JP2008104692A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008104692A
JP2008104692A JP2006290984A JP2006290984A JP2008104692A JP 2008104692 A JP2008104692 A JP 2008104692A JP 2006290984 A JP2006290984 A JP 2006290984A JP 2006290984 A JP2006290984 A JP 2006290984A JP 2008104692 A JP2008104692 A JP 2008104692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gaming state
player
game
scent
winning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006290984A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsushi Nishi
克士 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Universal Entertainment Corp
Original Assignee
Aruze Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aruze Corp filed Critical Aruze Corp
Priority to JP2006290984A priority Critical patent/JP2008104692A/ja
Publication of JP2008104692A publication Critical patent/JP2008104692A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】遊技状態の変化に対する期待感が失われていくのを抑制する。
【解決手段】一般遊技状態において(C2:Yes)、入賞が成立した場合に(C5:Yes)、ファンが回転されて遊技者に強風が送られる。また、BB一般遊技状態において(C9:Yes)、ファンが回転されるとともに香り発生器が動作されて遊技者に微風と香りAとが供給される。この際、入賞が成立した場合に(C12:Yes)、ファンが回転されるとともに香り発生器が動作されて遊技者に強風と香りA+Cとが供給される。また、RB遊技状態において(C16:Yes)、ファンが回転されるとともに香り発生器が動作されて遊技者に微風と香りBとが提供される。この際、入賞が成立した場合に(C19:No)、ファンが回転されるとともに香り発生器が動作されて遊技者に強風と香りB+Cが提供される。上記のようにして、遊技者にとって予想もつかない方法で遊技状態の変化を知らせることができる。
【選択図】図12

Description

本発明は、遊技機に関し、特に遊技状態の変化を遊技者に報知する遊技機に関する。
従来、所謂パチスロ機やパチンコ機等においては、LEDや蛍光灯などの電飾機器やスピーカなどの音響機器が設けられ、BBやRBなどの大役の入賞や成立、あるいは、小役の入賞や成立などの遊技状態の変化に応じて、電飾機器の表示態様(点灯・消灯あるいは点滅)を変化させたり、音響機器の出力態様(音楽の再生など)を変化させることによって、遊技状態の変化への期待感などの効果を高揚させるようにしている。
例えば、特許文献1には、筐体の腰部に備えられたパネル(腰部パネル)にレンティキュラーレンズを備え、遊技操作などの一連の動作毎に、レンティキュラーレンズに表示される形態を変化させる遊技機が開示されている。
特開2002−253736号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された遊技機では、レンティキュラーレンズの性質上、表示可能な形態は数パターンに限られてしまう。また、電飾効果によって演出する場合も、電飾機器の点灯、消灯などのパターンに限界がある。従って、演出を如何に派手に行うことができたとしても、長時間のプレイによってその演出が何度も繰り返されるに従って次第に飽きが来てしまい、遊技状態の変化への期待感の高揚といった効果も徐々に減殺されていってしまう。
そこで、本発明は、遊技状態の変化に対する期待感が失われていくのを抑制することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び効果
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技者の操作に応じて抽籤が開始され、当該抽籤結果に応じて遊技状態を変更させる遊技状態変更手段と、遊技者に向かって風を送る送風手段と、遊技状態変更手段により変更される遊技状態と送風手段による送風態様とを関連付けて記憶する送風態様記憶手段と、遊技状態変更手段により変更される遊技状態に対応する送風態様により、送風手段を制御する送風制御手段とを備えている。
上記構成によれば、送風制御手段によって制御される送風手段からの風が遊技状態によって変化するため、遊技者は遊技状態の変化を触覚で知ることができる。つまり、光や音などのありふれた方法で遊技状態の変化を視覚や聴覚で知らせる場合と異なり、遊技者にとって予想もつかない方法で遊技状態の変化を知らせることができる。その結果、遊技状態の変化に対する期待感が失われていくのを抑制することができる。
上記遊技機において、好ましくは、遊技者に香りを提供する香り発生手段と、遊技状態変更手段により変更される遊技状態と香り発生手段の芳香態様とを関連付けて記憶する芳香態様記憶手段と、遊技状態変更手段により変更される遊技状態に対応する芳香態様により、香り発生手段を制御する芳香制御手段とをさらに備えている。
