JP2008101792A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Yoshiyuki Tsuda
善之 津田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】真空断熱材を適用する冷蔵庫において、真空断熱材を最大限に効率よく利用することにより断熱性能を向上しながら、合理的に高性能な冷蔵庫を提供するものである。
【解決手段】真空断熱板6において、断熱の必要な箇所7の厚みを厚くし、断熱をそれ程必要としない箇所は逆に薄くすることにより真空断熱板6を最大限に効率よく利用することができ、直材費を最低限にした合理的で、高性能な真空断熱材を適用した冷蔵庫を提供することが可能となるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、真空断熱板を備えた冷蔵庫に関するものである。
近年、冷蔵庫の省エネルギー化や省スペース化を狙いに、冷蔵庫の断熱性能を高める一手段として、高断熱性能を有する真空断熱材を利用する方法があり、省エネルギーの要請が益々高まる今日では、硬質ウレタンフォームと比較して数倍から10倍程度の断熱性能を有する真空断熱材を適切な範囲内で最大限に利用することにより断熱性能を向上させていくことが急務である。そのために冷蔵庫の外箱又は内箱の内面の屈曲した部分に追随するように折り曲げ可能な真空断熱板を配設することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図3は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫における冷蔵庫の概略断面図である。8は冷蔵庫であり、外箱9と、内箱10と、外箱9と内箱10によって形成される空間に充填された発泡断熱材11と、機械室12の上部の内箱内壁に取り付けられた真空断熱板13とを備えた構成となっている。
上記構成において、冷蔵庫の機械室12の外箱内壁は、立体的な形状を有しているものの、特許文献1の真空断熱板13は可撓性を有するため、予めその形状に合わせて真空断熱板13を折り曲げ加工することにより、機械室12の周辺のような箇所にも真空断熱板13を外箱内壁形状に沿わせて適用することができ、真空断熱材13を最大限に利用することにより断熱性能を向上させることができる。
特開2001−336691号公報
上記従来の構成では、温度差が大きく、より断熱を必要とする機械室部近傍の真空断熱板も、比較的温度差が小さく断熱をそれ程必要としない底面近傍の真空断熱板も同じ厚さであるため、真に真空断熱材の効果を最大限に発揮しているとは言えない。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、屈折した箇所において、より断熱の必要な箇所には厚い真空断熱材を、断熱をそれ程必要としない箇所には薄い真空断熱材を配設することにより、真空断熱材を最大限に効率よく利用することにより直材費を最低限にした高性能な冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、外箱と、内箱と、前記外箱と内箱の空隙部に発泡充填した硬質ポリウタン断熱材と、外箱又は内箱の内面に、内面形状に追随するように配設した真空断熱板を備えた冷蔵庫において、前記真空断熱板が部分的に厚みが異なることを特徴としたものである。
これによって、冷蔵庫において、より断熱の必要な箇所には厚い真空断熱材を、断熱をそれ程必要としない箇所には薄い真空断熱材を配設することができ、真空断熱材を最大限に効率よく利用することができ直材費を最低限にした高性能な冷蔵庫を提供することが可能となる。
請求項1に記載の発明は、外箱と、内箱と、前記外箱と内箱の空隙部に発泡充填した硬質ポリウタン断熱材と、前記外箱又は内箱の内面に、内面形状に追随するように配設した真空断熱板を備えた冷蔵庫において、屈曲させた前記真空断熱板が部分的に厚みが異なることを特徴とした冷蔵庫であり、より断熱の必要な箇所には厚い真空断熱材を、断熱をそれ程必要としない箇所には薄い真空断熱材を配設することができ、真空断熱材を最大限に効率よく利用することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記真空断熱板の厚い部分の厚みを10mm以上、薄い部分の厚みを10mm未満とするものであり、冷蔵庫として一般的に最も温度差の大きい機械室と冷凍室の部分に真空断熱板の厚い部分を適用することにより、十分な断熱性能を発揮することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記真空断熱板の厚い部分の厚みが薄い部分の厚みの1.2倍以上とするものであり、厚みの段差の効果により溝を設けることなく前記真空断熱板を屈曲することが可能となり、製造コストの低減及び溝部の断熱性能低下を抑制できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