JP2004133086A - 表示装置、電子機器および時計 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザに対して操作子と表示との連動感を与えることができ、かつ、ユーザが表示に興ずることのできるようにする。
【解決手段】腕時計1のケース部20の変位量が変形検出部212に検出され、制御部202に出力される。制御部202は、日付表示部100に表示させるべき画像を、この変位量に応じて歪ませた表示データを生成し、液晶駆動部214に出力する。
【選択図】 図4
【解決手段】腕時計1のケース部20の変位量が変形検出部212に検出され、制御部202に出力される。制御部202は、日付表示部100に表示させるべき画像を、この変位量に応じて歪ませた表示データを生成し、液晶駆動部214に出力する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像を表示する表示装置、表示装置を備えた電子機器および時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器の筐体には、押下式ボタンなどの突出した操作子が設けられるのが一般的である。この操作子は、ユーザが電子機器へ各種指示を与えるためのものであり、液晶パネルなどの表示部を備えた電子機器にあっては、操作子の操作に応じて各種情報が表示部に表示されるように構成されている。この表示の態様にあっては、一般的に、操作子の操作が行われると略同時に、この操作に予め割り当てられている画面や、操作結果を示す画面などに切り替わるようになっている。具体的には、電子機器として、液晶パネルを備えた腕時計(いわゆる、デジタ時計)を例示すると、現在時刻合わせのための操作にあっては、操作ボタンが押下されると略同時に、表示されていた時間よりも所定時間だけ増減した時間が表示される。すなわち、従来の表示装置にあっては、操作子の操作と略同時に、表示画面が、その操作結果を示す画面に切り替わるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような表示の態様にあっては、表示の役割としては十分であるものの、ユーザに対して表示と操作子操作の連動感を与えるといった点では不十分であり、また、ユーザにとっては、表示切り替えが無機質に感じられてしまう。
【0004】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ユーザに対して操作子と表示との連動感を与えることができ、かつ、ユーザが表示に興ずることのできる表示装置、この表示装置を備えた電子機器、および、時計を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、画像を表示する表示部を有する表示装置において、前記表示部の周囲の少なくとも一部に配置された弾性部材を備え、前記弾性部材の弾性変形に応じて、前記表示部に表示される画像を変形する表示装置を提供する。
この表示装置によれば、ユーザが弾性部材を押圧するなどの操作をして変形させると、この弾性変形に応じて表示部に表示される画像も変形する。これにより、ユーザに対して操作と表示との連動感を与え、また、表示に対するユーザの興味を掻き立てることができる。
【0006】
また、本発明は、画像を表示する表示部を有する表示装置において、前記表示部の周囲の少なくとも一部に配置された弾性部材と、前記弾性部材における弾性変形形状を検出する変形検出部と、前記表示部に表示すべき画像の表示データであり、前記変形検出部の検出結果に応じて歪んだ画像の表示データを生成する表示データ生成部とを具備する表示装置を提供する。
【0007】
また、本発明は、請求項2に記載の表示装置において、前記変形検出部は、前記弾性部材における弾性変形形状を非接触に検出することを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の表示装置を備える電子機器を提供する。
【0009】
また、上記目的を達成するために、本発明は、画像によって時刻情報または日付情報を表示する表示部と、前記表示部の周囲の少なくとも1部に配置された弾性部材とを備え、前記弾性部材の弾性変形に応じて、前記表示部に表示される時刻情報または日付情報の画像を変形する時計を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本実施形態では、表示装置として液晶表示パネルを備えた腕時計について例示する。
【0011】
図1は、本発明の実施形態にかかる腕時計1の概観構成を示す斜視図である。この図に示すように、腕時計1は、大別すると、時計本体部1aと、この時計本体部1aに連結されたベルト1bとを備えている。時計本体部1aは、さらに、図2に示すように、時計表示部10とケース部20とを備えている。時計表示部10には、時刻および日付が表示される。より具体的には、時計表示部10には、時刻表示盤と、時刻表示針とが設けられており、時刻がアナログ表示される。また、時計表示部10の表示面において、3時に相当する個所には、略矩形の開口が設けられ、この開口には、日付表示部100が嵌め込まれている。日付表示部100は、液晶表示パネルを備え、日付を示す数字を表示する。ケース部20は、シリコンゴムやウレタンゴムなどの合成ゴムといった弾性部材から形成されている。なお、ケース部20とベルト1bとは、弾性部材により一体成形されても良く、これにより腕時計1の組み立てが容易となる。