上記構成によれば、送風制御手段によって制御される送風手段からの風に加えて、芳香制御手段によって制御される香り発生手段からの香りが遊技状態によって変化するため、遊技者は遊技状態の変化を嗅覚で知ることができる。つまり、光や音などのありふれた方法で遊技状態の変化を視覚や聴覚で知らせる場合と異なり、遊技者にとって予想もつかない方法で遊技状態の変化を知らせることができる。その結果、遊技状態の変化に対する期待感が失われていくのをより抑制することができる。
上記遊技機において、好ましくは、送風手段により送風される風の温度を調節する温度調節手段をさらに備えている。
上記構成によれば、送風制御手段によって制御される送風手段からの風の温度を調整することができるので、遊技状態の変化に対する期待感が失われていくのをより抑制することができる。
本発明の実施の形態を図1ないし図12に基づいて以下に説明する。
本実施の形態にかかる遊技機は、図1に示すように、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機1は、コインやメダル、遊技球、トークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、メダルを用いるものとして説明する。
(遊技機1の機械的構成)
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1は、遊技機1の全体を形成しているキャビネット2を有している。キャビネット2には、液晶表示装置5が正面側に設けられていると共に、図柄表示手段としての3つの回転リール3L・3C・3Rが液晶表示装置5の裏面側に設けられている。液晶表示装置5は、回転リール3L・3C・3Rの図柄等を前面側から視認するように構成されていると共に、図示しない演出画像等を表示するように構成されている。
即ち、液晶表示装置5は、図2に示すように、透過性を有した正面パネル131と、正面パネル131の裏面側に設けられた図示しない透明液晶パネルとを備えている。正面パネル131は、透明な表示窓131aと、絵柄が描かれた絵柄形成領域131bとを有している。表示窓131aは、回転リール3L・3C・3Rの図柄や透明液晶パネルに表示される図示しない演出画像等を透過することにより遊技機1の前面側からこれらを視認可能にしている。これにより、表示窓131aの中央部には、回転リール3L・3C・3Rの図柄が表示される。また、表示窓131aには、透明液晶パネルに表示された図示しない演出画像等が表示されるようになっている。
なお、本実施の形態においては、液晶表示装置5が、回転リール3L・3C・3Rの前面に設けられている場合について説明するが、本発明において、液晶表示装置5が設けられる位置は、特に限定されるものではない。
図1又は図2において、液晶表示装置5の背面側に設けられた回転リール3L・3C・3Rは、それぞれその外周面に複数の図柄からなる図柄列が記されている。図柄列は、図3に示すように、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7(図柄91)」、「青7(図柄92)」、「BAR(図柄93)」、「ベル(図柄94)」、「スイカ(図柄95)」、「チェリー(図柄96)」、「リプレイ(図柄97)」及び「ブランク(図柄98)」の図柄からなっている。各回転リール3L・3C・3Rは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。上記の図柄列中における「赤7」、「青7」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のBB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)のボーナスが成立する入賞態様を意味する。また、「ブランク」は、基本的に、役の成立に直接関係のない図柄である。すなわち、「ブランク」がいずれかの有効ラインに沿って並んで表示された場合でも、メダルの払出し、メダルの自動投入、後述の遊技状態の移行などの利益が遊技者に付与されることはない。
回転リール3L・3C・3Rの各図柄は、図2に示すように、キャビネット2の正面から液晶表示装置5を介して、回転リール3L・3C・3Rの図柄が縦方向に3つずつ、合計9つの図柄を視認できるようになっている。また、視認可能な9つの図柄の停止位置に対応して、5本の入賞ラインが設定されている。即ち、上下方向に3つ並ぶ図柄を水平に横切るトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスダウンライン8a、クロスアップライン8eが設けられている。
これらの入賞ラインは、後述の1−BETボタン11、最大BETボタン13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、1枚賭け時は1本(センターライン8cのみ)、2枚賭け時(1−BETボタン11を2回操作(押圧)又は、メダルを2枚投入)は3本(センターライン8cに加え、トップライン8b、ボトムライン8d)、最大枚数(本実施例では3枚)賭け時は5本(2枚賭け時の3本に加え、クロスダウンライン8a、クロスアップライン8e)が有効化される。入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役に対応する図柄組合せを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。
図2において、液晶表示装置5の左側の背面側には、遊技開始表示ランプ25、当り表示ランプ(所謂「WINランプ」)17、メダル投入ランプ24、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cの各種ランプと、払出枚数表示部18、クレジット表示部19及びボーナス遊技情報表示部20の各種表示部とが設けられている。これらランプも、回転リール3L・3C・3Rと同様に、キャビネット2の正面から液晶表示装置5を介して、視認できるようになっている。
