JP2008256994A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
装置全体を単純化、軽量化し、更にコストを低減しつつ不要輻射の漏洩を低減可能にするための技術を提供する
【解決手段】
本発明に係る表示装置は、表示パネルを駆動するための複数の駆動回路(101,102)と、該複数の駆動回路が取り付けられ、かつ該複数の駆動回路を支持するための金属製支持板(110)とを備えている。そして前記金属製支持板には前記駆動回路の電流が流れる導体部(110)が形成されており、該導体部の一部または全体が、切欠き(112)によって、金属製支持板の該導体部が形成された以外の部分と電気的に絶縁もしくは分離されている。この導体部(111)によって、駆動電流専用の電流経路を形成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えばプラズマディスプレイパネル等の表示パネルを用いて構成された、テレビジョン装置などの表示装置に関する。
テレビジョン受像機などの表示装置においては、プラズマディスプレイパネルを用いたいわゆるプラズマ方式がある。このプラズマ方式は、薄型テレビの方式の中でも、自発光型で見やすく、視野角が広く、また大画面化が容易といった利点があり、薄型テレビの主要な方式の一つとなっている。
プラズマディスプレイパネルにおいては、その原理から、平面内にマトリックス状に配置した画素を選択的に放電して点灯・発光させることにより表示を行っている。このようにプラズマディスプレイパネルは、映像の表示に放電現象を利用するため、比較的高いもしくは大きな電流と電圧によりパネルを駆動する必要があり、電流経路のとりかたによっては、不要輻射が発生する可能性がある。
プラズマディスプレイパネル及びこれを用いたテレビジョン装置においては、不要輻射の発生防止に関する従来技術として、例えば下記特許文献1〜3に記載のものが知られている。特許文献1は、不要輻射の防止のためにプラズマディスプレイパネルを含む表示装置構造体、いわゆるモジュール構造体を装置内部で外装部とは絶縁して支持し、1カ所のみ電気的に接続する、いわゆる一点アース方式により不要輻射防止を行うことを開示する。また特許文献2は、不要輻射の防止のため、プラズマディスプレイパネルを含む表示装置構造体、いわゆるモジュール構造体を、装置内部で外装部とは絶縁して支持し、電気的に分離することにより不要輻射防止を行うことを開示する。また特許文献3は、パネルの左右に配置されている2つの駆動回路間で、パネルを駆動するための大電流を流すが、電流の経路としてパネル側へ流す電流の戻り側を、その以前はパネルモジュールの金属筐体に流していたものを、金属筐体とは絶縁された専用導体に流すように構成したことを開示する。
特開2001−92386号公報 特開平11−143372号公報 特開平11−3058号公報
上記特許文献1に記載の一点アース方式は、モジュール構造体内のみに電流が流れ、筐体内に不要な電流が流れることがなく、装置外部への不要輻射の漏洩を低減可能にする。しかしながら、この一点アース方式おいては、パネルモジュールを絶縁して支持するため、装置側の補強部材とパネルモジュール側の支持部材との2重構造とならざるを得ず、装置自体が複雑となり、かつ質量・コストが増加する。
また特許文献2に記載の分離方式でも、モジュール構造体内のみに電流が流れ、筐体内に不要な電流が流れることがなく、装置外部への不要輻射の漏洩を低減可能にする。しかしながら、この分離方式においては、パネルモジュールを絶縁して支持するため、装置側の補強部材とパネルモジュール側の支持部材との2重構造とならざるを得ず、一点アース方式と同様に装置自体が複雑となり、かつ質量・コストが増加する。また、かかる方式は絶縁分離のため、モジュール構造体側と接地側(支持台、外装ケース)との間に電荷が蓄積され、不要なスパーク放電が発生する可能性がある。
更に特許文献3に記載の技術は、専用導体を用いるため、金属筐体の不要な部分に流れる電流より発生する不要輻射の漏洩を抑制できる。しかしながら、この専用導体を使う方式においては、回路基板及び専用導体部分を絶縁して支持する必要があり、パネルモジュール構造体全体が複雑化し、装置が複雑かつ質量・コストが増加する。
