JP4834902B2 - 電池収納ボックス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池駆動風呂釜の電源として用いられる電池を収納するための電池収納ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
風呂釜本体やリモートコントローラに電力を供給するための主電源としては、通常は電灯線からの電力が用いられている。しかし、電灯線からの電力を得ることができないような場合には、乾電池を主電源とする電池駆動風呂釜が用いられる。
【0003】
このような電池駆動風呂釜では、通常は、図1に示すように、浴室の内壁面にリモートコントローラ2を設置し、リモートコントローラ2と対向させて家屋の外壁1の屋外面に電池収納ボックス3を取り付け、浴室の外壁1に埋め込んだパイプ5内に電装線6を挿通させてリモートコントローラ2と電池収納ボックス3とを接続し、また屋外において地面の上に設置された風呂釜本体4と電池収納ボックス3とを電装線7により接続している。そして、電池収納ボックス3内の乾電池からリモートコントローラ2及び風呂釜本体4へ電力を供給している。
【0004】
電池駆動風呂釜で用いられる、従来の電池収納ボックスでは、電池収納室を有する電池ケースの前面に両開きもしくは片開きの扉を設けてあり、電池収納室に乾電池をセットしたり、新しい乾電池に入れ替えたりする場合には、この扉を開いて乾電池を出し入れするようになっていた。しかし、このような電池収納ボックスでは、電池ケースと扉との間の隙間から雨水などが浸入しやすく、浸入した雨水によって乾電池や乾電池用接点が腐食したり、乾電池から液漏れしたりする恐れがあった。
【0005】
そのため電池ケースを上方からカバーで覆うようにした構造の電池収納ボックスが用いられる場合もある。このような電池収納ボックスでは、電池ケースの上面、前面及び両側面がカバーで覆われているので、電池収納ボックス内に雨水が浸入しにくい構造となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように電池ケースを上方からカバーで覆うようにした電池収納ボックスでは、カバーの下面を電池ケースの上端へはめ込み、カバーを電池ケースの上端から下端までスライドさせることにより、カバーを電池ケースに取り付ける構造となっている。
【0007】
このため、カバーを電池ケースに脱着させる際のカバーのスライド量が大きく、カバーの脱着を行いにくく、使い勝手が悪かった。また、図1に示すように、電池収納ボックス3の取付位置の上に出窓8などが突出していると、カバーをスライドさせて電池ケースから脱着させるためのスペースを確保できないので、電池収納ボックスを設置できないなど、電池収納ボックスの取付位置に制約を受けることが多かった。特に、外壁に既設の電池収納ボックスを新規取り替えする場合には、電池収納ボックスの取付位置を選択する余地がないので、このような電池収納ボックスは使用することができなかった。
【0008】
本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、カバーを電池ケースに対して上方から下方へスライドさせることによって取り付けるようにした電池収納ボックスにおいて、比較的小さなスライド距離でカバーを電池ケースに取り付けることができる電池収納ボックスを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の電池収納ボックスは、電池収納室を備えた電池ケースとカバーとを有し、電池ケースに対してカバーを上下方向にスライドさせることによってカバーを電池ケースに脱着させるための係合部を電池ケースとカバーにそれぞれ設け、カバーの下端部が電池ケースの上端部から抜ける位置よりも下方で、カバーを電池ケースの前面より被せることによりカバーの係合部を電池ケースの係合部に対して上下方向にスライドさせられるようにした、風呂釜を駆動するための電池を収納する電池収納ボックスにおいて、前記電池ケースの上部のうち、前記カバーの端縁もしくはその近傍に沿って水切り溝を設けたものである。
【0010】
