JP2008100197A - 攪拌装置および残原料の排出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】攪拌槽および/または攪拌羽根に付着する原料を容易に清掃できる攪拌装置、および、原料を排出した後にまだ残存する残原料を、簡単、かつ、確実に排出することのできる残原料の排出方法を提供すること。
【解決手段】混合槽2と、混合槽2内に設けられ、粉体を攪拌するための回転羽根4とを備える混合装置1において、混合槽2の内部の表面および回転羽根4の表面を、これら表面に付着する粉体の剥離を向上させるための被覆層20で被覆する。この混合装置1を用いて、粉体を攪拌し、第1排出工程においてその攪拌された粉体を排出した後に、第2排出工程において混合槽2にまだ残存する残粉体を、回転羽根4の回転速度R2を第1排出工程における回転羽根4の回転速度R1に対して増加させることにより、排出する。
【選択図】図1
【解決手段】混合槽2と、混合槽2内に設けられ、粉体を攪拌するための回転羽根4とを備える混合装置1において、混合槽2の内部の表面および回転羽根4の表面を、これら表面に付着する粉体の剥離を向上させるための被覆層20で被覆する。この混合装置1を用いて、粉体を攪拌し、第1排出工程においてその攪拌された粉体を排出した後に、第2排出工程において混合槽2にまだ残存する残粉体を、回転羽根4の回転速度R2を第1排出工程における回転羽根4の回転速度R1に対して増加させることにより、排出する。
【選択図】図1
Description
本発明は、攪拌装置および残原料の排出方法、詳しくは、各種原料を攪拌する攪拌装置、および、その攪拌装置における残原料の排出方法に関する。
従来より、各種原料の攪拌装置として、回転軸が垂直である機械攪拌式の高速流動型混合機などが知られている。
このような混合機においては、混合槽内に垂直に設けられた回転軸に、その回転軸から径方向に延びる攪拌羽根(インペラ)が設けられている。そして、この混合機では、混合槽内に原料を投入して、回転軸の高速回転により、攪拌羽根を高速攪拌させて、原料を高速流動させて、混合、造粒、粉砕、分散、ゲル化などの処理をするようにしている。
このような混合機においては、混合槽内に垂直に設けられた回転軸に、その回転軸から径方向に延びる攪拌羽根(インペラ)が設けられている。そして、この混合機では、混合槽内に原料を投入して、回転軸の高速回転により、攪拌羽根を高速攪拌させて、原料を高速流動させて、混合、造粒、粉砕、分散、ゲル化などの処理をするようにしている。
また、このような混合機として、例えば、攪拌羽根として、下羽根と上羽根とを備えるミキサー装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、特許文献1に記載されるミキサー装置などの高速流動型混合機は、バッチ式であるため、投入する原料が前のバッチの原料と異なる場合には、前のバッチの混合が終了し、その原料を排出した後に、前のバッチの原料の混入を防止すべく、混合槽の内面や攪拌羽根の表面の清掃を実施している。
そして、特許文献1に記載されるミキサー装置などの高速流動型混合機は、バッチ式であるため、投入する原料が前のバッチの原料と異なる場合には、前のバッチの混合が終了し、その原料を排出した後に、前のバッチの原料の混入を防止すべく、混合槽の内面や攪拌羽根の表面の清掃を実施している。
また、上記した高速流動型混合機における混合槽の内面や攪拌羽根の表面は、上記した清掃を容易とするため、通常、バフ仕上げされている。
特開2001−269563号公報
しかるに、上記した高速流動型混合機において、バフ仕上げされていても、原料によっては、混合槽の内面や攪拌羽根の表面に強固に付着する場合があり、そのような場合には、作業者がヘラなどを用いて、これら表面に付着した原料を取り除く必要があり、非常に煩雑である。
さらにまた、上記の原料の排出時に、原料の流動性などに起因して、原料が攪拌槽内から排出されにくい場合がある。
