JP2008103934A - 映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの視聴状況に適したオフタイマ機能を低コストで実現することができ、これにより省電力化をより図ることができる映像表示装置を提供する。
【解決手段】テレビジョン受像機100において、キー入力部1はユーザによるキー入力を受け付け、オフタイマ設定手段(オフタイマ設定プログラム134a等)により、電源が自動的にオフされるオフタイマが設定され、記憶手段(記憶プログラム134b等)により、オフタイマ設定手段によるオフタイマの設定後に、キー入力部1において行われた最終キー入力時間が記憶され、オフタイマ制御手段(オフタイマ制御プログラム134c等)により、記憶手段により記憶された最終キー入力時間を基準に、映像表示部11により表示される映像及び/又は音声出力部12により出力される音声の出力レベルが段階的に低減されることにより、消費電力が低下される。
【選択図】図1
【解決手段】テレビジョン受像機100において、キー入力部1はユーザによるキー入力を受け付け、オフタイマ設定手段(オフタイマ設定プログラム134a等)により、電源が自動的にオフされるオフタイマが設定され、記憶手段(記憶プログラム134b等)により、オフタイマ設定手段によるオフタイマの設定後に、キー入力部1において行われた最終キー入力時間が記憶され、オフタイマ制御手段(オフタイマ制御プログラム134c等)により、記憶手段により記憶された最終キー入力時間を基準に、映像表示部11により表示される映像及び/又は音声出力部12により出力される音声の出力レベルが段階的に低減されることにより、消費電力が低下される。
【選択図】図1
Description
本発明は、オフタイマ機能を備える映像表示装置に関する。
従来から、テレビジョン受像機において、ユーザが電源オフを行う時間を予め設定し、設定された時間になると自動的に電源がオフされるオフタイマ機能を備えるものが数多く開発されている。
例えば、特許文献1には、視聴映像そのものの表示形態、すなわち、入力映像信号の輝度、色、バックライト輝度、入力映像信号の大きさ、フレームレート等を、タイマー残時間に応じて可変とすることにより、オフタイマー時刻の到来を確実且つ明確に視聴者に報知することが可能な映像表示装置が開示されている。
また、例えば、特許文献2には、受像機のスイッチが切れる前に、画面に表示された画像の面積を縮小することにより、眠らずにいる視聴者に受像機のスイッチが切れることを確実に警告することができる電源自動遮断装置が開示されている。
さらに、例えば、特許文献3には、電源オフ直前に特定の画像を表示させて予告する映像機器のオフタイマー回路が開示されている。
例えば、特許文献1には、視聴映像そのものの表示形態、すなわち、入力映像信号の輝度、色、バックライト輝度、入力映像信号の大きさ、フレームレート等を、タイマー残時間に応じて可変とすることにより、オフタイマー時刻の到来を確実且つ明確に視聴者に報知することが可能な映像表示装置が開示されている。
また、例えば、特許文献2には、受像機のスイッチが切れる前に、画面に表示された画像の面積を縮小することにより、眠らずにいる視聴者に受像機のスイッチが切れることを確実に警告することができる電源自動遮断装置が開示されている。
さらに、例えば、特許文献3には、電源オフ直前に特定の画像を表示させて予告する映像機器のオフタイマー回路が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1〜3に開示された技術では、視聴中のユーザに対して電源がオフされることを確実に知らせることが可能となるものの、ユーザが寝入る等して視聴しなくなった場合等に、ユーザの視聴状況に合わせて画面表示や音声出力を止めることは不可能である。そのため、ユーザが視聴を行っていない間の画面表示や音声出力にかかる電力が無駄になってしまうという問題があった。
そこで、例えば、特許文献4には、予め記憶させた任意の音量レベルに基づいて、オフタイマ設定時からの音量を段階的に自動的に下げることができるタイマが提案されている。
また、例えば、特許文献5に開示されたお休みタイマー付きテレビジョン受信機は、視聴者がTV画面を見ているか否かの判断を視聴者の瞳部分の検出により行い、ユーザがTV画面を見ずに音声のみを聞いている状況になった場合に、TV表示を止めて音声のみの出力に切換え、その後に音声を消すことにより、TV画面表示にかかる電力を削減することができる。
特開2004−96136号公報
特開平5−308597号公報
特開平2−305188号公報
特開平4−356880号公報
特開2000−125227号公報
そこで、例えば、特許文献4には、予め記憶させた任意の音量レベルに基づいて、オフタイマ設定時からの音量を段階的に自動的に下げることができるタイマが提案されている。
また、例えば、特許文献5に開示されたお休みタイマー付きテレビジョン受信機は、視聴者がTV画面を見ているか否かの判断を視聴者の瞳部分の検出により行い、ユーザがTV画面を見ずに音声のみを聞いている状況になった場合に、TV表示を止めて音声のみの出力に切換え、その後に音声を消すことにより、TV画面表示にかかる電力を削減することができる。
しかしながら、特許文献4に開示されたタイマでは、オフタイマ設定時からの音量を段階的に自動的に下げる際のタイミングは視聴者が視聴しているか否かに関係なく予め設定されたタイミングで行っているので、視聴者の視聴状況に適したオフタイマ制御を行うことができないという問題があった。また、特許文献5に開示されたテレビジョン受像機は、視聴者がTV画面を見ているか否かの判断を、視聴者の瞳部分の検出により行うため、コストが高くなるという問題があった。
本発明の課題は、ユーザの視聴状況に適したオフタイマ機能を低コストで実現することができ、これにより省電力化をより図ることができる映像表示装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、映像を表示する映像表示部と、音声を出力する音声出力部と、を備える映像表示装置において、
ユーザによるキー入力を受け付けるキー入力部と、
電源が自動的にオフされるオフタイマを設定するオフタイマ設定手段と、
前記オフタイマ設定手段による前記オフタイマの設定後に、前記キー入力部において行われた、映像切換のための最終キー入力時間と、音量調節のための最終キー入力時間と、をそれぞれ個別に記憶する記憶手段と、
前記オフタイマ設定手段による前記オフタイマの設定がなされた場合に、前記記憶手段により記憶された前記映像切換のための最終キー入力時間を基準に、前記映像表示部により表示される映像の出力レベルを段階的に低減させ、前記記憶手段により記憶された前記音量調節のための最終キー入力時間を基準に、前記音声出力部により出力される音声の出力レベルを段階的に低減させることにより、消費電力を低下させるオフタイマ制御手段と、
を備え、
前記オフタイマ制御手段は、電源が自動的にオフされる以前であって、前記記憶手段により記憶された前記最終キー入力時間に基づく所定の時間に、電源がオフされる旨を前記映像表示部に表示させ、前記映像表示部に電源がオフされる旨が表示されてから所定時間以内に、前記キー入力部によるキー入力が無い場合に、前記オフタイマ設定手段により設定されたオフタイマの設定時間よりも前に電源をオフさせることを特徴とする。
ユーザによるキー入力を受け付けるキー入力部と、
電源が自動的にオフされるオフタイマを設定するオフタイマ設定手段と、
前記オフタイマ設定手段による前記オフタイマの設定後に、前記キー入力部において行われた、映像切換のための最終キー入力時間と、音量調節のための最終キー入力時間と、をそれぞれ個別に記憶する記憶手段と、
前記オフタイマ設定手段による前記オフタイマの設定がなされた場合に、前記記憶手段により記憶された前記映像切換のための最終キー入力時間を基準に、前記映像表示部により表示される映像の出力レベルを段階的に低減させ、前記記憶手段により記憶された前記音量調節のための最終キー入力時間を基準に、前記音声出力部により出力される音声の出力レベルを段階的に低減させることにより、消費電力を低下させるオフタイマ制御手段と、
を備え、
前記オフタイマ制御手段は、電源が自動的にオフされる以前であって、前記記憶手段により記憶された前記最終キー入力時間に基づく所定の時間に、電源がオフされる旨を前記映像表示部に表示させ、前記映像表示部に電源がオフされる旨が表示されてから所定時間以内に、前記キー入力部によるキー入力が無い場合に、前記オフタイマ設定手段により設定されたオフタイマの設定時間よりも前に電源をオフさせることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、映像を表示する映像表示部と、音声を出力する音声出力部と、を備える映像表示装置において、