請求項1に記載の電池収納ボックスにあっては、カバーの下端部が電池ケースの上端部から抜ける位置よりも下方で、カバーを電池ケースの前面より被せることによりカバーの係合部を電池ケースの係合部に対して上下方向にスライドさせられるようにしているので、カバーをスライドさせて電池ケースに脱着する際、カバーのスライド距離を短くすることができ、カバーの脱着を行い易くできる。また、カバーを脱着させる際に、カバーが電池ケースの上に大きく突出しなくなるので、電池収納ボックスの取付位置の上に出窓などが突出していても、カバーを脱着する妨げになりにくい。よって、この電池収納ボックスによれば、耐水性を持たせながらも、電池の交換を容易にすることができる。
さらに、請求項1に記載した電池収納ボックスにあっては、電池ケースとカバーの端縁の間の隙間から毛細管現象によって雨水等が浸入しても、水切り溝が設けられているために毛細管現象によってそれ以上奥まで雨水等が浸入することがない。そのため雨水の浸入によって内部の電池や電池接点などが腐食する恐れが少なくなる。
【0013】
請求項に記載の電池収納ボックスは、請求項に記載した電池収納ボックスにおいて、前記電池収納室の収納可能個数よりも少ない個数の電池が電池収納室に収納されている場合に、電池収納室へ突出して収納されている電池の脱落を防止するための電池脱落防止部をカバーの内面に設けたものである。
【0014】
請求項に記載の電池収納ボックスにあっては、電池収納室に最大個数の電池を入れて用いることもでき、それよりも少ない個数の電池を入れて用いることもできる。しかも、電池収納室に最大個数よりも少ない個数の電池を入れている場合でも、カバーに設けられた電池脱落防止部によって電池が外れるのを防止することができるので、地震や振動等によって電池が外れて風呂釜本体やリモートコントローラが動作不能となるのを防ぐことができる。
【0015】
請求項に記載の電池収納ボックスは、請求項に記載した電池収納ボックスにおいて、前記電池収納室に収納する電池の個数を切り替えるための切り替え手段を備えたものである。
【0016】
請求項に記載の電池収納ボックスのように、電池収納室に入れる電池の個数が変わった場合には、電池部分が断線状態となったり、短絡状態となったりする恐れがあるが、請求項に記載の電池収納ボックスでは、電池の個数を切り替えるための切り替え手段、例えば切り替えスイッチを備えているので、切り替え手段を操作することによって電池の個数が異なっても電池を正常な接続状態にすることができる。
【0017】
請求項に記載の電池収納ボックスは、請求項1、2又は3に記載した電池収納ボックスにおいて、リモートコントローラから電池ケースの上部へ導入された電装線を電池ケースの通線部を上から下へ挿通させ、さらに該電装線を電池ケースに設けられた配線接続部へ下から導入し、配線接続部内で該電装線と電池につながった給電線とを接続したものである。
【0018】
請求項に記載の電池収納ボックスにあっては、リモートコントローラから電池ケースの上部へ導入された電装線を電池ケースの通線部を上から下へ挿通させ、さらに該電装線を電池ケースに設けられた配線接続部へ下から導入して給電線と接続しているから、電池収納ボックス内に浸入した雨水等がリモートコントローラからの電装線を伝わっても電装線と給電線との接続箇所まで雨水等が達することがなく、接続箇所で短絡等の不具合を起こす恐れが少なくなる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図2は本発明の一実施形態による電池収納ボックス11を示す正面図である。この電池収納ボックス11は、電池収納室14を備えた電池ケース12とカバー13とからなっている。
【0020】
図3は電池ケース12の正面図、図4は電池ケース12の側面図である。ベース15の前面には、ベース15の左右両側縁及び上縁を残して基台部16が突出しており、基台部16の上部にはパイプ接続用の通孔17が開口している。通孔17の下方において基台部16の前面には、電池収納室14、配線接続室18、通線部19が設けられている。電池収納室14は、前面開口した箱状をしており、直列にした2本の乾電池(例えば、単一乾電池)を前後2列に並べて収納できるだけの広さを有している。電池収納室14の両側壁には、乾電池を取り出し易くするための切欠部20が設けられており、電池収納室14内の天井面及び底面には、それぞれ2個ずつ突起状の電池接点21とバネ状の電池接点22が設けられている。配線接続室18は、前面及び下面が開口した箱状をしており、電池接点21、22に接続された給電線23は、電池収納室14と配線接続室18の間の隔壁に設けられた切り込み24を通して配線接続室18へ導かれ、配線接続室18内で給電線23の先にコネクタ25が設けられている。通線部19は前面及び上下で開口した溝状となっている。26は、電池収納室14及び配線接続室18内に設けられたビス止め用孔である。
