JP2008101940A - 異形鉄心の製造方法 - Google Patents

異形鉄心の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008101940A
JP2008101940A JP2006282904A JP2006282904A JP2008101940A JP 2008101940 A JP2008101940 A JP 2008101940A JP 2006282904 A JP2006282904 A JP 2006282904A JP 2006282904 A JP2006282904 A JP 2006282904A JP 2008101940 A JP2008101940 A JP 2008101940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caulking
core
laminated body
core piece
laminated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006282904A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4898381B2 (ja
Inventor
Tomoyuki Maki
友幸 牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui High Tec Inc
Original Assignee
Mitsui High Tec Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui High Tec Inc filed Critical Mitsui High Tec Inc
Priority to JP2006282904A priority Critical patent/JP4898381B2/ja
Publication of JP2008101940A publication Critical patent/JP2008101940A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4898381B2 publication Critical patent/JP4898381B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

【課題】生産性および材料歩留りを向上させた異形鉄心の製造方法を提供する。
【解決手段】第1の積層体11を構成するa枚ごとの第1のコア片17に、積層される第2の積層体12の最下部の第2のコア片18に形成されたかしめ突起26が密着嵌入するかしめ凹部27またはかしめ孔24を形成するとともに、第1の積層体11が相互に分離可能な第1の連結積層体11aを作り、b枚ごとの第2のコア片19に、上部に載せる第2のコア片18のかしめ突起26が緩く嵌入するかしめ凹部またはかしめ孔30を形成し、b枚ごとの第2のコア片19とその下部に配置される第2のコア片18とはかしめ積層されて、第2の積層体12が個々に分離可能に第2の連結積層体12aを形成し、第1の連結積層体11aから第1の積層体11を取り出し、第2の連結積層体12aから第2の積層体12を取り出し、これらをかしめ積層する。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転速度、回転角度の測定、および位置検出等にリラクタンス型レゾルバあるいは可変リラクタンス型レゾルバが使用され、これらレゾルバに組み込まれる異形鉄心の製造方法に関する。
リラクタンス型レゾルバあるいは可変リラクタンス型レゾルバとしては、例えば、特許文献1にその構造および動作が開示され、特許文献2にもその構造および動作が詳細に記載されているが、一般的に異なる積層体を積み重ねた異形鉄心が用いられている。これらの積層体を構成するコア片は測定精度や検出精度を高めるために、強固に一体化する必要があり、このため、各コア片(鉄心片)はかしめ突起とかしめ凹部を用いるかしめによって連結されている。
図4を参照しながら、2種類の第1、第2の積層体50、51を有する異形鉄心52の製造方法の一例について説明する。図4(A)に示す異形鉄心52においては、第1、第2の積層体50、51のコア片53、54は軸孔(図示せず)および複数のかしめ部55に対して外形が異なるので、図4(B)、(C)に示すように、図示しない別々の金型装置で、それぞれ複数の積層体50、51を上下に積層して形成される。
図4(B)に示すように、それぞれの第1の積層体50は4枚のコア片53をかしめ突起56、かしめ凹部57からなる複数のかしめ部55を介して連結されているが、第1の積層体50の最下部のコア片53は、かしめ凹部57の代わりにかしめ孔58が形成され、上下に第1の積層体50が容易に分離可能となっている。
