JP2008098890A - 無線送信装置及び無線タグシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】受信アンテナの方向性による影響を軽減する。
【解決手段】LFアンテナ25は、複数のループアンテナ素子Lp_1〜Lp_nを備え、各ループアンテナ素子Lp_i、Lp_i+1は互いに隣接するアンテナ線Atに流れる電流が逆向きとなるように接続されている。1方向にのみ感度を有する受信アンテナがLFアンテナ25のループアンテナ素子Lp_iを通過するときに、ループアンテナ素子Lp_iの磁場を受けることができなくても、隣接するループアンテナ素子Lp_i+1からの磁場を受けることができる。このため、受信アンテナが1方向にのみ感度を有するものであったとしても、この方向性による影響を軽減できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線送信装置及び無線タグシステムに関するものである。
各競技者の周回数や競技タイム等を計測する競技用計測システム(例えば、特許文献1参照)、人の通過を管理する入場管理システムに用いられる無線タグシステムが知られている。
競技用計測システムでは、各競技者が無線タグを保持し、競技トラック上の計測エリア内にループアンテナが配置される。無線送信装置としてのLF(Low Frequency)信号送信機は、このループアンテナを含んで構成され、トリガ信号を送信し、競技者が計測エリア内を走行すると、無線タグは、このトリガ信号に応答して、LF信号送信機にID(識別番号)を送信する。
また、入場管理システムでは、例えば、人が無線タグを保持し、入場口等の床面にループアンテナが敷設される。LF信号送信機は、ループアンテナを含んで構成され、LF波をループアンテナから送信し、無線タグがこのLF波をトリガとして自身のIDをLF信号送信機に送信する。
LF信号送信機は、このようなLFトリガ信号装置として用いられ、制御機器のトリガ信号として用いられる100kHz前後の比較的低い周波数の信号で被変調されたそれより高周波の磁場を発生させる。
このLFトリガ信号装置は、図12に示すようなループアンテナによって構成されたLFアンテナを備える。
従来、ループアンテナは、1個だけ用いられ、このループアンテナが必要な検知範囲をカバーするようにしていた。
特開2006−47263号公報(第11頁、図1)。
しかし、図12に示すように、また、1方向のみに感度が高い受信アンテナが、y軸方向に長いループアンテナ51の上を、矢印方向に通過する場合、受信アンテナは、向きによって、ループアンテナ51の磁場を受けることができない場合がある。
即ち、図13に示すように、受信アンテナ52がループアンテナ51の上を通過するものとする。この受信アンテナ52は、図13(a)〜(c)に示すように、コア52aにコイル52bが巻き回されて構成され、このコア52aの軸方向が最も受信感度が高い方向となる。
図13(a)に示すように、コア52aの軸がz方向に向いて受信アンテナ52がループアンテナ51の上を通過する場合、ループアンテナ51が生成する磁界の方向とコア52aの軸方向とが一致する。このため、受信アンテナ51は、ループアンテナ51から、図13(A)に示すように強さが変化する磁場を受けることができる。
図13(b)に示すように、コア52aの軸がy方向に向いて受信アンテナ52がループアンテナ51の上を通過する場合、受信アンテナ51は、ループアンテナ51から、図13(B)に示すように強さが変化する磁場を受けることができる。ただし、ループアンテナ51の中心近傍で全ての磁場が受信アンテナ52に対し直交するするため、中心近傍で磁場が消滅する。
しかし、コア52aの軸が受信アンテナ52が図13(c)に示すような向きでループアンテナ51上を通過した場合、ループアンテナ51の中心近傍で全ての磁界が受信アンテナ52に対し直交する。このため、受信アンテナ52は、図13(C)に示すように、ループアンテナ51から磁場を受けることができない。
このような不具合を解消する解決策として、3軸方向に感度を有する受信アンテナを用いられることがある。
