JP2008105435A - 三次元レリーフの作成方法および装置 - Google Patents

三次元レリーフの作成方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008105435A
JP2008105435A JP2008004056A JP2008004056A JP2008105435A JP 2008105435 A JP2008105435 A JP 2008105435A JP 2008004056 A JP2008004056 A JP 2008004056A JP 2008004056 A JP2008004056 A JP 2008004056A JP 2008105435 A JP2008105435 A JP 2008105435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
height
image
original
dimensional relief
original image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008004056A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Matsumoto
巌 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Photo Craft Co Ltd
Original Assignee
Photo Craft Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Photo Craft Co Ltd filed Critical Photo Craft Co Ltd
Priority to JP2008004056A priority Critical patent/JP2008105435A/ja
Publication of JP2008105435A publication Critical patent/JP2008105435A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】インク吐出量の制御などの濃度制御をより正確に行って着色ムラや画像の鮮明さにおいて従来よりも有利なものとし、しかも印刷速度をあげることができて、原画像により忠実な三次元レリーフを早く作成することのできること。
【解決手段】原画像GFから三次元レリーフRRを作成する方法であって、原画像に基づいて当該原画像内の各部の高さを示す高さ画像TFを生成し、加工装置22により高さ画像に基づく数値制御を行ってレリーフ材料RZに対して加工を施し、原画像についての高さ画像で示される高さに応じた凹凸を有する三次元レリーフ原形RGを作成し、三次元レリーフ原形RGに対して、高さ画像に基づく濃度制御を行いながら、原画像に基づく画像印刷を行うことによって着色を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、2次元の原画像から凹凸を有する三次元レリーフを作成する方法および装置に関する。
従来より、美術品である絵画、彫刻などを三次元レリーフとして複製したものがある。また、人物や風景、または山や谷などの自然の地形の2次元画像に基づいて三次元レリーフを復元したものも知られている。
このような三次元レリーフを自動的に製造する加工システムが提案されている(特許文献1)。つまり、特許文献1によると、デジタルカメラなどによってレリーフのモチーフとなる画像を入力すると、各画素の色調データに基づいて算出された階調データに基づきレリーフの高さを表すZ座標データが設定され、各画素の二次元位置データD(x,y)に基づきレリーフの平面位置を表すX−Y座標データが設定される。そして、これらをXYZ座標とする三次元形状データに基づいて工具のカッターパスが算出され、算出されたカッターパスに基づいて、被加工物の表面がNC加工機により研削加工される。
NC加工機で表面を研削された被加工物に対し、画素情報の二次元位置データと対応する位置に、色調データで表された色乃至明るさのインクを噴霧して着色を行う。
しかし、上に述べた特許文献1の加工システムによる場合は、NC加工機で表面を研削された被加工物に着色を行うに際し、被加工物の表面の凹凸形状を考慮することなく、元の画像の色調データで表される色のインクを被加工物に噴霧するだけであるので、凹凸形状に起因して着色ムラが生じてしまい、画像が忠実でなくなったり不鮮明になったりする。
すなわち、例えば従来のように2次元の平面的なシートに印刷(着色)を行う場合には、例えばインクジェットプリンタのプリンタヘッドを一定速度で走査しながら画像の濃度に応じてインクを吐出すればよいが、表面に凹凸がある場合には、凹凸によって実際の表面積が増大するので、従来と同じように印刷を行った場合には、凹凸の傾斜が急な部分ほどインク量が不足して濃度が低くなる。また、凹凸による高さの低い部分は、プリンタヘッドからの距離が遠くなるため、そのままでは鮮明な画像の印刷が困難である。その結果、画像に濃度ムラができ、元の画像に忠実でなくなりまた不鮮明になる。
また、このように、プリンタヘッドからの距離が異なることによる印刷ムラを減らすための方法として、プリントヘッドの走査の間にプリントヘッドから立体物のプリント面までの距離を各吐出地点毎に測定し、この吐出地点間の間隔に対する測定距離の変位量を求め、これに基づいてインク吐出量を変化させることが提案されている(特許文献2)。
特開平9−311707 特開平9−193368
しかし、上に述べた特許文献2において、インク吐出量の制御のために、プリントヘッドの走査の間にプリント面までの距離を各吐出地点毎に測定するものであるところから、測定のための装置が必要であり、しかも測定して得たデータを制御のために処理するのに時間を要するため印刷速度の点で問題が残る。また、インク吐出量の制御精度が測定精度にも左右されることとなり、着色ムラや画像の鮮明さにおいて問題が解消されているとはいえない。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、インク吐出量の制御などの濃度制御をより正確に行って着色ムラや画像の鮮明さにおいて従来よりも有利なものとし、しかも印刷速度をあげることができて、原画像により忠実な三次元レリーフを早く作成することのできる方法および装置を提供することを目的とする。
