JP2008101356A - ライニングの施工方法およびライニングブロック - Google Patents

ライニングの施工方法およびライニングブロック Download PDF

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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

【課題】 コンクリート構造物とライニングの施工時期とを分けることができ、かつ、ライニングの施工期間を短縮するとともに施工費用を低減することができるライニングの施工方法およびライニングブロックを提供する。
【解決手段】 鉄筋コンクリート構造物51の内面にライニング1を設置する施工方法であって、鉄筋コンクリート構造物51を構成する鉄筋55,59,61、を配置した
領域の少なくとも一部に打設された第1のコンクリート63の面に、構造材を用いて構成された骨組み部13およびライニング板15が設けられたライニングブロック5を設置するライニングブロック設置工程と、隣り合う骨組み部13を接続する接続工程と、骨組み部13を覆う第2のコンクリート69が打設された後に、隣り合うライニング板15を溶接して繋げる溶接工程と、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ライニングの施工方法およびライニングブロック、特に原子力発電施設のピットに設けられるライニングの施工方法、および、ライニングを構成する分割体であるライニングブロックに関する。
従来、原子力発電施設の使用済燃料ピットや放射性廃棄物を貯蔵するピットにおいては、コンクリートの壁面にステンレス(SUS304)によるライニングが形成されている(例えば、特許文献1参照。)。このようなピットは、内側に設けられたライニング板(ステンレス板)によりプールの水漏れが防止されている。
上述の特許文献1には、従来技術として、コンクリートの鉄筋を支持する鉄筋受け架台と、ライニング板が溶接される下地材を支持する下地材受け架台と、を用いたライニング床の施工方法が開示されている。
また、上述の従来技術と比較してコストの削減、作業効率および安全性の向上、ならびに工事工程の短縮を図る施工方法として、コンクリートの鉄筋および下地材の両者を支持する鉄筋兼下地材受け架台を用いたライニング床の施工方法が開示されている。
特開2006−003172号公報
上述の原子力設備等の施工においては、コンクリート構造物の施工業者と、ライニングの施工業者が異なる。したがって、同一作業場所で施工が行われるコンクリート構造物およびライニングの施工業者の作業員に手待ち期間が生じ、作業効率が劣り施工にかかる費用が高くなる問題があった。
つまり、鉄筋受け架台と下地材受け架台(兼用架台を含む)とを用いる従来の施工方法の場合には、コンクリート打設前にコンクリート施工業者が鉄筋を施工する合間をみて、下地材受け架台などの設置を行い、ライニング板の溶接をコンクリートの打設後に行うため、それぞれの作業ステップ毎にライニングの施工が一時中断される。この中断期間も作業者は施工現場に拘束されており、施工期間全体から見た作業効率が低下するとともに、作業者に対する賃金が発生するため、施工にかかる費用が高くなる問題があった。
下地材受け架台などの設置作業が、コンクリート構造物の鉄筋受け架台や鉄筋の配置作業と略同じ時期に行われるため、施工現場にコンクリート構造物の作業者と、ライニングの作業者が同時に作業することになる。すると、施工面積が限られるとともに、施工期間も限られるという問題があった。
また、下地材を配置した後にコンクリートの打設を行っていたため、コンクリートの打設圧で下地材の形状が歪んだり、下地材の配置位置が移動したりすることで、下地材の据付寸法がずれたり、平行が取れていないことがあった。このような状態でライニング板を下地材に取り付けると、隙間なくライニング板を合わせることができず、現物に合わせてライニング板を加工して、ライニング板の外形寸法を合わせる必要があった。ライニング板を現物合わせで加工するため、作業効率が低下して施工期間が延び、施工にかかる費用が増加するという問題があった。
