JP2008104082A - 通信端末、通信方法、通信プログラム、通信制御装置、通信制御方法、通信制御プログラム、および通信システム - Google Patents

通信端末、通信方法、通信プログラム、通信制御装置、通信制御方法、通信制御プログラム、および通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】通信端末が圏外に移動した場合であっても、通信内容の理解ができる範囲で、通信内容を通信相手の通信端末に送信する。
【解決手段】本発明に係る通信端末は、音声入力部と、音声パケットを生成する音声パケット生成部と、音声パケットを送信するデータ送信部と、音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断部と、通信可否判断部が、音声パケットを送信できないと判断した場合に、送信すべき音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録部と、音声データを記録した場合に、音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知部と、送信可能検知部が、音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、データ記録部が記録している音声データを示す音声パケットを送信させる送信制御部とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信端末、通信方法、通信プログラム、通信制御装置、通信制御方法、通信制御プログラム、および通信システムに関する。特に、本発明は、音声データのパケット通信を行う通信端末、通信方法、通信プログラム、通信制御装置、通信制御方法、通信制御プログラム、および通信システムに関する。
特許文献1には、PoC(Push−to−talk over Cellular)の各セッション間で送受信される通信内容を、予め定めたルールにしたがって記録するPoCシステムについて提案されている。
特開2005−234666号公報
特許文献1に記載の発明においては、複数の通信端末間で半二重のPush−To−Talk(PTT)通信方式による通信が行われている場合において、当該PTT通信方式による通信に参加していない通信端末があるとき、例えば、圏外に存在する通信端末があるときには、PTT通信方式による通信の内容を示す通信内容をセッションの開始から記録することができる。しかしながら、PTT通信方式のようにリアルタイムで通信内容の送受信が行われる場合においては、圏外から圏内に移動した通信端末に、セッションの開始から記録された通信内容を後から送信して当該通信端末を利用するユーザに通知しても、当該ユーザは通信内容を把握することが困難な場合がある。
そこで本発明は、上記課題を解決することができる通信端末、通信方法、通信プログラム、通信制御装置、通信制御方法、通信制御プログラム、および通信システムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、音声データのパケット通信を行う通信端末であって、音声を入力する音声入力部と、音声入力部が入力した音声を示す音声パケットを生成する音声パケット生成部と、音声パケット生成部が生成した音声パケットを通信相手の通信端末に送信するデータ送信部と、通信相手の通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置からの電界強度を監視することにより、データ送信部から通信相手の通信端末へ音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断部と、通信可否判断部が、データ送信部から音声パケットを送信できないと判断した場合に、データ送信部が送信すべき音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録部と、データ記録部が音声データを記録した場合に、通信中継装置からの電界強度を監視することにより、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知部と、送信可能検知部が、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、データ記録部が記録している音声データを示す音声パケットをデータ送信部から通信相手の通信端末に送信させる送信制御部とを備える。
また、送信制御部は、通信可否判断部が音声パケットを送信できないと判断したときから、予め定められた第1の時間が経過するまでに、送信可能検知部が音声パケットを送信できる状態になったことを検知した場合に、データ記録部が記録している音声データが示す音声パケットをデータ送信部から通信相手の通信端末に送信させてもよい。また、通信可否判断部が音声パケットを送信できないことを判断したときから、第1の時間が経過するまでに、送信可能検知部が音声パケットを送信できる状態になったことを検知しない場合に、データ記録部が記録している音声データを消去するデータ消去部を更に備えてもよい。
また、本発明の第2の形態においては、音声データのパケット通信を行う通信方法であって、音声を入力する音声入力段階と、音声入力段階において入力された音声を示す音声パケットを生成する音声パケット生成段階と、通信相手の通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置からの電界強度を監視することにより、音声パケット生成段階において生成した音声パケットを通信相手の通信端末に送信するデータ送信部から送信できるか否かを判断する通信可否判断段階と、通信可否判断段階において、データ送信部から音声パケットを送信できないと判断した場合に、データ送信部が送信すべき音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録段階と、データ記録段階で音声データが記録された場合に、通信中継装置からの電界強度を監視することにより、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知段階と、送信可能検知段階において、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、データ記録段階において記録した音声データを示す音声パケットをデータ送信部から通信相手の通信端末に送信させる送信制御段階とを備える。
また、本発明の第3の形態においては、音声データのパケット通信を行う通信端末用の通信プログラムであって、通信端末を、音声を入力する音声入力部、音声入力部が入力した音声を示す音声パケットを生成する音声パケット生成部、音声パケット生成部が生成した音声パケットを通信相手の通信端末に送信するデータ送信部、通信相手の通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置からの電界強度を監視することにより、データ送信部から通信相手の通信端末へ音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断部、通信可否判断部が、データ送信部から音声パケットを送信できないと判断した場合に、データ送信部が送信すべき音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録部、データ記録部が音声データを記録した場合に、通信中継装置からの電界強度を監視することにより、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知部、送信可能検知部が、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、データ記録部が記録している音声データを示す音声パケットをデータ送信部から通信相手の通信端末に送信させる送信制御部として機能させる。
また、本発明の第4の形態においては、第1通信端末と第1通信端末の通信相手である第2通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御装置であって、第1通信端末が送信する音声パケットを受信するデータ受信部と、データ受信部が受信した音声パケットを第2通信端末に送信するデータ送信部と、第2通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置から第2通信端末への電界強度に基づいて、第2通信端末へデータ送信部から音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断部と、通信可否判断部が、第2通信端末へデータ送信部から音声パケットを送信できないと判断した場合に、データ送信部が送信すべき音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録部と、データ記録部が音声データを記録した場合に、通信中継装置から第2通信端末への電界強度に基づいて、データ送信部から第2通信端末へ音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知部と、送信可能検知部が、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、データ記録部が記録している音声データを示す音声パケットをデータ送信部から第2通信端末に送信させる送信制御部とを備える。
また、本発明の第5の形態においては、第1通信端末と第1通信端末の通信相手である第2通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御方法であって、第1通信端末が送信する音声パケットを受信するデータ受信段階と、第2通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置から第2通信端末への電界強度に基づいて、第2通信端末へ、データ受信段階において受信された音声パケットを第2通信端末に送信するデータ送信部から音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断段階と、通信可否判断段階において、第2通信端末へデータ送信部から音声パケットを送信できないと判断した場合に、データ送信部が送信すべき音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録段階と、データ記録段階において音声データを記録した場合に、通信中継装置から第2通信端末への電界強度に基づいて、データ送信部から第2通信端末へ音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知段階と、送信可能検知段階において、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、データ記録段階において記録した音声データを示す音声パケットをデータ送信部から第2通信端末に送信させる送信制御段階とを備える。