また、図4(C)に示すように、それぞれの第2の積層体51は2枚のコア片54をアイドルコア片59を介して打ち抜き積層している。このアイドルコア片59には上部のコア片54に設けられたかしめ突起56が嵌入するかしめ孔60が設けられ、底部にアイドルコア片59が設けられた上下の第2の積層体51が分離できるようになっている。組み立てにあっては、第2の積層体51の底部に設けられているアイドルコア片59を除去し、第1の積層体50の上に第2の積層体51を載せてかしめ接合し、一つの異形鉄心52を製造している。
特開2002−39794号公報 特開2005−164486号公報
以上に述べた異形鉄心の製造方法においては、第2の積層体51の底部に設けたアイドルコア片59は無駄になるという問題がある。
第1、第2の積層体50、51を別々の金型装置を用いて独立に製造する場合は、第2の積層体51の底部にはアイドルコア片を設けないで1異形鉄心に積層される以上に連続して製造することも可能であるが、その連続して積層した中から1異形鉄心に組み込まれる(積層される)第2の積層体分を取り外さねばならない。この取り外しは積層したコア片54同士のかしめ突起56とかしめ凹部57の嵌合を解くことであるから、労力と時間を要する。更に、下部に突出するかしめ突起56が変形し、適切に第1の積層体50の上部のかしめ凹部57に嵌入しない場合がある等の問題が生じる。また、1つの金型装置で第1、第2の積層体50、51の両方を製造する場合には、外形抜きの金型を変える必要があり、手間である。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、生産性および材料歩留りを向上させた異形鉄心の製造方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の発明に係る異形鉄心の製造方法は、同一形状のa枚の第1のコア片をかしめ積層した第1の積層体と、該第1の積層体にかしめ積層され、前記第1のコア片とは形状が異なるb枚の第2のコア片をかしめ積層した第2の積層体とを有する異形鉄心の製造方法であって、
a枚ごとの前記第1のコア片に、該第1のコア片に積層される前記第2の積層体の最下部の第2のコア片に形成されたかしめ突起が密着嵌入するかしめ凹部またはかしめ孔を形成し、しかも、a枚ごとの前記第1のコア片とその下部に配置される第1のコア片とはかしめ積層されて、前記第1の積層体が個々に分離可能に第1の連結積層体を形成し、
b枚ごとの前記第2のコア片に、上部に載せる前記第2のコア片のかしめ突起が緩く嵌入するかしめ凹部またはかしめ孔を形成し、b枚ごとの前記第2のコア片とその下部に配置される第2のコア片とはかしめ積層されて、前記第2の積層体が個々に分離可能に第2の連結積層体を形成し、
前記第1の連結積層体から前記第1の積層体を取り出し、前記第2の連結積層体から前記第2の積層体を取り出し、これらをかしめ積層する。
なお、異形鉄心を構成する隣り合う積層体に対して本発明は適用され、例えば、異形鉄心に3つまたはそれ以上の積層体が存在する場合もあり得る。
第2の発明に係る異形鉄心の製造方法は、第1の発明に係る異形鉄心の製造方法において、積層された前記第1の積層体および前記第2の積層体の上下隣り合う第1のコア片同士、第2のコア片同士、並びに第1および第2のコア片に形成される前記かしめ突起の位置は異なり、しかも上下1つまたは2つ違いに前記かしめ突起の位置は平面視して同一となっている。
第3の発明に係る異形鉄心の製造方法は、第1、第2の発明に係る異形鉄心の製造方法において、前記第2の積層体の上方には、下部に配置されるコア片にかしめ突起とかしめ凹部からなるかしめ部またはかしめ孔を形成し、その上部に配置されるコア片には前記下部のコア片のかしめ凹部またはかしめ孔に密着嵌入するかしめ突起とかしめ凹部からなるかしめ部が設けられるかしめ連結手段を介して、更にかしめ積層された別の異なる形状の積層体が1または2以上重合されている。
そして、第4の発明に係る異形鉄心の製造方法は、第3の発明に係る異形鉄心の製造方法において、前記第1の連結積層体を除く連結積層体の底部には、該連結積層体のコア片と同一形状であって、該連結積層体の最下部のコア片のかしめ突起が緩く嵌入するかしめ孔が設けられている底コア片が設けられている。
請求項1〜4に記載の異形鉄心の製造方法においては、それぞれ同一形状の第1、第2のコア片を積み重ねた第1、第2の連結積層体を製造するので、第1の積層体および第2の積層体を連続して製造でき、途中で金型などを交換する必要がなく生産性良く第1、第2の連結積層体を製造できる。なお、1つの金型装置で第1、第2の連結積層体を製造する場合には、金型の交換を必要とするが、第1、第2の積層体のそれぞれを必要な個数連続して製造するので効率的である。
