JP3747813B2 - 玄関足元照明装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、玄関の上がり框に配設した玄関足元照明装置に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来、玄関の上がり框における玄関足元照明装置には、例えば、特開平2000−045505号公報等が提案されていた。これは、図23に示すように、玄関の玄関土間1から立上り部2を立設し、玄関床面3の玄関土間側前端部に上がり框4を設け、上記立上り部2の上部に上記上がり框4が玄関土間側に突出するように位置し、上記上がり框4の下面の立上り部2よりも玄関土間側に位置した部分に上方に凹設した凹溝40を設け、上記凹溝40に照明装置8を配設したものである。ここで、上記凹溝40には玄関床面3の下方位置に配線した電源線7が導入されている。この凹溝40に照明装置8を配置する際には、図24に示すように、凹溝40の下面開口から電源線7を掴んでその先端を前面に引張り出し、上記電源線7の先端を照明装置8に連結し、上記電源線7と連結した照明装置8を上がり框4の下方から凹溝40に挿入して配置していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、照明装置8が挿入配置される凹溝40は下方に開口するのみで、玄関土間側である前面からは上記凹溝40の内部は見えるものではない。従って、上記照明装置8に連結させる電源線7を上記凹溝40から玄関土間側前面に引張り出す際に電源線7の位置も前面からは目視確認できるものではない。しかして、上記照明装置8に電源線7の先端を連結させようとする施工作業者は凹溝40内の上記電源線7を探すことが容易ではなく、上記電源線7の照明装置8への連結施工作業に手間がかかるものであった。
【0004】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、玄関の上がり框に照明装置を配置する際にその施工性の向上を図り得る玄関足元照明装置を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の請求項1に係る玄関足元照明装置は、玄関土間1から立設した立上り部2の上部で且つ玄関床面3の玄関土間側前端部に上がり框4を位置させ、上がり框4の下部に少なくとも玄関土間側前面に開口した収納部5を設けると共に、この収納部5をコントローラ20を収納するコントローラ収納部5aと照明部21を収納する照明部収納部5bとを隣接配置させて構成し、コントローラ収納部5bの最奥部に貫通孔6を設け、コントローラ20と照明部21とで構成した照明装置8を収納部5に前面から収納し、上記玄関床面3の下方位置に配線した電源線7を貫通孔6に挿通させて収納部5に導入すると共に収納部5に配設したコントローラ20に上記電源線7の先端を連結し、照明装置8を収納部5に配設した状態でコントローラ20の裏方に空間10(47)を設けてこの空間10(47)に上記電源線7の余長部分を収納し、コントローラ収納部5aと照明部収納部5bとの間を仕切る壁面を設けると共に上記壁面にコントローラ収納部5aと照明部収納部5bとを連通させる挿通孔35(48)を設け、コントローラ20と照明部21とを接続した配電線26,32を上記挿通孔35(48)に挿通し、コントローラ20と照明部21との間の上記壁面よりもコントローラ収納部5a側に空間10(49)を設け、この空間10(49)に上記配電線26,32の余長部分を収納したことを特徴とする。
これにより、玄関床面3の下方位置に配線した電源線7が収納部5の最奥部に形成した貫通孔6を挿通し、上記電源線7の先端を収納部5に導入した際、上記収納部5に導入された電源線7は上記収納部5の前面の開口を通じて玄関土間1から目視確認できるものであって、容易に上記電源線7を掴んで収納部5の前面に引張り出して照明装置8のコントローラ20に連結できるものである。また、この玄関土間側である前面に引張り出した電源線7をコントローラ20に連結する電源線7のコントローラ20への接続作業においては、電源線7には前面に引張り出した長さ分の余長部分を生じさせるものであるが、照明装置8を収納部5に配設した状態でコントローラ20の裏方に空間10(47)を設けたので、照明装置8の収納部5への収納施工の際にこの空間10(47)に上記電源線7の余長部分を収納させることができるものであって、上記電源線7の余長部分を玄関床面3の下方位置に配線し直したりすることなしに上記照明装置8の収納部5への収納施工を行うことができる。
また、照明部21から延出した配電線32を玄関土間1側に引張り出してこの配電線32をコントローラ20から延出した配電線26に接続させる配電線26,32の接続作業においては、配電線26,32には前面に引張り出した長さ分の余長部分を生じさせるものであるが、コントローラ収納部5aと照明部収納部5bとの間を仕切る壁面を設けると共に上記壁面にコントローラ収納部5aと照明部収納部5bとを連通させる挿通孔35(48)を設け、コントローラ20と照明部21とを接続した配電線26,32を上記挿通孔35(48)に挿通し、コントローラ20と照明部21との間の上記壁面よりもコントローラ収納部5a側に空間10(49)を設け、この空間10(49)に上記配電線26,32の余長部分を収納したので、照明装置8の収納部5への収納施工の際にこの空間10(49)に上記配電線26,32の余長部分を収まり良く収納させることができるのは勿論のこと、コントローラ20をコントローラ収納部5aに収納させる作業の際に作業者が誤って照明部収納部5b内に手を挿入してしまうといったことを無くし、照明部収納部5bに収納した照明部21を破損させたり照明部21への手の接触による感電等の事故を無くすことができる。
なお、上記壁面に設けた挿通孔35(48)に配電線26,32を引掛けて挿通させると、照明部21から導出された配電線32をコントローラ20に連結させる際に施工作業者が配電線32を玄関土間1側に引っ張ったとしても、上記配電線32は挿通孔35(48)の孔縁部分に引っ掛かることで上記施工作業者による引張り力の照明部21への直接負荷を避けるものであって照明部21に損傷を生じさせにくくできるのであり、また、配電線26,32を連結させたコントローラ20をコントローラ収納部5aに収納させた際 には、挿通孔35(48)に挿通されて挿通孔35(48)の孔縁部分に引っ掛かった配電線26,32は不用意に照明部収納部5bに侵入しないものであって、配電線26,32の照明部21への不用意な負荷を無くして照明部21の損傷を生じさせないようにすることができる。またこのとき、上記照明部21に侵入しない配電線26,32には玄関土間1側で余長部分が生じるものであるが、この配電線26,32の余長部分はコントローラ収納部5aに内在した上記空間10(49)に収納できるので、配電線26,32は収まり良く収納部5内に収納できるものである。
【0006】