【0012】
図3は、図2のI−I’線(時計表示部10の表示面における9時−3時を結ぶ線)における時計本体部1aの断面を示す図である。この図に示すように、ケース部20は、断面コの字状に形成され、その開口が時計表示部10の側面に向くように設けられている。すなわち、ケース部20の内側面と時計表示部10の側面との間には、空隙15が形成され、これにより、時計表示部10方向への押圧(図中矢印Aで示す)および時計表示部10から外側方向への張力(図中矢印Bで示す)に対して、比較的小さな圧力でも弾性変形するようになっている。また、ケース部20により時計表示部10の周囲が囲まれているため、腕時計1が物に衝突した場合に、このケース部20が有する弾性と、上述した空隙15とにより衝撃が吸収され、衝突時の衝撃から時計表示部10が保護されるようになっている。さらに、時計表示部10は、空隙15により熱衝撃からも保護されるため、計時動作時の歩度の狂いが抑えられることとなる。また、時計本体部1aの上面には、透明ガラス14が嵌め込まれており、時計表示部10の表示を遮ることなく、この時計表示部10を保護するようになっている。
【0013】
また、図3に示すように、時計表示部10は、金属ケース12に覆われており、その内側には、上述した時刻表示針の運針駆動などを行うムーブメント200が設けられている。図4は、ムーブメント200の機能的構成を示すブロック図である。同図において、制御部202は、CPUやROM、RAMなどを備え、各部の動作を制御する。発振回路204は、水晶発振器や分周回路などを備え、1Hzのクロック信号を生成し、計時カウンタ206に出力する。計時カウンタ206は、このクロック信号に基づいて時刻をカウントし、カウント値を制御部202に出力する一方、24時間を計時するごとに、日付カウンタ208に制御信号を出力する。日付カウンタ208は、計時カウンタ206からの制御信号に基づいて日付をカウントし、カウント値を制御部202に出力する。運針駆動部210は、制御部202の制御部時刻表示針を駆動するものであり、多数の歯車からなる輪列(不図示)や、この輪列に回転力を与えるアクチュエータなどを備えている。液晶駆動部214は、液晶駆動回路などを備え、制御部202から入力された表示データに従って日付表示部100の液晶パネルに画像を表示させる。
【0014】
変形検出部212は、ケース部20の弾性変形量を示す信号を制御部202に出力するものであり、変位センサ14を備えている。変位センサ14は、対象物までの距離に応じたアナログ信号を出力するものであり、図3に示すように、金属ケース12の側面に嵌め込まれている。これにより、変位センサ14からは、金属ケース12の側面からケース部20の内側面までの距離16(すなわち、内側面の変位量)に応じたアナログ信号が出力される。また、変形検出部212は、A/D変換器を備え、このA/D変換器は、変位センサ14からのアナログ信号をデジタル信号に変換して制御部202に出力する。
【0015】
ここで、変位センサ14は、レーザ光をケース部20の内側面に対して照射し、その反射光を検出することにより内側面の変位量を非接触に検出する、いわゆる光学式の変位センサが用いられている。変位センサ14としては、この他にも磁気変位センサなどの任意の非接触センサが用いられ得る。また、変形検出部212からは、ケース部20の内側面の歪みによる変形量を示す信号が出力されれば良く、変位センサ14に代えて、内側面の歪みの大きさを検出する歪みゲージなどを用いることも可能である。詳述すると、歪みゲージとは、樹脂から形成された絶縁フィルム上に抵抗素子を形成したものであり、絶縁フィルムに生じた歪みに応じて抵抗素子の抵抗値が変化するものである。従って、この歪みゲージをケース部20の内側面に貼り付け、抵抗値の変化を検出することにより、ケース部20の内側面の歪み度合いが検出される。このように、ケース部20の変形は、メカ接点式のスイッチではなく、非接触式のセンサによって検出される構成であるから、チャタリングによる誤動作が防止されるようになっている。
【0016】
また、制御部202は、変形検出部212から検出信号を受け取ると、制御部202は、日付カウンタ208のカウンタ値を「1」だけインクリメントさせると共に、インクリメント後の日付を日付表示部100に表示させるといった日送り制御をする。すなわち、ケース部20は、ユーザが日送りを指示するための操作子として機能し、ユーザがケース部20を押圧することにより、日付表示部100に表示されている日付が日送りされるのである。
【0017】
