JP2008104536A - 電子機器、電子機器制御プログラム及び電子機器制御方法 - Google Patents

電子機器、電子機器制御プログラム及び電子機器制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】余興効果を発生させ、または興趣性を高めさせることができるようにする。
【解決手段】押釦スイッチ8を操作する都度、電子機器に記憶されているマジック用のプログラムに従ってメッセージまたは数字・演算子などを表示部5に順次表示してゆき、その都度、順次表示されたメッセージ等に従って観客が特定の数字を思い浮かべるように進行させ、観客が思い浮かべた数字「8」と同じ数字「8」を最終的に表示してやり、観客が思い浮かべた数字と同じ数字をあたかも電子機器が当てたかなような電子マジックを実演することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、マジック機能を有する電子機器、電子機器制御プログラム及び電子機器制御方法に関するものである。
今日においては、腕時計や携帯電話機等の表示機能を備えた各種電子機器が出現するに至っており、一方、トリック手品具(例えば、特許文献1参照。)等の、各種手品専用具も出現するに至っている。
特開平3−33776号公報
したがって、トリック手品具等の各種手品専用具を用いれば、手品を実演することができ、余興効果を発生させることができる。しかしながら、従来の各種電子機器にあっては、専ら機器本来の機能を発生させることを主眼とするものであることから、これを用いて余興効果を発生させたり、当該機器の興趣性を高めさせたりすることはできない。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、余興効果を発生させたり、興趣性を高めたりさせることのできる電子機器、電子機器制御プログラム及び電子機器制御方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1記載の発明に係る電子機器にあっては、「1」から「9」までの数字のいずれかを選択させるべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御手段と、前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記選択させた数字に「9」を乗じるべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御手段と、前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断手段と、この第2の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記選択させた数字に9を乗じた値における二桁の数字を加算すべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御手段と、前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断手段と、ランダムに数字と演算記号とを発生させるランダム数字発生手段と、前記第3の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記ランダム数字発生手段が発生させた数字と演算記号とを表示させる第4の表示制御手段と、前記ランダム数字発生手段が発生させた数字と前記演算記号とが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断手段と、この第4の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記二桁の数字を加算した値、前記ランダム数字発生手段が発生させた数字、及び前記演算記号を用いた演算の演算結果を答えるべきことを示す第4のメッセージを表示させる第5の表示制御手段と、前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断手段と、この第5の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、予め定められている固定値「9」、前記ランダム数字発生手段が発生させた数字、及び前記演算記号を用いて演算を実行し、その演算結果を表示させる第6の表示制御手段と
を備えることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明に係る電子機器にあっては、「1」から「9」までの数字それぞれに対応する識別子を順次表示させる第7の表示制御手段と、前記「1」から「9」までの数字それぞれに対応する識別子が順次表示されている状態において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断手段と、この第6の判断手段により、前記予め定められている操作の有が判断された時点において表示されていた前記識別子に対応する数字の値を記憶する記憶手段と、この記憶手段に前記前記識別子に対応する数字の値が記憶されている状態において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断手段と、この第7の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記記憶された値を表示させる第8の表示制御手段とを更に備えることを特徴とする。