しかし、このような受信アンテナを用いた場合、受信アンテナのサイズが大きくなり、この受信アンテナを備える受信機の小型化も困難になる。また、3軸方向の回路が必要になるため消費電流も増大し、構造的に複雑となるため、コストも上昇する。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、1軸方向にのみ受信感度を有する受信アンテナの方向性による影響を軽減することが可能な無線送信装置及び無線タグシステムを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る無線送信装置は、
磁場をキャリア信号として無線タグに制御信号を送信する無線送信装置において、
前記制御信号を送信する送信アンテナと、
前記送信アンテナに電流を供給する電流供給部と、を備え、
前記送信アンテナは、複数方向の前記磁場を生成する複数のアンテナ素子からなり、
前記複数のアンテナ素子は互いの前記制御信号が干渉しないように設けられる
ことを特徴とする。
前記無線送信装置は、前記キャリア信号を変調して所定の情報を含む前記制御信号を生成する変調部を備えることも好ましい。
前記複数のアンテナ素子は、それぞれ、ループアンテナ素子からなり、
前記複数のループアンテナ素子は、前記電流供給部から供給された電流をアンテナ線の電流入力端から電流出力端まで周回させるものであり、各ループアンテナ素子に流れる電流が、隣接するループアンテナ素子の隣接するアンテナ線に流れる電流と向きが逆向きとなり、互いの前記制御信号が干渉しないように各ループアンテナ素子が接続される
ことも好ましい。
前記複数のアンテナ素子は、それぞれ、ループアンテナ素子からなり、
前記複数のループアンテナ素子は、それぞれ、アンテナ線が矩形の形状を有するものであってもよい。
前記複数のアンテナ素子は、それぞれ、ループアンテナ素子からなり、
前記複数のループアンテナ素子は、それぞれ、アンテナ線が円形の形状を有するものであってもよい。
前記複数のアンテナ素子は、それぞれ、ループアンテナ素子からなり、各ループアンテナ素子は異なる磁性部材を組み合わせることにより構成されたものであってもよい。
また、本発明の第2の観点に係る無線タグシステムは、
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の無線送信装置と、
前記無線タグと、を備え、
前記無線タグは、前記無線送信装置からの前記制御信号を受信して所定動作を開始する
ことを特徴とする。
本発明によれば、受信アンテナの方向性による影響を軽減することができる。
以下、本発明の実施形態に係る無線タグシステムを図面を参照して説明する。尚、本実施形態では、無線送信装置を無線タグシステムのトリガ信号送信装置として説明する。
本実施形態に係る無線タグシステムの構成を図1に示す。
本実施形態の無線タグシステム1は、無線タグとしてのLF信号受信機10と、トリガ信号送信装置としてのLF信号送信機20と、を備える。
この無線タグシステム1は、前述のように、例えば、特開2006−47263号公報に記載されているような競技用計測システム、入場管理システムに用いられる。
そして、無線タグシステム1は、無線タグを装着した人あるいは物がゲートを通過する際に、ゲートに対応して配置されたトリガ信号送信装置の送信する制御信号を無線タグが受信することにより、この人あるいは物がゲートを通過したことを検知する。
無線タグとしてのLF信号受信機10は、LF信号送信機20からの制御信号を受信して所定動作を開始するものであり、受信アンテナ11と、増幅回路12と、検波回路13と、電圧比較器14と、CPU15と、RF送信回路16と、RFアンテナ17と、を備える。
受信アンテナ11は、LF信号送信機20からの磁場を受けることにより、信号を受信するものであり、フェライトアンテナ等の1方向で感度が高くなるアンテナによって構成される。
受信アンテナ11は、図2に示すように、コア11aの周囲にコイル11bを巻き回すことによって形成される。この受信アンテナ11の感度が最大となる方向は、矢印で示すようにコア11aの軸方向となる。