また、本発明の請求項2に係る玄関足元照明装置は、請求項1において、上記コントローラ20の裏方の空間10を、コントローラ20の背面に奥方に突設したつば片9を収納部5の最奥部に位置させることで、照明装置8の背面と収納部5の最奥部との間に形成したことを特徴とする。これにより、照明装置8のコントローラ20の背面のつば片9の突出先端部分を収納部5の最奥部及び側部に当接させると、コントローラ20の裏方の空間10を形成することができると共に、照明装置8を収納部5の所定位置に一意に装着することができるものである。
【0007】
また、本発明の請求項3に係る玄関足元照明装置は、請求項1において、コントローラ20と照明部21とから構成した照明装置8のコントローラ20の前面に手で把持できるつまみ突部45を前方に突設したことを特徴とする。これにより、施工作業者は上記つまみ部45を摘んでコントローラ20の収納部5への収納・取り出し作業を行うことができることから、本来的に行いにくかった上がり框4の下部の収納部5へのコントローラ20の収納・取り出し作業の施工性を向上させることができるものである。
【0008】
また、本発明の請求項4に係る玄関足元照明装置は、請求項3において、玄関土間1の明るさを検知する明るさセンサ24をコントローラ20の前面に前方に突出したセンサ台55の先端に設け、上記センサ台55を手で把持できるようにしたことを特徴とする。これにより、玄関土間1の明るさを検知するために本来的にコントローラ20の前端位置に明るさセンサ24を配置させるためのセンサ台55を手で把持できるようにしたことで、センサ台55につまみ突部45の機能を持たせることができてコントローラ20の構造の簡略化が図られるものである。
【0009】
また、本発明の請求項5に係る玄関足元照明装置は、請求項1において、上記収納部5を、上がり框4の下部に少なくとも前方に開口する切欠部14を設けると共に上記切欠部14に少なくとも前方に開口した収納ボックス15を装着することで形成し、上記収納ボックス15の下端位置に水抜き開口46を設けたことを特徴とする。これにより、玄関土間1の清掃時などに収納部5内に水が浸入しても、上記収納部5を形成する収納ボックス15の下端位置の水抜き開口46から上記収納部5に侵入した水を速やかに抜くことができるものであって、収納部5に収納される照明装置8におけるショート等の不具合を避けることができるものである。
【0010】
また、本発明の請求項6に係る玄関足元照明装置は、請求項1において、コントローラ20と照明部21とから構成した照明装置8を収納した収納部5にはその開口を塞ぐようにカバー13を被着し、上記カバー13には収納部5に収納した照明部21を覆う照明部カバー13bを有し、上記照明部カバー13bの上部を非透光材63で形成すると共に上記照明部カバー13bの下部を透光材64で形成したことを特徴とする。これにより、収納部5に収納した照明部21が発する照明光のうち、上方に照射される照明光を照明部カバー13bの非透光材63で遮断することができて玄関土間1にいる人の目に直接照明光が入らないようにでき、玄関土間1の足元部分のみを照射させることができるものである。
【0011】
また、本発明の請求項7に係る玄関足元照明装置は、請求項1において、上記貫通孔6に、電源線7の余長部分を収納させる上記コントローラ20の裏方の空間47を設けたことを特徴とする。これにより、電源線7の先端を照明装置8に連結させる際には上記電源線7は玄関土間1側に引っ張って照明装置8に連結されるものであって電源線7を接続した照明装置8を収納部5に収納すると電源線7には余長部分が生じるものであるが、電源線7を挿通させた貫通孔6にコントローラ20の裏方の空間47を設けたことで、上記電源線7を接続した照明装置8を収納部5に収納する作業動作で上記電源線7の余長部分を上記空間47に自然に収めることができるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0014】
図1乃至図5に本発明の実施の形態の例を示す。この玄関構造は、図1に示すように、玄関に敷設した玄関土間1に床面土台11を配置し、上記床面土台11の玄関土間側である前面にタイル12を貼着して立上り部2を立設し、玄関床面3の玄関土間側前端部に上がり框4を設け、上記立上り部2の上部に上記上がり框4を玄関土間側に突出するように位置させ、上記上がり框4にはその下部に玄関土間側である前面に開口する収納部5を設け、上記収納部5に立上り部近傍位置の玄関土間1を照射する照明装置8を装着し、上記玄関床面3の下方位置の電源線配線部39にVFFケーブル等からなる電源線7を配線し、玄関土間1から見て収納部5の最奥部に貫通孔6を設け、上記電源線7の先端を上記貫通孔6に挿通させて収納部5に導入すると共に、上記電源線7の先端を上記照明装置8に連結し、上記収納部5の玄関土間側前面に上記収納部5の開口を閉塞するカバー13が着脱自在に取り付けられた構成を有しているものである。
【0015】
以下、玄関足元照明装置の構成要素につき詳述する。
【0016】
上がり框4に設けられる玄関土間側である前面に開口した収納部5は、本例においては、上がり框4の下部に下面及び前面に開口する切欠部14を形成し、上記切欠部14に前面に開口する筐状体の収納ボックス15を配設して形成されるものである。上記収納ボックス15はABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂で成形し、上記切欠部14の上面及び背面に接着剤を介在させて固着させている。つまり、照明装置8は収納ボックス15の内部に装着されるものである。ここで、収納ボックス15の内壁面には係止部16が設けられており、上記収納ボックス15に前面から挿入した照明装置8を係合させて着脱自在に装着させている。また、収納ボックス15はその上部と下部との玄関土間側前方への突出長さを違えて、つまり、収納ボックス15の上部をその下部に比べて前方へ突出させて形成しているものである。そして、上記収納ボックス15の上部における前端部分を切欠部14の上端部分における前端部分に臨ませるように配置している。このように、照明装置8を装着する上がり框4の収納部5を収納ボックス15で構成させ、上記照明装置8を収納ボックス15内部に着脱自在に装着したことにより、上がり框4から照明装置8を容易に取り外してメンテナンスまたは交換等を行い得ることを確保しているものである。つまり、立上り部2の上端に位置した切欠部14に直に照明装置8を装着した場合においては、後述する立上り部2の施工において行われる床面土台11への接着剤を介してのタイル12の貼着の際に上記接着剤が誤ってタイル12と照明装置8とを接着してしまって、照明装置8が略恒久的に上がり框4から外れなくなるといったことが生じてしまう場合があるが、本例ではこのような事態を避けることができるものである。また、電気的観点から見ても、上述したように収納ボックス15内部に照明装置8を装着したことで、電気が通る照明装置8が直接上がり框4等の木質部に触れさせることを避けることができて安全性を向上させることができる。
【0017】