【0021】
また、基台部16の両側面には、2本の被ガイド部27、28が設けられており、被ガイド部27、28の中間の間隙部29に対向させてベース15の側面に位置合わせマーク30が設けられている。下方の被ガイド部28の背面には、爪状をした係止部31が突設されている。さらに、基台部16の上面及び上端部両側面には、水切り溝32が凹設されている。
【0022】
図5(a)(b)はカバー13の側面図及び断面図、図6はカバー13の背面図である。カバー13は、背面及び下面が開口しており、ベース15の前面よりも前方(すなわち、基台部16や電池収納室14等)を覆う構造となっている。カバー13の一方側面の内面には、上下方向に延びた第1ガイド部33、34が上下2段に設けられており、上の第1ガイド部33と対向させて、上下に延びた第2ガイド部35が設けられ、下の第1ガイド部34と対向させて、略くの字状をした第2ガイド部36が設けられている。また、カバー13の他方側面の内面には、上下方向に長く延びた第1ガイド部37が設けられており、第1ガイド部37の上部と対向させて、上下に延びた第2ガイド部35が設けられ、第1ガイド部37の下部と対向させて、略くの字状をした第2ガイド部36が設けられている。ここで、第1ガイド部33、34又は37と第2ガイド部35、36との間の間隔は被ガイド部27、28の幅と等しくなっており、くの字状をした第2ガイド部36の上下方向の長さは被ガイド部27、28間の間隙部29の間隔よりも短く、上の被ガイド部27の長さは第2ガイド部35、36間の間隔よりも短くなっている。また、カバー13の左右両側面の外面のうち、くの字状をした第2ガイド部36と同じ高さの位置には、位置合わせマーク38が設けられている。
【0023】
カバー13の内面には、電池ケース12の電池収納室14と対向させて電池脱落防止部39が突設されている。この電池脱落防止部39は、コ字状をした部材40をリブ41によって補強した構造となっており、カバー13と一体成形されている。
【0024】
しかして、電池ケース12にカバー13を取り付ける場合には、図7(a)に示すように、カバー13の位置合わせマーク38と電池ケース12の位置合わせマーク30の高さを合わせながら、電池ケース12の前面からカバー13を被せると、図7(b)に示すように、カバー13の下側の第2ガイド部36が電池ケース12の被ガイド部27、28間の間隙部29を通過すると共に電池ケース12の上側の被ガイド部27がカバー13の第2ガイド部35、36間を通過し、被ガイド部27、28が第1ガイド部33、34、37に当接する。ついで、図7(c)に示すように、カバー13を下方へ押し下げると、上下の被ガイド部27、28が第1ガイド部33、34又は37と上下の第2ガイド部35、36との間に進入することによってカバー13が前面側へ外れなくなる。そのまま下方へガイドされながら、さらにカバー13を強く押し下げると、図7(d)に示すように、下側の第2ガイド部36が被ガイド部28に設けられた係止部31を乗り越えて係止部31に係合し、カバー13が上に抜けにくくなる。
【0025】
カバー13を外す場合には、この逆の操作によって外すことができる。すなわち、カバー13に力を加えて押し上げると、第2ガイド部36が係止部31から外れてカバー13が上方へスライドし、位置合わせマーク38と30が合った位置でカバー13を前方へ引き出すと、カバー13が電池ケース12から外れる。よって、この電池収納ボックス11によれば、比較的小さなスライド量で電池ケース12に対してカバー13を脱着することができる。
【0026】
この電池収納ボックス11は、浴室に取り付けられたリモートコントローラと対向させるようにして浴室の外壁に配置され(図1参照)、ビス止め用孔26から外壁に打ったビス(図示せず)によって浴室の外壁に固定される。また、図8に示すように、外壁42に埋め込まれたパイプ43の端を通孔17に挿通させ、パイプ43の端に止めたナット44によっても電池収納ボックス11が固定される。リモートコントローラの電装線45は、パイプ43を通って電池収納ボックス11内に導かれている。さらに、この電装線45は、図3に2点鎖線で示すように、通線部19を上から下へ通過して通線部19の下から外へ出て、配線接続室18の下面から配線接続室18内へ導かれ、配線接続室18内で給電線23のコネクタ25と接続される。また、屋外に設置された風呂釜本体からの電装線46は、外壁42を伝って電池収納ボックス11に至り、配線接続室18の下面から配線接続室18内に導入され、配線接続室18内で給電線23のコネクタ25に接続される。従って、給電線23と電装線45を通じて乾電池からリモートコントローラへ電力を供給することができ、給電線23と電装線46を通じて乾電池から風呂釜本体へも電力を供給することができる。
