JPH0746025A - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
- Publication number
- JPH0746025A JPH0746025A JP5274734A JP27473493A JPH0746025A JP H0746025 A JPH0746025 A JP H0746025A JP 5274734 A JP5274734 A JP 5274734A JP 27473493 A JP27473493 A JP 27473493A JP H0746025 A JPH0746025 A JP H0746025A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- antennas
- loop
- amplifier
- resonant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q7/00—Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 認識および識別装置に応用することができ、
かつ、受け持つ領域の中に不感領域がなく、かつ、コス
トのかからない、アンテナ装置を提供する。 【構成】 複数個のアンテナが、送信サイクルの期間中
1個の大きなチャージ・アップ・ループ・アンテナとし
て動作し、および、読み出しサイクルの期間中個別のア
ンテナとして動作するように構成された、複数個の非共
振アンテナ・ループで構成される。
かつ、受け持つ領域の中に不感領域がなく、かつ、コス
トのかからない、アンテナ装置を提供する。 【構成】 複数個のアンテナが、送信サイクルの期間中
1個の大きなチャージ・アップ・ループ・アンテナとし
て動作し、および、読み出しサイクルの期間中個別のア
ンテナとして動作するように構成された、複数個の非共
振アンテナ・ループで構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアンテナ装置に関する。
さらに詳細にいえば、本発明は、例えば認識および識別
のための応用に用いられるアンテナ装置に関する。
さらに詳細にいえば、本発明は、例えば認識および識別
のための応用に用いられるアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】典型的な認識および識
別装置の1つの例は、自動車の識別(AVI)装置であ
る。AVI装置は、例えば、自動車道路の料金所、速度
の監視、一定の自動車だけの制限された領域への通行、
犯罪の防止などのような種々の応用に対し、車両を監視
するのに用いられる。AVI装置は、典型的には、車両
に設置された送受信器、例えば、出願中特許第GB92
20409.8号(TI−16821UK)に開示され
ている送受信器と、送受信器を監視しかつ送受信器が設
置されている車両に関する情報を記録するためのアンテ
ナとを有する。典型的な2つの装置は、出願中特許第G
B9220411.4号(TI−16817UK)およ
び第GB9220412.2号(TI−17341U
K)に開示されている。自動車道路の交通量を監視する
AVI装置では、任意の時刻において、接近する多くの
車両が潜在的に存在する。もし、例えば、この装置が自
動車道路の料金請求のために用いられるならば、車両の
おのおのを正確に識別し、および、関連する情報を記憶
することが重要である。この種類の応用の場合には、こ
の領域を受け持つ多数個のアンテナを備えることが必要
である。これらのアンテナのおのおのは、通常、共振ル
ープ回路、すなわち、共振LC回路を有する。これらの
アンテナおよびフィーダ・ケーブルは、典型的には、リ
ッツ導線で構成されることが必要であり、そして、これ
らのアンテナのインダクタンスが約27μH±1μHで
あるように設計される。
別装置の1つの例は、自動車の識別(AVI)装置であ
る。AVI装置は、例えば、自動車道路の料金所、速度
の監視、一定の自動車だけの制限された領域への通行、
犯罪の防止などのような種々の応用に対し、車両を監視
するのに用いられる。AVI装置は、典型的には、車両
に設置された送受信器、例えば、出願中特許第GB92
20409.8号(TI−16821UK)に開示され
ている送受信器と、送受信器を監視しかつ送受信器が設
置されている車両に関する情報を記録するためのアンテ
ナとを有する。典型的な2つの装置は、出願中特許第G
B9220411.4号(TI−16817UK)およ
び第GB9220412.2号(TI−17341U
K)に開示されている。自動車道路の交通量を監視する
AVI装置では、任意の時刻において、接近する多くの
車両が潜在的に存在する。もし、例えば、この装置が自
動車道路の料金請求のために用いられるならば、車両の
おのおのを正確に識別し、および、関連する情報を記憶
することが重要である。この種類の応用の場合には、こ
の領域を受け持つ多数個のアンテナを備えることが必要
である。これらのアンテナのおのおのは、通常、共振ル
ープ回路、すなわち、共振LC回路を有する。これらの
アンテナおよびフィーダ・ケーブルは、典型的には、リ
ッツ導線で構成されることが必要であり、そして、これ
らのアンテナのインダクタンスが約27μH±1μHで
あるように設計される。
【0003】2個のアンテナが密接して配置されるの
で、受け持つ領域の中に作用の及ばない領域が生ずる可
能性がある。共振したアンテナで多重アンテナを構成す
ることにより、臨界を越えて結合した一連の共振LC回
路が得られ、これは個別アンテナの非共振と強い減衰と
の結果であるであろう。このことは、明らかに、アンテ
ナの視野内のすべての送受信器を登録および識別するこ
とができないことを意味する。これらの問題点は、共振
による作用の及ばない領域が最少になることが確実に得
られるように、予め共振したその位置の臨界的アンテナ
