JP4711930B2 - 通信制御装置、通信制御方法、通信制御プログラム、および通信システム - Google Patents

通信制御装置、通信制御方法、通信制御プログラム、および通信システム Download PDF

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Description

本発明は、通信制御装置、通信制御方法、通信制御プログラム、および通信システムに関する。特に、本発明は、通信端末と当該通信端末の通信相手である通信端末との間の半二重通信を中継して制御する通信制御装置、通信制御方法、通信制御プログラム、および通信システムに関する。
特許文献1には、情報案内提供装置から音声データが出力された後、PoC(Push to talk over Cellular)サーバが課金処理を実行して、予め定められた時間が経過した後に課金処理を停止する情報案内サービスシステムについて提案されている。
特開2006−17749号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明においては、情報案内提供装置からユーザの通信端末に音声データが正常に送信されたか否かにかかわらず、課金処理が実行される。すなわち、情報案内提供装置が送信した音声データがユーザの通信端末に到達したことを確認せずに課金処理が実行されるので、音声データがユーザの通信端末に実際には到達していなくても、音声データに対する課金処理が実行される場合がある。
そこで本発明は、上記課題を解決することができる通信制御装置、通信制御方法、通信制御プログラム、および通信システムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、第1通信端末と第1通信端末の通信相手である第2通信端末との間の半二重通信を中継して制御する通信制御装置であって、半二重通信により、第1通信端末から音声パケットを受信する音声パケット受信部と、音声パケット受信部が第1通信端末から音声パケットを受信する前に、第1通信端末から第2通信端末への通信に対する課金処理を行わず、音声パケット受信部が第1通信端末から音声パケットを受信した後に、第1通信端末から第2通信端末への通信に対する課金処理を行う課金処理部とを備える。
また、第1通信端末から第2通信端末への音声パケットの送信要求を受け取った場合に、音声パケットを送信するモードである送信モードに第1通信端末を設定させ、音声パケットを受信するモードである受信モードに第2通信端末を設定させる通信方式設定制御部をさらに備え、音声パケット受信部は、通信方式設定制御部が送信モードに設定させた第1通信端末から音声パケットを受信し、課金処理部は、通信方式設定制御部が第1通信端末のモードを送信モードに設定させるとともに、第1通信端末のモードを受信モードに設定させるまで、第1通信端末から第2通信端末への通信に対する課金処理を行わず、音声パケット受信部が第1通信端末から音声パケットを受信した後に、第1通信端末から第2通信端末への通信に対する課金処理を行ってもよい。
さらに、第1通信端末を識別する第1通信端末識別子に対応づけて、課金処理部が第1通信端末から第2通信端末への通信に対して課金処理を行うたびに、第1通信端末に課金をすべき旨を示す課金処理情報を格納する課金処理情報格納部と、予め定められた時間が経過するごとに、課金処理情報格納部が格納した課金処理情報を、第1通信端末に対する課金清算処理を行う外部の課金清算装置に送信する課金処理情報送信部とを備えてもよい。
また、本発明の第2の形態においては、第1通信端末と第1通信端末の通信相手である第2通信端末との間の半二重通信を中継して制御する通信制御方法であって、半二重通信により、第1通信端末から音声パケットを受信する音声パケット受信段階と、音声パケット受信段階において第1通信端末から音声パケットを受信する前に、第1通信端末から第2通信端末への通信に対する課金処理を行わず、音声パケット受信部が第1通信端末から音声パケットを受信した後に、第1通信端末から第2通信端末への通信に対する課金処理を行う課金処理段階とを備える。
また、本発明の第3の形態においては、第1通信端末と第1通信端末の通信相手である第2通信端末との間の半二重通信を中継して制御する通信制御装置用の通信制御プログラムであって、通信制御装置を、半二重通信により、第1通信端末から音声パケットを受信する音声パケット受信部、音声パケット受信部が第1通信端末から音声パケットを受信する前に、第1通信端末から第2通信端末への通信に対する課金処理を行わず、音声パケット受信部が第1通信端末から音声パケットを受信した後に、第1通信端末から第2通信端末への通信に対する課金処理を行う課金処理部として機能させる。
また、本発明の第4の形態においては、第1通信端末と、第1通信端末と第1通信端末の通信相手である第2通信端末との間の半二重通信を制御する通信制御装置とを備える通信システムであって、第1通信端末は、通信相手である第2通信端末への半二重通信の接続要求を示す信号を通信制御装置に送信する第1通信接続要求部と、第1通信接続要求部が送信した接続要求によって第1通信端末と第2通信端末との間の半二重通信が確立された場合に、第2通信端末への音声パケットを通信制御装置に送信する第1通信端末側音声パケット送信部とを有し、通信制御装置は、半二重通信により、第1通信端末側音声パケット送信部から音声パケットを受信する音声パケット受信部と、音声パケット受信部が第1通信端末側音声パケット送信部から音声パケットを受信する前に、第1通信端末から第2通信端末への通信に対する課金処理を行わず、音声パケット受信部が第1通信端末側音声パケット送信部から音声パケットを受信した後に、第1通信端末から第2通信端末への通信に対する課金処理を行う課金処理部とを有する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、通信端末から通信相手の通信端末に音声パケットが送信された場合に課金処理を実行することができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信制御装置10の動作の概要を示す。サーバシステム30は通信制御装置10および課金清算装置15を備える。複数の通信端末20とサーバシステム30とはネットワーク40を介して接続される。そして、通信端末20(A)はネットワーク40を介して、通信相手の通信端末20(B)と通信する。本実施形態に係る通信制御装置10は、通信端末20(A)から通信相手の通信端末20(B)に音声パケットが送信された場合に課金処理を実行することを目的とする。
