JP2008102354A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 落下による衝撃からレンズ鏡胴を保護する工夫が図られた撮影装置を提供する。
【解決手段】 筐体の前面から繰り出された状態と該筐体の内部に繰り込まれた状態との間で遷移する、撮影レンズを内蔵したレンズ鏡胴を有し、該レンズ鏡銅が該筐体前面から繰り出された状態で撮影を行う撮影装置において、筐体の落下を検出する落下検出部と、筐体前面から突出した状態と筐体内に収容された状態との間で遷移し、筐体前面から突出した状態にあっては、筐体前面から繰り出された状態のレンズ鏡胴の先端よりも筐体前方側に先端が突出する、レンズ鏡胴の周囲に配備された鏡胴保護部材と、落下検出部による検出結果に基づいて、筐体内に収容された状態の鏡胴保護部材を筐体前面から突出させる保護部材突出部とを備えた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、筐体の前面から繰り出された状態と該筐体の内部に繰り込まれた状態との間で遷移する、撮影レンズを内蔵したレンズ鏡胴を有する撮影装置に関する。
従来より、レンズを内蔵するレンズ鏡胴を備え、このレンズ鏡胴の伸縮が自在の撮影装置が知られている。
この様な、レンズ鏡胴の伸縮が自在の撮影装置には、携帯に便利なように、筐体の前面から繰り出された撮影状態と、筐体の内部に繰り込まれた非撮影状態との間で遷移する、撮影レンズを内蔵したレンズ鏡胴を有するものが提案されている。
しかしながら、このような繰出しおよび繰込みが自在のレンズ鏡胴を備えた撮影装置では、レンズ鏡胴が筐体前面から繰り出された状態のまま装置を誤って床などに落としてしまうと、床などとの衝突の衝撃によりレンズ鏡胴が破壊されてしまうおそれがある。
そこで、落下を検知するセンサを撮影装置に備え、落下を検知すると筐体前面に繰り出されているレンズ鏡胴を筐体内に繰り込ませる提案がなされている(特許文献1参照)。
特開平9−61869号公報
しかしながら、レンズ鏡胴の筐体内への繰り込みには多少時間がかかることから、上記提案では、レンズ鏡胴の筐体内への繰り込みが間に合わないおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑み、落下による衝撃からレンズ鏡胴を保護する工夫が図られた撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の撮影装置は、
筐体の前面から繰り出された状態とこの筐体の内部に繰り込まれた状態との間で遷移する、撮影レンズを内蔵したレンズ鏡胴を有し、このレンズ鏡銅がこの筐体前面から繰り出された状態で撮影を行う撮影装置において、
上記筐体の落下を検出する落下検出部と、
上記筐体前面から突出した状態とこの筐体内に収容された状態との間で遷移し、この筐体前面から突出した状態にあっては、この筐体前面から繰り出された状態のこのレンズ鏡胴の先端よりもこの筐体前方側に先端が突出する、このレンズ鏡胴の周囲に配備された鏡胴保護部材と、
上記落下検出部による検出結果に基づいて、上記筐体内に収容された状態の上記鏡胴保護部材をこの筐体前面から突出させる保護部材突出部とを備えたことを特徴とする。
本発明の撮影装置では、落下検出部によって装置の落下が検出されると、保護部材突出部による、レンズ鏡胴の周囲に配備された鏡胴保護部材の筐体前面からの突出が、鏡胴の繰込みとは異なり迅速に行われる。これにより、本発明の撮影装置によれば、落下による衝撃からレンズ鏡胴を保護することができる。
ここで、上記筐体前面から突出した突出状態からこの筐体内に収容された収容状態に遷移したこの鏡胴保護部材を係止する第1の係止部を備え、
上記保護部材突出部は、上記落下検出部による検出結果に基づいて上記第1の係止部による上記鏡胴保護部材の係止を解除した上で、上記筐体内に収容された状態の上記鏡胴保護部材をバネの付勢力を利用してこの筐体前面から突出させるものであることが好ましい。
この様に、バネの付勢力により鏡胴保護部材を筐体前面から迅速に突出させるようにすると、簡易な構成でレンズ鏡胴を保護することができる。
また、上記保護部材突出部が、バネの付勢力を利用して上記鏡胴保護部材を上記筐体前面から突出させるものであって、
