JP2008103946A - 表示装置 - Google Patents

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智一 菅村
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Abstract

【課題】前側筐体に取り付けられた陰極線管の重量による前側筐体の歪みを抑制することが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】このテレビジョン受像機1(表示装置)は、防爆バンド4dが巻き付けられるCRT4と、CRT4が取り付けられるフロントキャビネット2と、テレビジョン受像機1の制御回路を含むメイン配線基板6と、メイン配線基板6の裏面を支持するようにフロントキャビネット2に一体的に設けられた細長状の基板支持部2eと、基板支持部2eの前方側に、基板支持部2eのメイン配線基板6を支持する部分よりも高くなるように、基板支持部2eと一体的に設けられ、防爆バンド4dの下部を支持する中間リブ部2hとを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、表示装置に関し、特に、陰極線管と、陰極線管が取り付けられる前側筐体とを備えた表示装置に関する。
従来、陰極線管と、陰極線管が取り付けられる前側筐体とを備えた表示装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、画像表示装置(陰極線管)が取り付けられているフロントキャビネット(前側筐体)に、フロントキャビネットよりも重量の大きい画像表示装置によって、フロントキャビネットが歪むのを防止するための補強リブおよびボス部が設けられているテレビジョン受像機(表示装置)が開示されている。また、補強リブおよびボス部は、フロントキャビネットの前面部に設けられている操作ボタンを取り付ける部分を囲むように設けられている。
特開2005−268868号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたテレビジョン受像機では、補強リブおよびボス部は、フロントキャビネット(前側筐体)の前面部の裏面だけに設けられており、底面には設けられていないため、これらの補強リブおよびボス部では、画像表示装置(陰極線管)の下部を直接的に支持することができないという不都合がある。このため、これらの補強リブおよびボス部では、通常、フロントキャビネットの前面部よりも重心が後方に位置する画像表示装置の重量に起因して、フロントキャビネットの前面部がフロントキャビネットの後方に引っ張られてしまう力を、十分に抑制することができないため、画像表示装置が取り付けられているフロントキャビネットの歪みを十分に抑制することができないという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、前側筐体に取り付けられた陰極線管の重量による前側筐体の歪みを抑制することが可能な表示装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の第1の局面による表示装置は、補強バンドが巻き付けられる陰極線管と、陰極線管が取り付けられる前側筐体とを備えた表示装置において、表示装置の制御回路を含む第1回路基板と、第1回路基板の裏面を支持するように前側筐体に一体的に設けられた細長状の基板支持部と、基板支持部の前方側に、基板支持部の第1回路基板を支持する部分よりも高くなるように、基板支持部と一体的に設けられ、補強バンドの下部を支持する第1リブ部と、第1リブ部を挟むように第1リブ部から所定の間隔を隔てて前側筐体に一体的に設けられ、補強バンドの両端部近傍の下部をそれぞれ支持する第2リブ部と、第2リブ部の近傍に前側筐体に一体的に設けられ、第2リブ部よりも低い高さを有するとともに、第2リブ部が破損した場合に、補強バンドの下部を支持する第3リブ部と、第1リブ部および前側筐体に、第1リブ部の延びる方向に対して実質的に直交するように一体的に設けられた第4リブ部と、第1回路基板が載置される部分よりも下方で、かつ、第1回路基板の前方部分に、第1回路基板に接続されるように配置された、第1回路基板よりも小さい第2回路基板とをさらに備え、基板支持部の第1リブ部側には、第1回路基板の前方側の位置決めとなる段差部が設けられている。