1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一の遊技(単位遊技)を行うために賭けられたメダルの数(以下、BET数ともいう)に応じて点灯する。尚、一の遊技は、全ての回転リール3L・3C・3Rが停止したとき、又は、メダルの払い出しが行われる場合には、メダルが払い出されたときに終了する。
WINランプ17は、BB又はRBに内部当籤した場合に所定確率で点灯し、また、BB又はRBの入賞が成立した場合にも点灯する。メダル投入ランプ24は、メダルの投入が受け付け可能であるときに点滅する。遊技開始表示ランプ25は、入賞ライン8a〜8eの少なくとも1本が有効化されたときに点灯する。
払出枚数表示部18は、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示するものであり、クレジット表示部19は、貯留されているメダルの枚数を表示するものであり、ボーナス遊技情報表示部20は、ボーナス中の遊技情報を表示する。これらの表示部は、7セグメント表示器からなるものである。
図1に示すように、液晶表示装置5の下方には、水平面を有する台座部10が形成されており、台座部10の右側には、メダル投入口22が設けられ、台座部10の左側には、1−BETボタン11及び最大BETボタン13が設けられている。1−BETボタン11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚を遊技への賭け枚数とし、2回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚を遊技への賭け枚数とする。最大BETボタン13は、1回の遊技に賭けることが可能な最大枚数(3枚)を遊技への賭け枚数とする。これらBETボタン11・13を操作することで、上述の入賞ライン8a〜8eが有効化されるようになっている。
台座部10の前面部の左端には、遊技者が獲得したメダルのクレジット/払い出しを押し操作により切り替える貯留メダル精算ボタン14(以下、C/Pボタン14と言う)が設けられている。このC/Pボタン14の切り替えにより「払い出し」が選択された場合には、正面下部のメダル払出口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受部16に溜められる。一方、「クレジット」が選択された場合には、遊技機1が備えるメモリ(例えば、後述するRAM33等)にメダル数がクレジットとして記憶される。
C/Pボタン14の右側には、遊技者の操作により回転リール3L・3C・3Rを回転させるための遊技開始指令手段としてのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。台座部10の前面部中央には、3個の回転リール3L、3R、3Cの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。
キャビネット2の上方の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられている。2台のスピーカ21L・21Rの間には、送風装置23が設けられている。また、スピーカ21L・21Rや送風装置23の上方にはLEDランプ29が設けられており、後述の遊技状態に応じた演出に伴い、点滅等するようになっている。
送風装置23の正面図である図4及び側面図である図5に示すように、送風装置23は、8枚の回転羽根111a及び8枚の回転羽根111aを支える支軸111bからなるファン111と、ファン111を回転可能にするモータ112(図8参照)と、有底円筒状の外壁113とを備えている。回転羽根111aは、支軸111bに接続されたモータ112により、所定の回転速度で回転されて、遊技を行う遊技者に対して風を送る。具体的には、後述する遊技状態に応じて、回転羽根111aが回転されないか、低速又は高速で回転される。これにより、遊技者は回転羽根111aの回転速度に対応する風の強さを感じて、遊技状態の変化を認識することができる。
また、送風装置23の後方には、複数種類の香りを発生することが可能な香り発生器60が配置されている。この香り発生器60は、図6に示すように、芳香剤A〜Cのそれぞれを収容可能な収容容器61a〜61cと、収容容器61a〜61cのそれぞれに収容される芳香剤A〜Cに空気を送り込むブロワ62と、収容容器61a〜61cに向かう空気の量を制御する電磁弁63a〜63cと、収容容器61a〜61cから送り出される空気の量を制御する電磁弁64a〜64cと、ブロワ62と電磁弁63とを接続する配管65と、電磁弁64と外部とを接続する配管66とを備えている。ブロワ62から送風された空気は、配管65を通過して電磁弁63a〜63cに導かれる。そして、電磁弁63a〜63cを開閉させることにより、芳香剤A〜Cが収容される収容容器61a〜61cに流れ込む空気を制御する。収容容器61a〜61c内の芳香剤A〜Cから香りが付加された空気は、電磁弁64a〜64cの開放により、配管66を介して外部に導かれて、上記した送風装置23の近傍に導かれる。その後、送風装置23のファン111の回転によって生じた風とともに芳香剤の香りが遊技者に導かれる。なお、電磁弁63及び64の制御により、芳香剤A〜Cのそれぞれの香りだけでなく、芳香剤を組み合わせた香りも作ることが可能である。つまり、本実施形態では3種の芳香剤が用意されていることから、芳香剤それぞれの3種類の香りに加えて、芳香剤A及びB、芳香剤B及びC、芳香剤A及びC、芳香剤A、B及びCの香りを作り出すことも可能である。
(遊技機1の電気的構成:主制御回路71)