また、請求項3記載の発明に係る電子機器にあっては、前記ランダム数字発生手段は、「1」から「5」までの数字をランダムに発生させる第1のランダム数字発生手段と、「6」から「9」までの数字をランダムに発生させる第2のランダム数字発生手段とを備え、前記第4の表示制御手段は、第1のランダム数字発生手段が発生させた数字と演算記号「+」とを表示させるとともに、前記第2のランダム数字発生手段が発生させた数字と演算記号「−」とを表示させ、前記第6の表示制御手段は、前記第1の第1のランダム数字発生手段が発生した数値を「9」に加算する加算手段と、この加算手段の加算結果から前記第2のランダム数字発生手段が発生した数字を減算する減算手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明に係る電子機器にあっては、前記第6の表示制御手段により前記演算手段の演算結果が表示される際に、発光動作する発光手段を更に備えることを特徴とする。
また、請求項15記載の発明に係る電子機器にあっては、前記第6の表示制御手段により前記演算手段の演算結果が表示される際に、放音動作する音発生手段を更に備えることを特徴とする。
また、請求項6記載の発明に係る電子機器にあっては、前記第8の表示制御手段により前記記憶された値が表示される際に、発光動作する発光手段を更に備えることを特徴とする。
また、請求項7記載の発明に係る電子機器にあっては、前記第8の表示制御手段により前記記憶された値が表示される際に、放音動作する音発生手段を更に備えることを特徴とする。
また、請求項8記載の発明に係る電子機器にあっては、「1」から「9」までの数字それぞれに対応する識別子を順次表示させる第7の表示制御手段と、前記「1」から「9」までの数字それぞれに対応する識別子が順次表示されている状態において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断手段と、この第6の判断手段により、前記予め定められている操作の有が判断された時点において表示されていた前記識別子に対応する数字の値を記憶する記憶手段と、この記憶手段に前記前記識別子に対応する数字の値が記憶されている状態において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断手段と、この第7の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記記憶された値を表示させる第8の表示制御手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項9記載の発明に係る電子機器にあっては、前記第2の表示制御手段により前記記憶された値が表示される際に、発光動作する発光手段を更に備えることを特徴とする。
また、請求項10記載の発明に係る電子機器にあっては、前記第2の表示制御手段により前記記憶された値が表示される際に、放音動作する音発生手段を更に備えることを特徴とする。
また、請求項11記載の発明に係る電子機器制御プログラムにあっては、表示手段を備える電子機器が有するコンピュータを、「1」から「9」までの数字のいずれかを選択させるべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御手段と、前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記選択させた数字に「9」を乗じるべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御手段と、前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断手段と、この第2の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記選択させた数字に9を乗じた値における二桁の数字を加算すべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御手段と、前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断手段と、ランダムに数字と演算記号とを発生させるランダム数字発生手段と、前記第3の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記ランダム数字発生手段が発生させた数字と演算記号とを表示させる第4の表示制御手段と、前記ランダム数字発生手段が発生させた数字と前記演算記号とが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断手段と、この第4の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記二桁の数字を加算した値、前記ランダム数字発生手段が発生させた数字、及び前記演算記号を用いた演算の演算結果を答えるべきことを示す第4のメッセージを表示させる第5の表示制御手段と、前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断手段と、この第5の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、予め定められている固定値「9」、前記ランダム数字発生手段が発生させた数字、及び前記演算記号を用いて演算を実行し、その演算結果を表示させる第6の表示制御手段として機能させることを特徴とする。
また、請求項12記載の発明に係る電子機器制御プログラムにあっては、表示手段を備える電子機器が有するコンピュータを、「1」から「9」までの数字それぞれに対応する識別子を順次表示させる第7の表示制御手段と、前記「1」から「9」までの数字それぞれに対応する識別子が順次表示されている状態において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断手段と、この第6の判断手段により、前記予め定められている操作の有が判断された時点において表示されていた前記識別子に対応する数字の値を記憶する記憶手段と、この記憶手段に前記前記識別子に対応する数字の値が記憶されている状態において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断手段と、この第7の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記記憶された値を表示させる第8の表示制御手段として機能させることを特徴とする。
