JP2008104597A - 心拍ゆらぎ検出装置および情報処理方法 - Google Patents

心拍ゆらぎ検出装置および情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 検出された心拍に関する生体情報に基づいて時間領域解析を行い、心拍のゆらぎを表示する装置において、心拍に関する生体情報の測定を容易に行うことができるようにする。
【解決手段】 測定部101と、該測定部101と別体に構成され、該測定部101を収容可能な本体部110とを備える心拍ゆらぎ検出装置100であって、測定部101は、拍動間隔を抽出する手段105、106と、前記抽出された拍動間隔に基づいて時間領域解析し、該解析結果を本体部110に送信する手段と、を備え、本体部110は、被測定者に関する情報を設定する手段111と、前記送信された解析結果を受信する手段114、115と、前記受信した解析結果を表示する手段111と、前記被測定者に関する情報と前記解析結果とを対応付けて記憶する手段とを備える。
【選択図】 図1A

Description

本発明は、心電波形や脈拍等の心拍に関する生体情報に基づいて心拍のゆらぎを可視化する技術に関するものである。
従来より、交感神経と副交感神経の亢進状態の評価方法として、ローレンツプロットが知られている。一般に交感神経と副交感神経とはバランスがとれていることが重要であり、交感神経と副交感神経とのバランスが乱れると、心拍のゆらぎに影響を及ぼす。
上記ローレンツプロットは、心電波形や脈拍等の心拍に関する生体情報に基づいて、当該心拍のゆらぎを可視化したものであり、広く知られている。
そして、本願出願人はこれまで当該ローレンツプロットを応用した技術について、いくつかの提案を行ってきた。例えば、下記特許文献1では、当該ローレンツプロットを心電波形の検出と並行してリアルタイムに表示させることで、被測定者がその場で心拍のゆらぎを把握できるモニタを提案している。
また、下記特許文献2では、表示された被測定者のローレンツプロットに対して、被測定者の特徴情報(年齢と性別)に対応する平均的なローレンツプロットの分布領域を重畳して表示させることで、被測定者が心拍のゆらぎを対比して判断できるようにした心拍間隔表示装置を提案している。
特開2001−212095号公報 特開2001−212089号公報
しかしながら、上述の装置は、心拍に関する生体情報を検出する電極部とローレンツプロット等の時間領域解析の結果を表示する表示部とが一体化された構成を前提としている。このため、測定に際して、ユーザは、当該装置の所定の部位(電極が埋め込まれた部位)に手のひらをあてがい、測定が完了するまでその姿勢を維持しておかなければならず、測定時の制約が大きいという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、検出された心拍に関する生体情報に基づいて時間領域解析を行い、心拍のゆらぎを表示する装置において、心拍に関する生体情報の測定を容易に行うことができるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る心拍ゆらぎ検出装置は以下のような構成を備える。即ち、
被測定者の心拍に関する生体情報を検出する測定部と、該測定部と別体に構成され、該測定部を収容可能な本体部とを備える心拍ゆらぎ検出装置であって、
前記測定部は、
前記被測定者の心拍に関するを検出し、1拍毎の拍動間隔を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された拍動間隔データについて時間領域解析をする解析手段と、
前記解析手段における解析結果を前記本体部に送信する送信手段と、を備え、
前記本体部は、
前記被測定者に関する情報を設定する設定手段と、
前記送信手段により送信された前記解析結果を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した前記解析結果を表示する表示手段と、
前記被測定者に関する情報と前記解析結果とを対応付けて記憶する記憶手段と、を備え、
前記表示手段は、更に、
前記被測定者に関する情報のうち、所定の情報に対応付けられた前記解析結果を抽出して時系列に配することで、トレンドグラフを表示することを特徴とする。
本発明によれば、検出された心拍に関する生体情報に基づいて時間領域解析を行い、心拍のゆらぎを表示する装置において、心拍に関する生体情報の測定を容易に行うことができるようになる。
以下、必要に応じて添付図面を参照しながら本発明の各実施形態を詳細に説明する。なお、以下の各実施形態で説明する心拍ゆらぎ検出装置は、時間領域解析の幾何学的図形解析法の1つであるローレンツプロットを表示する装置として説明するが、本発明は以下に記載の実施形態に限定されるものではない。例えば、他の心拍ゆらぎの指標として、時間領域解析の幾何学的図形解析法の1つであるトライアングルインデックスや、時間/領域解析であるSDNN、SDANN、r−MSSD、RR50(NN50)、pNN50(φ0NN50)、CVRR等を表示する装置にも適用可能である。
[第1の実施形態]
1.装置の外観構成
図1Aは、本発明の第1の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の外観構成を示す図である。同図に示すように、心拍ゆらぎ検出装置100では、測定部101と本体部110とを備え、測定部101と本体部110とは分離可能に構成されている。