また、照明装置8は上がり框4の玄関幅方向である長手方向に沿って設けられるものであって、本例では、図4及び図5に示すように、照明部21とコントローラ20とを隣接配置して形成したものを用いている。これは、照明装置8が故障等した際に照明部21及びコントローラ20を別個に取り替え得ることを図っているものである。ここで、上記照明部21は玄関土間1を照らす照明部分であって、上記コントローラ20は上記照明部21の制御を行う部分である。コントローラ20はその構成部品の多さと配置面積から結果的に照明部21よりも奥行き寸法の大きな設置部分を必要とするものであり、しかして、上がり框4の切欠部14はコントローラ20を配置する大切欠部14aと照明部21を配置する小切欠部14bとで構成されている。この大切欠部14aと小切欠部14bとは玄関土間側前面から奥方への奥行き寸法を違えて形成してあり、すなわち、大切欠部14aの奥行き寸法を小切欠部14bの奥行き寸法よりも大きくして形成している。更に、上記切欠部14に装着する収納ボックス15も同様に、大切欠部14aに装着するコントローラ収納ボックス15aと小切欠部14bに装着する照明部収納ボックス15bとを有し、上記収納部5もコントローラ収納ボックス15aから形成されるコントローラ収納部5aと照明部収納ボックス15bから形成される照明部収納部5bとを有し、また、収納ボックス15が形成する収納部5に取り付けられるカバー13もコントローラ収納ボックス15aに取り付けるコントローラカバー13aと照明部収納ボックス15bに取り付ける照明部カバー13bとを有している。
【0018】
このコントローラ20は、図3に示すようにユニット化されたものであって、コントローラ収納部5aに収納される、つまり、コントローラ収納ボックス15a内部に収納されるものである。このコントローラ20は難燃性のABS樹脂によって成形した矩形函状体のハウジング23を有し、前面に明るさセンサ24を設けると共に背面に電源線13の先端が連結する速結端子部25を設けているものである。また、上記ハウジング23の前面以外の側面(両側面、背面)には上下端部位置にそれぞれ外側方向に突出したつば片9をフランジ状に形成してあるものである。また、上記コントローラ20の背面からは照明部21への配電を行う配電線26を延出させており、上記配電線26の先端にはコネクタ27が設けられている。
【0019】
一方、照明部21は、図5(b)に示すように、照明部収納部5bに装着される、つまり、照明部収納ボックス15b内部に装着される取付台座29と上記取付台座29に配置した照明光を発する複数の照明器具28から構成されるものである。取付台座29は照明部21の長手方向に亘るように形成した台座であり、照明部収納ボックス15bの最奥部上部にその長手方向に亘って架設されるものである。上記照明器具28は、光源としてLED30を用い、上記LED30を基板31の前面に固定して形成したものである。上記照明器具28を取付台座29に取り付けた際には、照明器具28は上記取付台座29に照明部収納部5bの長手方向に等間隔に配置されると共に基板31の前面が玄関土間1に向って面をなすように取り付けられるものである。なお、上記各照明器具28にはそれぞれ照明器具28に配電する配電線32が連結しており、この配電線32を照明部21の長手方向に亘って収納する凹溝片33が照明部収納ボックス15bの最奥部に形成されている。なお、この配電線32の照明器具28と反対側の端部ではコネクタ34が設けられている。
【0020】
本例の照明装置8は、上記ような構造のコントローラ20及び照明部21とが隣接配置して形成されているが、このとき、上がり框4の大切欠部14aと小切欠部14bとは隣接して連続し、コントローラ収納ボックス15a及び照明部収納ボックス15b、また、コントローラ収納部5a及び照明部収納部5bも隣接配置されるものである。ここで、コントローラ20を内部に装着するためにコントローラ収納ボックス15aは函状体に形成されるものであることから、上記コントローラ収納ボックス15aに隣接する照明部収納ボックス15bはコントローラ収納ボックス15aに当接させることでその配置位置を一意に決定することができ、また、照明部収納ボックス15bは上がり框4の長手方向に長い形状になることから、照明部収納ボックス15bはコストを考慮して押出成形材で構成しても好ましいものである。同じ理由で、照明部収納ボックス15bに取り付ける照明部カバー13bも押出成形材で構成しても好ましいものである。また、上記収納部5の最奥部に形成する貫通孔6は、玄関床面3の下方位置(電源線配線部39)に配置されると共にコントローラ20の速結端子部25に連結される電源線7を挿通させるものであるから、コントローラ収納部5aの最奥部、つまり、上がり框4及びコントローラ収納ボックス15aの背面部に形成されるものである。また、コントローラ収納ボックス15aと照明部収納ボックス15bの隣接部分には上記配電線26,32を挿通させる挿通孔35が設けてあり、コントローラ20の配電線26と照明部21の配電線32とのコネクタ同士27,34のコネクタ接続が行われてコントローラ20と照明部21との電気的接続が行われているものである。
【0021】
上述したように構成した照明装置8を収納部5に収納した際には、コントローラ20がそのハウジング23のうち前面以外の側面(両側面、背面)に亘ってその上下端部位置にそれぞれ外側方向につば片9をフランジ状に突設した構成を有していることから、図6及び図4に示すように、上記つば片9の突出先端部がコントローラ収納ボックス15aの内面に当接してコントローラ20の周縁、つまり、コントローラ収納部5aの周縁部分に空間10が形成されるものである。これは、後述する玄関足元照明の配置施工における電源線7の照明装置8への連結施工作業の際に、電源線7を玄関土間側前面に引張り出すことで電源線7に生じる余長部分や、また、コントローラ20の配電線26と照明部21の配電線32とのコネクタ同士27,34のコネクタ接続部分等の収納スペースを上記空間10を利用して確保することができるものであって、例えば、上記電源線7を玄関床面3の下方位置の電源線配線部39に配線し直したりすることなしに照明装置8の収納部5への収納施工を行うことができ、照明装置8の収納部5への収納施工の施工性が向上するものである。また、上記つば片9の突出先端部分がコントローラ収納ボックス15aの内壁面に当接させることでコントローラ20をコントローラ収納ボックス15aの所定位置に一意に位置決めして装着させることができるという利点もあり、これは後述するコントローラ収納ボックス15aに取り付けられるコントローラカバー13aに設けた採光窓38に対してコントローラ20の明るさセンサ24を合わせて配置する際に有用である。
【0022】