により、ある程度解決することができる。この解決法
は、時間がかかり、および、コストがかかり、また不便
である。
で、受け持つ領域の中に作用の及ばない領域が生ずる可
能性がある。共振したアンテナで多重アンテナを構成す
ることにより、臨界を越えて結合した一連の共振LC回
路が得られ、これは個別アンテナの非共振と強い減衰と
の結果であるであろう。このことは、明らかに、アンテ
ナの視野内のすべての送受信器を登録および識別するこ
とができないことを意味する。これらの問題点は、共振
による作用の及ばない領域が最少になることが確実に得
られるように、予め共振したその位置の臨界的アンテナ
により、ある程度解決することができる。この解決法
は、時間がかかり、および、コストがかかり、また不便
である。
【0004】
【問題点を解決するための手段】その位置の共振と金属
物体による非共振との問題点を、回路を付加することに
より解決するために、共振アンテナ装置に対し自動共振
装置が用いられる。この解決法は、複雑な回路が必要に
なるので、コストがかかる。
物体による非共振との問題点を、回路を付加することに
より解決するために、共振アンテナ装置に対し自動共振
装置が用いられる。この解決法は、複雑な回路が必要に
なるので、コストがかかる。
【0005】本発明の1つの目的は、従来の装置の欠点
の少なくともいくつかを解決した、アンテナ装置を得る
ことである。
の少なくともいくつかを解決した、アンテナ装置を得る
ことである。
【0006】本発明の1つの特徴により、複数個のアン
テナが、送信サイクルの期間中、1個の大きなチャージ
・アップ・ループ・アンテナとして作用し、および、読
み出しサイクルの期間中、個別アンテナとして作用する
ように構成された、複数個の非共振アンテナ・ループを
有する。
テナが、送信サイクルの期間中、1個の大きなチャージ
・アップ・ループ・アンテナとして作用し、および、読
み出しサイクルの期間中、個別アンテナとして作用する
ように構成された、複数個の非共振アンテナ・ループを
有する。
【0007】
【実施例】添付図面を例示の意味で参照して、本発明を
説明する。
説明する。
【0008】図1において、認識および識別装置が10
で全体的に示されている。図に示されている装置は、自
動車識別装置であるが、他の装置にも同様に応用するこ
とができる。図に示されている実施例では、この装置は
6車線の高速道路12の上の自動車を識別するのに用い
られる。高速道路の各車線はそれに付随したアンテナ1
4を有する。このアンテナは、送受信器を備えた、また
は備えていない、自動車を識別することが可能な信号
を、送信および受信するのに用いられる。アンテナ14
は、それぞれのフイーダ・ケーブル18により、リーダ
箱16に接続される。このアンテナは、典型的な場合に
は、高速道路の各車線の上に1個ずつ配置された、縦横
が約3.3メートルと約3.5メートルの長方形のルー
プ・アンテナである。
で全体的に示されている。図に示されている装置は、自
動車識別装置であるが、他の装置にも同様に応用するこ
とができる。図に示されている実施例では、この装置は
6車線の高速道路12の上の自動車を識別するのに用い
られる。高速道路の各車線はそれに付随したアンテナ1
4を有する。このアンテナは、送受信器を備えた、また
は備えていない、自動車を識別することが可能な信号
を、送信および受信するのに用いられる。アンテナ14
は、それぞれのフイーダ・ケーブル18により、リーダ
箱16に接続される。このアンテナは、典型的な場合に
は、高速道路の各車線の上に1個ずつ配置された、縦横
が約3.3メートルと約3.5メートルの長方形のルー
プ・アンテナである。
【0009】図2は、3個のアンテナを詳細に示した図
面である。アンテナ14、14′および14′は、非共
振HF増幅器(図2に示されていない)に接続された、
隣接する非共振ループ・アンテナである。けれども、こ
れらの増幅器の中の1つが、図3に示されている。各ル
ープ・アンテナにより発生される磁力線が平行である領
域において、すなわち22において、磁力線20が加算
され、そして、それぞれのアンテナの磁力線24が反対
方向に走っている領域では、すなわち26では、磁力線
が相殺される。
面である。アンテナ14、14′および14′は、非共
振HF増幅器(図2に示されていない)に接続された、
隣接する非共振ループ・アンテナである。けれども、こ
れらの増幅器の中の1つが、図3に示されている。各ル
ープ・アンテナにより発生される磁力線が平行である領
域において、すなわち22において、磁力線20が加算
され、そして、それぞれのアンテナの磁力線24が反対
方向に走っている領域では、すなわち26では、磁力線
が相殺される。
【0010】図3において、増幅器29のおのおのは、
プッシュ・プル・ソース・フォロワで作成されたクラス
−A−B電力増幅器である。この増幅器は、簡単で歪の
小さい電力増幅器である。クラスA電力増幅器またはク
ラスA−B電力増幅器は、通常、低効率であるが、非常
に良好な駆動器である。したがって、この応用の場合、
クラスA増幅器またはクラスA−B増幅器は理想的であ
る。
プッシュ・プル・ソース・フォロワで作成されたクラス
−A−B電力増幅器である。この増幅器は、簡単で歪の
小さい電力増幅器である。クラスA電力増幅器またはク
ラスA−B電力増幅器は、通常、低効率であるが、非常
に良好な駆動器である。したがって、この応用の場合、
クラスA増幅器またはクラスA−B増幅器は理想的であ
る。
【0011】正弦波30が、トランス32のHFに入力
される。いまの場合、この正弦波の周波数は約134.
2kHzであるが、この周波数は必要に応じて変更する
ことができる。トランス32はステップ・アップ・トラ
ンスであって、増幅器回路の一部分である部分回路34
に、高い電圧を発生する。この高電圧は変換されて、エ
ミッタ・フォロワ36および38の低インピーダンス出
力になる。
される。いまの場合、この正弦波の周波数は約134.