そして、第1の連結積層体においては、a枚ごとの第1のコア片に、第1のコア片に積層される第2の積層体の最下部の第2のコア片に形成されたかしめ突起が密着嵌入するかしめ凹部またはかしめ孔を形成し、しかも、a枚ごとの第1のコア片とその下部に配置される第1のコア片とはかしめ積層されて、第1の積層体が個々に分離可能となっている。また、第2の連結積層体においては、b枚ごとの第2のコア片に、上部に載せる第2のコア片のかしめ突起が緩く嵌入するかしめ凹部またはかしめ孔を形成するとともに、しかも、b枚ごとの第2のコア片とその下部に配置される第2のコア片とはかしめ積層されて、第2の積層体が個々に分離可能になっている。従って、第1、第2の積層体が材料の歩留りを向上させて、無駄なく形成できるとともに、第1、第2の連結積層体から個々に取り出した第1の積層体の上に第2の積層体のかしめ積層が可能となる。
特に、請求項2記載の異形鉄心の製造方法は、積層された第1の積層体および第2の積層体の上下隣り合う第1のコア片同士、第2のコア片同士、並びに第1および第2のコア片に形成されるかしめ突起の位置は異なり、しかも上下1つまたは2つ違いにかしめ突起の位置は平面視して同一となっているので、金型の構成が容易となる。
請求項3記載の異形鉄心の製造方法は、第2の積層体の上方には、下部に配置されるコア片にかしめ突起とかしめ凹部からなるかしめ部またはかしめ孔を形成し、その上部に配置されるコア片には下部のコア片のかしめ凹部またはかしめ孔に密着嵌入するかしめ突起とかしめ凹部からなるかしめ部が設けられるかしめ連結手段を介して、更にかしめ積層された別の異なる形状の積層体が1または2以上重合されているので、更に多段の積層体を有する異形鉄心を製造できる。この場合、第1の積層体と第2の積層体の連結部もこのかしめ連結手段が用いられている。
そして、請求項4記載の異形鉄心の製造方法は、第1の連結積層体を除く連結積層体の底部には、連結積層体のコア片と同一形状であって、連結積層体の最下部のコア片のかしめ突起が緩く嵌入するかしめ孔が設けられている底コア片が設けられているので、各連結積層体の下端部から突出するかしめ突起の保護が可能となる。この場合、この底コア片は異形鉄心の組み立てにあっては、取り外し廃棄することになるが、各連結積層体につき1枚であるから、従来の各積層体につき1枚を廃棄する場合と比較すると格段に歩留りがよい。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した一実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、図1(A)は第3の積層体の一部省略断面図、(B)は第2の積層体の一部省略断面図、(C)は第1の積層体の一部省略断面図、(D)はこれらを組み合わせた本発明の一実施の形態に係る方法で製造された異形鉄心の一部省略断面図、図2(A)は第3の連結積層体の一部省略断面図、(B)は第2の連結積層体の一部省略断面図、(C)は第1の連結積層体の一部省略断面図、図3は本発明の一実施の形態に係る方法によって製造された異形鉄心の平面図である。なお、図1、図2は各積層体のかしめ部が断面となるように円弧状に積層体を切断している。
本発明の一実施の形態に係る方法で製造された異形鉄心10は、図1(D)、図3に示すように、第1〜第3の積層体11〜13を有している。第1〜第3の積層体11〜13をそれぞれ構成する、磁性鉄板からなる第1のコア片14〜17、第2のコア片18、19、第3のコア片20〜23が偶数個(この実施の形態では6個)の所定位置に形成されたかしめ部を介してかしめ積層されている。
第1のコア片14〜17、第2のコア片18、19、第3のコア片20〜23は共通の軸孔24aを有しているが、第2のコア片18、19および第3のコア片20〜23の外側円は、軸孔24aから偏心して形成され、それぞれ異なる形状となっている。
次に、この異形鉄心10の製造方法について説明する。このように、本実施の形態では3つの第1のコア片14〜17、第2のコア片18、19、第3のコア片20〜23がそれぞれ異なるので、一つの金型装置で積層順番にこれらのコア片を製造すると途中で金型を交換する必要があって手間である。そのため、3台の金型装置を用い、それぞれ同一形状の第1のコア片14〜17、第2のコア片18、19、第3のコア片20〜23を分担して製造する。これによって金型を頻繁に交換しないで済むという利点がある。なお、一台の金型装置を用いて、大量の第1のコア片14〜17を製造し、次に金型を変えて第2のコア片18、19を大量に製造し、最後に第3のコア片20〜23を大量に製造する場合も金型の交換は最小限で済むので、本発明は適用される。
まず、第1の積層体11を積層した第1の連結積層体11aを製造する場合について、図2(C)を参照しながら説明する。4枚(即ち、a枚)の第1のコア片14〜17を順番に順次打ち抜いて積層するが、第1のコア片14にはかしめ部の一例であるかしめ孔24のみが形成され、第1のコア片15には下部にかしめ突起26が上部にかしめ凹部27を有する周知のかしめ部25と、かしめ孔24が一つおきに交互に形成されている。第1のコア片16には、第1のコア片15のかしめ孔24に密着嵌入するかしめ部25と、かしめ孔24が交互に形成されている。