増幅回路12は、受信アンテナ11から得られた電磁信号の電圧を増幅するものである。
検波回路13は、LF信号送信機20から送られてくるキャリア信号又は変調された信号を復調するものである。
電圧比較器14は、検波回路13が復調したデータ信号の電圧を予め設定された電圧値と比較して信号を2値化することより、CPU15が処理可能なデジタル信号に変換するためのものである。
CPU15は、電圧比較器14が変換したデジタル信号に基づいて、LF信号送信機20のCPU25から送られてくる情報を復元するものである。
RF送信回路16は、CPU15からの指示により、取得した有意な情報としてのゲートID等、トリガ点の情報が正しければ決められたコード情報で、例えば、400MHzのRF信号を変調し、RFアンテナ17を介してRF信号を送信するものである。
すなわち、LF信号受信機10は、CPU15の制御により、トリガ点の情報を取得すると、所定の動作を開始し、例えば、ゲートIDに基づいてトリガ点を特定し、自身のタグID、自身の計時する時刻情報を添えて、このトリガ点を通過した旨を示すコード情報を図示しない受信装置に送信する。
この受信装置は、コード情報を図示しない処理装置に送り、処理装置は、コード情報からゲートID、タグID及び時刻情報を取出し、LF信号受信機10が何れのトリガ点を通過したかの履歴を生成する。
なお、LF信号受信機10は、キャリア信号を受信したときに待機状態から所定の動作を開始する。例えば、LF信号受信機10に温度センサ、振動センサ等を設けるとして、LF信号受信機10は、これらセンサの検出状態を図示しない受信装置に送信する動作を開始するようにしてもよい。
LF信号送信機20は、例えば、物品あるいは人が通過するゲートに配置されてLF信号受信機10に制御信号を送信するためのものであり、発振回路21と、CPU22と、電力増幅回路24と、LFアンテナ25と、を備える。さらに必要に応じ信号として有意なデータを送信する場合は変調回路23を備える。
発振回路21は、LF信号のキャリア信号として、周波数125kHzの信号を生成する回路である。
CPU22は、有意な情報としてのゲートID等、トリガ点の情報を生成するものである。
変調回路23は、キャリア信号を変調して所定の情報を含む制御信号を生成するものであり、CPU22からの制御により所定の情報としてのトリガ点情報を、OOK変調方式によりキャリア信号に重畳する。
電力増幅回路24は、LFアンテナ25に電流を供給することにより、制御信号として無変調のキャリア信号又は変調回路23によりキャリア信号を変調した信号を、空中に放出するのに必要な信号レベルまで増幅する回路である。
LFアンテナ25は、電力増幅回路24が増幅したLF信号を送信するアンテナである。
本実施形態のLFアンテナ25は、図3に示すように、複数のループアンテナ素子Lp_1〜Lp_n(nは、2以上の自然数、2≦i≦n−1)が接続されることによって構成される。
各ループアンテナ素子Lp_1〜Lp_nは、隣接するループアンテナ素子Lp_iのアンテナ線に流れる電流が、隣接するループアンテナ素子Lp_i+1又はループアンテナ素子Lp_i-1の隣接するアンテナ線に流れる電流と向きが逆向きとなり、互いの制御信号が干渉しないように接続されている。
即ち、送信アンテナ25は、図4(a)に示すように、電流icを供給、流出する2つの電流線L1,L2を有している。電力増幅回路24は、この送信アンテナの電流線L1に電流icを供給する。
ループアンテナ素子Lp_1のアンテナ線Atの電流入力端であるノードN11は、この電流線L1に接続され、電流出力端であるノードN12は、電流線L2に接続される。電流icは、ループアンテナ素子Lp_1のアンテナ線AtをノードN11からノードN12まで周回して流れる。
また、ループアンテナ素子Lp_1に隣接するループアンテナ素子Lp_2のアンテナ線Atの電流入力端であるノードN21は、電流線L2に接続され、電流出力端であるノードN22は、電流線L1に接続される。電流icは、ノードN21からノードN22まで、ループアンテナ素子Lp_2のアンテナ線Atを周回して流れる。