さらにまた、上記の原料の排出時に、原料の流動性などに起因して、原料が攪拌槽内から排出されにくい場合がある。
本発明の目的は、攪拌槽および/または攪拌羽根に付着する原料を容易に清掃できる攪拌装置、および、原料を排出した後にまだ残存する残原料を、簡単、かつ、確実に排出することのできる残原料の排出方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、攪拌装置であって、攪拌槽と、前記攪拌槽内に設けられ、原料を攪拌するための攪拌羽根とを備え、前記攪拌槽の内部の表面および/または前記攪拌羽根の表面を、これら表面に付着する原料の剥離を向上させるための被覆層で被覆していることを特徴としている。
この攪拌装置では、攪拌槽の内部の表面および/または攪拌羽根の表面を、これら表面に付着する原料の剥離を向上させるための被覆層で被覆しているので、攪拌された原料がこれら表面に付着しても、容易に原料を剥離することができ、容易に清掃できる。そのため、作業効率の向上を図ることができる。
この攪拌装置では、攪拌槽の内部の表面および/または攪拌羽根の表面を、これら表面に付着する原料の剥離を向上させるための被覆層で被覆しているので、攪拌された原料がこれら表面に付着しても、容易に原料を剥離することができ、容易に清掃できる。そのため、作業効率の向上を図ることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記被覆層が、少なくとも、前記攪拌槽の底部の表面に設けられていることを特徴としている。
攪拌槽の底部は、攪拌される原料が絶えず接触するので、原料がとりわけ強固に付着する。
しかし、この攪拌装置では、被覆層が、少なくとも、攪拌槽の底部の表面に設けられているので、その表面に付着する原料を、容易に剥離することができ、容易に清掃できる。そのため、作業効率の向上を図ることができる。
攪拌槽の底部は、攪拌される原料が絶えず接触するので、原料がとりわけ強固に付着する。
しかし、この攪拌装置では、被覆層が、少なくとも、攪拌槽の底部の表面に設けられているので、その表面に付着する原料を、容易に剥離することができ、容易に清掃できる。そのため、作業効率の向上を図ることができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記攪拌槽は、一側が開放され、原料を収容するための収容部と、前記収容部の開放口を閉鎖するための蓋部とを備え、前記収容部の表面と前記蓋部の表面とが、前記被覆層によって被覆されており、前記収容部の表面を被覆する被覆層は、前記蓋部の表面を被覆する被覆層よりも、ビッカーズ硬さが高いことを特徴としている。
一般に、上記した被覆層は、そのビッカーズ硬さが低い場合には、原料の剥離をより一層向上させる一方で、原料との接触により摩耗され易い。
そして、この攪拌装置では、収容部は攪拌時において原料が常時接触する一方、蓋部は接触の頻度がそれより少ない。
そのため、収容部は、ビッカーズ硬さが高い被覆層で被覆することによって、その被覆層の耐久性が向上される。一方、蓋部は、それよりもビッカーズ硬さが低い被覆層で被覆することによって、原料の剥離をより一層向上させる。
そして、この攪拌装置では、収容部は攪拌時において原料が常時接触する一方、蓋部は接触の頻度がそれより少ない。
そのため、収容部は、ビッカーズ硬さが高い被覆層で被覆することによって、その被覆層の耐久性が向上される。一方、蓋部は、それよりもビッカーズ硬さが低い被覆層で被覆することによって、原料の剥離をより一層向上させる。
その結果、被覆層の耐久性の向上と作業効率の向上とを同時に図ることができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記収容部の表面を被覆する被覆層は、ビッカーズ硬さがHv500〜3000であり、摩擦係数が0.05〜0.2であることを特徴としている。