通信制御装置10は、複数の通信端末20間の半二重通信を中継して制御するとともに、複数の通信端末20のそれぞれが送信した音声パケットに対して課金処理すべき旨を示す情報である課金処理情報を生成する。具体的には、通信制御装置10は、通信端末20が送信する、予め定められた数の音声パケット、例えば、トークバースト(Talk burst)ごとに課金処理情報を生成する。なお、通信制御装置10は、例えば、PoCサーバである。
課金清算装置15は、通信端末20(A)が通信端末20(B)へ送信した複数のトークバーストごとに通信制御装置10が生成した複数の課金処理情報を、通信制御装置10から受信する。そして、課金清算装置15は、受信した複数の課金処理情報を解析して、通信端末20(A)から通信端末20(B)への半二重通信に対して課金処理する。ここで、通信制御装置10は、課金処理情報を予め定められた条件(例えば、予め定められたトークバーストの数を送信した場合、または、予め定められた時間が経過した場合)が満たされた場合に課金清算装置15に送信する。なお、課金清算装置15は、例えば、IMS系サービスの課金清算処理を実行するCharging Contorol Function server(CCF)である。
通信端末20は、半二重通信ができる携帯電話である。通信端末20は、例えば、Push−To−Talk(PTT)方式による通信ができる携帯電話である。また、通信端末20は、PTT方式による半二重通信ができるPDA等の携帯情報端末およびパーソナルコンピュータ等であってもよい。また、ネットワーク40は、例えばインターネットであり、LANまたはWAN等の他の通信網であってもよい。
例えば、通信端末20(A)は、ネットワーク40を介して通信制御装置10に、通信相手の通信端末20(B)とのセッション確立のリクエストを要求する。通信制御装置10は、通信端末20(A)からリクエストを受信して、通信端末20(A)と通信端末20(B)との間のセッションを確立する。通信制御装置10がセッションを確立した後、通信端末20(A)は、通信端末20(B)とネットワーク40を介してトークバーストを送受信する。
通信端末20(A)と通信端末20(B)との間でセッションが確立された後、通信端末20(A)が通信端末20(B)に対して音声データ、すなわちトークバーストを送信できる権利である発話権を取得した場合を考える。係る場合において、通信端末20(A)は、通信端末20(B)に音声データを送信できる(矢印400)。一方、通信端末20(A)が発話権を有している間は、通信端末20(B)は音声データを送信できない。通信端末20(A)が発話権を開放した後、通信端末20(B)が発話権を取得した場合に、通信端末20(B)は、通信端末20(A)に音声データを送信できる(矢印402)。
ここで、通信端末20(A)が発話権を有している場合を考える。係る場合において、通信端末20(A)から通信端末20(B)にあてて送信された音声データが通信制御装置10に到達した後、当該音声データを通信端末20(B)に送信するタイミングで、通信制御装置10は通信端末20(A)から通信端末20(B)への通信に対して課金処理する。すなわち、通信制御装置10は、通信端末20(A)が発話権を取得した段階では課金処理を実行せず、通信端末20(A)が送信した音声データを受信して、受信した当該音声データを通信端末20(B)にあてて通信制御装置10が送信した後に、通信端末20(A)から通信端末20(B)への通信に対して課金処理する。
本実施形態に係る通信制御装置10によれば、通信端末20(A)が送信した音声データを、通信端末20(B)が確実に受信できるタイミングで課金処理が実行されるので、通信端末20(A)から通信端末20(B)に対して音声データを送信したにもかかわらず、通信端末20(B)で音声データを受信できない場合に課金処理を実行することがなくなる。
図2は、本実施形態に係る通信制御装置10の機能構成の一例を示す。通信制御装置10は、応答信号受信部100、接続要求受信部102、送信要求受信部104、音声パケット受信部106、通信確立制御部110、通信方式設定制御部112、課金処理部114、呼出/完了信号送信部120、通信確立信号送信部122、通信方式設定信号送信部124、音声パケット送信部126、課金処理情報送信部128、端末情報格納部130、および課金処理情報格納部132を備える。
ここで、請求項に記載の第1通信端末は通信端末20(A)の一例であり、請求項に記載の第2通信端末は通信端末20(B)の一例である。また、第1通信端末が通信端末20(B)であり、第2通信端末が通信端末20(A)であってもよい。なお、説明の便宜上、通信端末20(A)と通信端末20(A)の通信相手である通信端末20(B)とを例示しているが、通信端末20(B)は複数存在してもよい。
応答信号受信部100は、課金清算装置15から課金処理の実行ができる旨を示す応答信号(例えば、Accounting answer)を受信する。応答信号受信部100は、課金清算装置15から課金処理の実行の契機となるタイマー値(例えば、Interium値)が含まれる応答信号を受信する。また、通信確立制御部110は、通信端末20(A)と通信端末20(B)との間の半二重通信が終了した場合に、課金清算装置15に通信端末20(A)および通信端末20(B)のそれぞれに対して課金処理の実行を要求する旨を示す課金処理要求信号(例えば、Accounting request)を送信する。そして応答信号受信部100は、課金清算装置15から当該課金処理要求信号を受信した旨を示す信号を受信する。応答信号受信部100は、受信した応答信号を通信確立制御部110に供給する。
接続要求受信部102は、通信端末20(A)から通信端末20(B)への通信接続の要求を示す接続要求を示す信号を受信する。具体的には、接続要求受信部102は、通信端末20(A)から通信端末20(B)への半二重通信の接続要求を示す信号を通信端末20(A)から受信する。また、接続要求受信部102は、通信端末20(A)から通信端末20(A)を識別する端末情報を受信する。例えば、接続要求受信部102は、通信端末20(A)から接続要求を示す信号とともに、通信端末20(A)の電話番号、IPアドレスのいずれかを少なくとも含む端末情報を受信する。なお、端末情報は、通信端末20(A)を識別する通信端末識別子を含む。
また、接続要求受信部102は、通信端末20(A)と通信端末20(B)との間の半二重通信が確立した旨を示す信号である通信確立信号(例えば、SIP OK)を通信端末20(B)から受信する。これによりRTP(Real−time Transport Protocol)/RTCP(RTP Control Protocol)セッションが、通信端末20(A)と通信制御装置10との間、および通信端末20(B)と通信制御装置10との間で確立される。また、接続要求受信部102は、通信端末20(A)または通信端末20(B)のいずれかが送信した、通信端末20(A)と通信端末20(B)との間で確立していた半二重通信を終了させる旨の終了信号(例えば、SIP BYE)を受信する。接続要求受信部102は、受信した接続要求を示す信号、端末情報、通信確立信号、および終了信号を通信確立制御部110に供給する。