この第1の局面による表示装置では、上記のように、第1回路基板の裏面を支持するように前側筐体に一体的に設けられた細長状の基板支持部の前方側に、基板支持部の第1回路基板を支持する部分よりも高くなるように陰極線管の補強バンドの下部を支持する第1リブ部を、基板支持部に一体的に設けることによって、通常、第1回路基板が配置されるために陰極線管の補強バンドの下部を直接に支持することができない部分に、陰極線管の補強バンドの下部を支持する第1リブ部が配置されて、補強バンドの下部が直接的に支持されるので、表示装置を構成する前側筐体の大きさが縮小化されて陰極線管を支持するリブのための専用のスペースを十分に確保するのが難しい場合にも、重量物である陰極線管を下方から安定して支持することができる。これにより、通常、前側筐体の前面部よりも重心が後方に位置する陰極線管の重量に起因して、陰極線管が後方に傾くのを抑制することができるので、前側筐体に取り付けられた陰極線管の重量による前側筐体の歪みを十分に抑制することができる。
また、第1の局面では、前側筐体に、第1リブ部を挟むように第1リブ部から所定の間隔を隔てて、補強バンドの両端部近傍の下部をそれぞれ支持する第2リブ部を一体的に設けることによって、1つの第1リブ部および2つの第2リブ部により、陰極線管の補強バンドの下部を3点で支持することができるので、陰極線管を、より安定的に支持した状態で前側筐体に取り付けることができる。これにより、前側筐体に取り付けられた陰極線管の重量による前側筐体の歪みをより十分に抑制することができる。また、第2リブ部の近傍に、第2リブ部よりも低い高さを有するとともに、第2リブ部が破損した場合に、補強バンドの下部を支持する第3リブ部を前側筐体に一体的に設けることによって、衝撃などにより第2リブ部が破損した場合にも、第3リブ部が第2リブ部の代わりに補強バンドの下部を支持することができるので、第2リブ部が破損するのに起因して表示装置全体が破損するのを抑制することができる。また、第1リブ部の延びる方向に対して実質的に直交するように一体的に設けられた第4リブ部を第1リブ部および前側筐体に一体的に設けることによって、第1リブ部に対して、第1リブ部の延びる方向に実質的に直交する方向に負荷が与えられた際に、第4リブ部により、容易に、第1リブ部が第1リブ部に実質的に直交する方向に歪むのを抑制することができるので、第1リブ部の機械的強度を向上させることができる。また、基板支持部の第1リブ部側に、第1回路基板の前方側の位置決めとなる段差部を設けることによって、第1回路基板が第1リブ部側に移動するのを容易に抑制することができる。また、第1回路基板が載置される部分よりも下方で、かつ、第1回路基板の前方部分に、第1回路基板に接続されるように配置された、第1回路基板よりも小さい第2回路基板が配置されることによって、第1リブ部が配置されているため前方まで配置することができない第1回路基板に代わって、第1回路基板が載置されないような小さな部分にかつ、第1リブ部の高さよりも低い部分に第2回路基板を配置することができるので、通常、補強バンドの下部を直接に支持できない部分に第1リブ部を設けることができる。
この発明の第2の局面による表示装置は、補強バンドが巻き付けられる陰極線管と、陰極線管が取り付けられる前側筐体と、表示装置の制御回路を含む第1回路基板と、第1回路基板の裏面を支持するように前側筐体に一体的に設けられた細長状の基板支持部と、基板支持部の前方側に、基板支持部の第1回路基板を支持する部分よりも高くなるように、基板支持部と一体的に設けられ、補強バンドの下部を支持する第1リブ部とを備える。
この第2の局面による表示装置では、上記のように、第1回路基板の裏面を支持するように前側筐体に一体的に設けられた細長状の基板支持部の前方側に、基板支持部の第1回路基板を支持する部分よりも高くなるように陰極線管の補強バンドの下部を支持する第1リブ部を、基板支持部に一体的に設けることによって、通常、第1回路基板が配置されるために陰極線管の補強バンドの下部を直接に支持することができない部分に、陰極線管の補強バンドの下部を支持する第1リブ部が配置されて、補強バンドの下部が直接的に支持されるので、表示装置を構成する前側筐体の大きさが縮小化されて陰極線管を支持するリブのための専用のスペースを十分に確保するのが難しい場合にも、重量物である陰極線管を下方から安定して支持することができる。これにより、通常、前側筐体の前面部よりも重心が後方に位置する陰極線管の重量に起因して、陰極線管が後方に傾くのを抑制することができるので、前側筐体に取り付けられた陰極線管の重量による前側筐体の歪みを十分に抑制することができる。
