JP2008104081A - 通信端末、通信方法、および通信プログラム - Google Patents

通信端末、通信方法、および通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】セッションに参加している通信相手端末のうち、通信相手端末を識別する情報を有していない通信相手端末については当該通信相手端末がいずれの通信相手端末かを識別できない情報を表示する。
【解決手段】本発明に係る通信端末は、端末識別情報格納部と、通信部と、端末識別情報を受信する識別情報受信部と、端末識別情報が端末識別情報格納部に格納されているか否かを判断する識別情報有無判断部と、端末識別情報が端末識別情報格納部に格納されている場合、当該通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかを示す通信相手情報をユーザに認識可能に出力し、端末識別情報が端末識別情報格納部に格納されていない場合、当該通信相手端末と通信データの送受信が可能であることを示す存在情報をユーザに認識可能に出力する出力部とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信端末、通信方法、および通信プログラムに関する。特に、本発明は、通信相手端末と通信データを送受信する通信端末、通信方法、および通信プログラムに関する。
特許文献1においては、複数の通信端末を含むグループ間で、Push−To−Talk(PTT)通信方式による通信をする場合に、任意の通信端末を匿名の通信端末に設定することが記載されている。すなわち、PTT通信方式による通信中において、匿名となるべく設定した通信端末に関しては、当該匿名の通信端末のユーザに関する情報を、他の通信端末からは参照できなくなる方法について開示されている。
特開2005−312045号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明においては、所定の通信端末について匿名の設定をするには、予め当該所定の通信端末に関する情報、例えば、電話番号等を取得して、取得した電話番号に対応づけて匿名とする旨の設定をしなければならない。したがって、予め複数の通信端末のそれぞれについて電話番号を取得して、一の通信端末においては電話番号を表示することを許可する一方で、他方の通信端末においては電話番号を表示することを禁止するという、きめ細かい設定をすることは、お互いの電話番号を予め知得し得ない、見ず知らずの複数のユーザが利用する複数の通信端末が参加する通信のセッションにおいては困難である。
そこで本発明は、上記課題を解決することができる通信端末、通信方法、および通信プログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、通信端末であって、少なくとも1つの通信相手端末をそれぞれ識別する端末識別情報を格納する端末識別情報格納部と、少なくとも1つの通信相手端末と通信データを送受信する通信部と、通信部が通信データを送受信している通信相手端末の端末識別情報を受信する識別情報受信部と、識別情報受信部が受信した端末識別情報が端末識別情報格納部に格納されているか否かを判断する識別情報有無判断部と、識別情報受信部が受信した端末識別情報が端末識別情報格納部に格納されている場合、当該端末識別情報で識別される通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかをユーザが判断できるように、当該通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかを示す通信相手情報をユーザに認識可能に出力し、識別情報受信部が受信した端末識別情報が端末識別情報格納部に格納されていない場合、当該端末識別情報で識別される通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかをユーザが判断できないように、当該通信相手端末と通信データの送受信が可能であることを示す存在情報をユーザに認識可能に出力する出力部とを備える。
また、本発明の第2の形態においては、通信方法であって、少なくとも1つの通信相手端末をそれぞれ識別する端末識別情報を端末識別情報格納部に格納する端末識別情報格納段階と、少なくとも1つの通信相手端末と通信データを送受信する通信段階と、通信段階において通信データを送受信している通信相手端末の端末識別情報を受信する識別情報受信段階と、識別情報受信段階において受信した端末識別情報が端末識別情報格納部に格納されているか否かを判断する識別情報有無判断段階と、識別情報受信段階において受信された端末識別情報が端末識別情報格納部に格納されていると識別情報有無判断段階において判断された場合、当該端末識別情報で識別される通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかをユーザが判断できるように、当該通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかを示す通信相手情報をユーザに認識可能に出力する段階と、識別情報受信段階において受信された端末識別情報が端末識別情報格納部に格納されていないと識別情報有無判断段階において判断された場合、当該端末識別情報で識別される通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかをユーザが判断できないように、当該通信相手端末と通信データの送受信が可能であることを示す存在情報をユーザに認識可能に出力する段階とを備える。
また、本発明の第3の形態においては、通信相手端末と通信データを送受信する通信端末用の通信プログラムであって、通信端末を、少なくとも1つの通信相手端末をそれぞれ識別する端末識別情報を格納する端末識別情報格納部、少なくとも1つの通信相手端末と通信データを送受信する通信部、通信部が通信データを送受信している通信相手端末の端末識別情報を受信する識別情報受信部、識別情報受信部が受信した端末識別情報が端末識別情報格納部に格納されているか否かを判断する識別情報有無判断部、識別情報受信部が受信した端末識別情報が端末識別情報格納部に格納されている場合、当該端末識別情報で識別される通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかをユーザが判断できるように、当該通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかを示す通信相手情報をユーザに認識可能に出力し、識別情報受信部が受信した端末識別情報が端末識別情報格納部に格納されていない場合、当該端末識別情報で識別される通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかをユーザが判断できないように、当該通信相手端末と通信データの送受信が可能であることを示す存在情報をユーザに認識可能に出力する出力部として機能させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、セッションに参加している少なくとも1つの通信相手端末のうち、通信端末10が通信相手端末を識別する情報を有している通信相手端末については当該通信相手端末を識別する情報を表示するとともに、通信端末10が通信相手端末を識別する情報を有していない通信相手端末については当該通信相手端末がいずれの通信相手端末かを識別できない情報を表示することができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システム30における通信端末10の動作の概要を示す。通信端末10は、複数の通信端末10とネットワーク40を介して通信データを送受信する。通信端末10は、例えば、半二重のPush−To−Talk(PTT)通信方式で通信相手の通信端末10と通信する。すなわち、複数の通信端末10は、通信制御サーバ20に制御されて、複数の通信端末10の間でPTT通信方式による通信を行う。なお、通信端末10は、請求項に記載の通信相手端末の一例である。
本実施形態に係る通信端末10は、通信のセッションに参加している複数の通信相手端末のうち、通信端末10が通信相手端末を識別する情報を有している通信相手端末については当該通信相手端末を識別する情報を表示するとともに、通信端末10が通信相手端末を識別する情報を有していない通信相手端末については当該通信相手端末がいずれの通信相手端末かを識別できない情報を表示することを目的とする。