通信確立制御部110は、接続要求受信部102から接続要求を示す信号を受け取った場合に、通信端末20(A)と通信端末20(B)との間の通信を確立する。具体的には、通信確立制御部110は、接続要求受信部102から受け取った接続要求を示す信号に応じて、通信端末20(A)と通信端末20(B)との間の半二重通信を確立する。通信確立制御部110は、通信端末20(A)から通信端末20(B)への半二重通信の確立をすべく、通信確立信号送信部122を介して半二重通信の確立を制御する信号を、通信端末20(A)および通信端末20(B)に送信する。
また、通信確立制御部110は、接続要求受信部102から通信確立信号を受け取った場合には、呼出/完了信号送信部120を介して課金清算装置15を呼び出す。一方、接続要求受信部102から終了信号を受け取った場合には、通信確立制御部110は呼出/完了信号送信部120を介して課金清算装置15に、課金処理要求信号を送信する。また、通信確立制御部110は、接続要求受信部102から受け取った端末情報を、端末情報格納部130および課金処理部114に供給する。そして、通信確立制御部110は、応答信号を課金処理部114に供給する。さらに、通信確立制御部110は、通信端末20(A)と通信端末20(B)との間で半二重通信が確立した旨または解消された旨を示す情報を通信方式設定制御部112に供給する。
端末情報格納部130は、通信端末20を識別する通信端末識別子に対応づけて、通信確立制御部110から受け取った当該通信端末20の電話番号、IPアドレスのいずれかを少なくとも含む端末情報を、当該通信端末20を識別する通信端末識別子に対応づけて格納する。端末情報格納部130は、通信確立制御部110の制御に応じて、格納している端末情報を通信確立制御部110に供給する。送信要求受信部104は、音声パケットを通信端末20(A)から通信端末20(B)へ送信することを要求する送信要求を受信する。具体的には、送信要求受信部104は、通信端末20(A)から音声パケットの送信ができる権限である発話権の取得を要求する送信要求を受信する。送信要求受信部104は、受信した送信要求を通信方式設定制御部112に供給する。
通信方式設定制御部112は、送信要求受信部104から通信端末20(A)の送信要求を受け取った場合に、音声パケットを送信する通信モードである送信モードに通信端末20(A)を設定させる。そして、通信方式設定制御部112は、音声パケットを受信する通信モードである受信モードに通信端末20(B)を設定させる。具体的には、通信方式設定制御部112は、送信モードに設定させる制御信号を通信方式設定信号送信部124を介して通信端末20(A)に送信するとともに、受信モードに設定させる制御信号を通信方式設定信号送信部124を介して通信端末20(B)に送信する。通信方式設定制御部112は、通信端末20(A)を送信モードに設定させるとともに、通信端末20(B)を受信モードに設定させたことを示す情報を、課金処理部114に供給する。
音声パケット受信部106は、半二重通信により、通信端末20(A)から音声パケットを受信する。具体的には、音声パケット受信部106は、通信方式設定制御部112が送信モードに設定させた通信端末20(A)から音声パケットを受信する。音声パケット受信部106は、音声パケットを通信端末20(A)から受信し始めたタイミング、および通信端末20(A)から音声パケットの受信を完了したタイミングを示す信号を課金処理部114に供給する。また、音声パケット受信部106は、受信した音声パケットを音声パケット送信部126に供給する。音声パケット送信部126は、音声パケット受信部106から受け取った音声パケットを通信端末20(B)に送信する。音声パケット送信部126は、音声パケットを通信端末20(B)に送信し始めたタイミング、および通信端末20(B)への音声パケットの送信を完了したタイミングを示す信号を課金処理部114に供給する。
課金処理部114は、音声パケット受信部106が通信端末20(A)から音声パケットを受信する前に、通信端末20(A)から通信端末20(B)への通信に対する課金処理を行わず、音声パケット受信部106が通信端末20(A)から音声パケットを受信した後に、通信端末20(A)から通信端末20(B)への通信に対して課金処理する。具体的には、課金処理部114は、通信方式設定制御部112から通信端末20(A)の通信モードを送信モードに設定させるとともに、通信端末20(B)の通信モードを受信モードに設定させた旨の信号を受け取るまで、通信端末20(A)から通信端末20(B)への通信に対して課金処理せず、音声パケット受信部106が通信端末20(A)から音声パケットを受信した後に、通信端末20(A)から通信端末20(B)への通信に対して課金処理する。
より具体的には、課金処理部114は、通信確立制御部110から通信端末20(A)を識別できる端末情報または通信端末識別子を受け取る。そして、課金処理部114は、受け取った端末情報または通信端末識別子に対応づけて、音声パケット受信部106が受信した音声パケットごとに課金処理する。課金処理部114は、予め定められた数の音声パケットごと(例えば、トークバーストごと)、または、予め定められた時間内に音声パケット受信部106が受信した複数の音声パケットごとに課金処理をする。
例えば、課金処理部114は、音声パケット送信部126が予め定められた数の音声パケットを通信端末20(B)にあてて送信したか否かを監視する。そして、課金処理部114は、音声パケット送信部126が予め定められた数の音声パケットを通信端末20(B)にあてて送信したことを検出したときに、課金処理する。また、課金処理部114が通信確立制御部110からタイマー値を受け取った場合を考える。係る場合には、課金処理部114は、受け取ったタイマー値で規定される時間が経過したことを契機として、課金処理する。なお、課金処理は、音声パケット受信部106が受信した音声パケットに対して通信端末20(A)のユーザが通信事業者に支払う通信料を、外部の課金清算装置15から当該ユーザに請求させる旨を示す情報を含む課金処理情報を、課金処理部114が生成する処理を含む。