本発明に係る方法は、原画像から三次元レリーフを作成する方法であって、前記原画像に基づいて当該原画像内の各部の高さを示す高さ画像を生成する高さ画像生成工程と、加工装置により前記高さ画像に基づく数値制御を行ってレリーフ材料に対して加工を施し、前記原画像についての前記高さ画像で示される高さに応じた凹凸を有する三次元レリーフ原形を作成するレリーフ原形作成工程と、前記三次元レリーフ原形に対して、前記高さ画像に基づく濃度制御を行いながら、前記原画像に基づく画像印刷を行うことによって着色を行う着色工程と、を有してなる。
好ましくは、前記高さ画像生成工程において、前記原画像を複数の領域に区画し、区画された各領域に対して高さレベルを付与し、各領域において付与された高さレベルに応じて、各領域内における各部の高さを決定する。
また、高さレベルが付与された領域における高さ画像の生成のパターンに関して複数のパターンを予め登録しておき、前記高さ画像生成工程において、それぞれの領域について、登録された複数のパターンの中から選択されたパターンに基づいて各部の高さを決定して前記高さ画像を生成する。
また、前記高さ画像は、各部の高さをグレースケールを用いて示す濃淡画像である。
また、前記濃淡画像は、前記原画像における背景部からの高さが高い部分ほど濃度が低くなっている。
また、前記高さ画像は、各部の高さを互いに異なる色相によって示したものである。
また、前記着色工程においてインクジェットプリンタを用い、前記濃度制御として、前記原画像の濃度が均一であると仮定した場合に前記三次元レリーフ原形の表面における濃度が均一となるようにインクの吐出量の制御を行う。
また、前記濃度制御において、プリントヘッドによるインクの一回当たりの吐出量を制御する。
また、前記濃度制御において、プリントヘッドによる単位時間当たりのインクの吐出回数を制御する。
また、前記濃度制御において、プリントヘッドの移動速度を制御する。
また、前記濃度制御において、プリントヘッドの前記三次元レリーフ原形の表面に沿った移動速度が均一となるように制御する。
また、前記高さ画像に基づいて、各部についての前記原画像の単位長さ当たりの高さの変化分を示す高さ変化データを生成し、前記高さ変化データに基づいて前記濃度制御を行う。
本発明に係る装置は、原画像から三次元レリーフを作成する装置であって、前記原画像に基づいて当該原画像内の各部の高さを示す高さ画像を生成する高さ画像生成部と、加工装置により前記高さ画像に基づく数値制御を行ってレリーフ材料に対して加工を施し、前記原画像についての前記高さ画像で示される高さに応じた凹凸を有する三次元レリーフ原形を作成するレリーフ原形作成部と、前記三次元レリーフ原形に対して、前記高さ画像に基づく濃度制御を行いながら、前記原画像に基づく画像印刷を行うことによって着色を行う着色部と、を有してなる。
また、前記原画像を格納する原画像格納部と、レリーフ材料に対して加工を施し前記原画像についての三次元レリーフ原形を作成する数値制御加工装置と、前記三次元レリーフ原形に対して前記原画像に基づく画像印刷を行うことによって着色を行うインクジェットプリンタと、前記原画像に基づいて当該原画像内の各部の高さを示す高さ画像を生成する高さ画像生成部と、前記高さ画像に基づいて、各部についての前記原画像の単位長さ当たりの高さの変化分を示す高さ変化データを生成する高さ変化データ生成部と、前記三次元レリーフ原形において前記高さ画像で示される高さに応じた凹凸を形成するために前記高さ画像を前記数値制御加工装置の制御のために出力するデータ出力部と、前記インクジェットプリンタに対して、前記高さ変化データに基づいて、前記原画像の濃度が均一であると仮定した場合に前記三次元レリーフ原形の表面における濃度が均一となるようにインクの吐出量の制御を行う濃度制御部と、を有してなる。
本発明によると、インク吐出量の制御などの濃度制御をより正確に行って着色ムラや画像の鮮明さにおいて従来よりも有利なものとし、しかも印刷速度をあげることができて、原画像により忠実な三次元レリーフを早く作成することができる。
図1は本発明に係る三次元レリーフ作成装置1の全体の構成を示す図、図2は原画像GFの構成を示す図、図3は高さ画像TFの構成を示す図、図4は高さ変化データHFの構成を示す図、図5は原画像GFを区画した領域ARに高さレベルTLを設定した例を示す図、図6はパターンPTの例を示す図、図7はパターンPTについての濃淡画像NFの例を示す図、図8は三次元レリーフ原形RGとプリンタヘッドPHとの関係の例を示す図、図9は三次元レリーフ原形RGとプリンタヘッドPHとの関係の例を示す図、図10は高さ変化データHFを説明する図である。
図1において、三次元レリーフ作成装置1は、画像処理のためのコンピュータ10、制御データ生成部21、数値制御加工装置22、およびインクジェットプリンタ23などからなる。
コンピュータ10は、CPUやDSPなどによる処理装置、半導体メモリや磁気ディスクなどの記憶装置、キーボードやマウスなどの入力装置、表示装置、および種々のインタフェース回路などを含んで構成されている。それらによって、ソフトウエア的にまたはハードウエア的に、コンピュータ10内に、原画像格納部11、高さ画像生成部12、高さ画像格納部13、高さ変化データ生成部14、高さ変化データ格納部15、およびデータ出力部16が、機能的に形成されている。
原画像格納部11は、原画像GFを格納する。なお、原画像GFは画像データであるが、画像データの元になった画像を指すこともある。また、特に視覚可能な画像と画像データとを区別する際には、「原画像データGF」「原画像GFのデータ」「画像データ」などと記載することがある。他の画像についても同様である。