そして、ループアンテナ素子Lp_1のアンテナ線Atに流れる電流icと、ループアンテナ素子Lp_1に隣接するループアンテナ素子Lp_2の隣接するアンテナ線Atには、向きが逆の電流icが流れる。
各ループアンテナ素子Lp_1〜Lp_nのアンテナ線Atは矩形の形状を有している。また、各ループアンテナ素子Lp_1〜Lp_nは、隣接するループアンテナ素子が生成する磁場の向きが影響しないような間隔をもって配置される。これにより、LF信号受信機10は、各ループアンテナ素子Lp_1〜Lp_nから互いに干渉しないキャリア信号又は変調された信号を受ける。
次に本実施形態に係る無線タグシステム1の動作を説明する。
CPU22は、有意なゲートID等、トリガ点の情報を生成する。LF信号送信機20の発振回路21は、LF信号のキャリア信号として、周波数125kHzの信号を生成し、変調回路23は、CPU22からの制御によりトリガ点情報をキャリア信号に重畳する。
電力増幅回路24は、変調回路23の出力信号を増幅し、LFアンテナ25に供給する。
LFアンテナ25は、電力増幅回路24が増幅したLF信号を送信する。図4(a)に示すように、ループアンテナ素子Lp_iに電流icが供給されると、電流icは、ループアンテナ素子Lp_iのアンテナ線Atを流れる。
アンテナ線Atに電流icが流れると、図4(b)に示すように、ループアンテナ素子Lp_iは、磁場Hを生成する。複数のループアンテナ素子Lp_1〜Lp_nが配置されているため、磁場Hは水平方向に広がる。
また、ループアンテナ素子Lp_i,Lp_i+1のアンテナ線Atが図4(a)に示すように接続されているため、生成された磁場Hは、隣接するループアンテナ素子Lp_i,Lp_i+1同士で、打ち消されなくなる。
LF信号受信機10の受信アンテナ11は、LF信号送信機20からの磁場を受けることにより、信号を受信する。
図5にループアンテナ素子Lp_i,Lp_i+1がそれぞれ生成する磁場と受信アンテナ11の感度との関係を示す。磁場強度Hx,Hy,Hzは磁場の強さをx,y,z軸方向の成分に分解したときのものである。
ループアンテナ素子Lp_iは、z軸方向に中心磁場強度Hzが分布した磁場を生成する。この磁場強度Hzは、ループアンテナ素子Lp_iの中間点oで最大となる。
また、ループアンテナ素子Lp_iは、y軸方向に磁場強度Hyが分布した磁場を生成する。この磁場強度Hyは、ループアンテナ素子Lp_iの中間点oで反転するため、ループアンテナ素子Lp_iのアンテナ線At上の点y1,y2、中間点o上で最小となり、点y1と中間点oとの間、中間点oと点y2との間で最大となる。
また、ループアンテナ素子Lp_iは、x軸方向に磁場強度Hxが分布した磁場を生成する。この磁場強度Hxは、ループアンテナ素子Lp_iの中間点oで反転するため、ループアンテナ素子Lp_iのアンテナ線At上の点x1,x2、中間点o上で最小となり、点x1と中間点oとの間、中間点oと点x2との間で最大となる。
また、ループアンテナ素子Lp_iに隣接するループアンテナ素子Lp_i+1は、z軸方向に磁場強度Hzが分布した磁場を生成する。この磁場強度Hzは、ループアンテナ素子Lp_iの中間点oで最大となる。この磁場強度Hzは、z軸を中心に磁場強度Hzが分布しているため、ループアンテナ素子Lp_iを通過する受信アンテナ11にも影響を及ぼす。
また、ループアンテナ素子Lp_i+1は、y軸方向に磁場強度Hyが分布した磁場を生成する。この磁場強度Hxは、ループアンテナ素子Lp_i+1の中間点o'で反転するため、ループアンテナ素子Lp_i+1のアンテナ線At上の点y3,y4、中間点o'上で最小となり、点y3と中間点o'との間、中間点o'と点y4との間で最大となる。
また、ループアンテナ素子Lp_i+1は、x軸方向に磁場強度Hxが分布した磁場を生成する。この磁場強度Hxは、ループアンテナ素子Lp_i+1の中間点o'で反転するため、ループアンテナ素子Lp_i+1のアンテナ線At上の点x3,x4、中間点o'上で最小となり、点x3と中間点o'との間、中間点o'と点x4との間で最大となる。