また、コンクリートを打設する前に、ライニング板を下地材に全層溶接することで、ライニングの施工期間を短くする施工方法も考えられる。しかしながら、この施工方法では、溶接の熱ひずみによりライニング板が反る問題があった。つまり、下地材はアングル材やフラットバー(平鋼)であるため、全層溶接を行うとライニング板とともに熱ひずみにより反ってしまい、ライニング板の変形を抑えられない。このことから、初層または仮止めの溶接しかできず、最終層はコンクリート打設後に施工するため、作業効率が低下して施工期間が延び、施工にかかる費用が増加するという問題があった。
また、コンクリート構造物およびライニングの施工業者が異なる場合であっても、鉄筋受け架台と下地材受け架台(兼用架台を含む)とを用いる従来の施工方法の場合には、ライニング板の溶接およびコンクリート構造物との取り合い調整など、ライニングの施工(機械設備の施工)を取り扱う業者としては比較的特殊な施工管理能力が、施工業者に求められていた。
また、一般の工場製作品(タンク等)は、工場製作者と現地施工業者が異なる場合もあるが、ライニングは現地での施工を考慮した工場での製作、および、現物に合わせた加工が必要となることから、工場製作と現地施工とは同一業者に限定されていた。
そのため、ライニングの施工を行える業者が限定され、施工にかかる期間の短縮や、費用の低減が図りにくくなるという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、コンクリート構造物とライニングの施工時期とを分けることができ、かつ、ライニングの施工期間を短縮するとともに施工費用を低減することができるライニングの施工方法およびライニングブロックを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明のライニングの施工方法は、鉄筋コンクリート構造物の内面にライニングを設置する施工方法であって、前記鉄筋コンクリート構造物を構成する鉄筋を配置した領域の少なくとも一部に打設された第1のコンクリートの面に、構造材を用いて構成された骨組み部およびライニング板が設けられたライニングブロックを設置するライニングブロック設置工程と、隣り合う前記骨組み部を接続する接続工程と、前記骨組み部を覆う第2のコンクリートが打設された後に、隣り合う前記ライニング板を溶接して繋げる溶接工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、第1のコンクリートを打設した後に、ライニングの分割体であるライニングブロックが第1のコンクリートの面に設置される。そのため、鉄筋を配置する工程と、ライニングブロック(骨組み部)を設置する工程とが切り離される。
構造材を用いた骨組み部は変形しにくいため、ライニング板の溶接による熱歪みが抑制される。そのため、骨組み部を鉄筋コンクリート構造物のコンクリートに埋め込む前に、骨組み部にライニング板を全層溶接しても、ライニング板に歪みは発生しない。一方、ライニングブロックの輸送においても、骨組み部やライニング板の歪みが抑制される。そのため、鉄筋コンクリート構造物の施工エリア以外の場所でライニングブロックを製作して、鉄筋コンクリート構造物の内部にまで輸送しても、ライニング板に歪みは発生しない。
ライニングを構成する個々の部材を鉄筋コンクリート構造物施工現場に搬入して組み立て設置する方法と比較して、施工現場で行われる作業が少なくなるためライニングの施工期間が短くなる。
なお、施工エリア以外の場所としては、鉄工所などの鉄鋼構造物を製作する工場などが例示でき、現場に合わせた加工を要しないことから、工場は、現地施工と同一業者に限定する必要がない。
また、ライニングブロックを設置した後に第2のコンクリートを打設しても、打設圧による骨組み部の歪みの発生が抑制される。そのため、ライニング板が予め設けられたライニングブロックを設置した後に、第2のコンクリートを打設してライニング板の歪みの発生が抑制される。