そして、第1のコア片17には、第1のコア片16のかしめ孔24に嵌入するかしめ部25とかしめ孔24が交互に形成されている。その上に載っている第1の積層体11も同様の構造となっているので、結局はかしめ孔24とかしめ部25のかしめ結合を平面視して1つおきに設けて相互に連結された第1のコア片14〜17からなる第1の積層体11が複数個積層されたものが一つの金型装置で製造される。そして、上下隣り合う第1の積層体11は特別には連結されていないので、各々個別に分離可能となっている。
次に、図2(B)を参照しながら、第2の積層体12を積層した第2の連結積層体12aの製造方法について説明する。第2の積層体12の2枚(即ち、b枚の一例)の第2のコア片18、19を打ち抜く前に、第1、第2のコア片18、19と同一形状の底コア片28を打ち抜く。この底コア片28には全てのかしめ部の位置にかしめ孔29が形成されている。底コア片28は最終的には取り除くので、直上にある第2のコア片18のかしめ部25のかしめ突起26に対しては緩く嵌入させるのが好ましく、これによって底コア片28を容易に分離できる。
底コア片28の上部には第2のコア片18が積層される。第2のコア片18にはかしめ突起26とかしめ凹部27からなるかしめ部25と、かしめ孔24が交互に形成されている。このかしめ突起26は底コア片28のかしめ孔29に嵌入する。第2のコア片19には、第2のコア片18のかしめ孔24に密着嵌入するかしめ突起26とかしめ凹部27からなるかしめ部25と、かしめ突起26が緩く嵌入する拡径されたかしめ孔30が一つおきに形成されている。
この第2のコア片19の上には、第2のコア片18が搭載されるが、第2のコア片18の下部に突出しているかしめ突起26はかしめ孔30に隙間を有して嵌入する。従って、かしめ積層された2枚の第2のコア片18、19からなる第2の積層体12は、分離可能に積層されていることになる。
次に、図2(A)を参照しながら、第3の積層体13を積層した第3の連結積層体13aの製造方法について説明する。第3の積層体13の第3のコア片20を打ち抜く前に、4枚(即ち、c枚の一例)の第3のコア片20〜23と同一形状の底コア片32を打ち抜く。この底コア片32には全てのかしめ部の位置にかしめ孔29が形成されている。底コア片32は第2の積層体12を製造した場合と同様に、最終的には取り除くので、直上にある第3のコア片20のかしめ部25のかしめ突起26に対しては緩く嵌入させるのが好ましく、これによって底コア片32を容易に分離できる。
底コア片32の次に、第3のコア片20を打ち抜き形成するが、第3のコア片20にはかしめ部25とかしめ孔24が交互に形成されている。そして、かしめ部25のかしめ突起26がかしめ孔29に嵌入する。第3のコア片20の上には第3のコア片21が積層される。この第3のコア片21には、第3のコア片20のかしめ孔24に密着嵌入するかしめ突起26を有するかしめ部25とかしめ孔24が交互に設けられている。そして、第3のコア片22にも、第3のコア片21のかしめ孔24に密着嵌入するかしめ突起26を有するかしめ部25とかしめ孔24が交互に設けられている。
また、第3のコア片23には第3のコア片22のかしめ孔24に密着嵌入するかしめ突起26を有するかしめ部25と、かしめ突起26が緩く嵌入する大きさのかしめ孔30が交互に設けられている。これによって、第3の積層体13は、第3のコア片20〜23は強固にかしめ積層されているが、上下隣り合う第3の積層体13自身は相互にかしめ連結されない構造となっている。
各金型装置によって連続して製造された第1〜第3の連結積層体11a〜13aから、1異形鉄心を製造するために、第1〜第3の積層体11〜13を個別に取り出したものを図1(A)〜(C)示す。第1の積層体11においては、最上部の第1のコア片(即ち、a枚毎のコア片)17には、その上部に載置される第2の積層体12の最下部の第2のコア片18のかしめ突起26が密着嵌入するかしめ孔24とかしめ凹部27が設けられている。また、第2の積層体12の最上部の第2のコア片(即ち、b枚毎のコア片)19には、その上部の第3の積層体13の最下部に設けられた第3のコア片20のかしめ突起26が密着嵌入するかしめ凹部27が形成されている。従って、第1〜第3の積層体11〜13がかしめ積層される。
なお、ここで第1の積層体11の上部に形成された第1のコア片17と第2の積層体12の下部の第2コア片18、および第2の積層体12の上部の第2のコア片19と第3の積層体13の下部の第3のコア片20とは、かしめ凹部27(またはかしめ孔24)と、かしめ突起26を用いたかしめ連結手段によって連結されている。