また、上述したように上記収納部5の前面の開口には上記開口を閉塞するカバー13を着脱自在に取り付けるものであるが、このカバー13は、収納部5の玄関土間側前面の開口を閉塞するカバー本体17と、収納ボックス15の内面のうち天面部及び底面部に設けた係止凹部19に係合するカバー本体17の裏面から奥方に突出した一対の係合片18とで構成されたものである。ここで、上記カバー本体17の下部には下方に行く程奥方に位置するような傾斜部36を形成しているものである。この傾斜部36は玄関土間1に立つ人の目線から照明装置8を隠匿させたカバー13をも見えづらくさせるものであって、玄関の外観の向上を図る意味で形成したものである。また、カバー本体17は、カバー13を収納部5に取り付けた際に、その上端部分17aの裏面を上がり框4の前端面に当接させるようにしてある。これは、切欠部14の木材切断面を前面に露出させることを防いで、玄関の意匠性及び外観の向上を図っているものであり、また、収納ボックス15の切欠部14への納まりを良くするといった施工性の向上をも図っているものである。
【0023】
また、上記カバー13は、本例では、コントローラカバー13aと照明部カバー13bとを有するものであるが、上記コントローラカバー13aにはその前面に採光窓38[図4(b)]を設けており、上記明るさセンサ24が玄関土間側前面の光を採光することができるようにしている。これにより、本例では、上記明るさセンサ24が前面に設けられているので、例えば、上がり框4の下面に明るさセンサ24を設けた場合の薄暗く検知されてしまうといった誤検知を避けることができるものであって、上記上がり框4の下面に明るさセンサ24を設けた場合と比較して玄関空間を正確に検知させることができるものである。そして、照明装置8の照明部21の制御を玄関空間の状態に合わせて行うことができるものである。また、照明部カバー13bはその傾斜部36に照明部21の照明器具28が発する照明光を透過させる照明窓37を形成してあるものである。これは、照明部21の照明器具28が発する照明光を玄関土間1の特定部分に向けて照射させることを図っているものであり、本例においてはポリカーボネード等の透過材で形成しているものである。また、上述したように照明部21では照明装置28が玄関土間1に向って面をなすように取付台座29に取り付けられており、上記照明装置28と上記照明部カバー13bの傾斜部36は対向位置にあるものであって、上記傾斜部36には照明器具28から比較的強い照明光が照射されているものであり、上記傾斜部36に照明窓37を形成したことで上記照明器具28からの比較的強い照明光を玄関土間1に照射できるといった利点もあるものである。
【0024】
また、本例においては、図4に示すように、玄関足元照明装置の外観を左右対称に見せることを期して、照明部21の長手方向端部のうちのコントローラ20に隣接しない方の端部にはコントローラカバー13aの正面外観に似せたダミーカバー13cを取り付けている。これは、玄関土間側前面から玄関足元照明装置を見た際に、あたかもその横方向両端にコントローラカバー13aを備えるように見せかけるものであり、玄関足元照明装置の正面外観を左右対称にして外観の向上を図っているものである。
【0025】
また、本例においては、上がり框4の大切欠部14aの奥方に電源線配線部39を設けてある。この電源線配線部39は、玄関床面3の下方位置に配線する電源線7の配線スペースであって、上がり框4の上記大切欠部14a及び貫通孔6に連続すると共に少なくとも下方または奥方に開口して形成された切欠状または孔状のものである。
【0026】
上述した構成を有する玄関足元照明装置の施工作業を以下に示す。まず、玄関土間1に床面土台11を配置し、上記床面土台11の上面に上記上がり框4及び玄関床面3を配置し、また、上記床面土台11の玄関土間側である前面にタイル12を接着剤等で貼着して立上り部2を形成する。上記上がり框4は工場出荷段階において収納部5に照明装置8を装着すると共にカバー13を取り付けたものがその施工現場にて用いられるものであるが、この施工作業の際に少なくとも照明装置8のコントローラ20及びコントローラカバー13aを収納部5から取り外しておく。次に、玄関床面3の下方位置の電源線配線部39に電源線7を配線し、上記電源線7の先端を収納部5の貫通孔6に挿通させて収納部5に導入し、上記収納部5に導入した電源線7を掴んでその先端を玄関土間側である前面に引張り出し、上記電源線7の先端を照明装置8に連結する。そして、上記電源線7と連結させて電気が供給されるようにした照明装置8を上がり框4の収納部5に再び挿入して装着し、カバー13を収納部5の前面に取り付けるものである。
【0027】
上述したような施工作業の際には、上がり框4の収納部5が玄関土間側である前面に開口して形成されていることで、上記収納部5からカバー13及び照明装置8を取り外した状態において、収納部5の玄関土間1から最奥部に設けた貫通孔6を挿通して収納部5に導入された状態の電源線7が玄関土間1から目視確認できるものであって、容易に上記電源線7を掴んで収納部5の玄関土間側前面に引張り出して照明装置8に連結できるものである。つまり、電源線7の照明装置8への連結施工作業の施工性が従来技術と比較して向上しているものである。
【0028】
以下、本発明の実施の形態の他例を示す。この例は、玄関土間1に立った人から照明装置8及びカバー13を更に見えにくくして玄関の外観の向上を図った例であり、具体的には、図7に示すように、照明装置8の前面に装着したカバー13の前面を上がり框4の切欠部14の前端部分よりも奥方に位置させているものである。つまり、先の実施の形態の例に比べて上がり框4の切欠部14をその奥行き寸法を大きく形成し、収納ボックス15を上記切欠部14よりも奥行き寸法を小さくして形成して、上がり框4の下部に収納部5を上記収納部5の前面に設けた開口が上がり縁4の前面よりも奥方に位置させて設け、上記収納部5に照明装置8及びカバー13を装着したものである。本例では、カバー13の前面を切欠部14の前面から10mm程奥方に位置させており、また、立上り部2の高さを30mmにしてある。この場合では、上記カバー13は視線の高さ130cmで上がり縁4から180cm離れて玄関土間に立った人から見えないものとすることができる。
【0029】
また、本発明の実施の形態の更に他例を図8乃至図22に示す。この例は、上述した本発明の実施の形態の例にいくつかの改良を施したものであり、上記実施の形態の例と同様部分には同符合を付して説明を省略し、相違部分につき詳述していく。
【0030】
図8には、上がり框4の正面図、下面図を示す。上がり框4の下部には玄関土間1である前方及び下方に開口した切欠部14が設けられており、前面からの奥行き寸法の大きな大切欠部14aの最奥部には玄関床面2の下方空間に連通した貫通孔6が形成されている。この貫通孔6はその横幅方向寸法を大切欠部14aの幅方向寸法に対して略半分程の横幅方向に広い開口を有すると共にある程度の孔深さを有した長孔に形成してあり、収納部5に収納されるコントローラ20に連結する電源線7の余長部分を収納させ得る空間47を兼ねている。なお、小切欠部14bは大切欠部14aよりも奥行き寸法を小さく、また、横幅方向寸法は大きく形成されている。
【0031】
この大切欠部14aにはコントローラ収納ボックス15aを装着してコントローラ20を収納させるコントローラ収納部5aを形成し、コントローラ20を収納したコントローラ収納ボックス15aにはコントローラカバー13aを被着する。
【0032】