2kHzであるが、この周波数は必要に応じて変更する
ことができる。トランス32はステップ・アップ・トラ
ンスであって、増幅器回路の一部分である部分回路34
に、高い電圧を発生する。この高電圧は変換されて、エ
ミッタ・フォロワ36および38の低インピーダンス出
力になる。
【0012】次に、この低インピーダンス出力はトラン
ス40を通って、アンテナ42を駆動する。アンテナに
供給される電圧は、典型的には、ピーク・トウ・ピーク
で約300ボルトである。アンテナのインピーダンス
は、要求された点44を接続することにより、10μH
と40μHとの間の値である。アンテナ42はイン・グ
ランド・ループ・アンテナであり、約0.5Ωないし約
10Ωの抵抗素子を有する。
ス40を通って、アンテナ42を駆動する。アンテナに
供給される電圧は、典型的には、ピーク・トウ・ピーク
で約300ボルトである。アンテナのインピーダンス
は、要求された点44を接続することにより、10μH
と40μHとの間の値である。アンテナ42はイン・グ
ランド・ループ・アンテナであり、約0.5Ωないし約
10Ωの抵抗素子を有する。
【0013】増幅器はまた、カウンタ・バランス回路4
6を有し、それにより、ループ・アンテナのインピーダ
ンスの平衡をとる。このことにより、増幅器の中に大き
な損失がないことが確実に得られ、そしてまた、増幅器
のQ因子が改善される。
6を有し、それにより、ループ・アンテナのインピーダ
ンスの平衡をとる。このことにより、増幅器の中に大き
な損失がないことが確実に得られ、そしてまた、増幅器
のQ因子が改善される。
【0014】図3は、アンテナの送信サイクルの期間中
の回路の動作モードを示す。アンテナのおのおのは調査
信号を送信し、そして、この調査信号は適切な送受信器
により受信されるであろう。この送受信器はこの信号を
ある程度変更し、そして、それをアンテナに送り返すで
あろう。信号のこの変更を利用して、各送受信器の特有
の性質が識別される。この変更のおのおのはアンテナに
より読み出し可能であり、それにより、その送受信器に
関する情報を適切に読み出しおよび記憶することができ
る。
の回路の動作モードを示す。アンテナのおのおのは調査
信号を送信し、そして、この調査信号は適切な送受信器
により受信されるであろう。この送受信器はこの信号を
ある程度変更し、そして、それをアンテナに送り返すで
あろう。信号のこの変更を利用して、各送受信器の特有
の性質が識別される。この変更のおのおのはアンテナに
より読み出し可能であり、それにより、その送受信器に
関する情報を適切に読み出しおよび記憶することができ
る。
【0015】図1に示されているように多重アンテナ構
造体の場合には、(ループ・アンテナのおのおのに対し
て1つずつの)個別の増幅器はすべて同じ正弦波源で動
作し、そして、すべての個別増幅器に関し位相同期信号
を発生する。このことにより、図1および図2に示され
ているように、共振したアンテナを用いる時に通常起こ
る問題点を生ずることなく、アンテナを密接に配置する
ことができる。図2は、隣接するアンテナ部分の磁力線
の乱れを示す。位相と電流は、このアンテナ装置の領域
22において磁力線が相互に相殺する(同じ電流で、位
相が180度ずれている)性質を有する。このように、
個別のループ・アンテナで構成されたアンテナの列は、
1つの巨大なチャージ・アップ・ループ・アンテナとし
て動作し、個別アンテナで作成される全構成体の外側寸
法を有する1個のループ・アンテナと同じ特性を有す
る。
造体の場合には、(ループ・アンテナのおのおのに対し
て1つずつの)個別の増幅器はすべて同じ正弦波源で動
作し、そして、すべての個別増幅器に関し位相同期信号
を発生する。このことにより、図1および図2に示され
ているように、共振したアンテナを用いる時に通常起こ
る問題点を生ずることなく、アンテナを密接に配置する
ことができる。図2は、隣接するアンテナ部分の磁力線
の乱れを示す。位相と電流は、このアンテナ装置の領域
22において磁力線が相互に相殺する(同じ電流で、位
相が180度ずれている)性質を有する。このように、
個別のループ・アンテナで構成されたアンテナの列は、
1つの巨大なチャージ・アップ・ループ・アンテナとし
て動作し、個別アンテナで作成される全構成体の外側寸
法を有する1個のループ・アンテナと同じ特性を有す
る。
【0016】この装置により、高速道路の車線にわたっ
て、または、この装置が用いられる他の任意の領域にわ
たって、不感位置がないように、連続した磁力線が発生
する。これらのアンテナは、前記で説明したように、送
信を行うことができるし、また、下記で説明されるよう
に、受信も行うことができる。
て、または、この装置が用いられる他の任意の領域にわ
たって、不感位置がないように、連続した磁力線が発生
する。これらのアンテナは、前記で説明したように、送
信を行うことができるし、また、下記で説明されるよう
に、受信も行うことができる。
【0017】送信および受信を行うこの性能は、装置の
質問サイクルの一部分を構成する。質問サイクルの受信
部分は、輸送送信およびテレグラム送信の段階を有す
る。
質問サイクルの一部分を構成する。質問サイクルの受信
部分は、輸送送信およびテレグラム送信の段階を有す
る。
【0018】図4は、読み出し装置の図面である。4個
のアンテナ140、140′、140″、および14
0″′と、それらのおのおのに付随する駆動増幅器14
2、142′、142″、および142″′とが示され
ている。これらのアンテナにより受信された信号はすべ
て、駆動トランス144、144′、144″、および
144″′にフィードバックされ、そして、受信器トラ
ンス巻線146、146′、146″、および14
6″′により検出される。それから、この検出された情
報は、処理および記憶され、したがって、送受信器によ
り送信された情報を必要な目的のために用いることがで
きる。
のアンテナ140、140′、140″、および14
0″′と、それらのおのおのに付随する駆動増幅器14
2、142′、142″、および142″′とが示され
ている。これらのアンテナにより受信された信号はすべ
て、駆動トランス144、144′、144″、および
144″′にフィードバックされ、そして、受信器トラ
ンス巻線146、146′、146″、および14
6″′により検出される。それから、この検出された情
報は、処理および記憶され、したがって、送受信器によ
り送信された情報を必要な目的のために用いることがで
きる。
【0019】巻線146、146′、146″、および
146″′は、図5に示されているように、受信器フロ
ント・エンド回路に接続される。低ビット周波数および
高ビット周波数は、受信器フィルタ50、52により決
定される。低ビット周波数は約122kHzに共振する
低ビットであり、そして、高ビット周波数は約134.