また、本発明の第6の形態においては、第1通信端末と第1通信端末の通信相手である第2通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御装置用の通信制御プログラムであって、通信制御装置を、第1通信端末が送信する音声パケットを受信するデータ受信部、データ受信部が受信した音声パケットを第2通信端末に送信するデータ送信部、第2通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置から第2通信端末への電界強度に基づいて、第2通信端末へデータ送信部から音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断部、通信可否判断部が、第2通信端末へデータ送信部から音声パケットを送信できないと判断した場合に、データ送信部が送信すべき音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録部、データ記録部が音声データを記録した場合に、通信中継装置から第2通信端末への電界強度に基づいて、データ送信部から第2通信端末へ音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知部、送信可能検知部が、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、データ記録部が記録している音声データを示す音声パケットをデータ送信部から第2通信端末に送信させる送信制御部として機能させる。
また、本発明の第7の形態においては、通信相手の通信端末と音声データのパケット通信をする通信端末と、通信端末と通信相手の通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御装置とを備える通信システムであって、通信端末は、音声を入力する音声入力部と、音声入力部が入力した音声を示す音声パケットを生成する音声パケット生成部と、音声パケット生成部が生成した音声パケットを通信相手の通信端末に送信するデータ送信部と、通信相手の通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置からの電界強度を監視することにより、データ送信部から通信相手の通信端末へ音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断部と、通信可否判断部が、データ送信部から音声パケットを送信できないと判断した場合に、データ送信部が送信すべき音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録部と、データ記録部が音声データを記録した場合に、通信中継装置からの電界強度を監視することにより、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知部と、送信可能検知部が、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、データ記録部が記録している音声データを示す音声パケットをデータ送信部から通信相手の通信端末に送信させる送信制御部とを有する。
また、本発明の第8の形態においては、通信相手の通信端末と音声データのパケット通信をする通信端末と、通信端末と通信相手の通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御装置とを備える通信システムにおける通信端末が音声データのパケット通信を行う通信方法であって、音声を入力する音声入力段階と、音声入力段階において入力された音声を示す音声パケットを生成する音声パケット生成段階と、通信相手の通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置からの電界強度を監視することにより、音声パケット生成段階において生成した音声パケットを通信相手の通信端末に送信するデータ送信部から送信できるか否かを判断する通信可否判断段階と、通信可否判断段階において、データ送信部から音声パケットを送信できないと判断した場合に、データ送信部が送信すべき音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録段階と、データ記録段階で音声データが記録された場合に、通信中継装置からの電界強度を監視することにより、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知段階と、送信可能検知段階において、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、データ記録段階において記録した音声データを示す音声パケットをデータ送信部から通信相手の通信端末に送信させる送信制御段階とを有する。
また、本発明の第9の形態においては、通信相手の通信端末と音声データのパケット通信をする通信端末と、通信端末と通信相手の通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御装置とを備える通信システム用の通信プログラムであって、通信システムの通信端末を、音声を入力する音声入力部、音声入力部が入力した音声を示す音声パケットを生成する音声パケット生成部、音声パケット生成部が生成した音声パケットを通信相手の通信端末に送信するデータ送信部、通信相手の通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置からの電界強度を監視することにより、データ送信部から通信相手の通信端末へ音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断部、通信可否判断部が、データ送信部から音声パケットを送信できないと判断した場合に、データ送信部が送信すべき音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録部、データ記録部が音声データを記録した場合に、通信中継装置からの電界強度を監視することにより、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知部、送信可能検知部が、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、データ記録部が記録している音声データを示す音声パケットをデータ送信部から通信相手の通信端末に送信させる送信制御部として機能させる。
また、本発明の第10の形態においては、第1通信端末と第1通信端末の通信相手である第2通信端末と、第1通信端末と第2通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御装置を備える通信システムであって、通信制御装置は、第1通信端末が送信する音声パケットを受信するデータ受信部と、データ受信部が受信した音声パケットを第2通信端末に送信するデータ送信部と、第2通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置から第2通信端末への電界強度に基づいて、第2通信端末へデータ送信部から音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断部と、通信可否判断部が、第2通信端末へデータ送信部から音声パケットを送信できないと判断した場合に、データ送信部が送信すべき音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録部と、データ記録部が音声データを記録した場合に、通信中継装置から第2通信端末への電界強度に基づいて、データ送信部から第2通信端末へ音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知部と、送信可能検知部が、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、データ記録部が記録している音声データを示す音声パケットをデータ送信部から第2通信端末に送信させる送信制御部とを有する。
また、本発明の第11の形態においては、第1通信端末と第1通信端末の通信相手である第2通信端末と、第1通信端末と第2通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御装置を備える通信システムにおける通信制御装置が通信を制御する通信制御方法であって、第1通信端末が送信する音声パケットを受信するデータ受信段階と、第2通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置から第2通信端末への電界強度に基づいて、第2通信端末へ、データ受信段階において受信された音声パケットを第2通信端末に送信するデータ送信部から音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断段階と、通信可否判断段階において、第2通信端末へデータ送信部から音声パケットを送信できないと判断した場合に、データ送信部が送信すべき音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録段階と、データ記録段階において音声データを記録した場合に、通信中継装置から第2通信端末への電界強度に基づいて、データ送信部から第2通信端末へ音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知段階と、送信可能検知段階において、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、データ記録段階において記録した音声データを示す音声パケットをデータ送信部から第2通信端末に送信させる送信制御段階とを有する。