また、請求項13記載の発明に係る電子機器制御方法にあっては、表示手段を備える電子機器の制御方法であって、「1」から「9」までの数字のいずれかを選択させるべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御ステップと、
前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断ステップと、この第1の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記選択させた数字に「9」を乗じるべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御ステップと、前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断ステップと、
この第2の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記選択させた数字に9を乗じた値における二桁の数字を加算すべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御ステップと、前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断ステップと、
ランダムに数字と演算記号とを発生させるランダム数字発生ステップと、前記第3の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記ランダム数字発生ステップが発生させた数字と演算記号とを表示させる第4の表示制御ステップと、前記ランダム数字発生ステップが発生させた数字と前記演算記号とが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断ステップと、この第4の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記二桁の数字を加算した値、前記ランダム数字発生ステップが発生させた数字、及び前記演算記号を用いた演算の演算結果を答えるべきことを示す第4のメッセージを表示させる第5の表示制御ステップと、前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断ステップと、この第5の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、予め定められている固定値「9」、前記ランダム数字発生ステップが発生させた数字、及び前記演算記号を用いて演算を実行し、その演算結果を表示させる第6の表示制御ステップとを含むことを特徴とする。
また、請求項14記載の発明に係る電子機器制御方法にあっては、表示手段を備える電子機器の制御方法であって、「1」から「9」までの数字それぞれに対応する識別子を順次表示させる第7の表示制御ステップと、前記「1」から「9」までの数字それぞれに対応する識別子が順次表示されている状態において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断ステップと、この第6の判断ステップにより、前記予め定められている操作の有が判断された時点において表示されていた前記識別子に対応する数字の値を記憶する記憶ステップと、この記憶ステップに前記前記識別子に対応する数字の値が記憶されている状態において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断ステップと、この第7の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記記憶された値を表示させる第8の表示制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明に係る電子機器によれば、当該電子機器を用いて数字当てマジックを実演することができる。よって、これを用いて余興効果を発生させたり、当該機器の興趣性を高めさせたりすることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本発明の一実施の形態を適用した腕時計の外観構成を示す平面図である。
この腕時計1は、時計本体部2とこの時計本体部2の両側に係着されたリストバンド3、4とを有している。時計本体部2の上面中央部には、LCD等で構成される表示部5が設けられており、両側部には押下によりスイッチがオン(ON)となる押釦スイッチ6〜9が2個ずつ配置されている。
図2は、前記時計本体部2内に配置された回路の構成を示すブロック図である。
発振回路10は基本周波数のクロック信号を生成する回路であり、生成したクロック信号を分周回路11に出力する。分周回路11はそのクロック信号を分周して1Hzの計時信号を作成し、時刻計数回路12に出力する。時刻計数回路12は時、分、秒のカウンタを有しており、1Hzの計時信号を計数して得られた時、分、秒の時刻データをCPU14に出力する。また時刻計数回路12は24時間毎の日キャリー信号を日付計数回路13に出力し、日付計数回路13はその日キャリー信号を計数して得た日付データをCPU14に出力する。入力部15は、前記押釦スイッチ6〜9を有しており、これらの操作信号をCPU14に出力する。
CPU14は、乱数発生部19を有しており、ROM16に記憶されている各種プログラムを解読し、RAM17をワークエリアとして使用しつつ、時刻表示処理や後述するフローチャートに示す処理等を実行する中央処理部である。前記表示部5は、CPU14から出力される現在時刻データあるいは表示データに基づいて表示素子を駆動してそれらのデータを表示する。表示部5の下面側には、EL22が積層されており、CPU14はこのEL22の点灯動作を制御するとともに、音出力部18の放音動作を制御する。