この撮影装置が、
上記筐体内に収容された状態から、この筐体前面から突出した状態に遷移したこの鏡胴保護部材を係止する第2の係止部と、
操作を受けて、上記第2の係止部による上記鏡胴保護部材の係止を解除する係止解除部とを備えたものであることも好ましい態様である。
この様に、第2の係止部を有していると、バネの付勢力で筐体前面に突出した鏡胴保護部材が衝撃により筐体内に戻ってしまう事態の発生を防止できることから、レンズ鏡胴の保護を一層確実に行うことができる。
ここで、上記鏡胴保護部材が上記筐体内に収容された状態を検知する収容検知センサを備え、上記第1の係止部は、上記収容検知センサによる検知を受けてこの鏡胴保護部材を係止するものであることが好ましく、また、上記鏡胴保護部材が上記筐体前面から突出した状態を検知する突出検知センサを備え、上記第2の係止部は、上記突出検知センサによる検知を受けてこの鏡胴保護部材を係止するものであることも好ましい態様である。
この様にすると、この鏡胴保護部材の係止を正確に行うことができる。
本発明の撮影装置によれば、落下による衝撃からレンズ鏡胴を保護することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の撮影装置の一実施形態であるデジタルカメラの外観斜視図である。
図1には、本実施形態のデジタルカメラ1に備えられているレンズ鏡胴11が最も繰り出されている(望遠側)状態が示されている。
図1に示すデジタルカメラ1には、筐体10の前面中央に、前面レンズ110などを内蔵したレンズ鏡胴11が備えられており、このレンズ鏡胴11は、後述するズームレバー2の操作に応じて、筐体前面への繰出しと筐体内への繰込みとの間で自在のものである。このレンズ鏡胴11が備えられている筐体前面の上部には、ファインダ対物窓10aが設けられている。筐体上面には、上述した、円環状のズームレバー2と、このズームレバー2の内側に配備されたシャッタボタン3とが備えられている。筐体10の右側面には、電源スイッチ4と、詳しくは後述するリリーススイッチ5とが備えられている。図示は省略したが、このデジタルカメラ1では、電源スイッチ4がオンされると、筐体内に繰り込まれていたレンズ鏡胴11が筐体前面から多少突出した広角位置まで繰り出され、その広角位置とその広角位置よりも前方側の望遠位置との間のレンズ鏡胴の移動は、ズームレバー2を操作することにより可能となっている。このデジタルカメラ1では、このズームレバー2による画角が決定され、シャッタボタン3が押下されることで撮影が行われる。また、このデジタルカメラ1では、電源スイッチ4がオフされると、レンズ鏡胴11が筐体内に繰り込まれるようになっている。尚、図1に示すデジタルカメラ1の筐体背面側には、液晶表示パネルや、その他操作子が備えられているが本発明とは直接的な関係はないので、ここでの図示および説明は省略する。
また、図1には、筐体前面の、このレンズ鏡胴11の周囲部分に、詳しくは後述するレンズ鏡胴保護部材12(図2参照)が筐体前面から突出するための輪状の隙間10bが設けられている様子が示されている。このデジタルカメラ1では、レンズ鏡胴11が筐体前面に繰り出されている場合に、カメラを床に誤って落としたとしてもレンズ鏡胴が故障してしまわないように、筐体前面に輪状に設けられた隙間10bからレンズ鏡胴保護部材12が突出してレンズ鏡胴11を保護するようになっている。
図2は、図1に示すデジタルカメラの横断面図である。
図2(a)には、固定筒111、第1移動筒112、および、前面レンズ110を保持する第2移動筒113で構成されたレンズ鏡胴11と、前面レンズ110の光軸方向の後方に配備された撮像素子20と、このレンズ鏡胴11の周囲に配備された筒状のレンズ鏡胴保護部材12と、このレンズ鏡胴保護部材12を筐体前面から突出させるための付勢力を生み出す圧縮バネ121と、筐体前面からのレンズ鏡胴保護部材12の突出をロックするロックアーム14とが示されている。
また、図2(a)には、レンズ鏡胴保護部材12の、前面レンズ110の光軸方向前方側と光軸方向後方側とに、ロックアーム14の先端が嵌め込まれる前方孔12aと後方孔12bとが設けられている様子が示されている。