2kHzに共振する高ビットである。この装置の透過周
波数はこれらのフィルタにより決定され、アンテナによ
り決定されるのではない。
146″′は、図5に示されているように、受信器フロ
ント・エンド回路に接続される。低ビット周波数および
高ビット周波数は、受信器フィルタ50、52により決
定される。低ビット周波数は約122kHzに共振する
低ビットであり、そして、高ビット周波数は約134.
2kHzに共振する高ビットである。この装置の透過周
波数はこれらのフィルタにより決定され、アンテナによ
り決定されるのではない。
【0020】これらのアンテナは共振していないから、
送信から受信への遷移、またはその逆の遷移の際、例え
ばMOSFETを用いて、アンテナを切り替えることが
容易にできる。したがって、この装置は、もし必要なら
ば、RF多重化の点で大きな柔軟性を有する。それは、
抵抗器に関してMOSFETにより導入される回路への
付加的抵抗値が、非共振アンテナ装置に対し実質的に効
果を有しないからである。
送信から受信への遷移、またはその逆の遷移の際、例え
ばMOSFETを用いて、アンテナを切り替えることが
容易にできる。したがって、この装置は、もし必要なら
ば、RF多重化の点で大きな柔軟性を有する。それは、
抵抗器に関してMOSFETにより導入される回路への
付加的抵抗値が、非共振アンテナ装置に対し実質的に効
果を有しないからである。
【0021】前記の過剰共振装置のまた別の重要な利点
は、(共振した質問装置に対する受信サイクルの初め
に、電力パルスを減衰させるための)減衰回路が必要で
ないことである。本発明のアンテナの非共振性は、磁力
線を最大値からゼロへ、マイクロ秒の範囲で降下させ
る。
は、(共振した質問装置に対する受信サイクルの初め
に、電力パルスを減衰させるための)減衰回路が必要で
ないことである。本発明のアンテナの非共振性は、磁力
線を最大値からゼロへ、マイクロ秒の範囲で降下させ
る。
【0022】アンテナの共振はまた、受信器に対しても
不必要である。非共振性巻線が受信器に接続され、そし
て前記で説明したように、低ビット周波数および高ビッ
ト周波数は、アンテナではなく、受信器フィルタにより
決定される。
不必要である。非共振性巻線が受信器に接続され、そし
て前記で説明したように、低ビット周波数および高ビッ
ト周波数は、アンテナではなく、受信器フィルタにより
決定される。
【0023】図面に示された回路はこの装置を実施する
1つの実施例に過ぎなく、本発明の範囲内において、当
業者はまた別の実施例を考案することができるであろ
う。この装置は共振するアンテナを使用するというその
ままの概念を避けており、したがって、複雑な回路を必
要としない。
1つの実施例に過ぎなく、本発明の範囲内において、当
業者はまた別の実施例を考案することができるであろ
う。この装置は共振するアンテナを使用するというその
ままの概念を避けており、したがって、複雑な回路を必
要としない。
【0024】この装置により得られるまた別の利点は、
前記で詳細に説明されたが、次の通りである。
前記で詳細に説明されたが、次の通りである。
【0025】長いフイーダ・ケーブルが、この装置の特
性を損なうことなく、使用することができる。
性を損なうことなく、使用することができる。
【0026】特性を損なうことなく、RF電子スイッチ
ング(多重化)が可能である。
ング(多重化)が可能である。
【0027】隣接するループ・アンテナが可能である。
【0028】アンテナの構成と非共振性とにより、チャ
ージ・アップされた磁力線に不感領域が存在しない。
ージ・アップされた磁力線に不感領域が存在しない。
【0029】リッツ導線が必要でない。
【0030】アンテナのインピーダンスは、送信と受信
のいずれに対しても、それ程厳しくはない。
のいずれに対しても、それ程厳しくはない。
【0031】安定性はアンテナの共振に依存しないか
ら、期待されるように、各アンテナの位相は常に同じで
ある。
ら、期待されるように、各アンテナの位相は常に同じで
ある。
【0032】多数個の巻線により、テレグラム期間中の
雑音を受信する感度はない。
雑音を受信する感度はない。
【0033】この装置は、例えば、自動車識別の応用に
用いることができるが、また広い領域にわたっての読み
出しを必要とするすべての認識および識別の応用にも用
いることができる。
用いることができるが、また広い領域にわたっての読み
出しを必要とするすべての認識および識別の応用にも用
いることができる。
【0034】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1) 複数個のアンテナが、送信サイクルの期間中1
個の大きなチャージ・アップ・ループ・アンテナとして
動作し、および、読み出しサイクルの期間中個別のアン
テナとして動作するように構成された、複数個の非共振
アンテナ・ループを有する、アンテナ装置。 (2) 第1項記載のアンテナ装置において、各アンテ
ナにより発生される磁力線が前記アンテナが平行である
領域の中で加算され、および、前記アンテナが反対方向
に走っている領域の中で互いに相殺される、前記アンテ
ナ装置。 (3) 第1項または第2項記載のアンテナ装置におい
て、各アンテナが付随する増幅器により駆動される、前
記アンテナ装置。 (4) 第3項記載のアンテナ装置において、前記増幅
器がクラスA増幅器である、前記アンテナ装置。 (5) 第3項記載のアンテナ装置において、前記増幅
器がクラスA−B増幅器である、前記アンテナ装置。 (6) 第1項〜第5項記載のアンテナ装置において、
送信から受信へおよびその逆に切り替えるためのスイッ
チング装置をさらに有する、前記アンテナ装置。 (7) 第6項記載のアンテナ装置において、前記スイ
ッチング装置がMOSFET装置を有する、前記アンテ
ナ装置。 (8) 第1項〜第7項記載のアンテナ装置において、
登録および認識装置に用いられる、前記アンテナ装置。 (9) 第8項記載のアンテナ装置において、前記登録