ユーザによるキー入力を受け付けるキー入力部と、
電源が自動的にオフされるオフタイマを設定するオフタイマ設定手段と、
前記オフタイマ設定手段による前記オフタイマの設定後に、前記キー入力部において行われた最終キー入力時間を記憶する記憶手段と、
前記オフタイマ設定手段による前記オフタイマの設定がなされた場合に、前記記憶手段により記憶された前記最終キー入力時間を基準に、前記映像表示部により表示される映像及び/又は前記音声出力部により出力される音声の出力レベルを段階的に低減させることにより、消費電力を低下させるオフタイマ制御手段と、
を備えることを特徴とする。
ユーザによるキー入力を受け付けるキー入力部と、
電源が自動的にオフされるオフタイマを設定するオフタイマ設定手段と、
前記オフタイマ設定手段による前記オフタイマの設定後に、前記キー入力部において行われた最終キー入力時間を記憶する記憶手段と、
前記オフタイマ設定手段による前記オフタイマの設定がなされた場合に、前記記憶手段により記憶された前記最終キー入力時間を基準に、前記映像表示部により表示される映像及び/又は前記音声出力部により出力される音声の出力レベルを段階的に低減させることにより、消費電力を低下させるオフタイマ制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の映像表示装置において、前記記憶手段は、前記キー入力部において行われた、映像切換のための最終キー入力時間と、音量調節のための最終キー入力時間と、をそれぞれ個別に記憶し、
前記オフタイマ制御手段は、
前記記憶手段により記憶された前記映像切換のための最終キー入力時間を基準に、前記映像表示部により表示される映像の出力レベルを段階的に低減させ、前記記憶手段により記憶された前記音量調節のための最終キー入力時間を基準に、前記音声出力部により出力される音声の出力レベルを段階的に低減させることを特徴とする。
前記オフタイマ制御手段は、
前記記憶手段により記憶された前記映像切換のための最終キー入力時間を基準に、前記映像表示部により表示される映像の出力レベルを段階的に低減させ、前記記憶手段により記憶された前記音量調節のための最終キー入力時間を基準に、前記音声出力部により出力される音声の出力レベルを段階的に低減させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の映像表示装置において、前記オフタイマ制御手段は、電源が自動的にオフされる以前であって、前記記憶手段により記憶された前記最終キー入力時間に基づく所定の時間に、電源がオフされる旨を前記映像表示部に表示させ、前記映像表示部に電源がオフされる旨が表示されてから所定時間以内に、前記キー入力部によるキー入力が無い場合に、前記オフタイマ設定手段により設定されたオフタイマの設定時間よりも前に電源をオフさせることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、キー入力部はユーザによるキー入力を受け付け、オフタイマ設定手段により、電源が自動的にオフされるオフタイマが設定され、記憶手段により、オフタイマ設定手段によるオフタイマの設定後に、キー入力部において行われた、映像切換のための最終キー入力時間と、音量調節のための最終キー入力時間と、がそれぞれ個別に記憶される。また、オフタイマ制御手段により、オフタイマ設定手段によるオフタイマの設定がなされた場合に、記憶手段により記憶された映像切換のための最終キー入力時間を基準に、映像表示部により表示される映像の出力レベルが段階的に低減され、記憶手段により記憶された音量調節のための最終キー入力時間を基準に、音声出力部により出力される音声の出力レベルが段階的に低減されることにより、消費電力が低下される。従って、オフタイマ設定後の過去のユーザの視聴状況に合わせたより細かいオフタイマ制御が行われることとなり、ユーザの視聴状況に適したオフタイマ機能を低コストで実現することができ、これにより省電力化をより図ることができる映像表示装置を提供することができる。
さらに、オフタイマ制御手段により、電源が自動的にオフされる以前であって、記憶手段により記憶された最終キー入力時間に基づく所定の時間に、電源がオフされる旨が映像表示部に表示され、映像表示部に電源がオフされる旨が表示されてから所定時間以内に、キー入力部によるキー入力が無い場合に、オフタイマ設定手段により設定されたオフタイマの設定時間よりも前に電源がオフされる。従って、より高い確率でユーザが眠った状態で電源をオフさせることができることとなって、電源が突然オフされることによりユーザに与え得る不快感を防止できるとともに、オフタイマの設定時間よりも前に電源がオフされることとなり、更なる消費電力の低減及びオフタイマ機能の使い勝手の向上を図ることができる。
さらに、オフタイマ制御手段により、電源が自動的にオフされる以前であって、記憶手段により記憶された最終キー入力時間に基づく所定の時間に、電源がオフされる旨が映像表示部に表示され、映像表示部に電源がオフされる旨が表示されてから所定時間以内に、キー入力部によるキー入力が無い場合に、オフタイマ設定手段により設定されたオフタイマの設定時間よりも前に電源がオフされる。従って、より高い確率でユーザが眠った状態で電源をオフさせることができることとなって、電源が突然オフされることによりユーザに与え得る不快感を防止できるとともに、オフタイマの設定時間よりも前に電源がオフされることとなり、更なる消費電力の低減及びオフタイマ機能の使い勝手の向上を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、キー入力部はユーザによるキー入力を受け付け、オフタイマ設定手段により、電源が自動的にオフされるオフタイマが設定され、記憶手段により、オフタイマ設定手段によるオフタイマの設定後に、キー入力部において行われた最終キー入力時間が記憶され、オフタイマ制御手段により、記憶手段により記憶された最終キー入力時間を基準に、映像表示部により表示される映像及び/又は音声出力部により出力される音声の出力レベルが段階的に低減されることにより、消費電力が低下される。
従って、オフタイマ設定後の過去のユーザの視聴状況に合わせたオフタイマ制御が行われることとなり、ユーザの視聴状況に適したオフタイマ機能を低コストで実現することができ、これにより省電力化をより図ることができる映像表示装置を提供することができる。
従って、オフタイマ設定後の過去のユーザの視聴状況に合わせたオフタイマ制御が行われることとなり、ユーザの視聴状況に適したオフタイマ機能を低コストで実現することができ、これにより省電力化をより図ることができる映像表示装置を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、記憶手段により、キー入力部において行われた、映像切換のための最終キー入力時間と、音量調節のための最終キー入力時間と、がそれぞれ個別に記憶され、オフタイマ制御手段により、記憶手段により記憶された映像切換のための最終キー入力時間を基準に、映像表示部により表示される映像の出力レベルが段階的に低減され、記憶手段により記憶された音量調節のための最終キー入力時間を基準に、音声出力部により出力される音声の出力レベルが段階的に低減される。
従って、オフタイマ設定後のユーザのより詳細な視聴状況に合わせたより細かいオフタイマ制御が行われることとなり、ユーザの視聴状況により適したオフタイマ機能を実現することができる。すなわち、例えば、ユーザが、初めに映像又は音声の一方のみを視聴する状態になり、その後に寝入る場合には、初めに映像の出力レベルを低減し、その後に音声の出力レベルを低減するオフタイマ制御を行うことにより、ユーザの視聴状況により適したオフタイマ制御を行うことができる。
従って、オフタイマ設定後のユーザのより詳細な視聴状況に合わせたより細かいオフタイマ制御が行われることとなり、ユーザの視聴状況により適したオフタイマ機能を実現することができる。すなわち、例えば、ユーザが、初めに映像又は音声の一方のみを視聴する状態になり、その後に寝入る場合には、初めに映像の出力レベルを低減し、その後に音声の出力レベルを低減するオフタイマ制御を行うことにより、ユーザの視聴状況により適したオフタイマ制御を行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、オフタイマ制御手段により、電源が自動的にオフされる以前に、記憶手段により記憶された最終キー入力時間に基づく所定の時間に、電源がオフされる旨が映像表示部に表示され、映像表示部に電源がオフされる旨が表示されてから所定時間以内に、キー入力部によるキー入力が無い場合に、オフタイマ設定手段により設定されたオフタイマの設定時間よりも前に電源をオフさせることを特徴とする。