また、本発明の第12の形態においては、第1通信端末と第1通信端末の通信相手である第2通信端末と、第1通信端末と第2通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御装置を備える通信システム用の通信制御プログラムであって、通信制御装置を、第1通信端末が送信する音声パケットを受信するデータ受信部、データ受信部が受信した音声パケットを第2通信端末に送信するデータ送信部、第2通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置から第2通信端末への電界強度に基づいて、第2通信端末へデータ送信部から音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断部、通信可否判断部が、第2通信端末へデータ送信部から音声パケットを送信できないと判断した場合に、データ送信部が送信すべき音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録部、データ記録部が音声データを記録した場合に、通信中継装置から第2通信端末への電界強度に基づいて、データ送信部から第2通信端末へ音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知部、送信可能検知部が、データ送信部から音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、データ記録部が記録している音声データを示す音声パケットをデータ送信部から第2通信端末に送信させる送信制御部として機能させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、通信端末が圏外に移動した場合であっても、通信内容の理解ができる範囲で、通信内容を通信相手の通信端末に送信することができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの概要を示す。通信システムは、複数の通信端末10、通信制御装置20、および複数の通信中継装置30を備える。複数の通信端末10はそれぞれ通信制御装置20に制御されて、通信中継装置30およびネットワーク40を介して通信相手の通信端末10と通信する。複数の通信端末10は、例えば、半二重のPush−To−Talk(PTT)通信方式で通信相手の通信端末10と通信する。
本実施形態に係る通信端末10または通信制御装置20は、通信端末10が圏外に移動した後、再び圏内に復帰した場合に、当該通信端末10の通信相手である通信端末10を利用するユーザが通信内容を理解し得る範囲で、通信相手である通信端末10に当該通信内容を示す音声データを送信することを目的とする。
まず、通信端末10(A)は、他の複数の通信端末10との間でPTT通信方式のセッションを確立する。具体的には、通信端末10(A)は、他の複数の通信端末10とPTT通信方式による通信を所望する旨を示すINVITEメッセージを、通信中継装置30(A)およびネットワーク40を介して通信制御装置20に送信する。通信中継装置30は、例えば、携帯電話の基地局である。また、通信制御装置20は、例えばSIPサーバである。なお、通信制御装置20が備える機能および構成の一部、または全部を通信中継装置30が備えてもよい。また、通信制御装置20が備える機能および構成の全部を、通信制御装置20および通信中継装置30が併せて備えていてもよい。
そして、通信制御装置20は、他の複数の通信端末10(例えば、通信端末10(B)、通信端末10(C)、および通信端末10(D))にINVITEメッセージを送信する。続いて、他の複数の通信端末10から通信制御装置20にPTT通信方式による通信を受け入れる旨を示すメッセージ(例えば、200OK)が送信され、当該メッセージを通信端末10(A)が受け取ると、通信端末10(A)と他の通信端末10との間でPTT通信方式によるセッションが確立される。これにより、通信端末10(A)は他の複数の通信端末10に対して、PTT通信方式で通信できる。
次に、通信端末10(A)がPTT通信方式の通信において、音声データを他の複数の通信端末10のそれぞれに送信できる状態である場合、すなわち発話権を有している場合を考える。係る場合において通信端末10(A)が音声パケットを送信中に圏外に移動した場合、すなわち、通信中継装置30(A)から通信端末10(A)への電界強度が所定値以下になり、PTT通信方式の通信の続行が不能になった場合に、通信端末10(A)は、通信端末10(A)を利用するユーザが発した音声を音声データとして記録する。
そして、予め定められた第1の時間(例えば、3秒間)以内に通信端末10(A)が圏内に復帰した場合には、通信端末10(A)は、記録した音声データを示す音声パケットを通信中継装置30(A)に送信する。通信中継装置30(A)は、受信した音声パケットを、ネットワーク40を介して通信制御装置20に送信する。通信制御装置20はネットワーク40、および通信中継装置30(A)並びに通信中継装置30(B)を介して、通信端末10(B)、通信端末10(C)、および通信端末10(D)のそれぞれに、通信端末10(A)から受信した音声パケットを送信する。
一方、予め定められた第1の時間以内に通信端末10(A)が圏内に復帰しなかった場合には、通信端末10(A)は、記録していた音声データを消去する。これにより、通信端末10(A)が予め定められた第1の時間以内に圏内に復帰した場合には、記録していた音声データを示す音声パケットを通信相手の複数の通信端末10に送信する一方で、予め定められた第1の時間を経過したときには、記録していた音声データを消去するので、通信相手の複数の通信端末10において通信端末10(A)を利用するユーザが発した音声の遅延が発生することを防止できる。
また、第1の時間よりも長い、予め定められた第2の時間(例えば、30秒間)を経過するまでに通信端末10(A)が圏内に復帰しなかった場合には、通信端末10(A)は、通信端末10(A)と他の通信端末10との間で確立していたセッションを自動的に切断する。これにより、通信端末10(A)が圏外に移動した後、予め定められた第2の時間が経過したときには、通信端末10(A)側でセッションを切断できるので、通信制御装置20側が、通信端末10(A)が圏外に移動したことを検知して既にセッションを切断していた場合に、通信端末10(A)において当該セッションが未だ存続していると認識することがなくなり、通信端末10(A)と通信制御装置20との間でセッションの存続/切断の認識について不整合が生じることがなくなる。
図2は、本実施形態に係る通信端末10の機能構成の一例を示す。通信端末10は、音声データのパケット通信を行う通信端末であって、具体的には、携帯電話端末である。例えば、通信端末10は、半二重通信方式であるPTT通信方式で音声データのパケット通信を行う携帯電話端末である。また、通信端末10は、音声データのパケット通信を行う機能を有する、ノートパソコン、PDA、ゲーム機等の携帯情報端末、およびデスクトップ型PCであってもよい。通信端末10は、音声入力部100、音声出力部105、端末側データ送信部110、端末側データ受信部115、端末側通信制御ユニット120、端末側データ記録部130、音声パケット生成部135、通信モード設定部140、端末側通信可否判断部150、端末側送信可能検知部155、端末側タイマユニット160、端末側データ消去部170、および端末側電界強度検出部180を備える。
また、端末側通信制御ユニット120は、端末側送信制御部122、端末側受信制御部124、および端末側通信制御部126を有する。また、端末側タイマユニット160は、端末側第1タイマ162および端末側第2タイマ164を有する。なお、端末側データ送信部110、端末側データ受信部115、端末側送信制御部122、端末側データ記録部130、端末側通信可否判断部150、端末側送信可能検知部155、および端末側データ消去部170はそれぞれ、通信端末に係る請求項、および請求項9から請求項13に記載のデータ送信部、データ受信部、通信可否判断部、送信可能検知部、データ記録部、データ消去部、および送信制御部の一例である。
音声入力部100は、通信端末10を利用するユーザが発した音声、および通信端末10の周囲の音声を入力する。音声入力部100は入力した音声を示す音声データを、音声パケット生成部135および端末側データ記録部130に供給する。音声パケット生成部135は、音声入力部100から受け取った音声を示す音声パケットを生成する。具体的には、音声パケット生成部135は、音声入力部100が入力したアナログ音声信号をAD変換して得た、予め定められたサンプリング周波数のデジタル音声信号を、符号化およびパケット化して音声パケットを生成する。また、音声パケット生成部135は、端末側データ記録部130から受け取った音声データを示す音声パケットを生成する。音声パケット生成部135は、生成した音声パケットを端末側データ送信部110および端末側データ記録部130に供給する。
端末側データ送信部110は、音声パケット生成部135から受け取った音声パケットを通信相手の通信端末10に送信する。端末側データ送信部110は、端末側通信制御ユニット120が有する端末側送信制御部122に制御されて、音声パケットを送信する送信モードに当該通信端末10が設定されているときに、音声パケット生成部135から受け取った音声パケットを通信相手の通信端末10に送信する。端末側受信制御部124は、端末側データ受信部115を制御して、通信相手の通信端末10が送信する音声パケットを受信させる。そして、端末側データ受信部115は、通信相手の通信端末10が送信した音声パケットを受信する。すなわち、端末側データ受信部115は、端末側通信制御ユニット120が有する端末側受信制御部124に制御されて、当該通信端末10が音声パケットを受信する受信モードに設定されているときに、通信相手の通信端末10から音声パケットを受信する。端末側データ受信部115は、受信した音声パケットを音声出力部105に供給する。
音声出力部105は、端末側データ受信部115から受け取った音声パケットが示す音声を出力する。端末側電界強度検出部180は、通信中継装置30からの電界強度を検出する。端末側電界強度検出部180は、常時、通信中継装置30からの電界強度を検出する。また、端末側電界強度検出部180は、予め定められた時間間隔で、通信中継装置30からの電界強度を検出してもよい。例えば、端末側電界強度検出部180は、後述する端末側第1タイマ162が計測する第1の時間よりも短い時間間隔で、通信中継装置30からの電界強度を検出する。端末側電界強度検出部180は、検出した電界強度を示す情報を端末側通信可否判断部150および端末側送信可能検知部155に供給する。
端末側通信可否判断部150は、通信相手の通信端末10との通信を中継する外部の通信中継装置30からの電界強度を監視することにより、端末側データ送信部110から通信相手の通信端末10へ音声パケットを送信できるか否かを判断する。具体的には、端末側通信可否判断部150は、端末側電界強度検出部180から受け取った情報が示す電界強度が、予め定められた閾値以下になった場合に、通信相手の通信端末10へ音声パケットを送信できないと判断する。また、端末側通信可否判断部150は、端末側電界強度検出部180から受け取った情報が示す電界強度が、予め定められた閾値を超えた場合に、通信相手の通信端末10へ音声パケットを送信できると判断する。端末側通信可否判断部150は、判断結果を示す判断結果情報を、端末側データ記録部130および端末側データ消去部170に供給する。また、端末側通信可否判断部150は、端末側データ送信部110から通信相手の通信端末10へ音声パケットを送信できるか否かを判断したタイミングで、端末側タイマユニット160が有する端末側第1タイマ162および端末側第2タイマ164を起動させる。