なお、構造材としては構造用鋼材、例えば形鋼(H形鋼や、I形鋼や、溝形鋼など)を例示することができる。
隣接する骨組み部を、例えばボルトなどにより接続することで、隣接する骨組み部は一体化され、ライニング全体を構成する骨組み部となる。そのため、骨組み部を構成する個々の構成材を鉄筋コンクリート構造物の施工現場に搬入し、骨組み部を組み立てる方法と比較して、施工現場における骨組み部の据え付け作業が簡素化される。
上記発明においては、前記ライニングブロック設置工程が、床面となるライニング板を支持する床用骨組み部を、前記第1のコンクリートの面に設置する骨組み部設置工程と、前記床用骨組み部を構成する構造材の間に前記床用骨組み部を覆う第3のコンクリートが打設された後に、壁面となるライニング板を備えた壁用ライニングブロックを、前記床用骨組み部に設置する壁用ライニングブロック設置工程と、を備えることが望ましい。
本発明によれば、床用骨組み部には第3のコンクリートの打設後にライニング板を設けることから、第3のコンクリートの打設が行いやすく、床用骨組み部を第3のコンクリートに埋め込みやすい。また、第3のコンクリートを打設した際に、床面となるライニング板の裏側に気泡が溜まることを防止できる。
仮設鉄骨を用いて壁面を構成するライニングを施工する方法と比較して、第3のコンクリートに埋め込まれた床用骨組み部に壁用ライニングブロックを設置するため、壁用ライニングブロックを立てた状態で設置させやすい。
なお、接続工程において、隣接する床用骨組み部と壁用ライニングブロックの骨組み部とを接続するとともに、隣接する前記壁用ライニングブロックの骨組み部を接続することが望ましい。さらに、溶接工程において、隣り合う壁面となるライニング板の溶接は壁用ライニングブロックの骨組み部を覆う第2のコンクリートが打設される前であっても後であってもよい。
上記発明においては、前記骨組み部配置工程の前に、前記第1のコンクリートの面と前記床用骨組み部との相対位置を調節する調整部を設置する調整部設置工程を備え、前記骨組み部設置工程において、前記調整部を用いて前記相対位置を調節することが望ましい。
本発明によれば、打設後の第1のコンクリートの寸法のばらつきは調整部において吸収され、床用骨組み部は所定の据え付け位置に、所定の寸法精度で据え付けられる。つまり、調節部により床用骨組み部の据え付け位置が調節され、床用骨組み部の据付が簡素化される。
本発明のライニングブロックは、鉄筋コンクリート構造物の内面に設置されるライニングの分割体であるライニングブロックであって、構造材を用いて構成された骨組み部と、該骨組み部に溶接して取り付けられるライニング板と、を備え、前記骨組み部および前記ライニング板により構成される面が複数形成され、該複数の面が互いに交差するように配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、構造材を用いることにより骨組み部は変形しにくくなり、ライニング板の溶接による熱歪みが抑制される。そのため、骨組み部を鉄筋コンクリート構造物のコンクリートに埋め込む前に、骨組み部にライニング板を溶接しても、ライニング板に歪みは発生しない。一方、ライニングブロックの輸送においても、骨組み部やライニング板の歪みが抑制される。そのため、鉄筋コンクリート構造物の施工エリア以外の場所、例えば工場においてライニングブロックを製作して、鉄筋コンクリート構造物の内部にまで輸送しても、ライニング板に歪みは発生しない。
さらに、上記複数の面が互いに交差するように配置されているため、骨組み部はさらに変形しにくくなり、ライニング板の歪みがさらに発生しにくくなる。
上記複数の面が互いに交差する構成のため、ライニングブロックは置かれたときに、周囲から補助されることなく自ら立った姿勢を維持できる。そのため、ライニングブロックを設置する際に、ライニングブロックを立てた状態で保持する仮設鉄骨を設ける必要がなくなる。
上記発明においては、前記構造材は、前記ライニング板の面に対して面が略平行となるように配置された第1板材と、前記ライニング板の面に対して面が交差するように配置された第2板材と、を備えることが望ましい。