前記実施の形態においては、3の積層体11〜13の場合について説明したが、2の積層体11、12のみとすることもできるし、更に4層以上とすることもできる。各積層体を構成するコア片の枚数は仕様に応じて自由に選定できる。
(A)は第3の積層体の一部省略断面図、(B)は第2の積層体の一部省略断面図、(C)は第1の積層体の一部省略断面図、(D)はこれらを組み合わせた本発明の一実施の形態に係る方法で製造された異形鉄心の一部省略断面図である。 (A)は第3の連結積層体の一部省略断面図、(B)は第2の連結積層体の一部省略断面図、(C)は第1の連結積層体の一部省略断面図である。 本発明の一実施の形態に係る方法によって製造された異形鉄心の平面図である。 (A)〜(C)は従来例に係る異形鉄心の製造方法の説明図である。
符号の説明
10:異形鉄心、11:第1の積層体、11a:第1の連結積層体、12:第2の積層体、12a:第2の連結積層体、13:第3の積層体、13a:第3の連結積層体、14〜17:第1のコア片、18、19:第2のコア片、20〜23:第3のコア片、24:かしめ孔、24a:軸孔、25:かしめ部、26:かしめ突起、27:かしめ凹部、28:底コア片、29:かしめ孔、30:かしめ孔、32:底コア片

Claims (4)

  1. 同一形状のa枚の第1のコア片をかしめ積層した第1の積層体と、該第1の積層体にかしめ積層され、前記第1のコア片とは形状が異なるb枚の第2のコア片をかしめ積層した第2の積層体とを有する異形鉄心の製造方法であって、
    a枚ごとの前記第1のコア片に、該第1のコア片に積層される前記第2の積層体の最下部の第2のコア片に形成されたかしめ突起が密着嵌入するかしめ凹部またはかしめ孔を形成し、しかも、a枚ごとの前記第1のコア片とその下部に配置される第1のコア片とはかしめ積層されて、前記第1の積層体が個々に分離可能に第1の連結積層体を形成し、
    b枚ごとの前記第2のコア片に、上部に載せる前記第2のコア片のかしめ突起が緩く嵌入するかしめ凹部またはかしめ孔を形成し、b枚ごとの前記第2のコア片とその下部に配置される第2のコア片とはかしめ積層されて、前記第2の積層体が個々に分離可能に第2の連結積層体を形成し
    前記第1の連結積層体から前記第1の積層体を取り出し、前記第2の連結積層体から前記第2の積層体を取り出し、これらをかしめ積層することを特徴とする異形鉄心の製造方法。
  2. 請求項1記載の異形鉄心の製造方法において、積層された前記第1の積層体および前記第2の積層体の上下隣り合う第1のコア片同士、第2のコア片同士、並びに第1および第2のコア片に形成される前記かしめ突起の位置は異なり、しかも上下1つまたは2つ違いに前記かしめ突起の位置は平面視して同一となっていることを特徴とする異形鉄心の製造方法。
  3. 請求項1および2のいずれか1項に記載の異形鉄心の製造方法において、前記第2の積層体の上方には、下部に配置されるコア片にかしめ突起とかしめ凹部からなるかしめ部またはかしめ孔を形成し、その上部に配置されるコア片には前記下部のコア片のかしめ凹部またはかしめ孔に密着嵌入するかしめ突起とかしめ凹部からなるかしめ部が設けられるかしめ連結手段を介して、更にかしめ積層された別の異なる形状の積層体が1または2以上重合されていることを特徴とする異形鉄心の製造方法。
  4. 請求項3記載の異形鉄心の製造方法において、前記第1の連結積層体を除く連結積層体の底部には、該連結積層体のコア片と同一形状であって、該連結積層体の最下部のコア片のかしめ突起が緩く嵌入するかしめ孔が設けられている底コア片が設けられていることを特徴とする異形鉄心の製造方法。
JP2006282904A 2006-10-17 2006-10-17 異形鉄心の製造方法 Expired - Fee Related JP4898381B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006282904A JP4898381B2 (ja) 2006-10-17 2006-10-17 異形鉄心の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006282904A JP4898381B2 (ja) 2006-10-17 2006-10-17 異形鉄心の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008101940A true JP2008101940A (ja) 2008-05-01
JP4898381B2 JP4898381B2 (ja) 2012-03-14

Family