および認識装置が自動車識別装置として備えられる、前
記アンテナ装置。 (10) 第1項〜第9項記載のアンテナ装置に用いら
れるアンテナ。
る。 (1) 複数個のアンテナが、送信サイクルの期間中1
個の大きなチャージ・アップ・ループ・アンテナとして
動作し、および、読み出しサイクルの期間中個別のアン
テナとして動作するように構成された、複数個の非共振
アンテナ・ループを有する、アンテナ装置。 (2) 第1項記載のアンテナ装置において、各アンテ
ナにより発生される磁力線が前記アンテナが平行である
領域の中で加算され、および、前記アンテナが反対方向
に走っている領域の中で互いに相殺される、前記アンテ
ナ装置。 (3) 第1項または第2項記載のアンテナ装置におい
て、各アンテナが付随する増幅器により駆動される、前
記アンテナ装置。 (4) 第3項記載のアンテナ装置において、前記増幅
器がクラスA増幅器である、前記アンテナ装置。 (5) 第3項記載のアンテナ装置において、前記増幅
器がクラスA−B増幅器である、前記アンテナ装置。 (6) 第1項〜第5項記載のアンテナ装置において、
送信から受信へおよびその逆に切り替えるためのスイッ
チング装置をさらに有する、前記アンテナ装置。 (7) 第6項記載のアンテナ装置において、前記スイ
ッチング装置がMOSFET装置を有する、前記アンテ
ナ装置。 (8) 第1項〜第7項記載のアンテナ装置において、
登録および認識装置に用いられる、前記アンテナ装置。 (9) 第8項記載のアンテナ装置において、前記登録
および認識装置が自動車識別装置として備えられる、前
記アンテナ装置。 (10) 第1項〜第9項記載のアンテナ装置に用いら
れるアンテナ。
【図1】本発明の1つの特徴によるアンテナ装置の1つ
の実施例の図。
の実施例の図。
【図2】例えば、図1の装置のためのアンテナ構造体の
図。
図。
【図3】図2の構造体のアンテナのおのおのに対する増
幅器段階の回路図。
幅器段階の回路図。
【図4】アンテナ装置の4ループ伝送部分のブロック線
図。
図。
【図5】図4の4ループ伝送部分の1つの部分に対する
受信器端部のブロック線図。
受信器端部のブロック線図。
14、42、140 アンテナ 29、142 増幅器
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 アンテナ装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアンテナ装置に関する。
さらに詳細にいえば、本発明は、例えば認識および識別
のための応用に用いられるアンテナ装置に関する。
さらに詳細にいえば、本発明は、例えば認識および識別
のための応用に用いられるアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】典型的な認識および識
別装置の1つの例は、自動車の識別(AVI)装置であ
る。AVI装置は、例えば、自動車道路の料金所、速度
の監視、一定の自動車だけの制限された領域への通行、
犯罪の防止などのような種々の応用に対し、車両を監視
するのに用いられる。AVI装置は、典型的には、車両
に設置された送受信器、例えば、出願中特許第GB92
20409.8号(TI−16821UK)に開示され
ている送受信器と、送受信器を監視しかつ送受信器が設
置されている車両に関する情報を記録するためのアンテ
ナとを有する。典型的な2つの装置は、出願中特許第G
B9220411.4号(TI−16817UK)およ
び第GB9220412.2号(TI−17341U
K)に開示されている。自動車道路の交通量を監視する
AVI装置では、任意の時刻において、接近する多くの
車両が潜在的に存在する。もし、例えば、この装置が自
動車道路の料金請求のために用いられるならば、車両の
おのおのを正確に識別し、および、関連する情報を記憶
することが重要である。この種類の応用の場合には、こ
の領域を受け持つ多数個のアンテナを備えることが必要
である。これらのアンテナのおのおのは、通常、共振ル
ープ回路、すなわち、共振LC回路を有する。これらの
アンテナおよびフィーダ・ケーブルは、典型的には、リ
ッツ導線で構成されることが必要であり、そして、これ
らのアンテナのインダクタンスが約27μH±1μHで
あるように設計される。
別装置の1つの例は、自動車の識別(AVI)装置であ
る。AVI装置は、例えば、自動車道路の料金所、速度
の監視、一定の自動車だけの制限された領域への通行、
犯罪の防止などのような種々の応用に対し、車両を監視
するのに用いられる。AVI装置は、典型的には、車両
に設置された送受信器、例えば、出願中特許第GB92
20409.8号(TI−16821UK)に開示され
ている送受信器と、送受信器を監視しかつ送受信器が設
置されている車両に関する情報を記録するためのアンテ
ナとを有する。典型的な2つの装置は、出願中特許第G
B9220411.4号(TI−16817UK)およ
び第GB9220412.2号(TI−17341U
K)に開示されている。自動車道路の交通量を監視する
AVI装置では、任意の時刻において、接近する多くの
車両が潜在的に存在する。もし、例えば、この装置が自
動車道路の料金請求のために用いられるならば、車両の
おのおのを正確に識別し、および、関連する情報を記憶
することが重要である。この種類の応用の場合には、こ
の領域を受け持つ多数個のアンテナを備えることが必要
である。これらのアンテナのおのおのは、通常、共振ル
ープ回路、すなわち、共振LC回路を有する。これらの
アンテナおよびフィーダ・ケーブルは、典型的には、リ
ッツ導線で構成されることが必要であり、そして、これ
らのアンテナのインダクタンスが約27μH±1μHで
あるように設計される。
【0003】2個のアンテナが密接して配置されるの
で、受け持つ領域の中に作用の及ばない領域が生ずる可
能性がある。共振したアンテナで多重アンテナを構成す
ることにより、臨界を越えて結合した一連の共振LC回