さて、原画像GFとして、人物、動物、建築物、風景など、また、山や谷などの自然の地形の鳥瞰図や航空写真など、種々の画像が用いられる。
原画像GFは、図2に示すように、X方向およびX方向に直交するY方向にマトリックス状に配列された多数の画素GSからなる2次元画像である。各画素GSは、色情報CDを持つ。色情報CDは濃度情報を含む。例えば、各画素GSが、RGBまたはCMYKなどで表現されている場合は、各原色の濃度情報によって各画素GSの色、つまり、色相、彩度、および明度が決定される。画素GSは他の表色系のデータによって表現されていてもよい。
このような原画像GFを得るために、それらの実物をデジタルカメラやビデオカメラなどによって撮影してもよい。また、既に撮影された写真や印刷物などをスキャナなどで読み取ってデジタル化してもよい。また、既にデジタル化されて画像データとなった原画像GFを、CD−ROMやメモリチップなどの記憶媒体を介して、またはネットワークからダウンロードして取得することも可能である。また、コンピュータ10の内部において、種々のアプリケーションを用いて原画像GFを生成してもよい。
なお、原画像GFは、図2に示すようなビットマップ状のデータとして格納しておいてもよいが、適当な圧縮方法によって圧縮された圧縮データとして格納しておいてもよい。原画像GFは、通常、フルカラー画像であるが、モノクロ画像でもよい。
高さ画像生成部12は、原画像GFに基づいて、原画像GF内の各部の高さを示す高さ画像TFを生成する。生成された高さ画像TFは、高さ画像格納部13に格納される。
高さ画像TFは、図3に示すように、X方向およびY方向にマトリックス状に配列された多数の各画素GSについて、X方向およびY方向に直交するZ方向のデータである高さデータTDを記録したものである。高さ画像TFの画素GSのピッチまたは個数は、原画像GFの画素GSのピッチまたは個数と同じであってもよく、また原画像GFの画素GSを間引いたものであってもよい。
高さデータTDとして、例えば、256階調(8ビット)、64階調(6ビット)などのデータが用いられる。高さデータTDは、例えば、最も低い位置(例えば背景位置)から最も高い位置までの間における位置を示す。また、高さデータTDが、最も低い位置からの距離を直接的に示すようにしてもよい。図9において、高さデータTDは、TD2、TD3、TD4などで示されている。なお、図9において、高さデータTDを、プリンタヘッドPHからの距離PD2、PD3、PD4で示してもよい。高さデータTDは、原画像GFにおいては高さを示すものであるが、プリンタヘッドPHや切削工具からから見れば奥行きまたは深さを示すものとも言えるので、奥行きデータまたは深さデータと言うこともできる。
このような高さ画像TFを得るために、例えば、図5に示すように、原画像GFを複数の領域ARに区画し、区画された各領域ARに対して高さレベルTLを付与する。高さレベルTLの付与は、ユーザが手動で行ってもよく、または画像内における領域ARの状態をコンピュータ10で認識させることにより自動で行ってもよい。
図5に示す例では、高さレベルTLは、例えば1〜10の10段階に設定されており、領域AR1〜5には、高さレベルTLとして、それぞれ「3」「1」「2」「4」「6」が設定されている。この場合に、高さレベルTLは、その領域ARにおける最大の高さを規定するものであり、「1」が最も高く、「10」が最も低い。したがって、例えば、背景領域(背景部、背景位置)は、高さレベルTLが「10」である。
なお、高さレベルTLの段階の個数、高さレベルTLとして付与する符号または記号、それら符号または記号に与える意味付けなどは、種々のものを採用することができる。
また、領域ARの区画に仕方については、輪郭線を領域ARの境界線として設定し、また濃度や色が大きく変化している部分を領域ARの境界線として設定する。また、ユーザによって手動で区画してもよい。
各領域ARにおいて付与された高さレベルTLに応じて、各領域AR内における各部(各画素GS)の高さを決定する。
その場合に、例えば、図6に示すように、高さレベルTLが付与された領域ARにおける高さデータTDの生成のパターンに関して複数のパターンPT1〜6を予め登録しておく。そして、それぞれの領域ARについて、登録された複数のパターンPT1〜6の中から、ユーザにより手動でまたは自動的に、1つのパターンPTを選択する。選択されたパターンPTに基づいて、各部(各画素GS)の高さを決定する。
例えば、図6のパターンPT1が選択された場合は、その領域ARにおける中央位置を高さレベルTLで指定される最大の高さとし、その周辺に向かうにしたがって、パターンPT1で示されるように円弧状に高さが低下していく。また、図6のパターンPT2が選択された場合は、その領域ARの中央位置から周辺に向かうにしたがってパターンPT2で示されるように直線状に高さが低下していく。また、図6のパターンPT6が選択された場合は、その領域ARの中央位置は平であり、周辺において直線状に高さが低下していく。
ところで、本実施形態において、高さ画像TFは、各部の高さをグレースケールを用いて示す濃淡画像である。例えば、上に述べた図6のパターンPT6について、その濃淡画像の例が図7に示されている。
すなわち、図7において、パターンPT6(図7C)に対応する濃淡画像NF(図7B)およびグレースケールGS(図7A)が示されている。最も高い位置は白、最も低い位置は黒、その中間の高さは高さに応じたグレーとなっている。つまり、濃淡画像NFは、背景部からの高さが高い部分ほど濃度が低くなっている。図7のパターンPT6では、10段階であるが、実際には、例えば64段階、256段階などとすればよい。
図7において、最も高い位置は高さレベルTLが「1」に対応し、最も低い位置は高さレベルTLが「10」に対応する。しかし、パターンPTの高さは、相対的なものであり、パターンPTの最も高い位置と最も低い位置とが指定された任意の高さ位置となるように合わせられる。つまり、高さレベルTLが例えば「3」の領域ARについてパターンPT6を適用する場合に、パターンPT6の最も高い位置の白の部分が高さレベル「3」となり、かつ、パターンPT6の最も低い位置の黒の部分がその領域ARの周縁部の高さレベルとなる。
