JP2008104912A - アンモニアガス供給システム、アンモニアガス供給方法、およびアンモニアガス供給プログラム - Google Patents

アンモニアガス供給システム、アンモニアガス供給方法、およびアンモニアガス供給プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 アンモニアタンクの切り換えの際に、アンモニアガスの供給停止が発生することなく、アンモニアタンク内の液体アンモニアを使い切ることを可能にするアンモニアガス供給システム等を提供する。
【解決手段】 アンモニアガス供給システムの例えばアンモニアタンク10Aが使い切り対象のタンクである場合、アンモニアタンク10Aのタンク出力弁10B3を開くと共にタンク出力連絡弁4を開く第1の制御と、アンモニアタンク10Aの液体アンモニアのレベルが低下すると、アンモニアタンク10Aに対応するA系統5のアキュムレータ50Bの圧力を、アンモニアタンク20Aに対応するB系統6のアキュムレータ60Bの圧力に比べて高くセットする第2の制御と、B系統6に接続されているアンモニアタンク20Aのタンク出力弁20B3を開き、タンク出力連絡弁4を閉じる第3の制御とを行う制御装置7を備える。
【選択図】 図2

Description

この発明は、脱硝装置などにアンモニアを供給するアンモニアガス供給システム、アンモニアガス供給方法、およびアンモニアガス供給プログラムに関する。
脱硝装置は火力発電所などに設置されて用いられる。火力発電所は石油や石炭などの燃焼により発電を行うが、石油や石炭などを燃やすと、窒素酸化物等が発生する。環境に影響を与えることを防ぐために、窒素酸化物を含む排ガスは脱硝装置により処理される。つまり、アンモニアガスを供給するアンモニアガス供給装置が脱硝装置に設置され、脱硝装置は、窒素酸化物を含んだ排ガスに対してアンモニアガス供給装置からのアンモニアガスを加えて処理することにより、窒素酸化物を無害な窒素と水に分解する(例えば、特許文献1参照。)。
脱硝装置に対するアンモニアガスの供給が停止すると、火力発電所などからの窒素酸化物を含む排ガスが大気中に放出されてしまうので、アンモニアガス供給装置は、液体アンモニアを貯蔵するアンモニアタンクを複数備え、液体アンモニアを供給中のアンモニアタンク内の残量が少なくなると、このタンクを別のアンモニアタンクに切り換えて用いている。
特開2001−286735号公報
ところで、火力発電所などでは、各設備を定期的に点検するが、アンモニアガス供給装置も同様である。アンモニアガス供給装置の例えばアンモニアタンクの定期点検の際には、液体アンモニアを供給中の点検予定のアンモニアタンクを、液体アンモニアが充満している別のアンモニアタンクに切り換える。このとき、点検予定のアンモニアタンクの液体アンモニアを使い切ってから、別のアンモニアタンクに切り換えると、脱硝装置に対するアンモニアガスの供給が途切れてしまうので、点検予定のアンモニアタンクに液体アンモニアが残った状態で、アンモニアタンクを切り換える作業が行われる。
アンモニアタンクの点検のときには作業員がタンク内に入るので、アンモニアタンクに残留している液体アンモニアを気化して排出するというアンモニアタンクブロー作業が必要になるという課題が発生する。また、排ガス処理に使用可能な液体アンモニアを廃棄するので、アンモニアタンクに残留している液体アンモニアの有効利用ができないという課題がある。さらに、液体アンモニアを気化して廃棄するので、アンモニアタンクブロー作業に時間がかかり、作業効率が悪いという課題がある。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、アンモニアタンクの切り換えの際に、アンモニアガスの供給停止が発生することなく、アンモニアタンク内の液体アンモニアを使い切ることを可能にするアンモニアガス供給システム、アンモニアガス供給方法、およびアンモニアガス供給プログラムを提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、複数のアンモニアタンクの出口にそれぞれ設けられた第1の弁の出口側を連絡する第2の弁を備え、前記第1の弁からの液体アンモニアを気化した後でアキュムレータによりアンモニアガスを一定の圧力に保って供給する供給系統を、前記各アンモニアタンクに対応して備えるアンモニアガス供給システムにおいて、前記一方のアンモニアタンクの第1の弁を開くと共に前記第2の弁を開く第1の制御と、このアンモニアタンクの液体アンモニアのレベルが低下すると、このアンモニアタンクに対応する一方の供給系統のアキュムレータの圧力を、前記他方のアンモニアタンクに対応する他方の供給系統のアキュムレータの圧力に比べて高くセットする第2の制御と、前記他方の供給系統に接続されているアンモニアタンクの第1の弁を開き、前記第2の弁を閉じる第3の制御とを行う制御装置を備えることを特徴とするアンモニアガス供給システムである。