測定部101において、102は第1測定部、103は第2測定部、105は第1測定部102の電極部、106は第2測定部103の電極部である。例えば、第1測定部102を左手に、第2測定部103を右手に握った状態で(つまり、左手の手のひらに電極部105が、右手の手のひらに電極部106があてがわれた状態で)、電圧をかけることで、左手〜胴体〜右手にいたるまでの人体の抵抗値の変化を測定することができる。これにより、被測定者の心電波形を検出することができる。なお、測定部101は、自動車のキーや携帯ストラップ等に設けてもよい。
108は電源スイッチであり、測定部101全体の電源をON/OFFする。107は電源ランプであり、測定部101が心電波形を検出するのに充分な電源を有している場合には緑色のランプが点灯し、電源が不足している場合には、赤色のランプが点灯する。109は測定ランプであり、測定時にR波をとらえると、当該R波のタイミングにあわせて点滅する。
104はケーブルであり、第1測定部102と第2測定部103とを電気的に接続する。
一方、本体部110において、111は表示部であり、検出された心電波形に基づいて算出されたローレンツプロットを表示したり、心拍のゆらぎ度についての過去のトレンドグラフを表示したりする。
112は第1測定部105を収容する第1収容部であり、113は第2測定部106を収容する第2収容部である。第1および第2収容部112、113は、第1および第2測定部105、106を収容した際に、送信される算出データ(ローレンツプロットデータ)を受信するデータ受信部114、115を備える。
図1Aの(b)は、第1測定部105および第2測定部106をそれぞれ第1収容部112、第2収容部113に収容した様子を示す図である。
図1Bの(a)、(b)は、それぞれ第1測定部102の側面図と正面図である(なお、第2測定部103についても同様であるため、ここで、第1測定部102について説明する)。図1Bの(a)において、122はデータ送信部であり、第1測定部102に蓄えられたローレンツプロットデータを本体部110に送信する際に用いられる。121は固着部であり、第1測定部102を所望の部材に固定する際に、固着部121と第1測定部102の底部との間に該部材を挟持するのに用いられる。
このように、本実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置では、測定部101と本体部110とを別体として構成しているため、被測定者は測定に際して、心拍ゆらぎ検出装置全体を両手で保持しておく必要がなく、ある程度、両手を自由に動かすことが可能となるため、測定時の利便性が向上する。
また、固着部121を用いて測定部101を所望の部材に固定することができれば、被測定者は、他の動作と並行して心拍ゆらぎの検出を行うことが可能となり、被測定者にとっては利便性が向上する。具体的には、固定する対象を、車両のハンドルとすれば、運転時の心拍ゆらぎを検出することができ、また、ゲーム機のコントローラとすれば、ゲーム中の心拍ゆらぎを検出することができる。
なお、図1Bの(a)では、固着部として、挟持機能を有するものを用いることとしたが、本発明は特にこれに限定されるものではない。固着部として粘着性を有するものを用いることで、所望の部材に貼り付けられるようにしてもよい。また、マジックテープ(登録商標)のような固着機能を有するものを用いるようにしてもよい。また、特定の部材に固定するのではなく、直接、手に固定するようにしてもよい。
なお、図1Bの(a)、(b)に示すように、測定部101は正面からみた場合、楕円形状をしており、側面からみた場合、底面が平坦形状で、上面が緩やかな曲線形状をしている。ただし、本発明の測定部101はかかる形状に限定したものではなく、被測定者にとって持ち運びが便利であり、かつ測定がしやすい形状であればよい。
2.装置の機能構成
2.1 測定部101の機能構成
図2Aは、本発明の第1の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の測定部101の機能構成を示す図である。同図において、201はクロック部であり、クロック信号を発振し、CPU202に供給する。202はCPUであり、クロック部201より発振されたクロック信号に基づいて動作する。203はRAMであり、CPU202において処理されるプログラムのワークエリアとして機能するとともに、プログラム処理時にデータ等を一時的に記憶する記憶手段としても機能する(後述するローレンツプロットデータは、データ送信部208より本体部110に送信されるまでの間、RAM203に一時的に記憶される)。
205はランプ・警報部であり、電源ランプ107、測定ランプ109が含まれる他、アラームを出力するブザーが含まれる(図1Aにおいて不図示)。206は電極部であり、図1Aの電極部105、106に対応する。207はアンプであり、電極部206より出力された電気信号を増幅するとともに、デジタル信号(以下、測定データ)に変換する。
208はデータ送信部であり、CPU202において測定データを処理することにより得られた算出データ(ローレンツプロットデータ)を本体部110に送信する。
ROM204に格納されたプログラムにより実現される機能を211から215に示す。211は心拍検出処理部であり、アンプ207より出力された測定データを受信する。212は心拍間隔検出処理部であり、受信した測定データに基づいて、心電波形のR波を同定したのち、各R−R間隔を算出し、ローレンツプロットデータ(2次元グラフ領域にローレンツプロットを表示するための座標データ)を生成する。