本実施形態にあっては、表示日付が日送りされる際には、図8に示すように、ユーザによるケース部20の押圧の強さ、すなわち、ケース20の変位量に応じた分だけ日付表示が歪んで表示された後、次の日付に日送りされる構成となっている。より具体的には、制御部202は、変形検出部212から検出信号を受け取ると、形が歪んだ数字の表示データを生成し、液晶駆動部214に出力するといった表示データ生成処理を実行する。以下、このような表示処理について詳述する。
【0018】
図5は、表示処理の処理手順を示すフローチャートである。この図に示すように、制御部202は、変形検出部212からの検出信号により、ケース部20の内側面が変位したことを検知すると(ステップS1:YES)、内側面の変位量Xが第1閾値Xth1以上であるかを判別し(ステップS2)、この判別結果がNOであれば、処理手順をステップS1に戻す。ここで、第1閾値Xth1は、ケース部20が他の物体に軽く接触するなどして変形する程度の小さな値に設定されている。これにより、ユーザの意図に反してケース部20が多少変形した場合に、日送りされてしまうのが防止される。
【0019】
また、ステップS2における判別結果がYESである場合、制御部202は、内側面の変位量Xに応じて歪んだ数字を表示するための表示データを生成する(ステップS3)。詳述すると、制御部202のROMには、数字(日付)ごとに表示データが記憶されており、制御部202は、次のようにして、数字が歪んだ表示データを生成する。具体的には、表示データは、液晶パネル上で数字を描画すべく変色すべきドットを規定するものであり、規定されたドットが表示色(例えば黒色など)に変色することにより、数字が表示される。そこで、制御部202は、通常時に表示すべき表示データ(図6参照)をROMから読み出し、この表示データに対して、図7に示すように、ユーザによる押圧方向(内側面の変位方向)に、変色ドットを変位量Xに比例した量だけシフトさせて、歪んだ数字の表示データを生成する。そして、制御部202は、この表示データを日付表示部100に表示させるべく、液晶駆動部210に出力する(ステップS4)。これにより、ユーザは、押圧に伴い、日付表示部100に表示されている日付が歪んだように見えるのである。なお、画像の歪ませる態様は任意であるが、図7に示すように、押圧箇所を中心として湾曲状に変形するように歪ませることにより、ユーザに対して押圧と画像表示との連動感を鮮明に与えることができる。
【0020】
次いで、制御部202は、内側面の変位量Xが第2閾値Xth2以上かを判別する(ステップS5)。この第2閾値Xth2は、日送りをするか否かを判別するためのものであり、比較的大きな値に設定されている。すなわち、この判別結果がYESであれば、日送りのための制御を行い(ステップS6)、処理を終了する。具体的には、制御部202は、日付カウンタ208のカウンタ値を「1」だけインクリメントした後、インクリメント後の日付に対応する表示データをROMから読み出して、液晶駆動部210に出力する。これにより、図8に示すように、日付表示部100には、次の日付が表示される。
【0021】
また、ステップS5における判別結果がNOであれば、制御部202は、処理手順をステップS1に戻す。すなわち、ケース部20の内側面の変位量Xが第2閾値に達していなければ、日送りは行われず、ユーザの押圧に応じた画像表示が継続されることとなる。なお、この処理では、ケース部20が押圧された場合について説明したが、張引された場合についても、画像が歪む方向が逆になると共に、日送りとは逆に日付が遡るように制御される他は、押圧された場合と同様の処理が行われる。
【0022】
以上説明したように、本実施形態によれば、ケース部20を弾性部材にて構成し、ユーザの操作によってケース部20に生じる弾性変形に応じた量だけ表示画像が歪むようになっている。これにより、ユーザが比較的弱い力でケース部20を押圧または張引すれば、表示画像の歪み量も小さく、また、強い力であれば、歪み量が大きくなり、ユーザに対して、操作と表示の連動感を与えることができる。
また、ユーザが行った日送り操作に対して、次の日付を即時に表示させるといった無機質な表示切り替えではなく、日付が送られる様子を模した表示が行われるといった構成であるため、表示に対するユーザの興味を掻き立てることができる。
さらにまた、ケース部20の表面の質感や紋様を適宜変更することにより、腕時計1の外観を容易に変更することができるとともに、ケース部20に操作部を突設する必要がないため、操作部の配置によって外観デザイン上の美観が損なわれることがない。
【0023】
<変形例>
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形が可能である。そこで、以下に変形例について例示する。
【0024】
(1)上述した実施形態のステップS6(図5参照)において、制御部202は、ケース部20の変位量Xが第2閾値Xth2以上であった場合に、1日分だけ日送り表示した。しかしながら、日送りする日数は、複数日であっても良く、例えば、ケース部20の変位量Xが第2閾値Xth2以上となっている時間、すなわち、押圧時間に応じて複数日の日送りが行われても良い。
【0025】