本発明によれば、上記第2のコンクリートまたは第3のコンクリート内に埋まる位置に構成材が配置されることから、骨組み部とコンクリートとの固定力が高くなる。そのため、従来、固定力を高めるために用いられていたスタッドジベルなどの固定部材を廃止できる。
例えば、2つの第1板材と1つの第2板材から構成されるH型鋼を構成材として用いた場合、一の第1板材はコンクリートから露出してライニング板が溶接され、他の第1板材および第2板材はコンクリート内に埋められる。これら他の第1板材および第2板材がスタッドジベルなどの役割を果たして、骨組み部とコンクリートとの固定力は高まる。
上記発明においては、前記骨組み部には、揚重設備の係合部と係合される吊り下げ部が設けられていることが望ましい。
本発明によれば、鉄筋コンクリート構造物の施工エリアに、揚重設備が設置されている場合には、ライニングブロックは揚重設備に吊り下げられ、鉄筋コンクリート構造物の内面に設置される。そのため、ライニングを構成する個々の部材を鉄筋コンクリート構造物の内面に搬入し、足場を組んで施工する場合と比較して、施工の簡素化が図られる。
なお、ライニングブロックは、施工現場に設置されたクレーンなどの揚重設備の能力を考慮してライニングを分割したものであることが好ましい。
本発明のライニングの施工方法およびライニングブロックによれば、第1のコンクリートを打設した後に、ライニングの分割体であるライニングブロックが第1のコンクリートの面に設置されるため、鉄筋を配置する工程と、ライニングブロック(骨組み部)を設置する工程とが切り離すことにより、コンクリート構造物とライニングの施工時期とを分けることができ、かつ、ライニングの施工期間を短縮するとともに施工費用を低減するという効果を奏する。
この発明の一実施形態に係る原子力施設におけるピット構造物のライニング施工方法について、図1から図6を参照して説明する。
図1は、本実施形態におけるライニングの構成の概略を説明する斜視図である。図2は、図1のライニングが組み立てられた状態を説明する斜視図である。
本実施形態においては、本発明を原子力施設、特に放射性廃棄物処理設備におけるピット構造物の内面に対するライニング施工に適用して説明する。
ピット構造物51の内面に施工されるライニング1は、図1および図2に示すように、ライニング1の分割体である、床面を構成する床用ライニングブロック(ライニングブロック)3と、壁面を構成する壁用ライニングブロック(ライニングブロック)5と、を備えている。
床用ライニングブロック3は、床用ライニング板を支持する床用骨組み部7と、ライニング1の床面となる床用ライニング板(ライニング板)9とを備えている。
床用骨組み部7は、H形鋼などの構造用鋼材である構造材11を枠状に組み合わせるとともに枠の内部に梁状に配置して構成されている。なお、枠内部における構造材11の配置方法は、床用骨組み部7の構造的強度を向上させる配置であれば良く、特に限定するものではない。
床用ライニング板9は、ステンレス鋼から形成された板材であって、床用骨組み部7がピットに設置され、コンクリートが打設された後に、床用骨組み部7に溶接されるものである。
図3は、図1のライニングの分割体であるライニングブロックの構成を説明する部分斜視図である。
壁用ライニングブロック5は、図3に示すように、壁用ライニング板15を支持する壁用骨組み部(骨組み部)13と、ライニング1の壁面となる壁用ライニング板(ライニング板)15とを備えている。
壁用骨組み部13は、H形鋼などの構造用鋼材である構造材11を枠状に組み合わせるとともに枠の内部に井桁状に配置して構成されている。
なお、枠内部における構造材の配置方法は、壁用骨組み部13の構造的強度を向上させる配置であれば良く、特に限定するものではない。また、壁用骨組み部13は、上側(図3の上側)からみて、一の面と他の面とが互いに交差する形状、つまりL形に形成されている。ただし、分割構造によっては、一の面の形状、つまりI型に形成される場合もある。
壁用骨組み部13には、壁用ライニングブロック5をクレーンなどの揚重設備(図示せず)により吊り下げる際に用いられる吊り下げ部17が設けられている。