さらに、図2(a)には、ロックアーム14の後端部分が連結された軸131が通電により突出するプランジャ13と、ロックアーム14から立設されている軸142に係留されている、このロックアーム14の先端をレンズ鏡胴保護部材12に設けられている前方孔12aと後方孔12bに嵌め込ませる向きの付勢力を生み出すトーションバネ141と、筐体内におけるレンズ鏡胴保護部材12の位置を検出する、前面レンズ110の光軸方向前方側の第1センサ161および光軸方向後方側の第2センサ162と、このカメラが落下したか否かを検出するための加速度センサ15とが示されている。
ここで、図2(a)には、圧縮バネ121の付勢力に抗しながらユーザによりレンズ鏡胴保護部材12が筐体内に押し込まれ、筐体内に押し込まれたレンズ鏡胴保護部材12の前方孔12aにロックアーム14の先端が嵌め込まれている様子が示されており、また、図2(b)には、レンズ鏡胴保護部材12の前方孔12aに嵌め込まれていたロックアーム14の先端がこの前方孔12aから一旦退避し、レンズ鏡胴保護部材12がバネ121の付勢力により筐体前面から突出し、この突出したレンズ鏡胴保護部材12の後方孔12bに改めてロックアーム14の先端が嵌め込まれている様子が示されている。さらに、図2(b)には、レンズ鏡胴11の保護を確実なものとするために、レンズ鏡胴保護部材12の先端が、最も繰り出された状態にあるレンズ鏡胴11の先端よりも筐体前方に突出するようになっている様子も示されている。
次に、このレンズ鏡胴保護部材12の、図2(a)に示す状態から図2(b)に示す状態への遷移について説明する。
このデジタルカメラ1による撮影は、図2(a)に示すように、ロックアーム14の先端がレンズ鏡胴保護部材12の前方孔12aに嵌め込まれることで、バネ121の付勢力によるこのレンズ鏡胴保護部材12の筐体前面からの飛び出しが禁止された状態で行われる。このとき、誤ってカメラを落下させたりすると、プランジャ13への通電が指示され、このプランジャ13への通電により軸131が突出する。これにより、トーションバネ141の付勢力によりレンズ鏡胴保護部材12の前方孔12aに嵌め込まれていたロックアーム12の先端は、この前方孔12aから退く。このようにロックアーム12によるロックが解除されると、レンズ鏡胴保護部材12は、圧縮バネ121の付勢力により筐体前面から突出する。レンズ鏡胴保護部材12の後端部分が第1センサ161よりも光軸方向前方側に移動したことが、第1センサ161からの信号により検知されると、プランジャ13への通電指示は解除される。これにより、ロックアーム14の先端は、図2(b)に示すように、トーションバネ141の付勢力によりレンズ鏡胴保護部材12の後方孔12bに嵌め込まれることになる。このデジタルカメラ1では、図2(b)に示す様に、ロックアーム14の先端がレンズ鏡胴保護部材12の後方孔12bに嵌め込まれることで、床などとの衝突による衝撃によりこのレンズ鏡胴保護部材12が筐体内に押し戻されないようにされている。
また、このレンズ鏡胴保護部材12の、図2(b)に示す状態から図2(a)に示す状態への遷移について説明する。
このデジタルカメラ1における、突出したレンズ鏡胴保護部材12の筐体内への収容は、まず、筐体側面に備えられているリリースボタン15をユーザが押下した後、ユーザがレンズ鏡胴保持部材12を筐体内に押し込むことで行なわれる。リリースボタン15が押下されると、プランジャ13に対して通電がなされる。これにより、プランジャ13の軸131は突出することから、図2(b)に示すように、レンズ鏡胴保持部材12の後方孔12bに嵌め込まれていた、ロックアーム14の先端はこの後方孔12bから退避する。リリースボタン15が押下されたことによるプランジャ13への通電は、ユーザがレンズ鏡胴保持部材12を筐体内に押し込むことでこのレンズ鏡胴保護部材12の後端部分が第2センサ162により検出されるまで行われる。第2センサ162によるレンズ鏡胴保護部材12の後端部分が検出されると、プランジャ13への通電が中止され、ロックアーム14の先端は、図2(a)に示すように、トーションバネ141の付勢により改めてレンズ鏡胴保護部材12の前方孔12aに嵌め込まれることとなる。
図3は、図2に示したレンズ鏡胴保護部材とロックアームとの係合部分の拡大図である。