なお、課金処理部114は、音声パケット受信部106が音声パケットの受信を開始したタイミングと、音声パケット送信部126が音声パケットの送信を開始したタイミングとの双方においてそれぞれ課金処理してもよい。例えば、課金処理部114は、音声パケット受信部106が音声パケットを受信したタイミングで第1の課金処理をして、音声パケット送信部126が当該音声パケットを送信したタイミングで第2の課金処理をする。そして、課金処理部114は、第1の課金処理と第2の課金処理とを合わせて、当該音声パケットに対して行った課金処理として課金処理情報を生成してもよい。これにより、例えば、第1の課金処理と第2の課金処理との間に通信料金の軽重を設けることができる。例えば、通信端末20(A)から通信制御装置10への通信経路と、通信制御装置10から通信端末20(B)への通信経路との種類の違いによって、通信料金の設定にバリエーションを持たせることができる。
ここで、課金処理部114は、音声パケット送信部126から音声パケットを通信端末20(B)に送信したタイミングを示す信号を受け取った後に、通信端末20(A)から通信端末20(B)への通信に対して課金処理することが好ましい。また、課金処理部114は、音声パケット送信部126から音声パケットを通信端末20(B)に送信完了したタイミングを示す信号を受け取った後に、通信端末20(A)から通信端末20(B)への通信に対して課金処理してもよい。また、課金処理部114は、音声パケット受信部106から音声パケットを通信端末20(A)から受信し始めたタイミングを示す信号、または、音声パケットを通信端末20(A)から受信完了したタイミングを示す信号を受け取った後に、通信端末20(A)から通信端末20(B)への通信に対して課金処理してもよい。
ここで、課金処理情報格納部132は、通信端末20(A)を識別する通信端末識別子に対応づけて、課金処理部114が通信端末20(A)から通信端末20(B)への通信に対して課金処理するたびに、通信端末20(A)に課金をすべき旨を示す課金処理情報を格納する。具体的には、課金処理部114が、通信端末20(A)から通信端末20(B)への通信に対して課金処理するたびに、通信端末20(A)に課金をすべき旨を示す課金処理情報を、通信端末20(A)を識別する通信端末識別子に対応づけて課金処理情報格納部132に格納する。
そして、課金処理情報送信部128は、課金処理部114に制御されて、予め定められた時間が経過するごとに、課金処理情報格納部132が格納している課金処理情報を、通信端末20(A)に対して課金清算処理をする外部の課金清算装置15に送信する。なお、課金処理情報送信部128は、音声パケット受信部106が音声パケットを受信している間、または、音声パケット送信部126が音声パケットを送信している間のいずれの場合においても、既に生成した課金処理情報を外部の課金清算装置15に送信できる。また、課金処理情報送信部128は、課金処理部114が予め定められた回数の課金処理を行ったときに、課金処理情報格納部132が格納している課金処理情報を、通信端末20(A)に対する課金清算処理をする外部の課金清算装置15に送信してもよい。
本実施形態に係る通信制御装置10によれば、通信端末20(A)から音声パケットを受信して、通信端末20(A)の通信相手である通信端末20(B)にあてて受信した音声パケットを送信するタイミングで通信端末20(A)に対して課金処理することができる。これにより、PTT方式の通信において、発話権を取得した通信端末20が送信した音声パケットが通信相手の通信端末20に確実に到達するタイミングで、発話権を有する通信端末20に適切に課金できる。
図3は、本実施形態に係る通信端末20の機能構成の一例を示す。請求項に記載の第1通信端末および第2通信端末は、通信端末20の一例である。通信端末20は、通信確立信号受信部200、通信方式設定信号受信部202、通信端末側音声パケット受信部204、送信要求入力部210、音声入力部212、通信接続要求部220、通信方式制御部222、音声パケット生成部224、接続要求送信部230、送信要求送信部232、通信端末側音声パケット送信部234、音声出力部240、および音声検出部250を備える。なお、以下の説明においては、音声パケットを送信する通信端末20を第1通信端末とし、音声パケットを受信する通信端末を第2通信端末として説明する。
送信要求入力部210は、通信相手である第2通信端末への半二重通信の接続要求を示す信号をユーザに入力させる。また、送信要求入力部210は、第1通信端末と第2通信端末との間で半二重通信が確立した後、第2通信端末への音声パケットの送信を要求する送信要求を示す信号をユーザに入力させる。送信要求入力部210は、ユーザが入力した接続要求を示す信号を通信接続要求部220に供給する。また、送信要求入力部210は、ユーザが入力した送信要求を示す信号を、送信要求送信部232に供給する。
通信接続要求部220は、第2通信端末への半二重通信の接続要求を示す信号を送信要求入力部210から受け取って、当該信号を通信制御装置10に送信する。具体的には、通信接続要求部220は、送信要求入力部210から受け取った接続要求を示す信号を接続要求送信部230に供給する。そして通信接続要求部220は、接続要求送信部230に、接続要求を示す信号を通信制御装置10へ送信させる。なお、請求項に記載の第1通信接続要求部は、通信接続要求部220の一例である。
通信確立信号受信部200は、通信制御装置10が備える通信確立信号送信部122が送信した、第1通信端末と第2通信端末との間で半二重通信の確立を制御する信号を受信する。通信確立信号受信部200は、受信した半二重通信の確立を制御する信号を通信方式制御部222に供給する。また、通信方式設定信号受信部202は、通信制御装置10が備える通信方式設定信号送信部124が送信した、第1通信端末を送信モードに設定する制御信号、または、第1通信端末を受信モードに設定する制御信号を受信する。通信方式設定信号受信部202は、受信した制御信号を通信方式制御部222に供給する。
通信方式制御部222は、第1通信端末の通信モードを制御する。具体的には、通信方式制御部222は、通信確立信号受信部200から半二重通信の確立を制御する信号を受け取った後、第1通信端末を、送信モードまたは受信モードのいずれかの通信モードに遷移可能な待機モードに設定する。続いて、通信方式制御部222は、通信方式設定信号受信部202から受け取った制御信号に応じて、第1通信端末の通信モードを送信モードまたは受信モードのいずれかに設定する。
具体的には、通信方式設定信号受信部202が送信モードに設定する制御信号を受け取った場合、通信方式制御部222は、送信要求入力部210が入力した送信要求を示す信号を通信制御装置10に送信可能とすべく、送信要求送信部232を制御する。さらに、通信方式設定信号受信部202が送信モードに設定する制御信号を受け取った場合、通信方式制御部222は、通信端末側音声パケット送信部234が音声パケットを通信制御装置10に送信可能とすべく、通信端末側音声パケット送信部234を制御する。