上記のように構成された遊技機1は、図7及び図8に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。図7に示す主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成しても良い。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる内部抽籤テーブルや停止ボタンの操作に応じて回転リール3L・3C・3Rの停止態様を決定するための停止テーブル群等の各種のデータテーブルと、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。副制御回路72が主制御回路71へコマンド、情報等を入力することはなく、主制御回路71から副制御回路72への一方向で通信が行われる。また、ROM32には、後述のメインルーチン等の各処理ルーチンを実行するプログラム等が格納されている。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、WINランプ17、メダル投入ランプ24、遊技開始表示ランプ25)と、各種表示部(払出枚数表示部18、クレジット表示部19、ボーナス遊技情報表示部20)と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払出す遊技価値付与手段としてのホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、回転リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rとがある。
さらに、ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11S、最大BETスイッチ13S、C/Pスイッチ14S、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じてリール停止信号を発生する。また、リール停止信号回路46は、自動停止タイマの値がゼロになると、回転中の回転リールの回転を自動停止させる全リール停止信号を発生する。リール位置検出回路50は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各回転リール3L・3C・3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路51は、メダル検出部40sの計数値(ホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
図7の回路において、乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数を使用することにより、例えばROM32内に格納されている内部抽籤テーブルなどに基づいて内部当籤役などが決定される。
回転リール3L,3C,3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ49L,49C,49Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM33の所定エリアに書き込まれる。回転リール3L,3C,3Rからは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路50を介してCPU31に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM33で計数されている駆動パルスの計数値が“0”にクリアされる。これにより、RAM33内には、各回転リール3L,3C,3Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
上記乱数サンプリングに基づく抽籤処理(内部抽籤処理など)により内部当籤役を決定した場合には、CPU31は、遊技者が停止ボタン7L,7C,7Rを操作したタイミング及び決定された停止テーブルに基づいて、回転リール3L,3C,3Rを停止制御する信号をモータ駆動回路39に送る。
当籤した役の入賞を示す停止態様(即ち入賞態様)となれば、CPU31は、払出指令信号をホッパー駆動回路41に供給してホッパー40から所定個数のメダルの払出を行う。その際、メダル検出部40sは、ホッパー40から払出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達した時に、メダル払出完了信号がCPU31に入力される。これにより、CPU31は、ホッパー駆動回路41を介してホッパー40の駆動を停止し、メダル払出処理を終了する。
(遊技機1の電気的構成:副制御回路72)
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図8に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21Rからの音の出力制御、LEDランプ29の出力制御及び送風装置23や香り発生器60の制御等の演出を行なうようになっている。
副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下『サブマイクロコンピュータ』という)73を主たる構成要素とし、液晶表示装置5に表示される画像を制御する画像制御回路81、スピーカ21L・21Rから出力させる音声を制御する音源IC78、及び増幅器としてのパワーアンプ79、LEDランプ29を駆動するLED駆動回路77、送風装置23のファン111を回転駆動するモータ112の回転速度を変化させるモータ駆動部102、香り発生器60のブロワ62を制御するブロワ駆動部103、香り発生器60の電磁弁63及び64を制御する電磁弁駆動部104を備えている。
サブマイクロコンピュータ73は、主制御回路71から送信された制御指令に従って制御動作を行うサブCPU74と、副基板側記憶手段としてのプログラムROM75と、ワークRAM76とを含む。プログラムROM75は、サブCPU74で実行する図示しない演出処理ルーチンや後述する報知処理ルーチン等の制御プログラムや、後述する報知態様決定テーブル(図9参照)等を格納している。また、ワークRAM76は、上記制御プログラムをサブCPU74で実行するときの一時記憶手段として構成される。また、ワークRAM76には、主制御回路71から受け取った内部当籤役や、この内部当籤役に対応する停止テーブルの種類等の各種のデータが記憶される。