路が得られ、これは個別アンテナの非共振と強い減衰と
の結果であるであろう。このことは、明らかに、アンテ
ナの視野内のすべての送受信器を登録および識別するこ
とができないことを意味する。これらの問題点は、共振
による作用の及ばない領域が最少になることが確実に得
られるように、予め共振したその位置の臨界的アンテナ
により、ある程度解決することができる。この解決法
は、時間がかかり、および、コストがかかり、また不便
である。
で、受け持つ領域の中に作用の及ばない領域が生ずる可
能性がある。共振したアンテナで多重アンテナを構成す
ることにより、臨界を越えて結合した一連の共振LC回
路が得られ、これは個別アンテナの非共振と強い減衰と
の結果であるであろう。このことは、明らかに、アンテ
ナの視野内のすべての送受信器を登録および識別するこ
とができないことを意味する。これらの問題点は、共振
による作用の及ばない領域が最少になることが確実に得
られるように、予め共振したその位置の臨界的アンテナ
により、ある程度解決することができる。この解決法
は、時間がかかり、および、コストがかかり、また不便
である。
【0004】
【問題点を解決するための手段】その位置の共振と金属
物体による非共振との問題点を、回路を付加することに
より解決するために、共振アンテナ装置に対し自動共振
装置が用いられる。この解決法は、複雑な回路が必要に
なるので、コストがかかる。
物体による非共振との問題点を、回路を付加することに
より解決するために、共振アンテナ装置に対し自動共振
装置が用いられる。この解決法は、複雑な回路が必要に
なるので、コストがかかる。
【0005】本発明の1つの目的は、従来の装置の欠点
の少なくともいくつかを解決した、アンテナ装置を得る
ことである。
の少なくともいくつかを解決した、アンテナ装置を得る
ことである。
【0006】本発明の1つの特徴により、複数個のアン
テナが、送信サイクルの期間中、1個の大きなチャージ
・アップ・ループ・アンテナとして作用し、および、読
み出しサイクルの期間中、個別アンテナとして作用する
ように構成された、複数個の非共振アンテナ・ループを
有する。
テナが、送信サイクルの期間中、1個の大きなチャージ
・アップ・ループ・アンテナとして作用し、および、読
み出しサイクルの期間中、個別アンテナとして作用する
ように構成された、複数個の非共振アンテナ・ループを
有する。
【0007】
【実施例】添付図面を例示の意味で参照して、本発明を
説明する。
説明する。
【0008】図1において、認識および識別装置が10
で全体的に示されている。図に示されている装置は、自
動車識別装置であるが、他の装置にも同様に応用するこ
とができる。図に示されている実施例では、この装置は
6車線の高速道路12の上の自動車を識別するのに用い
られる。高速道路の各車線はそれに付随したアンテナ1
4を有する。このアンテナは、送受信器を備えた、また
は備えていない、自動車を識別することが可能な信号
を、送信および受信するのに用いられる。アンテナ14
は、それぞれのフイーダ・ケーブル18により、リーダ
箱16に接続される。このアンテナは、典型的な場合に
は、高速道路の各車線の上に1個ずつ配置された、縦横
が約3.3メートルと約3.5メートルの長方形のルー
プ・アンテナである。
で全体的に示されている。図に示されている装置は、自
動車識別装置であるが、他の装置にも同様に応用するこ
とができる。図に示されている実施例では、この装置は
6車線の高速道路12の上の自動車を識別するのに用い
られる。高速道路の各車線はそれに付随したアンテナ1
4を有する。このアンテナは、送受信器を備えた、また
は備えていない、自動車を識別することが可能な信号
を、送信および受信するのに用いられる。アンテナ14
は、それぞれのフイーダ・ケーブル18により、リーダ
箱16に接続される。このアンテナは、典型的な場合に
は、高速道路の各車線の上に1個ずつ配置された、縦横
が約3.3メートルと約3.5メートルの長方形のルー
プ・アンテナである。
【0009】図2は、3個のアンテナを詳細に示した図
面である。アンテナ14、14′および14″は、非共
振HF増幅器(図2に示されていない)に接続された、
隣接する非共振ループ・アンテナである。けれども、こ
れらの増幅器の中の1つが、図3に示されている。各ル
ープ・アンテナにより発生される磁力線が平行である領
域において、すなわち22において、磁力線20が加算
され、そして、それぞれのアンテナの磁力線24が反対
方向に走っている領域では、すなわち26では、磁力線
が相殺される。
面である。アンテナ14、14′および14″は、非共
振HF増幅器(図2に示されていない)に接続された、
隣接する非共振ループ・アンテナである。けれども、こ
れらの増幅器の中の1つが、図3に示されている。各ル
ープ・アンテナにより発生される磁力線が平行である領
域において、すなわち22において、磁力線20が加算
され、そして、それぞれのアンテナの磁力線24が反対
方向に走っている領域では、すなわち26では、磁力線
が相殺される。
【0010】図3において、増幅器29のおのおのは、
プッシュ・プル・ソース・フォロワで作成されたクラス
−A−B電力増幅器である。この増幅器は、簡単で歪の
小さい電力増幅器である。クラスA電力増幅器またはク
ラスA−B電力増幅器は、通常、低効率であるが、非常
に良好な駆動器である。したがって、この応用の場合、
クラスA増幅器またはクラスA−B増幅器は理想的であ
る。
プッシュ・プル・ソース・フォロワで作成されたクラス
−A−B電力増幅器である。この増幅器は、簡単で歪の
小さい電力増幅器である。クラスA電力増幅器またはク
ラスA−B電力増幅器は、通常、低効率であるが、非常
に良好な駆動器である。したがって、この応用の場合、
クラスA増幅器またはクラスA−B増幅器は理想的であ
る。
【0011】正弦波30が、トランス32のHFに入力
される。いまの場合、この正弦波の周波数は約134.