215は電源管理部であり、不図示の電源の残容量を監視する。213はランプ表示処理部であり、心拍間隔検出処理部212において同定されたR波に応じて、測定ランプ109の点滅を制御する。また、電源管理部215において電源残容量が充分であると判断された場合には、電源ランプ107を緑色に点灯させ、電源残容量が不十分であると判断された場合には、電源ランプ107を赤色に点灯させるよう制御する。
214はデータ送信処理部であり、心拍間隔検出処理部212において算出された算出データ(ローレンツプロットデータ)をデータ送信部208を介して本体部110に送信するための処理を行う。
2.2 本体部110の機能構成
図2Bは、本発明の第1の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の本体部110の機能構成を示す図である。同図において、221はクロック部であり、クロック信号を発振し、CPU222に供給する。223はRAMであり、CPU222において処理されたプログラムのワークエリアとして機能するとともに、プログラム処理時にデータ等を一時的に記憶する記憶手段としても機能する。
225は表示/操作部であり、CPU222において処理された処理結果を表示するとともに、被測定者からの指示入力を受け付ける。226はデータ受信部(図1Aの114、115に対応)であり、第1測定部102、第2測定部103にそれぞれ配されたデータ送信部208より送信される算出データを受信する。
227はデータ記録部であり、CPU222において算出データを処理することにより得られた算出データ、および表示/操作部225を介して被測定者が入力した被測定者に関する情報(設定データ:例えば、年齢、性別)等を対応付けて記録する。
ROM224に格納されたプログラムにより実現される機能を231から236に示す。231はデータ受信部管理部であり、データ受信部226がデータ送信部208と電気的に接続されているか否かを監視する。232はデータ受信処理部であり、データ受信部管理部231において、データ受信部226がデータ送信部208と接続されたと判断された場合に動作し、データ送信部208から送信される算出データを、データ受信部226を介して受信する。また、受信した算出データのうち、ローレンツプロットデータに基づいて、ゆらぎ度および目標達成度を算出するとともに、2次元領域における該ローレンツプロットデータの分布領域を示す線を算出する。
なお、ゆらぎ度とは、2次元グラフ領域の分布領域の大きさ(本実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置にあっては、ローレンツプロットデータのばらつき)のことをいうものとする。また、目標達成度とは、被測定者に関する情報(年齢、性別)に対応する平均的なローレンツプロットの分布領域の大きさに対する、生成されたローレンツプロットの分布領域の大きさの割合をいう。
236はユーザ入力処理部であり、表示/操作部225を介して入力された設定データを受信する。
233は表示処理部であり、データ送信部208より算出データを受信するにあたり、被測定者が設定データを入力する際に用いる画面を表示/操作部225上に表示する(被測定者は、該画面を用いて必要な設定データを入力する)。また、データ受信処理部232において受信されたローレンツプロットデータおよび算出されたゆらぎ度、目標達成度を表示する。また、入力された設定データをあわせて表示する。さらに、後述するトレンド処理部により抽出されたゆらぎ度をトレンドグラフとして表示する。
234はデータ記録部であり、データ受信処理部232にて受信されたローレンツプロットデータ、および算出されたゆらぎ度、目標達成度、分布領域を示す線、ならびにユーザ入力処理部236にて受信された設定データを、データ記録部227に記録する。また、過去に記録されたローレンツプロットデータ、ゆらぎ度、目標達成度、分布領域を示す線、ならびに設定データをデータ記録部227より削除する。
235はトレンド処理部であり、データ記録部227に記録された過去のゆらぎ度を抽出し時系列に配列する。なお、特定の設定データと対応づけられたゆらぎ度のみを抽出したうえで、時系列に配列することも可能である。更に、ゆらぎ度を昇順、降順、頻度順、日付毎等、任意に選択して配列することも可能である。
3.本体部110における画面構成
図3は、本体部110の表示/操作部225の画面例を示す図である(なお、画面は液晶画面のほか、視認性の高い有機ELなどを用いても良い)。301はデータ表示部であり、表示処理部233が動作することにより各種データが表示される。図3の例では、ローレンツプロットを表示するための画面が図示されており、横軸および縦軸の単位は例えばmsecである。310、311はそれぞれデータ表示部301をスクロールするためのスクロールバーである。309は、カーソル、スクロールバーを任意に移動させるための十字キーである。
302は設定値入力ボタンであり、被測定者は設定値入力ボタン302を押下することにより、設定データを入力する。
303は再生ボタンであり、データ記録部227に記録された過去のローレンツプロットデータ等を読み出し、データ表示部301に表示する。304は削除ボタンであり、データ記録部227に記録された過去のローレンツプロットデータ等を削除する。
305はトレンド表示ボタンであり、データ表示部301上にゆらぎ度のトレンドグラフを表示する。306はトレンド表示終了ボタンであり、データ表示部301上のトレンドグラフの表示を終了し、ローレンツプロットの表示に戻す。
307、308はそれぞれ縮小ボタンおよび拡大ボタンであり、データ表示部301上に表示されるローレンツプロットやトレンドグラフ等を縮小または拡大する。
4.測定部101における処理の流れ
4.1 全体の流れ