壁用ライニング板15は、ステンレス鋼から形成された板材であって、予め壁用骨組み部13に溶接されているものである。
また、床用骨組み部7および壁用骨組み部13には、床用骨組み部7と壁用骨組み部13との接続と、隣接する壁用骨組み部13同士の接続のためにボルトオン構造(図示せず)が設けられている。ここで、ボルトオン構造とは、床用骨組み部7および壁用骨組み部13に対して加工を施すことなく、接続を可能とする構造である。本実施形態においては、ボルトの締め付けによる接続に用いられるボルトオン構造、例えばボルト孔などに適用して説明するが、その他の公知のボルトオン構造を用いることもでき、特に限定するものではない。
本実施形態においては、構造材11をH形鋼に適用して説明しているが、構造材11は、少なくとも床用ライニング板9および壁用ライニング板15の面に対して面が略平行に配置された第1板材19と、床用ライニング板9および壁用ライニング板15の面に対して面が交差するように配置された第2板材21とを備えていればよく、その形状が限定されるものではない。H形鋼以外に適用可能な構造用鋼材としては、例えば、I型鋼や、溝形鋼などの形鋼を挙げることができる。
また、図1および図2に示すように、壁面を構成するライニング1を、上下2分割するとともに、上下分割体をさらに断面がL形になるように四分割して、壁用ライニングブロック5の形状を決定してもよいし、ピットの施工現場への輸送や搬入が可能であるのならば、上下2分割しただけの断面が四角い筒状の壁用ライニングブロック5であってもよく、壁用ライニングブロック5の形状を特に限定するものではない。
なお、本実施形態においては、高さが10m、幅および奥行きが5mのライニング1において、壁用ライニングブロック5をトラックやトレーラなどで陸上輸送する場合に適用したものである。
次に、上記の構成からなるライニングブロックを用いたライニングの施工方法について、図4及び図5を参照しながら説明する。
図4は、本実施形態におけるライニングの施工方法を説明するライニングの部分断面図である。図5および図6は、本実施形態におけるライニングの施工方法を説明するフローチャートである。
まず、図4から図6に示すように、下階の天井部にピット構造物(コンクリート構造物)51の床面を形成する型枠53が設置される(ステップS1)。
設置された型枠53の内部に、ピット構造物51の床面を構成する鉄筋のうち、下側(図4の下側)に配置される下端筋(鉄筋)55が施工される(ステップS2)。
下端筋55の施工後に上端筋用架台57を施工し、上端筋用架台57の上に、ピット構造物51の床面を構成する鉄筋のうち、上側(図4の上側)に配置される上端筋(鉄筋)59が施工される(ステップS3)。
次に、ピット構造物51の壁面を構成する鉄筋である壁立ち上がり配筋鉄筋)61が施工される(ステップS4)。
下端筋55、上端筋59および壁立ち上がり配筋61が施工されたら、ピット構造物51の床面の一部を構成する一次コンクリート(第1のコンクリート)63を上端筋59の上まで打設する(ステップS5)。
なお、型枠53の設置(ステップS1)から一次コンクリート63の打設(ステップS5)までの施工は、ピット構造物51を担当する施工業者が施工する。
一次コンクリート63の打設がされると、一次コンクリート63の上面(図4の上面)に、床用骨組み部のレベルだしに用いられるスライドブロック(調整部)65が設置される(ステップS6;調整部設置工程)。
なお、スライドブロック65は、図4に示すように、上ブロック65Uおよび下ブロック65Lから構成され、上ブロック65Uと下ブロック65Lとの合わせ面は、水平方向(図4の左右方向)に対して交差する面(傾斜した面)となっている。そのため、上ブロック65Uおよび下ブロック65Lの相対位置を左右方向(図4の左右方向)に調節することで、一次コンクリート63の上面と、床用骨組み部7との間隔が調節される。
スライドブロック65が設置されると、スライドブロック65の上に床用骨組み部7が据え付けられ、据え付け位置が調整(レベルだし)される(ステップS7;骨組み部設置工程、ライニングブロック設置)。