図3は、前記ROM16のメモリ構成を示す概念図である。
ROM16には前記プログラムを格納するプログラム記憶領域161、後述する表示例に示す各種文字や画像を表示するための画像データを格納する画像データ格納領域162等が設けられている。
図4は、前記RAM17のメモリ構成を示す概念図である。
RAM17には、前記乱数発生部19が発生させた第1の乱数(r01)と第2の乱数(r02)とを各々格納する第1及び第2の乱数格納部171、172、後述する正解値i、nを各々格納するiレジスタ173とnレジスタ174等が設けられている。なお、本実施の形態においては、第1の乱数(r01)は1〜5のいずれかであり、第2の乱数(r02)は6〜9のいずれかである。
次に、以上の構成に係る本実施の形態の動作を、数字当てマジックを行う演者Xと観客Yの動作とともに説明する。
すなわち、演者Xが所有する腕時計1は、時計モードにおいては、表示部5に現在時刻を表示させている。この状態から、演者Xがこの腕時計1を用いて観客Yの目前で数字当てマジックを行うべく、押釦スイッチ6を操作すると、時計モードからマジックモードに移行し、CPU14はプログラムに従って図5のフローチャートに示す処理を実行する。
先ず、乱数発生部19に1回目の動作をさせて1〜5のいずれかの数値からなる第1の乱数(r01)を生成し、更に2回目の動作をさせて6〜9のいずれかの数値からなる第2の乱数(r02)を生成するともに、これら第1及び第2の乱数(r01,r02)をRAM17の乱数格納部171、172に各々格納する(ステップS1)。次に、表示部5に「THINK」の文字と「1〜9」の数字とを予め定められている時間間隔(たとえば、1秒間隔)で切り替え表示させる(ステップS2)。このステップS2での処理により、図6(A)に示すように、表示部5には、「THINK」の文字と「1〜9」の数字とが1秒間隔で切り替え表示される。
この「THINK」の文字と「1〜9」の数字との切り替え表示を見た演者Xは、観客Yに対して「1から9の中からひとつ数字を頭に思い浮かべてください」という発言をすべきことを促され、同発言を行う。この発言を聞いた観客Yは、これに従って1から9の中から任意の数字、例えば「7」を頭に思い浮かべる。しかる後に、演者Xが「思い浮かべましたね」等の確認発言を行ってから、押釦スイッチ8を操作すると、ステップS3の判断がYESとなり、ステップS3からステップS4に進む。そして、表示部5に「×9=?」の演算記号、数字、疑問符の文字(以下、「文字」という)を表示させる(ステップS4)。このステップS4での処理により、図6(B)に示すように、表示部5には、「×9=?」の文字が表示される。
この「×9=?」の文字を見た演者Xは、観客Yに対して「思い浮かべた数字に9を掛けてください」という発言をすべきことを促され、同発言を行う。この発言を聞いた観客Yはこれに従って、思い浮かべた数字、本例では「7」に「9」を掛けて、「63」を頭に思い浮かべる。しかる後に、演者Xが「9を掛けましたね」等の確認発言を行ってから、押釦スイッチ8を操作すると、ステップS5の判断がYESとなり、ステップS5からステップS6に進む。そして、表示部5に「=AB」の文字と「A+B=?」の文字とを切り替え表示させる(ステップS6)。このステップS6での処理により、図6(C)に示すように、表示部5には、「=AB」の文字と「A+B=?」の文字とが1秒間隔で切り替え表示される。
この「=AB」の文字と「A+B=?」の文字との切り替え表示を見た演者Xは、観客Yに対して「二桁になったと思いますが、その各桁を足してください」という発言をすべきことを促され、同発言を行う。なお、補足的に「一桁である場合には、そのままで良いです。」の発言も行う。この発言を聞いた観客Yは、二桁になった各桁の数字、本例では「6」と「3」を足して「9」を頭に思い浮かべる。
ここで、1〜9の数字に9を掛けて、二桁になった各桁の数字を足すと、その答は下記のように必ず「9」となる。
1×9=9 0+9=9
2×9=18 1+8=9
3×9=27 2+7=9
4×9=36 3+6=9
5×9=45 4+5=9
6×9=54 5+4=9
7×9=63 6+3=9
8×9=72 7+2=9
9×9=81 8+1=9
したがって、CPU14において観客Yが頭に思い浮かべた数字が「9」であることは既知である。
しかる後に、演者Xが「思い浮かべましたね」等の確認発言を行ってから、押釦スイッチ8を操作すると、ステップS7の判断がYESとなり、ステップS7からステップS8に進む。そして、表示部5にて「+r01(第1の乱数値)=?」の表示を実行する(ステップS8)。ここで、「r01」は、前記ステップS1で発生させてRAM17の乱数格納部171に格納した第1の乱数値である。したがって、例えばこの第1の乱数値(r01)が「5」であったとすると、「+r01=?」における「r01」の部分が「5」に置き換えられて、図6(D)に示すように、表示部5には、「+5=?」の文字が表示されることとなる。つまり、この時点で既知である「9」に加算すべき第1の乱数(1〜5)がランダムに出現することとなる。
この「+5=?」の文字を見た演者Xは、観客Yに対して「その数に5を足してください」という発言をすべきことを促され、同発言を行う。この発言を聞いた観客Yはこれに従って、「9」に「5」を足して、「14」を頭に思い浮かべる。しかる後に、演者Xが「足しましたね」等の確認発言を行ってから、押釦スイッチ8を操作すると、ステップS9の判断がYESとなり、ステップS9からステップS10に進む。そして、表示部5にて「−r02(第2の乱数値)=?」の表示を実行する(ステップS10)。ここで、「r02」は、前記ステップS1で発生させてRAM17の乱数格納部172に格納した第2の乱数値である。したがって、例えばこの第2の乱数(r02)が「6」であったとすると、「−r02=?」における「r02」の部分が「6」に置き換えられて、図6(E)に示すように、表示部5には、「−6=?」の文字が表示されることとなる。つまり、この時点で6から9まで引数がランダムに出現することとなる。