【0027】
また、この電池収納ボックス11によれば、配線接続室18の下面から電装線45、46を導入しているので電装線45、46を伝ってコネクタ位置に雨水等が浸入しにくくなっている。特に、万一、電池収納ボックス11内に浸入した雨水等が電装線45を伝っても、伝った雨水等は電装線45の下端(折り返し位置)で水切りされ、配線接続室18内には浸入することがない。
【0028】
さらに、万一カバー13の上部の縁から毛細管現象によって雨水等が電池収納ボックス11内に浸入したとしても、この近傍にはカバー13の縁に沿って水切り溝32が設けられているので、図8に示すように、浸入した雨水等は水切り溝32によってそれ以上奥まで浸入することができず、水切り溝32に沿って下方へ排水され、電池収納室14や配線接続室18等に浸入するのを防止される。
【0029】
この電池収納ボックス11では、前記のように電池収納室14内に4本の乾電池47を収納できるようになっているが、使用時には4本の乾電池47を収納して用いることもでき、2本の乾電池47を収納して用いることもできる。2本(1列)の乾電池47をセットして使用する場合には、図9(a)に示すように、電池収納室14内の奥に2本の乾電池47を縦にして入れ、電池接点21及び22の間に直列に接続する。この場合には、カバー13内面のに突出している電池脱落防止部39が電池収納室14内の空き空間へ突出し、2本の乾電池47が電池接点21、22間から外れないよう押さえる。また、4本(2列)の乾電池47をセットして使用する場合には、図9(b)に示すように、電池収納室14内に2本の乾電池47を縦にして2列に納め、各電池接点21及び22の間に直列に接続する。この場合には、カバー13の内面に突出していた電池脱落防止部39は除去しておく。
【0030】
上記のように2本の乾電池47でも4本の乾電池47でも使用できるようにするためには、電池接点21、22の配線を、図10(a)に示すように、直列に接続された2本の乾電池47が並列に接続されるようにしておけばよい。あるいは、図10(b)に示すように、4本の乾電池47を直列に接続し、2本の乾電池47と並列に切り替えスイッチ48を設けておき、4本の乾電池47を用いる場合には切り替えスイッチ48をオフにし、破線で囲んだ乾電池47を除く場合には、切り替えスイッチ48をオンにしておけばよい。
【0031】
なお、図5及び図6に示した電池脱落防止部39では、コ字状をした部材40をリブ41によって補強した構造となっており、カバー13と一体成形されているので、4本の乾電池47を使用する場合には、カッター等によって電池脱落防止部39を切り取る必要がある。図示しないが、これとは異なる方式としては、カバーの内面にネジ止め部を設けておき、2本の乾電池で使用する場合には、カバーの内面に電池脱落防止部をネジ止めできるようにしておいてもよい。あるいは、乾電池防止部をカバーの内面に、いわゆるパッチン(弾性嵌合)方式で着脱自在に取り付けられるようにしておいてもよい。あるいは、カバーの内面に、スポンジやスプリング等の弾性部材を用いて伸縮自在に構成された電池脱落防止部を設けておき、乾電池の個数に応じて電池脱落防止部が伸縮するようにしておいてもよい。
【0032】
【発明の効果】
請求項1に記載の電池収納ボックスによれば、カバーをスライドさせて電池ケースに脱着する際、カバーのスライド距離を短くすることができるので、カバーの脱着を行い易くできる。また、カバーを脱着させる際に、カバーが電池ケースの上に大きく突出しなくなるので、電池収納ボックスの取付位置の上に出窓などが突出していても、カバーを脱着する妨げになりにくい。よって、この電池収納ボックスによれば、耐水性を持たせながらも、電池の交換を容易にすることができる。
【0033】
請求項2に記載の電池収納ボックスによれば、電池ケースとカバーの端縁の間の隙間から毛細管現象によって雨水等が浸入しても、水切り溝が設けられているために毛細管現象によってそれ以上奥まで雨水等が浸入することがなく、雨水の浸入によって内部の電池や電池接点などが腐食しにくくなる。
【0034】