具体的には、スライドブロック65を用いて、床用骨組み部7の上端面(図4の上面)が、所定の据え付け寸法範囲内に収まるように調整される。これは、ライニング1の施工に求められる据え付け寸法の許容範囲と、一次コンクリート63の施工に求められる寸法の許容範囲とが異なるために必要となる工程であり、具体的には、床用骨組み部7および床用ライニング板9の組み立てや溶接に求められる寸法の許容範囲と、一次コンクリート63の上面に求められる寸法の許容範囲の差を埋めるための工程である。
なお、上述のスライドブロックの設置(ステップS6)から床用骨組み部の設置(ステップS7)までは、ライニングの施工工程である。
床用骨組み部が据え付けられると、二次コンクリート(第3のコンクリート)67が床用骨組み部7の構造材11の間に打設される(ステップS8)。
二次コンクリート67は床用骨組み部7が埋まるまで打設され、二次コンクリート67の上面と床用骨組み部7の上面とが一致する。この二次コンクリート67の打設(ステップS8)はピット構造物51の施工工程である。
二次コンクリート67が打設されると、壁用ライニングブロック5が床用骨組み部7の上に据え付けられる(ステップS9;壁用ライニングブロック設置工程、ライニングブロック設置工程)。
壁用ライニングブロック5は、ボルトオン構造において床用骨組み部7に接続されるとともに、隣接する壁用ライニングブロック5同士も接続される(接続工程)。このようにして、ライニング1を構成する床用骨組み部7と壁用骨組み部13とが一体化される。
上述の壁用ライニングブロック5の設置(ステップS9)から壁用ライニングブロック5の接続までは、ライニング1の施工工程である。
次に、ピット構造物51の壁を構成する壁コンクリート(第2のコンクリート)69が打設される(ステップS10)。この工程でピット構造物51の施工が終了する。
壁コンクリート69が打設されると、隣接する壁用ライニングブロック5の間の壁用ライニング板15が溶接により接合される(ステップS11;溶接工程)。
最後に、床用ライニング板9が床用骨組み部7に据え付けられ、床用骨組み部7に溶接され、ライニング1の施工が終了する(ステップS12;溶接工程)。
上記の構成によれば、一次コンクリート63を打設した後に、ライニング1の分割体である床用ライニングブロック3の床用骨組み部7が一次コンクリート63の面に設置される。そのため、下端筋55、上端筋59および壁立ち上がり配筋61を配置する工程(ステップS2からS4)と、床用ライニングブロック3の床用骨組み部7を設置する工程(ステップS6)とが切り離されるため、ピット構造物51とライニング1の施工時期を分けることができる。また、ピット構造物51の施工業者と、ライニング1の施工業者を分けることもできる。
また、下端筋55、上端筋59および壁立ち上がり配筋61を配置する工程(ステップS2からS4)および一次コンクリート63を打設する工程(ステップS5)までは、ライニング1の施工業者は施工現場に入る必要がなくなり、ライニング1の施工に要する期間を短縮するとともに、人件費などの施工費用を削減することができる。
構造材11を用いた壁用骨組み部13は変形しにくいため、壁用ライニング板15の全層溶接による熱歪みが抑制される。そのため、壁用骨組み部13をピット構造物51のコンクリートに埋め込む前に、壁用骨組み部13に壁用ライニング板15を全層溶接しても、壁用ライニング板15に歪みは発生しない。一方、壁用ライニングブロック5の輸送においても、壁用骨組み部13や壁用ライニング板15の歪みが抑制される。そのため、ピット構造物51の施工エリア以外の場所で壁用ライニングブロック5を製作して、ピット構造物51の内部にまで輸送しても、壁用ライニング板15に歪みは発生しない。
ライニング1を構成する個々の部材をピット構造物51の施工現場に搬入して組み立て設置する方法と比較して、施工現場で行われる作業が少なくなるためライニング1の施工期間が短くなる。さらに、工場において壁用ライニング板15を壁用骨組み部13に全層溶接でき、工場における製作範囲を拡大できる。
