の端部が踏板受具5の側端から下方に突出した縦板部5bよりも外側方に位置する位置である。即ち前記踏板2の前側溝部18aから外側方に伸びる後側溝部18bは、踏板2に踏板受具5を取付けた状態で踏板受具5の上方を通過して踏板受具5よりも外側方に至る位置まで形成してあり、これにより後側溝部18bの前側溝部18aと反対側の端部に設けた導出口17は踏板受具5の外側方の位置で開口することとなる。
上記各踏板2を桁1に取付けるには、桁1に取付ける前の踏板2に既述のように照明ユニット3を取付けると共に配線コード6a、6bを踏板側配線溝部18の前側溝部18a及び後側溝部18bの夫々に収納してこれを配線カバー19a、19bで覆い、該配線コード6a、6bを踏板2の導出口17から引き出した状態で、踏板2と桁1とを踏板受具5で取付ける。
踏板受具5で踏板2と桁1を取付けるには、図14に示すように踏板受具5の横板部5aを踏板2の下面に沿わせて該横板部5aを孔24に挿通した螺子10により踏板2に固着すると共に、図16に示すように踏板受具5の縦板部5bの嵌込部26を桁1の嵌込凹所4に上方から嵌め込んで該縦板部5bを孔24に挿通した螺子10により桁1に固着する。なお踏板2を踏板受具5で桁1に取付けるにあたって、踏板受具5を先に桁1に取付けても良いし、先に踏板2に取付けても良い。
このように踏板2を桁1に取付けた状態では、各踏板2の後側溝部18bの長手方向の端部に設けた後方に開口する導出口17が桁1の傾斜した上面に設けた桁側配線溝部7に対向するようになっている。従ってこのように踏板2を桁1に取付けるだけで、前側溝部18aの前端から後側溝部18b及び導出口17を経て桁側配線溝部7に通じる配線6用の通路が形成されることとなる。
そして各踏板2から引き出された照明ユニット3の配線コード6a、6bを上段の踏板2の照明ユニット3の配線コード6bや下段の踏板2の照明ユニット3の配線コード6aにコネクタ20a、20bを介して接続し、次に各照明ユニット3の踏板2から引き出された配線コード6a、6bを端部のコネクタ20a、20bも含めて桁1の桁側配線溝部7内に収納し、この後、図17に示すように桁側配線溝部7に配線カバー27を取付けることで桁側配線溝部7内の配線コード6a、6bを隠す。
上記のように各踏板2の後側溝部18bの長手方向の端部の導出口17から引き出された配線コード6a、6bを桁側配線溝部7に収納することで、各踏板2の照明ユニット3に接続した2本の配線コード6a、6bを踏板側配線溝部18の前側溝部18a、後側溝部18b、桁側配線溝部7とからなる通路に収納でき、これら前側溝部18a、後側溝部18b、桁側配線溝部7に順に通した配線コード6a、6bは配線カバー19a、19b、24によって覆い隠されることとなる。
ここで桁1の桁側配線溝部7の長手方向の一部は桁1の前方に配置した踏板2によって覆われるので、配線カバー27は桁側配線溝部7の全長に亘って設けることができない。従って配線カバー27は桁側配線溝部7において踏板2の後端面に対向する部分を除く部分に設けてある。これら配線カバー27は踏板2側の配線カバー19a、19bと同様に長尺なカバー材を所定の長さ寸法に切断して形成される。カバー材は踏板2側のカバー材と同様に桁側配線溝部7の上方の開口を閉塞する覆い部29と覆い部29の両側から突出した嵌込片14とで構成され、このカバー材から形成された各配線カバー27は図18に示すように両側の嵌込片14を桁側配線溝部7の内側に嵌め込むことで覆い部29の外面が桁1の側面と略面一となるように取付けられる。
また最も上段又は下段の踏板2に設けた照明ユニット3は図1に示すように桁側配線溝部7や、床12下、壁25裏と順に通した配線6により上階又は下階の壁25に設けたコントローラ32に接続されるものであり、これにより前記コントローラ32に接続した上階又は下階のスイッチ13を操作することで前記各照明ユニット3の点灯状態が変更できるようになっている。なお図4では下階の床12の桁側配線溝部7に対向する位置には孔31を設けてあり、この孔31を介して桁側配線溝部7内の配線6を床12下に導出するようにしている。また上記スイッチ13としては熱線センサ等の人体検知手段により人体を検知して自動的に照明ユニット3の点灯状態を変更する機能を有するものであっても良いものとする。