請求項1の発明では、複数のアンモニアタンクに対応して供給系統が設けられ、さらに、各供給系統は液体アンモニアを気化した後、アキュムレータでアンモニアガスを一定の圧力に保って供給する。また、制御装置は、アンモニアタンクの出口側に設けられている第1の弁の開閉と、各第1の弁の出口側を連結する第2の弁の開閉とを制御する。
つまり、制御装置は、1つのアンモニアタンクの第1の弁を開くと共に第2の弁を開く。これにより、アンモニアタンクからの液体アンモニアが2つの供給系統に供給される。この後、アンモニアタンクの液体アンモニアのレベルが低くなると、制御装置は、このアンモニアタンクに対応する一方の供給系統のアキュムレータの圧力を、他方の供給系統のアキュムレータの圧力に比べて高くセットする。これにより、高い圧力セットのアキュムレータを備える供給系統からのアンモニアガスが供給される。また、他方の供給系統に接続されているアンモニアタンクの第1の弁を開くので、アンモニアガスを供給している供給系統に対応する液体アンモニアが無くなると、他方の供給系統に接続されているアンモニアタンクから液体アンモニアの供給が始まる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のアンモニアガス供給システムにおいて、前記制御装置は、前記一方のアンモニアタンク側が液体アンモニアの低レベルを示す警報を出すと、このアンモニアタンクの液体アンモニアのレベルが低下したと判断することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のアンモニアガス供給システムにおいて、前記制御装置は、前記第2の制御の後で他方の供給系統のアキュムレータの圧力を一時的に高くする制御を行うことを特徴とする。
請求項4の発明は、複数のアンモニアタンクの出口にそれぞれ設けられた第1の弁の出口側を連絡する第2の弁を備え、前記第1の弁からの液体アンモニアを気化した後でアキュムレータによりアンモニアガスを一定の圧力に保って供給する供給系統を、前記各アンモニアタンクに対応して備えるアンモニアガス供給システムを用いたアンモニアガス供給方法において、前記一方のアンモニアタンクの第1の弁を開くと共に前記第2の弁を開き、前記一方のアンモニアタンクの液体アンモニアのレベルが低下すると、このアンモニアタンクに対応する一方の供給系統のアキュムレータの圧力を、前記他方のアンモニアタンクに対応する他方の供給系統のアキュムレータの圧力に比べて高くセットし、前記他方の供給系統に接続されているアンモニアタンクの第1の弁を開き、前記第2の弁を閉じることを特徴とするアンモニアガス供給方法である。
請求項5の発明は、複数のアンモニアタンクの出口にそれぞれ設けられた第1の弁の出口側を連絡する第2の弁を備え、前記第1の弁からの液体アンモニアを気化した後でアキュムレータによりアンモニアガスを一定の圧力に保って供給する供給系統を、前記各アンモニアタンクに対応して備えるアンモニアガス供給システムを用いたアンモニアガス供給方法を、コンピュータに実行させるためのアンモニアガス供給プログラムであって、前記一方のアンモニアタンクの第1の弁を開くと共に前記第2の弁を開く処理と、前記一方のアンモニアタンクの液体アンモニアのレベルが低下すると、このアンモニアタンクに対応する一方の供給系統のアキュムレータの圧力を、前記他方のアンモニアタンクに対応する他方の供給系統のアキュムレータの圧力に比べて高くセットする処理と、前記他方の供給系統に接続されているアンモニアタンクの第1の弁を開き、前記第2の弁を閉じる処理とを含むことを特徴とするアンモニアガス供給プログラムである。