壁用骨組み部13の構造材11は、構造材11により構成される一の面および他の面が互いに交差するように(L形に)配置されているため、壁用骨組み部13はさらに変形しにくくなり、壁用ライニング板15の歪みがさらに発生しにくくなる。そのため、工場製作範囲を拡大することができ、鉄鋼構造物メーカなど、従来のライニングメーカ以外での製作が可能となる。
床用骨組み部7を設置した後に一次コンクリート63を打設しても、打設圧による床用骨組み部7の歪みの発生が抑制される。同様に、壁用ライニングブロック5を設置した後に壁コンクリート69を打設しても、打設圧による壁用骨組み部13の歪みの発生が抑制される。そのため、壁用ライニング板15が予め設けられた壁用ライニングブロック5を設置した後に、壁コンクリート69を打設して壁用ライニング板15の歪みの発生が抑制される。
ボルトオン構造を用いることで隣接する壁用骨組み部13、または、床用骨組み部7と壁用骨組み部13とは、容易に一体化され、ライニング1全体を構成する骨組み部となる。そのため、骨組み部を構成する個々の構成材をピット構造物51の施工現場に搬入し、骨組み部を組み立てる方法と比較して、施工現場における壁用骨組み部13の据え付け作業が簡素化され、施工期間の短縮および施工費用の削減を図ることができる。
二次コンクリート67の打設後に床用ライニング板9を床用骨組み部7に全層溶接することで、二次コンクリート67の打設が行いやすくなり、床用骨組み部7を二次コンクリート67に埋め込みやすくなる。また、二次コンクリート67を打設した際に、床用ライニング板9の裏側に気泡が溜まることを防止できる。
仮設鉄骨を用いて壁を構成するライニングを施工する方法と比較して、壁コンクリート69に埋め込まれた床用骨組み部7に壁用ライニングブロック5を設置するため、壁用ライニングブロック5を立てた状態で設置させやすくなり、施工期間の短縮を図ることができる。
打設後の一次コンクリート63の寸法のばらつきはスライドブロック65において吸収され、床用骨組み部7は所定の据え付け位置に、所定の寸法精度で据え付けられる。つまり、スライドブロック65により床用骨組み部7の据え付け位置が調節されることにより、床用骨組み部7の据付が簡素化され、施工期間を短縮することができる。
壁用骨組み部13はL形、ないしはI形に構成され、据え付け時にボルトで固定されるため、壁用ライニングブロック5は、周囲から補助されることなく自ら立った姿勢を維持できる。そのため、壁用ライニングブロック5を設置する際に、壁用ライニングブロック5を立てた状態で保持する仮設鉄骨を設ける必要がなくなる。
構造材11は、壁コンクリート69または二次コンクリート67内に埋められるため、床用骨組み部7と二次コンクリート67との固定力、および、壁用骨組み部13と壁コンクリート69との固定力が高くなる。そのため、従来、固定力を高めるために用いられていたスタッドジベルなどの固定部材を廃止でき、施工費用の削減を図ることができる。
本実施形態のように、2つの第1板材19と、1つの第2板材21から構成されるH型鋼を構造材11として用いた場合、一の第1板材19は壁コンクリート69または二次コンクリート67から露出して壁用ライニング板15または床用ライニング板9が全層溶接され、他の第1板材19および第2板材21は壁コンクリート69または二次コンクリート67内に埋められる。これら他の第1板材19および第2板材21がスタッドジベルなどの役割を果たして、床用骨組み部7と二次コンクリート67との固定力、および、壁用骨組み部13と壁コンクリート69との固定力は高まる。
ピット構造物51の施工エリアに、揚重設備が設置されている場合には、壁用ライニングブロック5は揚重設備に吊り下げられ、ピット構造物51の内面に設置される。そのため、ライニング1を構成する個々の部材をピット構造物51の内面に搬入し、足場を組んで施工する場合と比較して、施工の簡素化が図られる。