なお、図7においては、高さをグレースケールGSで示しているが、各部の高さを互いに異なる色相によって示してもよい。例えば、最も高い位置を茶、最も低い位置を青、その中間の高さを緑とし、高さに応じてそれぞれの色の濃淡が変化するようにする。
なお、図7に示す濃淡画像NFから分かるように、濃淡画像NFのZ軸に沿った断面はどの位置でも同じではない。つまり、図6に示す種々のパターンPTについて、X軸方向およびY軸方向のサイズの比は種々のものが存在する。
ここで、各領域ARにおいて、高さレベルTLとパターンPTが設定された後で、各画素GSにどのような高さデータTDが割り当てられるかについて、その例を説明する。
すなわち、例えば、高さレベルTLが「3」と設定され、パターンPT6が選択された場合には、パターンPT6の最も高い位置が高さレベル「3」となり、最も低い位置がその領域ARの周縁部の高さレベルとなる。パターンPT6の周辺が領域ARの周縁部と一致するように相似変形される。その結果、高さレベルTLが例えば10段階である場合に、パターンPT6の最も高い位置が最大高さの10分の3の高さとなり、そこから最も低い位置まで、パターンPT6の変化と比例するように、各画素GSに高さデータTDが割り当てられる。そして、その領域ARについて、割り当てられた高さデータTDが、濃淡画像として、例えば表示装置の画面や印刷された用紙に表示される。ユーザは、その濃淡画像を見て、必要に応じて濃淡画像を修正する。例えば、ある部分と他の部分との遠近の関係、ある部分の凹凸状態、ある部分の立体形状などについて、原画像GFの内容に合うように修正する。
さて次に、高さ変化データ生成部14は、高さ画像TFに基づいて、各部についての原画像GFの単位長さLX当たりの高さの変化分LZを示す高さ変化データHFを生成する(図10を参照)。生成された高さ変化データHFは、高さ変化データ格納部15に格納される。
高さ変化データHFは、図4に示すように、X方向およびY方向にマトリックス状に配列された多数の各画素GSについて、X方向およびY方向に直交するZ方向のデータの変化量である傾斜データKDを記録したものである。高さ変化データHFの画素GSのピッチまたは個数は、高さ画像TFの画素GSのピッチまたは個数と同じであってもよく、また高さ画像TFの画素GSを間引いたものであってもよい。
傾斜データKDとして、例えば、256階調(8ビット)、64階調(6ビット)などのデータが用いられる。傾斜データKDは、例えば、水平な面の傾斜角を0度とし、高さ画像TFに基づいて各画素GSの位置において得られる面の水平な面からの傾斜角θの絶対値を示すようにしてもよい。この場合には、傾斜データKDは、0〜90度を示すことになる。図9において、傾斜データKDは、θ1、θ2、θ3、θ4などで示されている。また、傾斜データKDとして、どの方向に傾斜しているかを示すデータを付加してもよい。
このような高さ変化データHFを得るためには、例えば次のようにすればよい。
すなわち、ある画素GSを注目画素GSTとし、注目画素GSTについて、その高さデータTDとその周囲の8個の画素GSの高さデータTDとの差をそれぞれ求め、差の最大値をその注目画素GSTの傾斜データKDとする。またはそれを必要に応じて規格化する。
また、注目画素GSTについて、その周囲の8個の画素GSの高さデータTDの間における差の最大値を求め、それを注目画素GSTの傾斜データKDとする。必要に応じて規格化する。このようにして全ての画素GSについての傾斜データKDを得る。
また、例えば、隣接する3×3個つまり9個の画素GSからなる面の傾斜を求め、それを9個の画素GSについての傾斜データKDとする。これを、2×2個、4×4個などとしてもよい。
データ出力部16は、三次元レリーフ原形において高さ画像TFで示される高さに応じた凹凸を形成するために、高さ画像TFを数値制御加工装置22の制御のために出力する。データ出力部16は、データの入出力のための適当なインタフェースであってもよい。また、適当な記録媒体に対してデータの書き込みを行うための媒体ドライブ装置であってもよい。
制御データ生成部21は、データ出力部16から出力された高さ画像TFに基づいて、数値制御加工装置22を制御するための制御データを生成する。なお、そのような制御データを生成するに際して、原画像GFのデータをも用いてもよい。また、制御データの生成をコンピュータ10の内部で行い、制御データを適当なインタフェースを介して数値制御加工装置22に出力するようにしてもよい。
数値制御加工装置22は、制御データに基づいて、レリーフ材料RZに対して加工を施し、原画像GFについての三次元レリーフ原形RGを作成する。数値制御加工装置22として、種々のNC旋盤、マシニングセンター、レーザ加工機、サンドブラスト、ルーターなどを用いることが可能である。なお、レリーフ材料RZには、材木、石膏、合成樹脂、または金属など、種々の材料が用いられ、また、その形状として、直方体状、板状、円柱状、各柱状、球状など、種々の形状のものが用いられる。三次元レリーフ原形RGは、レリーフ材料RZに加工を施したものであるから、加工された表面は、通常、レリーフ材料RZと同じ色である。
インクジェットプリンタ23は、三次元レリーフ原形RGに対して三次元レリーフ原形RGの表面に、原画像GFに基づく画像印刷を行うことによって着色を行う。インクジェットプリンタ23は、例えば、Y,M,C,Kの各色のインクを保持し、原画像GFの色データに応じて、高速でパルス状に微量のそれぞれのインクを噴射し、三次元レリーフ原形RGの凹凸の表面にフルカラーの画像を生成する。インクジェットプリンタ23の基本的な機能としては、上に述べた特許文献2の装置を始めとして、従来から存在する種々の公知のインクジェットプリンタを用いることができる。
さて、本実施形態のインクジェットプリンタ23には、濃度制御部24が設けられている。
