JP2008101590A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリ電圧を、着脱可能な昇圧装置により昇圧を行うことにより、車両グレードやオプション選択により異なる電気負荷の大きさに応じた、適切なスペックの昇圧装置を用いた電源装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、バッテリから20の電力を複数の電気負荷60に供給する電源装置90であって、
前記バッテリと前記複数の電気負荷の少なくとも1つとの間に、前記バッテリの電圧を昇圧する昇圧装置10を、着脱可能に設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、バッテリからの電圧を昇圧して電気負荷に供給する電源装置に関し、特に、着脱可能な昇圧装置を含む電源装置に関する。
従来から、車両が信号待ち等で停車しているときに、エンジンを一時的に自動停止させるアイドリングストップ車両が知られている。かかるアイドリングストップ車両においては、クランキング時に大きな消費電力を要するため、停止頻度の高い市街地等ではバッテリ電源の消耗が激しくなり、クランキング時にバッテリ電圧が低下して、作動中の電気負荷に種々の不具合を生じる場合がある。
かかる不都合を防止するため、バッテリと電気負荷との間にバッテリ電圧を補償するバッテリ電圧補償手段を設け、スタータ手段の作動に伴ってバッテリ電圧が設定値以下に低下したときに、電圧補償手段を作動させる制御手段を備えたアイドルストップ車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−38984号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の構成では、電気負荷の大きさはユーザ毎に異なるにも関わらず、いかなるユーザにも対応するため、電気負荷が最大の場合を想定し、電圧補償手段は十分な余裕を持ったスペックで設計対応せざるを得なかった。従って、電気負荷が小さいユーザに対しても、オーバースペックとなる電源装置を搭載した車両を提供せざるを得ないという問題があった。
そこで、本発明では、バッテリ電圧を、着脱可能な昇圧装置により昇圧を行うことにより、車両グレードやオプション選択により異なる電気負荷の大きさに応じた、適切なスペックの昇圧装置を用いた電源装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明に係る電源装置は、バッテリからの電力を複数の電気負荷に供給する電源装置であって、
前記バッテリと前記複数の電気負荷の少なくとも1つとの間に、前記バッテリの電圧を昇圧する昇圧装置を、着脱可能に設けたことを特徴とする。これにより、電気負荷の大きさに応じて昇圧装置を変更することができ、車両ごとに最適な昇圧装置を選択することができる。
第2の発明は、第1の発明に係る電源装置において、
前記バッテリから分岐した複数の電力供給系統を有し、
前記昇圧装置は、前記複数の電力供給系統の少なくとも1つに設けられたことを特徴とする。これにより、電力供給系統の電気負荷の性質と大きさに応じて昇圧装置を選択することができ、性質と大きさの異なる電気負荷に個別に対応した適切な電源装置とすることができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明に係る電源装置において、
前記昇圧装置は、ソケット式リレーと交換可能であることを特徴とする。これにより、昇圧装置着脱のための専用装置を必要とせず、車両に通常設けられているリレーソケットに装着するだけで、昇圧装置を電源装置に組み込むことができる。
第4の発明は、第1又〜第3の発明に係る電源装置において、
前記昇圧装置は、リレーケース内に収容されることを特徴とする。これにより、昇圧装置を小型化することができる。
第5の発明は、第1〜4の発明に係る電源装置において、
前記昇圧装置は、リレー機能及び/又はヒューズ機能を含むことを特徴とする。これにより、車両に通常装着するリレー又はヒューズと交換可能となり、リレー又はヒューズを昇圧装置と別に設ける必要がなくなる。
第6の発明に係る昇圧装置は、電圧を昇圧する昇圧回路を有する昇圧装置であって、
前記昇圧回路と、リレー手段及び/又はヒューズ手段をリレーケース内に備えたことを特徴とする。これにより、リレー機能又はヒューズ機能を兼ね備えた昇圧装置とすることができ、従来のリレー又はヒューズを装着する場所にそのままリレー又はヒューズと交換して利用できる。
本発明によれば、昇圧装置を着脱可能とすることにより、電気負荷の大きさに応じて昇圧装置を選択することができ、ユーザの要求に応じた適切なスペックの電源装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本実施例に係る電源装置90の電気的構成を示す機能ブロック図である。図1において、本実施例に係る電源装置90は、バッテリ20と、昇圧装置10とから構成される。これらに関連する構成要素として、スタータ30と、エコランECU(電子制御ユニット)40と、スイッチ50と、電気負荷60とを備えてよい。