図9,10にはコントローラ収納ボックス15aを示す。このコントローラ収納ボックス15aは前方に開口した函状体であり、その背面部には上記貫通孔6に連通するボックス貫通孔6aが形成され、また、上記ボックス貫通孔6aの左右端縁部には前方に突出したフック突起50が1対形成されている。このコントローラ収納ボックス15aには照明部収納ボックス15bが隣接配置されるが、1対のフック突起50のうち照明部21側のフック突起50とコントローラ収納ボックス15aの照明部21側の側面部との間には中空空間が設けられている。この中空空間はコントローラ20と照明部21を連結させる配電線26,32の余長部分を収納させる空間49として使用される。また、コントローラ収納ボックス15aの側面部のうち照明部収納ボックス15bに隣接する側面部には照明部収納ボックス15b方向に突出した組み付け突部51が形成され、また、底面部の前端には上下に貫通した水抜き開口46が適所に設けられている。ここで、この底面部の前端は天面部の前端と共にコントローラカバー13aとの連結部分にあたる部分である。この底面部の前端及び天面部の前端には係止凹部19が底面部及び天面部の内面を部分的に凹没させるようにして形成されている。
【0033】
図11にはコントロールカバー13aを示す。このコントロールカバー13aは、上方から下方にいくにつれて奥方に位置するような傾斜部36を全体に形成したカバー本体61と、上記カバー本体61の裏面の上端及び下端部分に奥方に突設した係止片18とで主体が構成されるものである。カバー本体61の中央部にはコントロール20の明るさセンサ24を挿入させるセンサ挿入孔53が前方に突出する筒状に形成されている。
【0034】
図12にはコントローラ20を示す。このコントローラ20は略矩形函状のハウジング23を有し、上記ハウジング23の内部に照明部21の照明のオンオフや出力を制御する制御部54が配設されている。この制御部54は電源線7と配電線26とを電気的に接続させると共に明るさセンサ24を接続させている。この明るさセンサ24は上述したように玄関土間1の明るさを検知するものであって一定の明るさ以下において照明装置を作動させるものである。上記ハウジング23の前面は、下方に行く程奥方に位置するような傾斜部を全体に形成しており、その横幅方向の両端部には前方に突出したつまみ突起45がそれぞれ形成されており、またその横幅方向の中央部には前方に突出したセンサ台55が設けられ、上記上記センサ台55の前端には明るさセンサ24が配置されている。なお、上記明るさセンサ24はその運転設定を変えるための調節ツマミ56がハウジング23の前面に臨むように設けられている。また、ハウジング23の背面には玄関床面の下方に配設した電源線7の先端を連結させる速結端子部25が背面端面から前方に凹没した位置に設けられている。また、ハウジング23の照明部21側の側面部には配電線26が延出され、その延出先端にはコネクタ27が装着されている。
【0035】
上記コントロ−ル収納ボックス15aには、図13に示すように、コントローラ20が収納される。コントローラ20のコントロ−ル収納ボックス15aへの装着は、コントローラ20をコントロ−ル収納ボックス15aの背面部に設けた1対のフック突起50の間に挿入配置させると共に、上記1対のフック突起50をコントローラ20のハウジング23の両側に設けた受け突起57に係合させて着脱自在に装着される。ここで、コントローラ20をコントロ−ル収納ボックス15aに挿入する際には、施工作業者は上記コントローラ20の前面に設けたつまみ突起45やセンサ台55を摘んで行うものである。上がり框4の下部の収納部5へのコントローラ20の収納・取り出し作業は狭く見にくい場所での作業であることから本来的に行いにくいものであったが、上述したように施工作業者は上記つまみ部45やセンサ台55を摘んでコントローラ20の収納部5への収納・取り出し作業を行うことができることから、施工性が向上しているものである。ここで、玄関土間1の明るさを検知するために本来的にコントローラ20の前端位置に位置させる明るさセンサ24を先端に設けたセンサ台55を手で把持できるようなものにすると、センサ台55につまみ突部45としての機能(施工業者に摘まれる)を持たせることができ、コントローラ20につまみ突部45を設けないで済ませることもできてコントローラ20の構造の簡略化を図ることもできるのである。なお、コントローラ20をコントローラ収納ボックス15aに収納した状態では、コントローラ20の速結端子部25はボックス貫通孔6a及び貫通孔6に臨む位置に配置されるものである。
【0036】
そして、コントローラ20が収納されたコントローラ収納ボックス15aには、図14に示すように、コントローラ収納ボックス15aの前面開口を覆うようにコントローラカバー13aの係止片18をコントローラ収納ボックス15aの係止凹部19に係合させて被着させるものである。このとき、コントローラカバー13aのセンサ挿入孔53の前端には上記コントローラ20の明るさセンサ24が臨むように配置される。また、コントローラカバー13aの照明部カバー13bが隣接する側端部分は、対向するコントローラ収納ボックス15aの側端よりも照明部カバー13b側に突出させており、また、上記側端部分のカバー本体61は裏面を切り欠くようにしてカバー本体61の表裏厚を薄く形成させている。ここで、コントローラカバー13aのカバー本体61の下端が連結するコントローラ収納ボックス15aの底面部の前端には水抜き開口46が設けられているが、これは、玄関土間1の清掃時等に上記コントローラ収納ボックス15aの内側に水が浸入しても、上記水をカバー本体61の裏面に沿わせて流下させると共に水抜き開口46から玄関土間1に排出させ得るようにしてあるものであって、つまりコントローラ収納ボックス15aには水が溜まらない構造にするものであり、コントローラ20のショート等の不具合を避けるようにしてある。
【0037】
一方、小切欠部14bには照明部収納ボックス15bを装着して照明部21を収納させる照明部収納部5bを形成し、上記照明部21を収納した照明部収納ボックス15bには照明部カバー13bを被着する。
【0038】
図15,16には照明部収納ボックス15bを示す。この照明部収納ボックス15bは前方及び下方に開口すると共に連続する天面部及び背面部より成る横方向に長い柱状体であって、押し出し成形で製造されるものである。天面部の前端及び背面部の下端にはそれぞれ前方に開口する係止凹部19が形成されている。この係止凹部19にはそれぞれ上方に凹没させた爪受け部59が形成されている。また、照明部収納ボックス15bの背面部の下端には長手方向に所定間隔を有して複数個の水抜き開口46が設けられている。この水抜き開口46は照明部収納ボックス15bの背面部の下端を下方に切り欠いて形成されるものである。
【0039】
図17には照明部カバー13bを示す。この照明部カバー13bは、下方に行く程奥方に位置するような傾斜部36を全体に形成したカバー本体62と、上記カバー本体62の裏面の上端及び下端から奥方に突設した係止片18とで主体が構成されるものである。ここで、照明部カバー13bは略全体を透光材64で構成するも上部に非透光材63を有した2色成形品で構成されている。また、上記係止片18にはその突出先端に上方に突出させた爪部60を形成している。