本発明は、上記従来技術の課題に鑑みて為されたものであって、その目的は、装置全体を単純化、軽量化し、更にコストを低減しつつ不要輻射の漏洩を低減可能にするための技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、特許請求の範囲に記載された構成を特徴とするものである。すなわち、本発明は、表示パネルを駆動するための駆動回路が取り付けられる金属支持板の一部に、該金属支持板と一部もしくは全体が電気的に絶縁、分離された導体部を設け、この導体部で全駆動回路専用の電流経路を形成し、かつ他の金属支持板部には不要な電流を流さないように構成したものである。上記また、大電流を流す2つの駆動回路は、その一方を上記専用部分(コ字状の導体部)の端部に配置し、他方を金属支持板の上記専用部分が設けられる以外の部分との接続部に配置し、大電流の流れる範囲を金属支持板の外周部分には及ばないようにして不要輻射の漏洩を低減できるように構成した。
上記のような構成によれば、金属支持板内に、表示パネルの駆動回路間の電流が流れる専用部分としての導体部分を、該金属支持板と一部または全体的に(電気的に)分離もしくは絶縁して設けているので、金属支持板において比較的大きな電流の流れる範囲を限定することができ、金属支持板の他の部分(導体部以外の部分)に当該大電流が流れることが防止される。従って、本発明の構成によれば、不要輻射の漏洩を低減できる。更には、金属支持板の導体部(すなわち大電流が流れる部分)以外には、プラズマディスプレイ全体の強度を向上させるための補強部材を直接取り付けることができ、装置全体が単純化・軽量化を実現でき、コストを低減できるという効果もある。
本発明によれば、装置全体が単純化、軽量化し、コストを低減しつつ不要輻射を低減可能にすることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の最良の形態について説明する。なお、全図において、共通な機能を有する構成要素には同一符号を付して示し、また、煩雑さを避けるために、一度述べたものについてはその繰り返した説明を省略する。
図1から図7は、本発明による、第1の実施例の説明図である。
図1は、本発明の第1の実施例に係るプラズマディスプレイ構造体及びこれを用いたテレビジョン装置を示す斜視図である。図1において、表示装置1は、支持台2に取り付けられ、支持されている。また、左右のスピーカー3が表示装置1に取り付けられている。表示装置1には、表示部分としてプラズマディスプレイ構造体100が装置内部に設けられ、表示動作を行う。実際のテレビジョン装置としての動作時には、図示していない外部信号入力端子から入力される放送電波などの信号に基づき、放送番組などの映像信号を表示する。
図2は、図1に示した一実施例のテレビジョン装置である表示装置の内部構造の分解図である。
プラズマディスプレイ構造体100は、プラズマディスプレイパネル120、金属支持板110、駆動回路X101,駆動回路Y102、横フレーム131、縦フレーム132などを含んで構成されている。さらに、プラズマディスプレイ構造体100は、周囲をベゼル部200,バックカバー部300により囲まれており、全体を支持台2により支持されている。ベゼル部200は、回りの枠であるベゼル部品210と前面フィルタ220により構成されている。前面フィルタ220には、細かな金属網が設けられており、電磁シールド部材として機能する。表示装置後方のバックカバー部300は、金属板、たとえば鋼板などにより構成されており、先ほどのベゼル部の前面フィルタと合わせて電磁シールドとしての役割をも持つ。
すなわち、表示装置全体としては、電磁シールド機能を持つ筐体内部に、プラズマディスプレイ構造体100が設けられている構造となっている。このとき、仮にプラズマディスプレイ構造体から発生する不要輻射の量が多いような場合、電磁シールド機能を持つ筐体から装置外部へ漏れ出す不要輻射のレベルが高くなり、他の機器への妨害などの悪影響を与えることになる。
図2に示された第1の実施例においては、プラズマディスプレイ構造体100の金属支持板110の一部に、駆動回路間の電流が主として流れる半島状の導体部111を設けてあり、この導体部111により駆動回路X101及び駆動回路Y102の電流専用の電流経路を形成している。ここで半島状とは、例えば矩形状であって、かつその左右(プラズマディスプレイパネル120の水平方向の左右)の一端が、金属支持板110と接続されている(一体化されている)形状を示すこととする。この半島状の形状を持つ導体部111は、コ字状の切欠き112を金属支持板110に形成することで構成される。これにより後に説明するように、プラズマディスプレイ構造体から発生する不要輻射の量を低減することができ、従って電磁シールド機能を持つ筐体から装置外部へ漏れ出す不要輻射のレベルを低く抑えることが可能となる。従って本実施例によれば、他の機器などへの妨害を抑えることが可能となる。