この発明の第2の局面による表示装置において、好ましくは、第1リブ部を挟むように第1リブ部から所定の間隔を隔てて前側筐体に一体的に設けられ、補強バンドの両端部近傍の下部をそれぞれ支持する第2リブ部をさらに備える。このように構成すれば、1つの第1リブ部および2つの第2リブ部により、陰極線管の補強バンドの下部を3点で支持することができるので、陰極線管を、より安定的に支持した状態で前側筐体に取り付けることができる。これにより、前側筐体に取り付けられた陰極線管の重量による前側筐体の歪みをより十分に抑制することができる。
この場合において、好ましくは、第2リブ部の近傍に前側筐体に一体的に設けられ、第2リブ部よりも低い高さを有するとともに、第2リブ部が破損した場合に、補強バンドの下部を支持する第3リブ部をさらに備える。このように構成すれば、衝撃などにより第2リブ部が破損した場合にも、第3リブ部が第2リブ部の代わりに補強バンドの下部を支持することができるので、第2リブ部が破損するのに起因して表示装置全体が破損するのを抑制することができる。
この発明の第2の局面による表示装置において、好ましくは、第1リブ部および前側筐体に、第1リブ部の延びる方向に対して実質的に直交するように一体的に設けられた第4リブ部をさらに備える。このように構成すれば、第1リブ部に対して、第1リブ部の延びる方向に実質的に直交する方向に負荷が与えられた際に、第4リブ部により、容易に、第1リブ部が第1リブ部に実質的に直交する方向に歪むのを抑制することができるので、第1リブ部の機械的強度を向上させることができる。
この発明の第2の局面による表示装置において、好ましくは、基板支持部の第1リブ部側には、第1回路基板の前方側の位置決めとなる段差部が設けられている。このように構成すれば、第1回路基板が第1リブ部側に移動するのを容易に抑制することができる。
この発明の第2の局面による表示装置において、好ましくは、第1回路基板が載置される部分よりも下方で、かつ、第1回路基板の前方部分に、第1回路基板に接続されるように配置された、第1回路基板よりも小さい第2回路基板をさらに備える。このように構成すれば、第1リブ部が配置されているため前方まで配置することができない第1回路基板に代わって、第1回路基板が載置されないような小さな部分にかつ、第1リブ部の高さよりも低い部分に第2回路基板を配置することができるので、通常、補強バンドの下部を直接に支持できない部分に第1リブ部を設けることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるテレビジョン受像機の全体構成を示した斜視図である。図2は、図1に示した一実施形態によるテレビジョン受像機の分解斜視図である。図3〜図8は、図1に示した一実施形態によるテレビジョン受像機の構造を詳細に説明するための図である。図1〜図8を参照して、本発明の一実施形態によるテレビジョン受像機の構造について説明する。なお、本実施形態では、表示装置の一例であるテレビジョン受像機に本発明を適用した場合について説明する。
本発明の一実施形態によるテレビジョン受像機1は、図1〜図3に示すように、テレビジョン受像機1の外枠を構成するフロントキャビネット2およびリアキャビネット3と、フロントキャビネット2に取り付けられたCRT(陰極線管)4と、樹脂製のホルダ5と、ホルダ5に取り付けられ、テレビジョン受像機1を制御する制御回路部品が実装されたメイン配線基板6と、フロントキャビネット2の前方に設けられている複数のスイッチ部7に接続されるとともにホルダ5に取り付けられているサブ基板8と、スピーカー9と、CRT4を制御するためのCRT用配線基板10とを備えている。なお、フロントキャビネット2は、本発明の「前側筐体」の一例である。また、メイン配線基板6は、本発明の「第1回路基板」の一例であり、サブ基板8は、本発明の「第2回路基板」の一例である。
また、本実施形態では、フロントキャビネット2には、図1、図2および図5に示すように、CRT4の表示領域4aが露出される表示窓2aが設けられている。また、図4、図7および図8に示すように、フロントキャビネット2の底面2bには、一対のレール部2cが底面2bに一体的に形成されている。図4に示すように、これらの一対のレール部2cには、それぞれ、その開放部が互いに向かい合うようにU字状の溝部2dが形成され、メイン配線基板6の側部は、それぞれ、溝部2dに係合されるように配置されている。
また、図2および図6〜図8に示すように、一対のレール部2cの間には、レール部2cに係合されたメイン配線基板6の幅方向(矢印Lおよび矢印R方向)の中央部近傍の裏面を支持する細長状の基板支持部2eが底面2bに一体的に設けられている。この基板支持部2eの上面部は、レール部2cの溝部2dの底面2b側の内面と、ほぼ同じ高さになるように形成されている。また、図5、図7および図8に示すように、基板支持部2eの前方(矢印A方向)部分には、メイン配線基板6の前方(矢印A方向)側の位置決めとなる段差状のストッパ部2fが設けられている。なお、ストッパ部2fは、本発明の「段差部」の一例である。これにより、メイン配線基板6の前方部6aがストッパ部2fに当接するので、メイン配線基板6が前方(矢印A方向)側に移動するのを抑制することが可能となる。