図4Aは、本発明の第1の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の測定部101における全体処理の流れを示すフローチャートである。ステップS401において測定部101の電源が投入されると、ステップS402では、測定部101の電源容量が充分(心電波形の検出ならびに算出データの算出、送信を行うのに充分)か否かを判定する。測定部101の電源容量が充分でないと判定された場合には、ステップS404に進み、電源ランプ107を赤色に点灯する。
一方、電源容量が充分であると判定された場合には、ステップS403に進む。ステップS403では、測定処理を行う(なお、測定処理の詳細は後述)。
次にステップS405では、測定部101のデータ送信部122と本体部110のデータ受信部114、115とが電気的に接続されたか否かを判定する。電気的に接続されたと判定された場合には、ステップS406に進み、データ送信処理部214が算出データの送信を行う。
ステップS407では、電源がOFFされたか否かを判定し、OFFされていなければ、OFFされるまで待機する。OFFされれば、処理を終了する。なお、再度測定を行いたい場合には、電源を再度ONすれば、再びステップS401から処理が開始される。
4.2 測定処理の流れ
次に、測定処理(ステップS403)の詳細な流れについて図4Bを用いて説明する。 ステップS411では、心電波形を受信したか否かを判定する。測定部101の電源を投入後、一定時間内に心電波形を受信しなかった場合には、測定処理を終了する。
一方、ステップS411において心電波形を受信したと判定した場合には、ステップS412に進み、心拍検出処理部211が測定データの取り込みを開始する。ステップS413では、心拍検出処理部211にて取り込まれた測定データに基づいて同定されたR波に応じて、ランプ表示処理部213が測定ランプ109を点滅させる。
ステップS414では、心拍間隔検出処理部212がローレンプロットデータを算出する。ステップS415では、測定が開始されてから所定時間経過したか否かを判定する。所定時間経過していなければ、ステップS412に戻る。一方、所定時間経過していれば、ステップS416に進む。
ステップS416では、測定データの取り込みを終了し、ステップS417では、測定が完了したことを被測定者に知らせるために、ランプ・警報部205を介してアラームを出力する。
5.本体部110における処理の流れ
5.1 全体の流れ
図5Aは、本発明の第1の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置における本体部110の全体処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS501において本体部110の電源が投入されると、ステップS502では、表示/操作部225に初期画面(例えば、図3に示す画面)が表示される。
ステップS503では、被測定者によりどのような操作が行われたのかを判定する。被測定者により設定値入力ボタン302が押下されたと判定された場合、または測定部101のデータ送信部208と本体部110のデータ受信部226とが電気的に接続されたと判定された場合には、ステップS504に進み、データ受信処理を実行する(データ受信処理の詳細は、後述)。また、被測定者により再生ボタン303または削除ボタン304が押下されたと判定された場合には、ステップS506に進み、ローレンツプロットデータ再生/削除処理を実行する(ローレンツプロットデータ再生/削除処理の詳細は、後述)。更に、被測定者によりトレンド表示ボタン305が押下された場合には、ステップS507に進み、トレンド表示処理を実行する(トレンド表示処理の詳細は、後述)。
ステップS504におけるデータ受信処理が終了すると、ステップS505に進み、受信されたローレンツプロットデータ等をデータ記録部227に保存する保存処理を行う。
ステップS505においてローレンツプロットデータ等の保存処理が終了した場合、または、ステップS506においてローレンツプロットデータ再生/削除処理が終了した場合、またはステップS506においてトレンド表示処理が終了した場合には、ステップS507に進む。
ステップS507では、電源OFF操作がなされたか否かを判定し、電源OFF操作がなされていなければ、ステップS503に戻り、上記処理を繰り返す。
一方、ステップS507において電源OFF操作がなされた場合には、処理を終了する。
5.2 データ受信処理の流れ
次に、データ受信処理(ステップS504)の詳細な流れについて図5B、図6、図7を用いて説明する。ステップS511では、設定値入力ボタン302が押下されたか否かを判定する。設定値入力ボタン302が押下されたと判定された場合には、ステップS512に進み、設定データ入力画面を表示する。
図6は、データ表示部301に表示された設定データ入力画面601の一例を示す図である。同図に示すように、本実施形態の場合、例えば、測定に際してはデフォルトされた項目(ここでは602〜606の5項目)について被測定者が設定データを入力する構成となっている。
602は被測定者の年齢、性別を選択する項目である(被測定者の年齢、性別が選択されることで、該年齢、性別に対応する平均的なローレンツプロットの分布領域を呼び出すことができる。なお、年齢、性別に対応する平均的なローレンツプロットの分布領域は、予めデータ記録部227に格納されているものとする)。603は被測定者の現在の状況を選択する項目である。604および605は被測定者の主観に基づく被測定者自身の自覚症状についての情報を入力する項目である。具体的には、604は被測定者の現在の精神状態に関する情報を入力する項目である。605は被測定者の現在の体調(肉体的状態)に関する情報を入力する項目である。606は、被測定者が現在服薬している薬に関する情報を入力する項目である。