端末側データ記録部130は、端末側通信可否判断部150から受け取った判断結果情報が、端末側データ送信部110から音声パケットを送信できない旨を示す場合に、端末側データ送信部110が送信すべき音声パケットが示す音声データを記録する。端末側データ記録部130は、受け取った判断結果情報が、端末側データ送信部110から音声パケットを送信できない旨を示す場合に、当該判断結果情報を端末側通信可否判断部150から受け取ったときから、音声入力部100が入力した音声を示す音声データを記録する。また、端末側データ記録部130は、受け取った判断結果情報が、端末側データ送信部110から音声パケットを送信できない旨を示す場合に、当該判断結果情報を端末側通信可否判断部150から受け取ったときから、音声パケット生成部135が生成した音声パケットが示す音声データを記録してもよい。
更に、端末側データ記録部130は、端末側通信可否判断部150から判断結果情報を受け取らない場合においても、常時、音声入力部100が入力した音声を示す音声データ、または音声パケット生成部135が生成した音声パケットが示す音声データを、端末側データ記録部130のデータ記録容量を上限として記録してもよい。そして、端末側データ記録部130は、端末側通信可否判断部150から判断結果情報を受け取るまで、記録している音声データまたは音声パケットが示す音声データを、新たに音声入力部100が入力した音声データまたは新たに音声パケット生成部135が生成した音声パケットが示す音声データに置き換えて、音声データまたは音声パケットが示す音声データの記録を繰り返してもよい。端末側データ記録部130は、端末側送信制御部122に制御されて、記録している音声データを音声パケット生成部135に供給する。また、端末側データ記録部130は、音声データを記録した旨を示す情報を、端末側送信可能検知部155に供給する。
端末側送信可能検知部155は、端末側データ記録部130が音声データを記録した場合に、通信中継装置30からの電界強度を監視することにより、端末側データ送信部110から音声パケットを送信できる状態になったことを検知する。具体的には、端末側送信可能検知部155は、端末側電界強度検出部180から受け取った情報が示す電界強度を常時、監視し続けて、監視中の電界強度が予め定められた閾値を超えた場合に、通信相手の通信端末10へ音声パケットを送信できる状態になったことを検知する。端末側送信可能検知部155は、通信相手の通信端末10へ音声パケットを送信できる状態になったことを検知した場合に、検知結果を示す情報を端末側送信制御部122および端末側データ消去部170に供給する。
端末側第1タイマ162は、端末側通信可否判断部150の制御により起動されて、予め定められた第1の時間(例えば、3秒間)を計測する。端末側第1タイマ162は、第1の時間の計測を開始したタイミングおよび第1の時間の計測が完了したタイミングを、端末側送信制御部122および端末側データ消去部170に通知する。端末側第2タイマ164は、端末側通信可否判断部150の制御により起動されて、端末側第1タイマ162が計測する第1の時間よりも長い、予め定められた第2の時間(例えば、30秒間)を計測する。端末側第2タイマ164は、第2の時間の計測を開始したタイミングおよび第2の時間の計測が完了したタイミングを、端末側通信制御部126に通知する。
端末側送信制御部122は、端末側送信可能検知部155が、端末側データ送信部110から音声パケットを送信できる状態になったことを検知した場合に、端末側データ記録部130が記録している音声データを示す音声パケットを、端末側データ送信部110から通信相手の通信端末10に送信させる。具体的には、端末側送信制御部122は、端末側送信可能検知部155から通信相手の通信端末10へ音声パケットを送信できる状態になったことを示す検知結果を示す情報を受け取った場合に、端末側データ記録部130が記録している音声データを示す音声パケットを端末側データ送信部110から通信相手の通信端末10へ送信すべく、端末側データ記録部130および端末側データ送信部110の動作を制御する。すなわち、端末側送信制御部122は、端末側データ記録部130を制御して、端末側データ記録部130が記録している音声データを音声パケット生成部135に供給させる。そして、端末側送信制御部122は、端末側データ送信部110を制御して、音声パケット生成部135が生成した音声パケットを、通信相手の通信端末10に送信させる。
また、端末側送信制御部122は、端末側通信可否判断部150が音声パケットを送信できないと判断したときから、予め定められた第1の時間が経過するまでに、端末側送信可能検知部155が音声パケットを送信できる状態になったことを検知した場合に、端末側データ記録部130が記録している音声データが示す音声パケットを、端末側データ送信部110から通信相手の通信端末10に送信させる。具体的には、端末側送信制御部122は、端末側第1タイマ162から第1の時間の計測を開始したタイミングが通知されたときから、端末側送信可能検知部155から通信相手の通信端末10へ音声パケットを送信できる状態になったことを検知した旨を示す情報を受け取るまでの時間が、第1の時間よりも短い場合に、端末側データ記録部130に働きかけて、端末側データ記録部130が記録している音声データが示す音声パケットを、端末側データ送信部110から通信相手の通信端末10に送信させる。
端末側データ消去部170は、端末側通信可否判断部150が音声パケットを送信できないことを判断したときから、第1の時間が経過するまでに、端末側送信可能検知部155が音声パケットを送信できる状態になったことを検知しない場合に、端末側データ記録部130が記録している音声データを消去する。具体的には、端末側データ消去部170は、端末側通信可否判断部150から受け取った判断結果情報が音声パケットを送信できないことを示す場合において、端末側第1タイマ162から第1の時間の計測を開始したタイミングが通知されたときから、第1の時間が経過するまでに、端末側送信可能検知部155から、通信相手の通信端末10へ音声パケットを送信できる状態になったことを示す検知結果を受け取らない場合に、端末側データ記録部130が記録している音声データを消去する。
通信モード設定部140は、端末側データ受信部115が音声パケットを受信して音声出力部105が音声を出力する受信モード、音声入力部100音声を入力して端末側データ送信部110が音声パケットを送信する送信モードのいずれかに通信端末10の通信モードを設定する。端末側通信制御部126は、端末側通信可否判断部150が音声パケットを送信できないと判断したときから、予め定められた第1の時間よりも長い予め定められた第2の時間が経過するまでに、端末側送信可能検知部155が音声パケットを送信できる状態になったことを検知しない場合に、通信相手の通信端末10との間の半二重通信を終了する。
具体的には、端末側通信制御部126は、端末側第2タイマ164から第2の時間の計測を開始したタイミングが通知されたときから、端末側送信可能検知部155から通信相手の通信端末10へ音声パケットを送信できる状態になったことを検知した旨を示す情報を受け取るまでの時間が、第2の時間を超える場合に、通信相手の通信端末10との間の半二重通信を終了させるべく、端末側データ送信部110および端末側データ受信部115を制御する。
本実施形態に係る通信端末10によれば、通信端末10が圏外に移動した場合に、ユーザが発した音声を音声データとして記録するとともに、所定の時間内に通信端末10が圏内に復帰した場合に、即座に記録した音声データを通信相手の通信端末10に自動送信できる。これにより、通信端末10が圏外に移動した場合であって、短時間で圏内に復帰した場合には、通信相手の通信端末10に送信した音声データが欠落することを防止して、通信相手の通信端末10においては音声の飛びが生じることを抑制できる。
また、本実施形態に係る通信端末10によれば、通信端末10が通信相手の通信端末10とPTT通信方式の通信のセッションが確立された状態で、長時間、圏外に存在している場合には、通信端末10は、自動的に当該セッションを切断できる。これにより、通信制御装置20が把握している通信端末10の状態と、通信端末10の状態とが一致しないということがなくなる。
図3は、本実施形態に係る通信端末10における処理の流れの一例を示す。まず、音声入力部100が音声を入力する(S1000)。音声入力部100は、入力した音声を示す音声データを音声パケット生成部135に供給する。音声パケット生成部135は、音声入力部100から受け取った音声データを示す音声パケットを生成する(S1010)。この場合において、端末側通信可否判断部150は、端末側データ送信部110から通信相手の通信端末10に音声パケットを送信することができるか否かを、端末側電界強度検出部180が検出した電界強度から判断する(S1015)。すなわち、端末側通信可否判断部150は、通信端末10が圏内に存在するか圏外に存在するかを判断する。
端末側通信可否判断部150が、通信端末10が圏外に存在すると判断した場合に(S1015:Yes)、端末側データ記録部130は、音声入力部100が入力した音声を示す音声データを記録する(S1020)。係る場合に、端末側通信可否判断部150が音声パケットを送信できないと判断したとき、すなわち、通信端末10が圏外に存在することとなったときに起動した、端末側第1タイマ162が計測する第1の時間が経過するまで通信端末10が圏内に復帰しなかった場合には(S1025:Yes)、端末側データ消去部170は端末側データ記録部130が記録した音声データを消去する(S1030)。
一方、端末側通信可否判断部150が、通信端末10が圏内に存在すると判断した場合(S1015:No)、および通信端末10が圏外に存在することとなったときから第1の時間が経過するまでに通信端末10が圏内に復帰した場合には(S1025:No)、端末側送信制御部122は、端末側データ記録部130が記録している音声データを示す音声パケットを、端末側データ送信部110から通信相手の通信端末10に送信させる(S1035)。そして、通信端末10が発話権を解放した場合に(S1045:Yes)、通信端末10は処理を終了する。また、通信端末10が発話権を有したままである場合には(S1045:No)、音声入力部100は音声の入力を続行する。
そして、端末側通信可否判断部150が音声パケットを送信できないと判断したときから、端末側第2タイマ164が計測する予め定められた第2の時間が経過するまでに、通信端末10が圏内に復帰しない場合には(S1040:Yes)、端末側通信制御部126は、通信相手の通信端末10との半二重通信を終了する(S1050)。一方、端末側通信可否判断部150が音声パケットを送信できないと判断したときから、端末側第2タイマ164が計測する予め定められた第2の時間が経過するまでに、通信端末10が圏内に復帰した場合には(S1040:No)、音声入力部100は音声の入力を続行する。