まず、通信端末10(A)は、他の複数の通信相手端末との間でPTT通信方式のセッションを確立する。具体的には、通信端末10(A)は、他の複数の通信相手端末(例えば、通信端末10(B)および通信端末10(C))とPTT通信方式による通信を所望する旨を示すINVITEメッセージを、ネットワーク40を介して通信制御サーバ20に送信する(S100)。通信制御サーバ20は、例えばSIPサーバである。そして、通信制御サーバ20は、複数の通信相手端末、すなわち、通信端末10(B)および通信端末10(C)に、例えば、INVITEメッセージを送信する。
続いて、通信端末10(B)および通信端末10(C)から通信制御サーバ20にPTT通信方式による通信を受け入れる旨を示すメッセージ(例えば、200OK)が送信され、当該メッセージを通信端末10(A)が受け取ると、通信端末10(A)、通信端末10(B)、および通信端末10(C)との間でPTT通信方式によるセッションが確立される。これにより、通信端末10(A)は、通信端末10(B)および通信端末10(C)に対して、PTT通信方式で通信できる。すなわち、通信端末10(A)は、音声データを、通信端末10(B)および通信端末10(C)のそれぞれに同時に送信できる(S102)。
通信端末10(A)が確立を要求した1つのセッションに、通信端末10(B)および通信端末10(C)が参加している状態において、通信端末10(B)および通信端末10(C)はそれぞれ、当該セッションに参加している他の通信端末10の存在をユーザに認識させる。係る場合において、通信端末10(B)および通信端末10(C)はそれぞれ、自己の電話帳に登録されている通信相手端末については、当該通信相手端末を識別する情報、例えば、電話番号、当該通信相手端末を利用しているユーザ名、および当該通信相手端末に予め対応づけたアイコン等を、通信端末10が備える表示部に表示する。一方、通信端末10(B)および通信端末10(C)はそれぞれ、自己の電話帳に登録されていない通信相手端末については、当該通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかを通信端末10のユーザが判断できない情報、具体的には、予め定められたテキストデータを表示部に表示する。
例えば、通信端末10(A)の要求に応じて確立されたPTT通信方式による通信のセッションに参加している通信端末10(B)は、自己の電話帳に、通信相手端末である通信端末10(A)および通信端末10(C)の電話番号を格納していない(表300)。係る場合に、通信端末10(B)は、セッションに参加している他の通信相手端末である通信端末10(C)について、例えば、"unknown"と表示する(表300)。一方、セッションの確立を要求した通信端末10(A)については、通信端末10(A)の電話番号を電話帳に格納していない場合であっても、通信端末10(A)の電話番号を表示する。
また、通信端末10(A)の要求に応じて確立されたPTT通信方式による通信のセッションに参加している通信端末10(C)は、自己の電話帳に、通信相手端末である通信端末10(A)の電話番号を格納しているものの、通信端末10(B)の電話番号は電話帳に格納していない(表302)。係る場合に、通信端末10(C)は、セッションに参加している他の通信相手端末である通信端末10(B)について、例えば、"unknown"と表示する(表302)。一方、セッションの確立を要求した通信端末10(A)については、通信端末10(A)の電話番号を電話帳が格納しているので、通信端末10(A)のユーザ名を表示する。
これにより、例えば、セッションに参加している通信相手端末のうち、通信端末10を利用するユーザと知り合いではない等の理由から自己の情報の通知を通信相手端末に対して開示することを所望しない場合に、通信相手端末に自己の情報が漏れることを防止できる。
次に、通信端末10(A)の要求に応じて確立されたPTT通信方式による通信のセッションに参加していない通信端末10(D)に対して、通信端末10(B)がセッションへの参加を要求した場合について述べる。係る場合において、通信端末10(B)は、通信端末10(A)の要求に応じて確立された、PTT通信方式による通信のセッションへの参加を要求する旨を示すREFERメッセージを、通信端末10(D)に対してネットワーク40を介して送信する(S104)。通信端末10(B)からREFERメッセージを受信した通信制御サーバ20は、通信端末10(D)にINVITEメッセージを送信する(S106)。そして、通信端末10(D)がセッションへの参加を承諾した場合に、通信端末10(D)は、他の通信相手端末、すなわち、通信端末10(A)、通信端末10(B)、および通信端末10(D)とPTT通信方式による通信をすることができる。
係る場合において、通信端末10(B)の要求に応じて、PTT通信方式による通信のセッションに参加した通信端末10(D)は、自己の電話帳に、通信相手端末である通信端末10(B)および通信端末10(C)の電話番号を格納している(表304)。したがって、通信端末10(D)は、セッションに参加している他の通信相手端末である通信端末10(B)および通信端末10(C)については、通信端末10(B)のユーザ名および通信端末10(C)のユーザ名を表示部に表示する。
一方、通信端末10(D)の電話帳は、通信端末10(A)の電話番号を格納していない(表304)。よって、通信端末10(D)は、セッションに参加している他の通信相手端末である通信端末10(A)については、例えば、"unknown"と表示する(表304)。なお、仮に通信端末10(D)の電話帳が、通信端末10(B)の電話番号を格納していない場合であっても、通信端末10(B)が通信端末10(D)に対してセッションへの参加を要求したので、通信端末10(D)は、少なくとも通信端末10(B)の電話番号を表示部に表示する。
これにより、既に存在しているセッションに参加を要求された参加した通信端末10においても、セッションに参加している通信相手端末のうち、通信端末10を利用するユーザが自己の情報の通知を所望しない通信相手端末に、自己の情報が表示されることを防止することができる。
図2は、本実施形態に係る通信端末10の機能構成の一例を示す。通信端末10は、通信相手端末と通信データの送受信をする通信端末であって、具体的には、半二重通信方式で音声データの送受信をする携帯電話端末である。例えば、通信端末10は、半二重通信方式であるPTT通信方式で通信をする携帯電話端末である。また、通信端末10は、通信機能を有する、ノートパソコン、PDA、ゲーム機等の携帯情報端末、およびデスクトップ型PCであってもよい。通信端末10は、端末識別情報格納部100、通信部110、識別情報受信部120、識別情報有無判断部130、出力制御部140、出力部145、音声入力部147、音声出力部149、通信制御部150、通信モード設定部155、および端末情報取得部160を備える。また、通信部110は、データ送信部112およびデータ受信部114を有する。
端末識別情報格納部100は、少なくとも1つの通信相手端末をそれぞれ識別する端末識別情報を格納する。端末識別情報とは、例えば、通信相手端末の電話番号である。また、端末識別情報は、通信相手端末を一意に識別できる識別子であってよい。具体的には、端末識別情報格納部100は、通信相手端末を識別する通信端末識別情報に対応づけて、通信相手端末のユーザを示すユーザ情報を格納する。例えば、端末識別情報格納部100は、通信相手端末のユーザ情報として当該通信相手端末のユーザを示すユーザ名と、当該通信相手端末の電話番号とが対応づけられた電話帳を格納している。端末識別情報格納部100は、識別情報有無判断部130に制御されて、識別情報有無判断部130に端末識別情報を供給する。また、端末識別情報格納部100は、出力制御部140に制御されて、出力制御部140に、ユーザ情報を供給する。