図1において、本実施例に係る電源装置90は、バッテリ20から供給される電力供給系統が、電気負荷の系統に応じて、プラビー系49、ACC系51、及びIG系52の3系統に分割されている。この分割数は、もっと多くても少なくてもよく、例えば、IG系がエンジン系に関連するIG1系と、それ以外のIG2系とに分割され、4系統に構成されてもよい。そして、各々の電力供給系統は、昇圧装置11、12、13により電圧が昇圧され、電気負荷61、62、63に各々電力を供給する構成となっている。
次に、図1の個々の構成要素について説明する。
バッテリ20は、車両に搭載され、車両内の電気系統に電力を供給するための電源であって、蓄電池が好適に用いられる。バッテリ20は、例えば鉛バッテリ、ニッケル水素バッテリ、リチウムイオン電池等、種々の形式のものを用いてよいが、好適には鉛バッテリが用いられる。また、バッテリ20は、複数設けられてもよいが、本実施例に係る電源装置90においては、1つだけ設けられてもよい。なお、図示しないが、バッテリ20は、オルタネータに接続され、走行中にオルタネータで発電する電力を充電するように構成されてよい。
スタータ30は、エンジンを始動させるための手段であって、バッテリ20に接続されて設けられてよい。スタータ30は、運転者のイグニッションキーの始動操作に伴って、バッテリ20からの電流により作動して、エンジンをクランキングしてよい。また、スタータ30は、運転開始時のエンジン始動のみならず、例えば、車両がアイドリングストップ機能を備えている場合には、自動停止した車両のエンジンを再起動するために、一定条件化で自動的に作動するように構成されてよい。
エコランECU40は、アイドリングストップ等の、燃料消費量の節減と二酸化炭素等の排出ガスの低減を目的とした車両走行、いわゆるエコランと呼ばれている走行方式を実行するための制御を行うECU(Electronic Control Unit、電子制御ユニット)である。エコランECU40は、エンジンの始動・停止及び坂道発進補助制御等を管理するための制御を行う。本実施例においては、エコランECU40は、昇圧装置11、12、13の各々に接続されており、エコラン走行の制御を昇圧装置11、12、13の制御にも反映させている。例えば、バッテリ20から、昇圧装置11、12、13を介して電気負荷61、62、63に供給される電圧が低下して、不具合を起こさないように、後述する昇圧起動信号又はゲート起動信号を昇圧装置10に送って制御する。
スイッチ50は、バッテリ20から電流を供給する経路の接続・非接続を、運転者のキー操作に応じて切り替える。スイッチ50は、電源の供給系統毎に設けられてよく、例えば、車両内アクセサリーの電源を入れるACC系スイッチ51と、イグニッションスイッチが入ったときに電源が入るIG系スイッチ52とが、各々電源系統毎に設けられてよい。また、プラビー系49のように、スイッチ50が設けられていない系統を備えていてもよい。
これらは、電気負荷60の性質によって定められてよく、例えば時計や記憶メモリ等を備えたAVN(オーディオ・ビジュアル・ナビゲーション・システム)61のような電気負荷であれば、車両に乗らない駐車中も作動している必要があるので、スイッチ50は不要である。また、標準装備のラジオや車内灯(図示せず)であれば、ACC系スイッチ51が入ったときに動作すればよく、EPS(電動式パワーステアリング)631と、ABS(Antilock Brake System、アンチロック・ブレーキ・システム)632は、車両の運転中にのみ作動すればよいので、IG系スイッチ52が入ったときに電源に接続されれば足りる。
昇圧装置10は、バッテリ20から供給された電圧を昇圧して、出力電圧を一定に保つための手段であり、バッテリ20と電気負荷60との間に設けられてよい。昇圧装置10は、例えば、本来のバッテリ20の電圧が12Vのときに、11Vしか供給されなかったら、バッテリ電圧を本来の12Vに昇圧して電気負荷60に供給する役割を果たす。これにより、バッテリ20の電圧が変動しても、電気負荷60に安定した電圧を供給できる。なお、明細書又は図面において、昇圧装置10をBBC(バックアップ・ブースト・コンバータ)と記述する場合があるが、これも本実施例に係る昇圧装置10と同一の対象を示している。
昇圧装置10は、バッテリ20から分岐した複数の電源系統毎に設けられてよく、例えば、プラビー系49の昇圧装置11と、ACC系51の昇圧装置12と、IG系52の昇圧装置13が、各々別個に設けられてよい。また、昇圧装置10は、必ずしも総ての電源系統に設けられていなくてもよく、必要な電源系統に選択的に設けられてもよい。例えば、複数の電源系統のうち、少なくとも1つに昇圧装置10を設けるようにしてもよい。このように、全部の電気負荷60を対象としてバッテリ近くに1つの大きな昇圧装置10を設けるのではなく、電源系統毎に分割して昇圧装置10を設けることにより、各電源系統の電気負荷61、62、63の消費電流の大きさに応じた昇圧装置11、12、13を各々選択して設置することが可能となる。