図4は、他の実施形態に係る通信制御装置20の機能構成の一例を示す。通信制御装置20は、第1通信端末と第1通信端末の通信相手である第2通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する。通信制御装置20は、例えば、SIPサーバである。また、第1通信端末および第2通信端末は、図1から図3の上記説明における通信端末10の機能および構成の一部を備えていてもよい。通信制御装置20は、制御側データ送信部210、制御側データ受信部215、制御側送信制御部222、制御側通信制御部226、制御側データ記録部230、制御側通信可否判断部250、制御側送信可能検知部255、制御側タイマユニット260、制御側データ消去部270、および制御側電界強度検出部280を備える。制御側タイマユニット260は、制御側第1タイマ262および制御側第2タイマ264を有する。なお、制御側データ送信部210、制御側データ受信部215、制御側送信制御部222、制御側データ記録部230、制御側通信可否判断部250、および制御側送信可能検知部255はそれぞれ、通信制御装置に係る請求項、および請求項14から請求項16に記載のデータ送信部、データ受信部、通信可否判断部、送信可能検知部、データ記録部、データ消去部、および送信制御部の一例である。
制御側データ受信部215は、第1通信端末が送信した音声パケットを受信する。制御側データ受信部215は、受信した音声パケットを制御側送信制御部222の制御に基づいて、制御側データ記録部230に供給する。制御側データ送信部210は、制御側データ受信部215が受信した音声パケットを第2通信端末に送信する。制御側データ送信部210は、制御側送信制御部222に制御されて、制御側データ記録部230から受け取った音声パケットを第2通信端末に送信する。制御側電界強度検出部280は、通信中継装置30から第2通信端末への電界強度を検出する。制御側電界強度検出部280は、検出した電界強度を示す情報を制御側通信可否判断部250および制御側送信可能検知部255に供給する。
制御側通信可否判断部250は、制御側電界強度検出部280から受け取った、外部の通信中継装置30から第2通信端末への電界強度に基づいて、第2通信端末へ制御側データ送信部210から音声パケットを送信できるか否かを判断する。具体的には、制御側通信可否判断部250は、制御側電界強度検出部280から受け取った情報が示す電界強度が、予め定められた閾値以下になった場合に、第2通信端末へ音声パケットを送信できないと判断する。また、制御側通信可否判断部250は、制御側電界強度検出部280から受け取った情報が示す電界強度が、予め定められた閾値を超えた場合に、第2通信端末へ音声パケットを送信できると判断する。制御側通信可否判断部250は、判断結果を示す判断結果情報を、制御側データ記録部230および制御側データ消去部270に供給する。また、制御側通信可否判断部250は、制御側データ送信部210から第2通信端末へ音声パケットを送信できるか否かを判断したタイミングで、制御側タイマユニット260が有する制御側第1タイマ262および制御側第2タイマ264を起動させる。
制御側データ記録部230は、制御側通信可否判断部250から受け取った判断結果情報が、制御側データ送信部210から第2通信端末へ音声パケットを送信できない旨を示す場合に、制御側データ送信部210が送信すべき音声パケットが示す音声データを記録する。制御側データ記録部230は、受け取った判断結果情報が、制御側データ送信部210から第2通信端末へ音声パケットを送信できない旨を示す場合に、当該判断結果情報を制御側通信可否判断部250から受け取ったとき以降に、制御側データ受信部215が受信した音声パケットが示す音声データを記録する。一方、制御側データ記録部230は、制御側通信可否判断部250から受け取った判断結果情報が、制御側データ送信部210から第2通信端末へ音声パケットを送信できる旨を示す場合は、制御側データ受信部215から受け取った音声データを制御側データ送信部210に転送する。制御側データ送信部210は、制御側データ記録部230から転送された音声データを示す音声パケットを、第2通信端末に送信する。
また、制御側データ記録部230は、制御側通信可否判断部250から判断結果情報を受け取らない場合においても、常時、制御側データ受信部215が受信した音声データを、制御側データ記録部230のデータ記録容量を上限として記録してもよい。そして、制御側データ記録部230は、制御側通信可否判断部250から判断結果情報を受け取るまで、記録している音声データを、新たに制御側データ受信部215が受信した音声データに置き換えて、音声データの記録を繰り返してもよい。制御側データ記録部230は、制御側送信制御部222に制御されて、記録している音声データが示す音声パケットを、制御側データ送信部210に供給する。また、制御側データ記録部230は、音声データを記録した旨を示す情報を、制御側送信可能検知部255に供給する。
制御側送信可能検知部255は、制御側データ記録部230が音声データを記録した場合に、通信中継装置30から第2通信端末への電界強度を監視することにより、制御側データ送信部210から第2通信端末へ音声パケットを送信できる状態になったことを検知する。具体的には、制御側送信可能検知部255は、制御側電界強度検出部280から受け取った情報が示す電界強度を常時、監視し続けて、監視中の電界強度が予め定められた閾値を超えた場合に、第2通信端末へ音声パケットを送信できる状態になったことを検知する。制御側送信可能検知部255は、第2通信端末へ音声パケットを送信できる状態になったことを検知した場合に、検知結果を示す情報を制御側送信制御部222、制御側通信制御部226および制御側データ消去部270に供給する。
制御側第1タイマ262は、制御側通信可否判断部250の制御により起動されて、予め定められた第1の時間(例えば、3秒間)を計測する。制御側第1タイマ262は、第1の時間の計測を開始したタイミングおよび第1の時間の計測が完了したタイミングを、制御側送信制御部222、制御側通信制御部226、および制御側データ消去部270に通知する。制御側第2タイマ264は、制御側通信可否判断部250の制御により起動されて、制御側第1タイマ262が計測する第1の時間よりも長い、予め定められた第2の時間(例えば、30秒間)を計測する。制御側第2タイマ264は、第2の時間の計測を開始したタイミングおよび第2の時間の計測が完了したタイミングを、制御側通信制御部226に通知する。
制御側送信制御部222は、制御側送信可能検知部255が、制御側データ送信部210から音声パケットを送信できる状態になったことを検知した場合に、制御側データ記録部230が記録している音声データを示す音声パケットを、制御側データ送信部210から第2通信端末に送信させる。具体的には、制御側送信制御部222は、制御側送信可能検知部255から第2通信端末へ音声パケットを送信できる状態になったことを示す検知結果を示す情報を受け取った場合に、制御側データ記録部230が記録している音声データを示す音声パケットを、制御側データ送信部210から第2通信端末へ送信すべく、制御側データ記録部230および制御側データ送信部210の動作を制御する。
また、制御側送信制御部222は、制御側通信可否判断部250が音声パケットを第2通信端末へ送信できないと判断したときから、予め定められた第1の時間が経過するまでに、制御側送信可能検知部255が音声パケットを第2通信端末へ送信できる状態になったことを検知した場合に、制御側データ記録部230が記録している音声データが示す音声パケットを、制御側データ送信部210から第2通信端末に送信させる。具体的には、制御側送信制御部222は、制御側第1タイマ262から第1の時間の計測を開始したタイミングが通知されたときから、制御側送信可能検知部255から第2通信端末へ音声パケットを送信できる状態になったことを検知した旨を示す情報を受け取るまでの時間が、第1の時間よりも短い場合に、制御側データ記録部230に働きかけて、制御側データ記録部230が記録している音声データが示す音声パケットを、制御側データ送信部210から第2通信端末10に送信させる。
制御側データ消去部270は、制御側通信可否判断部250が音声パケットを送信できないことを判断したときから、第1の時間が経過するまでに、制御側送信可能検知部255が音声パケットを送信できる状態になったことを検知しない場合に、制御側データ記録部230が記録している音声データを消去する。具体的には、制御側データ消去部270は、制御側通信可否判断部250から受け取った判断結果情報が音声パケットを送信できないことを示す場合において、制御側第1タイマ262から第1の時間の計測を開始したタイミングが通知されたときから、第1の時間が経過するまでに、制御側送信可能検知部255から、第2通信端末へ音声パケットを送信できる状態になったことを示す検知結果を受け取らない場合に、制御側データ記録部230が記録している音声データを消去する。
制御側通信制御部226は、制御側通信可否判断部250が音声パケットを第2通信端末へ送信できないと判断したときから、予め定められた第1の時間よりも長い予め定められた第2の時間が経過するまでに、制御側送信可能検知部255が音声パケットを第2通信端末へ送信できる状態になったことを検知しない場合に、第2通信端末との間の半二重通信を終了する。具体的には、制御側通信制御部226は、制御側第2タイマ264から第2の時間の計測を開始したタイミングが通知されたときから、制御側送信可能検知部255から第2通信端末へ音声パケットを送信できる状態になったことを検知した旨を示す情報を受け取るまでの時間が、第2の時間を超える場合に、第2通信端末との間の半二重通信を終了させる。
本実施形態に係る通信制御装置20によれば、第1通信端末と第2通信端末とが通信中に、音声データを第1通信端末から受信中の第2通信端末が圏外に移動したことを検知したときに、第1通信端末が送信した音声データを記録して、第2通信端末が圏内に復帰したときに記録した音声データを第2通信端末に送信できる。これにより、音声データを受信する第2通信端末が短い期間、圏外に存在した場合でも、音声の遅延を感じさせない範囲で、第1通信端末が送信した音声データが示す音声を第2通信端末で出力することができる。
図5は、他の実施形態に係る通信制御装置20における処理の流れの一例を示す。まず、制御側データ受信部215が、第1通信端末から音声パケットを受信する(S2000)。制御側データ受信部215は、受信した音声パケットが示す音声データを、制御側データ記録部230に供給する。制御側通信可否判断部250は、制御側データ送信部210から第2通信端末に音声パケットを送信することができるか否かを、制御側電界強度検出部280が検出した電界強度から判断する(S2005)。すなわち、制御側通信可否判断部250は、第2通信端末が圏内に存在するか圏外に存在するかを判断する。