音声入力部147は、通信端末10を利用するユーザが発する音声、および通信端末10の周囲の音を入力する。音声入力部147は、入力した音声および/または音を示す音声データを、データ送信部112に供給する。通信制御部150は、データ送信部112およびデータ受信部114の動作を制御する。そして、通信部110は、通信制御部150に制御されて、少なくとも1つの通信相手端末と通信データを送受信する。具体的には、通信部110が有するデータ送信部112は、音声入力部147から受け取った音声データを、ネットワーク40を介して少なくとも1つの通信相手端末に送信する。また、通信部110が有するデータ受信部114は、通信相手端末から音声データを含む通信データを受信する。ここで、通信モード設定部155は、データ受信部114が音声データを受信する受信モードと、データ送信部112が音声データを送信する送信モードとのいずれかの通信モードに設定する。
また、データ受信部114は、通信相手端末からセッションを確立することを要求している通信相手端末の端末識別情報を含むセッション確立要求(例えば、INVITEメッセージ)およびセッション確立要求をした通信相手端末の端末識別情報(例えば、電話番号)を含む通信データを受信する。データ受信部114は、セッションが確立されたことを示す情報を識別情報受信部120に供給するとともに、セッション確立要求を含む通信データを端末情報取得部160に供給する。また、データ受信部114は、音声データを含む通信データを音声出力部149に供給する。音声出力部149は、データ受信部114から受け取った音声データが示す音声を出力する。
また、通信部110は、通信制御部150に制御され、通信相手端末からセッション確立要求を受信することによって当該通信相手端末とのセッションを確立することを要求された場合に、1つのセッションを確立する。そして、通信部110は、確立したセッションにおいて、複数の通信相手端末と通信データを送受信する。また、通信部110は、複数の通信相手端末がセッションを確立して通信データを送受信している状態において、複数の通信相手端末のうちの1つの通信相手端末からセッション参加要求(例えば、REFERメッセージを受信した通信制御サーバ20が送信したINVITEメッセージ)を受信することによってセッションに参加することを要求された場合に、1つのセッションに参加する。そして、通信部110は、参加した1つのセッションで、複数の通信相手端末と通信データを送受信する。
識別情報受信部120は、通信部110が通信データを送受信している少なくとも1つの通信相手端末の端末識別情報を受信する。また、識別情報受信部120は、通信部110がセッションを確立した後に、セッションに参加している複数の通信相手端末の端末識別情報を含む参加者情報を受信する。具体的には、識別情報受信部120は、通信部110が通信データを送受信している複数の通信相手端末の端末識別情報として、複数の通信相手端末のそれぞれの電話番号を含む参加者情報を受信する。更に、識別情報受信部120は、セッションに参加している通信相手端末の電話番号、通信相手端末の状態、および通信相手端末の現在の状況を示すプレゼンス情報等を含む参加者情報(例えば、NOTIFYメッセージ)を受信する。参加者情報は、セッションの確立を要求した通信相手端末、およびセッションに参加中の他の複数の通信相手端末の端末識別情報およびプレゼンス情報等を含んでいてもよい。識別情報受信部120は、識別情報有無判断部130および出力制御部140に受信した参加者情報を供給する。
端末情報取得部160は、データ受信部114から受け取ったセッション確立要求およびセッション確立要求を送信した通信相手端末の端末識別情報を含む通信データから、セッション確立要求を送信した通信相手端末の端末識別情報およびプレゼンス情報を取得する。端末情報取得部160は、取得した端末識別情報を識別情報有無判断部130に供給するとともに、セッション確立要求を送信した通信相手端末のプレゼンス情報を出力制御部140に供給する。
識別情報有無判断部130は、識別情報受信部120が受信した端末識別情報が端末識別情報格納部100に格納されているか否かを判断する。具体的には、識別情報有無判断部130は、識別情報受信部120から受け取った参加者情報に含まれる端末識別情報が、端末識別情報格納部100に格納されているか否かを判断する。端末識別情報格納部100が、セッションに参加している通信相手端末の端末識別情報を格納している場合に、識別情報有無判断部130は、当該端末識別情報を出力制御部140に供給する。一方、端末識別情報格納部100が、セッションに参加している通信相手端末の端末識別情報を格納していない場合に、識別情報有無判断部130は、当該端末識別情報が端末識別情報格納部100に格納されていない旨を示す情報を出力制御部140に供給する。
また、識別情報有無判断部130は、端末情報取得部160から受け取ったセッションの確立を要求した通信相手端末の端末識別情報が、端末識別情報格納部100に格納されているか否かを判断する。端末識別情報格納部100が、セッションの確立を要求した通信相手端末の端末識別情報を格納している場合に、識別情報有無判断部130は、当該端末識別情報を出力制御部140に供給する。一方、端末識別情報格納部100が、セッションの確立を要求した通信相手端末の端末識別情報を格納していない場合に、識別情報有無判断部130は、当該端末識別情報が端末識別情報格納部100に格納されていない旨を示す情報を出力制御部140に供給する。
出力制御部140は、出力部145を制御して、識別情報有無判断部130において端末識別情報格納部100に格納されていると判断された端末識別情報に対応するユーザ情報を出力部145に出力させる。出力部145は、例えば、テキストデータおよび画像データを表示する表示部である。また、出力制御部140は、出力部145を制御して、識別情報有無判断部130において端末識別情報格納部100に格納されていないと判断された端末識別情報に対応する端末識別情報、または当該端末識別情報で識別される通信相手端末と通信データの送受信が可能であることを示す存在情報を出力部145に出力させる。なお、存在情報とは、当該端末識別情報で識別される通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかを認識できないことを示す情報であって、例えば、予め定められた文字列を示すテキストデータ(例えば、文字列"unknown"を示すテキストデータ)、および予め定められた画像データである。
具体的には、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、識別情報受信部120が受信した端末識別情報が端末識別情報格納部100に格納されていると判断した場合に、当該端末識別情報で識別される通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかをユーザが判断できるように、当該通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかを示す通信相手情報をユーザに認識可能に出力部145に出力させる。そして、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、識別情報受信部120が受信した端末識別情報が端末識別情報格納部100に格納されていない場合に、当該端末識別情報で識別される通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかをユーザが判断できないように、当該通信相手端末と通信データの送受信が可能であることを示す存在情報をユーザに認識可能に出力部145に出力させる。
より具体的には、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、セッション確立要求を送信した通信相手端末の端末識別情報が端末識別情報格納部100に格納されていると判断した場合に、当該端末識別情報に対応づけて端末識別情報格納部100に格納されているユーザ情報を通信相手情報としてユーザに認識可能に出力部145に出力させる。そして、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、セッション確立要求を送信した通信相手端末の端末識別情報が端末識別情報格納部100に格納されていないと判断した場合に、当該端末識別情報をユーザに認識可能に出力部145から出力させる。