昇圧装置10は、電源装置90に着脱可能に構成される。このように構成することにより、電源装置90を、車種や電気負荷60のオプション選択の差異があっても、個別に設計又は組み付けを行う必要がなくなり、電気負荷61、62、63の大きさや性質に応じて、最適な昇圧装置10を選択して装着することができる。
例えば、AVN61を充実させて、車両内をリスニングルームのようにしたいユーザには、大きな電気負荷61に対応した10A程度の大電流に耐えうる昇圧装置11を装着するのが好ましい。逆に、AVNの負荷が軽い、又は装備しないユーザに対しては、小さな電気負荷に対応した、例えば電流レベル1A未満に対応する昇圧装置11を装着するか、又は昇圧装置11を装着しないという選択も可能となる。更に、例えば、ユーザの嗜好が変化し、AVN61の種類が途中で変更された場合には、それに応じて昇圧装置11を交換することも可能となる。
また、昇圧装置10は、例えば、車両のエンジンルームや室内に標準的に設けられているリレーボックス又はヒューズボックス内のリレーソケットやヒューズ装着箇所に着脱可能に装着されてよい。一般的に、車両には、バッテリ20から分岐した電源系統毎又は特定の電気負荷60の上流に、リレーボックッス又はヒューズボックスが設けられているので、これらを利用することにより、昇圧装置60を適切な電気負荷60の単位に分割して設置することが可能となる。また、昇圧装置10をソケット式リレーやヒューズと交換可能に構成することにより、昇圧装置10の着脱のために専用の装置を必要とせず、昇圧装置10の搭載の容易性が図れる。更に、昇圧装置10は、既存の標準リレーソケットを利用して装着するため、あらゆる車両に適用可能となり、エコランシステムの機能を備えていない車両との共通化も可能となる。
更に、昇圧装置10は、昇圧機能だけでなく、リレー機能及び/又はヒューズ機能を備えてよい。従って、昇圧装置10は、昇圧機能を実現する昇圧回路の他、リレー手段及び/又はヒューズ手段を備えてよい。昇圧装置10は、リレー機能及び/又はヒューズ機能を備えることにより、各車両が既に備えている電源系統用又は特定の個別の電気負荷60用のリレー又はヒューズとそのまま置き換えることができる。更に、例えば、昇圧装置10を、ソケット式リレーと交換可能に装着用端子を外部に備え、かつリレー手段及びヒューズ手段を内蔵して構成すれば、車両のリレーボックス内のリレーソケットに装着してリレー機能を代用させるだけでなく、単独で使用されているヒューズを廃止することも可能となる。
昇圧装置10は、電気負荷60の消費電流又は定格電流に応じて、適切な電流ランクの昇圧装置10が選択できるように、複数種類用意されてよいが、必ずしも電気負荷60に個別に対応して設計・製造するのではなく、例えば、3種類程度に標準化されてもよい。昇圧装置10を個別に設計・製造して用意するのではなく、標準化することにより、設計や製造に要するコストを低減することができる。
例えば、電気負荷60の消費電流又は定格電流を1A未満、5A以下程度、10A程度のランクで分類し、それぞれに対応させて3種類の昇圧装置30を標準化して用意しておけば、電気負荷61、62、63の各々の大きさに応じて、任意の組み合わせで昇圧装置10を選択して装着することができる。このように、ある程度標準化された昇圧装置10の種類を複数用意することにより、コストを上げることなく、種々の電気負荷60の組み合わせパターンに柔軟に対応でき、電気負荷60の大きさに対応した適切なスペックの電源装置90を提供することができる。
次に、電気負荷60の説明を行う。電気負荷60は、バッテリ20から供給される電力により作動する負荷対象であり、EPS631やABS632の車両走行に関係する車両に当初から備えられた部品の他、ETC車載器62やAVN61等の車両に搭載される電装品も含まれる。
電気負荷60は、例えば、車両に搭載した電装設備の中でも、アイドリングストップを実行した後の起動時に、電圧低下により作動しないと支障がある電気負荷についてのみ、昇圧装置10が接続されるように構成してよい。例えば、図1においては、AVN61は、電圧低下によりリセットされると初期画面からまた画面が起動するという不都合を生じるし、ETC(Electronic Toll Collection System)車載器62であれば、立ち上がりが遅いので、例えばゲートの直前で車両が列をなしていて、アイドリングストップがかかった場合には、高速道路に入場してもすぐにETC車載器が立ち上がらないという不都合が生じ得る。また、アイドリングストップ後にエンジンが起動して走行が始まっても、EPS631が一時停止したままでは、ハンドルが重くなって操舵が困難になるし、ABS632が一時停止したままでは、急ブレーキをせざるを得ない状況に陥った場合には危険を招く。