濃度制御部24は、インクジェットプリンタ23に対して、高さ変化データHFに基づいて、原画像GFの濃度が均一であると仮定した場合に三次元レリーフ原形RGの表面における濃度が均一となるようにインクの吐出量の制御を行う。
すなわち、三次元レリーフ原形RGの表面に凹凸があることによって、プリンタヘッドPHの主走査方向(X方向)の直線移動距離に対して、それに沿った三次元レリーフ原形RGの表面距離の方が長くなる。背景技術の項でも説明したように、インクによる着色ムラまたは印刷ムラを低減して鮮明な画像を得るために、この距離の相違を修正する必要がある。濃度制御部24においては、着色ムラがなくなるように濃度制御を行う。しかも、その濃度制御のために、数値制御加工装置22の制御に用いた高さ画像TFをここでも用いる。
プリンタヘッドPHの主走査方向の直線移動距離は、インクジェットプリンタ23の設計値によって決まる。例えば、図8に示す距離L1が直線移動距離である。これに対して、三次元レリーフ原形RGの表面距離は、図8に示す三次元レリーフ原形RGの表面凹凸HTに沿った長さL2である。三次元レリーフ原形RGの表面距離は、例えば数値制御加工装置22の工具先端の移動距離であり、高さ画像TFから、または高さ画像TFに基づいて生成した制御データから読み取ることができる。また、濃度制御のために、高さ変化データHFを用いてもよい。例えば、高さ変化データHFの大きさに応じてプリンタヘッドPHによる濃度が高くなるように制御すればよい。
さて、濃度制御において、高さ変化データHFの大きい部分または画素GSにおいて、より多くのインクが吐出されるように制御する。
そのための方法として、例えば次の方法がある。
(1)プリンタヘッドPHの走行速度は一定とし、高さ変化データHFの大きさに応じてインクの噴射一回当たりの吐出量を制御する。その場合に、例えば、プリンタヘッドPHに印加する電圧を制御する。つまり高さ変化データHFが大きい場合に、プリンタヘッドPHに印加する電圧を高くして吐出量を多くする。一回当たりの吐出量を多くすると、インクの吐出速度が速くなるので、三次元レリーフ原形RGの表面にインクが速く到達し、そのため印刷位置の誤差が低減して画像の鮮明度の低下が抑えられる。
(2)プリンタヘッドPHの走行速度は一定とし、高さ変化データHFの大きさに応じて単位時間当たりのインクの吐出回数を制御する。単位時間当たりのインクの吐出回数をふ増やすと、例えば、複数回のインクの噴射されたインク滴が連続するとともに、僅かな間隔で次のインクが噴射されるので、先に噴射されたインク滴に後で噴射されたインク滴が追いついて合体することが生じる。これによっても、インクの吐出速度が速くなりまたはインク滴の質量が大きくなり、インク的によるスポットの精度が高くなって印刷位置の誤差が低減し、画像の鮮明度の低下が抑えられる。
(3)プリンタヘッドPHによるインクの噴射一回当たりの吐出量および単位時間当たりのインクの吐出回数を一定とし、高さ変化データHFの大きさに応じてプリンタヘッドPHの移動速度を制御する。この場合に、プリンタヘッドPHの三次元レリーフ原形RGの表面に沿った移動速度が均一となるように制御する。
このように濃度制御を行うことによって、図9に示す傾斜角θの大きな部分においてより多くのインクが付着することとなり、その結果、三次元レリーフ原形RGの表面凹凸HTの全体について、画像濃度が同じであると仮定した場合の単位面積当たりのインクの付着量が均一となる。
なお、図9において、三次元レリーフ原形RGの背景部分については、プリンタヘッドPHからの距離が大きくなり、プリンタヘッドPHからのインクが周辺に拡がり易いが、インクの初速を速くしたりインク滴の質量を大きくすることによってある程度補うことができる。
なお、インクジェットプリンタ23においては、濃度制御部24による制御のために必要な機構および回路が設けられている。また、濃度制御部24における制御のための処理はコンピュータ10において行い、インクジェットプリンタ23においてはそれを実行するだけにしてもよい。
次に、三次元レリーフ作成装置1の全体的な動作について、フローチャートを参照して説明する。
図11は三次元レリーフ作成装置1の全体の動作の流れを示すフローチャート、図12は高さ画像作成処理の手順を示すフローチャート、図13は加工処理の手順を示すフローチャート、図14は着色処理の手順を示すフローチャートである。
図11において、原画像GFを取得し(#1)、原画像GFに基づいて高さ画像TFを生成する(#2)。高さ画像TFに基づく制御データを用いて数値制御加工装置22を制御し、レリーフ材料RZを加工して三次元レリーフ原形RGを作成する(#3)。高さ画像TFに基づくデータである高さ変化データHFを用いてインクジェットプリンタ23を制御し、濃度制御を行いながら三次元レリーフ原形RGに印刷を行って着色する(#4)。
図12において、高さ画像作成処理においては、原画像GFを領域ARに区画し、区画されたそれぞれの領域ARに対して高さレベルTLを付与する(#11)。このとき、それぞれの領域ARについて適用すべきパターンPTを指定する。それぞれの領域ARについて濃淡画像を生成し、それを表示する(#12)。ユーザは、濃淡画像に対し、必要に応じて修正を行う(#13)。そのようにして得られた濃淡画像は、高さ画像TFを示すことになる。または、得られた濃淡画像を階調データに変換して高さ画像TFとする(#14)。
図13において、高さ画像TFを制御用データとして出力する(#21)。高さ画像TFに基づいて、制御データを生成する(#22)。制御データを用いて数値制御加工装置22を運転し、レリーフ材料RZを加工して三次元レリーフ原形RGを作成する(#23)。
図14において、高さ画像TFに基づいて、高さ変化データHFを生成する(#31)。高さ変化データHFに基づいて濃度制御を行い(#32)、三次元レリーフ原形RGの表面に印刷して三次元レリーフRRを作成する(#33)。