更に、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、セッション確立要求を送信した通信相手端末以外の通信相手端末の端末識別情報が端末識別情報格納部100に格納されていると判断した場合に、当該端末識別情報に対応づけて端末識別情報格納部100に格納されているユーザ情報を通信相手情報としてユーザに認識可能に出力部145から出力させる。そして、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、セッション確立要求を送信した通信相手端末以外の通信相手端末の端末識別情報が端末識別情報格納部100に格納されていないと判断した場合に、当該端末識別情報で識別される通信相手端末と通信データの送受信が可能であることを示す存在情報をユーザに認識可能に出力部145に出力させる。
また、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、参加者情報に含まれる複数の端末識別情報のうちのセッション確立要求に含まれる端末識別情報が、端末識別情報格納部100に格納されていると判断した場合に、当該端末識別情報に対応づけて端末識別情報格納部100に格納されているユーザ情報を通信相手情報としてユーザに認識可能に出力部145から出力させる。一方、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、参加者情報に含まれる複数の端末識別情報のうちのセッション確立要求に含まれる端末識別情報が、端末識別情報格納部100に格納されていないと判断した場合に、当該端末識別情報をユーザに認識可能に出力部145から出力させる。
そして、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、参加者情報に含まれる複数の端末識別情報のうちのセッション確立要求に含まれる端末識別情報以外の端末識別情報が、端末識別情報格納部100に格納されていると判断した場合に、当該端末識別情報に対応づけて端末識別情報格納部100に格納されているユーザ情報を通信相手情報としてユーザに認識可能に出力部145から出力させる。一方、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、参加者情報に含まれる複数の端末識別情報のうちのセッション確立要求に含まれる端末識別情報以外の端末識別情報が、端末識別情報格納部100に格納されていないと判断した場合に、当該端末識別情報で識別される通信相手端末と通信データの送受信が可能であることを示す存在情報をユーザに認識可能に出力部145から出力させる。
また、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、セッション確立要求を送信した通信相手端末の電話番号が電話帳に格納されていると判断した場合に、当該電話番号に対応づけて電話帳に格納されているユーザ名を通信相手情報として出力部145から出力させる。一方、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、セッション確立要求を送信した通信相手端末の電話番号が電話帳に格納されていないと判断した場合に、セッション確立要求を送信した通信相手端末の電話番号を出力部145から出力させる。
そして、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、セッション確立要求を送信した通信相手端末以外の通信相手端末の電話番号が電話帳に格納されていると判断した場合に、当該電話番号に対応づけて電話帳に格納されているユーザ名を通信相手情報として出力部145から出力させる。一方、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、セッション確立要求を送信した通信相手端末以外の通信相手端末の電話番号が電話帳に格納されていないと判断した場合に、当該通信相手端末と通信データの送受信が可能であることを示す存在情報として、予め定められた文字列(例えば、"unknown"、または"名無しさん"等の文字列)を出力部145に出力させる。
また、既に確立されているセッションに当該通信端末10が新たに参加する場合を述べる。すなわち、係る場合において、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、セッション参加要求を送信した通信相手端末の端末識別情報が端末識別情報格納部100に格納されていると判断した場合に、当該端末識別情報に対応づけて端末識別情報格納部100に格納されているユーザ情報を通信相手情報としてユーザに認識可能に出力部145から出力させる。一方、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、セッション参加要求を送信した通信相手端末の端末識別情報が端末識別情報格納部100に格納されていないと判断した場合に、当該端末識別情報をユーザに認識可能に出力部145から出力させる。
そして、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、セッション参加要求を送信した通信相手端末以外の通信相手端末の端末識別情報が端末識別情報格納部100に格納されていると判断した場合に、当該端末識別情報に対応づけて端末識別情報格納部100に格納されているユーザ情報を通信相手情報としてユーザに認識可能に出力部145から出力させる。一方、出力制御部140は、識別情報有無判断部130が、セッション参加要求を送信した通信相手端末以外の通信相手端末の端末識別情報が端末識別情報格納部100に格納されていないと判断した場合に、当該通信相手端末と通信データの送受信が可能であることを示す存在情報をユーザに認識可能に出力部145に出力させる。
本実施形態に係る通信端末10によれば、通信相手端末の端末識別情報が、端末識別情報格納部100に格納されている場合には、当該端末識別情報で識別される通信相手端末のユーザ名を表示できる。そして、通信相手端末の端末識別情報が、端末識別情報格納部100に格納されていない場合には、当該通信相手端末がセッション確立要求を送信した通信相手端末ではない限り、当該通信相手端末がセッションに参加している複数の通信相手端末のうちのいずれの通信相手端末であるかを特定できない、予め定められた文字列を示すテキストデータを表示できる。
これにより、セッション確立の要求をした通信相手端末の電話番号を明確に表示するとともに、セッションに参加している通信端末10のうち、予め電話帳に格納されていない通信相手端末の端末識別情報についてはマスク表示できるので、第三者に対して自己の通信端末10に関する情報が漏れることを防止できる。例えば、セッション確立を要求した通信相手端末が誤って当該通信端末10をセッションに参加させた場合でも、当該セッションに参加している他の通信相手端末が当該通信端末10の電話番号等を有していない限り、他の通信相手端末に当該通信端末10の情報が漏れることを防止できる。
図3は、本実施形態に係る端末識別情報格納部100のデータ構造の一例を示す。端末識別情報格納部100は、通信相手端末のユーザ情報として当該通信相手端末のユーザを示すユーザ名と当該通信相手端末の電話番号とが対応づけられた電話帳を格納する。具体的には、端末識別情報格納部100は、端末識別情報として当該端末識別情報で識別される通信相手端末の電話番号に対応づけて、当該通信相手端末のユーザを示すユーザ名(例えば、氏名またはニックネーム)、および当該通信相手端末を識別するアイコン等を、ユーザ情報として格納する。
例えば、端末識別情報格納部100は、端末識別情報3000に対応づけて、端末識別情報3000で識別される通信端末10のユーザを示すユーザ名"Cさん"および"Cさん"に予め対応づけたアイコン400を格納する。同様にして、端末識別情報格納部100は、端末識別情報3010に対応づけて、端末識別情報3010で識別される通信端末10のユーザを示すユーザ名"Fさん"および"Fさん"に予め対応づけたアイコン410を格納する。端末識別情報格納部100は、端末識別情報に対応づけて、当該端末識別情報で識別される通信端末10のユーザの、住所、年齢、性別、および電子メールアドレス等の個人情報を更に格納してもよい。
図4は、本実施形態に係る通信端末10における処理の流れの一例を示す。なお、以下の説明においては、PTT通信方式の通信において通信端末10(A)が、2つの通信端末10(すなわち、通信端末10(B)および通信端末10(C))に対してINVITEメッセージを送信する例を記載するが、通信端末10(A)は、当該INVITEメッセージを、1つの通信端末10だけに送信してもよく、また、3つ以上の通信端末10のそれぞれに対して送信してもよい。