また、例えば電気負荷60には、図1には図示されていないが、オートマチックミッション用のCVT電動オイルポンプ、メータ照明、坂道発進補助機能のヒルホールド手段等が含まれてもよい。オートマチックミッション用のCVT電動オイルポンプは、オートマチック車において、スムーズな発進を行うために必要であり、また、メータ照明は、電圧低下により照度が低下すると、見え難くなったり、体裁上好ましくないからである。また、ヒルホールド機能は、坂道発進時に、意図しない車両の後退を防ぎ、坂道発進を補助する機能であり、停止するのは好ましくないので、昇圧装置10により供給電圧を保持することが好ましい。
なお、アイドリングストップ時に一時停止したとしても支障がない他の電気負荷については、昇圧装置10を接続することなく、上述の電源系統であるプラビー系49、ACC系50、IG系51に各々直接接続してよい。
また、電気負荷61、62、63は、その消費電流又は定格電流は異なっていてもよい。上述のように、電気負荷61、62、63は、車両のグレードやオプションにより、その消費電流又は定格電流は異なり得る。このような場合でも、昇圧装置11、12、13を適切に選択してバッテリ20と電気負荷60との間に装着設置することにより、種々の電気負荷61、62、63に対応して、アイドリングストップを実行しても、起動時の電圧低下を防げるスペックとすることができる。
なお、アイドリングストップ機能を備えた車両の場合、例えばバッテリ20の他に、リチウムイオン電池等の高電圧バッテリをアイドリングストップからの起動時専用のバッテリとして用いる場合があるが、バッテリが増えるとメインテナンスの手間や労力も増加する。本実施例に係る電源装置90によれば、バッテリ20を鉛バッテリ1つとしても、昇圧装置10を適切に利用することにより、アイドリングストップからの起動時の電圧低下を防ぐことができ、メインテナンスの手間が少なく燃費効率のよい車両を提供することが可能となる。
次に、昇圧装置10の構成について説明する。
図2は、昇圧装置10の構成の一例を示した図であり、図2(a)は昇圧装置の内部構成図の例、図2(b)は昇圧装置10がソケット式リレーのケース内部に収容された例を示す外形図である。
図2(a)において、昇圧装置10は、昇圧回路101、コイル102、ダイオード103、コンデンサ104とから構成される。昇圧装置10の機能を簡単に説明すると、昇圧回路101にはパワーMOS−FET(Metal Oxcide Semiconductor−Field Effect Transistor)等のスイッチング素子が備えられている。昇圧装置10は、例えばエコランECU40等、外部から昇圧起動信号が入力されたときに起動してよい。起動後は、以下の動作を行う。
昇圧装置10は、入力端子からバッテリ電圧が入力されたときに、スイッチング素子を入れたり切ったりして、コイル102に蓄えられた電力を、電圧を一定にして昇圧回路101で保持する。そしてその蓄えた電力を、昇圧出力としてダイオード103により一定方向に流し、コンデンサ104が電荷を蓄え、一定電圧を保持するようにする。入力側が変動しても、いつもコンデンサ104には同じ電圧が常に保たれるようにフィードバック制御し、入力電圧が下がったとしても、OUT端子とGND端子から出力される出力電圧は常に一定に保たれるようにする。例えば、入力電圧が12Vなら、常に出力電圧は12Vとなるように昇圧制御する。なお、昇圧回路101の内部回路構成は、昇圧機能を実現できるものであれば、どのような構成でもよく、一般的に利用される昇圧回路を利用してよい。
図2(b)は、図2(a)で説明した本実施例に係る昇圧装置10を、標準リレーソケット装着できるソケット式リレーに収容した外形側面図である。図2(a)で説明した昇圧装置10の内部構成が、ソケット式リレーのリレーケース105内に収容され、ケース105の底部に備えられた装着端子106により、標準リレーソケットに挿入して装着できるように構成されている。このように、昇圧装置10をリレーのリレーケース105内に収容することにより、昇圧装置10をリレーと交換可能とすることができ、昇圧装置装着のために専用の着脱装置の準備が不要となり、既存の種々の車両に適用可能となる。また、リレーケース105内に収容するので、昇圧装置10を小型に構成でき、省スペースにも資することになる。
図3は、標準リレーソケット70の端子挿入孔71を上から見た上面図である。標準リレーソケット70は、車両のエンジンルームや、室内に設けられていてよい。図2(b)に示した昇圧装置10の装着端子106が、図3に示した標準リレーソケット70の挿入孔(ソケット孔)71に挿入されて装着される。また、昇圧装置10が不要になったら、装着端子(装着プラグ)106を標準リレーソケット70の挿入孔71から引き抜くことにより、容易に脱着できるように構成されている。このように、昇圧装置10は、車両に標準的に設けられている標準リレーソケット70に着脱可能に構成することにより、車両毎に最適な昇圧装置10を利用できるとともに、異なる車種の車両間でも、昇圧装置10を共通して利用できる。