607は設定ボタンであり、当該設定ボタン607が押下されると、設定項目602から606の設定データが設定されたのち、設定データ入力画面601を閉じる。608はキャンセルボタンであり、当該キャンセルボタン608が押下されると設定項目602から606の設定データを設定することなく、設定データ入力画面601が閉じられる。設定ボタン607が押下されると、ステップS512において設定データが入力されたと判定し、ステップS512に進む。
一方、キャンセルボタン608が押下されると、設定データが入力されなかった判定する。ステップS511において設定値入力ボタン302が押下されなかったと判定された場合、またはステップS512において設定データが入力されなかったと判定された場合は、ステップS513に進む。
ステップS513では、前回の算出データ受信時に入力された設定データを設定する。
ステップS514では、測定部101のデータ送信部208と本体部110のデータ受信部227とが電気的に接続されたか否かを判定する。電気的に接続されたと判定された場合には、ステップS515に進み、測定部101より算出データ(ローレンツプロットデータ)の受信を行う。
図7は、算出データ受信中のデータ表示部301の表示例である。同図に示すように、データ表示部301には、データ受信中であることを示すウィンドウが表示される。これにより、ユーザは、本体部110が正常に算出データを受信していることを確認することができる。
ステップS516では、受信したローレンツプロットデータに基づいて、目標達成度及びゆらぎ度を算出する。好ましくは、更にステップS517において、ローレンツプロットデータの分布領域を示す線を算出する。
5.3 プロットデータ保存処理
図5C、図8を用いてプロットデータ保存処理(ステップS506)の詳細について説明する。データ受信処理(ステップS504)が完了すると、続いてプロットデータ保存処理(図5C)が開始する。
ステップS521では、今回のデータ受信処理時に設定されていた各種設定データをデータ記録部227に記録する。更に、ステップS522では、該設定データに対応付けて受信した算出データ(ローレンツプロットデータ)と本体部110にて算出した算出データ(分布領域を示す線、目標達成度、ゆらぎ度)をデータ記録部227に記録する。なお、このとき、データ受信時の日時もあわせて記録する。
図8は、プロットデータ保存処理によりデータ記録部227に記録された各種データ(日時、設定データ、算出データ)を示す図である。
同図において、801はデータ番号であり、保存するデータごとに、保存する順序に従って昇順に付される。
802はデータ受信完了の日時である。803から807は、データ受信処理時に設定されていた設定データであり、808から811は算出データである。具体的には、808はローレンツプロットデータであり、809は分布領域を示す線データであり、810は目標達成度であり、811はゆらぎ度である。
5.4.ローレンツプロットデータ再生/削除処理(ステップS506)の詳細
図9〜図12を用いてローレンツプロットデータ再生/削除処理(ステップS506)の詳細について説明する。測定部101より送信された算出データは、ローレンツプロットデータ再生処理を実行することにより、表示/操作部225上に表示される。再生ボタン303または削除ボタン304が押下されると、図9のステップS901では、再生ボタン303または削除ボタン304のいずれのボタンが押下されたかを判断する。
ステップS901において再生ボタン303が押下されたと判断された場合には、ステップS902に進み、データ記録部227に記録されているデータ一覧をデータ表示部301に表示する。図10の1001は、データ一覧を表示した様子を示している。被測定者は、データ一覧1001に記載されたデータ番号のうちのいずれかを選択して、再生ボタン1002を押下する。
ステップS903では、被測定者により選択されたデータ番号に基づいて、ローレンツプロットデータの再生処理に必要なデータ(設定データ(年齢、性別)、算出データ(ローレンツプロットデータ、分布領域を示す線データ、目標達成度、ゆらぎ度))を読み出す。
ステップS904では、ステップS903において読み出されたデータを、データ表示部301に表示する。このとき、設定データ(年齢、性別)の対応する平均的なローレンツプロットの分布領域も呼び出し、合わせて表示する。
図12は、ローレンツプロットデータ再生処理が実行された後のデータ表示部301の一例を示す図である。同図において、1201は、データ表示部301が現在拡大表示されているのか、標準の大きさで表示されているのか、縮小表示されているのかを表示する欄である。1202は現在の日時を表示する欄である。
また、1203はローレンツプロットデータであり、1204はローレンツプロットデータの分布領域を示す線である。1205は設定データ(年齢、性別)に対応する平均的なローレンツプロットデータの分布領域を示す線である。
更に、1206の目標設定欄には設定値入力画面601において被測定者が選択した被測定者の年齢または年齢と性別が表示され(ただし、年齢、性別は表示されなくても良い)、1207には目標達成度が、1208にはゆらぎ度がそれぞれ表示される。
図9に戻る。データ一覧1001が表示された際に、被測定者がキャンセルボタン1003を押下した場合には、データ表示部301は、再生ボタン303が押下される前の表示に戻る。