この攪拌装置では、収容部の表面を被覆する被覆層が、ビッカーズ硬さがHv500〜3000であり、摩擦係数が0.05〜0.2であるので、良好な原料の剥離を確保しつつ、耐久性を向上させることができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記収容部の表面を被覆する被覆層は、ビッカーズ硬さがHv500〜3000であり、摩擦係数が0.05〜0.2であることを特徴としている。
この攪拌装置では、収容部の表面を被覆する被覆層が、ビッカーズ硬さがHv500〜3000であり、摩擦係数が0.05〜0.2であるので、良好な原料の剥離を確保しつつ、耐久性を向上させることができる。
また、請求項5に記載の発明は、残原料の排出方法であって、請求項1〜4のいずれかに記載の攪拌装置を用いて、原料を攪拌し、その攪拌された原料を排出した後に、前記攪拌槽にまだ残存する残原料を、前記攪拌羽根の回転速度を前記排出時における前記攪拌羽根の回転速度に対して増加させることにより、排出することを特徴としている。
この残原料の排出方法では、攪拌装置における攪拌槽の内部の表面および/または攪拌羽根の表面を、これら表面に付着する原料の剥離を向上させるための被覆層で被覆しているので、攪拌羽根の回転速度を排出時における攪拌羽根の回転速度に対して増加させるのみで、攪拌槽にまだ残存する残原料を、良好に排出することができる。
この残原料の排出方法では、攪拌装置における攪拌槽の内部の表面および/または攪拌羽根の表面を、これら表面に付着する原料の剥離を向上させるための被覆層で被覆しているので、攪拌羽根の回転速度を排出時における攪拌羽根の回転速度に対して増加させるのみで、攪拌槽にまだ残存する残原料を、良好に排出することができる。
そのため、残原料を、確実、かつ、簡単に排出しつつ、作業効率の向上を図ることができる。
本発明の攪拌装置によれば、攪拌された原料が攪拌槽の内部の表面および/または攪拌羽根の表面に付着しても、容易に原料を剥離して、容易に清掃できる。そのため、作業効率を向上させることができる。
また、本発明の残原料の排出方法によれば、残原料を、確実、かつ、簡単に排出しつつ、作業効率の向上を図ることができる。
また、本発明の残原料の排出方法によれば、残原料を、確実、かつ、簡単に排出しつつ、作業効率の向上を図ることができる。
図1は、本発明の攪拌装置の一実施形態としての混合装置を示す要部側断面図である。
図1において、この混合装置1は、垂直軸回転式の粉体混合装置(高速流動型混合機)であって、攪拌槽としての混合槽2と、攪拌羽根としての回転羽根4と、モータ16とを備えている。
混合槽2は、ステンレス、鉄などの金属からなり、上方が開放され、原料としての粉体を収容するための収容部としてのタンク3と、そのタンク3の開放口を閉鎖するための蓋部としての上蓋7とを備えている。
図1において、この混合装置1は、垂直軸回転式の粉体混合装置(高速流動型混合機)であって、攪拌槽としての混合槽2と、攪拌羽根としての回転羽根4と、モータ16とを備えている。
混合槽2は、ステンレス、鉄などの金属からなり、上方が開放され、原料としての粉体を収容するための収容部としてのタンク3と、そのタンク3の開放口を閉鎖するための蓋部としての上蓋7とを備えている。
タンク3は、略水平方向に配置される略円板形状の底壁5と、その底壁5の周端部から上方に向かって湾曲状に立設される側壁6とから連続して一体的に形成されている。また、タンク3には、混合した粉体を排出するための排出部8が設けられている。
排出部8は、ステンレス、鉄などの金属からなり、側壁6の下部に配置されている。排出部8は、タンク3から連通して形成されており、排出管18と、その排出管18の下端部において、下方に向かって開放される排出口9と、排出管18とタンク3との間を開閉するための開閉ゲート10とを備えている。開閉ゲート10には、圧力シリンダ11が設けられており、開閉ゲート10は、その圧力シリンダ11の駆動により開閉動作される。