尚、副制御回路72は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、サブCPU74の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されている。
画像制御回路81は、画像制御IC82、画像制御ワークRAM83、画像ROM86、及びビデオRAM87で構成される。画像制御IC82は、サブマイクロコンピュータ73で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムに従って液晶表示装置5での表示内容を決定する。画像制御ワークRAM83は、画像制御プログラムを画像制御IC82で実行するときの一時記憶手段(バッファ)として構成される。画像ROM86は、演出画像を形成するための演出画像データ等を格納する。ビデオRAM87は、画像制御IC82で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
(報知態様決定テーブル)
次に、図9を参照して、副制御回路72のプログラムROM75に記憶される報知態様決定テーブルについて説明する。
この報知態様決定テーブルには、各遊技状態(一般遊技状態、BB一般遊技状態、RB遊技状態)における報知パターン(報知パターン1〜6)が含まれている。この報知パターンは、送風装置23による送風態様(ファン111の回転態様(停止、低速、高速))と、香り発生器60による芳香態様(香り発生器60によって提供される香りの種類)とを組み合わせたものである。具体的には、一般遊技状態では、報知パターン1(ファン:停止、香り:なし)で遊技者に報知され、この一般遊技状態で入賞が成立した場合(例えば、有効ラインに「ベル−ベル―ベル」が並ぶ場合)には、報知パターン2(ファン:高速、香り:なし)で遊技者に報知される。また、一般遊技状態で所定の図柄が並ぶ(例えば、有効ラインに「赤7−赤7―赤7」又は「青7―青7―青7」が並ぶ)ことによりBB一般遊技状態に移行した場合には、報知パターン3(ファン:低速、香り:A)で遊技者に報知され、このBB一般遊技状態で入賞が成立した場合(例えば、有効ラインに「ベル−ベル―ベル」が並ぶ場合)には、報知パターン4(ファン:高速、香り:A+C)で遊技者に報知される。また、一般遊技状態で所定の図柄が並ぶ(例えば、有効ラインに「赤7−赤7−青7」が並ぶ)ことによりRB遊技状態に移行した場合には、報知パターン5(ファン:低速、香り:B)で遊技者に報知され、このRB遊技状態で入賞が成立した場合には、報知パターン6(ファン:高速、香り:B+C)で遊技者に報知される。
(主制御回路71の動作)
上記の構成において、図10に示すメインルーチンのフローチャートを参照して、遊技機1の主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
(メインルーチン)
初めに、CPU31は、遊技開始時の初期化を行う(A1)。具体的には、RAM33の記憶内容の初期化、通信データの初期化等を行う。続いてゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容を消去する(A2)。具体的には、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアのデータの消去、RAM33の書き込みエリアへの次回のゲームに必要なパラメータの書き込み、次回のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定等を行う。
次に、メダル投入処理が行われる(A3)。この処理で、投入メダルセンサ22SやBETスイッチ11S・12Sからの入力があるまで待機状態となる。この後、メダル投入信号が副制御回路72に送信されると共に、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かが判定される(A4)。
スタートスイッチ6Sがオンされてない場合には(A4:No)、A4の処理を繰り返すことにより入力待ちの状態となり、スタートスイッチ6Sがオンされた場合には(A4:Yes)、遊技開始信号を副制御回路72に送信すると共に、抽籤用の乱数を抽出する(A5)。そして、遊技状態監視処理を実行することによって、今回のゲームにおける遊技状態を確認する(A6)。即ち、今回のゲームの遊技状態をBB一般遊技状態、RB遊技状態及び一般遊技状態の何れかにセットする。
そして、確率抽籤処理を行い(A7)、内部当籤役を決定する。続いて、停止テーブル群選択処理が実行される(A8)。具体的には、内部当籤役の種類を用いて特定の停止テーブル群を選択する。かかる停止テーブル群は、後のA10において、リール3L・3C・3Rを停止させる際に使用される。ここで、内部当籤役や、遊技状態、停止テーブル群、内部当籤役に対応する図柄に係る情報を含む遊技情報信号を副制御回路72へ送信する。
続いて、リール回転処理が行われる(A9)。具体的には、リール3L・3C・3Rを回転させ、所定速度(例えば、定速回転)に達した際に、リール停止許可信号を副制御回路72に送信する。リール停止許可信号には、所定速度に達した後、リール位置検出回路47が内部当籤役に対応する図柄が有効ライン(具体的には、センターライン8c)に位置したときに検出する検出信号が含まれる。
次に、リール回転停止処理が実行される(A10)。即ち、何れかの停止ボタン7L・7C・7Rが操作されたタイミングや自動停止タイマの値が「0」になったタイミングで滑りコマ数を決定するための滑りコマ数決定処理を行う。具体的には、A9において決定(選択)された停止テーブル、停止操作位置及び停止制御位置に基づいて滑りコマ数を決定する。『滑りコマ数』は、停止ボタンが操作された後、リールが停止するまでの間に移動する図柄の数である(リールが停止するまでの間における図柄の移動量(移動距離)を示す)。なお、本実施の形態では『滑りコマ数』は「0」とする。即ち、停止ボタン7L・7C・7Rが操作されると同時にリールが停止する。続いて、滑りコマ数分、停止操作された停止ボタンに対応するリールを回転させてから停止させる。尚、停止ボタン7L・7C・7Rが操作され、対応するリールが停止する毎にリール停止信号(左、中、右)を副制御回路72に送信する。また、全てのリールが停止したときに、全リール停止信号を副制御回路72に送信する。