ID=39436378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006282904A Expired - Fee Related JP4898381B2 (ja) 2006-10-17 2006-10-17 異形鉄心の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4898381B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05137280A (ja) * 1991-11-08 1993-06-01 Yaskawa Electric Corp 積層鉄心の製造方法
JPH08275469A (ja) * 1995-03-31 1996-10-18 Hitachi Ltd 積層鉄芯およびその製造方法
JP2002039794A (ja) * 2000-07-24 2002-02-06 Fuji Heavy Ind Ltd リラクタンス型レゾルバのロータ保護構造
JP2004328865A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Mitsui High Tec Inc スキュー形状可変型積層鉄心及びその製造方法
JP2005164486A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Tamagawa Seiki Co Ltd 回転角度検出器

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05137280A (ja) * 1991-11-08 1993-06-01 Yaskawa Electric Corp 積層鉄心の製造方法
JPH08275469A (ja) * 1995-03-31 1996-10-18 Hitachi Ltd 積層鉄芯およびその製造方法
JP2002039794A (ja) * 2000-07-24 2002-02-06 Fuji Heavy Ind Ltd リラクタンス型レゾルバのロータ保護構造
JP2004328865A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Mitsui High Tec Inc スキュー形状可変型積層鉄心及びその製造方法
JP2005164486A (ja) * 2003-12-04 2005-06-23 Tamagawa Seiki Co Ltd 回転角度検出器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4898381B2 (ja) 2012-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6400833B2 (ja) 積層鉄心の製造方法および積層鉄心の製造装置
KR101253689B1 (ko) 고정자 철심 및 그 제조 방법
JP2005318763A (ja) 積層鉄心の製造方法および金型装置
JP4219400B2 (ja) 異形積層コアの製造方法
JP2008206262A (ja) 積層鉄心およびその製造方法
JP5717973B2 (ja) 積層鉄心及びその製造方法
JP2016123242A (ja) ダミーカシメを有する積層体及びその製造方法、並びに積層鉄心の製造方法
JP2010178487A (ja) 積層鉄心の製造方法および順送り金型装置
JP2008011615A (ja) 積層鉄心の製造方法および積層鉄心
JP2005318764A (ja) 積層鉄心の製造方法および金型装置
JP2014176127A (ja) 積層鉄心及びその製造方法
JP4898381B2 (ja) 異形鉄心の製造方法
KR101919561B1 (ko) 적층 철심의 제조 방법 및 적층 철심 제조 장치
JP5297147B2 (ja) 磁石装着型回転子鉄心の製造方法
JP4833162B2 (ja) 積層鉄心
JP4912088B2 (ja) 積層鉄心の製造方法および製造装置
JP2008278753A (ja) 積層鉄心の製造方法及び金型装置
JP5160944B2 (ja) 積層鉄心の製造方法及び製造装置
JP2007014122A (ja) 積層鉄心及びその鉄心単板の製造方法
JP2008253135A (ja) 積層鉄心
JP4484616B2 (ja) 積層鉄心の製造方法
JP4001294B2 (ja) 積層鉄心およびその製造方法
JP4722970B2 (ja) 積層鉄心の製造方法
JP5039499B2 (ja) 積層固着品および積層固着品の製造方法
JP6316783B2 (ja) 積層鉄心の製造方法及び製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111213

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4898381

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees