JP2013251733A - 電話システム、サーバ装置及び制御方法 - Google Patents

電話システム、サーバ装置及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】転送先電話の種別に関係なく、既存のUnscreened Transfer機能を使用できるようにし、これによりユーザの利便性を高める。
【解決手段】実施形態によれば、電話システムは、複数の通信端末と、サーバ装置とを備える。サーバ装置は、記憶手段と、判定手段と、制御手段とを備える。記憶手段は、通信端末を識別する端末IDと、通信端末がSIP端末であるか否かを示す端末種別情報とを対応付けた管理テーブルを記憶する。判定手段は、主催者から送信される情報に含まれる転送先の端末IDに基づいて、管理テーブルを参照し、この参照結果に基づいて、転送先がSIP端末であるか否かを判定する。制御手段は、判定手段により転送先がSIP端末であると判定された場合に、被転送者から転送先へ着信している呼を切断し、しかる後に被転送者を発信元とした発信メッセージを転送先に送信する。
【選択図】 図6

Description

本発明の実施形態は、IP(Internet Protocol)電話システムといった電話システム、呼制御サーバとしてのサーバ装置、及びサーバ装置で使用される制御方法に関する。
近年、IP電話システムが普及し始めている。このIP電話システムでは、例えばLAN(Local Area Network)やインターネットを含むIP網にIP電話端末を接続すると共に、IP網上の呼制御サーバにおいて、IP電話端末間及びIP電話端末と一般電話網との間で音声通信を可能にしている。また、このIP電話システムでは、そのプロトコルとしてSIP(Session Initiation Protocol)が広く使われている。
ところで、IP電話システムでは、1台の呼制御サーバでIP電話端末とSIP電話端末とを収容可能としている。このようなIP電話システムにあっても、PBX(Private Branch Exchange) またはボタン電話装置で実施されているような、例えばアテンダントに繋いである部署への転送を依頼する通信転送サービスがある。
特開2010−251826号公報 特開2008−22268号公報 特開2007−274429号公報
ところで、SIPによる転送操作には、Call TransferあるいはScreened Transfer(被転送者を主催者が保留し、転送先を呼び出し、転送先が応答してから、切断することで被転送者と転送先の通話にする機能)とBlind Transfer(被転送者と通話中に、転送ボタンと転送先のダイヤルを押下して主催者が抜けることで転送される機能)のみが定義されている。
一方で、PBX等の交換システムの一般的な機能として、Unscreened Transfer、あるいはRing Transferという機能(主催者が、被転送者を保留し、転送先を呼び出し、転送先が応答する前に切断することで、被転送者が転送先を呼び出している形で転送する機能)がある。このUnscreened Transfer、あるいはRing TransferをSIP内線に対して実現する場合には、転送先のSIP内線に表示されている呼び出し元の情報が、主催者の情報から被転送者情報に変わるタイミングが無く、応答してみて実際に相手が誰かがわかる形になっていた。
このため、転送先のSIP内線において、応答した際に、誤った対応をしてしまう場合がある。
本発明の目的は、転送先電話の種別に関係なく、既存のUnscreened Transfer機能を使用できるようにし、これによりユーザの利便性を高めた電話システム、サーバ装置及び制御方法を提供することにある。
実施形態によれば電話システムは、表示器を有したSIP端末を含む複数の通信端末と、複数の通信端末間の呼接続を実行するサーバ装置とを備える。サーバ装置は、記憶手段と、判定手段と、制御手段とを備える。記憶手段は、通信端末を識別する端末IDと、通信端末がSIP端末であるか非SIP端末であるかを示す端末種別情報とを対応付けた管理テーブルを記憶する。判定手段は、複数の通信端末のうち第1の通信端末と第2の通信端末との間で呼接続が行われている状態で、主催者となる第1の通信端末にて被転送者となる第2の通信端末を保留して、転送先を呼び出し、転送先が応答する前に主催者が切断操作を行うことで、被転送者が転送先を呼び出している状態にする転送サービスの起動操作がなされた場合に、第1の通信端末から送信される情報に含まれる転送先の端末IDに基づいて、管理テーブルを参照し、この参照結果に基づいて、転送先となる第3の通信端末がSIP端末であるか否かを判定する。制御手段は、判定手段により第3の通信端末がSIP端末であると判定された場合に、第2の通信端末から第3の通信端末へ着信している呼を切断し、しかる後に第2の通信端末を発信元とした発信メッセージを第3の通信端末に送信し、第3の通信端末の表示器に発信者情報として第2の通信端末の端末IDを表示させる。
第1の実施形態に係わるIP電話システムを示す概略構成図。 図1に示した呼制御サーバの一例を示す機能ブロック図。 図2に示した内線−呼状態管理テーブルの記憶内容の一例を示す図。 第1の実施形態において、主催者となるIP電話端末と被転送者となるSIP電話端末との間で通信セッションを確立する動作を示すシーケンス図。 第1の実施形態において、主催者となるIP電話端末のユーザが被転送者となるSIP電話端末を保留して転送先となるSIP電話端末へ発呼する動作を示すシーケンス図。 第1の実施形態において、被転送者となるSIP電話端末と転送先となるSIP電話端末との間の通話状態に切り替える動作を示すシーケンス図。 第2の実施形態に係る呼制御サーバの一例を示す機能ブロック図。 第2の実施形態において、Unscreened Transfer機能の起動操作がなされた後に、すれ違いを回避して被転送者となるSIP電話端末の通信相手先を、主催者から転送先へ切り替える動作を示すシーケンス図。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
IP電話システムでは、設備費用の削減のために、1台の呼制御サーバにIP端末とSIP端末とを混在させて収容することがある。このようなIP電話システムであっても、例えばある部署への転送を依頼する通信転送サービスを実行可能である。この通信転送サービスとしては、Call Transfer、Screened Transfer、Blind Transferがあるが、主催者が先ず会話によりどの部署に繋いでほしいかを聞きだし、そして希望の部署の内線端末を呼び出し、内線端末のユーザが応答して会話により転送する旨を伝えてから呼を転送するので、時間帯等によっては処理効率が悪くなる。
本実施形態では、主催者がUnscreened Transfer機能を使用することで、被転送者が依頼した部署の内線端末のユーザが応答するまで待ち、応答後に転送先のユーザに会話により転送する旨を伝えてから呼を転送するといった手間をなくすようにしている。しかし、転送先がSIP端末である場合に、SIP端末の表示器に表示される発信者情報が主催者となるため、誤った応対をしてしまう場合がある。
そこで、本実施形態では、Unscreened Transfer機能を実行しても、転送先となるSIP端末において、被転送者の電話番号を表示できるようにし、応対を効率良く行えるようにしている。
(第1の実施形態)
第1の実施形態は、Unscreened Transfer機能を実行した際に、転送先となるSIP端末の表示器に、被転送者の電話番号を表示するようにしたものである。
図1は、第1の実施形態に係わるIP電話システムを示す概略構成図である。
このシステムは、IP(Internet Protocol)ネットワーク1を有する。IPネットワーク1には、呼制御サーバ2、複数のIP電話端末T11〜T1n(nは自然数)、表示器LCD2,LCD3を有するSIP電話端末T21,T31が接続されている。複数のIP電話端末T11〜T1n(nは自然数)、SIP端末T21,T31は、IPネットワーク1を経由して、呼制御サーバ2に収容されている。
呼制御サーバ2は、IP電話端末T11〜T1n,T21,T31間で、例えばSIP(Session Initiation Protocol)に従ってセッションを確立する交換制御機能を備える。そして、セッション確立後は、発信側と着信側の電話端末間でピアツーピア接続によりRTPパケットを送受信することで、音声通信を行なう。
また、IP電話端末T11には、端末を特定する端末IDとして内線番号「200」が割り当てられ、IP電話端末T12には、内線番号「202」が割り当てられる。SIP電話端末T21には、内線番号「201」が割り当てられ、SIP電話端末T31には、内線番号「203」が割り当てられる。
図2は、図1に示す呼制御サーバ2の一例を示す機能ブロック図である。
呼制御サーバ2は、制御部21、ノースブリッジ22、主メモリ23、サウスブリッジ26、HDD(Hard Disk Drive)27、マルチドライブ28、LANコントローラ29、インタフェース部30、PCカードコントローラ31、BIOS−ROM(Basic Input/Output System ROM)33、EC/KBC(Embedded Controller/Keyboard Controller)34、電源コントローラ(PSC)35、電源部36、インタフェース(I/F)38、I/Oコントローラ40などを備える。
制御部21は、(CPU:Central Processing Unit)を主体として呼制御サーバ2全体の制御を司るものであり、主メモリ23をワークエリアとして使用し、HDD27から主メモリ23にロードされる、オペレーティングシステム(OS)23a、ドライバ23b、交換プログラム23cなどを実行する。
ノースブリッジ22は、制御部21とサウスブリッジ26との間のブリッジ処理、主メモリ23の制御などを行う各種コントローラを備えている。
サウスブリッジ26は、ハブリンクを介してノースブリッジ22に接続されており、LPC(Low Pin Count)バス上の各種デバイス(EC/KBC34、I/Oコントローラなど)や、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各種PCIデバイス(LANコントローラ29、インタフェース部30、PCカードコントローラ31など)や、IDE(Integrated Drive Electronics)対応のディスクドライブや、USBデバイスなどの制御を行う各種コントローラを備える。
HDD27は、プライマリIDEに対応するデバイスとしてサウスブリッジ26に接続されており、OSや交換プログラム等の各種プログラム、各種データ23dなどを記憶する内蔵のハードディスクである。マルチドライブ28は、セカンダリIDEに対応するデバイスとしてサウスブリッジ26に接続されており、リムーバブルな記録媒体であるCD−ROM、DVD−ROM、CD−R/RWを駆動する。
LANコントローラ29は、PCIデバイスとしてサウスブリッジ26に接続されており、有線LANの仕様に準拠する通信機能を備え、同じ通信機能を備えた通信装置との間で通信を行うものである。
インタフェース部30は、PCIデバイスとしてサウスブリッジ26に接続されており、IPネットワーク1の仕様に準拠する通信機能を備え、RTPパケットの授受に係わる処理を行う。
PCカードコントローラ31は、PCIデバイスとしてサウスブリッジ26に接続されており、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)の仕様に準拠し、各種のPCカードを制御するものである。BIOS−ROM33は、LPCバスに接続されており、電源が投入された際に主に呼制御サーバ2内のハードウェアに対する設定処理などを行うBIOS(Basic Input/Output System)を格納している。EC/KBC34は、LPCバスに接続されており、電源コントローラ35の制御などを行う。このEC/KBC34は、組み込みコントローラであるEC(Embedded Controller)とキーボードコントローラとを一体化したものである。
電源コントローラ35は、I2Cバスを介してEC/KBC34に接続されており、呼制御サーバ2内の各部に供給する電圧を制御する。電源部36は駆動電力を生成し、呼制御サーバ2内の各部に供給する。インタフェース38は、入力装置等が接続可能で、EC/KBC34との間の信号のインタフェースを行うものである。I/Oコントローラ40は、LPCバスに接続されており、外部とシリアル信号やパラレル信号の入出力制御を行う。
この呼制御サーバ2においては、制御部21の制御のもとで、主メモリ23上に展開した交換プログラム23cがLANコントローラ29などと協働して所定の交換処理機能を実現する。呼制御サーバ2は汎用のコンピュータサーバに交換プログラム23cをロードし、このプログラムを実行させることで電話端末間の交換機能を実現する。呼制御サーバ2は、汎用コンピュータと同様に、データが記憶された領域が物理的には不連続なメモリ領域であっても、ソフトウェア(プロセスなど)から見て連続になるように見せかける仮想記憶システムを採用する。
ところで、主メモリ23のデータ領域23dには、内線−呼状態管理テーブル23d1が設けられている。内線−呼状態管理テーブル23d1は、内線ごとに、端末の種別や現在の呼状態、つまり「空き」、「被保留中」、「呼び出し中」を管理するためのテーブルである。内線−呼状態管理テーブル23d1は、図3に示すように、内線番号と、端末種別と、呼状態との対応関係を表すデータを記憶している。
また、制御部21は、テーブル登録部21aと、端末種別判定部21bと、SIP内線用Unscreened Transfer処理部21cとを備えている。テーブル登録部21aは、SIP電話端末T21,T31から一定周期で送信されるREGISTERメッセージを受信すると、内線番号「201」、「203」を内線−呼状態管理テーブル23d1に登録する。なお、例えばSIP電話端末T21が一定周期でREGISTERメッセージを送信しない場合には、テーブル登録部21aはSIP電話端末T21が存在しないものと認識し、これによりSIP電話端末T21は通信できないものとなる。
端末種別判定部21bは、例えば通話中のIP電話端末T11にてUnscreened Transfer起動操作がなされた場合に、IP電話端末T11から送信される情報に含まれる転送先の内線番号に基づいて、内線−呼状態管理テーブル23d1を参照し、この参照結果に基づいて、転送先が「SIP電話」であるか否かを判定する。
SIP内線用Unscreened Transfer処理部21cは、端末種別判定部21bにより転送先が「SIP電話」であると判定された場合に、被転送者から転送先へ着信している呼をCANCELで一旦切断し、すぐに被転送者を発信元としたINVITEを転送先に送信して、転送先となるSIP電話端末T31の表示器LCD3に発信者情報として被転送者の内線番号を表示させる。
次に、以上のように構成されたシステムの動作について説明する。ここで、説明する動作は、以下のような場合を想定して説明する。まず、呼制御サーバ2に収容されたIP電話端末T12(内線番号202)のユーザが、SIP電話端末T21のユーザと通話するとする。途中で、SIP電話端末T21のユーザがSIP電話端末T31のユーザと通話したいとIP電話端末T12のユーザに依頼し、IP電話端末T12のユーザが代行しSIP電話端末T31に対して、発呼を行うことを想定している。このため、動作の大まかな順序は、図4〜図6に示すように、以下の通りとなる。
(1)IP電話端末T12のユーザが、SIP電話端末T21へ発呼。
(2)IP電話端末T12のユーザが、SIP電話端末T21を保留してSIP電話端末T31へ発呼。
(3)SIP電話端末T31が応答すると、SIP電話端末T21とSIP電話端末T31間の通話状態に切替。
以下、動作について詳細に説明する。
(1)IP電話端末T12のユーザが、SIP電話端末T21へ発呼
まず、IP電話端末T12とSIP電話端末T21との間で通信セッションを確立する動作について説明する。図4は、IP電話端末T12とSIP電話端末T21との間で通信セッションを確立する動作を示すシーケンス図である。
いま図4に示すように、IP電話端末T12のユーザがSIP電話端末T21への発信操作を行なったとする(図4(1))。そうするとIP電話端末T12からその発信要求及びダイヤル「201」が呼制御サーバ2に送られる(図4(2))。
呼制御サーバ2は、発信要求及びダイヤル「201」を受信すると、内線−呼状態管理テーブル23d1を参照して、着信側が「SIP電話」であることを判定し、SIPで規定されるINVITEを生成する。このINVITEには、発信元の内線番号「202」が含まれる。そして、呼制御サーバ2は、INVITEをSIP電話端末T21に送信して呼び出しを行う(図4(3))。
SIP電話端末T21は、INVITEを受信すると、着信報知が行われている旨を示す100Trying及び180Ringingを呼制御サーバ2へ返送する(図4(4))。この着信報知は、鳴音の発生または着信表示により行なわれる。
上記着信報知に対しSIP端末T21のユーザが応答操作を行なうと(図4(5))、SIP端末T21は応答メッセージ(200OK)を呼制御サーバ2へ送信する(図4(6))。そして、呼制御サーバ2は、応答メッセージ(200OK)を受信すると、応答メッセージ(200OK)を受け付けた旨を示すACKをSIP電話端末T21へ返送する(図4(7))。
かくして、発信元のIP電話端末T12と着信先のSIP電話端末T21との間には通信セッションが形成され、以後RTPパケットの送受信が行われ、通話が可能となる(図4(8))。
(2)IP電話端末T12のユーザが、SIP電話端末T21を保留してSIP電話端末T31へ発呼。
図5は、IP電話端末T12のユーザがSIP電話端末T21を保留してSIP電話端末T31へ発呼する動作を示すシーケンス図である。
いま図5に示すように、IP電話端末T12とSIP電話端末T21との間で通話が行われているものとする。この状態で、IP電端末T12においてユーザが保留キーを押下したとする(図5(1))。そうするとIP電話端末T12から保留(HOLD)要求が呼制御サーバ2に送られる(図5(2))。
呼制御サーバ2は、HOLD要求を受信すると、reINVITEをSIP電話端末T21へ送信する(図5(3))。SIP電話端末T21は、reINVITEを受信すると、保留音を聴取可能である場合に、応答メッセージ(200OK)を呼制御サーバ2へ返送する(図5(4))。呼制御サーバ2は、SIP電話端末T21から応答メッセージ(200OK)を受信すると、応答メッセージ(200OK)を受け付けた旨を示すACKをSIP電話端末T21へ返送し(図5(4−1))、保留音をSIP電話端末T21へ送信する(図5(5))。
この状態で、IP電端末T12においてユーザが転送先の内線番号「203」をダイヤルしたとする(図5(6))。呼制御サーバ2は、ダイヤル「203」を受信すると、内線−呼状態管理テーブル23d1を参照して、転送先が「SIP電話」であることを判定し、SIPで規定されるINVITEを生成する。このINVITEには、発信元の内線番号「202」が含まれる。そして、呼制御サーバ2は、INVITEを転送先となるSIP電話端末T31に送信して呼び出しを行う(図5(7))。
SIP電話端末T31は、INVITEを受信すると、着信報知が行われている旨を示す100Trying及び180Ringingを呼制御サーバ2へ返送する(図5(8))。この着信報知は、鳴音の発生または着信表示により行なわれる。
そして、上記着信報知に対しSIP端末T31が応答する前に、IP電話端末T12のユーザは呼切断、つまりオンフックを行うと、呼の切断要求が呼制御サーバ2に送られる(図5(9))。
(3)SIP電話端末T31が応答すると、SIP電話端末T21とSIP電話端末T31間の通話状態に切替