受信アンテナ11の感度は、コア11aの軸方向で最大となる。そして、受信アンテナ11は、様々の方向に向いており、このループアンテナ素子Lp_i、Lp_i+1上を通過する。
図6(a)に示すように、コア11aの軸がループアンテナ素子Lp_iのループ面に対して垂直なz軸方向に向いた受信アンテナ11が領域Aを通過する場合(LF信号受信機10がノードN12、N11側からループアンテナ素子Lp_i上をy軸方向に通過するとする。以下に述べる図6(b)乃至(f)についても同様とする。)、受信アンテナ11は、ループアンテナ素子Lp_iがz軸方向に生成した磁場を受ける。
受信アンテナ11が受けた磁場の強さは、磁場強度Hzに従って変化し、図6(b)に示すように、受信アンテナ11がループアンテナ素子Lp_iの中間点oを通過するときに最も強くなり、点y1、y2を通過するときに最も弱くなる。受信アンテナ11は、この磁場を受けて、LF信号送信機20からのトリガ点情報を受信する。
図6(c)に示すように、コア11aの軸がy軸方向に向いた受信アンテナ11が領域Aを通過する場合、受信アンテナ11は、ループアンテナ素子Lp_iが生成したy軸方向の磁場を受ける。
受信アンテナ11が受けた磁場の強さは、磁場強度Hyに従って変化し、図6(d)に示すように、受信アンテナ11がループアンテナ素子Lp_iの中間点oを通過するときに最も弱くなり、点y1、y2を通過するときに最も強くなる。受信アンテナ11は、この磁場を受けて、LF信号送信機20からのトリガ点情報を受信する。
図6(e)に示すように、コア11aの軸がx軸方向に向いた受信アンテナ11が領域Aを通過する場合、ループアンテナ素子Lp_iが生成した磁場の磁場強度Hxは、コア11aの軸がx軸方向に向いているため、受信アンテナ11は、x軸方向の磁場Hxを受けることができない。しかし、受信アンテナ11は、隣接するループアンテナ素子Lp_i+1の磁場を受けることができる。
受信アンテナ11が受ける磁場の強さは、ループアンテナ素子Lp_i+1のx軸方向の磁場強度Hxに従って変化し、図6(f)に示すように、受信アンテナ11がループアンテナ素子Lp_i+1の点x4を通過するときに最も強くなり、点y3、y4の横を通過するときに最も弱くなる。受信アンテナ11は、この磁場を受けて、LF信号送信機20からのトリガ点情報を受信する。
このように、受信アンテナ11が領域Aを通過する場合、受信アンテナ11は、向きによってループアンテナ素子Lp_iの磁場を受けることができなくても、隣接するループアンテナ素子Lp_i+1からの磁場を受けることができる。
次に、図7(a)に示すように、コア11aの軸がz軸方向に向いた受信アンテナ11がループアンテナ素子Lp_i+1のアンテナ線At上Bを通過する場合(LF信号受信機10がノードN12、N11側からループアンテナ素子Lp_i+1のアンテナ線At上をy軸方向に通過するとする。以下に述べる図7(b)乃至(f)についても同様とする。)、受信アンテナ11は、ループアンテナ素子Lp_i+1が生成した磁場を受ける。
受信アンテナ11が受けた磁場の強さは、磁場強度Hzに従って変化し、図7(b)に示すように、点y3、点y4の横を通過するときに最も弱くなり、点x4を通過するときに最も強くなる。受信アンテナ11は、この磁場を受けて、LF信号送信機20からのトリガ点情報を受信する。
図7(c)に示すように、コア11aの軸がy軸方向に向いた受信アンテナ11がループアンテナ素子Lp_i+1のアンテナ線At上Bを通過する場合、受信アンテナ11は、ループアンテナ素子Lp_i+1が生成した磁場を受ける。
受信アンテナ11が受ける磁場の強さは、ループアンテナ素子Lp_i+1の磁場Hyに従って変化し、図7(d)に示すように、受信アンテナ11が点x4を通過するときに最も弱くなり、点y3、点y4の横を通過するときに最も強くなる。受信アンテナ11は、この磁場を受けて、LF信号送信機20からのトリガ点情報を受信する。