従って、より高い確率でユーザが眠った状態で電源をオフさせることができることとなって、電源が突然オフされることによりユーザに与え得る不快感を防止できるとともに、オフタイマの設定時間よりも前に電源がオフされることとなり、更なる消費電力の低減及びオフタイマ機能の使い勝手の向上を図ることができる。
従って、より高い確率でユーザが眠った状態で電源をオフさせることができることとなって、電源が突然オフされることによりユーザに与え得る不快感を防止できるとともに、オフタイマの設定時間よりも前に電源がオフされることとなり、更なる消費電力の低減及びオフタイマ機能の使い勝手の向上を図ることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
なお、本実施形態では、映像表示装置としてテレビジョン受像機100を例に挙げて説明を行う。
なお、本実施形態では、映像表示装置としてテレビジョン受像機100を例に挙げて説明を行う。
図1は、本実施形態におけるテレビジョン受像機100の要部構成を例示するブロック図である。
図1に示すように、本テレビジョン受像機100は、ユーザが遠隔操作によって各種指示を入力するためのキー入力部1と、放送信号を受信するアンテナ2と、アンテナ2により受信された放送信号から所定のチャンネルの放送信号を選局するチューナ3と、チューナ3により選局された放送信号を復調する復調部4と、復調部4により復調された放送信号を複数のストリームに分離するTSデコーダ5と、TSデコーダ5により分離された放送信号を復号するビデオデコーダ6及びオーディオデコーダ7と、ビデオデコーダ6により復号された映像信号に対して所定の処理を行う映像処理部8と、オーディオデコーダ7により復号された音声信号に対して所定の処理を行う音声処理部9と、映像処理部8により処理された映像信号にOSDデータを付加するOSD回路10と、映像処理部8により処理された映像信号を出力する映像表示部11と、音声処理部9により処理された音声信号を出力する音声出力部12と、テレビジョン受像機100全体を統括制御する制御部13と、を備えており、各部はバス14により接続されている。
図1に示すように、本テレビジョン受像機100は、ユーザが遠隔操作によって各種指示を入力するためのキー入力部1と、放送信号を受信するアンテナ2と、アンテナ2により受信された放送信号から所定のチャンネルの放送信号を選局するチューナ3と、チューナ3により選局された放送信号を復調する復調部4と、復調部4により復調された放送信号を複数のストリームに分離するTSデコーダ5と、TSデコーダ5により分離された放送信号を復号するビデオデコーダ6及びオーディオデコーダ7と、ビデオデコーダ6により復号された映像信号に対して所定の処理を行う映像処理部8と、オーディオデコーダ7により復号された音声信号に対して所定の処理を行う音声処理部9と、映像処理部8により処理された映像信号にOSDデータを付加するOSD回路10と、映像処理部8により処理された映像信号を出力する映像表示部11と、音声処理部9により処理された音声信号を出力する音声出力部12と、テレビジョン受像機100全体を統括制御する制御部13と、を備えており、各部はバス14により接続されている。
キー入力部1は、例えば、リモートコントローラ等であり、複数のキーを備え、ユーザによるキーの押下操作に応じて、当該押下されたキーに対応する入力操作信号を制御部13に対して出力する。
具体的には、キー入力部1は、オフタイマ設定キー1aを備えており、当該オフタイマ設定キー1aの押下操作に応じて、オフタイマを設定するためのオフタイマ設定画面(後述)の表示を指示する入力操作信号が制御部13に対して出力され、当該オフタイマ設定画面において設定されたオフタイマの設定に関するデータは、オフタイマ設定メモリ133a(後述)等の所定の記憶領域に記憶される。
また、キー入力部1は、映像切換を行うためのキーであるテンキー1b及びチャンネルアップダウンキー1cと、音量調節を行うためのキーであるボリュームアップダウンキー1dと、等を備えている。
具体的には、キー入力部1は、オフタイマ設定キー1aを備えており、当該オフタイマ設定キー1aの押下操作に応じて、オフタイマを設定するためのオフタイマ設定画面(後述)の表示を指示する入力操作信号が制御部13に対して出力され、当該オフタイマ設定画面において設定されたオフタイマの設定に関するデータは、オフタイマ設定メモリ133a(後述)等の所定の記憶領域に記憶される。
また、キー入力部1は、映像切換を行うためのキーであるテンキー1b及びチャンネルアップダウンキー1cと、音量調節を行うためのキーであるボリュームアップダウンキー1dと、等を備えている。
アンテナ2は、例えば、屋外において所定の方向に向けて配置され、図示しないテレビジョン放送局等から発信される高周波(RF)のテレビジョン放送信号(RF信号)を受信する。
チューナ3は、例えば、図示は省略するが、高周波増幅回路と、局部発振回路及び混合回路から成る周波数変換回路と、を備えて構成されており、アンテナ2等により入力されたテレビジョン放送信号を、高周波増幅回路において増幅し、混合回路において局部発振回路から出力される局部発振信号と混合する。さらに、特定の周波数を選局するための制御部13からの制御出力に応じて、特定周波数帯の中間周波信号(IF信号)を受信し、当該中間周波信号に所定の処理を行って復調部4に出力する。
チューナ3は、例えば、図示は省略するが、高周波増幅回路と、局部発振回路及び混合回路から成る周波数変換回路と、を備えて構成されており、アンテナ2等により入力されたテレビジョン放送信号を、高周波増幅回路において増幅し、混合回路において局部発振回路から出力される局部発振信号と混合する。さらに、特定の周波数を選局するための制御部13からの制御出力に応じて、特定周波数帯の中間周波信号(IF信号)を受信し、当該中間周波信号に所定の処理を行って復調部4に出力する。
復調部4は、例えば、制御部13からの制御に基づいて、チューナ3から出力された中間周波信号に対してデジタル復調や誤り訂正などの処理を実行し、トランスポートストリーム(TS)を生成して、TSデコーダ5に出力する。
TSデコーダ5は、復調部4から入力されたトランスポートストリームを、MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)規格下のビデオストリーム、オーディオストリーム及びPSI/SI(Program Specific Information/Service Information)等のデータストリームに分離するとともに、当該ビデオストリームをビデオデコーダ6に、オーディオストリームをオーディオデコーダ7に出力し、さらに、PSI/SI等のデータストリームを制御部13に供給する。
TSデコーダ5は、復調部4から入力されたトランスポートストリームを、MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)規格下のビデオストリーム、オーディオストリーム及びPSI/SI(Program Specific Information/Service Information)等のデータストリームに分離するとともに、当該ビデオストリームをビデオデコーダ6に、オーディオストリームをオーディオデコーダ7に出力し、さらに、PSI/SI等のデータストリームを制御部13に供給する。
ビデオデコーダ6は、TSデコーダ5から入力されたビデオストリームを復号し、逆DCT変換や動き補償制御等を行い、映像データを生成して映像処理部8に出力する。また、オーディオデコーダ7は、TSデコーダ5から入力されたオーディオストリームを復号し、音声データを生成して音声処理部9に出力する。
映像処理部8は、ビデオデコーダ6から入力された映像データに対して、D/A変換等の各種処理を施し、映像信号を生成する。また、音声処理部9は、オーディオデコーダ7から入力された音声データに対して、D/A変換等の各種処理を施し、音声信号を生成する。生成された映像信号は映像表示部11に出力され、音声信号は音声出力部12に出力される。
OSD回路10は、制御部13からの指示出力に応じて、ROM134に格納された図示しないOSDデータを、映像処理部8から出力された映像信号に合成する処理を行う。当該OSD回路10において、映像信号にOSDデータが合成されることにより、映像表示部11におけるOSD表示が実現されることとなる。
OSD回路10は、制御部13からの指示出力に応じて、ROM134に格納された図示しないOSDデータを、映像処理部8から出力された映像信号に合成する処理を行う。当該OSD回路10において、映像信号にOSDデータが合成されることにより、映像表示部11におけるOSD表示が実現されることとなる。