排出部8は、ステンレス、鉄などの金属からなり、側壁6の下部に配置されている。排出部8は、タンク3から連通して形成されており、排出管18と、その排出管18の下端部において、下方に向かって開放される排出口9と、排出管18とタンク3との間を開閉するための開閉ゲート10とを備えている。開閉ゲート10には、圧力シリンダ11が設けられており、開閉ゲート10は、その圧力シリンダ11の駆動により開閉動作される。
上蓋7は、略円板形状に形成されている。また、上蓋7には、上蓋7を揺動自在に支持するためのヒンジ部17がタンク3の側壁6に設けられており、上蓋7は、ヒンジ部17の連結軸を中心とする揺動により、タンク3の開放口に対して開閉動作される。
また、上蓋7には、上蓋7からタンク3内に垂下するように、攪拌する粉体の流動性を向上するための略矩形板状のバッフル12が設けられている。なお、このバッフル12は、ステンレス、鉄などの金属から形成されている。
また、上蓋7には、上蓋7からタンク3内に垂下するように、攪拌する粉体の流動性を向上するための略矩形板状のバッフル12が設けられている。なお、このバッフル12は、ステンレス、鉄などの金属から形成されている。
回転羽根4は、ステンレス、鉄などの金属からなり、粉体を攪拌するためのものであって、混合槽2内に設けられ、タンク3の底壁5の中央部を上下方向に貫通し、その底壁5の下方において、軸受け19に回転自在に支持される回転軸13と、下羽根14および上羽根15とを備えている。
下羽根14は、その回転軸13から略水平方向(径方向外方)に向かって延びるように形成されており、タンク3の底壁5と間隔を隔てて配置され、その底壁5に沿って形成されている。
下羽根14は、その回転軸13から略水平方向(径方向外方)に向かって延びるように形成されており、タンク3の底壁5と間隔を隔てて配置され、その底壁5に沿って形成されている。
上羽根15は、下羽根14の上方で、下羽根14と間隔を隔てて配置されており、回転軸13から略水平方向(径方向外方)に向かって延びるように形成されている。
モータ16は、混合槽2の側方に配置されており、モータ16の図示しないピニオンシャフトと回転軸13とが図示しないプーリ機構を介して連結されている。
これにより、モータ16の駆動によって、その動力が図示しないプーリ機構を介して回転軸13に伝達され、これによって、下羽根14および上羽根15が、水平方向に回転される。
モータ16は、混合槽2の側方に配置されており、モータ16の図示しないピニオンシャフトと回転軸13とが図示しないプーリ機構を介して連結されている。
これにより、モータ16の駆動によって、その動力が図示しないプーリ機構を介して回転軸13に伝達され、これによって、下羽根14および上羽根15が、水平方向に回転される。
そして、この混合装置1では、混合槽2の内部の表面および回転羽根4の表面を、これら表面に付着する粉体の剥離を向上させるための被覆層20で被覆している。
より具体的には、被覆層20は、第1被覆層21と第2被覆層22とを含み、第1被覆層21は、タンク3の内部における底壁5の表面および側壁6の表面と、排出部8の排出管18の内部の表面および開閉ゲート10のタンク3側の表面と、バッフル12の表面と、タンク3の底壁5から上方に突出する回転軸13の表面と、下羽根14の表面および上羽根15の表面とを被覆している。また、第2被覆層22は、上蓋7の表面(下面)を被覆している。
より具体的には、被覆層20は、第1被覆層21と第2被覆層22とを含み、第1被覆層21は、タンク3の内部における底壁5の表面および側壁6の表面と、排出部8の排出管18の内部の表面および開閉ゲート10のタンク3側の表面と、バッフル12の表面と、タンク3の底壁5から上方に突出する回転軸13の表面と、下羽根14の表面および上羽根15の表面とを被覆している。また、第2被覆層22は、上蓋7の表面(下面)を被覆している。
第1被覆層21は、炭素を主体とする被膜であって、そのビッカーズ硬さが、例えば、第2被覆層22のビッカーズ硬さよりも高く、具体的には、Hv500〜3000、好ましくは、Hv550〜1500である。第1被覆層21のビッカーズ硬さが、上記した範囲にない場合には、良好な粉体の剥離を確保しつつ、耐久性を向上させることができない場合がある。