図7(e)に示すように、コア11aの軸がx軸方向に向いた受信アンテナ11がループアンテナ素子Lp_i+1のアンテナ線At上Bを通過する場合、受信アンテナ11は、ループアンテナ素子Lp_i+1が生成した磁場を受ける。
受信アンテナ11が受ける磁場の強さは、ループアンテナ素子Lp_i+1が生成する磁場の磁場強度Hzに従って変化し、図7(f)に示すように、点y3、y4の横を通過するときに最も弱くなり、点x4を通過するときに、最も強くなる。受信アンテナ11は、この磁場を受けて、LF信号送信機20からのトリガ点情報を受信する。
このように受信アンテナ11は、Bラインを通過する場合には、どの方向に向いていても、LFアンテナ25が生成した磁場を受けることができる。
そして、増幅回路12は、受信アンテナ11から得られた電磁信号の電圧を増幅し、検波回路13は、LF信号送信機20で変調されたトリガ点情報を復調する。電圧比較器14は、検波回路13が復調したトリガ点情報の電圧を予め設定された電圧値と比較してトリガ点情報を2値化してデジタル信号を生成する。
CPU15は、電圧比較器14が変換したデジタル信号に基づいて、LF信号送信機20のCPU25から送られてくる情報を復元する。
RF送信回路16は、CPU15からの指示により、取得したゲート情報が正しければ決められたコード情報で、例えば、400MHzのRF信号を変調し、RFアンテナ17を介してRF信号を送信する。
以上説明したように、本実施形態1によれば、LFアンテナ25は、複数のループアンテナ素子Lp_1〜Lp_nを備え、各ループアンテナ素子Lp_i、Lp_i+1は互いに隣接するアンテナ線Atに流れる電流が逆向きとなるように接続されている。
従って、受信アンテナ11がLFアンテナ25のループアンテナ素子Lp_iを通過するときに、ループアンテナ素子Lp_iの磁場を受けることができなくても、隣接するループアンテナ素子Lp_i+1からの磁場を受けることができる。このため、受信アンテナ11が1方向にのみ感度を有するものであったとしても、この方向性による影響を軽減できる。
1方向にのみ感度を有する受信アンテナ11であれば、受信アンテナ11に、3軸方向に等しい受信感度を有するようなものを用いなくてもよくなり、受信機を小型化することができ、また、電流を消費せずにトリガ点情報を受信することができるし、構造も単純になる。
尚、本発明を実施するにあたっては、種々の形態が考えられ、上記実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、ループアンテナ素子Lp_iのアンテナ線Atは、図3に示すような正方形の形状を有していなくてもよく、例えば、図8(a)に示すような円形の形状を有するものであってもよい。受信アンテナ11に対して全方向に均一に近い磁場を必要とする場合、円形のアンテナ線Atを有するループアンテナ素子Lp_iは、有効である。
また、ループアンテナ素子Lp_1〜Lp_nの配線も、図3に示すようなものに限られるものではなく、例えば、図8(b)に示すような配線であってもよい。配線は、隣接するループアンテナ素子Lp_i、Lp_i+1のアンテナ線At間の磁場の方向が一致するように電流を逆方向に流すことができるような配線であれば、どのような配線であってもよい。
また、ループアンテナ素子Lp_iは、異なる磁性部材を組み合わせたものであってもよい。図9(a)、(b)はその例を示す。ループアンテナ素子Lp_iは、異なる部材として、ループコイルLp_aとコイルcoとによって構成される。このコイルcoは、磁性材41にコイル42を巻き付けることによって構成される。
このようにループアンテナ素子Lp_iが構成された場合、コイルcoは、x軸方向の磁場を生成し、ループコイルLp_aはy軸方向の磁場を生成し、それぞれ、異なる方向の磁場を生成する。
すなわち、図10(a)〜(d)に示すように、磁場方向が異なる方向となるように異なる部材のループコイルLp_aとコイルcoとを組み合わせるのである。また、交流磁場の場合、磁場の方向は電流が反転する毎に反転する。