映像表示部11は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)等のディスプレイ11aを備え、映像処理部8から入力された映像信号に基づく映像を当該ディスプレイ11aに表示させる。
音声出力部12は、例えば、スピーカ12a等を備え、音声処理部9から入力された音声信号に基づく音声を当該スピーカ12aにより出力させる。
音声出力部12は、例えば、スピーカ12a等を備え、音声処理部9から入力された音声信号に基づく音声を当該スピーカ12aにより出力させる。
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)131、RAM(Random Access Memory)132、オフタイマ情報格納部133、ROM(Read Only Memory)134等を備えて構成されている。
CPU131は、テレビジョン受像機100の各部から入力された入力信号に応じて、ROM134に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づく出力信号を各部に出力することにより、テレビジョン受像機100の動作全般を統括制御する。
RAM132は、CPU131のワークエリアとして用いられ、CPU131によって各種プログラムが実行される際に生じる処理結果や、入力されたデータ等を一時的に記憶する。
オフタイマ情報格納部133は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ等の書き換え可能な半導体メモリから構成され、オフタイマ設定メモリ133aと、最終キー入力時間保存テーブル133bと、出力低減時間格納メモリ133cと、等を備えている。
オフタイマ設定メモリ133aは、例えば、後述するオフタイマ設定プログラム134aの実行に際して、映像表示部11に表示されるオフタイマ設定画面に基づいて、ユーザにより設定されるオフタイマの設定の有無や、オフタイマの設定時間を記憶する。
最終キー入力時間保存テーブル133bは、例えば、オフタイマ設定プログラム134aの実行によりオフタイマが設定され、オフタイマ制御プログラム134cの実行によりオフタイマ制御が実行される際に、後述する記憶プログラム134bの実行により、オフタイマ制御中にユーザにより行われた最終キー入力時間を記憶する。
出力低減時間格納メモリ133cは、例えば、最終キー入力時間保存テーブル133bに基づいて、映像・音声の出力レベルを低減するタイミングである出力低減時間が特定されると、特定された出力低減時間を記憶する。
オフタイマ設定メモリ133aは、例えば、後述するオフタイマ設定プログラム134aの実行に際して、映像表示部11に表示されるオフタイマ設定画面に基づいて、ユーザにより設定されるオフタイマの設定の有無や、オフタイマの設定時間を記憶する。
最終キー入力時間保存テーブル133bは、例えば、オフタイマ設定プログラム134aの実行によりオフタイマが設定され、オフタイマ制御プログラム134cの実行によりオフタイマ制御が実行される際に、後述する記憶プログラム134bの実行により、オフタイマ制御中にユーザにより行われた最終キー入力時間を記憶する。
出力低減時間格納メモリ133cは、例えば、最終キー入力時間保存テーブル133bに基づいて、映像・音声の出力レベルを低減するタイミングである出力低減時間が特定されると、特定された出力低減時間を記憶する。
ROM134は、例えば、CPU131によって実行される各種制御プログラムや、プログラムの実行にかかる初期設定値等のデータを記憶する。具体的には、ROM134は、オフタイマ設定プログラム134a、記憶プログラム134b、オフタイマ制御プログラム134c等の制御プログラムを格納している。
オフタイマ設定プログラム134aは、例えば、CPU131に、電源が自動的にオフされるオフタイマを設定する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU131は、キー入力部1における前述したオフタイマ設定キー1aの押下操作に応じて、オフタイマ設定画面の表示を指示する入力操作信号が制御部13に対して出力されると、当該入力操作信号に基づいて、電源が自動的にオフされるオフタイマをユーザに設定させるためのオフタイマ設定画面を映像表示部11のディスプレイ11aに表示させる。
図2は、オフタイマ設定プログラム134aの実行に際して、映像表示部11のディスプレイ11aに表示されるオフタイマ設定画面の一例である。図2に示すように、オフタイマ設定画面では、例えば、オフタイマの設定の有無が選択でき、さらに、オフタイマの設定時間を30分、60分、90分、120分のうちから選択できるようになっている。当該オフタイマ設定画面において設定されたオフタイマの設定はオフタイマ設定メモリ133aに記憶され、当該オフタイマ設定メモリ133aに記憶された情報に基づいて、後述の記憶プログラム134b及びオフタイマ制御プログラム134cが実行されることとなる。
CPU131は、かかるオフタイマ設定プログラム134aを実行することにより、オフタイマ設定手段として機能する。
具体的には、CPU131は、キー入力部1における前述したオフタイマ設定キー1aの押下操作に応じて、オフタイマ設定画面の表示を指示する入力操作信号が制御部13に対して出力されると、当該入力操作信号に基づいて、電源が自動的にオフされるオフタイマをユーザに設定させるためのオフタイマ設定画面を映像表示部11のディスプレイ11aに表示させる。
図2は、オフタイマ設定プログラム134aの実行に際して、映像表示部11のディスプレイ11aに表示されるオフタイマ設定画面の一例である。図2に示すように、オフタイマ設定画面では、例えば、オフタイマの設定の有無が選択でき、さらに、オフタイマの設定時間を30分、60分、90分、120分のうちから選択できるようになっている。当該オフタイマ設定画面において設定されたオフタイマの設定はオフタイマ設定メモリ133aに記憶され、当該オフタイマ設定メモリ133aに記憶された情報に基づいて、後述の記憶プログラム134b及びオフタイマ制御プログラム134cが実行されることとなる。
CPU131は、かかるオフタイマ設定プログラム134aを実行することにより、オフタイマ設定手段として機能する。
記憶プログラム134bは、例えば、CPU131に、オフタイマ設定プログラム134aの実行によるオフタイマの設定後に、キー入力部1において行われた、映像切換のための最終キー入力時間と、音量調節のための最終キー入力時間と、をそれぞれ個別に記憶する機能を実現させるためのプログラムである。
CPU131は、かかる記憶プログラム134bを実行することにより、記憶手段として機能する。
CPU131は、かかる記憶プログラム134bを実行することにより、記憶手段として機能する。
ここで、CPU131による当該記憶プログラム134bの実行について、具体的に説明する。
図3は、最終キー入力時間を記憶する最終キー入力時間保存テーブル133bの一例である。図3に示すように、最終キー入力時間保存テーブル133bは、例えば、テンキー1bや、チャンネルアップダウンキー1c等の映像切換のためのキーがオフタイマ制御中に最後に操作された時点のタイマ残り時間(映像切換のための最終キー入力時間)と、ボリュームアップダウンキー1d等の音量調節のためのキーがオフタイマ制御中に最後に操作された時点のタイマ残り時間(音量調節のための最終キー入力時間)と、をそれぞれ別々に記憶するようになっている。最終キー入力時間は、例えば、5分単位のタイマ残り時間毎に、過去にその時間内に最終キー入力が行われた回数がカウントされる形で記憶される。当該最終キー入力時間保存テーブル133bによれば、過去のオフタイマ制御における時間帯別の最終キー入力状況が明らかとなり、よって、過去のオフタイマ制御におけるユーザの視聴状況の傾向を知ることが可能となる。
当該最終キー入力時間保存テーブル133bへの最終キー入力時間の記録は、後述するオフタイマ制御プログラム134cの実行によりオフタイマ制御が実行される度に行われる。具体的には、オフタイマ制御中に映像切換のためのキー入力又は音量調節のためのキー入力が行われると、当該キーの入力時間が最終キー入力時間としてRAM132等の所定の記憶領域に一旦記憶され、キー入力が行われる度に当該所定の記憶領域が更新される。そして、電源がオフされる前に、所定の記憶領域に記憶された映像切換のための最終キー入力時間と、音量調節のための最終キー入力時間とが、それぞれ個別に最終キー入力時間保存テーブル133bに記憶される。