(2)上述した実施形態において、ケース部20の変形に応じて行われる制御として、日付表示部100の日送り制御について例示したが、これに限らない。例えば、タイマー機能を有する腕時計においては、タイマー設定制御であっても良い。より具体的に説明すると、図9に示すように、本変形例にかかる腕時計1’にあっては、時計表示部10は、液晶表示パネルを備え、この時計表示部10にタイマーが表示される構成となっている。タイマー動作モードにあっては、時計表示部10の上段に分、下段に秒が各々2桁表示されるようになっており、初期画面にあっては、各々「0」が表示される。この初期画面が表示されている状態において、ユーザによってケース部20が押下されると、表示画面Iに示すように、時計表示部10に表示される画像が歪みつつ、ケース部20の変形量に応じた分だけタイマーの数値が増加する。これにより、ユーザは、変形量や押圧時間などを調整して、所望のカウント時間を設定することができるようになっている。そして、ユーザが手を離し、押下による押圧力がなくなると、表示画面IIに示すように、設定されたカウント時間からのカウントダウンが開始される。
【0026】
(3)上述した実施形態において、電子機器として腕時計を例示したが、これに限らず、目覚まし時計などの置時計であっても良い。また、表示装置として、液晶表示パネルを例示したが、これに限らず、EL(ElectroLuminescent)などの発光素子パネルやCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどであっても良い。なお、ケース部20は、金属ケース12の周囲の全てを覆うように設けられる必要はなく、変位センサ14に対応する箇所に設けられていれば良い。
【0027】
さらにまた、電子機器は、時計に限らず、表示装置を備えるものであれば、例えば携帯電話機や情報端末機器などの任意の機器であっても良い。例えば、図10に示すような携帯型ゲーム機であっても良い。この図に示すように、本変形例にかかる携帯型ゲーム機2は、表示部である液晶表示パネル10’と、ケース部20とを備えている。このケース部20は、上述した実施形態におけるケース部20と同様に、シリコンゴムなどの弾性部材から形成され、液晶表示パネル10’の周囲を囲むように設けられている。
ここで、図11に示すように、携帯型ゲーム機2にあっては、変位センサ14が筐体の各側面ごとに複数設けられており、4方からの押圧が検出されるように構成されている。この構成によれば、筐体の各側面における弾性変形が検出され、表示画像を、その変形に応じて上下左右に歪ませることができる。
また、このような携帯型ゲーム機2において、図12に示すように、液晶表示パネル10’に、迷路状の壁300と、この迷路の通路幅よりも多少小さなボール302とが表示されるように構成し、かつ、ケース部20の変形方向にボール302が移動するように表示されるように構成する。この構成によれば、ケース部20を適宜押下して、壁300にボール302が接触しないように、START地点からGOAL地点まで、動かすといった遊び方をユーザに提供することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザに対して操作子と表示との連動感を与えることができ、かつ、ユーザが表示に興ずることのできる表示装置、この表示装置を備えた電子機器、および、時計が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる腕時計の外観構成を示す斜視図である。
【図2】同腕時計の上面図である。
【図3】同腕時計の断面図である。
【図4】同腕時計が備えるムーブメントの機能的構成を示すブロック図である。
【図5】同腕時計の制御部の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】同制御部による表示データの生成を説明するための図である。
【図7】同制御部による表示データの生成を説明するための図である。
【図8】同腕時計の日付表示部における画面表示の遷移を示す図である。
【図9】本発明の変形例にかかる腕時計の表示画面の遷移を示す図である。
【図10】本発明の他の変形例にかかる携帯型ゲーム機の外観構成を示す斜視図である。
【図11】同携帯型ゲーム機の構成を示す図である。
【図12】同携帯型ゲーム機が提供する遊技の一態様を示す図である。
【符号の説明】
1、1’・・・腕時計、10・・・時計表示部、14・・・変位センサ、20・・・ケース部、100・・・日付表示部、202・・・制御部、212・・・変形検出部