請求項1、4、5の発明により、例えばアンモニアタンクの点検の際に点検対象のアンモニアタンクの液体アンモニアを使い切ることを可能にする。この結果、アンモニアタンク内の液体アンモニアを最後まで有効利用し、また、アンモニアタンクに残留している液体アンモニアを気化して排出する作業を不要にするので、アンモニアタンクブロー作業を大幅に短縮し、作業効率を改善することが可能である。また、請求項1、4、5の発明により、液体アンモニアを使い切った際には別のアンモニアタンクからの液体アンモニアを供給系統に供給してアンモニアガスの供給を続けるので、アンモニアタンクの切り換えの際にアンモニアガスの供給が途切れることを防ぐことができる。
請求項2の発明により、一方のアンモニアタンク側が液体アンモニアの低レベルを示す警報を出すと、このアンモニアタンクの液体アンモニアのレベルが低下したと判断するので、自動的に次の制御に進むことを可能にする。
請求項3の発明により、他方の供給系統のアキュムレータの圧力セットを一時的に高くするので、他方の供給系統に対するアンモニアの通気を可能にする。
次に、この発明の各実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。以下の実施の形態では、火力発電所などに設置されている脱硝装置(図示を省略)にアンモニアガスを供給する場合を例として説明する。
(実施の形態1)
この実施の形態によるアンモニアガス供給システムを図1に示す。このアンモニアガス供給システムは、液体アンモニアを供給するタンク装置1、2、アンモニアガスを吸収する吸収装置3、タンク装置1の出口側とタンク装置2の出口側とを連結するタンク出力連絡弁4、タンク装置1、2からの液体アンモニアをアンモニアガスにして脱硝装置(図示を省略)に供給するA系統5とB系統6、およびタンク装置1、2とタンク出力連絡弁4とA系統5とB系統6とを制御する制御装置7を備えている。
さらに、図2に示すように、タンク装置1、2は、アンモニアタンク10A、20A、タンクガス放出弁10B1、20B1、タンク液安出口元弁10B2、20B2、およびタンク出力弁10B3、20B3をそれぞれ備えている。また、吸収装置3は、吸収槽31と吸収槽注水遮断・バイパス弁32とを備えている。さらに、A系統5およびB系統6は、気化器50A、60A、アキュムレータ50B、60B、流量計50C、60C、および各種の弁50D1〜50D8、60D1〜60D8をそれぞれ備えている。
吸収装置3は、タンク装置1、2のアンモニアタンク10A、20A内のアンモニアガスをブローするものである。つまり、吸収装置3は、タンクガス放出弁10B1、20B1を経へてアンモニアタンク10A、20Aから吸収槽31に流れ込んできたアンモニアガスを、吸収槽注水遮断・バイパス弁32を経て吸収槽31内に散布される水に溶かして排出する。
タンク装置1、2のアンモニアタンク10A、20Aは液体アンモニアを貯蔵するためのものである。タンク装置1、2は、アンモニアタンク10A、20Aの液体アンモニアのレベルを測定する水面計(図示を省略)を備え、液体アンモニアの残量が少なくなるとレベル低を表す警報を制御装置7に送る。タンク装置1、2のタンクガス放出弁10B1、20B1とタンク液安出口元弁10B2、20B2とは、例えばアンモニアタンク10A、20Aの定期点検の際にアンモニアタンク10A、20A内のアンモニアガスをブローするときに、作業員によって開閉操作をされる。また、タンク装置1、2のタンク出力弁10B3、20B3は制御装置7の制御によって開閉する。同じように、タンク出力連絡弁4も制御装置7の制御によって開閉する。
A系統5およびB系統6はアンモニアガスを供給する供給系統であり、各種の弁を備えているが、その中で、
弁50D1、60D1は気化器入力弁
弁50D2、60D2は温度調整弁
弁50D3、60D3は気化器出力弁
弁50D4、60D4は圧力調整弁
である。以下では、弁50D1〜50D4、60D1〜60D4を、
気化器入力弁50D1、60D1
温度調整弁50D2、60D2
気化器出力弁50D3、60D3
圧力調整弁50D4、60D4
と記す。さらに、これらの中で気化器入力弁50D1、60D1と気化器出力弁50D3、60D3とは制御装置7の制御によって開閉する。