【0040】
図18には照明部21の照明部収納ボックス15bに配設させた状態を示す。この照明部21はLEDを備えた複数個の照明器具28を配電線32で連結させると共に、上記複数個の照明器具28を照明部収納ボックス15bの長手方向に所定間隔をおいて配設して構成されるものである。なお、複数個の照明器具28のうちコントローラ20側に配置される照明器具28からはコントローラ方向に向って配電線32が延出されており、その延出先端にはコネクタ34が設けられている。
【0041】
小切欠部14bに装着した照明部収納ボックス15bに照明部21を配置した後には、図19に示すように、カバー本体62が照明部収納ボックス15bの前面開口及び下面開口を覆うように照明部カバー13bが上部に非透光材63を配置させて被着される。ここで、照明部カバー13bの照明部収納ボックス15bへの被着構造としては、係止片18を係止凹部19に挿入すると共に、上記係止片18の爪部60を係止凹部19の爪受け部59に係合させて行わせており、つまり、照明部カバー13bの照明部収納ボックス15bへの被着構造を上下に非対称形状にするものであって照明部カバー13bを上下逆に照明部収納ボックス15bに被着されることが防止されているのである。このように、上部に非透光材63を位置させて照明部カバー13bを配置したことで、照明部21が発する照明光のうち上方に照射される照明光を照明部カバー13bの非透光材63で遮断することができて玄関土間1にいる人の目に直接照明光が入らないようにでき、玄関土間1の足元部分のみを照射させるものである。また、照明部カバー13bのカバー本体62の下端が連結する照明部収納ボックス15bの背面部の下端には水抜き開口46が設けられているが、これは、玄関土間1の清掃時等に上記照明部収納ボックス15bの内側に水が浸入しても、上記水をカバー本体62の裏面に沿わせて流下させると共に水抜き開口46から玄関土間1に排出させ得るようにしてあり、つまり照明部収納ボックス15bには水が溜まらない構造になっており照明部21のショート等の不具合を避けるようにしてある。
【0042】
なお、本例では、コントローラ収納ボックス15aと照明部収納ボックス15bとは連結固定されている。つまり、コントローラ収納ボックス15aの組み付け突部51が照明部収納ボックス15bの天面部と背面部との間に挟持されるものであって、コントローラ収納ボックス15aと照明部収納ボックス15bとの組付け強度を向上させているものである。また、コントローラカバー13aと照明部カバー13bとはその対向する側端同士を重ね合わすように配置してあるものであって、このようにすることで、コントローラカバー13a及び照明部カバー13bの製造時における寸法誤差や熱膨張(熱収縮)による寸法誤差を吸収すると共にコントローラカバー13aと照明部カバー13bとの間の隙間の発生を防止し、カバー13の収納ボックス15からの外れや上記カバー13間からの水や砂等の異物の侵入を防止すると共に、納まりのよい外観にすることができるものである。
【0043】
さて、実際の施工作業においては、先の実施の形態の例及び他例と同様に、上がり框4の切欠部14に収納ボックス15を装着し、玄関床面3の下方位置に配設した電源線7を貫通孔6を通して玄関土間1側に引張り出すと共に照明部収納ボックス15bに配置した照明部21から延出した配電線32を玄関土間1側に引張り出し、上記電源線7の先端をコントローラ20の速結端子部25に連結させると共に上記配電線32のコネクタ34をコントローラ20から延出した配電線26のコネクタ27に連結させ、上記電源線7及び配電線26,32をそれぞれ連結させたコントローラ20をコントローラ収納ボックス15aに配置させ、その後、収納ボックス15にカバー13を被着させて行うものである。
【0044】
ここで、図20に示すように、コントローラ収納ボックス15aの照明部21側の側面部の前端部分で且つその上端部分には、前方に開口するように切り欠きを形成するもその前方開口には照明部収納ボックス15bの係止凹所19を形成するL字材19aが位置して、結果的に小孔状になった挿通孔48が設けてあり、照明部21から延出した配電線32を上記挿通孔48に挿通させている。なお、このL字材19aは照明部収納ボックス15bの天面部から内方に向けて突出すると共に前方に屈曲させてなるものである。この挿通孔48に挿通した配電線32は挿通孔48の孔縁部分に挟まれるものであって、これは、照明部21から導出された配電線32をコントローラ20に連結させる際に施工作業者が配電線32を玄関土間1側に引張ったとしても、上記施工作業者による引張り力を照明部21に直接負荷させないようにできて照明部21に損傷を生じさせないようにすることができるものであり、また、配電線26,32を連結させたコントローラ20をコントローラ収納ボックス15aに収納させた際に配電線26,32が不用意に照明部収納ボックス15bに侵入しないようにできて、配電線26,32の照明部21への不用意な負荷による照明部21への損傷を生じさせないようにすることができるものである。なお、挿通孔48を設けたコントローラ収納ボックス15aの照明部21側の側面部は、コントローラ収納部5aと照明部収納部5bとを仕切る壁面としての役割を有するものであり、コントローラ20をコントローラ収納ボックス15aに収納させる作業の際に、作業者は照明部収納ボックス15b内に手を誤って挿入してしまうことを無くし、照明部21を破損させたり、照明部21への手の接触による感電等の事故を無くすことができるものである。
【0045】
上述したようにコントローラ20への電源線7及び配電線26,32の接続施工作業は、施工作業者が上記施工作業をし易いように、コントローラ収納ボックス15aの前方の床面土間1で上記作業が行われるものであり、上記電源線7及び配電線26,32を接続したコントローラ20をコントローラ収納ボックス15aに収納した際には、上記電源線7及び配電線26,32には床面土間1側に引張り出した分の余長部分がそれぞれ生じる。コントローラ20をコントローラ収納ボックス15aに収納すると余長部分を有した電源線7及び配電線26,32はそれぞれ撓むものであるが、本例では、上がり框4の貫通孔6には空間47が設けられており電源線7の撓んだ余長部分を収めることができ、また、コントローラ収納ボックス15aには収納したコントローラ20とコントローラ収納ボックス15aの照明部21側の側面部との間に中空空間である空間49が設けられており配電線26,32の撓んだ余長部分を収めることができるのである。このように、本例では、先の実施の形態の例のようにコントローラ20につば片9を設けないでも、あらかじめ上がり框4に空間47を設けると共にコントローラ収納ボックス15aに空間49を設けていることで、電源線13及び配電線26,32を接続したコントローラ20をコントローラ収納ボックス15aの所定位置に挿入配置するだけで自然に電源線13及び配電線26,32の余長部分を適所に収納できるものにしており、先の実施の形態の例同様に施工性の向上が図られているのである。