このように構成されたループアンテナ素子Lp_i上の領域A、Bの境界の近傍において受信アンテナ11のコア11aがx軸方向に向いている場合、この受信アンテナ11は、図10(a)に示すように、ループコイルLp_aが生成したx軸方向の磁場を受ける。
ループコイルLp_a内側の領域Aにおいて、コア11aがz軸方向に向いている受信アンテナ11は、図10(b)に示すように、ループコイルLp_aが生成したz軸方向(上向き)の磁場を受ける。
ループコイルLp_a外側の領域Bにおいて、コア11aがz軸方向に向いている受信アンテナ11は、図10(c)に示すように、ループコイルLp_aが生成したz軸方向(下向き)の磁場を受ける。
コア11aがy軸方向に向いている受信アンテナ11は、図10(d)に示すように、コアcoが生成したy軸方向の磁場を受ける。このように、受信アンテナ11は、どの方向に向いていてもループアンテナ素子Lp_iの磁場を受けることができる。
また、上述の実施形態では、隣接するループアンテナ素子のアンテナ線に流れる電流の方向を逆としたが、本発明はこれに限るものではない。ある程度(ループアンテナ素子の辺長分)隣接するループアンテナ素子間の距離を離すと、複数のループアンテナ素子の配置の方法によっては必ずしも隣接するループアンテナ素子に流れる電流の方向が逆でなくても、本発明の各アンテナ素子の3軸方向の磁場を互いに干渉させずに組み合わせることが可能となる。
例えば、図11(b)に示すようにループアンテナ素子Lp_i、Lp_i+1をその辺長分wだけ間隔を取って配置して、その辺長分の中心線にそってループアンテナ素子Lp_j、Lp_j+1をオフセットして千鳥配置することにより、ループアンテナ素子Lp_i、Lp_i+1に流れる電流の向きを同一方向に揃えることが可能となる。
本発明の実施形態1に係る無線タグシステムの構成を示すブロック図である。 図1の受信アンテナの構成を示す図であり、(a)は、受信アンテナの側面図であり、(b)は、その正面図である。 図1に示すLFアンテナの構成を示す図である。 図3のLFアンテナの詳細を示す図であり、(a)は、LFアンテナの2つのループアンテナ素子を示し、(b)は、ループアンテナ素子に電流を供給したときにループアンテナ素子が生成する磁場を示す。 図4に示す隣接するループアンテナ素子と生成する磁場と様々な方向に向いた受信アンテナとを示す図であり、(a)は、z軸方向に向いた受信アンテナを示し、(b)は、y軸方向に向いた受信アンテナを示し、(c)は、x軸方向に向いた受信アンテナを示す。 ループアンテナ素子上を受信アンテナが通過するときの状態と受信する磁場との関係を示す図であり、(a)は、コアの軸がz軸方向に向いた受信アンテナがループアンテナ素子の領域を通過する例を示し、(b)は、このときに受信アンテナがループアンテナ素子から受ける磁場の強さを示す。また、(c)は、コアの軸がy軸方向に向いた受信アンテナがループアンテナ素子の領域を通過する例を示し、(d)は、このときに受信アンテナがループアンテナ素子から受ける磁場の強さを示す。(e)は、コアの軸がx軸方向に向いた受信アンテナがループアンテナ素子の領域を通過する例を示し、(f)は、このときに受信アンテナがループアンテナ素子から受ける磁場の強さを示す。 隣接するループアンテナ素子のアンテナ線上を受信アンテナが通過する状態と受ける磁場との関係を示す図であり、(a)は、コアの軸がz軸方向に向いた受信アンテナがアンテナ線上を通過する例を示し、(b)は、このときに受信アンテナがループアンテナ素子から受ける磁場の強さを示す。また、(c)は、コアの軸がy軸方向に向いた受信アンテナがアンテナ線上を通過する例を示し、(d)は、このときに受信アンテナがループアンテナ素子から受ける磁場の強さを示す。(e)は、コアの軸がx軸方向に向いた受信アンテナがアンテナ線上を通過する例を示し、(f)は、このときに受信アンテナがループアンテナ素子から受ける磁場の強さを示す。 LFアンテナの応用例を示す図であり、(a)は、円形のループアンテナ素子を有するLFアンテナを示し、(b)は、隣接するループアンテナ素子の隣接するアンテナ線同士に電流が逆向きに流れるように接続されたLFアンテナを示す。 