制御側通信可否判断部250が、第2通信端末が圏外に存在すると判断した場合に(S2005:Yes)、制御側データ記録部230は、制御側データ受信部215が受信した音声を示す音声データを記録する(S2010)。係る場合に、制御側通信可否判断部250が音声パケットを第2通信端末へ送信できないと判断したとき、すなわち、第2通信端末が圏外に存在することとなったときに起動した、制御側第1タイマ262が計測する第1の時間が経過するまで第2通信端末が圏内に復帰しなかった場合には(S2015:Yes)、制御側データ消去部270は制御側データ記録部230が記録した音声データを消去する(S2020)。
一方、制御側通信可否判断部250が、第2通信端末が圏内に存在すると判断した場合(S2005:No)、および第2通信端末が圏外に存在することとなったときから第1の時間が経過するまでに第2通信端末が圏内に復帰した場合には(S2015:No)、制御側送信制御部222は、制御側データ記録部230が記録している音声データを示す音声パケットを、制御側データ送信部210から第2通信端末に送信させる(S2025)。そして、第1通信端末が発話権を解放した場合に(S2035:Yes)、通信制御装置20は処理を終了する。また、第1通信端末が発話権を有したままである場合には(S2035:No)、制御側データ受信部215は音声パケットの受信を続行する。
そして、制御側通信可否判断部250が音声パケットを第2通信端末へ送信できないと判断したときから、制御側第2タイマ264が計測する予め定められた第2の時間が経過するまでに、第2通信端末が圏内に復帰しない場合には(S2030:Yes)、制御側通信制御部226は、第1通信端末と第2通信端末との間の半二重通信を終了する(S2040)。一方、制御側通信可否判断部250が音声パケットを第2通信端末へ送信できないと判断したときから、制御側第2タイマ264が計測する予め定められた第2の時間が経過するまでに、第2通信端末が圏内に復帰した場合には(S2040:No)、制御側データ受信部215は音声パケットの受信を続行する。
図6は、本実施形態に係る通信端末10および通信制御装置20のハードウェア構成の一例を示す。本実施形態に係る通信端末10および通信制御装置20は、ホスト・コントローラ1582により相互に接続されるCPU1505、RAM1520、グラフィック・コントローラ1575、および表示装置1580を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1584によりホスト・コントローラ1582に接続される通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、およびCD−ROMドライブ1560を有する入出力部と、入出力コントローラ1584に接続されるROM1510、フレキシブルディスク・ドライブ1550、および入出力チップ1570を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ1582は、RAM1520と、高い転送レートでRAM1520をアクセスするCPU1505およびグラフィック・コントローラ1575とを接続する。CPU1505は、ROM1510およびRAM1520に格納されたプログラムに基づいて動作して、各部を制御する。グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等がRAM1520内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得して、表示装置1580上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1584は、ホスト・コントローラ1582と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、CD−ROMドライブ1560を接続する。通信インターフェイス1530は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスクドライブ1540は、通信端末10および通信制御装置20内のCPU1505が使用するプログラムおよびデータを格納する。CD−ROMドライブ1560は、CD−ROM1595からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供する。
また、入出力コントローラ1584には、ROM1510と、フレキシブルディスク・ドライブ1550、および入出力チップ1570の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1510は、通信端末10および通信制御装置20が起動時に実行するブート・プログラム、通信端末10および通信制御装置20のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ1550は、フレキシブルディスク1590からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供する。入出力チップ1570は、フレキシブルディスク・ドライブ1550、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供される通信プログラムおよび通信制御プログラムは、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595、またはICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。通信プログラムおよび通信制御プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM1520を介して通信端末10および通信制御装置20内のハードディスクドライブ1540にインストールされ、CPU1505において実行される。
通信端末10および通信制御装置20にインストールされて実行される通信プログラムおよび通信制御プログラムは、CPU1505等に働きかけて、通信端末10および通信制御装置20を、図1から図5にかけて説明した音声入力部100、音声出力部105、端末側データ送信部110、端末側データ受信部115、端末側通信制御ユニット120、端末側送信制御部122、端末側受信制御部124、端末側通信制御部126、端末側データ記録部130、音声パケット生成部135、通信モード設定部140、端末側通信可否判断部150、端末側送信可能検知部155、端末側タイマユニット160、端末側第1タイマ162、端末側第2タイマ164、端末側データ消去部170、および端末側電界強度検出部180、並びに、制御側データ送信部210、制御側データ受信部215、制御側送信制御部222、制御側通信制御部226、制御側データ記録部230、制御側通信可否判断部250、制御側送信可能検知部255、制御側タイマユニット260、制御側第1タイマ262、制御側第2タイマ264、制御側データ消去部270、および制御側電界強度検出部280として機能させる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
通信システムの概要図である。 通信端末10の機能構成を示すブロック図である。 通信端末10における処理の流れを示すフローチャートである。 通信制御装置20の機能構成を示すブロック図である。 通信制御装置20における処理の流れを示すフローチャートである。 通信端末10および通信制御装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 通信端末
20 通信制御装置
30 通信中継装置
40 ネットワーク
100 音声入力部
105 音声出力部
110 端末側データ送信部
115 端末側データ受信部
120 端末側通信制御ユニット
122 端末側送信制御部
124 端末側受信制御部
126 端末側通信制御部
130 端末側データ記録部
135 音声パケット生成部
140 通信モード設定部
150 端末側通信可否判断部
155 端末側送信可能検知部
160 端末側タイマユニット
162 端末側第1タイマ
164 端末側第2タイマ
170 端末側データ消去部
180 端末側電界強度検出部
210 制御側データ送信部
215 制御側データ受信部
222 制御側送信制御部
226 制御側通信制御部
230 制御側データ記録部
250 制御側通信可否判断部
255 制御側送信可能検知部
260 制御側タイマユニット
262 制御側第1タイマ
264 制御側第2タイマ
270 制御側データ消去部
280 制御側電界強度検出部
1505 CPU
1510 ROM
1520 RAM
1530 通信インターフェイス
1540 ハードディスクドライブ
1550 フレキシブルディスク・ドライブ
1560 CD−ROMドライブ
1570 入出力チップ
1575 グラフィック・コントローラ
1580 表示装置
1582 ホスト・コントローラ
1584 入出力コントローラ
1590 フレキシブルディスク
1595 CD−ROM

Claims (16)

  1. 音声データのパケット通信を行う通信端末であって、
    音声を入力する音声入力部と、
    前記音声入力部が入力した前記音声を示す音声パケットを生成する音声パケット生成部と、
    前記音声パケット生成部が生成した前記音声パケットを通信相手の通信端末に送信するデータ送信部と、
    前記通信相手の前記通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置からの電界強度を監視することにより、前記データ送信部から前記通信相手の前記通信端末へ前記音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断部と、
    前記通信可否判断部が、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できないと判断した場合に、前記データ送信部が送信すべき前記音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録部と、
    前記データ記録部が前記音声データを記録した場合に、前記通信中継装置からの電界強度を監視することにより、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知部と、