まず、通信端末10(A)は、通信端末10(B)および通信端末10(C)とPTT通信方式による通信のセッションを確立すべく、INVITEメッセージをIMSネットワーク25に送信する(S1000)。例えば、通信制御部150が、INVITEメッセージを、データ送信部112からIMSネットワーク25に送信する。なお、IMSネットワーク25は少なくとも通信制御サーバ20(例えば、SIPサーバ)を含むネットワークであり、プレゼンス情報を管理するプレゼンスサーバを含んでいてもよい。そして、IMSネットワーク25は、通信端末10(A)から受信したINVITEメッセージを、通信端末10(B)および通信端末10(C)に送信する(S1005)。ここで、IMSネットワーク25に含まれる通信制御サーバ20は、100Tryingを通信端末10(A)に送信する(S1010)。
ここで、通信端末10(B)および通信端末10(C)はそれぞれ、INVITE中のSessionIDを取得することが可能となる。続いて、通信端末10(B)および通信端末10(C)はそれぞれ、180Ringingをデータ送信部112から送信する(S1015)。この時点で、通信端末10(B)および通信端末10(C)のそれぞれにおいて、呼び出しが開始される(S1020)。係る場合において、通信端末10(B)および通信端末10(C)が備える端末情報取得部160はそれぞれ、INVITEメッセージを送信した通信端末10(A)を識別する端末識別情報を、データ受信部114が受信したINVITEメッセージから取得する。そして、通信端末10(B)および通信端末10(C)が備える識別情報有無判断部130はそれぞれ、自己の電話帳に通信端末10(A)の端末識別情報が格納されているか否かを判断する。
次に、通信端末10(B)および通信端末10(C)がそれぞれ備える識別情報有無判断部130が、自己の電話帳に通信端末10(A)の端末識別情報が格納されていると判断した場合には、通信端末10(B)および通信端末10(C)が備える出力制御部140は、出力部145に通信端末10(A)のユーザ名を表示させる。一方、通信端末10(B)および通信端末10(C)がそれぞれ備える識別情報有無判断部130が、自己の電話帳に通信端末10(A)の端末識別情報が格納されていないと判断した場合には、通信端末10(B)および通信端末10(C)が備える出力制御部140は、出力部145に通信端末10(A)の電話番号を表示させる。そして、通信端末10(B)および通信端末10(C)がそれぞれ備えるデータ送信部112が送信した180Ringingは、IMSネットワーク25に含まれる通信制御サーバ20を経由して、通信端末10(A)に到達する(S1025)。この時点で通信端末10(A)は、SessionIDを180Ringing中から取得可能となる。
そして、通信端末10(B)および通信端末10(C)がそれぞれ備えるデータ送信部112はそれぞれ、データ受信部114がSessionIDを取得した後、180Ringingを送信するとともに(S1015)、速やかにSUBSCRIBEメッセージをIMSネットワーク25に送信する(S1030)。なお、SUBSCRIBEメッセージとは、NOTIFYを要求する旨のメッセージである。また、通信端末10(A)が備えるデータ送信部112も、データ受信部114がSessionIDを取得した後、速やかにSUBSCRIBEメッセージを通信制御サーバ20に送信する(S1035)。
なお、SUBSCRIBEメッセージの送信タイミングは、IMSネットワーク25から100Tryingが通信端末10(A)に送信された後であれば(S1010)、任意のタイミングで通信制御サーバ20から複数の通信端末10のそれぞれに送信できる。例えば、通信端末10がそれぞれ備えるデータ送信部112は、SessionIDを取得した後にSUBSCRIBEメッセージを通信制御サーバ20に送信する。そして、通信端末10がそれぞれ備える出力部145は、識別情報受信部120が通信制御サーバ20からNOTIFYを取得した後、呼が確立する前に、セッションに参加している複数の通信端末10に関する情報、例えば、プレゼンス情報を表示部に表示できる。
通信制御サーバ20は、SUBSCRIBEメッセージを受け取った後、通信端末10(A)、通信端末10(B)、および通信端末10(C)のそれぞれに、200OK(SUBSCRIBE)メッセージを送信する(S1040、S1045)。続いて、通信制御サーバ20は、通信端末10(A)、通信端末10(B)、および通信端末10(C)のそれぞれに、NOTIFY(status=full)を送信する(S1050、S1055)。通信端末10(A)、通信端末10(B)、および通信端末10(C)がそれぞれ備えるデータ送信部112は、データ受信部114がNOTIFYを受信した後、200OK(NOTIFY)メッセージを通信制御サーバ20に送信する(S1060、S1065)。
ここで、通信端末10(A)、通信端末10(B)、および通信端末10(C)がそれぞれ備える識別情報有無判断部130は、識別情報受信部120が受信したNOTIFYに含まれる通信端末識別情報が、電話帳に格納されているか否かを判断する。そして、通信端末10(A)、通信端末10(B)、および通信端末10(C)がそれぞれ備える出力部145は、自己の電話帳に格納されていると識別情報有無判断部130が判断した通信端末識別情報で識別される通信端末10のユーザ名を表示する。一方、通信端末10(B)および通信端末10(C)がそれぞれ備える出力部145は、自己の電話帳に格納されていないと識別情報有無判断部130が判断した通信端末識別情報については、セッション確立の要求を行った通信端末10(A)を除いて、予め定められた文字列(例えば、"unknown")を表示することにより、ユーザに対してセッションに参加している通信端末10の存在を通知する。
通信端末10(B)または通信端末10(C)が応答した時点で(S1070)、データ送信部112は、200OK(INVITE)を通信制御サーバ20に送信する(S1075)。そして、通信端末10(B)または通信端末10(C)がそれぞれ備えるデータ送信部112が送信した200OK(INVITE)は、通信制御サーバ20を経由して通信端末10(A)に到達する(S1080)。通信端末10(A)が備えるデータ送信部112は、通信端末10(B)または通信端末10(C)が送信した200OK(INVITE)を受信した後、ACKを通信制御サーバ20を介して通信端末10(B)または通信端末10(C)に送信する(S1085、S1090)。
図5は、本実施形態に係る出力部145の出力結果の一例を示す。出力部145は、例えば、通信端末10が備える表示部であってよい。まず、出力部145は、出力制御部140に制御され、表示部に含まれるメンバーリストエリア500に、複数の通信端末10間で確立されているセッションに参加している複数の通信端末10のユーザに関する情報を表示する。例えば、通信端末10の電話帳に格納されている端末識別情報に対応する通信端末10がセッションに参加している場合には、出力部145は、メンバーリストエリア500に、電話帳が格納している端末識別情報に対応するユーザ名を表示する。一方、出力部145は、メンバーリストエリア500に、電話帳が格納していない端末識別情報で識別される通信端末10がセッションに参加している場合には、当該端末識別情報で識別される通信端末10が存在している旨を示す存在情報として、例えば、"unknown"と表示する。
また、出力部145は、出力制御部140に制御され、表示部に含まれる付加情報エリア502に、複数の通信端末10の、現在のセッションに対する立場を示す情報を表示する。例えば、出力部145は、付加情報エリア502に、複数の通信端末10のそれぞれがセッションに参加している旨を示す文字列"参加中"、セッションへの参加を呼び出している途中である旨を示す文字列"呼出中"、セッションへの参加ができない旨を示す文字列"不可"、およびセッションに参加していない旨を示す文字列"切断"等の文字列を表示する。なお、出力制御部140は、複数の通信端末10のそれぞれの、現在のセッションに対する立場を示す情報を、識別情報受信部120が受信したNOTIFYおよび端末情報取得部160が取得したINVITEに含まれる情報から取得してよい。