ところで踏板受具5を桁1の内側の側面(踏板2中央側の側面)に設けたのは、踏板受具5を外観上目立たないようにするためにであるが、このような踏板受具5は踏板2の下面や桁1の内側の側面に取付けられるものであるため、配線6用のダクトを形成するのに邪魔になるという問題がある。
しかし本発明の照明付階段では、既述のように踏板2の下面に踏板側配線溝部18を形成すると共に、桁1の上面に桁1の長手方向に伸びる桁側配線溝部7を形成し、踏板側配線溝部18を、踏板2の照明手段近傍の前部から後方に向かって伸びる前側溝部18aと、前側溝部18aの後端部から外側方に向かって伸びる後側溝部18bとで構成し、前側溝部18aから外側方に伸びる後側溝部18bを踏板受具5の上方を通過して踏板受具5よりも外側方に至る位置まで形成し、後側溝部18bの前側溝部18aと反対側の端部に桁側配線溝部7に対向する導出口17を形成したので、既述のオープン階段、即ち踏板2の側部の下面に踏板受具5を取付け、踏板受具5を踏板2の下方に配置した桁1の側面に固着するオープン階段において、照明手段に接続した配線6を踏板側配線溝部18の前側溝部18a、後側溝部18bと順に通して導出口17から桁側配線溝部7に導出することができるのである。しかもこの場合、桁1には配線6用の溝として上面に桁1の長手方向に伸びる直線状の桁側配線溝部7を形成するだけで良く、施工作業が容易になり、また桁1の側面を配線6用の通路のないシンプルな外観とすることができる。
なお本例では踏板側配線溝部18の後側溝部18bの端部に設けた導出口7を後方に開口するものとしたが、例えば配線カバー19bの長手方向の端部、即ち踏板受具5よりも外側方に位置する部分を切り欠いて下方に開口する導出口7を形成しても良いし、またカバーベース15aの長手方向の端部及び配線カバー19bの長手方向の端部の両者を切り欠いて後方及び下方に開口する導出口7を形成しても良いものとする。
また踏板側配線溝部18を覆う配線カバー19a、19bの覆い部22の外面は、踏板2と同色にしたり、踏板2と同様の木目調模様を有するものとすることが好ましく、この場合は、配線カバー19a、19bが目立たない。また同様に桁側配線溝部7を覆う配線カバー27の覆い部29の外面も桁1と同色としたり、桁1と同様の木目調模様を有するものとすることも好ましい。
本発明の実施の形態の一例を示し、照明付階段の斜視図である。 同上の側面図である。 同上の桁の側面図である。 設置前の桁を示す斜視図である。 踏板の下面図である。 同上の踏板とカバーベースを示す分解斜視図である。 図6のカバーベース15bのB部を拡大した斜視図である。 図6のカバーベース15bのC部を拡大した斜視図である。 同上の配線カバーを踏板に取付ける前の状態を示す斜視図である。 同上の配線カバー19bのD部を上側から見た斜視図である。 同上の配線カバー19bのE部を上側から見た斜視図である。 同上の照明ユニットを踏板に取付ける前の状態を示す斜視図である。 踏板のカバーベースに配線カバーを取付けた状態を示す断面図である。 同上の踏板に踏板受具を沿わせた状態を示す下面側から見た斜視図である。 同上の踏板受具を桁に沿わせた状態を示す下面側から見た斜視図である。 同上の踏板を桁に取付ける前の状態を示す斜視図である。 同上の桁に配線カバーを取付ける前の状態を示す斜視図である。 図3のA−A′断面図である。 従来の照明付階段の側面図である。
符号の説明
1 桁
2 踏板
5 踏板受具
7 桁側側配線溝部
18 踏板側配線溝部
18a 前側溝部
18b 後側溝部
17 導出口

Claims (1)

  1. 踏板の側部の下面に踏板受具を取付け、該踏板受具を踏板の下方に配置した桁の側面に固着するものにおいて、踏板の前部の中央部の下面に照明手段を設け、該踏板の下面に踏板側配線溝部を形成すると共に、桁の上面に桁の長手方向に伸びる桁側配線溝部を形成し、前記踏板側配線溝部を、踏板の照明手段近傍の前部から後方に向かって伸びる前側溝部と、前側溝部の後端部から外側方に向かって伸びる後側溝部とで構成し、前記前側溝部から外側方に伸びる後側溝部を踏板受具の上方を通過して踏板受具よりも外側方に至る位置まで形成し、該後側溝部の前側溝部と反対側の端部に桁側配線溝部に対向する導出口を形成して成ることを特徴とする照明付階段。
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