図6は、SIP電話端末T21とSIP電話端末T31間の通話状態に切り替える動作を示すシーケンス図である。
IP電話端末T12は、呼の切断要求を送信した後、自端末が空きになった旨を示す200OKを呼制御サーバ2に送信する(図6(1))。このとき、呼制御サーバ2は、内線−呼状態管理テーブル23d1を参照して、SIP電話端末T21の呼状態が「被保留中」、SIP電話端末T31の呼状態が「呼び出し中」であることを判定し、SIP電話端末T21からの呼をSIP電話端末T31へ転送する。同時に、呼制御サーバ2は、転送先がSIP電話端末T31であると判定すると、SIP電話端末T31の現状呼び出し中である呼に対してCANCELを送信する(図6(2))。
SIP電話端末T31は、CANCELを受信すると、表示器LCD3に表示されている発信者内線番号「202」を消去し、CANCELを受け付けた旨を示す200OKを呼制御サーバ2に返送するとともに(図6(3))、自端末に障害が発生していない旨を示す487 Request Terminatedを呼制御サーバ2に返送する(図6(4))。
呼制御サーバ2は、487 Request Terminatedを受信すると、487 Request Terminatedを正しく受信した旨を示す応答(ACK)をSIP電話端末T31に送信するとともに(図6(5))、新たにINVITEを生成する。このINVITEには、発信元の内線番号「201」が含まれる。そして、呼制御サーバ2は、INVITEをSIP電話端末T31に送信して呼び出しを行う(図6(6))。
SIP電話端末T31は、INVITEを受信すると、表示器LCD3に発信者の内線番号「201」を表示し、着信報知が行われている旨を示す100Trying及び180Ringingを呼制御サーバ2へ返送する(図6(7))。この着信報知は、鳴音の発生または着信表示により行なわれる。
上記着信報知に対しSIP端末T31のユーザが応答操作を行なうと(図6(8))、SIP端末T31は応答メッセージ(200OK)を呼制御サーバ2へ送信する(図6(9))。
呼制御サーバ2は、発信元の内線番号「203」を含むINVITEを被転送者となるSIP電話端末T21に送信し(図6(10))、応答メッセージ(200OK)を受け付けた旨を示すACKをSIP電話端末T31へ返送する(図6(11))。
SIP電話端末T21は、INVITEに対する応答メッセージ(200OK)を呼制御サーバ2へ送信する(図6(12))。すると、呼制御サーバ2は、SDPに内線番号「203」を設定したACKをSIP電話端末T21に返送する(図6(13))。
かくして、IP電話端末T21,T31との間には通信セッションが形成され、以後RTPパケットの送受信が行われ、通話が可能となる(図6(14))。
このことにより、転送先のSIP電話端末T31の表示器LCD3に表示される着信表示は、発信者情報201が載り、応答前に正しい発信者の情報を知ることができる。
以上のように上記第1の実施形態では、呼制御サーバ2において、内線番号と、「SIP電話」、「IP電話」を示す端末種別とを対応付けた内線−呼状態管理テーブル23d1を主メモリ23に記憶しておき、主催者となるIP電話端末T12にてUnscreened Transfer機能の起動操作がなされた場合に、IP電話端末T12から送信される情報に含まれる転送先の内線番号に基づいて、内線−呼状態管理テーブル23d1を参照することで、転送先がSIP電話端末T31である場合に、一旦呼をCANCELで停止し、すぐに別の呼を被転送者の内線番号「202」を載せたINVITEによって実施することで、転送先のSIP電話端末T31の表示器LCD3に、被転送者の情報を表示することができる。
従って、既存の交換システムの機能であるUnscreened Transfer機能を、IP電話端末に限らずSIP電話端末でも問題なく提供することができるようになり、これによりユーザは、転送先電話の種別を気にせずに、既存のUnscreened Transfer機能を使用できる。
さらに、上記第1の実施形態によれば、転送先のSIP電話端末T31の表示器LCD3に、Unscreened Transfer機能に連動して主催者の内線番号「201」から被転送者の内線番号「202」に切り替えて表示することができ、転送先のSIP電話端末T31のユーザは転送の旨を確認して、応対できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、Unscreened Transfer機能を実行した際に、転送先となるSIP端末からINVITEが送られてきた場合に、転送先となるSIP端末の発信を拒否するようにしたものである。
図7は、第2の実施形態に係る呼制御サーバ2の一例を示す機能ブロック図である。
制御部21は、さらに呼状態判定部21dと、すれ違い処理部21eとを備えている。呼状態判定部21dは、CANCELにより被転送者から転送先へ着信している呼を切断した後、転送先からINVITEが送られた場合に、内線−呼状態管理テーブル23d1中の転送先に対応する呼状態情報を参照し、呼び出し中であるか否かを判定する。