    前記送信可能検知部が、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、前記データ記録部が記録している前記音声データを示す前記音声パケットを前記データ送信部から前記通信相手の前記通信端末に送信させる送信制御部と
    を備える通信端末。
  2. 前記送信制御部は、前記通信可否判断部が前記音声パケットを送信できないと判断したときから、予め定められた第1の時間が経過するまでに、前記送信可能検知部が前記音声パケットを送信できる状態になったことを検知した場合に、前記データ記録部が記録している前記音声データが示す前記音声パケットを前記データ送信部から前記通信相手の前記通信端末に送信させる
    請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記通信可否判断部が前記音声パケットを送信できないことを判断したときから、前記第1の時間が経過するまでに、前記送信可能検知部が前記音声パケットを送信できる状態になったことを検知しない場合に、前記データ記録部が記録している前記音声データを消去するデータ消去部
    を更に備える請求項2に記載の通信端末。
  4. 前記通信相手の前記通信端末が送信した音声パケットを受信するデータ受信部と、
    前記データ受信部が受信した音声パケットが示す音声を出力する音声出力部と、
    前記データ受信部が音声パケットを受信して前記音声出力部が音声を出力する受信モード、前記音声入力部が音声を入力して前記データ送信部が音声パケットを送信する送信モードのいずれかに当該通信端末の通信モードを設定する通信モード設定部と
    を更に備え、
    半二重通信方式で音声データのパケット通信を行う
    請求項1に記載の通信端末。
  5. 前記通信可否判断部が前記音声パケットを送信できないと判断したときから、予め定められた第1の時間よりも長い予め定められた第2の時間が経過するまでに、前記送信可能検知部が前記音声パケットを送信できる状態になったことを検知しない場合に、前記通信相手の前記通信端末との間の半二重通信を終了する通信制御部
    を更に備える請求項4に記載の通信端末。
  6. 音声データのパケット通信を行う通信方法であって、
    音声を入力する音声入力段階と、
    前記音声入力段階において入力された前記音声を示す音声パケットを生成する音声パケット生成段階と、
    通信相手の通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置からの電界強度を監視することにより、前記音声パケット生成段階において生成した前記音声パケットを前記通信相手の前記通信端末に送信するデータ送信部から送信できるか否かを判断する通信可否判断段階と、
    前記通信可否判断段階において、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できないと判断した場合に、前記データ送信部が送信すべき前記音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録段階と、
    前記データ記録段階で前記音声データが記録された場合に、前記通信中継装置からの電界強度を監視することにより、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知段階と、
    前記送信可能検知段階において、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、前記データ記録段階において記録した前記音声データを示す前記音声パケットを前記データ送信部から前記通信相手の前記通信端末に送信させる送信制御段階と
    を備える通信方法。
  7. 音声データのパケット通信を行う通信端末用の通信プログラムであって、前記通信端末を、
    音声を入力する音声入力部、
    前記音声入力部が入力した前記音声を示す音声パケットを生成する音声パケット生成部、
    前記音声パケット生成部が生成した前記音声パケットを通信相手の通信端末に送信するデータ送信部、
    前記通信相手の前記通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置からの電界強度を監視することにより、前記データ送信部から前記通信相手の前記通信端末へ前記音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断部、
    前記通信可否判断部が、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できないと判断した場合に、前記データ送信部が送信すべき前記音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録部、
    前記データ記録部が前記音声データを記録した場合に、前記通信中継装置からの電界強度を監視することにより、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知部、
    前記送信可能検知部が、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、前記データ記録部が記録している前記音声データを示す前記音声パケットを前記データ送信部から前記通信相手の前記通信端末に送信させる送信制御部
    として機能させる通信プログラム。
  8. 第1通信端末と前記第1通信端末の通信相手である第2通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御装置であって、
    前記第1通信端末が送信する音声パケットを受信するデータ受信部と、
    前記データ受信部が受信した音声パケットを前記第2通信端末に送信するデータ送信部と、
    前記第2通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置から前記第2通信端末への電界強度に基づいて、前記第2通信端末へ前記データ送信部から前記音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断部と、
    前記通信可否判断部が、前記第2通信端末へ前記データ送信部から前記音声パケットを送信できないと判断した場合に、前記データ送信部が送信すべき前記音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録部と、
    前記データ記録部が前記音声データを記録した場合に、前記通信中継装置から前記第2通信端末への電界強度に基づいて、前記データ送信部から前記第2通信端末へ前記音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知部と、
    前記送信可能検知部が、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、前記データ記録部が記録している前記音声データを示す前記音声パケットを前記データ送信部から前記第2通信端末に送信させる送信制御部と
    を備える通信制御装置。
  9. 第1通信端末と前記第1通信端末の通信相手である第2通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御方法であって、
    前記第1通信端末が送信する音声パケットを受信するデータ受信段階と、
    前記第2通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置から前記第2通信端末への電界強度に基づいて、前記第2通信端末へ、前記データ受信段階において受信された音声パケットを前記第2通信端末に送信するデータ送信部から前記音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断段階と、
    前記通信可否判断段階において、前記第2通信端末へ前記データ送信部から前記音声パケットを送信できないと判断した場合に、前記データ送信部が送信すべき前記音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録段階と、
    前記データ記録段階において前記音声データを記録した場合に、前記通信中継装置から前記第2通信端末への電界強度に基づいて、前記データ送信部から前記第2通信端末へ前記音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知段階と、
    前記送信可能検知段階において、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、前記データ記録段階において記録した前記音声データを示す前記音声パケットを前記データ送信部から前記第2通信端末に送信させる送信制御段階と
    を備える通信制御方法。
  10. 第1通信端末と前記第1通信端末の通信相手である第2通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御装置用の通信制御プログラムであって、前記通信制御装置を、
    前記第1通信端末が送信する音声パケットを受信するデータ受信部、
    前記データ受信部が受信した音声パケットを前記第2通信端末に送信するデータ送信部、
    前記第2通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置から前記第2通信端末への電界強度に基づいて、前記第2通信端末へ前記データ送信部から前記音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断部、
    前記通信可否判断部が、前記第2通信端末へ前記データ送信部から前記音声パケットを送信できないと判断した場合に、前記データ送信部が送信すべき前記音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録部、
    前記データ記録部が前記音声データを記録した場合に、前記通信中継装置から前記第2通信端末への電界強度に基づいて、前記データ送信部から前記第2通信端末へ前記音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知部、
    前記送信可能検知部が、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、前記データ記録部が記録している前記音声データを示す前記音声パケットを前記データ送信部から前記第2通信端末に送信させる送信制御部
    として機能させる通信制御プログラム。
  11. 通信相手の通信端末と音声データのパケット通信をする通信端末と、前記通信端末と前記通信相手の前記通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御装置とを備える通信システムであって、