ここで、本実施形態では、ストッパ部2fの前方(矢印A方向)には、中継部2gを挟んで後述するCRT4の防爆バンド4d下部の中間位置を支持するための中間リブ部2hが基板支持部2eに一体的に設けられている。なお、中間リブ部2hは、本発明の「第1リブ部」の一例である。この中間リブ部2hは、フロントキャビネット2の前面部2iの裏面2jに接続されるとともに、基板支持部2eのメイン配線基板6を支持する部分よりも高くなるように構成されている。また、中間リブ部2hの前方部には、水平リブ部2kが、中間リブ部2hの延びる方向(矢印A方向)に直交する方向(矢印R方向およびL方向)に延びるとともに、フロントキャビネット2の前面部2iの裏面2j側と中間リブ部2hの前方部との両方に接続するように設けられている。なお、水平リブ部2kは、本発明の「第4リブ部」の一例である。この水平リブ部2kは、中間リブ部2hに直交する方向(矢印Lおよび矢印R方向)に力が付与された際に、中間リブ部2hが中間リブ部2hに実質的に直交する方向(矢印Lおよび矢印R方向)に歪むのを抑制する機能を有する。
また、本実施形態では、図4および図6に示すように、フロントキャビネット2の前面部2iの裏面2j側下部の両端部近傍には、それぞれ、CRT4の防爆バンド4d下部の両端部近傍を支持するための下部両端リブ部2lがフロントキャビネット2に一体的に設けられている。なお、下部両端リブ部2lは、本発明の「第2リブ部」の一例である。この各下部両端リブ部2lは、中間リブ部2hを挟むように所定の間隔を隔てて設けられている。このため、CRT4の防爆バンド4dの下部は、中間リブ部2hと各下部両端リブ部2lとの3点で支持される。また、下部両端リブ部2lには、それぞれ、下部両端リブ部2lに実質的に直交する方向(矢印Lおよび矢印R方向)の力に対抗するドーム状の補強部2mが設けられている。
また、本実施形態では、各下部両端リブ部2l近傍の中間リブ部2h側には、それぞれ、第1下部補助リブ部2nが設けられている。なお、第1下部補助リブ部2nは、本発明の「第3リブ部」の一例である。この第1下部補助リブ部2nは、下部両端リブ部2lよりも低い高さを有するとともに、下部両端リブ部2lが破損した場合にCRT4の防爆バンド4dの下部を支持する機能を有する。また、第1下部補助リブ部2nには、それぞれ、下部両端リブ部2lと同様に、第1下部補助リブ部2nに実質的に直交する方向(矢印Lおよび矢印R方向)の力に対抗するドーム状の補強部2oが設けられている。
また、各第1下部補助リブ部2n近傍の中間リブ部2h側には、それぞれ、第2下部補助リブ部2pが設けられている。この第2下部補助リブ部2pは、第1下部補助リブ部2nよりも低い高さを有するとともに、下部両端リブ部2lおよび第1下部補助リブ部2nが破損した場合にCRT4の防爆バンド4dの下部を支持する機能を有する。また、第2下部補助リブ部2pには、それぞれ、下部両端リブ部2lおよび第1下部補助リブ部2nと同様に、第2下部補助リブ部2pに実質的に直交する方向(矢印Lおよび矢印R方向)の力に対抗する補強部2qが設けられている。また、下部両端リブ部2lの補強部2mと第1下部補助リブ部2nの補強部2oと第2下部補助リブ部2pの補強部2qとに接続するとともに、フロントキャビネット2の前面部2iの裏面2jに接続するように水平リブ部2rが設けられている。
また、図6に示すように、フロントキャビネット2の前面部2iの裏面2jの両内側面部分には、それぞれ、4箇所の側面リブ部2sが設けられている。これらの側面リブ部2sは、それぞれ、CRT4の防爆バンド4dの両側面を支持する機能を有する。また、側面リブ部2sには、それぞれ、側面リブ部2sに実質的に直交する方向の力に対抗するドーム状の補強部2tが設けられている。また、フロントキャビネット2の前面部2iの裏面2jの上部内側面部分には、4箇所の上側リブ部2uが設けられている。これらの上側リブ部2uは、CRT4の防爆バンド4dの上側面を支持する機能を有する。また、上側リブ部2uには、それぞれ、上側リブ部2uに実質的に直交する方向の力に対抗する補強部2vが設けられている。