図4は、従来から用いられている標準リレー80を示した回路図である。コイル81による電磁スイッチとして構成され、コイルに電流が流れると接点82が通電する簡単な構成となっている。この入力端子と出力端子に、図2(a)に示す昇圧装置10の入力端子と出力端子を対応させることにより、標準リレーソケット70に装着される標準リレー80との交換装着が可能となる。
次に、図2(a)に示した昇圧装置10に、更に他の機能を追加した昇圧装置10の例について説明する。
図5は、ヒューズ機能を内蔵した昇圧装置10aの内部構成の一例を示す図である。図5において、フィードバック用の接点Aとコンデンサ104との間にヒューズ機能を有するヒューズ手段107を設け、過電流又は異常な温度上昇をモニタするための接続線をB点から昇圧回路101に出した点が図2(a)と異なっている。
図5において、ヒューズ手段107は、通常のヒューズの他、自己復帰型サーキットプロテクタ、サーマルMOS、IPD(Intelligent Power Device)等を用いてよい。これらにより、異常温度上昇時や過電流時には回路を遮断することができる。また、自己復帰型を用いれば、温度が低下すれば自動的に復帰するので、取り扱いも容易である。このように、昇圧装置10の内部にヒューズ機能を持たせることにより、電源系統49、50、51又は電気負荷61、62、63に対応して設けられたヒューズボックス等に装着されたヒューズ手段と交換することができ、スペースを要せずコンパクトに昇圧装置10aを装着することができる。
なお、図5の態様の昇圧装置10aも、図2に示した態様と同様に、起動は、外部から昇圧起動信号が入力されることにより起動されてよい。また、B点のモニタ用の接続線は設けられていない態様であってもよい。
図6は、リレー機能を内蔵した昇圧装置10bの内部構成の一例を示す図である。図6における昇圧装置10bは、図2における昇圧装置10とは、入力端子への外部昇圧起動信号の入力が無くなってゲート起動信号の入力に変わった点でまず異なっている。これに伴い、ゲート回路108が備えられ、これが図2のダイオード103から置き換わったパワーMOS−FET等のリレー手段109をスイッチング制御する点で更に異なっている。ここで、昇圧回路101は、リレー手段109のスイッチング動作に対応して起動するように、ゲート回路108からのリレー手段109へのスイッチング制御信号が、昇圧回路101にも送られるように構成されている。なお、リレー手段109は、通常のリレーの他、FET全般やトランジスタ等のスイッチング素子を利用してよいが、好適にはパワーMOS−FETが用いられる。本実施例では、パワーMOS−FETを例に挙げて説明するが、これに限定する趣旨ではない。また、ゲート信号は、エコランECU40等、外部の制御手段から送られて入力されてよい。
ここで、図6における昇圧装置10bは、ゲート起動のオン信号が、図4に示したリレーをオンさせるのと同様に、リレー手段109であるパワーMOS−FETをオンさせるので、リレーと交換可能なリレー機能を備えている。また、リレー手段109のオン・オフ信号が昇圧回路101にも送られ、昇圧回路101も起動するので、昇圧機能も同時に果たす。図6における昇圧装置10bを、図2(b)において示したソケット式リレーのケース105内に収容することにより、従来の標準リレーと完全に交換可能な昇圧装置10bとすることができる。
図7は、ヒューズ機能及びリレー機能の双方を備えた昇圧装置10cの内部構成の一例を示した図である。図7における昇圧装置10cは、昇圧起動及びゲート起動の信号を、例えばPWM(Pulse Width Modulation、パルス幅変調)信号を用いて、2種類以上の情報区別が出来る通信フォーマットを利用している。
図7における昇圧装置10cは、図5のヒューズ機能を備えた昇圧装置10a及び図6のリレー機能を備えた昇圧装置10bを足し合わせたものとなり、ヒューズ手段107を備えるとともに、リレー手段109であるパワーMOS−FETを備えている。そして、昇圧回路101と、ゲート回路108とを備え、入力された昇圧起動信号の種類を区別して昇圧回路101及びゲート回路108を起動するための起動回路110を更に備えている。起動回路110は、昇圧起動信号がPWM信号のデューティ比により区別できる信号が入力されたときに、その信号に基づいて昇圧回路101に起動信号を送ったり、ゲート回路108に制御信号を送ったりする役割を果たす。
図8は、起動回路110に入力される昇圧起動信号の一例を示した図である。図8においては、待機信号は75%のデューティ比のパルス、ゲートONの信号は50%のデューティ比のパルス、昇圧起動信号は25%のデューティ比のパルスを用いて入力信号の種類を区別するようにしている。