2kHzであるが、この周波数は必要に応じて変更する
ことができる。トランス32はステップ・アップ・トラ
ンスであって、増幅器回路の一部分である部分回路34
に、高い電圧を発生する。この高電圧は変換されて、エ
ミッタ・フォロワ36および38の低インピーダンス出
力になる。
される。いまの場合、この正弦波の周波数は約134.
2kHzであるが、この周波数は必要に応じて変更する
ことができる。トランス32はステップ・アップ・トラ
ンスであって、増幅器回路の一部分である部分回路34
に、高い電圧を発生する。この高電圧は変換されて、エ
ミッタ・フォロワ36および38の低インピーダンス出
力になる。
【0012】次に、この低インピーダンス出力はトラン
ス40を通って、アンテナ42を駆動する。アンテナに
供給される電圧は、典型的には、ピーク・トウ・ピーク
で約300ボルトである。アンテナのインピーダンス
は、要求された点44を接続することにより、10μH
と40μHとの間の値である。アンテナ42はイン・グ
ランド・ループ・アンテナであり、約0.5Ωないし約
10Ωの抵抗素子を有する。
ス40を通って、アンテナ42を駆動する。アンテナに
供給される電圧は、典型的には、ピーク・トウ・ピーク
で約300ボルトである。アンテナのインピーダンス
は、要求された点44を接続することにより、10μH
と40μHとの間の値である。アンテナ42はイン・グ
ランド・ループ・アンテナであり、約0.5Ωないし約
10Ωの抵抗素子を有する。
【0013】増幅器はまた、カウンタ・バランス回路4
6を有し、それにより、ループ・アンテナのインピーダ
ンスの平衡をとる。このことにより、増幅器の中に大き
な損失がないことが確実に得られ、そしてまた、増幅器
のQ因子が改善される。
6を有し、それにより、ループ・アンテナのインピーダ
ンスの平衡をとる。このことにより、増幅器の中に大き
な損失がないことが確実に得られ、そしてまた、増幅器
のQ因子が改善される。
【0014】図3は、アンテナの送信サイクルの期間中
の回路の動作モードを示す。アンテナのおのおのは調査
信号を送信し、そして、この調査信号は適切な送受信器
により受信されるであろう。この送受信器はこの信号を
ある程度変更し、そして、それをアンテナに送り返すで
あろう。信号のこの変更を利用して、各送受信器の特有
の性質が識別される。この変更のおのおのはアンテナに
より読み出し可能であり、それにより、その送受信器に
関する情報を適切に読み出しおよび記憶することができ
る。
の回路の動作モードを示す。アンテナのおのおのは調査
信号を送信し、そして、この調査信号は適切な送受信器
により受信されるであろう。この送受信器はこの信号を
ある程度変更し、そして、それをアンテナに送り返すで
あろう。信号のこの変更を利用して、各送受信器の特有
の性質が識別される。この変更のおのおのはアンテナに
より読み出し可能であり、それにより、その送受信器に
関する情報を適切に読み出しおよび記憶することができ
る。
【0015】図1に示されているように多重アンテナ構
造体の場合には、(ループ・アンテナのおのおのに対し
て1つずつの)個別の増幅器はすべて同じ正弦波源で動
作し、そして、すべての個別増幅器に関し位相同期信号
を発生する。このことにより、図1および図2に示され
ているように、共振したアンテナを用いる時に通常起こ
る問題点を生ずることなく、アンテナを密接に配置する
ことができる。図2は、隣接するアンテナ部分の磁力線
の乱れを示す。位相と電流は、このアンテナ装置の領域
22において磁力線が相互に相殺する(同じ電流で、位
相が180度ずれている)性質を有する。このように、
個別のループ・アンテナで構成されたアンテナの列は、
1つの巨大なチャージ・アップ・ループ・アンテナとし
て動作し、個別アンテナで作成される全構成体の外側寸
法を有する1個のループ・アンテナと同じ特性を有す
る。
造体の場合には、(ループ・アンテナのおのおのに対し
て1つずつの)個別の増幅器はすべて同じ正弦波源で動
作し、そして、すべての個別増幅器に関し位相同期信号
を発生する。このことにより、図1および図2に示され
ているように、共振したアンテナを用いる時に通常起こ
る問題点を生ずることなく、アンテナを密接に配置する
ことができる。図2は、隣接するアンテナ部分の磁力線
の乱れを示す。位相と電流は、このアンテナ装置の領域
22において磁力線が相互に相殺する(同じ電流で、位
相が180度ずれている)性質を有する。このように、
個別のループ・アンテナで構成されたアンテナの列は、
1つの巨大なチャージ・アップ・ループ・アンテナとし
て動作し、個別アンテナで作成される全構成体の外側寸
法を有する1個のループ・アンテナと同じ特性を有す
る。
【0016】この装置により、高速道路の車線にわたっ
て、または、この装置が用いられる他の任意の領域にわ
たって、不感位置がないように、連続した磁力線が発生
する。これらのアンテナは、前記で説明したように、送
信を行うことができるし、また、下記で説明されるよう
に、受信も行うことができる。
て、または、この装置が用いられる他の任意の領域にわ
たって、不感位置がないように、連続した磁力線が発生
する。これらのアンテナは、前記で説明したように、送
信を行うことができるし、また、下記で説明されるよう
に、受信も行うことができる。
【0017】送信および受信を行うこの性能は、装置の
質問サイクルの一部分を構成する。質問サイクルの受信