また、出力部145は、出力制御部140に制御され、現在発話権を有している通信端末10のユーザ名または存在情報に隣接した、表示部に含まれる発話権所有通知エリア504の予め定められた位置に、発話権を所有している旨を示すアイコン508を表示する。これにより、現在発話権を有しているユーザがいずれの通信端末10のユーザであるかどうかをひと目で把握できる。更に、出力部145は、出力制御部140に制御され、ステータスエリア506に、現在のセッションに関する情報である文字列を表示する。例えば、出力部145は、通信制御部150が、セッションに参加すべく通信部110を制御している場合に、"セッションへの参加登録中"と表示する。また、出力部145は、発話権を有している通信端末10のユーザ名を含む文字列として、例えば、"Cさんが発言中です"等の文字列を表示する。
図6は、本実施形態に係る通信端末10における処理の流れの一例を示す。以下の説明においては、通信端末10(A)、通信端末10(B)、および通信端末10(C)の間で既に確立されているPTT通信方式の通信のセッションに、当該セッションに未だ参加していない通信端末10(D)が、通信端末10(B)からセッションへの参加の要求を受信して、当該セッションに参加する例を示す。
まず、通信端末10(A)、通信端末10(B)、および通信端末10(C)の間で既に確立されているセッション中において(S1095)、セッションへの追加を行う通信端末10(B)が備えるデータ送信部112が、REFERメッセージをIMSネットワーク25に送信する(S1100)。IMSネットワーク25が含む通信制御サーバ20は、202acceptedを通信端末10(A)に送信する(S1105)。また、通信端末10(B)からREFERメッセージを受信した通信制御サーバ20は、通信端末10(D)にINVITEメッセージを送信する(S1110)。この時点において、通信端末10(D)はSessionIDを取得する。
また、係る場合において、通信端末10(D)が備える端末情報取得部160は、INVITEメッセージを送信した通信端末10(B)を識別する端末識別情報を、データ受信部114が受信したINVITEメッセージから取得する。そして、通信端末10(D)が備えるし識別情報有無判断部130は、自己の電話帳に通信端末10(B)の端末識別情報が格納されているか否かを判断する。次に、通信端末10(D)が備える識別情報有無判断部130が、自己の電話帳に通信端末10(B)の端末識別情報が格納されていると判断した場合には、出力制御部140は、通信端末10(B)のユーザ名を出力部145に出力させる。一方、通信端末10(D)が備える識別情報有無判断部130が、自己の電話帳に通信端末10(B)の端末識別情報が格納されていないと判断した場合には、出力制御部140は、通信端末10(B)の電話番号を出力部145に出力させる。続いて、通信端末10(D)が備えるデータ送信部112は、180Ringingを通信制御サーバ20に送信する(S1115)。この時点において、通信端末10(D)はSessionIDを取得しているので、データ送信部112は、SUBSCRIBEメッセージを通信制御サーバ20に送信することができる。
続いて、通信制御サーバ20は、NOTIFYを通信端末10(B)に送信する(S1120)。同様にして、通信制御サーバ20は、NOTIFYを通信端末10(A)および通信端末10(C)に送信する(S1125)。これにより、通信端末10(B)が、通信端末10(D)を呼び出し中である状態が、通信端末10(A)、通信端末10(B)、および通信端末10(C)のそれぞれにおいて把握することができる。一方、通信端末10(D)が備えるデータ送信部112は、200OKを通信制御サーバ20に送信して、セッションに参加する旨を通知する(S1130)。通信制御サーバ20は、通信端末10(D)から200OKを受信した後、ACKを通信端末10(C)に送信する(S1135)。その後、通信制御サーバ20は、発話権が既に通信端末10(D)以外の通信端末10が取得している旨を示すメッセージ(TB Taken)、または発話権をいずれの通信端末10も取得していない旨を示すメッセージ(TB Idle)を、通信端末10(D)に送信する(S1140)。
そして、通信制御サーバ20は、NOTIFYを通信端末10(A)、通信端末10(B)、および通信端末10(C)のそれぞれに送信する(S1145、S1150)。これにより、新たなセッションが確立される(S1160)。ここで、通信端末10(D)が備える識別情報受信部120は更に、通信制御サーバ20からNOTIFYを受信する。そして、通信端末10(D)が備える識別情報有無判断部130は、NOTIFYに含まれる通信端末識別情報が電話帳に格納されているか否かを判断する。そして、通信端末10(D)が備える出力制御部140は、自己の電話帳に格納されている通信端末識別情報で識別される通信端末10のユーザ名を出力部145に出力させる。一方、通信端末10(D)が備える出力制御部140は、自己の電話帳に格納されていない通信端末識別情報については、セッションへの参加の要求を行った通信端末10(B)を除いて、予め定められた文字列(例えば、"unknown")を出力部145に出力させることにより、ユーザに対してセッションに参加している通信端末10の存在を通知する。
図7は、本実施形態に係る通信端末10における処理の流れの一例を示す。まず、データ受信部114は、PTT通信方式の通信のセッション確立要求を、通信相手端末から受信する(S2000)。端末情報取得部160は、データ受信部114が受信したセッション確立要求を送信した通信相手端末の端末識別情報を取得する。また、識別情報受信部120は、セッションに参加している少なくとも1つの通信相手端末の端末識別情報を含む参加者譲歩を受信する。そして、識別情報有無判断部130は、識別情報受信部120が受信した参加者情報から、セッションに参加している通信相手端末であって、端末情報取得部160が取得したセッション確立要求を送信した通信相手端末以外の端末識別情報を取得する(S2010)。
続いて、識別情報有無判断部130は、判断対象がセッション確立要求を送信した通信相手端末の端末識別情報である場合には(S2015:Yes)、セッション確立要求を送信した通信相手端末の端末識別情報が、端末識別情報格納部100に格納されているか否かを判断する。識別情報有無判断部130が、セッション確立要求を送信した通信相手端末の端末識別情報が、端末識別情報格納部100に格納されていると判断した場合には(S2020:Yes)、出力制御部140は、端末識別情報格納部100が当該端末識別情報に対応づけて格納しているユーザ情報を、出力部145に出力させる(S2022)。一方、識別情報有無判断部130が、セッション確立要求を送信した通信相手端末の端末識別情報が、端末識別情報格納部100に格納されていないと判断した場合には(S2020:No)、出力制御部140は、当該端末識別情報を、出力部145に出力させる(S2024)。
また、識別情報有無判断部130は、判断対象がセッション確立要求を送信した通信相手端末の端末識別情報でない場合には(S2015:No)、セッション確立要求を送信した通信相手端末以外の端末識別情報が、端末識別情報格納部100に格納されているか否かを判断する。識別情報有無判断部130が、セッション確立要求を送信した通信相手端末以外の端末識別情報が、端末識別情報格納部100に格納されていると判断した場合には(S2030:Yes)、出力制御部140は、端末識別情報格納部100が当該端末識別情報に対応づけて格納しているユーザ情報を、出力部145に出力させる(S2032)。一方、識別情報有無判断部130が、セッション確立要求を送信した通信相手端末以外の端末識別情報が、端末識別情報格納部100に格納されていないと判断した場合には(S2030:No)、出力制御部140は、存在情報を、出力部145に出力させる(S2034)。