図8において、例えば、最初に電源がONになったときは一定時間待機状態が続き、この状態が75%デューティ比のパルス信号で表現されて起動回路110に入力されれば、昇圧装置10cは待機状態に入る。次に、50%のデューティ比のパルス信号が起動回路110に入力されれば、起動回路110はゲート回路108にゲートONの信号を送る。ゲート回路108は、起動回路110から入力されたON信号に基づいて、リレー手段109であるパワーMOS−FETをONにして、電気負荷60に電力が送られる。次に、25%のデューティ比のパルス信号が起動回路110に入力されれば、起動回路110は、昇圧回路101に昇圧起動信号を送り、昇圧回路101が起動する。以下、このようなPWM信号による制御が繰り返されてよい。そして、電源がOFFになったら、昇圧起動信号もOFFとなる。
このように、例えばPWM信号を用いることにより、1つの入力信号に、2種以上の情報を盛り込むことができ、昇圧回路101への起動信号とゲート回路108へのゲート信号を区別して1つの入力信号に含めることができる。
従って、図7に対応させると、昇圧起動信号で起動する昇圧回路101と、ゲート信号で起動するゲート回路108の双方を備えていても、昇圧起動信号を、2種類の情報を区別できるものとし、これに基づいて起動回路110が昇圧回路101及びゲート回路108に起動信号を送れば、1つの端子に、2つの回路の起動信号を入力して制御することができる。このように構成することにより、端子の数は標準リレーと同じく4つのままで、ヒューズ機能及びリレー機能を備えた昇圧装置10cを実現することができ、より省スペースの電源装置90を提供できる。なお、他の構成要素については、図2、図5及び図6における説明と同様であるので、その説明を省略する。
次に、昇圧装置10、10a、10b、10cの内部構成の具体的な回路構成について説明する。
図9は、図2で説明した昇圧装置10の例を、更に具体的に回路図に示した図である。図2と同様の構成要素については、同一の参照符号を付している。昇圧回路101の内部構成は、デューティ駆動部111と、スイッチング手段112であるパワーMOS−FETと、抵抗113と、サンプルホールド部114と、比較器115と、電圧フィードバック部116と、電流フィードバック部117と、比較器118とを含んでよい。また、必要に応じてフェイルセーフ部119を備えてもよい。なお、スイッチング手段112は、パワーMOS−FET以外にも、他の種類のFET、トランジスタ等の素子を利用してよいが、本実施例では、パワーMOS−FETを一例として適用する。
図9において、入力端子から昇圧起動信号が入力されたら、その信号に基づいてデューティ駆動部111でデューティ駆動信号が出力され、スイッチング素子112であるパワーMOS−FETを駆動制御する。スイッチング素子112は、オンのとき導通し、コイル102がエネルギーを蓄積する。スイッチング素子112がオフのときには、コイル102が蓄えたエネルギーがダイオード103を通ってコンデンサ104に蓄えられ、一定電圧を保つように制御される。
出力電圧は、サンプルホールド114により、所定の周期で検出され、比較器115により、設定電圧との比較がなされて、その信号が電圧フィードバック部116に送られる。電圧フィードバック部116では、出力電圧が設定電圧より低ければ、デューティ駆動部111がもっと高デューティ比の信号を出力して、コイル102にもっとエネルギーを蓄えるようなスイッチング制御を行うフィードバック信号を出力する。一方、設定電圧より高ければ、デューティ駆動部111が逆にもっと低いデューティ比の信号を出力して、コイル102のエネルギー蓄積量を高くしないようなスイッチング素子112のスイッチング制御を行うフィードバック信号を出力する。
一方、スイッチング素子112とグランドの間には抵抗113が設けられ、ここでスイッチング素子112がオン状態のときの電流が検出される。検出された電流は、電流フィードバック部117に送られ、電流のフィードバック信号が出力され、比較器118に送られる。比較器118では、電圧フィードバック部116からのフィードバック信号と、電流フィードバック部117からの出力信号が比較され、どちらのフィードバックが優先されるかの比較がなされる。そして、優先する方のフィードバックが反映され、それに基づいてデューティ駆動部111によるスイッチング素子112のスイッチング制御に反映される。
なお、通常は、電圧フィードバックの方が優先されてよく、電流フィードバックは補助的に用いられてよい。簡素に構成したい場合には、電流フィードバック機能を設けず、電圧フィードバック機能だけを設けてもよく、フィードバック系を、サンプルホールド114、比較器115、電圧フィードバック部116のみで構成し、電圧フィードバック部116からデューティ駆動部111に直接フィードバック電圧信号が帰還入力されるように構成してもよい。
また、必要に応じて、フェイルセーフ部119を設けてよい。フェイルセーフ部119により、過電圧、過電流、過熱等が検出され、このような状態にあるときは、昇圧装置10を停止させるような自己安全制御がなされてよい。これにより、昇圧装置10の内部回路の誤動作による暴走を防ぐことができる。