、複層フィルムの構成材料として片側に気体透過性の低いアルミニウム箔、対抗する片側にヒートリークは少ないが安価で気体透過性の高いアルミニウム蒸着フィルムを有する真空断熱板で、前記内箱又は外箱と接する側に蒸着フィルムを用いることにより、安価でしかも信頼性が確保できる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記真空断熱板の各屈曲部の角度を90度以下とすることにより、屈曲するための溝を設けなくとも厚みの段差の効果で屈曲が可能であり、前記複層フィルムのアルミニウム箔が破れることを防ぎ、信頼性が確保できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の概略断面図、図2は同実施の形態に適用された、屈曲しない状態での真空断熱板の正面図である。
図1において、冷蔵庫1は、鋼板からなる外箱2とABS樹脂からなる内箱3の間の空隙部に硬質ポリウレタン断熱材4を充填して形成し、冷蔵庫1本体の下部には圧縮機5を配設している。そのため、冷蔵庫下部の外箱2及び内箱3の形状は、2箇所で屈折した形となっている。断熱性能を向上し、冷蔵庫としての性能を向上するため、断熱性能に優れた真空断熱板を最大限に効率よく適用するため、内箱3下部に追随するように、真空断熱板6を配設している。真空断熱板6は、内面形状に追随するように屈曲させ、接着剤等で貼付している。
このような構成において、最も外部温度が高い箇所は圧縮機5であり、その近傍に当る断熱材層の断熱効果が最も重要である。そのため、その近傍に当る真空断熱板6における特に断熱の必要な箇所7の部分の厚みを他の部分の厚みより厚くしている。一例では厚い部分を12mm、その他の部分を8mmにしている。各厚みはそれぞれの温度条件や構成により最適な厚みがあり規定するものではないが、一般的に硬質ポリウレタン断熱材4の厚みが最低20mm程度であることを考えると10mm前後が妥当である。
又真空断熱板の厚い部分の厚みが薄い部分の厚みの1.2倍以上となっており、新たに溝を設けなくとも比較的簡単に屈曲することが可能である。
又、真空断熱板6は硬質ウレタン断熱材4側に気体透過性の低いアルミニウム箔を有する複層フィルムを、内箱3側にヒートリークは少ないが安価で気体透過性の高いアルミニウム蒸着フィルムを有する複層フィルムを使用しており、安価でしかも長期間真空度が維持され、信頼性が確保できる。
又、真空断熱板6の各屈曲部の角度は90度以下とすることにより、複層フィルムのアルミニウム箔が破れることを防ぎ、信頼性が確保できる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、より断熱の必要な箇所には厚い真空断熱材を、断熱をそれ程必要としない箇所には薄い真空断熱材を配設することができ、真空断熱材を最大限に効率よく利用することができ直材費を最低限にした高性能な冷蔵庫を提供することが可能となる。
又、本発明では冷蔵庫への適用を示したが、冷蔵庫に限らず自動販売機やクーラーボックス等他の冷却機器、保温機器等でも同様の効果が期待できるものである。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の概略断面図 同実施の形態に適用された、屈曲しない状態での真空断熱板の正面図 従来の冷蔵庫の概略断面図
符号の説明
1 冷蔵庫
2 外箱
3 内箱
4 硬質ポリウレタン断熱材
5 圧縮機
6 真空断熱板
7 断熱の必要な箇所

Claims (5)

  1. 外箱と、内箱と、前記外箱と内箱の空隙部に発泡充填した硬質ポリウレタン断熱材と、前記外箱又は内箱の内面に内面形状に追随するように屈曲させ配設した真空断熱板を備えた冷蔵庫において、屈曲させた前記真空断熱板が部分的に厚みが異なることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記真空断熱板の厚い部分の厚みが10mm以上であり、薄い部分の厚みが10mm未満であることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記真空断熱板の厚い部分の厚みが薄い部分の厚みの1.2倍以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 複層フィルムの構成材料として片側にアルミニウム箔、対抗する片側にアルミニウム蒸着フィルムを有する真空断熱板において内箱と接する側が蒸着フィルムを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 内面形状に追随するように屈曲させ貼付した前記真空断熱板において各屈曲部の角度が90度以下であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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