一方、通信方式設定信号受信部202が受信モードに設定する制御信号を受け取った場合、通信方式制御部222は、通信端末側音声パケット送信部234が音声パケットを通信制御装置10に送信不能とすべく、通信端末側音声パケット送信部234を制御する。そして、通信方式制御部222は、通信端末側音声パケット受信部204が音声パケットを通信制御装置10から受信可能とすべく、通信端末側音声パケット受信部204を制御する。
送信要求送信部232は、送信要求入力部210から受け取った送信要求を示す信号を、通信制御装置10に送信する。具体的には、通信方式制御部222が第1通信端末を送信モードに制御した場合に、送信要求送信部232は送信要求を示す信号を通信制御装置10に送信する。
音声入力部212は、音声を入力する。具体的には、音声入力部212は、第1通信端末を使用するユーザの声、および第1通信端末の周囲の環境の音を入力する。音声入力部212は入力した音声を音声パケット生成部224および音声検出部250に供給する。音声検出部250は、音声入力部212に入力された音声のうち、予め定められた音量以上の音声を検出する。音声検出部250は、予め定められた音量以上の音声を検出したときに、音声パケット生成部224に働きかけて音声パケット生成部224を動作させる。
音声パケット生成部224は、音声検出部250が予め定められた音量以上の音声を検出したときに、音声入力部212から受け取った音声を示す音声パケットの生成を開始する。音声パケット生成部224は、生成した音声パケットのデータ量を低減させるべく、生成した音声パケットをさらに圧縮してもよい。音声パケット生成部224は、生成した音声パケットを通信端末側音声パケット送信部234に供給する。
通信端末側音声パケット送信部234は、通信接続要求部220が接続要求送信部230を介して通信制御装置10に送信した接続要求によって第1通信端末と第2通信端末との間の半二重通信が確立された場合に、第2通信端末への音声パケットを通信制御装置10に送信する。具体的には、通信端末側音声パケット送信部234は、通信方式制御部222に制御されて音声パケットの送信が可能となった場合に、音声パケット生成部224が生成した音声パケットを通信制御装置10に送信する。なお、請求項に記載の第1通信端末側音声パケット送信部は、通信端末側音声パケット送信部234の一例である。
通信端末側音声パケット受信部204は、第2通信端末が通信制御装置10を介して送信した音声パケットを受信する。通信端末側音声パケット受信部204は、通信方式制御部222が第1通信端末を受信モードにした場合に、音声パケットを受信する。通信端末側音声パケット受信部204は、受信した音声パケットを音声出力部240に供給する。音声出力部240は、通信端末側音声パケット受信部204から受け取った音声パケットから音声を生成して出力する。音声出力部240は、音声パケットが圧縮されていた場合には、圧縮されている音声パケットを復号して音声を生成する。
本実施形態に係る通信端末20は、予め定められた音量以上の音声を検出したことを条件として、通信端末20に入力された音声から音声パケットを生成して通信制御装置10を介して通信相手の通信端末20に送信できる。これにより、予め定められた音量以下の音声、例えば、無音の音声パケットを通信制御装置10に送信しないので、通信トラフィックを低減させることができるとともに、ユーザに対しては通信料を節約できるメリットがある。
図4は、本実施形態に係る課金処理情報格納部132のデータ構成の一例を示す。課金処理情報格納部132は、第1通信端末を識別する第1通信端末識別子に対応づけて、課金処理部114が第1通信端末から第2通信端末への通信に対して課金処理するたびに、第1通信端末に課金をすべき旨を示す課金処理情報を格納する。課金処理情報格納部132は、第1通信端末識別子に対応づけて、課金処理を行った日時、課金処理の対象となる通話時間、および課金処理の対象となる音声パケットのデータ量を格納する。なお、課金処理情報格納部132が通信端末識別子に対応づけて格納する音声パケットのデータ量は、複数の音声パケットの合計のデータ量であってよい。
例えば、課金処理情報格納部132は、通信端末識別子2000に対応づけて、通信端末識別子2000に対応する通信端末20に対して課金処理を行った日時(例えば、2006年8月1日、10時0分0秒)、通話時間(例えば、5秒)、および課金処理の対象となる音声パケットのデータ量(例えば、40kB)を格納する。同様にして、課金処理情報格納部132は、通信端末識別子2100に対応づけて、通信端末識別子2100に対応する通信端末20に対して課金処理を行った日時、通話時間、および課金処理の対象となる音声パケットのデータ量を格納する。
すなわち、課金処理情報格納部132は、発話権を取得した通信端末20を識別する通信端末識別子に対応づけて、当該通信端末20が発話権を取得した日時、当該発話権を有している間に通信相手の通信端末20に送信した音声パケットのデータ量を格納する。課金処理情報格納部132は、課金処理部114に制御されて、通信端末識別子に対応づけて格納している日時、通話時間、および音声パケットのデータ量を、課金処理情報として課金処理情報送信部128を介して外部の課金清算装置15に送信する。
図5は、本実施形態に係る通信制御装置10における処理の流れの一例を示す。まず、接続要求受信部102は、第1通信端末から第1通信端末の通信相手である第2通信端末への半二重通信の接続要求を示す信号を受信する(S2000)。通信確立制御部110は、接続要求受信部102が受信した接続要求に応じて、第1通信端末と第2通信端末との間の半二重通信を確立する(S2010)。そして、通信確立制御部110は、第1通信端末と第2通信端末との間の半二重通信を確立した後に、外部の課金清算装置15を呼び出す(S2020)。これにより、外部の課金清算装置15は、課金処理の実行ができる状態となる。
続いて、第1通信端末は、第2通信端末への音声パケットの送信要求を示す信号を送信要求受信部104に送信する。送信要求受信部104は、第1通信端末から送信要求を示す信号を受信する(S2030)。送信要求受信部104は、受信した送信要求を示す信号を、通信方式設定制御部112に供給する。通信方式設定制御部112は、送信要求受信部104から送信要求を示す信号を受信した後、第1通信端末を送信モードに設定させる制御信号を、通信方式設定信号送信部124を介して第1通信端末に送信して、第1通信端末を送信モードに設定させる(S2040)。また、通信方式設定制御部112は、第2通信端末を受信モードに設定させる制御信号を、通信方式設定信号送信部124を介して第2通信端末に送信して、第2通信端末を受信モードに設定させる(S2040)。