図3は、最終キー入力時間を記憶する最終キー入力時間保存テーブル133bの一例である。図3に示すように、最終キー入力時間保存テーブル133bは、例えば、テンキー1bや、チャンネルアップダウンキー1c等の映像切換のためのキーがオフタイマ制御中に最後に操作された時点のタイマ残り時間(映像切換のための最終キー入力時間)と、ボリュームアップダウンキー1d等の音量調節のためのキーがオフタイマ制御中に最後に操作された時点のタイマ残り時間(音量調節のための最終キー入力時間)と、をそれぞれ別々に記憶するようになっている。最終キー入力時間は、例えば、5分単位のタイマ残り時間毎に、過去にその時間内に最終キー入力が行われた回数がカウントされる形で記憶される。当該最終キー入力時間保存テーブル133bによれば、過去のオフタイマ制御における時間帯別の最終キー入力状況が明らかとなり、よって、過去のオフタイマ制御におけるユーザの視聴状況の傾向を知ることが可能となる。
当該最終キー入力時間保存テーブル133bへの最終キー入力時間の記録は、後述するオフタイマ制御プログラム134cの実行によりオフタイマ制御が実行される度に行われる。具体的には、オフタイマ制御中に映像切換のためのキー入力又は音量調節のためのキー入力が行われると、当該キーの入力時間が最終キー入力時間としてRAM132等の所定の記憶領域に一旦記憶され、キー入力が行われる度に当該所定の記憶領域が更新される。そして、電源がオフされる前に、所定の記憶領域に記憶された映像切換のための最終キー入力時間と、音量調節のための最終キー入力時間とが、それぞれ個別に最終キー入力時間保存テーブル133bに記憶される。
さらに、上述したこのような最終キー入力時間のテーブルに基づいて、映像・音声の出力レベルを低減させるタイミングである出力低減時間が特定される。図4は、図3に例示した最終キー入力時間保存テーブル133bに基づいて特定された出力低減時間を記憶する出力低減時間格納メモリ133cの一例である。
図4に示すように、出力低減時間格納メモリ133cでは、例えば、映像表示部11に表示される映像の出力レベルを低減させるタイミングとしての映像出力低減時間と、音声出力部12により出力される音声の出力レベルを低減させるタイミングとしての音声出力低減時間と、がそれぞれ個別に特定されて記憶されるようになっている。
図4に示すように、CPU131は、例えば、最終キー入力時間保存テーブル133bにおける映像切換のための最終キー入力時間の記録に基づいて、5分単位のタイマ残り時間のうち、過去にその時間内に最終キー入力が行われた回数が最も多い時間帯(例えば、図3の最終キー入力時間保存テーブル133bでは、タイマ残り時間が30〜25分の時間帯)が経過した時点(すなわち、例えば、タイマ残り時間が25分の時点)を、1回目の映像出力低減時間と特定する。そして、1回目の映像出力低減時間以降で、過去にその時間内に最終キー入力が行われた回数が最も多い時間帯(例えば、図3の最終キー入力時間保存テーブル133bでは、タイマ残り時間が25〜20分の時間帯)が経過した時点(すなわち、例えば、タイマ残り時間が20分の時点)を、2回目の映像出力低減時間と特定する。
また、CPU131は、最終キー入力時間保存テーブル133bにおける音量調節のための最終キー入力時間の記録に基づいて、5分単位のタイマ残り時間のうち、過去にその時間内に最終キー入力が行われた回数が最も多い時間帯(例えば、図3の最終キー入力時間保存テーブル133bでは、タイマ残り時間が20〜15分の時間帯)が経過した時点(すなわち、例えば、タイマ残り時間が15分の時点)を1回目の音声出力低減時間と特定する。そして、1回目の音声出力低減時間以降で、過去にその時間内に最終キー入力が行われた回数が最も多い時間帯(例えば、図3の最終キー入力時間保存テーブル133bでは、タイマ残り時間が15〜10分の時間帯)が経過した時点(すなわち、例えば、タイマ残り時間が10分の時点)を、2回目の音声出力低減時間と特定する。
CPU131による当該処理により特定された1回目・2回目の映像出力低減時間及び音声出力低減時間は、出力低減時間格納メモリ133cに出力されて格納される。具体的には、図4に示すように、1回目・2回目の映像出力低減時間及び音声出力低減時間は、到来する順番で出力低減時間A〜Dが割り当てられ、出力低減時間としてのタイマ残り時間等のデータとともに記憶される。出力低減時間格納メモリ133cに記憶されたこれらのデータは、後述するオフタイマ制御プログラム134cの実行に際して、CPU131により参照されることとなる。
また、当該出力低減時間格納メモリ133cは、最終キー入力時間保存テーブル133bが更新される度に、連動して更新されるようになっている。
図4に示すように、出力低減時間格納メモリ133cでは、例えば、映像表示部11に表示される映像の出力レベルを低減させるタイミングとしての映像出力低減時間と、音声出力部12により出力される音声の出力レベルを低減させるタイミングとしての音声出力低減時間と、がそれぞれ個別に特定されて記憶されるようになっている。
図4に示すように、CPU131は、例えば、最終キー入力時間保存テーブル133bにおける映像切換のための最終キー入力時間の記録に基づいて、5分単位のタイマ残り時間のうち、過去にその時間内に最終キー入力が行われた回数が最も多い時間帯(例えば、図3の最終キー入力時間保存テーブル133bでは、タイマ残り時間が30〜25分の時間帯)が経過した時点(すなわち、例えば、タイマ残り時間が25分の時点)を、1回目の映像出力低減時間と特定する。そして、1回目の映像出力低減時間以降で、過去にその時間内に最終キー入力が行われた回数が最も多い時間帯(例えば、図3の最終キー入力時間保存テーブル133bでは、タイマ残り時間が25〜20分の時間帯)が経過した時点(すなわち、例えば、タイマ残り時間が20分の時点)を、2回目の映像出力低減時間と特定する。
また、CPU131は、最終キー入力時間保存テーブル133bにおける音量調節のための最終キー入力時間の記録に基づいて、5分単位のタイマ残り時間のうち、過去にその時間内に最終キー入力が行われた回数が最も多い時間帯(例えば、図3の最終キー入力時間保存テーブル133bでは、タイマ残り時間が20〜15分の時間帯)が経過した時点(すなわち、例えば、タイマ残り時間が15分の時点)を1回目の音声出力低減時間と特定する。そして、1回目の音声出力低減時間以降で、過去にその時間内に最終キー入力が行われた回数が最も多い時間帯(例えば、図3の最終キー入力時間保存テーブル133bでは、タイマ残り時間が15〜10分の時間帯)が経過した時点(すなわち、例えば、タイマ残り時間が10分の時点)を、2回目の音声出力低減時間と特定する。
CPU131による当該処理により特定された1回目・2回目の映像出力低減時間及び音声出力低減時間は、出力低減時間格納メモリ133cに出力されて格納される。具体的には、図4に示すように、1回目・2回目の映像出力低減時間及び音声出力低減時間は、到来する順番で出力低減時間A〜Dが割り当てられ、出力低減時間としてのタイマ残り時間等のデータとともに記憶される。出力低減時間格納メモリ133cに記憶されたこれらのデータは、後述するオフタイマ制御プログラム134cの実行に際して、CPU131により参照されることとなる。
また、当該出力低減時間格納メモリ133cは、最終キー入力時間保存テーブル133bが更新される度に、連動して更新されるようになっている。
オフタイマ制御プログラム134cは、例えば、CPU131に、オフタイマ設定プログラム134aの実行によりオフタイマの設定がなされた場合に、記憶プログラム134bの実行により記憶された映像切換のための最終キー入力時間を基準に、映像表示部11により表示される映像の出力レベルを段階的に低減させ、記憶プログラム134bの実行により記憶された音量調節のための最終キー入力時間を基準に、音声出力部12により出力される音声の出力レベルを段階的に低減させることにより、消費電力を低下させる機能を実現させるためのプログラムである。また、オフタイマ制御プログラム134cは、例えば、CPU131に、電源が自動的にオフされる以前に、記憶プログラム134bの実行により記憶された最終キー入力時間に基づく所定の時間に、電源がオフされる旨を映像表示部11に表示させ、映像表示部11に電源がオフされる旨が表示されてから所定時間以内に、キー入力部1によるキー入力が無い場合に、オフタイマ設定プログラム134aの実行により設定されたオフタイマの設定時間よりも前に電源をオフさせる機能を実現させるためのプログラムである。
CPU131は、かかるオフタイマ制御プログラム134cを実行することにより、オフタイマ制御手段として機能する。
CPU131は、かかるオフタイマ制御プログラム134cを実行することにより、オフタイマ制御手段として機能する。
ここで、CPU131による当該オフタイマ制御プログラム134cの実行について具体的に説明する。