A系統5およびB系統6の気化器50A、60Aはアンモニアタンク10A、20Aから供給される液体アンモニアをアンモニアガスにする。気化器50A、60Aは、アンモニアタンク10A、20Aからの液体アンモニアを、温度調整弁50D2、60D2で設定された温度で気化する。温度調整弁50D2、60D2は作業員によってセットされる。アキュムレータ50B、60Bは気化器50A、60Aで気化されたアンモニアガスを蓄えて、圧力調整弁50D4、60D4で設定された圧力に保つ。圧力調整弁50D4、60D4は作業員によってセットされる。弁50D5〜50D8、60D5〜60D8はアキュムレータ50B、60Bでガス圧が調整されたアンモニアガスの中で高いガス圧のアンモニアガスを脱硝装置(図示を省略)に供給する。流量計50C、60Cは、アキュムレータ50B、60Bの出口側にそれぞれ設置されて、脱硝装置(図示を省略)に供給されるアンモニアガスの流量を計測する。そして、流量計50C、60Cは計測した値を制御装置7に送る。
制御装置7は、あらかじめ内蔵されているプログラムに従って、脱硝装置(図示を省略)に対するアンモニアガスの供給処理、定期点検の際にアンモニアタンクの使い切り処理などを行う。制御装置7は、アンモニアガスの供給処理とアンモニアタンクの使い切り処理とを行うために、タンク出力連絡弁4、タンク出力弁10B3、20B3、気化器入力弁50D1、60D1、および気化器出力弁50D3、60D3の開閉制御を行う。
具体的に制御装置7はアンモニアガスの供給処理の場合に例えばアンモニアタンク10Aから液体アンモニアを供給するとき、
タンク出力弁10B3…開
タンク出力弁20B3…閉
タンク出力連絡弁4…開
気化器入力弁50D1、60D1…開
気化器出力弁50D3、60D3…開
の状態にする。つまり、制御装置7は、タンク装置1の出口側とタンク装置2の出口側とを連絡するための制御を行う。アンモニアガスの供給処理の場合、アキュムレータ50Bの圧力セットの値Apと、アキュムレータ60Bの圧力セットの値Bpは、必要に応じて、
Ap=Bp
Ap>Bp
Ap<Bp
の1つの状態にされている。この結果、A系統1のアキュムレータ50BとB系統2のアキュムレータ60Bの中で圧力セットの値の高い方のアキュムレータからのアンモニアガスが脱硝装置(図示を省略)に供給され、圧力セットの値が同じ場合には両系統からのアンモニアガスが脱硝装置に供給される。
つまり、アキュムレータ50Bの圧力セットの値Apと、アキュムレータ60Bの圧力セットの値Bpとを、
Ap>Bp
にすると、A系統5が運用系統となり、またB系統6がバックアップ系統となる。アキュムレータ50Bの圧力セットの値Apと、アキュムレータ60Bの圧力セットの値Bpとを、
Ap<Bp
にした場合には、運用系統とバックアップ系統とが逆になる。
アンモニアタンクの使い切り処理の場合に例えばアンモニアタンク10Aの定期点検をするとき、制御装置7は、
タンク出力弁10B3、20B3…開
タンク出力連絡弁4…閉
気化器入力弁50D1、60D1…開
気化器出力弁50D3、60D3…開
の状態にする。アンモニアタンクの使い切り処理の場合、使い切り対象のアンモニアタンクに接続されている供給系統のアキュムレータの圧力セットを、他方の供給系統のアキュムレータの圧力セットに比べて高い値にする。例えば、アンモニアタンク10Aが使い切り対象のアンモニアタンクである場合、アキュムレータ50Bの圧力セットの値Apと、アキュムレータ60Bの圧力セットの値Bpとを、
Ap>Bp
の状態にする。この結果、A系統5のアキュムレータ50Bからのアンモニアガスが脱硝装置に供給され、アンモニアタンク10Aの液体アンモニアが無くなると、アンモニアタンク20Aからの液体アンモニアがB系統6のアキュムレータ60Bで気化され、アキュムレータ60Bからのアンモニアガスが脱硝装置に供給される。
次に、この実施の形態によるアンモニアガス供給システムを用いたアンモニアガス供給方法について、図3〜図5のフローチャートを用いて説明する。この説明では、アンモニアガスの供給処理により液体アンモニアを供給するタンクがアンモニアタンク10Aであり、アンモニアタンク10Aの定期点検をする場合を例としている。この場合、A系統5が運用系統であり、B系統6が運用系統に異常が発生したときのバックアップ系統であるとしている。つまり、運用系統側のアキュムレータ(アキュムレータ50B)の圧力セット値とバックアップ系統のアキュムレータ(アキュムレータ60B)の圧力セットの値とを、
Ap>Bp
の状態にしている。この結果、図6に示すように、実線の幅広の矢印で示す経路でアンモニアガスが脱硝装置に供給される。また、破線の幅広の矢印で示す経路でアンモニアガスが脱硝装置に供給可能である。なお、図6では、弁の黒塗りは閉じた状態を表し、液体アンモニアやアンモニアガスの流れを阻止する。また、図6では、図面の複雑化を防ぐために、一部の弁の符号だけを記載している。以下の図9まで図6と同様に記載する。