そして、第1通信端末は、通信方式設定制御部112の制御に応じて、通信モードを送信モードに設定する。第1通信端末は、第2通信端末への音声パケットを音声パケット受信部106に送信する。音声パケット受信部106は、第1通信端末が第2通信端末へ送信した音声パケットを受信する。音声パケット受信部106は、受信した音声パケットを音声パケット送信部126を介して第2通信端末に送信するとともに、音声パケットを受信した旨を示す通知、音声パケットを受信した日時、音声パケットの数、および音声パケットのデータ量を課金処理部114に供給する。
課金処理部114は、音声パケット受信部106が音声パケットを受信した旨を示す通知を受け取った後に、第1通信端末から第2通信端末への通信に対して課金処理をすべき旨を示す課金処理情報を生成することにより課金処理する(S2050)。課金処理部114は、所定の条件を充足するまで課金処理を継続する(S2060:No)。例えば、課金処理部114は、第1通信端末と第2通信端末との間で半二重通信が確立したときから予め定められた時間が経過するまで、第1通信端末から第2通信端末への通信、および第2通信端末から第1通信端末への通信のそれぞれに対して繰り返し課金処理する(S2060:No)。
また、課金処理部114は、第1通信端末と第2通信端末との間で半二重通信が確立した後、第1通信端末から第2通信端末へ送信された音声パケットの数またはデータ量、および第2通信端末から第1通信端末へ送信された音声パケットの数またはデータ量が予め定められた基準値に達するまで、第1通信端末から第2通信端末への通信、および第2通信端末から第1通信端末への通信のそれぞれに対して繰り返し課金処理してもよい(S2060:No)。
課金処理部114は課金処理の結果を課金処理情報格納部132に格納する。課金処理部114は、予め定められた時間が経過したときに所定の条件を満たしたとして(S2060:Yes)、課金処理情報格納部132が格納している複数の課金処理情報を、課金処理情報送信部128を介して外部の課金清算装置15に送信する(S2070)。また、課金処理部114は、予め定められた基準値に達したときに所定の条件を満たしたとして(S2060:Yes)、課金処理情報格納部132が格納している複数の課金処理情報を、課金処理情報送信部128を介して外部の課金清算装置15に送信してもよい(S2070)。
そして、課金処理部114は、第1通信端末と第2通信端末との間の半二重通信が終了するまで課金処理を繰り返して生成した課金処理情報を、外部の課金清算装置15に送信する(S2080:No)。一方、第1通信端末と第2通信端末との間の半二重通信が終了した場合には、課金処理部114は、外部の課金清算装置15に半二重通信が終了した旨の信号を送信して、第1通信端末から第2通信端末への通信、および第2通信端末から第1通信端末への通信のそれぞれについて最終的な課金処理をすべき旨を示す信号を送信する(S2080:Yes)。
図6は、本実施形態に係る通信システムの処理の流れを示すシーケンス図の一例を示す。まず、通信端末20(A)は、PoCサービスを制御する通信制御装置10に、SIP INVITEメッセージを送信する(S1000)。通信制御装置10は、通信端末20(A)から受信したSIP INVITEメッセージを通信端末20(B)に送信する(S1010)。通信端末20(B)はSIP INVITEメッセージに対するSIP OK応答メッセージを通信制御装置10に送信する(S1020)。そして、通信制御装置10は、通信端末20(B)からSIP OK応答メッセージを受信した場合に、通信端末20(A)にSIP OK応答メッセージを送信する(S1020)。これにより、通信端末20(A)と通信端末20(B)との間でRTP/RTCPセッションが確立する。
そして、通信制御装置10は、通信端末20(B)からSIP OK応答メッセージを受信した後に、課金清算装置15の課金機能を呼び出すべく、Accounting request(Start)メッセージを課金清算装置15に送信する(S1030)。Accounting request(Start)メッセージは、課金清算装置15に通信端末20(A)と通信端末20(B)との間でRTP/RTCPセッションが確立したことを通知するメッセージである。課金清算装置15は、通信制御装置10が送信したAccounting request(Start)メッセージに応答して、Accounting answerメッセージを通信制御装置10に送信する(S1040)。Accounting answerメッセージには、課金処理の実行の契機となるタイマー値(Interium値)が含まれる。
通信端末20(A)と通信端末20(B)との間でRTP/RTCPセッションが確立した後、通信端末20(A)は、複数の音声パケットの送信を要求するTalk burst requestメッセージを通信制御装置10に送信する(S1050)。通信制御装置10は、通信端末20(A)からTalk burst requestメッセージを受け取った後、通信端末20(A)にTalk burst grantedメッセージを通信端末20(A)に送信する(S1060)。すなわち、通信制御装置10は、通信端末20(A)に、通信端末20(A)から通信端末20(B)への音声パケットを送信する権利である発話権を、Talk burst grantedメッセージを通信端末20(A)に送信することによって付与する。
また、通信制御装置10は、通信端末20(B)に対しては、Talk burst takenメッセージを送信する(S1070)。これにより、通信端末20(B)は、通信端末20(B)が発話権を取得できない状態であることを認識する。そして、通信端末20(A)は、RTPを用いて複数の音声パケット、例えば、Talk burstを通信端末20(B)あてに送信する(S1080)。通信制御装置10は、通信端末20(A)から受信した音声パケットを、通信端末20(B)に送信する(S1090)。通信制御装置10は、音声パケットが送信されるごとに課金処理する。
通信端末20(A)は、音声パケットの送信を終了した場合には、取得した発話権を開放する(Talk burst release(S1100))。通信制御装置10は、通信端末20(A)が発話権を開放した場合に、通信端末20(A)および通信端末20(B)の双方を、待機モードに設定する(Talk burst idle(S1110))。そして、通信制御装置10は、S1050からS1090までのステップの間で送受信されたRTP/RTCPパケットであるTalk burstの全てを保存する(S1120)。
次に、通信制御装置10は、S1040で課金清算装置15から受け取ったタイマー値で規定される時間が経過したとき、または、予め定められた数のTalk burstが送信されたことを契機として清算処理を開始する(S1130)。すなわち、S1040で課金清算装置15から受け取ったタイマー値で規定される時間が経過するまでの全ての課金処理情報、または、予め定められた数のTalk burstが送信され他ことを示す課金処理情報を含むAccounting requestメッセージを課金清算装置15に送信する(S1140)。課金清算装置15は、Accountig requestメッセージを受信した旨を、Accountign answerメッセージを通信制御装置10に送信することにより通知する(S1150)。