CPU131は、オフタイマ設定プログラム134aの実行によりオフタイマが設定されると、最終キー入力時間保存テーブル133bに基づいて特定された映像の出力レベルを低減させるタイミングである映像出力低減時間と、音声の出力レベルを低減させるタイミングである音声出力低減時間と、をそれぞれ個別に記憶する出力低減時間格納メモリ133cを参照し、映像出力低減時間及び音声出力低減時間が割り当てられた出力低減時間A〜Dを読み出す。そして、タイマ残り時間を監視して、出力低減時間A〜Dの順に、タイマ残り時間が1回目/2回目の映像出力低減時間又は1回目/2回目の音声出力低減時間となった時点で、出力低減時間格納メモリ133cに格納されたデータに基づいて、映像又は音声の出力レベルを段階的に低減させる。
例えば、出力レベル低減前の出力レベルを1とした場合、CPU131は、タイマ残り時間が出力低減時間A(すなわち、1回目の映像出力低減時間)となった時点で、映像表示部11により表示させる映像の出力レベルを2/3に低減させる。さらに、CPU131は、タイマ残り時間が出力低減時間B(すなわち、2回目の映像出力低減時間)となった時点で、映像表示部11により表示させる映像の出力レベルを1/3に低減させる。また、例えば、CPU131は、タイマ残り時間が出力低減時間C(すなわち、1回目の音声出力低減時間)となった時点で、音声出力部12により出力させる音声の出力レベルを2/3に低減させる。さらに、CPU131は、タイマ残り時間が出力低減時間(すなわち、2回目の音声出力低減時間)となった時点で、音声出力部12により出力させる音声の出力レベルを1/3に低減させる。
CPU131は、オフタイマ設定プログラム134aの実行によりオフタイマが設定されると、最終キー入力時間保存テーブル133bに基づいて特定された映像の出力レベルを低減させるタイミングである映像出力低減時間と、音声の出力レベルを低減させるタイミングである音声出力低減時間と、をそれぞれ個別に記憶する出力低減時間格納メモリ133cを参照し、映像出力低減時間及び音声出力低減時間が割り当てられた出力低減時間A〜Dを読み出す。そして、タイマ残り時間を監視して、出力低減時間A〜Dの順に、タイマ残り時間が1回目/2回目の映像出力低減時間又は1回目/2回目の音声出力低減時間となった時点で、出力低減時間格納メモリ133cに格納されたデータに基づいて、映像又は音声の出力レベルを段階的に低減させる。
例えば、出力レベル低減前の出力レベルを1とした場合、CPU131は、タイマ残り時間が出力低減時間A(すなわち、1回目の映像出力低減時間)となった時点で、映像表示部11により表示させる映像の出力レベルを2/3に低減させる。さらに、CPU131は、タイマ残り時間が出力低減時間B(すなわち、2回目の映像出力低減時間)となった時点で、映像表示部11により表示させる映像の出力レベルを1/3に低減させる。また、例えば、CPU131は、タイマ残り時間が出力低減時間C(すなわち、1回目の音声出力低減時間)となった時点で、音声出力部12により出力させる音声の出力レベルを2/3に低減させる。さらに、CPU131は、タイマ残り時間が出力低減時間(すなわち、2回目の音声出力低減時間)となった時点で、音声出力部12により出力させる音声の出力レベルを1/3に低減させる。
また、CPU131は、オフタイマ設定時間の経過前であって、映像又は音声の出力レベルが最後(すなわち、例えば、2回目の映像/音声出力低減時間のタイミング)に低減されてから所定時間(例えば、5分)経過後(最終キー入力時間に基づく所定の時間)に、所定時間以内にキー入力が無い場合には、電源がオフされる旨を報知する電源オフ報知画面を映像表示部11に表示させる。
図5は、当該オフタイマ制御プログラム134cの実行により、映像表示部11に表示される電源がオフされる旨を報知する電源オフ報知画面の一例である。図5に示すように、電源オフ報知画面では、所定時間(例えば、60秒)以内にキー操作が無い場合には、電源をオフする旨が表示されている。CPU131は、このような電源オフ報知画面を映像表示部11に表示させてから所定時間(例えば、60秒)以内に、キー入力部1におけるユーザによるキー操作が無い場合には、オフタイマ設定プログラム134aの実行により設定されたオフタイマの設定時間の経過を待たずに、当該所定時間が経過した時点で電源を自動的にオフさせる。また、所定時間以内にキー操作がある場合には、CPU131は、例えば、オフタイマ設定プログラム134aの実行により設定されたオフタイマの設定時間の経過後に電源を自動的にオフさせる。
また、CPU131は、電源をオフする前に、RAM132等の所定の記憶領域に記憶された映像切換のための最終キー入力時間と、音量調節のための最終キー入力時間とを、それぞれ個別に最終キー入力時間保存テーブル133bに記憶する。
CPU131は、映像の出力レベルを、例えば、映像表示部11のバックライト(図示省略)における輝度レベルや、映像処理部8における映像信号の輝度レベル等を低下させることにより低減させる。なお、映像の出力レベルの低減方法はこれに限られない。
図5は、当該オフタイマ制御プログラム134cの実行により、映像表示部11に表示される電源がオフされる旨を報知する電源オフ報知画面の一例である。図5に示すように、電源オフ報知画面では、所定時間(例えば、60秒)以内にキー操作が無い場合には、電源をオフする旨が表示されている。CPU131は、このような電源オフ報知画面を映像表示部11に表示させてから所定時間(例えば、60秒)以内に、キー入力部1におけるユーザによるキー操作が無い場合には、オフタイマ設定プログラム134aの実行により設定されたオフタイマの設定時間の経過を待たずに、当該所定時間が経過した時点で電源を自動的にオフさせる。また、所定時間以内にキー操作がある場合には、CPU131は、例えば、オフタイマ設定プログラム134aの実行により設定されたオフタイマの設定時間の経過後に電源を自動的にオフさせる。
また、CPU131は、電源をオフする前に、RAM132等の所定の記憶領域に記憶された映像切換のための最終キー入力時間と、音量調節のための最終キー入力時間とを、それぞれ個別に最終キー入力時間保存テーブル133bに記憶する。
CPU131は、映像の出力レベルを、例えば、映像表示部11のバックライト(図示省略)における輝度レベルや、映像処理部8における映像信号の輝度レベル等を低下させることにより低減させる。なお、映像の出力レベルの低減方法はこれに限られない。
図6は、CPU131によるオフタイマ制御プログラム134cの実行における、映像及び音声の出力レベルの段階的な変化を例示する図である。図6において、縦軸は出力レベル低減前の出力レベルを1とした場合の出力レベル、横軸は時間を示している。また、実線は映像の変移を、点線は音声の変移を示している。
図6に示すように、CPU131による上述したオフタイマ制御プログラム134cの実行において、映像表示部11によりディスプレイ11aに表示される映像の出力レベル及び音声出力部12によりスピーカ12aから出力される音声の出力レベルは、出力低減時間A〜Dのタイミングで段階的に低減する。また、最後の出力低減時間(すなわち、出力低減時間D)の所定時間後(例えば、5分後)に行われる「所定時間(例えば、60秒)以内にキー入力が無い場合には電源をオフさせる」旨の報知の後に、キー入力部1において当該所定時間以内にキー入力が行われなかった場合には、図6に示すように、オフタイマ設定プログラム134aの実行により設定されたオフタイマのタイマ残り時間の経過を待たずに、自動的に電源がオフされることとなる。
図6に示すように、CPU131による上述したオフタイマ制御プログラム134cの実行において、映像表示部11によりディスプレイ11aに表示される映像の出力レベル及び音声出力部12によりスピーカ12aから出力される音声の出力レベルは、出力低減時間A〜Dのタイミングで段階的に低減する。また、最後の出力低減時間(すなわち、出力低減時間D)の所定時間後(例えば、5分後)に行われる「所定時間(例えば、60秒)以内にキー入力が無い場合には電源をオフさせる」旨の報知の後に、キー入力部1において当該所定時間以内にキー入力が行われなかった場合には、図6に示すように、オフタイマ設定プログラム134aの実行により設定されたオフタイマのタイマ残り時間の経過を待たずに、自動的に電源がオフされることとなる。
次に、図7を参照しながら、CPU131により実行されるオフタイマ制御処理について説明する。本オフタイマ制御処理は、オフタイマ設定プログラム134aによりオフタイマが設定された際に、CPU131がオフタイマ制御プログラム134c及び記憶プログラム134bを実行することにより行われる。