すれ違い処理部21eは、上記呼状態判定部21dにより「呼び出し中」と判定された場合に、転送先に対し480Temporarily Unavailableを送信して発信を拒否する。
次に、以上のように構成されたシステムの動作について説明する。
図8は、Unscreened Transfer機能の起動操作がなされた後に、すれ違いを回避してSIP電話端末T21の通信相手先を、IP電話端末T12からSIP電話端末T31へ切り替える動作を示すシーケンス図である。
呼制御サーバ2は、主催者となるIP電話端末T12によりUnscreened Transfer機能の起動操作がなされると、内線−呼状態管理テーブル23d1を参照して、SIP電話端末T21の呼状態が「被保留中」、SIP電話端末T31の呼状態が「呼び出し中」であることを判定し、SIP電話端末T21からの呼をSIP電話端末T31へ転送する。同時に、呼制御サーバ2は、転送先がSIP電話端末T31であると判定すると、SIP電話端末T31の現状呼び出し中である呼に対してCANCELを送信する(図8(1))。
SIP電話端末T31は、CANCELを受信すると、表示器LCD3に表示されている、主催者の発信者内線番号「202」を消去し、CANCELを受け付けた旨を示す200OKを呼制御サーバ2に返送するとともに(図8(2))、自端末に障害が発生していない旨を示す487 Request Terminatedを呼制御サーバ2に返送する(図8(3))。
呼制御サーバ2は、487 Request Terminatedを受信すると、487 Request Terminatedを正しく受信した旨を示す応答(ACK)をSIP電話端末T31に送信する(図8(5))。
このACKの送信後に、SIP電話端末T31のユーザが例えばIP電話端末T14へ発信する操作を行ったとする(図8(5))。そうすると、SIP電話端末T31からINVITEが呼制御サーバ2に送られる(図8(6))。
呼制御サーバ2は、INVITEを受信した旨を示す100 TryingをSIP電話端末T31へ返送するとともに(図8(7))、内線−呼状態管理テーブル23d1中の転送先に対応する呼状態情報を参照し、呼び出し中であるか否かを判定する。そして、「呼び出し中」と判定された場合に、転送先となるSIP電話端末T31に対し480Temporarily Unavailableを送信して発信を拒否する(図8(8))。
そして、呼制御サーバ2は、SIP電話端末T31から480Temporarily Unavailableに対するACKを受信すると(図8(9))、新たにINVITEを生成する。このINVITEには、発信元の内線番号「201」が含まれる。そして、呼制御サーバ2は、INVITEをSIP電話端末T31に送信して呼び出しを行う(図8(10))。
SIP電話端末T31は、INVITEを受信すると、表示器LCD3に発信者の内線番号「201」を表示し、着信報知が行われている旨を示す100Trying及び180Ringingを呼制御サーバ2へ返送する(図8(11))。この着信報知は、鳴音の発生または着信表示により行なわれる。
上記着信報知に対しSIP端末T31のユーザが応答操作を行なうと(図8(12))、SIP端末T31は応答メッセージ(200OK)を呼制御サーバ2へ送信する(図8(13))。
呼制御サーバ2は、発信元の内線番号「203」を含むINVITEを被転送者となるSIP電話端末T21に送信し(図8(14))、応答メッセージ(200OK)を受け付けた旨を示すACKをSIP電話端末T31へ返送する(図8(15))。
SIP電話端末T21は、INVITEに対する応答メッセージ(200OK)を呼制御サーバ2へ送信する(図8(16))。すると、呼制御サーバ2は、SDPに内線番号「203」を設定したACKをSIP電話端末T21に返送する(図8(17))。
かくして、IP電話端末T21,T31との間には通信セッションが形成され、以後RTPパケットの送受信が行われ、通話が可能となる(図8(18))。
なお、第2の実施形態にある、被転送先へのINVITE(Replace)を出すタイミングは、他のタイミングもあり得る。
以上のように上記第2の実施形態によれば、Unscreened Transfer機能の起動操作がなされた場合に、主メモリ23に内線−呼状態管理テーブル23d1を設けておくことで、被転送者から転送先へ着信している呼をCANCELで切断した後、すれ違いで転送先からINVITEが送られた場合に、内線−呼状態管理テーブル23d1の転送先に対応する呼状態情報を参照することで、転送先となるSIP電話端末T31が呼び出し中であることを認識して、SIP電話端末T31からの発信を拒否することで、すれ違いを回避できる。
(その他の実施形態)