上に述べたように、本実施形態の三次元レリーフ作成装置1によると、高さ画像TFに基づく数値制御を行ってレリーフ材料RZに対して加工を施して三次元レリーフ原形RGを作成するとともに、三次元レリーフ原形RGに対して、高さ画像TFに基づく濃度制御を行いながら、原画像GFに基づく画像印刷を行うことによって着色を行うので、濃度制御が正確に行われ、着色ムラや画像の鮮明さが従来よりも良好である。濃度制御のための制御データを別途作成する必要がない。これらのことから、印刷速度をあげることができて、原画像GFにより忠実な三次元レリーフを早く作成することができる。
上に述べた実施形態の三次元レリーフ作成装置1において、パターンPT1〜6の個数はもっと多くても少なくてもよい。パターンPTを種々変形するようにしてもよい。パターンPTを用いることなく各画素GSの高さを決定してもよい。その他、コンピュータ10または三次元レリーフ作成装置1の全体または各部の構成、形状、寸法、個数、材質、画像の内容、コンピュータ10における処理内容、処理順序などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明に係る三次元レリーフ作成装置の全体の構成を示す図である。 原画像の構成を示す図である。 高さ画像の構成を示す図である。 高さ変化データの構成を示す図である。 原画像を区画した領域に高さレベルを設定した例を示す図である。 パターンの例を示す図である。 パターンについての濃淡画像の例を示す図である。 三次元レリーフ原形とプリンタヘッドとの関係の例を示す図である。 三次元レリーフ原形とプリンタヘッドとの関係の例を示す図である。 高さ変化データを説明する図である。 三次元レリーフ作成装置の全体の動作の流れを示すフローチャートである。 高さ画像作成処理の手順を示すフローチャートである。 加工処理の手順を示すフローチャートである。 着色処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 三次元レリーフ作成装置
10 コンピュータ
11 原画像格納部
12 高さ画像生成部
13 高さ画像格納部
14 高さ変化データ生成部
15 高さ変化データ格納部
16 データ出力部
21 制御データ生成部
22 数値制御加工装置
23 インクジェットプリンタ
24 濃度制御部
GF 原画像
TF 高さ画像
HF 高さ変化データ
RR 三次元レリーフ
RZ レリーフ材料
RG 三次元レリーフ原形
TL 高さレベル
AR 領域
PT パターン

Claims (15)

  1. 原画像から三次元レリーフを作成する方法であって、
    前記原画像に基づいて当該原画像内の各部の高さを示す高さ画像を生成する高さ画像生成工程と、
    加工装置により前記高さ画像に基づく数値制御を行ってレリーフ材料に対して加工を施し、前記原画像についての前記高さ画像で示される高さに応じた凹凸を有する三次元レリーフ原形を作成するレリーフ原形作成工程と、
    前記三次元レリーフ原形に対して、前記高さ画像に基づく濃度制御を行いながら、前記原画像に基づく画像印刷を行うことによって着色を行う着色工程と、
    を有してなることを特徴とする三次元レリーフの作成方法。
  2. 前記高さ画像生成工程において、
    前記原画像を複数の領域に区画し、区画された各領域に対して高さレベルを付与し、各領域において付与された高さレベルに応じて、各領域内における各部の高さを決定する、
    請求項1記載の三次元レリーフの作成方法。
  3. 高さレベルが付与された領域における高さ画像の生成のパターンに関して複数のパターンを予め登録しておき、
    前記高さ画像生成工程において、
    それぞれの領域について、登録された複数のパターンの中から選択されたパターンに基づいて各部の高さを決定して前記高さ画像を生成する、
    請求項2記載の三次元レリーフの作成方法。
  4. 前記高さ画像は、各部の高さをグレースケールを用いて示す濃淡画像である、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の三次元レリーフの作成方法。
  5. 前記濃淡画像は、前記原画像における背景部からの高さが高い部分ほど濃度が低くなっている、
    請求項4記載の三次元レリーフの作成方法。
  6. 前記高さ画像は、各部の高さを互いに異なる色相によって示したものである、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の三次元レリーフの作成方法。
  7. 前記着色工程においてインクジェットプリンタを用い、
    前記濃度制御として、前記原画像の濃度が均一であると仮定した場合に前記三次元レリーフ原形の表面における濃度が均一となるようにインクの吐出量の制御を行う、
    請求項1ないし6のいずれかに記載の三次元レリーフの作成方法。
  8. 前記濃度制御において、プリントヘッドによるインクの一回当たりの吐出量を制御する、
    請求項7記載の三次元レリーフの作成方法。
  9. 前記濃度制御において、プリントヘッドによる単位時間当たりのインクの吐出回数を制御する、
    請求項7記載の三次元レリーフの作成方法。
  10. 前記濃度制御において、プリントヘッドの移動速度を制御する、
    請求項7記載の三次元レリーフの作成方法。
  11. 前記濃度制御において、プリントヘッドの前記三次元レリーフ原形の表面に沿った移動速度が均一となるように制御する、
    請求項10記載の三次元レリーフの作成方法。
  12. 前記高さ画像に基づいて、各部についての前記原画像の単位長さ当たりの高さの変化分を示す高さ変化データを生成し、
    前記高さ変化データに基づいて前記濃度制御を行う、
    請求項1ないし11のいずれかに記載の三次元レリーフの作成方法。
  13. 原画像から三次元レリーフを作成する方法であって、
    前記原画像に対して凹凸を付与した高さ画像に基づいて加工装置を制御し、これによってレリーフ材料に対して加工を施し、前記原画像についての前記高さ画像で示される高さに応じた凹凸を有する三次元レリーフ原形を作成する、レリーフ原形作成工程と、
    前記三次元レリーフ原形に対して、前記高さ画像に基づく濃度制御を行いながら、前記原画像に基づく画像印刷を行うことによって着色を行う着色工程と、