こうしたアンモニアガスの供給処理を行っている状態からアンモニアタンクの使い切り処理(図3)を開始すると、制御装置7は、使い切り対象のアンモニアタンク(アンモニアタンク10A)が使用中であるかどうかを確認し(ステップS1)、このタンクからの液体アンモニアの供給を継続する(ステップS2)。
ステップS2の後、使い切り対象のアンモニアタンク(アンモニアタンク10A)を備えるタンク装置(タンク装置1)が低レベルを表す警報を発生したかどうかを調べる(ステップS3)。警報が無ければ、制御装置7は処理をステップS2に戻す。ステップS3で低レベルを表す警報が発生すると、警報発生を制御装置7が作業員等に通知し、運用系統側のアキュムレータ(アキュムレータ50B)の圧力セットを、バックアップ系統側のアキュムレータ(アキュムレータ60B)の圧力セットの値に比べて高い所定の値にする(ステップS4)。例えば、運用系統側のアキュムレータ(アキュムレータ50B)の圧力セットの値Apおよびバックアップ系統側のアキュムレータ(アキュムレータ60B)の圧力セットの値Bpを、
Ap=0.15[MPa]
Bp=0.14[MPa]
にする。
ステップS4の後、バックアップ系統側のアキュムレータ(アキュムレータ60B)の圧力セットを変更するアンモニア通気処理をする(ステップS5)。アンモニア通気処理(図4)では、バックアップ系統側のアキュムレータ(アキュムレータ60B)の圧力セットの値を高くする(ステップS21)。例えば、このアキュムレータ(アキュムレータ60B)の圧力セットの値Bpを、0.14[MPa]から0.15[MPa]に変更する。ステップS21の後、バックアップ系統側の流量計(流量計60C)の出力流量が0[Nm3/H]より大きくなったことを確認する(ステップS22)。これにより、液体アンモニアおよびアンモニアガスがバックアップ系統を流れたことが確認される。ステップS22の後、バックアップ系統側のアキュムレータ(アキュムレータ60B)の圧力セットを元の値に戻し(ステップS23)、ステップS5のアンモニア通気処理を終了し、処理終了を作業員等が制御装置7に通知する。
ステップS5の後、制御装置7は、バックアップ系統側のタンク出力弁(タンク出力弁20B3)を開き(ステップS6)、タンク出力連絡弁4を閉じる(ステップS7)。これにより、図7に示すように、運用系統とバックアップ系統とに対応してアンモニアタンクがそれぞれ接続される。つまり、A系統5にはアンモニアタンク10Aが接続され、B系統6にはアンモニアタンク20Aが接続された状態になる。この結果、ステップS4で、運用系統側のアキュムレータ(アキュムレータ50B)の圧力セットを、バックアップ系統側のアキュムレータ(アキュムレータ60B)の圧力セットの値に比べて高い所定の値にしているので、アンモニアタンク20Aからの液体アンモニアによりバックアップ系統からアンモニアガスの供給が可能な状態になる。
ステップS7の後、制御装置7は、運用系統側の流量計(流量計50C)の出力流量が0[Nm3/H]になったことを確認する(ステップS8)。これにより、使い切り対象のアンモニアタンク(アンモニアタンク10A)の液体アンモニアを使い切ったことが確かめられる。このとき、運用系統側のアキュムレータ(アキュムレータ50B)の圧力セット値とバックアップ系統のアキュムレータ(アキュムレータ60B)の圧力セットの値とが、
Ap>Bp
の状態であるので、使い切り対象のアンモニアタンク(アンモニアタンク10A)の液体アンモニアを使い切った時点で、図8に示すように、バックアップ系統に接続されているアンモニアタンク20Aからの液体アンモニアがバックアップ系統に供給されて、アンモニアガスの供給が停止することはない。
ステップS8の後、制御装置7は、ステップS7で閉じたタンク出力連絡弁4を開き(ステップS9)、この後速やかに運用系統側のタンク出力弁(タンク出力弁10B3)を閉じる(ステップS10)。これにより、図9に示すように、運用系統側のアキュムレータ(アキュムレータ50B)の圧力セット値とバックアップ系統のアキュムレータ(アキュムレータ60B)の圧力セットの値とが、
Ap>Bp