上記各実施形態では、IP電話端末及びSIP電話端末を対象に説明したが、電話端末以外の通信端末であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…IPネットワーク、2…呼制御サーバ、21…制御部、22…ノースブリッジ、23…主メモリ、26…サウスブリッジ、27…HDD、28…マルチドライブ、29…LANコントローラ、30…インタフェース部、31…PCカードコントローラ、21a…テーブル登録部、21b…端末種別判定部、21c…SIP内線用Unscreened Transfer処理部、21d…呼状態判定部、21e…すれ違い処理部、23d1…内線−呼状態管理テーブル、T11〜T1nIP電話端末、T21,T31…SIP電話端末。

Claims (15)

  1. 表示器を有したSIP端末を含む複数の通信端末と、
    前記複数の通信端末間の呼接続を実行するサーバ装置とを具備し、
    前記サーバ装置は、
    前記通信端末を識別する端末IDと、前記通信端末がSIP端末であるか非SIP端末であるかを示す端末種別情報とを対応付けた管理テーブルを記憶する記憶手段と、
    複数の通信端末のうち第1の通信端末と第2の通信端末との間で呼接続が行われている状態で、主催者となる前記第1の通信端末にて被転送者となる前記第2の通信端末を保留して、転送先を呼び出し、転送先が応答する前に前記主催者が切断操作を行うことで、被転送者が転送先を呼び出している状態にする転送サービスの起動操作がなされた場合に、前記第1の通信端末から送信される情報に含まれる転送先の端末IDに基づいて、前記管理テーブルを参照し、この参照結果に基づいて、前記転送先となる第3の通信端末がSIP端末であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記第3の通信端末がSIP端末であると判定された場合に、前記第2の通信端末から前記第3の通信端末へ着信している呼を切断し、しかる後に前記第2の通信端末を発信元とした発信メッセージを前記第3の通信端末に送信し、前記第3の通信端末の表示器に発信者情報として前記第2の通信端末の端末IDを表示させる制御手段とを備える電話システム。
  2. 前記記憶手段は、前記転送サービスの起動操作がなされた場合に、前記管理テーブル中の前記第3の通信端末の端末IDに対応付けて、呼び出し中を示す呼状態情報を記憶し、
    前記制御手段は、前記第2の通信端末から前記第3の通信端末へ着信している呼を切断した後、前記第3の通信端末から発信メッセージが送られた場合に、前記管理テーブル中の前記第3の通信端末に対応する呼状態情報を参照し、呼び出し中である場合に、前記第3の通信端末からの発信を拒否する処理手段を備える請求項1記載の電話システム。
  3. 前記制御手段は、前記転送サービスの起動操作がなされた時点から、前記第2の通信端末から前記第3の通信端末へ着信している呼を切断するまでの期間に、前記第3の通信端末の表示器に発信者情報として前記第1の通信端末の端末IDを表示させ、前記呼を切断した時点から前記第2の通信端末を発信元とした発信メッセージを前記第3の通信端末に送信し、前記第3の通信端末に表示される前記第1の通信端末の端末IDを前記第2の通信端末の端末IDに切り替える請求項1記載の電話システム。
  4. 前記制御手段は、前記第2の通信端末から前記第3の通信端末へ着信している呼をCANCELで切断し、しかる後に前記第2の通信端末を発信元としたINVITEを前記第3の通信端末に送信する請求項1記載の電話システム。
  5. 前記処理手段は、前記第2の通信端末から前記第3の通信端末へ着信している呼を切断した後、前記第3の通信端末からINVITEが送られた場合に、前記管理テーブル中の前記第3の通信端末に対応する呼状態情報を参照し、呼び出し中である場合に、前記第3の通信端末に対し480Temporarily Unavailableを送信して発信を拒否する請求項2記載の電話システム。
  6. 表示器を有したSIP端末を含む複数の通信端末間の呼接続を実行するサーバ装置において、
    前記通信端末を識別する端末IDと、前記通信端末がSIP端末であるか非SIP端末であるかを示す端末種別情報とを対応付けた管理テーブルを記憶する記憶手段と、
    複数の通信端末のうち第1の通信端末と第2の通信端末との間で呼接続が行われている状態で、主催者となる前記第1の通信端末にて被転送者となる前記第2の通信端末を保留して、転送先を呼び出し、転送先が応答する前に前記主催者が切断操作を行うことで、被転送者が転送先を呼び出している状態にする転送サービスの起動操作がなされた場合に、前記第1の通信端末から送信される情報に含まれる転送先の端末IDに基づいて、前記管理テーブルを参照し、この参照結果に基づいて、前記転送先となる第3の通信端末がSIP端末であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記第3の通信端末がSIP端末であると判定された場合に、前記第2の通信端末から前記第3の通信端末へ着信している呼を切断し、しかる後に前記第2の通信端末を発信元とした発信メッセージを前記第3の通信端末に送信し、前記第3の通信端末の表示器に発信者情報として前記第2の通信端末の端末IDを表示させる制御手段とを備えるサーバ装置。