    を有してなることを特徴とする三次元レリーフの作成方法。
  14. 原画像から三次元レリーフを作成する装置であって、
    前記原画像に基づいて当該原画像内の各部の高さを示す高さ画像を生成する高さ画像生成部と、
    加工装置により前記高さ画像に基づく数値制御を行ってレリーフ材料に対して加工を施し、前記原画像についての前記高さ画像で示される高さに応じた凹凸を有する三次元レリーフ原形を作成するレリーフ原形作成部と、
    前記三次元レリーフ原形に対して、前記高さ画像に基づく濃度制御を行いながら、前記原画像に基づく画像印刷を行うことによって着色を行う着色部と、
    を有してなることを特徴とする三次元レリーフの作成装置。
  15. 原画像から三次元レリーフを作成する三次元レリーフ作成装置であって、
    前記原画像を格納する原画像格納部と、
    レリーフ材料に対して加工を施し前記原画像についての三次元レリーフ原形を作成する数値制御加工装置と、
    前記三次元レリーフ原形に対して前記原画像に基づく画像印刷を行うことによって着色を行うインクジェットプリンタと、
    前記原画像に基づいて当該原画像内の各部の高さを示す高さ画像を生成する高さ画像生成部と、
    前記高さ画像に基づいて、各部についての前記原画像の単位長さ当たりの高さの変化分を示す高さ変化データを生成する高さ変化データ生成部と、
    前記三次元レリーフ原形において前記高さ画像で示される高さに応じた凹凸を形成するために前記高さ画像を前記数値制御加工装置の制御のために出力するデータ出力部と、
    前記インクジェットプリンタに対して、前記高さ変化データに基づいて、前記原画像の濃度が均一であると仮定した場合に前記三次元レリーフ原形の表面における濃度が均一となるようにインクの吐出量の制御を行う濃度制御部と、
    を有してなることを特徴とする三次元レリーフの作成装置。
JP2008004056A 2008-01-11 2008-01-11 三次元レリーフの作成方法および装置 Pending JP2008105435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008004056A JP2008105435A (ja) 2008-01-11 2008-01-11 三次元レリーフの作成方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008004056A JP2008105435A (ja) 2008-01-11 2008-01-11 三次元レリーフの作成方法および装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006166252A Division JP5057705B2 (ja) 2006-06-15 2006-06-15 三次元レリーフの作成方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008105435A true JP2008105435A (ja) 2008-05-08

Family

ID=39439173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008004056A Pending JP2008105435A (ja) 2008-01-11 2008-01-11 三次元レリーフの作成方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008105435A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011077498A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 パナソニック株式会社 装飾部材
WO2011077497A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 パナソニック株式会社 装飾部材
WO2016098298A1 (en) * 2014-12-19 2016-06-23 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and image processing method
JP2018144252A (ja) * 2017-03-01 2018-09-20 株式会社ミマキエンジニアリング レリーフの製造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09311707A (ja) * 1996-05-22 1997-12-02 Matsuo:Kk 自動加工システム
JP2000006597A (ja) * 1998-06-19 2000-01-11 Naoto Nishida 紙加工品
JP2002248423A (ja) * 2000-09-29 2002-09-03 Seiren Co Ltd 着色立体模様形成装置、着色立体模様形成方法、および着色立体模様形成物
JP2002283733A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Toto Ltd マークの表示方法およびその製品
JP2004314581A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Just Renaissance:Kk 段彫りレリーフ彫刻方法
JP2004358662A (ja) * 2003-05-30 2004-12-24 Tatsuta Kagaku Kk 凹凸模様及び押型の作成方法並びに押型

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09311707A (ja) * 1996-05-22 1997-12-02 Matsuo:Kk 自動加工システム
JP2000006597A (ja) * 1998-06-19 2000-01-11 Naoto Nishida 紙加工品