図8は、本実施形態に係る通信端末10のハードウェア構成の一例を示す。本実施形態に係る通信端末10は、ホスト・コントローラ1582により相互に接続されるCPU1505、RAM1520、グラフィック・コントローラ1575、および表示装置1580を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1584によりホスト・コントローラ1582に接続される通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、およびCD−ROMドライブ1560を有する入出力部と、入出力コントローラ1584に接続されるROM1510、フレキシブルディスク・ドライブ1550、および入出力チップ1570を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ1582は、RAM1520と、高い転送レートでRAM1520をアクセスするCPU1505およびグラフィック・コントローラ1575とを接続する。CPU1505は、ROM1510およびRAM1520に格納されたプログラムに基づいて動作して、各部を制御する。グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等がRAM1520内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得して、表示装置1580上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1584は、ホスト・コントローラ1582と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、CD−ROMドライブ1560を接続する。通信インターフェイス1530は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスクドライブ1540は、通信端末10内のCPU1505が使用するプログラムおよびデータを格納する。CD−ROMドライブ1560は、CD−ROM1595からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供する。
また、入出力コントローラ1584には、ROM1510と、フレキシブルディスク・ドライブ1550、および入出力チップ1570の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1510は、通信端末10が起動時に実行するブート・プログラム、通信端末10のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ1550は、フレキシブルディスク1590からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供する。入出力チップ1570は、フレキシブルディスク・ドライブ1550、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供される通信プログラムは、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595、またはICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。通信プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM1520を介して通信端末10内のハードディスクドライブ1540にインストールされ、CPU1505において実行される。通信端末10にインストールされて実行される通信プログラムは、CPU1505等に働きかけて、通信端末10を、図1から図7にかけて説明した端末識別情報格納部100、通信部110、データ送信部112、データ受信部114、識別情報受信部120、識別情報有無判断部130、出力制御部140、出力部145、音声入力部147、音声出力部149、通信制御部150、通信モード設定部155、および端末情報取得部160として機能させる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
通信システム30における通信端末10の動作の概念図である。 通信端末10の機能構成を示すブロック図である。 端末識別情報格納部100のデータ構造を示す図である。 通信端末10における処理を示すシーケンス図である。 出力部145の出力結果を示す図である。 通信端末10における処理を示すシーケンス図である。 通信端末10における処理の流れを示すフローチャートである。 通信端末10のハードウェア構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 通信端末
20 通信制御サーバ
25 IMSネットワーク
30 通信システム
40 ネットワーク
100 端末識別情報格納部
110 通信部
112 データ送信部
114 データ受信部
120 識別情報受信部
130 識別情報有無判断部
140 出力制御部
145 出力部
147 音声入力部
149 音声出力部
150 通信制御部
155 通信モード設定部
160 端末情報取得部
300、302、304 表
400、410 アイコン
500 メンバーリストエリア
502 付加情報エリア
504 発話権所有通知エリア
506 ステータスエリア
508 アイコン
1505 CPU
1510 ROM
1520 RAM
1530 通信インターフェイス
1540 ハードディスクドライブ
1550 フレキシブルディスク・ドライブ
1560 CD−ROMドライブ
1570 入出力チップ
1575 グラフィック・コントローラ
1580 表示装置
1582 ホスト・コントローラ
1584 入出力コントローラ
1590 フレキシブルディスク
1595 CD−ROM
3000、3010 端末識別情報

Claims (8)

  1. 少なくとも1つの通信相手端末をそれぞれ識別する端末識別情報を格納する端末識別情報格納部と、
    少なくとも1つの通信相手端末と通信データを送受信する通信部と、
    前記通信部が通信データを送受信している通信相手端末の端末識別情報を受信する識別情報受信部と、
    前記識別情報受信部が受信した端末識別情報が前記端末識別情報格納部に格納されているか否かを判断する識別情報有無判断部と、
    前記識別情報受信部が受信した端末識別情報が前記端末識別情報格納部に格納されている場合、当該端末識別情報で識別される通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかをユーザが判断できるように、当該通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかを示す通信相手情報をユーザに認識可能に出力し、前記識別情報受信部が受信した端末識別情報が前記端末識別情報格納部に格納されていない場合、当該端末識別情報で識別される通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかをユーザが判断できないように、当該通信相手端末と通信データの送受信が可能であることを示す存在情報をユーザに認識可能に出力する出力部と
    を備える通信端末。
  2. 前記端末識別情報格納部は、通信相手端末を識別する端末識別情報に対応づけて、通信相手端末のユーザを示すユーザ情報を格納しており、
    前記通信部は、通信相手端末からセッション確立要求を受信することによって当該通信相手端末とのセッションを確立することを要求された場合に、1つのセッションを確立し、前記1つのセッションで、複数の通信相手端末と通信データを送受信し、
    前記識別情報受信部は、前記通信部が通信データを送受信している複数の通信相手端末の端末識別情報を受信し、
    前記出力部は、
    前記セッション確立要求を送信した通信相手端末の端末識別情報が前記端末識別情報格納部に格納されている場合、当該端末識別情報に対応づけて前記端末識別情報格納部に格納されているユーザ情報を通信相手情報としてユーザに認識可能に出力し、
    前記セッション確立要求を送信した通信相手端末の端末識別情報が前記端末識別情報格納部に格納されていない場合、当該端末識別情報をユーザに認識可能に出力し、
    前記セッション確立要求を送信した通信相手端末以外の通信相手端末の端末識別情報が前記端末識別情報格納部に格納されている場合、当該端末識別情報に対応づけて前記端末識別情報格納部に格納されているユーザ情報を通信相手情報としてユーザに認識可能に出力し、
    前記セッション確立要求を送信した通信相手端末以外の通信相手端末の端末識別情報が前記端末識別情報格納部に格納されていない場合、当該端末識別情報で識別される通信相手端末と通信データの送受信が可能であることを示す存在情報をユーザに認識可能に出力する