なお、本実施の形態においては、ステップS1で第1及び第2の乱数を生成して記憶しておくようにしたが、ステップS8及びステップS10の処理時点で各々第1及び第2の乱数を生成するようにしてもよい。
また、前記「−6=?」の文字を見た演者Xは、観客Yに対して「その数から6を引いてください」という発言をすべきことを促され、同発言を行う。この発言を聞いた観客Yはこれに従って、「14」から「6」を引いて、「8」を頭に思い浮かべる。しかる後に、演者Xが「引きましたね」等の確認発言を行ってから、押釦スイッチ8を操作すると、ステップS11の判断がYESとなり、ステップS11からステップS12に進む。そして、表示部5に演算結果を示す「TOTAL」の文字と演算結果の解答を促す「NO.IS」の文字とを切り替え表示させる(ステップS12)。このステップS12での処理により、図7(F)に示すように、表示部5には、「TOTAL」の文字と「NO.IS」の文字とが1秒間隔で切り替え表示される。
この「TOTAL」の文字と「NO.IS」の文字との切り替え表示を見た演者Xは、適宜のタイミングで押釦スイッチ8を操作する。これにより、ステップS13の判断がYESとなりステップS13からステップS14に進む。そして、9+r01−r02=iを演算して、その演算結果の値iを表示させるとともに、グラフィック演出表示処理、EL発光及び音発生の各処理を実行する(ステップS14)。
つまり、本例においては乱数の値が「r01=5」、「r02=6」であったことから、「9+5−6=8」となり、したがって、このステップS14での処理により、図7(G)に示すように、表示部5には、演算結果の「8」の文字が表示される。演者Xは、「合計の数字は8ですね」の発言とともに、「8」が表示された表示部5を観客に見せる。
このとき、前述のように、1〜9の数字に9を掛けて、二桁になった各桁の数字を足すと、その答は必ず「9」となることから、「9+r01−r02=i」において、「9」はCPU14が既知の固定的な値である。したがって、「r01」及び「r02」がランダムな値であっても、固定的な値「9」が既知であることにより、CPU14が算出した値「i」は、観客Yが頭の中で算出した値と必ず一致する。
しかるに、1〜9の数字に9を掛けて、二桁になった各桁の数字を足すと、その答は必ず「9」となることを知らない観客Yは、最初に思い浮かべた数字に「9」を掛けて、二桁になった各桁の数字を足し、その後「+5」及び「−6」の計算を観客Yが頭の中で行った答である数字「8」と、腕時計1の表示部5に表示された数字「8」とが合致することにより、驚愕する(第1の驚愕)。これにより、腕時計1に対する興趣性を向上させることができる。
このとき、本実施の形態においては、ランダムに発生させた1〜5の加算と、6〜9の減算とを行うようにしたことから、その答を観客Yが計算しやすくまた覚えやすい一桁の数値にすることができる。
しかも、ステップS14で実行されるグラフィック演出表示により、図7(G)に示すように、答である「8」の両側に、各々長さの異なる垂直方向の5本ずつのバーからなるグラフィックバー20が順次変化する表示がなされ、且つEL発光処理によりEL22が例えば2秒間発光し、さらに音発生処理により音出力部18から効果音が発生することから、観客の驚愕(第1の驚愕)は一層高められる。したがって、グラフィックバー20は後述するように、数値を表しつつ変化するが、観客がこのことに気づくことはない。
そして、ステップS14に続くステップS15においては、押釦スイッチ8が操作されたか否かを判断し、操作されない場合には、1秒毎にnの値0〜9まで変化させ、このnの値に対応するグラフィックバー表示を行う(ステップS16)。
すなわち、各々長さの異なる垂直方向の左右5本ずつのバーからなるグラフィックバー20において、図8に示すように、内側から1本ずつのバーa,aが表示された状態が「1」であることを意味し(n=1)(A)、2本ずつのバーa,a,b,bが表示された状態が「2」であることを意味し(n=2)(B)、3本ずつのバーa,a,b,b,c、cが表示された状態が「3」であることを意味し(n=3)(C)、4本ずつのバーa,a,b,b,c,c,d,dが表示された状態が「4」であることを意味し(n=4)(D)、全てのバーa〜eが表示された状態が「5」であることを意味する(n=5)(E)。
また、外側から4本ずつのバーb,b,c,c,d,d,e,eが表示された状態が「6」であることを意味し(n=6)(F)、3本ずつのバーc,c,d,d,e,eが表示された状態が「7」であることを意味し(n=7)(G)、2本ずつのバーd,d,e,eが表示された状態が「8」であることを意味し(n=8)(H)、1本ずつのバーe,eが表示された状態が「9」であることを意味し(n=9)(I)、全てのバーが消去された状態が「0」(NOP)であることを意味する(n=0)(J)。
そして、ステップS16の処理においては、前述のように1秒毎にnの値0〜9まで変化させることにより、図8に示すように、(A)〜(J)の表示を1秒間隔で繰り返す。
このように、「1」から「9」までの数字それぞれに対応する識別子である、各々長さの異なる垂直方向の左右5本ずつのバーからなるグラフィックバー20を1秒毎に切り替え表示させる。ここで、演者Xは、予め取扱説明書等を読むことにより、(A)〜(J)の表示と1〜9、0の値との関係を知っている。
一方、演者Xは、前記ステップS14で表示された答の数字を見せて前記第1の驚愕が生じた観客に対し、「最初に頭に思い浮かべた数字は何ですか?」と質問する。すると、観客Yは、「7です。」と答える。これ聞いた演者Xは、前記(A)〜(J)の表示において観客が答えた数字(「7」)に対応する表示が出現した時点、本例においては図8(G)の表示が出現した時点(n=7)で、押釦スイッチ8を操作する。これにより、ステップS15の判断がYESとなり、ステップS15からステップS17に進み、押釦スイッチ8の操作があった時点のnの値をnレジスタ174に記憶する(ステップS17)。