図3は、図2に示したプラズマディスプレイ構造体100の拡大図を示している。ここで、プラズマディスプレイ構造体100は、主として金属支持板110,横フレーム131、縦フレーム132により構成される。金属支持板に110には、横フレーム131がリベット止めなどの図示しない手段により接合されて取り付けられている。さらに横フレームには、縦フレーム132がリベット止めなどの図示しない手段により接合されて固定されている。これらにより、金属支持板110は、縦横のフレーム構造により補強・支持されている。
このとき、金属支持板110には、半島状の導体部111が設けてあり、その導体部の周囲には切り欠き112が「コ」の字状に設けてある。そして、導体部の外側の支持部113と導体部111との間は切り欠き112があるため、電気的には導通しない、絶縁された状態となっている。つまり、導体部111は、部分的、少なくとも駆動回路の電流が流れる電流経路が、金属支持板110の他の部分と電気的に分離もしくは絶縁されている。
また、金属支持板110の周囲には、取り付け部115が複数箇所設けてあり、この取り付け部115を用いてプラズマディスプレイ構造体100を筐体への取り付ける。
図4は、図2に示したプラズマディスプレイ構造体100の構成の説明図である。金属支持板110に、駆動回路X101と駆動回路Y102が取り付けられ、後述するようにそれぞれの回路部の一端と金属支持板110が電気的に接続されている。そして、駆動回路X101の別の一端はX配線121を介して、駆動回路Y102の別の一端はY配線122を介して、それぞれプラズマディスプレイパネル120へと接続されている。すなわち、駆動回路X101、金属支持板110,駆動回路Y、Y配線122,プラズマディスプレイパネル120,X配線121、駆動回路101の順に回路とて電気的に接続されてプラズマディスプレイパネルが駆動される。この図4において、横フレーム131が、金属支持板110にリベット止めなどの図示していない手段により接合されており、金属支持板110は横方向に強度を持つ構造となっている。また、縦フレーム132は、横フレーム131を介して金属支持板110と接続されており、金属支持板110は、縦方向にも強度をもつ構造となっている。そして、この縦フレーム132の外側には、図2で説明したように、装置の外装部品であるバックカバーが直接取り付けられる。
図5は、図4における駆動回路と金属支持板との関係を詳細に示した説明図である。
先ほどの図4のフレーム部品を外した状態で、金属支持板110と駆動回路X101と駆動回路Y102の位置関係を示している。
金属支持板110に駆動回路X101と駆動回路Y102が取り付けられ、それぞれの回路部の一端と金属支持板が電気的に接続されている。そして、駆動回路X101の別の一端はX配線121を介して、駆動回路Y102の別の一端はY配線122を介して、それぞれプラズマディスプレイパネル120へと接続されている。すなわち、駆動回路X101、金属支持板110,駆動回路Y、Y配線122,プラズマディスプレイパネル120,X配線121、駆動回路101の順に回路とて電気的に接続されてプラズマディスプレイパネルが駆動される。このとき金属支持板110に形成された半島状の導体部分111には、矢印116のように電流が流れる。導体部分111の周囲には切り欠き112が形成されており、この切り欠き112により金属支持板110の他の部分と絶縁されている。このため、金属支持板110の周辺部へはパネルの駆動時に電流が漏れ込むことが抑制される。
フレーム部品は、横フレーム131と縦フレーム132とが井桁状に接合されており、この状態で金属支持板110に取り付けられプラズマディスプレイ構造体の骨格をなしている。
図6は、図2に示したプラズマディスプレイ構造体の縦方向の断面図を示している。
図6において、プラズマディスプレイパネル120は、両面接着テープ130を介して金属支持板110に取り付けられており、脱落することはない。
このとき、両面接着テープ130はたとえばアクリル系の高分子材料よりなる接着テープであり、電気的に絶縁となっている。