なお、図9に示した回路構成は一例にすぎず、所望の電圧を一定に保つ昇圧機能を実現
できれば、他の回路構成で実現されてもよい。
図10は、ヒューズ機能を備えた昇圧装置10aの回路構成の一例を示した図である。図10において、図5又は図9と同様の構成要素については、同一の参照符号を付している。図10においては、ヒューズ機能を備えたヒューズ手段107を更に備えた点で、図9に示した昇圧装置10と相違する。
ヒューズ手段107は、出力電流が反映される位置に設けられてよく、例えば、図10のように、電圧フィードバック用の接続点とコンデンサ104との間に接続されて設けられてよい。ヒューズ手段107は、その設けられた位置において回路が過電流又は過熱状態となったときに、回路を遮断できればよく、例えば、自己復帰型サーキットプロテクタ、サーマルMOS、インテリジェント・パワー・デバイス等を利用してよい。
なお、ヒューズ手段107は、過電流又は異常温度上昇時に回路を遮断できればよいので、通常のヒューズ手段107自身が切断して回路を遮断する形式のものの他、回路の過電流又は異常温度上昇を検出器により検出し、それらが検出されたときに、回路を接点動作で開として遮断する形式であってもよい。このような場合には、過電流又は異常温度上昇がなくなったら、閉に戻る自己復帰型のヒューズ手段107であってもよい。また、例えば、ヒューズ手段107の位置に検出器が配置されてモニタリングされ、モニタリングされた信号に基づいて別の箇所で回路を遮断する制御を行うような構成としてもよい。
このように、昇圧装置10aにヒューズ機能を内蔵することにより、ヒューズとの交換使用や、通常のヒューズを廃止することも可能となる。なお、他の構成要素については、図9と同様であるので、その説明を省略する。
図11は、リレー機能を内蔵した昇圧装置10bの回路構成の一例を示した図である。図11において、図6、図9及び図10の昇圧装置10b、10、10aと同様の構成要素については、同一の参照符号を付している。
図11において、昇圧起動信号が入力端子から入力されず、ゲート起動信号が入力され、ゲート回路108を駆動する点で、図9及び図10の昇圧装置10、10aの回路構成とまず大きく異なっている。そしてまた、ゲート回路108のゲート駆動用トランジスタ120が、リレー手段109をオン・オフ制御し、そのオン・オフ信号がデューティ駆動部111にも送られている点でも、図9及び図10の昇圧装置10、10aの回路構成と異なっている。
図11において、入力端子からゲート起動のオン又はオフの信号が入力されたら、これに基づいて、ゲート駆動用トランジスタ120がオン又はオフする。ゲート駆動用トランジスタ120のオン又はオフの信号に基づいて、リレー手段109であるパワーMOS−FETのゲートが駆動し、オン又はオフする。リレー手段109は、オン信号により導通して電気負荷60と導通し、オフ信号により非導通となるので、リレーと同様の動作となり、リレー機能を果たすことになる。
また、ゲート駆動用トランジスタ120のゲート駆動制御信号は、デューティ駆動部111に並行して入力されるので、この信号に対応して、デューティ駆動部111は、スイッチング素子112であるパワーMOS−FETをスイッチング駆動する。即ち、リレー手段109のパワーMOS FETをオフとし、スイッチング素子112のパワーMOS FETをオンとすれば、電力エネルギーはコイル102に蓄積され、リレー手段109をオンとして、かつスイッチング素子112をオフとすれば、コイル102に蓄えられた電力エネルギーがコンデンサ104に移動する。昇圧装置10bは、このようなスイッチング動作により、昇圧回路101を駆動してよい。なお、他の構成要素の動作については、図9における説明と同様であるので、その説明を省略する。
このように、リレー手段109を備え、リレー機能を有する昇圧装置10bとして構成することにより、標準リレーとの置き換えが可能となる。
図12は、ヒューズ機能及びリレー機能の双方を備えた昇圧装置10cの内部回路構成の一例を示す回路図である。図12において、図7、図10及び図11の昇圧装置10c、10a、10bと同様の構成要素については、同一の参照符号を付している。
図12における昇圧装置10cは、基本的には図10の昇圧装置10aと図11の昇圧装置10bを組み合わせた態様となっている。図12において、昇圧起動信号が外部から入力されるが、その信号が起動回路110にまず入力され、起動回路110から昇圧回路101のデューティ駆動部111と、ゲート回路108のゲート駆動用とランジスタ120に信号が振り分けられるように構成されている点が、単なる図10の昇圧装置10aと図11の昇圧装置10bとを足し合わせたものとは異なる点である。