引き続き、表示部5に「THINK」の文字と「NO.IS」の文字とを切り替え表示させる(ステップS18)。このステップS18での処理により、図7(H)に示すように、表示部5には、「THINK」の文字と「NO.IS」の文字とが1秒間隔で切り替え表示される。この切り替え表示を観客Yに見せることにより、恰も腕時計1が思考しているような演出効果を発生させることができる。
そして、演者Xが押釦スイッチ8を操作すると、ステップS19の判断がYESとなり、ステップS19からステップS20に進む。そして、表示部5にnレジスタ174に格納されている値n(「7」)を表示するとともに、前述したステップS14と同様に、グラフィック演出表示、EL発光及び音発生の各処理を実行する(ステップS20)。
したがって、このステップS20での処理により、図7(I)に示すように、表示部5には、「7」の文字が表示される。演者Xは、「あなたが最初に頭に浮かべた数字はこれですね」の発言とともに、「7」が表示された表示部5を観客に見せる。この数字「7」にあっては、演者Xが観客Yから聞いた数字を、前述のように観客Yに知られることなく入力したものに過ぎない。しかし、観客Yはその事実を知らないことから、最初に思い浮かべた数字と、腕時計1の表示部5に表示された数値とが合致することにより、驚愕する(第2の驚愕)。これにより、腕時計1に対する興趣性を向上させることができる。しかも、前述と同様のグラフィック演出表示や、EL発光処理、音発生処理により、観客の驚愕(第2の驚愕)は一層高められることとなる。
なお、本実施の形態においては、図8(A)〜(I)に示したグラフィックバー表示による識別子により1〜9の数字を表示するようにしたが、これに限ることなく図9に示すようにリング状セグメント表示21における点灯させるセグメントの数や位置で数字を識別子表示したり、あるいは色も構成要素に加えて識別子表示したりする等、識別子表示の形態はどのようなものであってもよい。
また、実施の形態においては、本発明を腕時計に適用した場合を示したが、これに限ることなく、マジック専用機器として構成したり、携帯ゲーム機器、携帯電話機等の他の電子機器に適用したりするようにしてもよい。
本発明の一実施の形態に係る腕時計の外観構成図である。 同腕時計の回路構成を示すブロック図である。 ROMのメモリ構成図である。 RAMのメモリ構成図である。 本実施の形態の処理手順を示すフローチャートである。 同実施の形態の表示遷移図である。 図6に続く表示遷移図である。 ステップS16の処理手順に対応する表示遷移図である。 他の数字の識別子表示例を示す図である。
符号の説明
1 腕時計
2 時計本体部
3 リストバンド
5 表示部
6〜9 押釦スイッチ
8 押釦スイッチ
14 CPU
15 入力部
16 ROM
17 EL
17 RAM
18 音出力部
19 乱数発生部
20 グラフィックバー
161 プログラム記憶領域
162 画像データ格納領域
171 乱数格納部
171 第2の乱数格納部
172 乱数格納部
173 iレジスタ
174 nレジスタ

Claims (14)

  1. 「1」から「9」までの数字のいずれかを選択させるべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御手段と、
    前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断手段と、
    この第1の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記選択させた数字に「9」を乗じるべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御手段と、
    前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断手段と、
    この第2の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記選択させた数字に9を乗じた値における二桁の数字を加算すべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御手段と、
    前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断手段と、
    ランダムに数字と演算記号とを発生させるランダム数字発生手段と、
    前記第3の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記ランダム数字発生手段が発生させた数字と演算記号とを表示させる第4の表示制御手段と、
    前記ランダム数字発生手段が発生させた数字と前記演算記号とが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断手段と、
    この第4の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記二桁の数字を加算した値、前記ランダム数字発生手段が発生させた数字、及び前記演算記号を用いた演算の演算結果を答えるべきことを示す第4のメッセージを表示させる第5の表示制御手段と、
    前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断手段と、
    この第5の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、予め定められている固定値「9」、前記ランダム数字発生手段が発生させた数字、及び前記演算記号を用いて演算を実行し、その演算結果を表示させる第6の表示制御手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 「1」から「9」までの数字それぞれに対応する識別子を順次表示させる第7の表示制御手段と、