【0046】
なお、図22に示すように本例においても、玄関足元照明装置の外観を左右対称に見せて外観を向上させることを期して、照明部21の長手方向端部のうちのコントローラ20に隣接しない方の端部にはコントローラカバー13aに正面外観を似せたダミーカバー13cを取り付けているものである。この場合にも各種カバー13(コントローラカバー13a,照明部カバー13b,ダミーカバー13c)の側端同士を重ね合わすように配置させており、上述したように、各種カバー13の製造時における寸法誤差や熱膨張(熱収縮)による寸法誤差を吸収すると共に各種カバー13同士(コントローラカバー13a,照明部カバー13b,ダミーカバー13c)との間の隙間の発生を防止し、カバー13の収納ボックス15からの外れや各種カバー13の間からの水や砂等の異物の侵入を防止し、また、納まりのよい外観にしているのである。
【0047】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の玄関足元照明装置にあっては、玄関土間から立設した立上り部の上部で且つ玄関床面の玄関土間側前端部に上がり框を位置させ、上がり框の下部に少なくとも玄関土間側前面に開口した収納部を設け、この収納部をコントローラを収納するコントローラ収納部と照明部を収納する照明部収納部とを隣接配置させて構成し、コントローラ収納部の最奥部に貫通孔を設け、コントローラと照明部とで構成した照明装置を収納部に前面から収納し、上記玄関床面の下方位置に配線した電源線を貫通孔に挿通させて収納部に導入すると共に収納部に配設したコントローラに上記電源線の先端を連結したので、玄関床面に下方位置し配線した電源線が収納部の最奥部に形成した貫通孔を挿通し、上記電源線の先端を収納部に導入した際、上記収納部に導入された電源線は上記収納部の前面の開口を通じて玄関土間から目視確認できるものであって、容易に上記電源線を掴んで収納部の前面に引張り出してコントローラに連結できるものであって、電源線の照明装置への連結施工作業が簡単に行い得るものである。また、照明装置を収納部に配設した状態でコントローラの裏方に空間を設けてこの空間に上記電源線の余長部分を収納したので、電源線のコントローラへの接続作業時に電源線を玄関土間側である前面に引張り出すことで生じる電源線の余長部分を、照明装置の収納部への収納施工の際に玄関床面の下方位置に配線し直したりすることなしに上記空間に収まり良く収納させることができるのである。また、コントローラ収納部と照明部収納部との間を仕切る壁面を設けると共に上記壁面にコントローラ収納部と照明部収納部とを連通させる挿通孔を設け、コントローラと照明部とを接続した配電線を上記挿通孔に挿通し、コントローラと照明部との間の上記壁面よりもコントローラ収納部側に空間を設け、この空間に上記配電線の余長部分を収納したので、配電線のコントローラと照明部との接続作業時に配電線を玄関土間側である前面に引張り出すことで生じる配電線の余長部分を、照明装置の収納部への収納施工の際に上記空間に収まり良く収納させることができるのである。ここで、コントローラ収納部と照明部収納部との間を仕切る壁面を設けたことで、コントローラをコントローラ収納部に収納させる作業の際に作業者が誤って照明部収納部内に手を挿入してしまうといったことを無くし、照明部収納部に収納した照明部を破損させたり照明部への手の接触による感電等の事故を無くすことができるものであり、また、上記壁面には挿通孔が形成されてコントローラと照明部とを連結する配電線が上記挿通孔に挿通していることから、照明部から導出された配電線をコントローラに連結させる際に施工作業者が配電線を玄関土間側に引っ張ったとしても、上記配電線を挿通孔の孔縁部分に引っ掛けることができて上記施工作業者による引張り力の照明部への直接負荷を避けるものであって照明部に損傷を生じさせにくくでき、また、配電線を連結させたコントローラをコントローラ収納部に収納させた際には、挿通孔に挿通されて挿通孔の孔縁部分に引っ掛かった配電線は不用意に照明部収納部に侵入しないものであって、配電線の照明部への不用意な負荷を無くして照明部の損傷を生じさせないようにすることができるものであり、また、上記照明部に侵入しない配電線には玄関土間側で余長部分が生じるものであるが、この配電線の余長部分はコントローラ収納部に内在した上記空間に収納できるので、配電線は収まり良く収納部内に収納できるものである。
【0048】
また、本発明の請求項2記載の玄関足元照明装置にあっては、請求項1の効果に加えて、
上記コントローラの裏方の空間を、コントローラの背面に奥方に突設したつば片を収納部の最奥部に位置させることで、照明装置の背面と収納部の最奥部との間に形成したので、照明装置のコントローラの背面のつば片の突出先端部分を収納部の最奥部及び側部に当接させると、コントローラの裏方の空間を形成することができると共に、照明装置を収納部の所定位置に一意に装着することができて照明装置の収納部への収納施工の施工性を向上できるものである。
【0049】
また、本発明の請求項3記載の玄関足元照明装置にあっては、請求項1の効果に加えて、コントローラと照明部とから構成した照明装置のコントローラの前面に手で把持できるつまみ突部を前方に突設したので、施工作業者は上記つまみ部45を摘んでコントローラの収納部への収納・取り出し作業を行うことができることから、本来的に行いにくかった上がり框の下部の収納部へのコントローラの収納・取り出し作業の施工性を向上させることができるものである。
【0050】
また、本発明の請求項4記載の玄関足元照明装置にあっては、請求項3の効果に加えて、玄関土間の明るさを検知する明るさセンサをコントローラの前面に前方に突出したセンサ台の先端に設け、上記センサ台を手で把持できるようにしたので、玄関土間の明るさを検知するために本来的にコントローラの前端位置に明るさセンサを配置させるためのセンサ台を手で把持できるようにしたことで、センサ台につまみ突部の機能を持たせることができてコントローラの構造の簡略化が図られるものである。
【0051】
また、本発明の請求項5記載の玄関足元照明装置にあっては、請求項1の効果に加えて、上記収納部を、上がり框の下部に少なくとも前方に開口する切欠部を設けると共に上記切欠部に少なくとも前方に開口した収納ボックスを装着することで形成し、上記収納ボックスの下端位置に水抜き開口を設けたので、玄関土間の清掃時などに収納部内に水が浸入しても、上記収納部を形成する収納ボックスの下端位置の水抜き開口から上記収納部に侵入した水を速やかに抜くことができるものであって、収納部に収納される照明装置におけるショート等の不具合を避けることができるものである。
【0052】