また、図2および図6に示すように、フロントキャビネット2の前面部2iの裏面2jの上部内側面の両端部分、下部内側面の両側端部分および両内側面部分には、それぞれ、リアキャビネット3を取り付ける際にねじ部材50が挿入されるキャビネット取付ボス部2wが設けられている。また、図4および図6に示すように、フロントキャビネット2の前面部2iの裏面2jの上部内側面の両端部分および下部内側面の両側端部分には、CRT4をフロントキャビネット2に取り付ける際にねじ部材51が挿入されるCRT取付ボス部2xが設けられている。
また、リアキャビネット3は、図2に示すように、フロントキャビネット2の6箇所のキャビネット取付ボス部2w(図6参照)に対して、それぞれ、ねじ部材50を締め付けることにより、フロントキャビネット2に取り付けられている。
また、CRT4は、図1〜図5に示すように、表示領域4aがフロントキャビネット2の表示窓2aから露出した状態でフロントキャビネット2に取り付けられている。このCRT4は、表示領域4aと、電子ビームを発射させる電子銃4bと、真空領域を形成するガラス管4cと、ガラス管4cに巻き付けられる鉄製の防爆バンド4dとを含んでいる。また、CRT4の防爆バンド4dは、帯状に形成されるとともに、ガラス管4cに所定の位置で巻き付けられることにより、真空状態のガラス管4cが破壊された場合に爆発的に収縮するのを防止する機能を有する。また、ガラス管4cに実質的に長方形に巻き付けられた防爆バンド4dの4つの角部には、それぞれ、CRT4をフロントキャビネット2に取り付けるためのねじ挿入孔4eが形成されたねじ取付部4fが形成されている。そして、ねじ取付部4fのねじ挿入孔4eを介してフロントキャビネット2のCRT取付ボス部2x(図2〜図4参照)にねじ部材51が取り付けられることにより、CRT4がフロントキャビネット2に取り付けられている。なお、防爆バンド4dは、本発明の「補強バンド」の一例である。
また、図2および図3に示すように、メイン配線基板6には、アンテナ線を差し込むアンテナ差込部61と、CRT4に高電圧を供給するフライバックトランス(Fly Back Transformer)62と、他の機器との接続の際に使用する端子接続部63と、外部から電力を取り込むプラグコード64とが取り付けられている。また、メイン配線基板6には、ねじ挿入穴6bが設けられるとともに、樹脂製のホルダ5がねじ部材52によって固定されている。
また、本実施形態では、図2、図3および図8に示すように、樹脂製のホルダ5には、フロントキャビネット2の前方に設けられている複数のスイッチ部7に接続されるサブ基板8が取り付けられている。このサブ基板8とメイン配線基板6とは、図示しない配線により電気的に接続されており、スイッチ部7を操作することによりサブ基板8に入力された信号は、メイン配線基板6に伝達されるように構成されている。また、ホルダ5およびサブ基板8の幅方向(矢印Lおよび矢印R方向)の長さは、それぞれ、メイン配線基板6よりも小さくなるように形成されるとともに、メイン配線基板6が載置される高さよりも下方に配置されるように構成されている。すなわち、図3および図8に示すように、ホルダ5とホルダ5に取り付けられているサブ基板8とは、レール部2cの矢印L方向側と中間リブ部2hとの間のわずかなスペースに配置するのが可能となるように構成されている。
また、スピーカー9は、図2および図3に示すように、ブラケット91によりスピーカー9の背面を押えられるとともに、ねじ部材53により固定されている。また、CRT4を制御するためのCRT用配線基板10には、図2および図3に示すように、CRT4に接続される取付部10aが取り付けられる。また、CRT用配線基板10は、メイン配線基板6に取り付けられたフライバックトランス62およびケーブル62aにより接続されている。
本実施形態では、上記のように、メイン配線基板6の裏面を支持するようにフロントキャビネット2に一体的に設けられた細長状の基板支持部2eの前方側に、基板支持部2eのメイン配線基板6を支持する部分よりも高くなるようにCRT4の防爆バンド4dの下部を支持する中間リブ部2hを、基板支持部2eに一体的に設けることによって、通常、メイン配線基板6がフロントキャビネット2の前方まで配置されるためにCRT4の防爆バンド4dの下部を直接に支持することができない部分に、CRT4の防爆バンド4dの下部を支持する中間リブ部2hが配置されて、防爆バンド4dの下部が直接的に支持されるので、テレビジョン受像機1を構成するフロントキャビネット2の大きさが縮小化されてCRT4を支持する中間リブ部2hのための専用のスペースを十分に確保するのが難しい場合にも、重量物であるCRT4を下方から安定して支持することができる。これにより、通常、フロントキャビネット2の前面部2iよりも重心が後方に位置するCRT4の重量に起因して、CRT4が後方に傾くのを抑制することができるので、フロントキャビネット2に取り付けられたCRT4の重量によるフロントキャビネットの歪みを十分に抑制することができる。