まず、CPU131は、ステップS1において、オフタイマの設定の有無を、オフタイマ設定メモリ133aを参照することにより判断する。CPU131は、ステップS1において、オフタイマの設定が有ると判断すると(ステップS1;Yes)、ステップS2において、オフタイマ設定メモリ133aに格納されたオフタイマの設定時間を参照して、タイマ残り時間が0となったか否かを判断する。CPU131は、ステップS2において、タイマ残り時間が0となったと判断すると(ステップS2;Yes)、ステップS18に進む。一方、CPUは、ステップS2において、タイマ残り時間が0となっていないと判断すると(ステップS2;No)、続くステップS3において、キー入力部1におけるキー入力が有るか否かを判断する。CPU131は、ステップS3において、キー入力が有ると判断すると(ステップS3;Yes)、ステップS4において、当該キーの入力時間を、映像切換のための最終キー入力時間又は音量調節のための最終キー入力時間として、RAM132等の所定の記憶領域に記憶する。一方、CPU131は、ステップS3において、キー入力が無いと判断すると(ステップS3;No)、ステップS5において、所定時間の間(例えば、3分間)キー入力部1におけるキー入力が無いか否かを判断する。CPU131は、ステップS5において、所定時間の間キー入力が無いと判断すると(ステップS5;Yes)、続くステップS6において、出力低減時間格納メモリ133cを参照して、タイマ残り時間が出力低減時間A未満である否かを判断する。CPU131は、ステップS6において、タイマ残り時間が出力低減時間A未満でないと判断すると(ステップS6;No)、ステップS1に戻り、一方、タイマ残り時間が出力低減時間A未満であると判断すると(ステップS6;Yes)、ステップS7に進む。ステップS7において、CPU131は、タイマ残り時間が出力低減時間B未満であるか否かを判断し、タイマ残り時間が出力低減時間B未満でないと判断すると(ステップS7;No)、ステップS8において、出力低減時間格納メモリ133cにおいて、出力低減時間Aが対応付けられたデータに基づいて、映像又は音声の出力レベルを所定のレベルに(例えば、映像の出力レベルを1→2/3に)低減させる。一方、CPU131は、ステップS7において、タイマ残り時間が出力低減時間B未満であると判断すると(ステップS7;Yes)、ステップS9において、タイマ残り時間が出力低減時間C未満であるか否かを判断し、タイマ残り時間が出力低減時間C未満でないと判断すると(ステップS9;No)、ステップS10において、出力低減時間格納メモリ133cにおいて、出力低減時間Bが対応付けられたデータに基づいて、映像又は音声の出力レベルを所定のレベルに(例えば、映像の出力レベルを2/3→1/3に)低減させる。一方、ステップS9において、CPU131は、タイマ残り時間が出力低減時間C未満であると判断すると(ステップS9;Yes)、ステップS11において、タイマ残り時間が出力低減時間D未満であるか否かを判断し、タイマ残り時間が出力低減時間D未満でないと判断すると(ステップS11;No)、ステップS12において、出力低減時間格納メモリ133cにおいて、出力低減時間Cが対応付けられたデータに基づいて、映像又は音声の出力レベルを所定のレベルに(例えば、音声の出力レベルを1→2/3に)低減させる。CPU131は、ステップS11において、タイマ残り時間が出力低減時間D未満であると判断すると(ステップS11;Yes)、ステップS13において、出力低減時間格納メモリ133cにおいて、出力低減時間Dが対応付けられたデータに基づいて、映像又は音声の出力レベルを所定のレベルに(例えば、音声の出力レベルを2/3→1/3に)低減させる。
次に、CPU131は、ステップS14において、最後に出力レベルを低減させてから所定時間が経過したか否かを判断する。CPU131は、ステップS14において、所定時間が経過したと判断すると(ステップS14;Yes)、ステップS15において、所定時間以内にキー入力が無い場合には、電源を自動的にオフさせる旨を報知する電源オフ報知画面を映像表示部11に表示させる。さらに、CPU131は、ステップS16において、電源オフ報知画面を表示させてから所定時間以内にキー入力が有るか否かを判断し、所定時間以内にキー入力が無い場合には(ステップS16;No)、ステップS18に進み、一方、所定時間以内にキー入力が有る場合には(ステップS16;Yes)、ステップS17において、オフタイマ設定メモリ133aに格納されたオフタイマの設定時間を参照して、タイマ残り時間が0となったか否かを判断する。CPU131は、ステップS17において、タイマ残り時間が0となったと判断すると(ステップS17;Yes)、ステップS18に進む。
ステップS18において、CPU131は、RAM132等の所定の記憶領域に記憶された映像切換のための最終キー入力時間と、音量調節のための最終キー入力時間と、を映像切換/音量調節のための最終キー入力時間として最終キー入力時間保存テーブル133bに記憶し、ステップS19において、自動的にテレビジョン受像機100の電源をオフさせ、本処理を終了する。
ステップS18において、CPU131は、RAM132等の所定の記憶領域に記憶された映像切換のための最終キー入力時間と、音量調節のための最終キー入力時間と、を映像切換/音量調節のための最終キー入力時間として最終キー入力時間保存テーブル133bに記憶し、ステップS19において、自動的にテレビジョン受像機100の電源をオフさせ、本処理を終了する。
以上説明した本発明にかかるテレビジョン受像機100によれば、キー入力部1はユーザによるキー入力を受け付け、CPU131によるオフタイマ設定プログラム134aの実行により、電源が自動的にオフされるオフタイマが設定され、記憶プログラム134bの実行により、オフタイマ設定プログラム134aの実行によるオフタイマの設定後に、キー入力部1において行われた、映像切換のための最終キー入力時間と、音量調節のための最終キー入力時間と、がそれぞれ個別に記憶される。また、CPU131によるオフタイマ制御プログラム134cの実行により、オフタイマ設定プログラム134aの実行によるオフタイマの設定がなされた場合に、記憶プログラム134bの実行により記憶された映像切換のための最終キー入力時間を基準に、映像表示部11により表示される映像の出力レベルが段階的に低減され、記憶プログラム134bの実行により記憶された音量調節のための最終キー入力時間を基準に、音声出力部12により出力される音声の出力レベルが段階的に低減されることにより、消費電力が低下される。従って、オフタイマ設定後の過去のユーザの視聴状況に合わせたより細かいオフタイマ制御が行われることとなり、ユーザの視聴状況に適したオフタイマ機能を低コストで実現することができ、これにより省電力化をより図ることができる映像表示装置を提供することができる。
さらに、CPU131によるオフタイマ制御プログラム134cの実行により、電源が自動的にオフされる以前に、記憶プログラム134bの実行により記憶された最終キー入力時間に基づく所定の時間に、電源がオフされる旨が映像表示部11に表示され、映像表示部11に電源がオフされる旨が表示されてから所定時間以内に、キー入力部1によるキー入力が無い場合に、オフタイマ設定プログラム134aの実行により設定されたオフタイマの設定時間よりも前に電源をオフされる。従って、より高い確率でユーザが眠った状態で電源をオフさせることができることとなって、電源が突然オフされることによりユーザに与え得る不快感を防止できるとともに、オフタイマの設定時間よりも前に電源がオフされることとなり、更なる消費電力の低減及びオフタイマ機能の使い勝手の向上を図ることができる。
さらに、CPU131によるオフタイマ制御プログラム134cの実行により、電源が自動的にオフされる以前に、記憶プログラム134bの実行により記憶された最終キー入力時間に基づく所定の時間に、電源がオフされる旨が映像表示部11に表示され、映像表示部11に電源がオフされる旨が表示されてから所定時間以内に、キー入力部1によるキー入力が無い場合に、オフタイマ設定プログラム134aの実行により設定されたオフタイマの設定時間よりも前に電源をオフされる。従って、より高い確率でユーザが眠った状態で電源をオフさせることができることとなって、電源が突然オフされることによりユーザに与え得る不快感を防止できるとともに、オフタイマの設定時間よりも前に電源がオフされることとなり、更なる消費電力の低減及びオフタイマ機能の使い勝手の向上を図ることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、報知手段の実行における電源がオフされる旨の報知は、音声ガイダンスや電子音等により行う構成であっても良い。
また、低減させる出力レベルは上述したものに限られない。例えば、出力レベルは、上述したように出力レベル低減前を基準として低減させるものに限られず、予め設定されたレベルに低減させる方法や、ユーザの設定したレベルに低減させる方法であっても良い。さらに、出力レベルを低減させる回数も上述した回数に限られない。