JP2002248423A (ja) * 2000-09-29 2002-09-03 Seiren Co Ltd 着色立体模様形成装置、着色立体模様形成方法、および着色立体模様形成物
JP2002283733A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Toto Ltd マークの表示方法およびその製品
JP2004314581A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Just Renaissance:Kk 段彫りレリーフ彫刻方法
JP2004358662A (ja) * 2003-05-30 2004-12-24 Tatsuta Kagaku Kk 凹凸模様及び押型の作成方法並びに押型

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011077498A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 パナソニック株式会社 装飾部材
WO2011077497A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 パナソニック株式会社 装飾部材
US8227070B2 (en) 2009-12-25 2012-07-24 Panasonic Corporation Decorative member
US8415001B2 (en) 2009-12-25 2013-04-09 Panasonic Corporation Decorative member
JPWO2011077497A1 (ja) * 2009-12-25 2013-05-02 パナソニック株式会社 装飾部材
WO2016098298A1 (en) * 2014-12-19 2016-06-23 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and image processing method
JP2016117175A (ja) * 2014-12-19 2016-06-30 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
US9987855B2 (en) 2014-12-19 2018-06-05 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and image processing method
JP2018144252A (ja) * 2017-03-01 2018-09-20 株式会社ミマキエンジニアリング レリーフの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5057705B2 (ja) 三次元レリーフの作成方法および装置
JP5116289B2 (ja) 凹凸を有する印刷表面への印刷方法および印刷装置
KR102238944B1 (ko) 3차원 디지털 인쇄 방법 및 장치
US8155774B2 (en) 3D object fabrication methods and systems
JP5294684B2 (ja) 三次元レリーフの製造方法および装置
CN109532006B (zh) 一种自适应层厚切片方法及打印系统
EP3200976A1 (en) Control data for production of a three-dimensional object
JP6876228B2 (ja) 三次元造形物作成データ生成装置及び三次元造形物作成データ生成プログラム
JP6740269B2 (ja) カラー3dプリンティング方法および3dプリンティング設備
JP2008105435A (ja) 三次元レリーフの作成方法および装置
US11214009B2 (en) Shaping system, shaping method, and shaped object
WO1994027198A1 (en) A system and a method for the reproduction of three-dimensional objects
JP2018108718A (ja) 多色3dオブジェクトのスライスプリント方法
JP5241133B2 (ja) 三次元レリーフの作成方法および装置
JP2021017047A (ja) カラー3d物体の水平面スライス法
JP5234592B2 (ja) 三次元レリーフの製造方法および装置
WO2021039024A1 (ja) 立体物印刷システム及び立体物印刷方法
EP3599076B1 (en) Method of printing with gloss control
US11750759B2 (en) Greyscale images
JP5105831B2 (ja) 三次元レリーフ作成装置
US20240116298A1 (en) Printed image data generation method, printing method, and printed image data generation apparatus
US5530555A (en) Method and apparatus for recording halftone dot image with different repeating units
JP5171070B2 (ja) 三次元レリーフの製造方法および装置並びに三次元レリーフ
JP2024055774A (ja) 印刷画像データ生成方法、印刷方法、および印刷画像データ生成装置
JP2022114569A (ja) 画像処理方法、画像処理装置、印刷システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100528

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100914