金属支持板110の中央部には、切り欠き112により、周囲とは絶縁された状態で導体部分111が設けてあり、この導体部分111と金属支持板110の周辺部とは電気的に絶縁されている。
金属支持板110の周辺部には、横フレーム131が取り付けられ、その上に縦フレーム132が取り付けられており、図5で説明したようにプラズマディスプレイ構造体の骨格をなしている。そして、先ほど説明した金属支持板110の周辺部と同様に、これらのフレーム部材と、先ほどの導体部分111とは接続されておらず、電気的に絶縁されている。
図7は、図2に示したプラズマディスプレイ構造体の横方向の断面図を示している。
先ほどの図6で説明したように、プラズマディスプレイパネル120は、絶縁性のある両面接着テープ130を介して、金属支持板110により支持されている。
金属支持板110の一部、中央右部には、コ字状の切り欠き112があり、周囲とは絶縁された状態で導体部分111が設けてある。この導体部分111と金属支持板110の周辺部118とは電気的に絶縁されている。そして、この導体部分111の端部には、駆動回路X101の端子A105が接続され、駆動回路Xと電気的につながっている。また導体部分111の別の端には、駆動回路Y102の端子C107が接続され、駆動回路Y102とも電気的につながっている。た、駆動回路X101の別の一端側は、X端子122及びX配線121を介してプラズマディスプレイパネル120へと電気的に接続されている。駆動回路X101の別の支持部B106は、絶縁部材などにより構成されており、金属支持板110に接続されて固定されている。また、駆動回路Y102の別の一端側は、Y端子123及びY配線124を介してプラズマディスプレイパネル120へと電気的に接続されている。駆動回路Y102の支持部D109は、絶縁部材でできており、駆動回路Y102を金属支持板120に対して絶縁した状態で接続固定されている。
この状態で、プラズマディスプレイパネルを動作させて表示動作を行うには、それぞれの駆動回路を動作させる。このとき、駆動回路間では、矢印160のように電流が流れて表示動作を行う。すなわち、駆動回路X101から接続端子A105、金属支持板150の導体部分151、端子C107,駆動回路Y102、Y端子123、Y配線124,プラズマディスプレイパネル120,X配線121、X端子122、駆動回路X101の順に電流が流れ、プラズマディスプレイパネルが動作する。
金属支持板150の周辺部には、横フレーム131が取り付けられ、その上に縦フレーム132が取り付けられており、図5で説明したようにプラズマディスプレイ構造体の骨格をなしている。そして、これらのフレーム部材と、先ほどの導体部分111とは接続されておらず、電気的に絶縁されている。
以上により本実施例によれば、金属支持板110に、駆動回路の電流(駆動電流)が主として流れる専用電流経路としての半島状の導体部111が金属支持板110と分離して形成されているので、プラズマディスプレイパネル120の動作時に、金属支持板110の駆動電流の流れる領域を制限できる(すなわち当該駆動電流の流れる領域を導体部111のみに限定できる)。従って、本実施例によれば、不要輻射の発生を抑えることができる。尚、上記実施例では、切欠き112をコ字状としたが、これに限られるものではない。例えば、切欠き112を横転したU字状としてもよい。このとき、導体部111は、コーナー部にRが付いた形状となる。また、導体部111は台形状であってもよい。要するに、2つの駆動回路間にある導体部が、該導体部を流れる駆動電流の方向とおおよそ直行する方向(つまりパネルの垂直方向)において、金属支持板110の他の部分と電気的に分離もしくは絶縁されていれば、導体部111及び切欠き112の形状は、どのような形状であってもよい。
図8は、本発明による第2の実施例に係るプラズマディスプレイ構造体の金属支持部を示す説明図である。金属支持板150内部に設けてある、島状(矩形状)の導体部分151は、図示していないプラズマディスプレイパネル側から両面テープにより接着固定されている。そして導体部分151は、同様に接着固定されている金属支持板150との間にある矩形の枠状の切り欠き部152により、金属支持板の外周部とは絶縁されている。ここで島状とは、全体的に金属支持板150と電気的に分離もしくは絶縁されている形状を指す。すなわち、導体部分151は、金属支持板150と物理的、電気的に完全に独立した状態となっている。この状態で、駆動回路X101と駆動回路Y102とが、島状の導体部分151のそれぞれの端部と電気的に接続されている。このようにすることにより、2つの駆動回路間に流れる大電流を導体部分151に流すことにより、金属支持板150の不要な部分に流すことなく、さらには金属支持板150から不要輻射の発生させることがない構成となる。