通信端末20(A)は、通信端末20(B)とのRTP/RTCPセッションを終了すべく、SIP BYEメッセージを通信制御装置10に送信する(S1160)。通信制御装置10は、通信端末20(A)からSIP BYEメッセージを受信した場合には、通信端末20(A)と通信端末20(B)との間で確立されていたRTP/RTCPセッションを終了する。そして、通信制御装置10は、課金清算装置15に、セッションの課金を終了することを示すAccounting request(Stop)メッセージを送信する。課金清算装置15は、Accounting request(Stop)メッセージを受信したことを示すAccounting answerメッセージを通信制御装置10に送信する(S1180)。
図7は、本実施形態に係る通信制御装置10のハードウェア構成の一例を示す。本実施形態に係る通信制御装置10は、ホスト・コントローラ1582により相互に接続されるCPU1505、RAM1520、グラフィック・コントローラ1575、および表示装置1580を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1584によりホスト・コントローラ1582に接続される通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、およびCD−ROMドライブ1560を有する入出力部と、入出力コントローラ1584に接続されるROM1510、フレキシブルディスク・ドライブ1550、および入出力チップ1570を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ1582は、RAM1520と、高い転送レートでRAM1520をアクセスするCPU1505およびグラフィック・コントローラ1575とを接続する。CPU1505は、ROM1510およびRAM1520に格納されたプログラムに基づいて動作して、各部を制御する。グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等がRAM1520内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得して、表示装置1580上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ1584は、ホスト・コントローラ1582と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、CD−ROMドライブ1560を接続する。通信インターフェイス1530は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスクドライブ1540は、通信制御装置10内のCPU1505が使用するプログラムおよびデータを格納する。CD−ROMドライブ1560は、CD−ROM1595からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供する。
また、入出力コントローラ1584には、ROM1510と、フレキシブルディスク・ドライブ1550、および入出力チップ1570の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1510は、通信制御装置10が起動時に実行するブート・プログラム、通信制御装置10のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ1550は、フレキシブルディスク1590からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供する。入出力チップ1570は、フレキシブルディスク・ドライブ1550、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
RAM1520を介してハードディスクドライブ1540に提供される通信制御プログラムは、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595、またはICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。通信制御プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM1520を介して通信制御装置10内のハードディスクドライブ1540にインストールされ、CPU1505において実行される。通信制御装置10にインストールされて実行される通信制御プログラムは、CPU1505等に働きかけて、通信制御装置10を、図1から図6にかけて説明した応答信号受信部100、接続要求受信部102、送信要求受信部104、音声パケット受信部106、通信確立制御部110、通信方式設定制御部112、課金処理部114、呼出/完了信号送信部120、通信確立信号送信部122、通信方式設定信号送信部124、音声パケット送信部126、課金処理情報送信部128、端末情報格納部130、および課金処理情報格納部132として機能させる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
通信制御装置10の概要図である。 通信制御装置10の機能構成を示すブロック図である。 通信端末20の機能構成を示すブロック図である。 課金処理情報格納部132のデータ構成を示す。 通信制御装置10における処理の流れを示すフローチャートである。 通信システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 通信制御装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 通信制御装置
15 課金清算装置
20 通信端末
30 サーバシステム
40 ネットワーク
100 応答信号受信部
102 接続要求受信部
104 送信要求受信部
106 音声パケット受信部
110 通信確立制御部
112 通信方式設定制御部
114 課金処理部
120 呼出/完了信号送信部
122 通信確立信号送信部
124 通信方式設定信号送信部
126 音声パケット送信部
128 課金処理情報送信部
130 端末情報格納部
132 課金処理情報格納部
200 通信確立信号受信部
202 通信方式設定信号受信部