また、第1被覆層21は、その摩擦係数が、例えば、0.05〜0.2である。
また、第1被覆層21の体積抵抗率は、106〜1012Ω・cm、好ましくは、106〜107Ω・cmである。また、第1被覆層21の厚みは、例えば、0.1〜100μm、好ましくは、1〜20μmである。
このような第1被覆層21は、具体的には、「WIN KOTE」(トーカロ(株)製)を用いることができる。
また、第1被覆層21の体積抵抗率は、106〜1012Ω・cm、好ましくは、106〜107Ω・cmである。また、第1被覆層21の厚みは、例えば、0.1〜100μm、好ましくは、1〜20μmである。
このような第1被覆層21は、具体的には、「WIN KOTE」(トーカロ(株)製)を用いることができる。
第1被覆層21を、上記した表面に被覆するには、例えば、上記した各部材、すなわち、タンク3、排出管18、開閉ゲート10、バッフル12、回転軸13、下羽根14および上羽根15を、混合装置1に組み付ける前に、予めそれぞれ被覆する。第1被覆層21を被覆する方法としては、例えば、焼入などの熱的方法による被覆、例えば、電気めっき、塗装、イオンプレーティング、真空蒸着などによる物理的方法による被覆、例えば、無電解めっきなどの化学的方法による被覆などが用いられる。
また、第2被覆層22は、樹脂(具体的には、シリコン樹脂など)を主体とする被膜であって、そのビッカーズ硬さは、例えば、500より小さくなるように設定されている。また、第2被覆層22は、その硬度が、鉛筆硬度で、例えば、H以上であり、具体的には、2H程度である。なお、鉛筆硬度は、鉛筆硬度試験により測定した、第2被覆層22のすり傷に基づいて表示される。
また、第2被覆層22は、その摩擦係数が、例えば、上記した第1被覆層21の摩擦係数と同様である。
また、第2被覆層22の厚みは、具体的には、1〜10μm、好ましくは、1〜2μmである。
このような第2被覆層22は、具体的には、「tt−kote」(トーカロ(株)製)を用いることができる。
また、第2被覆層22の厚みは、具体的には、1〜10μm、好ましくは、1〜2μmである。
このような第2被覆層22は、具体的には、「tt−kote」(トーカロ(株)製)を用いることができる。
第2被覆層22を、上記した表面に被覆するには、例えば、上記した部材、すなわち、上蓋7を、混合装置1に組み付ける前に、予め被覆する。第2被覆層22を被覆する方法としては、例えば、化学コーティングなどの化学処理による被覆などが用いられる。
そして、このような混合装置1は、金属粉、セラミックス粉、樹脂ペレット、木粉などの粉体を攪拌して、例えば、混合、造粒、粉砕、分散、ゲル化などの処理をするために用いられる。
そして、このような混合装置1は、金属粉、セラミックス粉、樹脂ペレット、木粉などの粉体を攪拌して、例えば、混合、造粒、粉砕、分散、ゲル化などの処理をするために用いられる。
すなわち、上記した粉体を、この混合装置1のタンク3内に投入し、回転羽根4の回転によって、上記した処理に供している。
次に、この混合装置1を用いて、本発明の残原料の排出方法としての一実施形態である残粉体の排出方法ついて、説明する。
この方法では、まず、モータ16の駆動によって回転羽根4を予め回転させる。回転羽根4の回転速度R1は、周速で、例えば、5〜80m/s、好ましくは、10〜40m/sに設定する。
次に、この混合装置1を用いて、本発明の残原料の排出方法としての一実施形態である残粉体の排出方法ついて、説明する。
この方法では、まず、モータ16の駆動によって回転羽根4を予め回転させる。回転羽根4の回転速度R1は、周速で、例えば、5〜80m/s、好ましくは、10〜40m/sに設定する。
次いで、この方法では、この混合装置1の混合槽2に、上記した粉体を投入する。
混合装置1の混合槽2に粉体を投入するには、まず、上蓋7を上方に揺動して、タンク3の開放口を開放し、開放されたタンク3内に、粉体を投入する。その後、上蓋7を下方に揺動して、タンク3の開放口を閉鎖した後、回転羽根4を回転させる。