LFアンテナの応用例として、異なる磁場を生成する素子を組み合わせたループアンテナ素子の例を示す図であり、(a)は、ループアンテナ素子の正面図であり、(b)は、側面図である。 図9に示すループアンテナ素子の異なる磁場と受信アンテナの向きとの関係を示す図であり、(a)は、コアがx軸方向に向いている受信アンテナとループアンテナ素子のループコイルが生成したx軸方向の磁場との関係を示す。(b)は、ループコイル内側の領域において、コアがz軸方向に向いている受信アンテナとループコイルが生成したz軸方向の磁場との関係を示す。(c)は、ループコイル外側の領域において、コアがz軸方向に向いている受信アンテナとループコイルが生成したz軸方向の磁場との関係を示す。(d)は、コアがy軸方向に向いている受信アンテナとループアンテナ素子のコアが生成したy軸方向の磁場との関係を示す。 LFアンテナの応用例として、(a)は隣接するループアンテナ素子に互いに逆方向の電流を流すようにループアンテナ素子を配置した例を示し、(b)は隣接するループアンテナ素子に互いに同方向の電流を流すようにループアンテナ素子を配置した例を示す図である。 従来のLFアンテナを示す図である。 従来のLFアンテナの課題を説明するための図である。
符号の説明
1 LFトリガ信号装置
11 受信アンテナ
25 LFアンテナ
Lp_1〜Lp_n ループアンテナ素子

Claims (7)

  1. 磁場をキャリア信号として無線タグに制御信号を送信する無線送信装置において、
    前記制御信号を送信する送信アンテナと、
    前記送信アンテナに電流を供給する電流供給部と、を備え、
    前記送信アンテナは、複数方向の前記磁場を生成する複数のアンテナ素子からなり、
    前記複数のアンテナ素子は互いの前記制御信号が干渉しないように設けられる
    ことを特徴とする無線送信装置。
  2. 前記キャリア信号を変調して所定の情報を含む前記制御信号を生成する変調部を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線送信装置。
  3. 前記複数のアンテナ素子は、それぞれ、ループアンテナ素子からなり、
    前記複数のループアンテナ素子は、前記電流供給部から供給された電流をアンテナ線の電流入力端から電流出力端まで周回させるものであり、各ループアンテナ素子に流れる電流が、隣接するループアンテナ素子の隣接するアンテナ線に流れる電流と向きが逆向きとなり、互いの前記制御信号が干渉しないように各ループアンテナ素子が接続された、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線送信装置。
  4. 前記複数のアンテナ素子は、それぞれ、ループアンテナ素子からなり、
    前記複数のループアンテナ素子は、それぞれ、アンテナ線が矩形の形状を有するものである、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無線送信装置。
  5. 前記複数のアンテナ素子は、それぞれ、ループアンテナ素子からなり、
    前記複数のループアンテナ素子は、それぞれ、アンテナ線が円形の形状を有するものである、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無線送信装置。
  6. 前記複数のアンテナ素子は、それぞれ、ループアンテナ素子からなり、各ループアンテナ素子は異なる磁性部材を組み合わせることにより構成されたものである、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線送信装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の無線送信装置と、
    前記無線タグと、を備え、
    前記無線タグは、前記無線送信装置からの前記制御信号を受信して所定動作を開始する
    ことを特徴とする無線タグシステム。
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