図9は、図8に示された第2実施例のプラズマディスプレイ構造体の横方向断面図を示す断面図である。
図8で説明したように、プラズマディスプレイパネル120は、絶縁性のある両面接着テープ130を介して、金属支持板110により支持されている。
金属支持板110の一部、中央部には切り欠き152があり、周囲とは絶縁された状態で導体部分151が設けてある。この導体部分151と金属支持板110の周辺部153とは電気的に絶縁されている。そして、この導体部分151の端部には、駆動回路X101の端子A105が接続され、駆動回路Xと電気的につながっている。また導体部分151の別の端には、駆動回路Y102の端子C107が接続され、駆動回路Y102とも電気的につながっている。た、駆動回路X101の別の一端側は、X端子122及びX配線121を介してプラズマディスプレイパネル120へと電気的に接続されている。駆動回路X101の別の支持部B106は、絶縁部材などにより金属支持板110に接続されて固定されている。また、駆動回路Y102の別の一端側は、Y端子123及びY配線124を介してプラズマディスプレイパネル120へと電気的に接続されている。駆動回路Y102の支持部D109は、絶縁部材でできており、駆動回路Y102を金属支持板120に対して絶縁した状態で接続固定されている。
この状態で、プラズマディスプレイパネルを動作させて表示動作を行うには、それぞれの駆動回路を動作させる。このとき、駆動回路間では、矢印160のように電流が流れて表示動作を行う。すなわち、駆動回路X101から接続端子A105、金属支持板110の導体部分151、端子C107,駆動回路Y102、Y端子123、Y配線124、プラズマディスプレイパネル120、X配線121、X端子122、駆動回路X101の順に電流が流れ、プラズマディスプレイパネルが動作する。
金属支持板110に、駆動回路の電流(駆動電流)が主として流れる専用電流経路としての島状の導体部151が金属支持板110と分離して形成されているので、プラズマディスプレイパネル120の動作時に、金属支持板110の駆動電流の流れる領域を制限できる(すなわち当該駆動電流の流れる領域を導体部151のみに限定できる)。そして本実施例では、導体部151が島状であるため導体部151の全体が金属支持板110と電気的に分離もしくは絶縁されており、駆動電流が金属支持板110の導体部151以外の領域に流れることをより好適に抑制することができる。従って、本実施例によれば、より大きく不要輻射の発生を抑えることができる。
以上、図1から図9を用いて説明したように、プラズマディスプレイパネルを支持している金属支持板の一部を切り欠き半島状あるいは島状に構成し、駆動回路の導体部分として使用することにより、電流を流す部分と機械的な支持構造部分とを機能分離することができ、駆動電流を不要な部分に流すことが無く、従って不要輻射の放出を抑えることが可能となる効果がある。また、金属支持板の部材を最小限構成の1部材で済ませることが可能となり、導体部分と支持部との兼用が可能となり、プラズマディスプレイ構造体の簡略化が可能となる効果がある。さらには、プラズマディスプレイ構造体が、テレビジョン装置全体の支持構造部材を兼用するため、装置として構成した場合にも、全体の簡略化と軽量化、ひいては低価格化を実現する事ができるという効果がある。
本発明の第1実施例に係る表示装置の外観を示す斜視図。 本発明の第1実施例に係る表示装置の内部構造の分解図。 本発明の第1実施例に係るプラズマディスプレイ構造体の構造部分の説明図。 本発明の第1実施例に係るプラズマディスプレイ構造体の説明図。 本発明の第1実施例に係るプラズマディスプレイ構造体のフレーム部を分離した状態の説明図。 本発明の第1実施例に係るプラズマディスプレイ構造体の縦断面図。 本発明の第1実施例に係るプラズマディスプレイ構造体の横断面図。 本発明の第2実施例に係るプラズマディスプレイ構造体の金属支持板の説明図。 本発明の第2実施例に係るプラズマディスプレイ構造体の横断面図。