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像を表示する表示装置、表示装置を備えた電子機器および時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器の筐体には、押下式ボタンなどの突出した操作子が設けられるのが一般的である。この操作子は、ユーザが電子機器へ各種指示を与えるためのものであり、液晶パネルなどの表示部を備えた電子機器にあっては、操作子の操作に応じて各種情報が表示部に表示されるように構成されている。この表示の態様にあっては、一般的に、操作子の操作が行われると略同時に、この操作に予め割り当てられている画面や、操作結果を示す画面などに切り替わるようになっている。具体的には、電子機器として、液晶パネルを備えた腕時計(いわゆる、デジタ時計)を例示すると、現在時刻合わせのための操作にあっては、操作ボタンが押下されると略同時に、表示されていた時間よりも所定時間だけ増減した時間が表示される。すなわち、従来の表示装置にあっては、操作子の操作と略同時に、表示画面が、その操作結果を示す画面に切り替わるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような表示の態様にあっては、表示の役割としては十分であるものの、ユーザに対して表示と操作子操作の連動感を与えるといった点では不十分であり、また、ユーザにとっては、表示切り替えが無機質に感じられてしまう。
【0004】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ユーザに対して操作子と表示との連動感を与えることができ、かつ、ユーザが表示に興ずることのできる表示装置、この表示装置を備えた電子機器、および、時計を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、画像を表示する表示部を有する表示装置において、前記表示部の周囲の少なくとも一部に配置された弾性部材を備え、前記弾性部材の弾性変形に応じて、前記表示部に表示される画像を変形する表示装置を提供する。
この表示装置によれば、ユーザが弾性部材を押圧するなどの操作をして変形させると、この弾性変形に応じて表示部に表示される画像も変形する。これにより、ユーザに対して操作と表示との連動感を与え、また、表示に対するユーザの興味を掻き立てることができる。
【0006】
また、本発明は、画像を表示する表示部を有する表示装置において、前記表示部の周囲の少なくとも一部に配置された弾性部材と、前記弾性部材における弾性変形形状を検出する変形検出部と、前記表示部に表示すべき画像の表示データであり、前記変形検出部の検出結果に応じて歪んだ画像の表示データを生成する表示データ生成部とを具備する表示装置を提供する。
【0007】
また、本発明は、請求項2に記載の表示装置において、前記変形検出部は、前記弾性部材における弾性変形形状を非接触に検出することを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するために、本発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の表示装置を備える電子機器を提供する。
【0009】
また、上記目的を達成するために、本発明は、画像によって時刻情報または日付情報を表示する表示部と、前記表示部の周囲の少なくとも1部に配置された弾性部材とを備え、前記弾性部材の弾性変形に応じて、前記表示部に表示される時刻情報または日付情報の画像を変形する時計を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本実施形態では、表示装置として液晶表示パネルを備えた腕時計について例示する。
【0011】
図1は、本発明の実施形態にかかる腕時計1の概観構成を示す斜視図である。この図に示すように、腕時計1は、大別すると、時計本体部1aと、この時計本体部1aに連結されたベルト1bとを備えている。時計本体部1aは、さらに、図2に示すように、時計表示部10とケース部20とを備えている。時計表示部10には、時刻および日付が表示される。より具体的には、時計表示部10には、時刻表示盤と、時刻表示針とが設けられており、時刻がアナログ表示される。また、時計表示部10の表示面において、3時に相当する個所には、略矩形の開口が設けられ、この開口には、日付表示部100が嵌め込まれている。日付表示部100は、液晶表示パネルを備え、日付を示す数字を表示する。ケース部20は、シリコンゴムやウレタンゴムなどの合成ゴムといった弾性部材から形成されている。なお、ケース部20とベルト1bとは、弾性部材により一体成形されても良く、これにより腕時計1の組み立てが容易となる。
【0012】
図3は、図2のI−I’線(時計表示部10の表示面における9時−3時を結ぶ線)における時計本体部1aの断面を示す図である。この図に示すように、ケース部20は、断面コの字状に形成され、その開口が時計表示部10の側面に向くように設けられている。すなわち、ケース部20の内側面と時計表示部10の側面との間には、空隙15が形成され、これにより、時計表示部10方向への押圧(図中矢印Aで示す)および時計表示部10から外側方向への張力(図中矢印Bで示す)に対して、比較的小さな圧力でも弾性変形するようになっている。また、ケース部20により時計表示部10の周囲が囲まれているため、腕時計1が物に衝突した場合に、このケース部20が有する弾性と、上述した空隙15とにより衝撃が吸収され、衝突時の衝撃から時計表示部10が保護されるようになっている。さらに、時計表示部10は、空隙15により熱衝撃からも保護されるため、計時動作時の歩度の狂いが抑えられることとなる。また、時計本体部1aの上面には、透明ガラス14が嵌め込まれており、時計表示部10の表示を遮ることなく、この時計表示部10を保護するようになっている。