一方、ステップS901において、削除ボタン304が押下されたと判断された場合には、ステップS905に進み、データ記録部227に記録されているデータ一覧をデータ表示部301に表示する。図11の1101は、データ一覧を表示した様子を示している。被測定者は、データ一覧1101に記載されたデータ番号のうちのいずれかを選択して、削除ボタン1102を押下する。
ステップS906では、被測定者により選択されたデータ番号のデータをデータ記録部227から削除する。続けて、被測定者が他のデータ番号を選択して、削除ボタン1102を押下すると、当該データ番号のデータは、データ記録部227から削除される。つまり、キャンセルボタン1103が押下されるまでは、連続的にデータを削除することができる。
キャンセルボタン1103が押下されると、ステップS907では、削除ボタン303が押下される直前の表示に戻る。
8.トレンド表示処理(ステップS507)の詳細
図13〜図15を用いてトレンド表示処理(ステップS507)の詳細について説明する。
トレンド表示ボタン305が押下されると、図14に示すトレンド表示方法選択画面1400をデータ表示部301に表示する。
ステップS1301では、トレンド表示方法選択画面1400において、被測定者が選択するトレンド表示方法を受け付ける。ステップS1302では、トレンド表示方法選択画面1400において、「全データを時系列で表示」(1401)が選択されたか否かを判定する。
ステップS1302において、「全データを時系列で表示」(1401)が選択されたと判定された場合には、ステップS1303に進み、データ記録部227に記録された全てのゆらぎ度を抽出する。ステップS1304では、ステップS1303にて抽出されたゆらぎ度を時系列にソートし、トレンドグラフとして表示する。
ステップS1302において、「全データを時系列で表示」(1401)が選択されなかったと判定された場合(つまり、「特定のデータを抽出して表示」(1402)が選択されたと判定された場合)には、ステップS1305に進む。
例えば、「特定のデータを抽出して表示」(1402)を選択した場合、被測定者は、例えば、「特定のシチュエーション」(1403)、「特定の精神状態」(1404)、「特定の体調」(1405)、「特定の薬」(1406)のいずれか1つまたは複数を選択する。
なお、複数選択した場合には、それらの項目がすべて設定された設定データに対応するゆらぎ度が抽出されることとなる。
そこで、ステップS1305では、当該選択された設定データに対応するゆらぎ度をデータ記録部227より抽出する。ステップS1306では、当該抽出されたゆらぎ度を時系列または昇順、降順でソートし、ステップS1307では、トレンドグラフとして表示する。
このように、トレンド表示を行う際に、設定データに基づいて選択的にトレンドグラフ表示することが可能な構成とすることで、被測定者は、自身の心拍のゆらぎを様々な角度から検証することが可能となり、拍動のゆらぎの傾向を知ることができるようになる。
図15は、データ表示部301に表示されたトレンドグラフの一例を示す図である。横軸は例えば日時を示し、縦軸はゆらぎ度(%)を示している。1501は、表示部301に表示されたトレンドグラフのうち、ゆらぎ度の最大値を、1502は、表示部301に表示されたトレンドグラフのうち、ゆらぎ度の最小値を、1503は、表示部301に表示されたトレンドグラフのゆらぎ度の平均値を、それぞれ示している。
図13に戻る。ステップS1308では、トレンド表示終了ボタン306が押下されたか否かを判定する。トレンド表示終了ボタン306が押下されたと判定された場合には、トレンドグラフの表示を終了し、ステップS1301においてトレンド表示方法選択画面1400が表示される前の表示画面に戻る。
以上の説明から明らかなように、本実施形態では、心拍ゆらぎ検出装置において測定部と本体部とを分離可能な構成とした。この結果、被測定者は測定に際して、心拍ゆらぎ検出装置全体を両手で保持しておく必要がなくなり、両手を自由に動かすことが可能となった。また、本実施形態では、測定部について所望の部材に固定することができるよう、固着部を備える構成とした。この結果、被測定者は、他の動作と並行して心拍ゆらぎの検出を行うことが可能となった。
つまり、心拍に関する生体情報の測定を容易に行うことができるようになった。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、測定部101を本体部110に収容し、測定部101のデータ送信部208と本体部110のデータ受信部227とが電気的に接続されることで、算出データの送受信を行う構成としたが、本発明は特にこれに限定されない。例えば、測定部101と本体部110とを無線通信により接続し、算出データの送受信を行うようにしてもよい。以下、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と共通する部分については、同じ参照番号を付すことで説明は省略することとし、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
1.装置の外観構成
本実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の外観構成は概ね図1A、図1Bと同じである。ただし、本実施形態の場合、本体部110にはデータ受信部114、115はなく、代わりに不図示の無線通信部が内蔵されている。また、測定部101にはデータ送信部122はなく、代わりに不図示の無線通信部が内蔵されている。更に、測定部101には、本体部110との無線通信の状態を示すランプが別途設けられているものとし、該ランプは、本体部110との間の無線接続が確立した状態において緑色に点灯し、無線接続が切断された状態において赤色に点灯するものとする。