また、電源オフ報知画面の表示後に所定のキー入力があった場合には、オフタイマの設定時間を延長するように構成しても良い。
また、最終キー入力時間や出力低減時間は、タイマ残り時間を基準とする時間でなくともよく、例えば、オフタイマを設定してからの経過時間を基準とする時間であっても良い。
また、本実施形態において、オフタイマ制御中に、所定時間の間キー入力が無い場合にのみ映像・音声の出力レベルが低減される場合について説明したが、連続してキー入力が有る場合であっても、特定された出力低減時間になると出力レベルが低減される構成であっても良い。
また、本実施形態において、記憶プログラム134bの実行により記憶された映像切換/音量調節のための最終キー入力時間を基準に特定される出力低減時間は、5分単位のタイマ残り時間のうち、過去にその時間内に最終キー入力が行われた回数が最も多い時間帯が経過した時点を1回目の出力低減時間とし、1回目の映像出力低減時間以降で、過去にその時間内に最終キー入力が行われた回数が最も多い時間帯が経過した時点を2回目の出力低減時間と特定する方法を用いて説明したが、出力低減時間の定め方はこの方法に限られることなく、任意に選択することができる。例えば、最終キー入力が行われた時間帯のうち、最後の時間帯が経過した時点を出力低減時間として特定しても良い。また、例えば、数分単位で記録される最終キー入力の回数が、所定の閾値を下回ったときを出力低減時間として特定しても良い。
例えば、報知手段の実行における電源がオフされる旨の報知は、音声ガイダンスや電子音等により行う構成であっても良い。
また、低減させる出力レベルは上述したものに限られない。例えば、出力レベルは、上述したように出力レベル低減前を基準として低減させるものに限られず、予め設定されたレベルに低減させる方法や、ユーザの設定したレベルに低減させる方法であっても良い。さらに、出力レベルを低減させる回数も上述した回数に限られない。
また、電源オフ報知画面の表示後に所定のキー入力があった場合には、オフタイマの設定時間を延長するように構成しても良い。
また、最終キー入力時間や出力低減時間は、タイマ残り時間を基準とする時間でなくともよく、例えば、オフタイマを設定してからの経過時間を基準とする時間であっても良い。
また、本実施形態において、オフタイマ制御中に、所定時間の間キー入力が無い場合にのみ映像・音声の出力レベルが低減される場合について説明したが、連続してキー入力が有る場合であっても、特定された出力低減時間になると出力レベルが低減される構成であっても良い。
また、本実施形態において、記憶プログラム134bの実行により記憶された映像切換/音量調節のための最終キー入力時間を基準に特定される出力低減時間は、5分単位のタイマ残り時間のうち、過去にその時間内に最終キー入力が行われた回数が最も多い時間帯が経過した時点を1回目の出力低減時間とし、1回目の映像出力低減時間以降で、過去にその時間内に最終キー入力が行われた回数が最も多い時間帯が経過した時点を2回目の出力低減時間と特定する方法を用いて説明したが、出力低減時間の定め方はこの方法に限られることなく、任意に選択することができる。例えば、最終キー入力が行われた時間帯のうち、最後の時間帯が経過した時点を出力低減時間として特定しても良い。また、例えば、数分単位で記録される最終キー入力の回数が、所定の閾値を下回ったときを出力低減時間として特定しても良い。
100 テレビジョン受像機(映像表示装置)
1 キー入力部
11 映像表示部
12 音声出力部
131 CPU(オフタイマ設定手段、記憶手段、オフタイマ制御手段)
134a オフタイマ設定プログラム(オフタイマ設定手段)
134b 記憶プログラム(記憶手段)
134c オフタイマ制御プログラム(オフタイマ制御手段)
1 キー入力部
11 映像表示部
12 音声出力部
131 CPU(オフタイマ設定手段、記憶手段、オフタイマ制御手段)
134a オフタイマ設定プログラム(オフタイマ設定手段)
134b 記憶プログラム(記憶手段)
134c オフタイマ制御プログラム(オフタイマ制御手段)
Claims (4)
- 映像を表示する映像表示部と、音声を出力する音声出力部と、を備える映像表示装置において、
ユーザによるキー入力を受け付けるキー入力部と、
電源が自動的にオフされるオフタイマを設定するオフタイマ設定手段と、
前記オフタイマ設定手段による前記オフタイマの設定後に、前記キー入力部において行われた、映像切換のための最終キー入力時間と、音量調節のための最終キー入力時間と、をそれぞれ個別に記憶する記憶手段と、
前記オフタイマ設定手段による前記オフタイマの設定がなされた場合に、前記記憶手段により記憶された前記映像切換のための最終キー入力時間を基準に、前記映像表示部により表示される映像の出力レベルを段階的に低減させ、前記記憶手段により記憶された前記音量調節のための最終キー入力時間を基準に、前記音声出力部により出力される音声の出力レベルを段階的に低減させることにより、消費電力を低下させるオフタイマ制御手段と、
を備え、
前記オフタイマ制御手段は、電源が自動的にオフされる以前であって、前記記憶手段により記憶された前記最終キー入力時間に基づく所定の時間に、電源がオフされる旨を前記映像表示部に表示させ、前記映像表示部に電源がオフされる旨が表示されてから所定時間以内に、前記キー入力部によるキー入力が無い場合に、前記オフタイマ設定手段により設定されたオフタイマの設定時間よりも前に電源をオフさせることを特徴とする映像表示装置。 - 映像を表示する映像表示部と、音声を出力する音声出力部と、を備える映像表示装置において、
ユーザによるキー入力を受け付けるキー入力部と、
電源が自動的にオフされるオフタイマを設定するオフタイマ設定手段と、
前記オフタイマ設定手段による前記オフタイマの設定後に、前記キー入力部において行われた最終キー入力時間を記憶する記憶手段と、
前記オフタイマ設定手段による前記オフタイマの設定がなされた場合に、前記記憶手段により記憶された前記最終キー入力時間を基準に、前記映像表示部により表示される映像及び/又は前記音声出力部により出力される音声の出力レベルを段階的に低減させることにより、消費電力を低下させるオフタイマ制御手段と、
を備えることを特徴とする映像表示装置。 - 前記記憶手段は、前記キー入力部において行われた、映像切換のための最終キー入力時間と、音量調節のための最終キー入力時間と、をそれぞれ個別に記憶し、
前記オフタイマ制御手段は、
前記記憶手段により記憶された前記映像切換のための最終キー入力時間を基準に、前記映像表示部により表示される映像の出力レベルを段階的に低減させ、前記記憶手段により記憶された前記音量調節のための最終キー入力時間を基準に、前記音声出力部により出力される音声の出力レベルを段階的に低減させることを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置。 - 前記オフタイマ制御手段は、電源が自動的にオフされる以前であって、前記記憶手段により記憶された前記最終キー入力時間に基づく所定の時間に、電源がオフされる旨を前記映像表示部に表示させ、前記映像表示部に電源がオフされる旨が表示されてから所定時間以内に、前記キー入力部によるキー入力が無い場合に、前記オフタイマ設定手段により設定されたオフタイマの設定時間よりも前に電源をオフさせることを特徴とする請求項2又は3に記載の映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006284081A JP2008103934A (ja) | 2006-10-18 | 2006-10-18 | 映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006284081A JP2008103934A (ja) | 2006-10-18 | 2006-10-18 | 映像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008103934A true JP2008103934A (ja) | 2008-05-01 |
Family
ID=39437931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006284081A Pending JP2008103934A (ja) | 2006-10-18 | 2006-10-18 | 映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008103934A (ja) |
-
2006
- 2006-10-18 JP JP2006284081A patent/JP2008103934A/ja active Pending
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