【0013】
また、図3に示すように、時計表示部10は、金属ケース12に覆われており、その内側には、上述した時刻表示針の運針駆動などを行うムーブメント200が設けられている。図4は、ムーブメント200の機能的構成を示すブロック図である。同図において、制御部202は、CPUやROM、RAMなどを備え、各部の動作を制御する。発振回路204は、水晶発振器や分周回路などを備え、1Hzのクロック信号を生成し、計時カウンタ206に出力する。計時カウンタ206は、このクロック信号に基づいて時刻をカウントし、カウント値を制御部202に出力する一方、24時間を計時するごとに、日付カウンタ208に制御信号を出力する。日付カウンタ208は、計時カウンタ206からの制御信号に基づいて日付をカウントし、カウント値を制御部202に出力する。運針駆動部210は、制御部202の制御部時刻表示針を駆動するものであり、多数の歯車からなる輪列(不図示)や、この輪列に回転力を与えるアクチュエータなどを備えている。液晶駆動部214は、液晶駆動回路などを備え、制御部202から入力された表示データに従って日付表示部100の液晶パネルに画像を表示させる。
【0014】
変形検出部212は、ケース部20の弾性変形量を示す信号を制御部202に出力するものであり、変位センサ14を備えている。変位センサ14は、対象物までの距離に応じたアナログ信号を出力するものであり、図3に示すように、金属ケース12の側面に嵌め込まれている。これにより、変位センサ14からは、金属ケース12の側面からケース部20の内側面までの距離16(すなわち、内側面の変位量)に応じたアナログ信号が出力される。また、変形検出部212は、A/D変換器を備え、このA/D変換器は、変位センサ14からのアナログ信号をデジタル信号に変換して制御部202に出力する。
【0015】
ここで、変位センサ14は、レーザ光をケース部20の内側面に対して照射し、その反射光を検出することにより内側面の変位量を非接触に検出する、いわゆる光学式の変位センサが用いられている。変位センサ14としては、この他にも磁気変位センサなどの任意の非接触センサが用いられ得る。また、変形検出部212からは、ケース部20の内側面の歪みによる変形量を示す信号が出力されれば良く、変位センサ14に代えて、内側面の歪みの大きさを検出する歪みゲージなどを用いることも可能である。詳述すると、歪みゲージとは、樹脂から形成された絶縁フィルム上に抵抗素子を形成したものであり、絶縁フィルムに生じた歪みに応じて抵抗素子の抵抗値が変化するものである。従って、この歪みゲージをケース部20の内側面に貼り付け、抵抗値の変化を検出することにより、ケース部20の内側面の歪み度合いが検出される。このように、ケース部20の変形は、メカ接点式のスイッチではなく、非接触式のセンサによって検出される構成であるから、チャタリングによる誤動作が防止されるようになっている。
【0016】
また、制御部202は、変形検出部212から検出信号を受け取ると、制御部202は、日付カウンタ208のカウンタ値を「1」だけインクリメントさせると共に、インクリメント後の日付を日付表示部100に表示させるといった日送り制御をする。すなわち、ケース部20は、ユーザが日送りを指示するための操作子として機能し、ユーザがケース部20を押圧することにより、日付表示部100に表示されている日付が日送りされるのである。
【0017】
本実施形態にあっては、表示日付が日送りされる際には、図8に示すように、ユーザによるケース部20の押圧の強さ、すなわち、ケース20の変位量に応じた分だけ日付表示が歪んで表示された後、次の日付に日送りされる構成となっている。より具体的には、制御部202は、変形検出部212から検出信号を受け取ると、形が歪んだ数字の表示データを生成し、液晶駆動部214に出力するといった表示データ生成処理を実行する。以下、このような表示処理について詳述する。
【0018】
図5は、表示処理の処理手順を示すフローチャートである。この図に示すように、制御部202は、変形検出部212からの検出信号により、ケース部20の内側面が変位したことを検知すると(ステップS1:YES)、内側面の変位量Xが第1閾値Xth1以上であるかを判別し(ステップS2)、この判別結果がNOであれば、処理手順をステップS1に戻す。ここで、第1閾値Xth1は、ケース部20が他の物体に軽く接触するなどして変形する程度の小さな値に設定されている。これにより、ユーザの意図に反してケース部20が多少変形した場合に、日送りされてしまうのが防止される。
【0019】