の状態であるので、バックアップ系統に接続されているアンモニアタンク(アンモニアタンク20A)からの液体アンモニアが運用系統とバックアップ系統とに供給され、脱硝装置(図示を省略)には運用系統からのアンモニアガスが供給される。こうして、アンモニアタンクの使い切り処理を終了する。なお、運用系統とバックアップ系統とを当初の状態から切り換える場合には、各アキュムレータの圧力セットの値を変更する。
アンモニアタンクの使い切り処理が終了すると、吸収装置3によりアンモニアタンクのブロー処理(図5)を行う。この処理では、使い切り対象のアンモニアタンク(アンモニアタンク10A)のレベルを確認する(ステップS41)。ステップS41では、アンモニア装置排水ポンプ試運転と吸収槽31の水面計を利用する。ステップS41の後、吸収槽注水遮断・バイパス弁32を微開する(ステップS42)。この後、使い切り対象のアンモニアタンク(アンモニアタンク10A)のタンク液安出口元弁(タンク液安出口元弁10B2)を閉じる(ステップS43)。この後、使い切り対象のアンモニアタンク(アンモニアタンク10A)のタンクガス放出弁(タンクガス放出弁10B1)を微開して、配管ハンマリングに注意しながら、このタンクガス放出弁を全開にする(ステップS44)。ステップS44の後、使い切り対象のアンモニアタンク(アンモニアタンク10A)のタンク圧力が0[MPa]になったことを確認し(ステップS45)、このタンク側のタンクガス放出弁(タンクガス放出弁10B1)を閉じる(ステップS46)。そして、作業完了後に、使い切り対象のアンモニアタンク(アンモニアタンク10A)のタンク液安出口元弁(タンク液安出口元弁10B2)を開き(ステップS47)、吸収槽注水遮断・バイパス弁32を閉じて(ステップS48)、アンモニアタンクのブロー処理を終了する。
このように、この実施の形態により、例えばアンモニアタンク10A、20Aの点検の際に液体アンモニアを使い切ることを可能にする。この結果、使い切り対象のアンモニアタンクに残留している液体アンモニアを気化して排出するというアンモニアタンクブロー作業を不要にし、かつ、アンモニアタンクブロー作業がアンモニアガスだけになるので、作業時間を大幅に短縮し、作業効率を改善することが可能である。また、使い切り対象のアンモニアタンクの液体アンモニアを使い切るので、液体アンモニアを最後まで有効利用することができる。また、使い切り対象のアンモニアタンクの液体アンモニアを使い切った際には、液体アンモニアが充満している別のアンモニアタンクからの液体アンモニアを供給してアンモニアガスの供給を続けるので、アンモニアガスの供給が途切れることを防ぐことができる。さらに、この実施の形態により、システムに対して新たに付加する装置等を不要にして、液体アンモニアを使い切ることを可能にする。
(実施の形態2)
この実施の形態では、実施の形態1のアンモニアガス供給方法、つまり、アンモニアタンクの使い切り処理(図3)、アンモニア通気処理(図4)、アンモニアタンクのブロー処理(図4)をコンピュータで実行するためのプログラムとしてもよい。この場合には、タンク装置1、2のタンクガス放出弁10B1、20B1とタンク液安出口元弁10B2、20B2と、A系統5およびB系統6の圧力調整弁50D4、60D4とを制御装置7の制御によって開閉するように変更する。
この実施の形態によれば、アンモニアガス供給方法のアンモニアタンクの使い切り処理、アンモニア通気処理、およびアンモニアタンクのブロー処理をすべて自動で行うことができ、作業員の負担を大幅に軽減することを可能にする。
以上、この発明の各実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は各実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、各実施の形態では、アンモニアガス供給システムが2つのアンモニアタンクと、これらに対応する供給系統とを備える構成であったが、この発明は、3つ以上のアンモニアタンクと、これらに対応する供給系統とを備える構成のシステムにも適用可能である。
この発明の実施の形態1によるアンモニアガス供給システムを示す構成図である。 実施の形態1のタンク装置、吸収装置、およびA系統、B系統の詳細を示す構成図である。 実施の形態1によるアンモニアタンクの使い切り処理を示すフローチャートである。 実施の形態1によるアンモニア通気処理を示すフローチャートである。 実施の形態1によるアンモニアタンクのブロー処理を示すフローチャートである。 実施の形態1によるアンモニアタンクの使い切りの様子を説明する図である。 実施の形態1によるアンモニアタンクの使い切りの様子を説明する図である。 実施の形態1によるアンモニアタンクの使い切りの様子を説明する図である。 実施の形態1によるアンモニアタンクの使い切りの様子を説明する図である。