    前記通信端末は、
    音声を入力する音声入力部と、
    前記音声入力部が入力した前記音声を示す音声パケットを生成する音声パケット生成部と、
    前記音声パケット生成部が生成した前記音声パケットを通信相手の通信端末に送信するデータ送信部と、
    前記通信相手の前記通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置からの電界強度を監視することにより、前記データ送信部から前記通信相手の前記通信端末へ前記音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断部と、
    前記通信可否判断部が、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できないと判断した場合に、前記データ送信部が送信すべき前記音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録部と、
    前記データ記録部が前記音声データを記録した場合に、前記通信中継装置からの電界強度を監視することにより、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知部と、
    前記送信可能検知部が、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、前記データ記録部が記録している前記音声データを示す前記音声パケットを前記データ送信部から前記通信相手の前記通信端末に送信させる送信制御部と
    を有する通信システム。
  12. 通信相手の通信端末と音声データのパケット通信をする通信端末と、前記通信端末と前記通信相手の前記通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御装置とを備える通信システムにおける前記通信端末が音声データのパケット通信を行う通信方法であって、
    音声を入力する音声入力段階と、
    前記音声入力段階において入力された前記音声を示す音声パケットを生成する音声パケット生成段階と、
    通信相手の通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置からの電界強度を監視することにより、前記音声パケット生成段階において生成した前記音声パケットを前記通信相手の前記通信端末に送信するデータ送信部から送信できるか否かを判断する通信可否判断段階と、
    前記通信可否判断段階において、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できないと判断した場合に、前記データ送信部が送信すべき前記音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録段階と、
    前記データ記録段階で前記音声データが記録された場合に、前記通信中継装置からの電界強度を監視することにより、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知段階と、
    前記送信可能検知段階において、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、前記データ記録段階において記録した前記音声データを示す前記音声パケットを前記データ送信部から前記通信相手の前記通信端末に送信させる送信制御段階と
    を有する通信方法。
  13. 通信相手の通信端末と音声データのパケット通信をする通信端末と、前記通信端末と前記通信相手の前記通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御装置とを備える通信システム用の通信プログラムであって、前記通信システムの前記通信端末を、
    音声を入力する音声入力部、
    前記音声入力部が入力した前記音声を示す音声パケットを生成する音声パケット生成部、
    前記音声パケット生成部が生成した前記音声パケットを通信相手の通信端末に送信するデータ送信部、
    前記通信相手の前記通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置からの電界強度を監視することにより、前記データ送信部から前記通信相手の前記通信端末へ前記音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断部、
    前記通信可否判断部が、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できないと判断した場合に、前記データ送信部が送信すべき前記音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録部、
    前記データ記録部が前記音声データを記録した場合に、前記通信中継装置からの電界強度を監視することにより、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知部、
    前記送信可能検知部が、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、前記データ記録部が記録している前記音声データを示す前記音声パケットを前記データ送信部から前記通信相手の前記通信端末に送信させる送信制御部
    として機能させる通信プログラム。
  14. 第1通信端末と前記第1通信端末の通信相手である第2通信端末と、前記第1通信端末と前記第2通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御装置を備える通信システムであって、
    前記通信制御装置は、
    前記第1通信端末が送信する音声パケットを受信するデータ受信部と、
    前記データ受信部が受信した音声パケットを前記第2通信端末に送信するデータ送信部と、
    前記第2通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置から前記第2通信端末への電界強度に基づいて、前記第2通信端末へ前記データ送信部から前記音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断部と、
    前記通信可否判断部が、前記第2通信端末へ前記データ送信部から前記音声パケットを送信できないと判断した場合に、前記データ送信部が送信すべき前記音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録部と、
    前記データ記録部が前記音声データを記録した場合に、前記通信中継装置から前記第2通信端末への電界強度に基づいて、前記データ送信部から前記第2通信端末へ前記音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知部と、
    前記送信可能検知部が、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、前記データ記録部が記録している前記音声データを示す前記音声パケットを前記データ送信部から前記第2通信端末に送信させる送信制御部と
    を有する通信システム。
  15. 第1通信端末と前記第1通信端末の通信相手である第2通信端末と、前記第1通信端末と前記第2通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御装置を備える通信システムにおける前記通信制御装置が通信を制御する通信制御方法であって、
    前記第1通信端末が送信する音声パケットを受信するデータ受信段階と、
    前記第2通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置から前記第2通信端末への電界強度に基づいて、前記第2通信端末へ、前記データ受信段階において受信された音声パケットを前記第2通信端末に送信するデータ送信部から前記音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断段階と、
    前記通信可否判断段階において、前記第2通信端末へ前記データ送信部から前記音声パケットを送信できないと判断した場合に、前記データ送信部が送信すべき前記音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録段階と、
    前記データ記録段階において前記音声データを記録した場合に、前記通信中継装置から前記第2通信端末への電界強度に基づいて、前記データ送信部から前記第2通信端末へ前記音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知段階と、
    前記送信可能検知段階において、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、前記データ記録段階において記録した前記音声データを示す前記音声パケットを前記データ送信部から前記第2通信端末に送信させる送信制御段階と
    を有する通信制御方法。
  16. 第1通信端末と前記第1通信端末の通信相手である第2通信端末と、前記第1通信端末と前記第2通信端末との間の音声データのパケット通信を制御する通信制御装置を備える通信システム用の通信制御プログラムであって、前記通信制御装置を、
    前記第1通信端末が送信する音声パケットを受信するデータ受信部、
    前記データ受信部が受信した音声パケットを前記第2通信端末に送信するデータ送信部、
    前記第2通信端末との通信を中継する外部の通信中継装置から前記第2通信端末への電界強度に基づいて、前記第2通信端末へ前記データ送信部から前記音声パケットを送信できるか否かを判断する通信可否判断部、
    前記通信可否判断部が、前記第2通信端末へ前記データ送信部から前記音声パケットを送信できないと判断した場合に、前記データ送信部が送信すべき前記音声パケットが示す音声データを記録するデータ記録部、
    前記データ記録部が前記音声データを記録した場合に、前記通信中継装置から前記第2通信端末への電界強度に基づいて、前記データ送信部から前記第2通信端末へ前記音声パケットを送信できる状態になったことを検知する送信可能検知部、
    前記送信可能検知部が、前記データ送信部から前記音声パケットを送信できる状態になったこと検知した場合に、前記データ記録部が記録している前記音声データを示す前記音声パケットを前記データ送信部から前記第2通信端末に送信させる送信制御部
    として機能させる通信制御プログラム。
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