また、ステップS2における判別結果がYESである場合、制御部202は、内側面の変位量Xに応じて歪んだ数字を表示するための表示データを生成する(ステップS3)。詳述すると、制御部202のROMには、数字(日付)ごとに表示データが記憶されており、制御部202は、次のようにして、数字が歪んだ表示データを生成する。具体的には、表示データは、液晶パネル上で数字を描画すべく変色すべきドットを規定するものであり、規定されたドットが表示色(例えば黒色など)に変色することにより、数字が表示される。そこで、制御部202は、通常時に表示すべき表示データ(図6参照)をROMから読み出し、この表示データに対して、図7に示すように、ユーザによる押圧方向(内側面の変位方向)に、変色ドットを変位量Xに比例した量だけシフトさせて、歪んだ数字の表示データを生成する。そして、制御部202は、この表示データを日付表示部100に表示させるべく、液晶駆動部210に出力する(ステップS4)。これにより、ユーザは、押圧に伴い、日付表示部100に表示されている日付が歪んだように見えるのである。なお、画像の歪ませる態様は任意であるが、図7に示すように、押圧箇所を中心として湾曲状に変形するように歪ませることにより、ユーザに対して押圧と画像表示との連動感を鮮明に与えることができる。
【0020】
次いで、制御部202は、内側面の変位量Xが第2閾値Xth2以上かを判別する(ステップS5)。この第2閾値Xth2は、日送りをするか否かを判別するためのものであり、比較的大きな値に設定されている。すなわち、この判別結果がYESであれば、日送りのための制御を行い(ステップS6)、処理を終了する。具体的には、制御部202は、日付カウンタ208のカウンタ値を「1」だけインクリメントした後、インクリメント後の日付に対応する表示データをROMから読み出して、液晶駆動部210に出力する。これにより、図8に示すように、日付表示部100には、次の日付が表示される。
【0021】
また、ステップS5における判別結果がNOであれば、制御部202は、処理手順をステップS1に戻す。すなわち、ケース部20の内側面の変位量Xが第2閾値に達していなければ、日送りは行われず、ユーザの押圧に応じた画像表示が継続されることとなる。なお、この処理では、ケース部20が押圧された場合について説明したが、張引された場合についても、画像が歪む方向が逆になると共に、日送りとは逆に日付が遡るように制御される他は、押圧された場合と同様の処理が行われる。
【0022】
以上説明したように、本実施形態によれば、ケース部20を弾性部材にて構成し、ユーザの操作によってケース部20に生じる弾性変形に応じた量だけ表示画像が歪むようになっている。これにより、ユーザが比較的弱い力でケース部20を押圧または張引すれば、表示画像の歪み量も小さく、また、強い力であれば、歪み量が大きくなり、ユーザに対して、操作と表示の連動感を与えることができる。
また、ユーザが行った日送り操作に対して、次の日付を即時に表示させるといった無機質な表示切り替えではなく、日付が送られる様子を模した表示が行われるといった構成であるため、表示に対するユーザの興味を掻き立てることができる。
さらにまた、ケース部20の表面の質感や紋様を適宜変更することにより、腕時計1の外観を容易に変更することができるとともに、ケース部20に操作部を突設する必要がないため、操作部の配置によって外観デザイン上の美観が損なわれることがない。
【0023】
<変形例>
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形が可能である。そこで、以下に変形例について例示する。
【0024】
(1)上述した実施形態のステップS6(図5参照)において、制御部202は、ケース部20の変位量Xが第2閾値Xth2以上であった場合に、1日分だけ日送り表示した。しかしながら、日送りする日数は、複数日であっても良く、例えば、ケース部20の変位量Xが第2閾値Xth2以上となっている時間、すなわち、押圧時間に応じて複数日の日送りが行われても良い。
【0025】
(2)上述した実施形態において、ケース部20の変形に応じて行われる制御として、日付表示部100の日送り制御について例示したが、これに限らない。例えば、タイマー機能を有する腕時計においては、タイマー設定制御であっても良い。より具体的に説明すると、図9に示すように、本変形例にかかる腕時計1’にあっては、時計表示部10は、液晶表示パネルを備え、この時計表示部10にタイマーが表示される構成となっている。タイマー動作モードにあっては、時計表示部10の上段に分、下段に秒が各々2桁表示されるようになっており、初期画面にあっては、各々「0」が表示される。この初期画面が表示されている状態において、ユーザによってケース部20が押下されると、表示画面Iに示すように、時計表示部10に表示される画像が歪みつつ、ケース部20の変形量に応じた分だけタイマーの数値が増加する。これにより、ユーザは、変形量や押圧時間などを調整して、所望のカウント時間を設定することができるようになっている。そして、ユーザが手を離し、押下による押圧力がなくなると、表示画面IIに示すように、設定されたカウント時間からのカウントダウンが開始される。
【0026】
(3)上述した実施形態において、電子機器として腕時計を例示したが、これに限らず、目覚まし時計などの置時計であっても良い。また、表示装置として、液晶表示パネルを例示したが、これに限らず、EL(ElectroLuminescent)などの発光素子パネルやCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどであっても良い。なお、ケース部20は、金属ケース12の周囲の全てを覆うように設けられる必要はなく、変位センサ14に対応する箇所に設けられていれば良い。