請求項3に記載の電池収納ボックスによれば、電池収納室に最大個数の電池を入れて用いることもでき、それよりも少ない個数の電池を入れて用いることもできる。しかも、電池収納室に最大個数よりも少ない個数の電池を入れている場合でも、カバーに設けられた電池脱落防止部によって電池が外れるのを防止することができるので、地震や振動等によって電池が外れて風呂釜本体やリモートコントローラが動作不能となるのを防ぐことができる。
【0035】
請求項4に記載の電池収納ボックスによれば、電池の個数を切り替えるための切り替え手段を備えているので、電池収納室に入れる電池の個数を変えることができる場合でも、電池部分が断線状態となったり、短絡状態となったりする恐れがなく、電池の個数が異なっても電池を正常な接続状態にすることができる。
【0036】
請求項5に記載の電池収納ボックスによれば、リモートコントローラから電池ケースの上部へ導入された電装線を電池ケースの通線部を上から下へ挿通させ、さらに該電装線を電池ケースに設けられた配線接続部へ下から導入して給電線と接続しているから、電池収納ボックス内に浸入した雨水等がリモートコントローラからの電装線を伝わっても電装線と給電線との接続箇所まで雨水等が達することがなく、接続箇所で短絡等の不具合を起こす恐れが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電池収納ボックスが家屋外壁に設置されている様子を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態による電池収納ボックスの正面図である。
【図3】図2の電池収納ボックスの電池ケースを示す正面図である。
【図4】同上の電池ケースの側面図である。
【図5】(a)(b)は図2の電池収納ボックスのカバーを示す側面図及び断面図である。
【図6】同上のカバーの背面図である。
【図7】(a)(b)(c)(d)は、カバーを電池ケースに取り付ける手順を示す説明図である。
【図8】外壁に取り付けられた電池収納ボックスの上部を示す断面図である。
【図9】(a)は電池収納室に1列の乾電池を収納した状態を示す平断面図、(b)は電池収納室に2列の乾電池を収納した状態を示す平断面図である。
【図10】(a)(b)は、電池収納室に収納された乾電池の接続形態を説明する図である。
【符号の説明】
11 電池収納ボックス
12 電池ケース
13 カバー
14 電池収納室
18 配線接続室
19 通線部
23 給電線
25 コネクタ
27 被ガイド部
28 被ガイド部
30 位置決め用マーク
31 係止部
32 水切り溝
33 第1ガイド部
34 第1ガイド部
35 第2ガイド部
36 第2ガイド部
37 第1ガイド部
38 位置決め用マーク
39 電池脱落防止部
45 電装線
46 電装線
47 乾電池
48 スイッチ

Claims (4)

  1. 電池収納室を備えた電池ケースとカバーとを有し、
    電池ケースに対してカバーを上下方向にスライドさせることによってカバーを電池ケースに脱着させるための係合部を電池ケースとカバーにそれぞれ設け、
    カバーの下端部が電池ケースの上端部から抜ける位置よりも下方で、カバーを電池ケースの前面より被せることによりカバーの係合部を電池ケースの係合部に対して上下方向にスライドさせられるようにした、風呂釜を駆動するための電池を収納する電池収納ボックスにおいて、
    前記電池ケースの上部のうち、前記カバーの端縁もしくはその近傍に沿って水切り溝を設けたことを特徴とする電池収納ボックス。
  2. 前記電池収納室の収納可能個数よりも少ない個数の電池が電池収納室に収納されている場合に、電池収納室へ突出して収納されている電池の脱落を防止するための電池脱落防止部をカバーの内面に設けた、請求項に記載の電池収納ボックス。
  3. 前記電池収納室に収納する電池の個数を切り替えるための切り替え手段を備えた、請求項に記載の電池収納ボックス。
  4. リモートコントローラから電池ケースの上部へ導入された電装線を電池ケースの通線部に上から下へ挿通させ、さらに該電装線を電池ケースに設けられた配線接続部へ下から導入し、配線接続部内で該電装線と電池につながった給電線とを接続したことを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の電池収納ボックス。
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