1.装置の機能構成
1.1 測定部101の機能構成
図16Aは第2の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の測定部101の機能構成を示す図である。同図において、1601は無線通信処理部であり、無線通信部1602を介して本体部110との間の無線通信接続を確立し、心拍間隔検出処理部212にて算出された算出データを本体部110に無線送信する。なお、無線通信の方式は特に限定されないものとする。
1.2 本体部110の機能構成
図16Bは第2の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の本体部110の機能構成を示す図である。同図において、1611は無線通信処理部であり、無線通信部1612を介して測定部101との間の無線通信接続を確立し、測定部101より送信される算出データを受信する。
2.測定部101における処理の流れ
図17は、本発明の第2の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の測定部101における全体処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS403において、測定処理が完了すると、ステップS1701では、本体部110との間の無線通信を接続する(つまり、電源を投入した時点では、測定部101と本体部110とは無線接続されておらず、測定処理が完了すると測定部101では算出データの送信先となる本体部110を検索し、無線接続を確立する)。
ステップS1701において、本体部110との間の無線通信接続が確立したと判定された場合には、ステップS1702に進み、通信状態を表示するランプをそれまでの赤色から緑色に変更する。これにより、被測定者は、測定部101と本体部110との無線接続が確立したことを認識できる。
一方、ステップS1701において、本体部110との間の無線通信接続が確立していないと判定された場合には、ステップS407に進む。この場合、通信状態を表示するランプは赤色のままである。これにより、被測定者は、測定部110と本体部110との無線接続が確立していないことを認識できる。この場合、算出データの送信は行われない。
ステップS406ではデータ送信処理を行う。なお、データ送信処理は1回の測定処理につき1回のみ行われるものとし、データ送信処理が完了した後は、本体部110との通信接続が切断される。
3.本体部110における処理の流れ
本体部110における全体処理の流れは図5Aと同じであるため、ここでは、データ受信処理(ステップS504)について図18を用いて説明する。
設定データの設定が完了すると、ステップS1801では、測定部101との無線通信接続が確立したか否かを判定する(つまり、本体部110側では、電源投入後、設定データの設定が完了すると、測定部101からの無線通信接続要求を常時受け付ける状態となる)。測定部101からの無線通信接続要求をうけ、無線通信接続が確立したと判定された場合には、ステップS505に進む。一方、測定部101との無線通信接続が確立できなかったと判定された場合には、データ受信処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態によれば、測定部101と本体部110との間の算出データの送受信を無線通信により行う構成としたことにより、被測定者は、測定後、測定部101を本体部110に収容する必要がなくなり、測定時の利便性が更に向上する。
本発明の第1の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の外観構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の外観構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の測定部の機能構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の本体部の機能構成を示す図である。 表示/操作部の画面例を示す図である。 本発明の第1の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の測定部における全体処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の測定部における測定処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の本体部における全体処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の本体部におけるデータ受信処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の本体部におけるプロットデータ保存処理の流れを示すフローチャートである。 設定データ入力画面が表示された様子を示す図である。 算出データ受信時の表示/操作部の画面例を示す図である。 プロットデータ保存処理によりデータ記録部に記録された各種データを示す図である。 プロットデータ再生/削除処理の処理の流れを示すフローチャートである。 データ一覧を表示した様子を示す図である。 データ一覧を表示した様子を示す図である。 プロットデータ再生処理後の表示/操作部の画面例を示す図である。 トレンド表示処理の処理の流れを示すフローチャートである。 トレンド表示方法選択画面の一例を示す図である。 データ表示部に表示されたトレンドグラフの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の測定部の機能構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の本体部の機能構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の測定部における全体処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる心拍ゆらぎ検出装置の本体部におけるデータ受信処理の流れを示す図である。