【0027】
さらにまた、電子機器は、時計に限らず、表示装置を備えるものであれば、例えば携帯電話機や情報端末機器などの任意の機器であっても良い。例えば、図10に示すような携帯型ゲーム機であっても良い。この図に示すように、本変形例にかかる携帯型ゲーム機2は、表示部である液晶表示パネル10’と、ケース部20とを備えている。このケース部20は、上述した実施形態におけるケース部20と同様に、シリコンゴムなどの弾性部材から形成され、液晶表示パネル10’の周囲を囲むように設けられている。
ここで、図11に示すように、携帯型ゲーム機2にあっては、変位センサ14が筐体の各側面ごとに複数設けられており、4方からの押圧が検出されるように構成されている。この構成によれば、筐体の各側面における弾性変形が検出され、表示画像を、その変形に応じて上下左右に歪ませることができる。
また、このような携帯型ゲーム機2において、図12に示すように、液晶表示パネル10’に、迷路状の壁300と、この迷路の通路幅よりも多少小さなボール302とが表示されるように構成し、かつ、ケース部20の変形方向にボール302が移動するように表示されるように構成する。この構成によれば、ケース部20を適宜押下して、壁300にボール302が接触しないように、START地点からGOAL地点まで、動かすといった遊び方をユーザに提供することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザに対して操作子と表示との連動感を与えることができ、かつ、ユーザが表示に興ずることのできる表示装置、この表示装置を備えた電子機器、および、時計が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる腕時計の外観構成を示す斜視図である。
【図2】同腕時計の上面図である。
【図3】同腕時計の断面図である。
【図4】同腕時計が備えるムーブメントの機能的構成を示すブロック図である。
【図5】同腕時計の制御部の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】同制御部による表示データの生成を説明するための図である。
【図7】同制御部による表示データの生成を説明するための図である。
【図8】同腕時計の日付表示部における画面表示の遷移を示す図である。
【図9】本発明の変形例にかかる腕時計の表示画面の遷移を示す図である。
【図10】本発明の他の変形例にかかる携帯型ゲーム機の外観構成を示す斜視図である。
【図11】同携帯型ゲーム機の構成を示す図である。
【図12】同携帯型ゲーム機が提供する遊技の一態様を示す図である。
【符号の説明】
1、1’・・・腕時計、10・・・時計表示部、14・・・変位センサ、20・・・ケース部、100・・・日付表示部、202・・・制御部、212・・・変形検出部
Claims (5)
- 画像を表示する表示部を有する表示装置において、
前記表示部の周囲の少なくとも一部に配置された弾性部材を備え、
前記弾性部材の弾性変形に応じて、前記表示部に表示される画像を変形する
ことを特徴とする表示装置。 - 画像を表示する表示部を有する表示装置において、
前記表示部の周囲の少なくとも一部に配置された弾性部材と、
前記弾性部材における弾性変形形状を検出する変形検出部と、
前記表示部に表示すべき画像の表示データであり、前記変形検出部の検出結果に応じて歪んだ画像の表示データを生成する表示データ生成部と
を具備することを特徴とする表示装置。 - 前記変形検出部は、前記弾性部材における弾性変形形状を非接触に検出する
ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の表示装置
を具備することを特徴とする電子機器。 - 画像によって時刻情報または日付情報を表示する表示部と、
前記表示部の周囲の少なくとも1部に配置された弾性部材とを備え、
前記弾性部材の弾性変形に応じて、前記表示部に表示される時刻情報または日付情報の画像を変形する
ことを特徴とする時計。
Priority Applications (1)
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JP2002295776A JP2004133086A (ja) | 2002-10-09 | 2002-10-09 | 表示装置、電子機器および時計 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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-
2002
- 2002-10-09 JP JP2002295776A patent/JP2004133086A/ja not_active Withdrawn
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