    前記「1」から「9」までの数字それぞれに対応する識別子が順次表示されている状態において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断手段と、
    この第6の判断手段により、前記予め定められている操作の有が判断された時点において表示されていた前記識別子に対応する数字の値を記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に前記前記識別子に対応する数字の値が記憶されている状態において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断手段と、
    この第7の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記記憶された値を表示させる第8の表示制御手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記ランダム数字発生手段は、「1」から「5」までの数字をランダムに発生させる第1のランダム数字発生手段と、「6」から「9」までの数字をランダムに発生させる第2のランダム数字発生手段とを備え、
    前記第4の表示制御手段は、第1のランダム数字発生手段が発生させた数字と演算記号「+」とを表示させるとともに、前記第2のランダム数字発生手段が発生させた数字と演算記号「−」とを表示させ、
    前記第6の表示制御手段は、前記第1の第1のランダム数字発生手段が発生した数値を「9」に加算する加算手段と、この加算手段の加算結果から前記第2のランダム数字発生手段が発生した数字を減算する減算手段とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 前記第6の表示制御手段により前記演算手段の演算結果が表示される際に、発光動作する発光手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
  5. 前記第6の表示制御手段により前記演算手段の演算結果が表示される際に、放音動作する音発生手段を更に備えることを特徴とする請求項1、2又は4記載の電子機器。
  6. 前記第8の表示制御手段により前記記憶された値が表示される際に、発光動作する発光手段を更に備えることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  7. 前記第8の表示制御手段により前記記憶された値が表示される際に、放音動作する音発生手段を更に備えることを特徴とする請求項2又は6記載の電子機器。
  8. 「1」から「9」までの数字それぞれに対応する識別子を順次表示させる第7の表示制御手段と、
    前記「1」から「9」までの数字それぞれに対応する識別子が順次表示されている状態において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断手段と、
    この第6の判断手段により、前記予め定められている操作の有が判断された時点において表示されていた前記識別子に対応する数字の値を記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に前記前記識別子に対応する数字の値が記憶されている状態において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断手段と、
    この第7の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記記憶された値を表示させる第8の表示制御手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  9. 前記第2の表示制御手段により前記記憶された値が表示される際に、発光動作する発光手段を更に備えることを特徴とする請求項8記載の電子機器。
  10. 前記第2の表示制御手段により前記記憶された値が表示される際に、放音動作する音発生手段を更に備えることを特徴とする請求項8又は9記載の電子機器。
  11. 表示手段を備える電子機器が有するコンピュータを、
    「1」から「9」までの数字のいずれかを選択させるべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御手段と、
    前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断手段と、
    この第1の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記選択させた数字に「9」を乗じるべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御手段と、
    前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断手段と、
    この第2の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記選択させた数字に9を乗じた値における二桁の数字を加算すべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御手段と、
    前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断手段と、
    ランダムに数字と演算記号とを発生させるランダム数字発生手段と、
    前記第3の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記ランダム数字発生手段が発生させた数字と演算記号とを表示させる第4の表示制御手段と、