また、本発明の請求項6記載の玄関足元照明装置にあっては、請求項1の効果に加えて、コントローラと照明部とから構成した照明装置を収納した収納部5にはその開口を塞ぐようにカバーを被着し、上記カバーには収納部に収納した照明部を覆う照明部カバーを有し、上記照明部カバーの上部を非透光材で形成すると共に上記照明部カバーの下部を透光材で形成したので、収納部に収納した照明部が発する照明光のうち上方に照射される照明光を照明部カバーの非透光材で遮断することができ、玄関土間にいる人の目に直接照明光が入らないようにできると共に玄関土間の足元部分のみを照射させることができるものであり、つまり足元照明の足元照射性能を確実なものにすることができる。
【0053】
また、本発明の請求項7記載の玄関足元照明装置にあっては、請求項1の効果に加えて、上記貫通孔に、電源線の余長部分を収納させる上記コントローラの裏方の空間を設けたので、電源線の先端を照明装置に連結させる際には、上記電源線は玄関土間側に引っ張って照明装置に連結されるものであって、上記電源線を接続した照明装置を収納部に収納すると電源線には余長部分が生じるものであるが、電源線を挿通させた貫通孔に上記コントローラの裏方の空間を設けたことで、上記電源線を接続した照明装置を収納部に収納する作業動作で上記電源線の余長部分を上記コントローラの裏方の空間に自然に収めることができ、つまり、電源線の収まりを良くして照明装置を収納ボックス内に収納する施工を良好にできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示す側面断面図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上の照明装置の収納部への収納施工作業を示す概略斜視図である。
【図4】同上の玄関足元照明装置を示すものであり、(a)は上面図であり、(b)は正面図である。
【図5】(a)は図4のA−A線断面図であり、(b)は図4のB−B線断面図である。
【図6】図1のC部分の拡大図である。
【図7】本発明の実施の形態の他例を示す側面断面図である。
【図8】本発明の実施の形態の更に他例を示すものであり、(a)は上がり框の正面図であり、(b)は上がり框の下面図である。
【図9】同上のコントローラ収納ボックスを示すものであり、(a)は正面図であり、(b)は下面図である。
【図10】図9(a)のD−D線断面図である。
【図11】同上のコントローラカバーを示すものであり、(a)は正面図であり、(b)は(a)のE−E線断面図であり、(c)は(a)のF−F線断面図である。
【図12】同上のコントローラを示すものであり、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は下面図であり、(d)は背面図であり、(e)は側面図である。
【図13】同上のコントローラをコントローラ収納ボックス内に収納させた状態を示すものであり、(a)は平面断面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面断面図である。
【図14】同上のコントローラを内部に収納させたコントローラ収納ボックス内にコントローラカバーを被着させた状態を示すものであり、(a)は正面図であり、(b)は側面断面図である。
【図15】同上の照明部収納ボックスを示すものであり、(a)は側面図であり、(b)は正面図である。
【図16】(a)は図15(b)のG−G線断面図であり、(b)は図15(b)のH−H線断面図である。
【図17】同上の照明部カバーを示すものであり、(a)は側面図であり、(b)は裏面図である。
【図18】同上の照明部収納ボックスに収納した照明部を示す正面図である。
【図19】同上の照明部収納ボックスに照明部カバーを被着させた状態の側面図である。
【図20】同上の施工作業を説明するものであって、照明部収納ボックスに照明部を収納して照明部から縁出した配電線を玄関土間側に引き出した状態を示すものであり、(a)は正面図であり、(b)は(a)のI−I断面図である。
【図21】同上の施工作業を説明するものであって、照明装置を収納部である収納ボックスに収納した状態を示す正面図である。
【図22】同上の玄関足元照明装置を示す上面図である。
【図23】従来技術の例を示す側面断面図である。
【図24】同上の電源線の照明装置への連結施工を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 玄関土間
2 立上り部
3 玄関床面
4 上がり框
5 収納部
6 貫通孔
7 電源線
8 照明装置
9 つば片
10 隙間空間
Claims (7)
- 玄関土間から立設した立上り部の上部で且つ玄関床面の玄関土間側前端部に上がり框を位置させ、上がり框の下部に少なくとも玄関土間側である前面に開口した収納部を設けると共に、この収納部をコントローラを収納するコントローラ収納部と照明部を収納する照明部収納部とを隣接配置させて構成し、コントローラ収納部の最奥部に貫通孔を設け、コントローラと照明部とで構成した照明装置を収納部に前面から収納し、上記玄関床面の下方位置に配線した電源線を貫通孔に挿通させて収納部に導入すると共に収納部に配設したコントローラに上記電源線の先端を連結し、照明装置を収納部に配設した状態でコントローラの裏方に空間を設けてこの空間に上記電源線の余長部分を収納し、コントローラ収納部と照明部収納部との間を仕切る壁面を設けると共に上記壁面にコントローラ収納部と照明部収納部とを連通させる挿通孔を設け、コントローラと照明部とを接続した配電線を上記挿通孔に挿通し、コントローラと照明部との間の上記壁面よりもコントローラ収納部側に空間を設け、この空間に上記配電線の余長部分を収納したことを特徴とする玄関足元照明装置。
- 上記コントローラの裏方の空間を、コントローラの背面に奥方に突設したつば片を収納部の最奥部に位置させることで、照明装置の背面と収納部の最奥部との間に形成したことを特徴とする請求項1に記載の玄関足元照明装置。
- コントローラと照明部とから構成した照明装置のコントローラの前面に手で把持できるつまみ突部を前方に突設したことを特徴とする請求項1に記載の玄関足元照明装置。
- 玄関土間の明るさを検知する明るさセンサをコントローラの前面に前方に突出したセンサ台の先端に設け、上記センサ台を手で把持できるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の玄関足元照明装置。
- 上記収納部を、上がり框の下部に少なくとも前方に開口する切欠部を設けると共に上記切欠部に少なくとも前方に開口した収納ボックスを装着することで形成し、上記収納ボックスの下端位置に水抜き開口を設けたことを特徴とする請求項1に記載の玄関足元照明装置。
- コントローラと照明部とから構成した照明装置を収納した収納部にはその開口を塞ぐようにカバーを被着し、上記カバーには収納部に収納した照明部を覆う照明部カバーを有し、上記照明部カバーの上部を非透光材で形成すると共に上記照明部カバーの下部を透光材で形成したことを特徴とする請求項1に記載の玄関足元照明装置。
- 上記貫通孔に、電源線の余長部分を収納させる上記コントローラの裏方の空間を設けたことを特徴とする請求項1に記載の玄関足元照明装置。
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