204 通信端末側音声パケット受信部
210 送信要求入力部
212 音声入力部
220 通信接続要求部
222 通信方式制御部
224 音声パケット生成部
230 接続要求送信部
232 送信要求送信部
234 通信端末側音声パケット送信部
240 音声出力部
250 音声検出部
400、402 矢印
1505 CPU
1510 ROM
1520 RAM
1530 通信インターフェイス
1540 ハードディスクドライブ
1550 フレキシブルディスク・ドライブ
1560 CD−ROMドライブ
1570 入出力チップ
1575 グラフィック・コントローラ
1580 表示装置
1582 ホスト・コントローラ
1584 入出力コントローラ
1590 フレキシブルディスク
1595 CD−ROM
2000、2100 通信端末識別子

Claims (7)

  1. 第1通信端末と前記第1通信端末の通信相手である第2通信端末との間の半二重通信を中継して制御する通信制御装置であって、
    半二重通信により、前記第1通信端末から音声パケットを受信する音声パケット受信部と、
    前記音声パケット受信部が前記第1通信端末から音声パケットを受信する前に、前記第1通信端末から前記第2通信端末への通信に対する課金処理を行わず、前記音声パケット受信部が前記第1通信端末から音声パケットを受信した後に、前記第1通信端末から前記第2通信端末への通信に対する課金処理を行う課金処理部と
    前記第1通信端末を識別する第1通信端末識別子に対応づけて、前記課金処理部が前記第1通信端末から前記第2通信端末への通信に対して課金処理を行うたびに、前記第1通信端末に課金をすべき旨を示す課金処理情報を格納する課金処理情報格納部と、
    予め定められた時間が経過するごとに、前記課金処理情報格納部が格納した課金処理情報を、前記第1通信端末に対する課金清算処理を行う外部の課金清算装置に送信する課金処理情報送信部と
    を備える通信制御装置。
  2. 第1通信端末と前記第1通信端末の通信相手である第2通信端末との間の半二重通信を中継して制御する通信制御装置であって、
    半二重通信により、前記第1通信端末から音声パケットを受信する音声パケット受信部と、
    前記音声パケット受信部が前記第1通信端末から音声パケットを受信する前に、前記第1通信端末から前記第2通信端末への通信に対する課金処理を行わず、前記音声パケット受信部が前記第1通信端末から音声パケットを受信した後に、前記第1通信端末から前記第2通信端末への通信に対する課金処理を行う課金処理部と
    前記第1通信端末を識別する第1通信端末識別子に対応づけて、前記課金処理部が前記第1通信端末から前記第2通信端末への通信に対して課金処理を行うたびに、前記第1通信端末に課金をすべき旨を示す課金処理情報を格納する課金処理情報格納部と、
    前記課金処理部が予め定められた回数の課金処理を行ったときに、前記課金処理情報格納部が格納している課金処理情報を、前記第1通信端末に対する課金清算処理を行う外部の課金清算装置に送信する課金処理情報送信部と
    を備える通信制御装置。
  3. 前記音声パケット受信部が受信した音声パケットを前記第2通信端末に送信する音声パケット送信部
    をさらに備え、
    前記課金処理部は、前記音声パケット送信部が前記第1通信端末から音声パケットを前記第2通信端末に送信した後に、前記第1通信端末から前記第2通信端末への通信に対する課金処理を行う
    請求項1または2に記載の通信制御装置。
  4. コンピュータを、請求項1から3のいずれか1項に記載の通信制御装置として機能させるためのプログラム。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載の通信制御装置を備える通信システムであって、
    前記第1通信端末は、
    通信相手である前記第2通信端末への半二重通信の接続要求を示す信号を前記通信制御装置に送信する第1通信接続要求部と、
    前記第1通信接続要求部が送信した接続要求によって前記第1通信端末と前記第2通信端末との間の半二重通信が確立された場合に、前記第2通信端末への音声パケットを前記通信制御装置に送信する第1通信端末側音声パケット送信部と
    を有する
    通信システム。
  6. 第1通信端末と前記第1通信端末の通信相手である第2通信端末との間の半二重通信を中継して制御する通信制御方法であって、
    半二重通信により、前記第1通信端末から音声パケットを受信する音声パケット受信段階と、
    前記音声パケット受信段階において前記第1通信端末から音声パケットを受信する前に、前記第1通信端末から前記第2通信端末への通信に対する課金処理を行わず、前記音声パケット受信段階において前記第1通信端末から音声パケットを受信した後に、前記第1通信端末から前記第2通信端末への通信に対する課金処理を行う課金処理段階と
    前記第1通信端末を識別する第1通信端末識別子に対応づけて、前記課金処理段階において前記第1通信端末から前記第2通信端末への通信に対して課金処理を行うたびに、前記第1通信端末に課金をすべき旨を示す課金処理情報を課金処理情報格納部に格納する課金処理情報格納段階と、
    予め定められた時間が経過するごとに、前記課金処理情報格納段階において格納された課金処理情報を、前記第1通信端末に対する課金清算処理を行う外部の課金清算装置に送信する課金処理情報送信段階と
    を備える通信制御方法。
  7. 第1通信端末と前記第1通信端末の通信相手である第2通信端末との間の半二重通信を中継して制御する通信制御方法であって、
    半二重通信により、前記第1通信端末から音声パケットを受信する音声パケット受信段階と、
    前記音声パケット受信段階において前記第1通信端末から音声パケットを受信する前に、前記第1通信端末から前記第2通信端末への通信に対する課金処理を行わず、前記音声パケット受信段階において前記第1通信端末から音声パケットを受信した後に、前記第1通信端末から前記第2通信端末への通信に対する課金処理を行う課金処理段階と
    前記第1通信端末を識別する第1通信端末識別子に対応づけて、前記課金処理段階において前記第1通信端末から前記第2通信端末への通信に対して課金処理を行うたびに、前記第1通信端末に課金をすべき旨を示す課金処理情報を課金処理情報格納部に格納する課金処理情報格納段階と、
    前記課金処理が予め定められた回数行われたときに、前記課金処理情報格納段階において格納された課金処理情報を、前記第1通信端末に対する課金清算処理を行う外部の課金清算装置に送信する課金処理情報送信段階と
    を備える通信制御方法。
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