図3(a)には、レンズ鏡胴保護部材12の前方孔12aに、ロックアーム14の先端が嵌め込まれている様子が示され、図3(b)には、プランジャ13への通電によって軸131が突出したことでロックアーム14の先端が前方孔12aから退避した様子が示されている。また、図3(c)には、レンズ鏡胴保護部材12が筐体前面側に突出した後、ロックアーム14の先端がレンズ鏡胴保護部材12の後方孔12bに嵌め込まれている様子が示されている。
以上説明したように、このデジタルカメラ1では、加速度センサ15によって落下が検出されるとロックアーム14によるロックが解除され、圧縮バネ121の付勢力により鏡胴保護部材12が筐体前面から突出されることでレンズ鏡胴11が衝撃から保護されるようになっている。また、このデジタルカメラ1では、レンズ鏡胴保護部材12が筐体前面から突出した後、レンズ鏡胴保護部材12の後方孔12bにロックアーム14の先端が嵌め込まれるようにすることで、圧縮バネ121の付勢力で筐体前面から突出しているレンズ鏡胴保護部材12が落下による衝撃により筐体内に戻ってしまわないようにしてレンズ鏡胴の保護の徹底が図られている。
尚、以上に説明した実施形態では、第1センサ161および第2センサ162を備えた場合を例に挙げて説明したが、これらを備えず、レンズ鏡胴保護部材12の突出完了および収容完了を所定時間の経過をもって完了したものと見なしてもよく、また、第1センサ161および第2センサ162のうちのいずれか一方を備えていてもよい。また、レンズ鏡胴保護部材12の突出については、本発明では、バネの付勢力を利用するものに限るものではなく、また、これに伴い、本発明では、突出したレンズ鏡胴保護部材12や収容されたレンズ鏡胴保護部材12をロックするロック機構およびこのロックを解除する解除機構を備えていなくてもよい。また、本実施形態では、落下を検知するセンサとして加速度センサ15を例に挙げて説明したが、落下を検出できるものであれば、本発明では、これが角速度センサでもよく、さらには、デジタルカメラを例に挙げて説明したが、本発明は銀塩カメラにも適用可能である。
図4は、本実施形態のデジタルカメラの機能ブロック図である。
図4には、デジタルカメラ1の構成要素である、このカメラ全体を制御するCPU30と、前面レンズ110を内蔵するレンズ鏡胴11と、このレンズ鏡胴11の移動を制御するレンズ鏡胴駆動部23と、第1センサ161と、第2センサ162と、プランジャ13と、加速度センサ15と、撮像素子20と、この撮像素子20を駆動する撮像素子駆動部22とが示されており、これらのうちのレンズ鏡胴駆動部23、第1センサ161、第2センサ162、プランジャ13、加速度センサ15、および撮像素子駆動部22が、CPU30に接続されている様子も示されている。
また、図4には、デジタルカメラ1の構成要素である、A/D(Analog/Digital)21と、デジタル信号処理部31と、圧縮伸長処理部32と、外部メモリ制御部33と、表示制御部35とが、バス300を介してCPU30に接続されている様子も示されている。
さらに、図4には、ズームレバー2と、シャッタボタン3と、電源スイッチ4と、リリースボタン5がCPU30に接続されている様子が示されている。
ここで、電源スイッチ4が投入されたときのデジタルカメラ1における動作について説明しながら、このデジタルカメラ1の内部構成について簡単に説明する。
このデジタルカメラ1は、撮影を行う際に選択される撮影モードと、撮影して記録されている画像を再生して表示する再生モードとが備えられており、電源スイッチ4がオンされると、電源である不図示の電池から電力がデジタルカメラ1の内部の各部に供給され、撮影モードと再生モードのうちの撮影モードが選択されている場合には、まず撮像素子20に結像された被写体像を表す画像信号が撮像素子20から出力され、その出力された画像信号が表す被写体像(スルー画像)が表示部36に表示される。この撮像素子20には、撮像素子駆動部22からタイミング信号が供給されており、このタイミング信号によって所定の間隔ごとにこの撮像素子20から画像信号が出力され、撮像素子20から出力された画像信号は、A/D部21でデジタルの画像信号に変換された後、デジタル信号処理部31に送信され、ホワイトバランス等の調整が行なわれる。さらに、デジタル信号処理部31で調整された画像信号は、データバス300および表示制御部35を介して表示部36に向けて供給される。これにより、表示部36には、前面レンズ110が向けられた方向の被写体が被写体像として常に表示され続ける。この表示され続けている被写体像を視認しながらシャッタボタン3を押下すると、その押下の際に撮像素子20に結像されていた被写体像を表す画像信号に基づく被写体像が静止画で表示部36に表示される。表示部36に表示されている静止画の記録媒体34への記録は、この静止画を表す画像信号が圧縮伸張処理部32で一旦圧縮された後に行われる。