    請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記通信部は、セッションを確立することを要求している通信相手端末の端末識別情報を含むセッション確立要求を受信し、
    前記識別情報受信部は、前記通信部がセッションを確立した後に、セッションに参加している複数の通信相手端末の端末識別情報を含む参加者情報を受信し、
    前記出力部は、
    前記参加者情報に含まれる複数の端末識別情報のうちの前記セッション確立要求に含まれる端末識別情報が、前記端末識別情報格納部に格納されている場合、当該端末識別情報に対応づけて前記端末識別情報格納部に格納されているユーザ情報を通信相手情報としてユーザに認識可能に出力し、
    前記参加者情報に含まれる複数の端末識別情報のうちの前記セッション確立要求に含まれる端末識別情報が、前記端末識別情報格納部に格納されていない場合、当該端末識別情報をユーザに認識可能に出力し、
    前記参加者情報に含まれる複数の端末識別情報のうちの前記セッション確立要求に含まれる端末識別情報以外の端末識別情報が、前記端末識別情報格納部に格納されている場合、当該端末識別情報に対応づけて前記端末識別情報格納部に格納されているユーザ情報を通信相手情報としてユーザに認識可能に出力し、
    前記参加者情報に含まれる複数の端末識別情報のうちの前記セッション確立要求に含まれる端末識別情報以外の端末識別情報が、前記端末識別情報格納部に格納されていない場合、当該端末識別情報で識別される通信相手端末と通信データの送受信が可能であることを示す存在情報をユーザに認識可能に出力する
    請求項2に記載の通信端末。
  4. 前記識別情報受信部は、前記通信部が通信データを送受信している複数の通信相手端末の端末識別情報として前記複数の通信相手端末それぞれの電話番号を受信し、
    前記端末識別情報格納部は、通信相手端末のユーザ情報として当該通信相手端末のユーザを示すユーザ名と当該通信相手端末の電話番号とが対応づけられた電話帳を格納しており、
    前記出力部は、
    前記セッション確立要求を送信した通信相手端末の電話番号が前記電話帳に格納されている場合、当該電話番号に対応づけて前記電話帳に格納されているユーザ名を通信相手情報として出力し、
    前記セッション確立要求を送信した通信相手端末の電話番号が前記電話帳に格納されていない場合、前記セッション確立要求を送信した通信相手端末の電話番号を出力し、
    前記セッション確立要求を送信した通信相手端末以外の通信相手端末の電話番号が前記電話帳に格納されている場合、当該電話番号に対応づけて前記電話帳に格納されているユーザ名を通信相手情報として出力し、
    前記セッション確立要求を送信した通信相手端末以外の通信相手端末の電話番号が前記電話帳に格納されていない場合、当該通信相手端末と通信データの送受信が可能であることを示す予め定められた文字列を出力する
    請求項2に記載の通信端末。
  5. 前記端末識別情報格納部は、通信相手端末を識別する端末識別情報に対応づけて、通信相手端末のユーザを示すユーザ情報を格納しており、
    前記通信部は、複数の通信相手端末がセッションを確立して通信データを送受信している状態において、前記複数の通信相手端末のうちの1つの通信相手端末からセッション参加要求を受信することによってセッションに参加することを要求された場合に、前記1つのセッションに参加し、前記1つのセッションで、前記複数の通信相手端末と通信データを送受信し、
    前記識別情報受信部は、前記通信部が通信データを送受信している複数の通信相手端末の端末識別情報を受信し、
    前記出力部は、
    前記セッション参加要求を送信した通信相手端末の端末識別情報が前記端末識別情報格納部に格納されている場合、当該端末識別情報に対応づけて前記端末識別情報格納部に格納されているユーザ情報を通信相手情報としてユーザに認識可能に出力し、
    前記セッション参加要求を送信した通信相手端末の端末識別情報が前記端末識別情報格納部に格納されていない場合、当該端末識別情報をユーザに認識可能に出力し、
    前記セッション参加要求を送信した通信相手端末以外の通信相手端末の端末識別情報が前記端末識別情報格納部に格納されている場合、当該端末識別情報に対応づけて前記端末識別情報格納部に格納されているユーザ情報を通信相手情報としてユーザに認識可能に出力し、
    前記セッション参加要求を送信した通信相手端末以外の通信相手端末の端末識別情報が前記端末識別情報格納部に格納されていない場合、当該通信相手端末と通信データの送受信が可能であることを示す存在情報をユーザに認識可能に出力する
    請求項2に記載の通信端末。
  6. 前記通信部は、
    通信相手端末から音声データを受信するデータ受信部と、
    通信相手端末に音声データを送信するデータ送信部と
    を有し、
    当該通信端末は、半二重通信方式で音声データの送受信をし、
    前記データ受信部が音声データを受信する受信モードと、前記データ送信部が音声データを送信する送信モードとのいずれかの通信モードに設定する通信モード設定部
    を更に備える請求項1に記載の通信端末。
  7. 少なくとも1つの通信相手端末をそれぞれ識別する端末識別情報を端末識別情報格納部に格納する端末識別情報格納段階と、
    少なくとも1つの通信相手端末と通信データを送受信する通信段階と、
    前記通信段階において通信データを送受信している通信相手端末の端末識別情報を受信する識別情報受信段階と、
    前記識別情報受信段階において受信した端末識別情報が前記端末識別情報格納部に格納されているか否かを判断する識別情報有無判断段階と、
    前記識別情報受信段階において受信された端末識別情報が前記端末識別情報格納部に格納されていると前記識別情報有無判断段階において判断された場合、当該端末識別情報で識別される通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかをユーザが判断できるように、当該通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかを示す通信相手情報をユーザに認識可能に出力する段階と、
    前記識別情報受信段階において受信された端末識別情報が前記端末識別情報格納部に格納されていないと前記識別情報有無判断段階において判断された場合、当該端末識別情報で識別される通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかをユーザが判断できないように、当該通信相手端末と通信データの送受信が可能であることを示す存在情報をユーザに認識可能に出力する段階と
    を備える通信方法。
  8. 通信相手端末と通信データを送受信する通信端末用の通信プログラムであって、前記通信端末を、
    少なくとも1つの通信相手端末をそれぞれ識別する端末識別情報を格納する端末識別情報格納部、
    少なくとも1つの通信相手端末と通信データを送受信する通信部、
    前記通信部が通信データを送受信している通信相手端末の端末識別情報を受信する識別情報受信部、
    前記識別情報受信部が受信した端末識別情報が前記端末識別情報格納部に格納されているか否かを判断する識別情報有無判断部、
    前記識別情報受信部が受信した端末識別情報が前記端末識別情報格納部に格納されている場合、当該端末識別情報で識別される通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかをユーザが判断できるように、当該通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかを示す通信相手情報をユーザに認識可能に出力し、前記識別情報受信部が受信した端末識別情報が前記端末識別情報格納部に格納されていない場合、当該端末識別情報で識別される通信相手端末がいずれの通信相手端末であるかをユーザが判断できないように、当該通信相手端末と通信データの送受信が可能であることを示す存在情報をユーザに認識可能に出力する出力部
    として機能させる通信プログラム。
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