これによって、投入した粉体を、回転羽根4の回転によって、流動させて、また、バッフル12により、粉体の流動性をさらに向上させながら、粉体を攪拌する。
混合装置1の混合槽2に粉体を投入するには、まず、上蓋7を上方に揺動して、タンク3の開放口を開放し、開放されたタンク3内に、粉体を投入する。その後、上蓋7を下方に揺動して、タンク3の開放口を閉鎖した後、回転羽根4を回転させる。
これによって、投入した粉体を、回転羽根4の回転によって、流動させて、また、バッフル12により、粉体の流動性をさらに向上させながら、粉体を攪拌する。
次いで、この方法では、その攪拌された粉体を排出する(第1排出工程)。
攪拌された粉体を排出するには、排出部8における圧力シリンダ11の駆動に基づく開閉ゲート10の開動作により、回転羽根4を回転させたまま、排出部8における排出管18を介して、残粉体を排出口9から排出する。
また、必要により、回転羽根4の回転を停止させて、無回転状態のまま、残粉体を排出口9から排出することもできる。すなわち、この場合には、第1排出工程における回転羽根4の回転速度R1は、周速で0m/sとなる。
攪拌された粉体を排出するには、排出部8における圧力シリンダ11の駆動に基づく開閉ゲート10の開動作により、回転羽根4を回転させたまま、排出部8における排出管18を介して、残粉体を排出口9から排出する。
また、必要により、回転羽根4の回転を停止させて、無回転状態のまま、残粉体を排出口9から排出することもできる。すなわち、この場合には、第1排出工程における回転羽根4の回転速度R1は、周速で0m/sとなる。
なお、ほとんどの粉体は、この第1排出工程によって排出されるが、わずかな粉体が、混合槽2のタンク3の底壁5や回転羽根4の下羽根14の周囲に、まだ残存する。
次いで、この方法では、上記した排出後に、混合槽2にまだ残存する残粉体を排出する(第2排出工程)。
まだ残存する残粉体を排出するには、回転羽根4の回転速度R2を第1排出工程における回転羽根4の回転速度R1に対して増加させる。
次いで、この方法では、上記した排出後に、混合槽2にまだ残存する残粉体を排出する(第2排出工程)。
まだ残存する残粉体を排出するには、回転羽根4の回転速度R2を第1排出工程における回転羽根4の回転速度R1に対して増加させる。
すなわち、第2排出工程において、第1排出工程における回転羽根4の回転速度R1に対して、回転羽根4を高速(回転速度R2)で回転させる。この第2排出工程における回転羽根の回転速度R2は、第1排出工程における回転羽根4の回転速度R1より高ければ制限されず、第1排出工程における回転羽根4の回転速度R1を100%とした場合(第1排出工程において、回転羽根4の回転速度R1が0m/sの場合を除く。)には、例えば、200〜2000%、好ましくは、200〜600%に設定する。より具体的には、第2排出工程における回転羽根4の回転速度R2は、周速で、例えば、10〜100m/s、好ましくは、20〜60m/sに設定する。
なお、第1排出工程において、必要により、回転羽根4の回転を停止させていた場合には、この第2排出工程では、回転羽根4を、例えば、適宜の回転速度R2で回転させるだけでよい。
これにより、第1バッチ目としての粉体の投入、攪拌および排出の処理において、第1排出工程から第2排出工程までの間では、途中で回転羽根4を停止させることなく(第1排出工程において、回転羽根4の回転を停止させていた場合を除く。)、回転羽根4を連続運転したまま、残粉体を含む粉体の排出を続けることができる。
これにより、第1バッチ目としての粉体の投入、攪拌および排出の処理において、第1排出工程から第2排出工程までの間では、途中で回転羽根4を停止させることなく(第1排出工程において、回転羽根4の回転を停止させていた場合を除く。)、回転羽根4を連続運転したまま、残粉体を含む粉体の排出を続けることができる。