次に、入賞判定が行われる(A11)。入賞判定とは、透過液晶パネル54を介して視認可能なリールの9つの図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)を識別する。具体的には、センターライン8cに沿って並ぶ図柄のコードナンバー及び入賞判定テーブルに基づいて入賞役を識別する。そして、入賞信号を副制御回路72に送信する。この後、獲得したメダルのクレジット又は払出しを行う(A12)。具体的には、入賞成立によりメダルを獲得する場合は、払出枚数表示部18にメダルの獲得枚数を表示する。そして、遊技者がC/Pボタン14を切り替えることにより、獲得したメダルを遊技機1内にクレジットするか、メダル払出口15からメダルを払い出すかを選択することができる。尚、クレジットしたメダルは、次ゲームでBETボタン11・12を押すことによりメダルを賭けることができる。
その後、後述の遊技状態移行処理を実行し、次ゲームの遊技状態のセットを行う(A13)。そして、A2に戻り、上記動作を繰り返す。
(遊技状態移行処理ルーチン)
次に、図11を参照して、遊技状態移行処理ルーチンについて説明する。メインルーチンのA12の処理が終了すると、まず、入賞役が「BB」であるか否かが判定される(B1)。入賞役がBBである場合(B1:Yes)、即ち、有効ラインに「赤7−赤7―赤7」又は「青7―青7―青7」が並んだ場合、次ゲームの遊技状態をBB一般遊技状態にセットし(B2)、BBフラグがオンであれば、BBフラグをオフにする(B3)。そして、本ルーチンを終了し、メインルーチンのA2に戻る。
入賞役がBBでない場合(B1:No)、次に、入賞役がRBであるか否かを判定する(B4)。入賞役がRBである場合(B4:Yes)、即ち、有効ラインに「赤7−赤7―青7」が並んだ場合、次ゲームの遊技状態をRB遊技状態にセットし(B5)、RBフラグがオンであれば、RBフラグをオフにする(B6)。そして、本ルーチンを終了し、メインルーチンのA2に戻る。
一方、入賞役がRBでない場合(B4:No)、内部当籤役が「BB」又は「RB」であるかを判定する(B7)。内部当籤役が「BB」又は「RB」である場合(B7:Yes)、BBフラグ又はRBフラグをオンにし(B8)、B9に移行する。一方、内部当籤役が「BB」又は「RB」でない場合(B7:No)、B9に移行する。
次に、現在の遊技状態が『BB一般遊技状態』又は『RB遊技状態』であるか否かを判定する(B9)。遊技状態が『BB一般遊技状態』又は『RB遊技状態』でない場合には(B9:No)、本ルーチンを終了し、メインルーチンのA2に戻る。遊技状態が『BB一般遊技状態』又は『RB遊技状態』である場合には(B9:Yes)、ボーナス(BB,RB)の『遊技数チェック処理』を行う(B10)。この『遊技数チェック処理』では、RB遊技状態が発生した回数、BB一般遊技状態のゲーム回数、RB遊技状態における入賞回数、及びRB遊技状態におけるゲーム回数をチェックすると共に、BB一般遊技状態及びRB遊技状態間における遊技状態の移行(セット)を行う。
次に、ボーナスの終了時であるか否かを判定する(B11)。具体的には、BBの入賞が成立した後では、3回目のRB遊技状態において入賞回数が8回又はゲーム回数が12回であるか、又はBB一般遊技状態においてゲーム回数が30回であるか否かを判別する。また、「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことによりRBの入賞が成立した後では、RB遊技状態において入賞回数が8回又はゲーム回数が12回であるか否かを判別する。この結果、ボーナスの終了時でないと判定した場合には(B11:NO)、本ルーチンを終了し、メインルーチンのA2に戻る。一方、ボーナスの終了時であると判定した場合には(B11:YES)、ボーナス終了信号を副制御回路72に出力し(B12)、本ルーチンを終了し、メインルーチンのA2に戻る。
(副制御回路72の動作:報知処理ルーチン)
次に、図12を参照して、副制御回路72が実行する報知処理ルーチンについて説明する。尚、副制御回路72においては、図示しない演出処理ルーチン等の各種の処理ルーチンを独立して並列的に実行している。
図12において、まず、上記したA8の処理において主制御回路71から送信される遊技情報信号を受信したか否かが判別される(C1)。そして、遊技情報信号を受信した場合には(C1:Yes)、当該遊技情報信号に基づいて、一般遊技状態か否かを判定する(C2)。これに対して、遊技状態信号を受信していない場合には(C1:No)、遊技状態信号の受信待ちとなる。
そして、C2の判定により、一般遊技状態であると判定された場合には(C2:Yes)、報知パターン1で報知処理を行う(C3)。具体的には、送風装置23のファン111を停止させるとともに、香り発生器60のブロワ62及び電磁弁63、64の全てを停止させる。これにより、遊技機1における遊技者には、風が送られないと共に香りも提供されない。この後、上記したA11の処理において主制御回路71から送信される入賞信号を受信したか否かが判断され(C4)、入賞信号を受信した場合には(C4:Yes)、その入賞信号に基づいて、入賞が成立したか否かが判定される(C5)。なお、入賞信号を受信していない場合には(C4:No)、入賞信号の受信待ち状態となる。そして、入賞が成立する場合には(C5:Yes)、報知パターン2で報知処理を行う(C6)。具体的には、送風装置23のファン111を高速に回転させるとともに、香り発生器60のブロワ62及び電磁弁63、64の全てを停止させる。これにより、遊技機1における遊技者には、強風が送られるが、香りは提供されない。この報知パターン2での報知処理は、所定時間で終了して(C7)、再び報知パターン1に戻される(C8)。そして、C5において入賞が成立しない場合やC8の処理の後、C1の処理に戻る。