Claims (9)

  1. 被測定者の心拍に関する生体情報を検出する測定部と、該測定部と別体に構成され、該被測定部を収容可能な本体部とを備える心拍ゆらぎ検出装置であって、
    前記測定部は、
    前記被測定者の心拍に関する生体情報を検出し、1拍毎の拍動間隔を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された拍動間隔データに基づいて時間領域解析する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果を前記本体部に送信する送信手段と、を備え、
    前記本体部は、
    前記被測定者に関する情報を設定する設定手段と、
    前記送信手段により送信された前記解析結果を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記解析結果を表示する表示手段と、
    前記被測定者に関する情報と前記解析結果とを対応付けて記憶する記憶手段と、を備え、
    前記表示手段は、更に、
    前記被測定者に関する情報のうち、所定の情報に対応付けられた前記解析結果を抽出して時系列に配することで、トレンドグラフを表示することを特徴とする心拍ゆらぎ検出装置。
  2. 前記解析手段は、前記抽出手段において抽出されたn拍目の拍動間隔とn+1拍目の拍動間隔とを、2次元グラフ領域の縦軸または横軸として順次プロットする場合の各座標データを算出するとともに、所定時間内に算出された前記各座標データのばらつきを算出し、
    前記表示手段は、
    前記座標データに基づいて前記2次元グラフ領域にプロットを表示することを特徴とする請求項1に記載の心拍ゆらぎ検出装置。
  3. 前記送信手段と前記受信手段とは、無線通信により前記解析結果の送受信を行うことを特徴とする請求項1に記載の心拍ゆらぎ検出装置。
  4. 前記被測定者に関する情報は、該被測定者の主観に基づく被測定者自身の症状に関する主観データであることを特徴とする請求項1または2に記載の心拍ゆらぎ検出装置。
  5. 前記主観データには、更に、前記被測定者が認識する精神状態を示す情報と、前記被測定者が認識する自身の体調に関する情報とを含むことを特徴とする請求項6に記載の心拍ゆらぎ検出装置。
  6. 前記被測定者に関する情報は、該被測定者の服薬状況を示す情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の心拍ゆらぎ検出装置。
  7. 被測定者の心拍に関する生体情報を検出する測定部と、該測定部と別体に構成され、該被測定部を収容可能な本体部とを備える心拍ゆらぎ検出装置における情報処理方法であって、
    前記被測定者の心拍に関する生体情報を検出し、1拍毎の拍動間隔を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程において抽出された拍動間隔データに基づいて時間領域解析する解析工程と、
    前記解析工程による解析結果を前記本体部に送信する送信工程と、
    前記被測定者に関する情報の設定を受け付ける受付工程と、
    前記送信工程において送信された前記解析結果を受信する受信工程と、
    前記受信工程において受信した前記解析結果を表示する表示工程と、
    前記被測定者に関する情報と前記解析結果とを対応付けて記憶する記憶工程と、を備え、
    前記表示工程は、更に、
    前記被測定者に関する情報のうち、所定の情報に対応付けられた前記解析結果を抽出して時系列に配することで、トレンドグラフを表示することを特徴とする情報処理方法。
  8. 被測定者の心拍に関する生体情報を検出し、1拍毎の拍動間隔を抽出する抽出手段と、該抽出手段により抽出された拍動間隔データに基づいて時間領域解析する解析手段と、該解析手段による解析結果を送信する送信手段と、を備える測定装置と、通信可能に接続される情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記被測定者に関する情報の設定を受け付ける受付工程と、
    前記送信手段により送信された前記解析結果を受信する受信工程と、
    前記受信工程において受信した前記解析結果を表示する表示工程と、
    前記被測定者に関する情報と前記解析結果とを対応付けて記憶する記憶工程と、を備え、
    前記表示工程は、更に、
    前記被測定者に関する情報のうち、所定の情報に対応付けられた前記解析結果を抽出して時系列に配することで、トレンドグラフを表示することを特徴とする情報処理方法。
  9. 請求項8に記載の情報処理方法をコンピュータによって実現させるための制御プログラム。
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