そして、この攪拌装置1では、混合槽2のタンク3の内部における底壁5の表面、側壁6の表面および上蓋7の表面(下面)と、回転羽根4の回転軸13の表面と、下羽根14の表面および上羽根15の表面とを、これら表面に付着する粉体の剥離を向上させるための被覆層20で被覆しているので、攪拌された粉体がこれら表面に付着しても、容易に粉体を剥離することができ、容易に清掃できる。そのため、作業効率の向上を図ることができる。
また、混合槽2のタンク3の底壁5は、攪拌される粉体が絶えず接触するので、粉体がとりわけ強固に付着する。
しかし、この混合装置1では、被覆層20、すなわち、第1被覆層21が、混合槽2のタンク3の底壁5の表面に設けられているので、その表面に付着する粉体を、容易に剥離することができ、容易に清掃できる。そのため、作業効率の向上を図ることができる。
しかし、この混合装置1では、被覆層20、すなわち、第1被覆層21が、混合槽2のタンク3の底壁5の表面に設けられているので、その表面に付着する粉体を、容易に剥離することができ、容易に清掃できる。そのため、作業効率の向上を図ることができる。
また、一般に、上記した被覆層20は、そのビッカーズ硬さが低い場合には、粉体の剥離をより一層向上させる一方で、粉体との接触により摩耗され易い。
そして、この混合装置1では、タンク3は混合時において粉体が常時接触する一方、上蓋7は接触の頻度がそれより少ない。
そのため、タンク3は、ビッカーズ硬さが高い第1被覆層21で被覆することによって、その第1被覆層21の耐久性が向上される。一方、上蓋7は、それよりもビッカーズ硬さが低い第2被覆層22で被覆することによって、粉体の剥離をより一層向上させる。
そして、この混合装置1では、タンク3は混合時において粉体が常時接触する一方、上蓋7は接触の頻度がそれより少ない。
そのため、タンク3は、ビッカーズ硬さが高い第1被覆層21で被覆することによって、その第1被覆層21の耐久性が向上される。一方、上蓋7は、それよりもビッカーズ硬さが低い第2被覆層22で被覆することによって、粉体の剥離をより一層向上させる。
その結果、被覆層20の耐久性の向上と作業効率の向上とを同時に図ることができる。
また、タンク3の表面を被覆する第1被覆層21は、ビッカーズ硬さがHv500〜3000であり、摩擦係数が0.05〜0.2である場合には、良好な粉体の剥離を確保しつつ、耐久性を向上させることができる。
また、この粉体の排出方法によれば、混合槽2のタンク3の内部における底壁5の表面および側壁6の表面と、回転羽根4の回転軸13の表面と、下羽根14の表面および上羽根15の表面とを、これら表面に付着する粉体の剥離を向上させるための被覆層20、より具体的には、第1被覆層21で被覆しているので、第2排出工程において、第1排出工程における回転羽根4の回転速度R1に対して、回転羽根4を高速(回転速度R2)で回転させるのみで、混合槽2のタンク3の底壁5や回転羽根4の下羽根14の周囲にまだ残存する残粉体を、良好に排出することができる。
また、タンク3の表面を被覆する第1被覆層21は、ビッカーズ硬さがHv500〜3000であり、摩擦係数が0.05〜0.2である場合には、良好な粉体の剥離を確保しつつ、耐久性を向上させることができる。
また、この粉体の排出方法によれば、混合槽2のタンク3の内部における底壁5の表面および側壁6の表面と、回転羽根4の回転軸13の表面と、下羽根14の表面および上羽根15の表面とを、これら表面に付着する粉体の剥離を向上させるための被覆層20、より具体的には、第1被覆層21で被覆しているので、第2排出工程において、第1排出工程における回転羽根4の回転速度R1に対して、回転羽根4を高速(回転速度R2)で回転させるのみで、混合槽2のタンク3の底壁5や回転羽根4の下羽根14の周囲にまだ残存する残粉体を、良好に排出することができる。
そのため、残粉体を、確実、かつ、簡単に排出しつつ、作業効率の向上を図ることができる。
なお、上記した混合装置1における説明では、被覆層20を、混合槽2の内部の表面および回転羽根4の表面の両方に設けたが、これに制限されず、例えば、混合槽2の内部の表面のみに設けることもでき、また、回転羽根4の表面のみに設けることもできる。