    前記ランダム数字発生手段が発生させた数字と前記演算記号とが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断手段と、
    この第4の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記二桁の数字を加算した値、前記ランダム数字発生手段が発生させた数字、及び前記演算記号を用いた演算の演算結果を答えるべきことを示す第4のメッセージを表示させる第5の表示制御手段と、
    前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断手段と、
    この第5の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、予め定められている固定値「9」、前記ランダム数字発生手段が発生させた数字、及び前記演算記号を用いて演算を実行し、その演算結果を表示させる第6の表示制御手段と
    して機能させることを特徴とする電子機器制御プログラム。
  12. 表示手段を備える電子機器が有するコンピュータを、
    「1」から「9」までの数字それぞれに対応する識別子を順次表示させる第7の表示制御手段と、
    前記「1」から「9」までの数字それぞれに対応する識別子が順次表示されている状態において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断手段と、
    この第6の判断手段により、前記予め定められている操作の有が判断された時点において表示されていた前記識別子に対応する数字の値を記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に前記前記識別子に対応する数字の値が記憶されている状態において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断手段と、
    この第7の判断手段により前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記記憶された値を表示させる第8の表示制御手段と
    して機能させることを特徴とする電子機器制御プログラム。
  13. 表示手段を備える電子機器の制御方法であって、
    「1」から「9」までの数字のいずれかを選択させるべきことを示す第1のメッセージを表示させる第1の表示制御ステップと、
    前記第1のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第1の判断ステップと、
    この第1の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記選択させた数字に「9」を乗じるべきことを示す第2のメッセージを表示させる第2の表示制御ステップと、
    前記第2のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第2の判断ステップと、
    この第2の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記選択させた数字に9を乗じた値における二桁の数字を加算すべきことを示す第3のメッセージを表示させる第3の表示制御ステップと、
    前記第3のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第3の判断ステップと、
    ランダムに数字と演算記号とを発生させるランダム数字発生ステップと、
    前記第3の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記ランダム数字発生ステップが発生させた数字と演算記号とを表示させる第4の表示制御ステップと、
    前記ランダム数字発生ステップが発生させた数字と前記演算記号とが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第4の判断ステップと、
    この第4の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記二桁の数字を加算した値、前記ランダム数字発生ステップが発生させた数字、及び前記演算記号を用いた演算の演算結果を答えるべきことを示す第4のメッセージを表示させる第5の表示制御ステップと、
    前記第4のメッセージが表示された後において、予め定められている操作の有無を判断する第5の判断ステップと、
    この第5の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、予め定められている固定値「9」、前記ランダム数字発生ステップが発生させた数字、及び前記演算記号を用いて演算を実行し、その演算結果を表示させる第6の表示制御ステップと
    を含むことを特徴とする電子機器制御方法。
  14. 表示手段を備える電子機器の制御方法であって、
    「1」から「9」までの数字それぞれに対応する識別子を順次表示させる第7の表示制御ステップと、
    前記「1」から「9」までの数字それぞれに対応する識別子が順次表示されている状態において、予め定められている操作の有無を判断する第6の判断ステップと、
    この第6の判断ステップにより、前記予め定められている操作の有が判断された時点において表示されていた前記識別子に対応する数字の値を記憶する記憶ステップと、
    この記憶ステップに前記前記識別子に対応する数字の値が記憶されている状態において、予め定められている操作の有無を判断する第7の判断ステップと、
    この第7の判断ステップにより前記予め定められている操作の有が判断されたことを条件として、前記記憶された値を表示させる第8の表示制御ステップと
    を含むことを特徴とする電子機器制御方法。
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