  7. 前記記憶手段は、前記転送サービスの起動操作がなされた場合に、前記管理テーブル中の前記第3の通信端末の端末IDに対応付けて、呼び出し中を示す呼状態情報を記憶し、
    前記制御手段は、前記第2の通信端末から前記第3の通信端末へ着信している呼を切断した後、前記第3の通信端末から発信メッセージが送られた場合に、前記管理テーブル中の前記第3の通信端末に対応する呼状態情報を参照し、呼び出し中である場合に、前記第3の通信端末からの発信を拒否する処理手段を備える請求項6記載のサーバ装置。
  8. 前記制御手段は、前記転送サービスの起動操作がなされた時点から、前記第2の通信端末から前記第3の通信端末へ着信している呼を切断するまでの期間に、前記第3の通信端末の表示器に発信者情報として前記第1の通信端末の端末IDを表示させ、前記呼を切断した時点から前記第2の通信端末を発信元とした発信メッセージを前記第3の通信端末に送信し、前記第3の通信端末に表示される前記第1の通信端末の端末IDを前記第2の通信端末の端末IDに切り替える請求項6記載のサーバ装置。
  9. 前記制御手段は、前記第2の通信端末から前記第3の通信端末へ着信している呼をCANCELで切断し、しかる後に前記第2の通信端末を発信元としたINVITEを前記第3の通信端末に送信する請求項6記載のサーバ装置。
  10. 前記処理手段は、前記第2の通信端末から前記第3の通信端末へ着信している呼を切断した後、前記第3の通信端末からINVITEが送られた場合に、前記管理テーブル中の前記第3の通信端末に対応する呼状態情報を参照し、呼び出し中である場合に、前記第3の通信端末に対し480Temporarily Unavailableを送信して発信を拒否する請求項7記載のサーバ装置。
  11. 表示器を有したSIP端末を含む複数の通信端末間の呼接続を実行するサーバ装置で使用される制御方法において、
    前記通信端末を識別する端末IDと、前記通信端末がSIP端末であるか非SIP端末であるかを示す端末種別情報とを対応付けた管理テーブルをメモリに記憶し、
    複数の通信端末のうち第1の通信端末と第2の通信端末との間で呼接続が行われている状態で、主催者となる前記第1の通信端末にて被転送者となる前記第2の通信端末を保留して、転送先を呼び出し、転送先が応答する前に前記主催者が切断操作を行うことで、被転送者が転送先を呼び出している状態にする転送サービスの起動操作がなされた場合に、前記第1の通信端末から送信される情報に含まれる転送先の端末IDに基づいて、前記管理テーブルを参照し、この参照結果に基づいて、前記転送先となる第3の通信端末がSIP端末であるか否かを判定し、
    前記第3の通信端末がSIP端末であると判定された場合に、前記第2の通信端末から前記第3の通信端末へ着信している呼を切断し、しかる後に前記第2の通信端末を発信元とした発信メッセージを前記第3の通信端末に送信し、前記第3の通信端末の表示器に発信者情報として前記第2の通信端末の端末IDを表示させる制御を実行する制御方法。
  12. 前記記憶することは、前記転送サービスの起動操作がなされた場合に、前記管理テーブル中の前記第3の通信端末の端末IDに対応付けて、呼び出し中を示す呼状態情報をメモリに記憶し、
    前記制御を実行することは、前記第2の通信端末から前記第3の通信端末へ着信している呼を切断した後、前記第3の通信端末から発信メッセージが送られた場合に、前記管理テーブル中の前記第3の通信端末に対応する呼状態情報を参照し、呼び出し中である場合に、前記第3の通信端末からの発信を拒否する請求項11記載の制御方法。
  13. 前記制御を実行することは、前記転送サービスの起動操作がなされた時点から、前記第2の通信端末から前記第3の通信端末へ着信している呼を切断するまでの期間に、前記第3の通信端末の表示器に発信者情報として前記第1の通信端末の端末IDを表示させ、前記呼を切断した時点から前記第2の通信端末を発信元とした発信メッセージを前記第3の通信端末に送信し、前記第3の通信端末に表示される前記第1の通信端末の端末IDを前記第2の通信端末の端末IDに切り替える請求項11記載の制御方法。
  14. 前記制御を実行することは、前記第2の通信端末から前記第3の通信端末へ着信している呼をCANCELで切断し、しかる後に前記第2の通信端末を発信元としたINVITEを前記第3の通信端末に送信する請求項11記載の制御方法。
  15. 前記制御を実行することは、前記第2の通信端末から前記第3の通信端末へ着信している呼を切断した後、前記第3の通信端末からINVITEが送られた場合に、前記管理テーブル中の前記第3の通信端末に対応する呼状態情報を参照し、呼び出し中である場合に、前記第3の通信端末に対し480Temporarily Unavailableを送信して発信を拒否する請求項12記載の制御方法。
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