一方、このデジタルカメラ1において再生モードが選択されると、記録媒体34から圧縮画像信号が読み出され、圧縮伸張処理部32では、読み出した圧縮画像信号が伸張されて画像信号が復元される。復元された画像信号は、デジタル信号処理部31を経て表示部36に表示される。
また、このデジタルカメラ1では、CPU30に接続されたズームレバー2の操作に応じて、CPU30からレンズ鏡胴駆動部23に対して、レンズ鏡胴11の繰出しおよび繰込みが指示される。尚、図4では、このデジタルカメラ1においては実際に備えられているものの、本発明の主題とは直接関係のないズームレンズ、フォーカスレンズ、アイリス、シャッタ、AE検出回路、AF検出回路などの図示および説明は省略されている。
図5は、このデジタルカメラの電源が投入されると実行されるルーチンのフローチャートである。
図5に示すステップS1では、第1センサ161と第2センサ162とが共にオフか否か、即ち、レンズ鏡胴保護部材12が筐体内に収容されているか否かを判定し、ステップS1において、双方共にオフである、即ち、レンズ鏡胴保護部材12が筐体内に収容されていると判定すると、ステップS2に進む。ステップS2では、加速度センサ15による落下が検出されているか否かを判定し、落下が検出されていないと判定すると、ステップS2を繰り返し、落下が検出されたと判定すると、ステップS3に進む。ステップS3では、プランジャ13への通電を指示する、これにより、現在、レンズ鏡胴保護部材12の前方孔12aに嵌め込まれている、ロックアーム14の先端をこの前方孔12aから退避させる。ステップS4では、第1センサ161がオンされたか否か、即ち、圧縮バネ121の付勢力による筐体前面からのレンズ鏡胴保護部材12の突出が終了したか否かを判定する。ステップS4において、第1センサ161がオンされていないと判定すると、ステップS4を繰り返し、オンされていると判定すると、ステップS5に進み、プランジャ13への通電の中止を指示する。これにより、ロックアーム14の先端は、レンズ鏡胴保護部材12の後方孔12に改めて嵌め込まれる。ステップS6では、レンズ鏡胴保護部材12を筐体内に収容するためにリリースボタン5がオンされているか否かを判定し、オンされていないと判定すると、ステップS6を繰り返す。ステップS6においてオンされていると判定すると、ステップS7に進み、プランジャ13への通電を指示する。これにより、ロックアーム14の先端は、レンズ鏡胴保護部材12の後方孔12bから退避する。ステップS8では、第2センサがオフされたか否か、即ちレンズ鏡胴保護部材12の収容が終了したか否かを判定し、第2センサ162がオフされていない、即ちレンズ鏡胴保護部材12の収容が終了していないと判定すると、ステップS8を繰り返し、第2センサ162がオンされていると判定すると、ステップS9に進み、レンズ鏡胴保護部材12の前方孔12aにロックアーム14の先端を嵌め込むべくプランジャ13への通電の中止を指示する。その後、ステップS1に戻る。一方、ステップS1において、第1センサ161と第2センサ162とが双方がオフでははない、即ち、レンズ鏡胴保護部材12が既に筐体前面から突出してしまっていると判定すると、ステップS6に進む。
図6は、レンズ鏡胴保護部材とロックアームの係合の別態様を示す図である。
図6に示す別態様と図3に示す本実施形態におけるこの部分の態様との相違点は、プランジャへの通電による軸の移動方向とロックアームの形状である。