符号の説明
1、2 タンク装置
10A、20A アンモニアタンク
10B1、20B1 タンクガス放出弁
10B2、20B2 タンク液安出口元弁
10B3、20B3 タンク出力弁
3 吸収装置
31 吸収槽
32 吸収槽注水遮断・バイパス弁
4 タンク出力連絡弁
5 A系統(供給系統)
6 B系統(供給系統)
50A、60A 気化器
50B、60B アキュムレータ
50C、60C 流量計
50D1、60D1 タンクガス放出弁
50D2、60D2 温度調整弁
50D3、60D3 気化器出力弁
50D4、60D4 圧力調整弁
50D5〜50D8、60D5〜60D8
7 制御装置

Claims (5)

  1. 複数のアンモニアタンクの出口にそれぞれ設けられた第1の弁の出口側を連絡する第2の弁を備え、前記第1の弁からの液体アンモニアを気化した後でアキュムレータによりアンモニアガスを一定の圧力に保って供給する供給系統を、前記各アンモニアタンクに対応して備えるアンモニアガス供給システムにおいて、
    前記一方のアンモニアタンクの第1の弁を開くと共に前記第2の弁を開く第1の制御と、このアンモニアタンクの液体アンモニアのレベルが低下すると、このアンモニアタンクに対応する一方の供給系統のアキュムレータの圧力を、前記他方のアンモニアタンクに対応する他方の供給系統のアキュムレータの圧力に比べて高くセットする第2の制御と、前記他方の供給系統に接続されているアンモニアタンクの第1の弁を開き、前記第2の弁を閉じる第3の制御とを行う制御装置を備えることを特徴とするアンモニアガス供給システム。
  2. 前記制御装置は、前記一方のアンモニアタンク側が液体アンモニアの低レベルを示す警報を出すと、このアンモニアタンクの液体アンモニアのレベルが低下したと判断することを特徴とする請求項1に記載のアンモニアガス供給システム。
  3. 前記制御装置は、前記第2の制御の後で他方の供給系統のアキュムレータの圧力を一時的に高くする制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載のアンモニアガス供給システム。
  4. 複数のアンモニアタンクの出口にそれぞれ設けられた第1の弁の出口側を連絡する第2の弁を備え、前記第1の弁からの液体アンモニアを気化した後でアキュムレータによりアンモニアガスを一定の圧力に保って供給する供給系統を、前記各アンモニアタンクに対応して備えるアンモニアガス供給システムを用いたアンモニアガス供給方法において、
    前記一方のアンモニアタンクの第1の弁を開くと共に前記第2の弁を開き、
    前記一方のアンモニアタンクの液体アンモニアのレベルが低下すると、このアンモニアタンクに対応する一方の供給系統のアキュムレータの圧力を、前記他方のアンモニアタンクに対応する他方の供給系統のアキュムレータの圧力に比べて高くセットし、
    前記他方の供給系統に接続されているアンモニアタンクの第1の弁を開き、前記第2の弁を閉じる、
    ことを特徴とするアンモニアガス供給方法。
  5. 複数のアンモニアタンクの出口にそれぞれ設けられた第1の弁の出口側を連絡する第2の弁を備え、前記第1の弁からの液体アンモニアを気化した後でアキュムレータによりアンモニアガスを一定の圧力に保って供給する供給系統を、前記各アンモニアタンクに対応して備えるアンモニアガス供給システムを用いたアンモニアガス供給方法を、コンピュータに実行させるためのアンモニアガス供給プログラムであって、
    前記一方のアンモニアタンクの第1の弁を開くと共に前記第2の弁を開く処理と、
    前記一方のアンモニアタンクの液体アンモニアのレベルが低下すると、このアンモニアタンクに対応する一方の供給系統のアキュムレータの圧力を、前記他方のアンモニアタンクに対応する他方の供給系統のアキュムレータの圧力に比べて高くセットする処理と、
    前記他方の供給系統に接続されているアンモニアタンクの第1の弁を開き、前記第2の弁を閉じる処理と、
    を含むことを特徴とするアンモニアガス供給プログラム。
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