符号の説明
1…表示装置、2…支持台、3…スピーカー、100…プラズマディスプレイ構造体、101…駆動回路X,102…駆動回路Y、105…端子A、107…端子C、110…金属支持板、111…導体部、112…切り欠き、118…周辺部、120…プラズマディスプレイパネル、130…両面接着テープ、131…横フレーム,132…縦フレーム、200…ベゼル部、300…バックカバー部。

Claims (16)

  1. 表示装置において、
    表示パネルと、該表示パネルを駆動するための複数の駆動回路と、該複数の駆動回路が取り付けられ、かつ該複数の駆動回路を支持するための金属製支持板と、備え、
    前記金属製支持板は、前記駆動回路の電流が流れる導体部が形成されており、該導体部の一部または全体が、前記金属製支持板の該導体部が形成された以外の部分と電気的に絶縁もしくは分離されていることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、前記表示パネルがプラズマディスプレイパネルであることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の表示装置において、前記金属製支持板は、更に前記複数の駆動回路とともに前記表示パネルが取り付けられることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1または2に記載の表示装置において、前記導体部は、半島状の形状を為すことを特徴とする表示装置。
  5. 請求項4に記載の表示装置において、前記半島状の導体部の周囲に、コ字状の切欠き形成されることを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1または2に記載の表示装置において、前記導体部は、矩形状を為すことを特徴とする表示装置。
  7. 請求項6に記載の表示装置において、前記矩形状の導体部の周囲に、矩形の枠状の切欠き形成されることを特徴とする表示装置。
  8. 表示装置において、
    表示パネルと、該表示パネルを駆動するための複数の駆動回路と、該複数の駆動回路が取り付けられ、かつ該複数の駆動回路を支持するための金属製支持板と、備え、
    前記金属製支持板は、該金属性支持体と一部もしくは全体的に分離された導体部が設けてられており、該複数の駆動回路間を前記導体部で連結したことを特徴とする表示装置。
  9. 請求項8に記載の表示装置において、前記表示パネルがプラズマディスプレイパネルであることを特徴とする表示装置。
  10. 請求項8または9に記載の表示装置において、前記金属製支持板は、更に前記複数の駆動回路とともに前記表示パネルが取り付けられることを特徴とする表示装置。
  11. 請求項8または9に記載の表示装置において、前記導体部は半島状の形状を為すことを特徴とする表示装置。
  12. 請求項11に記載の表示装置において、前記金属製支持板にコ字状の切欠きを形成することによって、前記半島状の導体部を形成したことを特徴とする表示装置。
  13. 請求項11に記載の表示装置において、前記複数の駆動回路が少なくとも2つの駆動回路を含み、前記半島状の導体部の一端に前記駆動回路の一方が接続され、他端に前記駆動回路の他方が接続されることを特徴とする表示装置。
  14. 請求項8または9に記載の表示装置において、前記導体部は、矩形状を為すことを特徴とする表示装置。
  15. 請求項14に記載の表示装置において、前記矩形状の導体部の周囲に、矩形の枠状の切欠き形成されることを特徴とする表示装置。
  16. 請求項14に記載の表示装置において、前記複数の駆動回路が少なくとも2つの駆動回路を含み、前記矩形状の導体部の一端に前記駆動回路の一方が接続され、他端に前記駆動回路の他方が接続されることを特徴とする表示装置。
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JP2017071954A (ja) * 2015-10-07 2017-04-13 コイト電工株式会社 道路情報板
JP2017071953A (ja) * 2015-10-07 2017-04-13 コイト電工株式会社 道路情報板

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