また、本実施形態では、フロントキャビネット2に、中間リブ部2hを挟むように中間リブ部2hから所定の間隔を隔てて、防爆バンド4dの両端部近傍の下部をそれぞれ支持する下部両端リブ部2lを一体的に設けることによって、1つの中間リブ部2hおよび2つの下部両端リブ部2lにより、CRT4の防爆バンド4dの下部を3点で支持することができるので、CRT4を、より安定的に支持した状態でフロントキャビネット2に取り付けることができる。これにより、フロントキャビネット2に取り付けられたCRT4の重量によるフロントキャビネット2の歪みをより十分に抑制することができる。
また、本実施形態では、下部両端リブ部2lの近傍に、下部両端リブ部2lよりも低い高さを有するとともに、下部両端リブ部2lが破損した場合に、防爆バンド4dの下部を支持する第1下部補助リブ部2nをフロントキャビネット2に一体的に設けることによって、衝撃などにより下部両端リブ部2lが破損した場合にも、第1下部補助リブ部2nが下部両端リブ部2lの代わりに防爆バンド4dの下部を支持することができるので、下部両端リブ部2lが破損するのに起因してテレビジョン受像機1全体が破損するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、中間リブ部2hの延びる方向に対して実質的に直交するように一体的に設けられた水平リブ部2kを中間リブ部2hおよびフロントキャビネット2に一体的に設けることによって、中間リブ部2hに対して、中間リブ部2hの延びる方向に実質的に直交する方向に負荷が与えられた際に、水平リブ部2kにより、容易に、中間リブ部2hが中間リブ部2hに実質的に直交する方向に歪むのを抑制することができるので、中間リブ部2hの機械的強度を向上させることができる。
また、本実施形態では、基板支持部2eの中間リブ部2h側に、メイン配線基板6の前方側の位置決めとなるストッパ部2fを設けることによって、メイン配線基板6が中間リブ部2h側に移動するのを容易に抑制することができる。
また、本実施形態では、メイン配線基板6が載置される部分よりも下方で、かつ、メイン配線基板6の前方部分に、メイン配線基板6に接続されるように配置された、メイン配線基板6よりも小さいサブ基板8が配置されることによって、中間リブ部2hが配置されているため前方まで配置することができないメイン配線基板6に代わって、メイン配線基板6が載置されないような小さな部分にかつ、中間リブ部2hの高さよりも低い部分にサブ基板8を配置することができるので、通常、防爆バンド4dの下部を直接に支持できない部分に中間リブ部2hを設けることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、フロントキャビネットに配置されるCRT(陰極線管)および回路基板を備えたテレビジョン受像機に本発明を適用する例を示したが、本発明はこれに限らず、フロントキャビネットに配置されるCRT(陰極線管)および回路基板を備えるCRTディスプレイ装置などのテレビジョン受像機以外の表示装置にも本発明を適用可能である。
また、上記実施形態では、下部両端リブ部が破損した場合に、下部両端リブ部の代わりにCRTの防爆バンドを支持する第1下部補助リブ部を設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、下部両端リブ部が破損しなくても第1下部補助リブ部がCRTの防爆バンドを支持するようにしてもよい。この場合、第1下部補助リブ部2nを下部両端リブ部2lと同じ高さに形成すればよい。
また、上記実施形態では、ストッパ部(段差部)と中間リブ部との間に中継部を設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、中継部を設けずに、ストッパ部(段差部)の前方に直接中間リブ部を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、メイン配線基板およびサブ基板が樹脂製のホルダに取り付けられた状態でフロントキャビネットに取り付けられた例を示したが、本発明はこれに限らず、メイン配線基板およびサブ基板をホルダに取り付けずに、メイン配線基板およびサブ基板を、それぞれ、直接フロントキャビネットに取り付けるようにしてもよい。