一方、C2の判定により、一般遊技状態でないと判定された場合には(C2:No)、BB一般遊技状態か否かが判定される(C9)。そして、BB一般遊技状態であると判定された場合には(C9:Yes)、報知パターン3で報知処理を行う(C10)。具体的には、送風装置23のファン111を低速で回転させるとともに、香り発生器60のブロワ62を動作させ電磁弁63a及び64aを開放する。これにより、遊技機1における遊技者には、微風が送られると共に香りAが提供される。この後、上記したA11の処理において主制御回路71から送信される入賞信号を受信したか否かが判断され(C11)、入賞信号を受信した場合には(C11:Yes)、その入賞信号に基づいて、入賞が成立したか否かが判定される(C12)。なお、入賞信号を受信していない場合には(C11:No)、入賞信号の受信待ち状態となる。そして、入賞が成立する場合には(C12:Yes)、報知パターン4で報知処理を行う(C13)。具体的には、送風装置23のファン111を高速に回転させるとともに、香り発生器60のブロワ62を動作させ電磁弁63a、63b、64a及び64bを開放する。これにより、遊技機1における遊技者には、強風が送られると共に香りA+Bが提供される。この報知パターン4での報知処理は、所定時間で終了して(C14)、再び報知パターン3に戻される(C15)。そして、C12において入賞が成立しない場合やC15の処理の後、C1の処理に戻る。
また、一方、C9の判定により、BB一般遊技状態でないと判定された場合には(C9:No)、RB遊技状態か否かが判定される(C16)。そして、RB遊技状態でないと判定された場合には(C16:No)、処理がC2に戻されて、遊技状態の判定が繰り返される。また、RB遊技状態であると判定された場合には(C16:Yes)、報知パターン5で報知処理を行う(C17)。具体的には、送風装置23のファン111を低速で回転させるとともに、香り発生器60のブロワ62を動作させ電磁弁63b及び64bを開放する。これにより、遊技機1における遊技者には、微風が送られると共に香りBが提供される。この後、上記したA11の処理において主制御回路71から送信される入賞信号を受信したか否かが判断され(C18)、入賞信号を受信した場合には(C18:Yes)、その入賞信号に基づいて、入賞が成立したか否かが判定される(C19)。なお、入賞信号を受信していない場合には(C18:No)、入賞信号の受信待ち状態となる。そして、入賞が成立する場合には(C19:Yes)、報知パターン6で報知処理を行う(C20)。具体的には、送風装置23のファン111を高速に回転させるとともに、香り発生器60のブロワ62を動作させ電磁弁63b、63c、64b及び64cを開放する。これにより、遊技機1における遊技者には、強風が送られると共に香りB+Cが提供される。この報知パターン6での報知処理は、所定時間で終了して(C21)、再び報知パターン5に戻される(C22)。そして、C19において入賞が成立しない場合やC22の処理の後、C1の処理に戻る。
(本実施形態の概要)
以上、説明したように、本実施形態の遊技機1は、遊技者の操作に応じて抽籤が開始され、当該抽籤結果に応じて遊技状態を変更させる遊技状態変更手段(CPU31など)と、遊技者に向かって風を送る送風手段(送風装置23)と、遊技状態変更手段により変更される遊技状態と送風手段による送風態様(報知パターン)とを関連付けて記憶する送風態様記憶手段(プログラムROM75)と、遊技状態変更手段により変更される遊技状態に対応する送風態様により、送風手段を制御する送風制御手段(サブCPU74、モータ駆動部102、モータ112など)とを備えている。
上記の構成によれば、送風装置23からの風が遊技状態によって変化するため、遊技者は遊技状態の変化を触覚で知ることができる。つまり、光や音などのありふれた方法で遊技状態の変化を視覚や聴覚で知らせる場合と異なり、遊技者にとって予想もつかない方法で遊技状態の変化を知らせることができる。その結果、遊技状態の変化に対する期待感が失われていくのを抑制することができる。
また、上記実施形態の遊技機1は、遊技者に香りを提供する香り発生手段(香り発生器60)と、遊技状態変更手段により変更される遊技状態と香り発生手段の芳香態様(報知パターン)とを関連付けて記憶する芳香態様記憶手段(プログラムROM75)と、遊技状態変更手段により変更される遊技状態に対応する芳香態様により、香り発生手段を制御する芳香制御手段(サブCPU74、ブロワ駆動部103、電磁弁駆動部104、ブロワ62、電磁弁63及び64など)とをさらに備えている。
上記の構成によれば、送風装置23からの風に加えて、香り発生器60からの香りが遊技状態によって変化するため、遊技者は遊技状態の変化を嗅覚で知ることができる。つまり、光や音などのありふれた方法で遊技状態の変化を視覚や聴覚で知らせる場合と異なり、遊技者にとって予想もつかない方法で遊技状態の変化を知らせることができる。その結果、遊技状態の変化に対する期待感が失われていくのをより抑制することができる。
(本実施の形態の変形例)
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、送風装置による風と香り発生器による香りとにより遊技者に遊技状態の変化を報知する例を示したが、本発明はこれに限らず、香り以外の他の要素を付加してもよい。一例として、図13及び図14に示す遊技機100のように、送風装置をエアコン123に変更することにより、遊技者に導かれる風の温度を変化させることにより、遊技状態の変化を報知してもよい。これによっても、上記実施形態と同様に、遊技状態の変化に対する期待感が失われていくのを抑制することができる。
また、上記実施形態では、遊技機に導かれる空気にマイナスイオンを付加してもよい。