なお、壁用ライニングブロック5は、施工現場に設置されたクレーンなどの揚重設備の能力を考慮してライニング1を分割したものであることが好ましい。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、この発明を使用済燃料ピットおよび放射性廃棄物処理設備におけるピット構造物の内面に対するライニング施工に適応して説明したが、この発明はその他のコンクリート構造物の内面に対するライニング施工に適応できるものである。
本発明の一実施形態におけるライニングの構成の概略を説明する斜視図である。 図1のライニングが組み立てられた状態を説明する斜視図である。 図1のライニングの分割体であるライニングブロックの構成を説明する部分斜視図である。 図1のライニングの施工方法を説明するライニングの部分断面図である。 図1のライニングの施工方法を説明するフローチャートである。 図1のライニングの施工方法を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 ライニング
3 床用ライニングブロック(ライニングブロック)
5 壁用ライニングブロック(ライニングブロック)
7 床用骨組み部
9 床用ライニング板(ライニング板)
11 構造材
13 壁用骨組み部(骨組み部)
15 壁用ライニング板(ライニング板)
17 吊り下げ部
19 第1板材
21 第2板材
55 下端筋(鉄筋)
59 上端筋(鉄筋)
61 壁立ち上がり配筋(鉄筋)
63 一次コンクリート(第1のコンクリート)
65 スライドブロック(調整部)
67 二次コンクリート(第3のコンクリート)
69 壁コンクリート(第2のコンクリート)

Claims (6)

  1. 鉄筋コンクリート構造物の内面にライニングを設置する施工方法であって、
    前記鉄筋コンクリート構造物を構成する鉄筋を配置した領域の少なくとも一部に打設された第1のコンクリートの面に、構造材を用いて構成された骨組み部およびライニング板が設けられたライニングブロックを設置するライニングブロック設置工程と、
    隣り合う前記骨組み部を接続する接続工程と、
    前記骨組み部を覆う第2のコンクリートが打設された後に、隣り合う前記ライニング板を溶接して繋げる溶接工程と、
    を備えることを特徴とするライニングの施工方法。
  2. 前記ライニングブロック設置工程が、
    床面となるライニング板を支持する床用骨組み部を、前記第1のコンクリートの面に設置する骨組み部設置工程と、
    前記床用骨組み部を構成する構造材の間から前記床用骨組み部を覆う第3のコンクリートが打設された後に、壁面となるライニング板を備えた壁用ライニングブロックを、前記床用骨組み部に設置する壁用ライニングブロック設置工程と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のライニングの施工方法。
  3. 前記骨組み部配置工程の前に、前記第1のコンクリートの面と前記床用骨組み部との相対位置を調節する調整部を設置する調整部設置工程を備え、
    前記骨組み部設置工程において、前記調整部を用いて前記相対位置を調節することを特徴とする請求項2記載のライニングの施工方法。
  4. 鉄筋コンクリート構造物の内面に設置されるライニングの分割体であるライニングブロックであって、
    構造材を用いて構成された骨組み部と、
    該骨組み部に溶接して取り付けられるライニング板と、を備え、
    前記骨組み部および前記ライニング板により構成される面が複数形成され、該複数の面が互いに交差するように配置されていることを特徴とするライニングブロック。
  5. 前記構造材は、
    前記ライニング板の面に対して面が略平行となるように配置された第1板材と、
    前記ライニング板の面に対して面が交差するように配置された第2板材と、
    を備えることを特徴とする請求項4記載のライニングブロック。
  6. 前記骨組み部には、揚重設備の係合部と係合される吊り下げ部が設けられていることを特徴とする請求項4または5に記載のライニングブロック。
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