なお、上記した混合装置1における説明では、被覆層20を、混合槽2の内部の表面および回転羽根4の表面の両方に設けたが、これに制限されず、例えば、混合槽2の内部の表面のみに設けることもでき、また、回転羽根4の表面のみに設けることもできる。
また、上記した混合装置1における説明では、第1被覆層21を、タンク3の内部における底壁5の表面および側壁6の表面の両方に設けたが、これに制限されず、例えば、タンク3の底壁5の表面のみに設けることもできる。
また、上記した混合装置1における説明では、タンク3の底壁5を、略水平方向に配置したが、その配置はこれに制限されず、図示しないが、例えば、底壁6を、排出部8に向かって下向きに傾斜する斜め方向に配置することもできる。なお、このような場合には、回転羽根4は、斜め方向に向かって延び、タンク3の底壁5に沿って形成される。これによって、残粉体のより良好な排出を達成することもできる。
また、上記した混合装置1における説明では、タンク3の底壁5を、略水平方向に配置したが、その配置はこれに制限されず、図示しないが、例えば、底壁6を、排出部8に向かって下向きに傾斜する斜め方向に配置することもできる。なお、このような場合には、回転羽根4は、斜め方向に向かって延び、タンク3の底壁5に沿って形成される。これによって、残粉体のより良好な排出を達成することもできる。
また、上記した説明では、本発明の攪拌装置として混合装置1を例示して説明したが、原料を攪拌して処理する装置であればこれに限定されず、例えば、造粒装置、粉砕装置、分散装置、ゲル化装置などの各種の攪拌装置を挙げることができる。
1 混合装置
2 混合槽
3 タンク
4 回転羽根
5 底壁
7 上蓋
20 被覆層
21 第1被覆層
22 第2被覆層
2 混合槽
3 タンク
4 回転羽根
5 底壁
7 上蓋
20 被覆層
21 第1被覆層
22 第2被覆層
Claims (5)
- 攪拌槽と、
前記攪拌槽内に設けられ、原料を攪拌するための攪拌羽根とを備え、
前記攪拌槽の内部の表面および/または前記攪拌羽根の表面を、これら表面に付着する原料の剥離を向上させるための被覆層で被覆していることを特徴とする、攪拌装置。 - 前記被覆層が、少なくとも、前記攪拌槽の底部の表面に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の攪拌装置。
- 前記攪拌槽は、一側が開放され、原料を収容するための収容部と、前記収容部の開放口を閉鎖するための蓋部とを備え、
前記収容部の表面と前記蓋部の表面とが、前記被覆層によって被覆されており、
前記収容部の表面を被覆する被覆層は、前記蓋部の表面を被覆する被覆層よりも、ビッカーズ硬さが高いことを特徴とする、請求項1または2に記載の攪拌装置。 - 前記収容部の表面を被覆する被覆層は、ビッカーズ硬さがHv500〜3000であり、摩擦係数が0.05〜0.2であることを特徴とする、請求項3に記載の攪拌装置。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の攪拌装置を用いて、原料を攪拌し、その攪拌された原料を排出した後に、前記攪拌槽にまだ残存する残原料を、前記攪拌羽根の回転速度を前記排出時における前記攪拌羽根の回転速度に対して増加させることにより、排出することを特徴とする、残原料の排出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006286499A JP2008100197A (ja) | 2006-10-20 | 2006-10-20 | 攪拌装置および残原料の排出方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2006
- 2006-10-20 JP JP2006286499A patent/JP2008100197A/ja active Pending
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