起動回路110は、例えば、図8において示したような、信号の種類を区別できる昇圧起動信号が入力されたときに、これに基づいて昇圧回路101及びゲート回路108の起動信号を出力する回路である。従って、図7及び図8で説明したように、待機状態の信号が入力されれば昇圧装置10cを待機状態とし、ゲートONの信号が入力されればゲート回路108のゲート駆動トランジスタ120を駆動し、リレー手段109であるパワーMOS−FETをオン駆動する。また、昇圧起動の信号が入力されれば、デューティ駆動部111を駆動させて昇圧回路101を起動させる。
ここで、ゲート回路108のゲート駆動トランジスタ120から送られる信号は、リレー手段109にのみ送られ、デューティ駆動部111には送られない点が、図11のリレー機能を有する昇圧装置10bの回路とは異なっている。これは、昇圧回路101を起動するデューティ駆動部111の制御は、外部のエコランECU40等から送られてくる昇圧起動信号により最初から完全に制御されているため、ゲート駆動制御信号を送って同期を取る必要がないからである。
なお、ヒューズ手段107については、例えば図10で説明した回路図と同様の位置に設けてよく、電気負荷60への過電流又は異常な温度上昇による影響を防ぐように構成してよい。
このように、本実施例に係る昇圧装置10cは、複数種類の情報を含めることができるPWM信号等を利用し、ヒューズ機能及びリレー機能の双方を内蔵して構成することにより、標準リレーとの交換を可能にするとともに、既存のヒューズを利用する必要のない昇圧装置10cとすることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
本実施例に係る電源装置90の電気的構成を示す機能ブロック図である。 昇圧装置10の構成の一例を示した図である。図2(a)は昇圧装置の内部構成図の例である。図2(b)は昇圧装置10がソケット式リレーのケース内部に収容された例を示す外形図である。 標準リレーソケット70の端子挿入孔71を上から見た上面図である。 従来から用いられている標準リレー80を示した回路図である。 ヒューズ機能を内蔵した昇圧装置10aの内部構成の一例を示す図である。 リレー機能を内蔵した昇圧装置10bの内部構成の一例を示す図である。 ヒューズ機能及びリレー機能の双方を備えた昇圧装置10cの内部構成の一例を示した図である。 起動回路110に入力される昇圧起動信号の一例を示した図である。 図2で説明した昇圧装置10の例を、更に詳細に回路図に示した図である。 ヒューズ機能を備えた昇圧装置10aの回路構成の一例を示した図である。 リレー機能を内蔵した昇圧装置10bの回路構成の一例を示した図である。 ヒューズ機能及びリレー機能の双方を備えた昇圧装置10cの回路構成の一例を示した図である。
符号の説明
10、10a、10b、10c、11、12、13 昇圧装置
20 バッテリ
30 スタータ
40 エコランECU
49 プラビー系電源系統
50 スイッチ
51 ACC系スイッチ
52 IG系スイッチ
60 電気負荷
61 AVN(オーディオ・ビジュアル・ナビゲーションシステム)
62 ETC車載器
63 IG系電気負荷
70 標準リレーソケット
71 端子挿入孔
80 標準リレー
81、102 コイル
82 接点
90 電源装置
101 昇圧回路
103 ダイオード
104 コンデンサ
105 ケース
106 装着端子
107 ヒューズ手段
108 ゲート回路
109 リレー手段
110 起動回路
111 デューティ駆動部
112 スイッチング素子
113 抵抗
114 サンプルホールド部
115、118 比較器
116 電圧フィードバック部
117 電流フィードバック部
119 フェイルセーフ部
120 ゲート駆動用トランジスタ
631 EPS(電動式パワーステアリング)
632 ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)

Claims (6)

  1. バッテリからの電力を複数の電気負荷に供給する電源装置であって、
    前記バッテリと前記複数の電気負荷の少なくとも1つとの間に、前記バッテリの電圧を昇圧する昇圧装置を、着脱可能に設けたことを特徴とする電源装置。
  2. 前記バッテリから分岐した複数の電力供給系統を有し、
    前記昇圧装置は、前記複数の電力供給系統の少なくとも1つに設けられたことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記昇圧装置は、ソケット式リレーと交換可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電源装置。
  4. 前記昇圧装置は、リレーケース内に収容されることを特徴とする請求項1乃至3に記載の電源装置。
  5. 前記昇圧装置は、リレー機能及び/又はヒューズ機能を含むことを特徴とする請求項1乃至4に記載の電源装置。
  6. 電圧を昇圧する昇圧回路を有する昇圧装置であって、
    前記昇圧回路と、リレー手段及び/又はヒューズ手段をリレーケース内に備えたことを特徴とする昇圧装置。
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