本発明の一実施形態によるテレビジョン受像機の全体構成を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態によるテレビジョン受像機の分解斜視図である。 図1に示した一実施形態によるテレビジョン受像機の構造を詳細に説明するための分解斜視図である。 図1に示した一実施形態によるテレビジョン受像機のリアキャビネットを取り外した状態を示した部分背面図である。 図4の100−100線に沿った断面図である。 図1に示した一実施形態によるテレビジョン受像機のフロントキャビネットの構造を詳細に説明するための斜視図である。 図1に示した一実施形態によるテレビジョン受像機のフロントキャビネットの構造を詳細に説明するための部分斜視図である。 図1に示した一実施形態によるテレビジョン受像機のフロントキャビネットに対するメイン配線基板の取付構造を詳細に説明するための部分斜視図である。
符号の説明
1 テレビジョン受像機(表示装置)
2 フロントキャビネット(前側筐体)
2e 基板支持部
2f ストッパ部(段差部)
2h 中間リブ部(第1リブ部)
2i 水平リブ部(第4リブ部)
2k 下面両端リブ部(第2リブ部)
2m 第1下部補助リブ部(第3リブ部)
4 CRT(陰極線管)
4d 防爆バンド(補強バンド)
6 メイン配線基板(第1回路基板)
8 サブ基板(第2回路基板)

Claims (7)

  1. 補強バンドが巻き付けられる陰極線管と、前記陰極線管が取り付けられる前側筐体とを備えた表示装置において、
    前記表示装置の制御回路を含む第1回路基板と、
    前記第1回路基板の裏面を支持するように前記前側筐体に一体的に設けられた細長状の基板支持部と、
    前記基板支持部の前方側に、前記基板支持部の前記第1回路基板を支持する部分よりも高くなるように、前記基板支持部と一体的に設けられ、前記補強バンドの下部を支持する第1リブ部と、
    前記第1リブ部を挟むように前記第1リブ部から所定の間隔を隔てて前記前側筐体に一体的に設けられ、前記補強バンドの両端部近傍の下部をそれぞれ支持する第2リブ部と、
    前記第2リブ部の近傍に前記前側筐体に一体的に設けられ、前記第2リブ部よりも低い高さを有するとともに、前記第2リブ部が破損した場合に、前記補強バンドの下部を支持する第3リブ部と、
    前記第1リブ部および前記前側筐体に、前記第1リブ部の延びる方向に対して実質的に直交するように一体的に設けられた第4リブ部と、
    前記第1回路基板が載置される部分よりも下方で、かつ、前記第1回路基板の前方部分に、前記第1回路基板に接続されるように配置された、前記第1回路基板よりも小さい第2回路基板とをさらに備え、
    前記基板支持部の前記第1リブ部側には、前記第1回路基板の前方側の位置決めとなる段差部が設けられている、表示装置。
  2. 補強バンドが巻き付けられる陰極線管と、
    前記陰極線管が取り付けられる前側筐体と、
    表示装置の制御回路を含む第1回路基板と、
    前記第1回路基板の裏面を支持するように前記前側筐体に一体的に設けられた細長状の基板支持部と、
    前記基板支持部の前方側に、前記基板支持部の前記第1回路基板を支持する部分よりも高くなるように、前記基板支持部と一体的に設けられ、前記補強バンドの下部を支持する第1リブ部とを備える、表示装置。
  3. 前記第1リブ部を挟むように前記第1リブ部から所定の間隔を隔てて前記前側筐体に一体的に設けられ、前記補強バンドの両端部近傍の下部をそれぞれ支持する第2リブ部をさらに備える、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第2リブ部の近傍に前記前側筐体に一体的に設けられ、前記第2リブ部よりも低い高さを有するとともに、前記第2リブ部が破損した場合に、前記補強バンドの下部を支持する第3リブ部をさらに備える、請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記第1リブ部および前記前側筐体に、前記第1リブ部の延びる方向に対して実質的に直交するように一体的に設けられた第4リブ部をさらに備える、請求項2〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記基板支持部の前記第1リブ部側には、前記第1回路基板の前方側の位置決めとなる段差部が設けられている、請求項2〜5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記第1回路基板が載置される部分よりも下方で、かつ、前記第1回路基板の前方部分に、前記第1回路基板に接続されるように配置された、前記第1回路基板よりも小さい第2回路基板をさらに備える、請求項2〜6のいずれか1項に記載の表示装置。
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