また、上記実施形態では、キャビネットの上方に送風装置を設ける例を示したが、本発明では取り付け場所はどこでもよい。
また、上記実施形態では、送風手段の一例としてファンを回転させることにより遊技者に送風する例を示したが、本発明はこれに限定されない。
本発明の一実施形態の遊技機の全体構成を示した斜視図である。 液晶表示装置の正面図である。 リール上に配列された図柄を示した図である。 送風装置の正面図である。 送風装置の側面図である。 香り発生器のブロック図である。 主制御回路の構成を示すブロック図である。 副制御回路の構成を示すブロック図である。 遊技状態と報知パターンとの関係を示した図である。 メインルーチンのフローチャートである。 遊技状態移行処理ルーチンのフローチャートである。 報知処理ルーチンのフローチャートである。 本発明の一実施形態の変形例による遊技機の全体構成を示した斜視図である。 図13に示した遊技機の主制御回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 遊技機
23 送風装置
31 CPU
60 香り発生器
62 ブロワ
63、64 電磁弁
74 サブCPU
75 プログラムROM
102 モータ駆動部
103 ブロワ駆動部
104 電磁弁駆動部
112 モータ
123 エアコン(温度調節手段)

Claims (3)

  1. 遊技者の操作に応じて抽籤が開始され、当該抽籤結果に応じて遊技状態を変更させる遊技状態変更手段と、
    前記遊技者に向かって風を送る送風手段と、
    前記遊技状態変更手段により変更される遊技状態と前記送風手段による送風態様とを関連付けて記憶する送風態様記憶手段と、
    前記遊技状態変更手段により変更される遊技状態に対応する送風態様により、前記送風手段を制御する送風制御手段とを備えることを特徴とする、遊技機。
  2. 前記遊技者に香りを提供する香り発生手段と、
    前記遊技状態変更手段により変更される遊技状態と前記香り発生手段の芳香態様とを関連付けて記憶する芳香態様記憶手段と、
    前記遊技状態変更手段により変更される遊技状態に対応する芳香態様により、前記香り発生手段を制御する芳香制御手段とをさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記送風手段により送風される風の温度を調節する温度調節手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の遊技機。
JP2006290984A 2006-10-26 2006-10-26 遊技機 Pending JP2008104692A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006290984A JP2008104692A (ja) 2006-10-26 2006-10-26 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006290984A JP2008104692A (ja) 2006-10-26 2006-10-26 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008104692A true JP2008104692A (ja) 2008-05-08

Family

ID=39438547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006290984A Pending JP2008104692A (ja) 2006-10-26 2006-10-26 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008104692A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010201085A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2016077397A (ja) * 2014-10-14 2016-05-16 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010201085A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2016077397A (ja) * 2014-10-14 2016-05-16 株式会社三洋物産 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4969938B2 (ja) 遊技機
JP2008295551A (ja) 遊技機
JP2005080784A (ja) 遊技機
JP2004337506A (ja) 遊技機
JP2007167562A (ja) 遊技機
JP2004223289A (ja) 遊技機
JP2007313194A (ja) 遊技機
JP2004261399A (ja) 遊技機
JP2005296143A (ja) 遊技システム及び遊技機
JP2007195887A (ja) 遊技機
JP2006167227A (ja) 遊技機
JP2008104692A (ja) 遊技機
JP2005102743A (ja) 遊技機
JP2006325651A (ja) 遊技機
JP2006034692A (ja) 遊技機
JP2006305089A (ja) 遊技機
JP2007054425A (ja) 遊技機
JP2005066117A (ja) 遊技機
JP2005305017A (ja) 遊技機用演出装置
JP2007000538A (ja) 遊技機
JP2005102747A (ja) 遊技機
JP2005261674A (ja) 遊技機
JP2009178219A (ja) 遊技機
JP2008006113A (ja) 遊技機
JP2007007049A (ja) 遊技機