図6(a)には、プランジャ43への通電中止により、このプランジャ43の軸431に接続されているロックアーム44の先端が、バネ441の付勢力によってレンズ鏡胴保護部材12の前方孔12aに嵌め込まれている様子が示され、図6(b)には、プランジャ43への通電により、このバネ441の付勢力に抗して軸431が引っ込むことで、ロックアーム44の先端がこの前方孔12aから退避している様子が示されている。また、図6(c)には、プランジャ43への通電を中止することで、このプランジャ43の軸431に接続されているロックアーム44の先端が、バネ441の付勢力によってレンズ鏡胴保護部材12の後方孔12bに改めて嵌め込まれている様子が示されている。
本発明の撮影装置の一実施形態であるデジタルカメラの外観斜視図である。 図1に示すデジタルカメラの横断面図である。 図2に示したレンズ鏡胴保護部材とロックアームとの係合部分の拡大図である。 本実施形態のデジタルカメラの機能ブロック図である。 このデジタルカメラの電源が投入されると実行されるルーチンのフローチャートである。 レンズ鏡胴保護部材とロックアームの係合の別態様を示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 ズームレバー
3 シャッタボタン
4 電源スイッチ
5 リリーススイッチ
10 筐体
10b 隙間
11 レンズ鏡胴
12 レンズ鏡胴保護部材
12a 前方孔
12b 後方孔
121 圧縮バネ
13 プランジャ
131、142 軸
14 ロックアーム
141 トーションバネ
15 加速度センサ
161 第1センサ
162 第2センサ
20 撮像素子

Claims (5)

  1. 筐体の前面から繰り出された状態と該筐体の内部に繰り込まれた状態との間で遷移する、撮影レンズを内蔵したレンズ鏡胴を有し、該レンズ鏡銅が該筐体前面から繰り出された状態で撮影を行う撮影装置において、
    前記筐体の落下を検出する落下検出部と、
    前記筐体前面から突出した状態と該筐体内に収容された状態との間で遷移し、該筐体前面から突出した状態にあっては、該筐体前面から繰り出された状態の該レンズ鏡胴の先端よりも該筐体前方側に先端が突出する、該レンズ鏡胴の周囲に配備された鏡胴保護部材と、
    前記落下検出部による検出結果に基づいて、前記筐体内に収容された状態の前記鏡胴保護部材を該筐体前面から突出させる保護部材突出部とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記筐体前面から突出した突出状態から該筐体内に収容された収容状態に遷移した該鏡胴保護部材を係止する第1の係止部を備え、
    前記保護部材突出部は、前記落下検出部による検出結果に基づいて前記第1の係止部による前記鏡胴保護部材の係止を解除した上で、前記筐体内に収容された状態の前記鏡胴保護部材をバネの付勢力を利用して該筐体前面から突出させるものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記保護部材突出部が、バネの付勢力を利用して前記鏡胴保護部材を前記筐体前面から突出させるものであって、
    該撮影装置が、
    前記筐体内に収容された状態から、該筐体前面から突出した状態に遷移した該鏡胴保護部材を係止する第2の係止部と、
    操作を受けて、前記第2の係止部による前記鏡胴保護部材の係止を解除する係止解除部とを備えたものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  4. 前記鏡胴保護部材が前記筐体内に収容された状態を検知する収容検知センサを備え、
    前記第1の係止部は、前記収容検知センサによる検知を受けて該鏡胴保護部材を係止するものであることを特徴とする請求項2記載の撮影装置。
  5. 前記鏡胴保護部材が前記筐体前面から突出した状態を検知する突出検知センサを備え、
    前記第2の係止部は、前記突出検知センサによる検知を受けて該鏡胴保護部材を係止するものであることを特徴とする請求項3記載の撮影装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019144673A1 (zh) * 2018-01-24 2019-08-01 深圳市道通智能航空技术有限公司 镜头组件及移动终端

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