部分は、輸送送信およびテレグラム送信の段階を有す
る。
質問サイクルの一部分を構成する。質問サイクルの受信
部分は、輸送送信およびテレグラム送信の段階を有す
る。
【0018】図4は、読み出し装置の図面である。4個
のアンテナ140、140′、140″、および14
0″′と、それらのおのおのに付随する駆動増幅器14
2、142′、142″、および142″′とが示され
ている。これらのアンテナにより受信された信号はすべ
て、駆動トランス144、144′、144″、および
144″′にフィードバックされ、そして、受信器トラ
ンス巻線146、146′、146″、および14
6″′により検出される。それから、この検出された情
報は、処理および記憶され、したがって、送受信器によ
り送信された情報を必要な目的のために用いることがで
きる。
のアンテナ140、140′、140″、および14
0″′と、それらのおのおのに付随する駆動増幅器14
2、142′、142″、および142″′とが示され
ている。これらのアンテナにより受信された信号はすべ
て、駆動トランス144、144′、144″、および
144″′にフィードバックされ、そして、受信器トラ
ンス巻線146、146′、146″、および14
6″′により検出される。それから、この検出された情
報は、処理および記憶され、したがって、送受信器によ
り送信された情報を必要な目的のために用いることがで
きる。
【0019】巻線146、146′、146″、および
146″′は、図5に示されているように、受信器フロ
ント・エンド回路に接続される。低ビット周波数および
高ビット周波数は、受信器フィルタ50、52により決
定される。低ビット周波数は約122kHzに共振する
低ビットであり、そして、高ビット周波数は約134.
2kHzに共振する高ビットである。この装置の透過周
波数はこれらのフィルタにより決定され、アンテナによ
り決定されるのではない。
146″′は、図5に示されているように、受信器フロ
ント・エンド回路に接続される。低ビット周波数および
高ビット周波数は、受信器フィルタ50、52により決
定される。低ビット周波数は約122kHzに共振する
低ビットであり、そして、高ビット周波数は約134.
2kHzに共振する高ビットである。この装置の透過周
波数はこれらのフィルタにより決定され、アンテナによ
り決定されるのではない。
【0020】これらのアンテナは共振していないから、
送信から受信への遷移、またはその逆の遷移の際、例え
ばMOSFETを用いて、アンテナを切り替えることが
容易にできる。したがって、この装置は、もし必要なら
ば、RF多重化の点で大きな柔軟性を有する。それは、
抵抗器に関してMOSFETにより導入される回路への
付加的抵抗値が、非共振アンテナ装置に対し実質的に効
果を有しないからである。
送信から受信への遷移、またはその逆の遷移の際、例え
ばMOSFETを用いて、アンテナを切り替えることが
容易にできる。したがって、この装置は、もし必要なら
ば、RF多重化の点で大きな柔軟性を有する。それは、
抵抗器に関してMOSFETにより導入される回路への
付加的抵抗値が、非共振アンテナ装置に対し実質的に効
果を有しないからである。
【0021】前記の過剰共振装置のまた別の重要な利点
は、(共振した質問装置に対する受信サイクルの初め
に、電力パルスを減衰させるための)減衰回路が必要で
ないことである。本発明のアンテナの非共振性は、磁力
線を最大値からゼロへ、マイクロ秒の範囲で降下させ
る。
は、(共振した質問装置に対する受信サイクルの初め
に、電力パルスを減衰させるための)減衰回路が必要で
ないことである。本発明のアンテナの非共振性は、磁力
線を最大値からゼロへ、マイクロ秒の範囲で降下させ
る。
【0022】アンテナの共振はまた、受信器に対しても
不必要である。非共振性巻線が受信器に接続され、そし
て前記で説明したように、低ビット周波数および高ビッ
ト周波数は、アンテナではなく、受信器フィルタにより
決定される。
不必要である。非共振性巻線が受信器に接続され、そし
て前記で説明したように、低ビット周波数および高ビッ
ト周波数は、アンテナではなく、受信器フィルタにより
決定される。
【0023】図面に示された回路はこの装置を実施する
1つの実施例に過ぎなく、本発明の範囲内において、当
業者はまた別の実施例を考案することができるであろ
う。この装置は共振するアンテナを使用するというその
ままの概念を避けており、したがって、複雑な回路を必
要としない。
1つの実施例に過ぎなく、本発明の範囲内において、当
業者はまた別の実施例を考案することができるであろ
う。この装置は共振するアンテナを使用するというその
ままの概念を避けており、したがって、複雑な回路を必
要としない。
【0024】この装置により得られるまた別の利点は、
前記で詳細に説明されたが、次の通りである。
前記で詳細に説明されたが、次の通りである。
【0025】長いフイーダ・ケーブルが、この装置の特
性を損なうことなく、使用することができる。
性を損なうことなく、使用することができる。
【0026】特性を損なうことなく、RF電子スイッチ
ング(多重化)が可能である。
ング(多重化)が可能である。
【0027】隣接するループ・アンテナが可能である。
【0028】アンテナの構成と非共振性とにより、チャ
ージ・アップされた磁力線に不感領域が存在しない。
ージ・アップされた磁力線に不感領域が存在しない。
【0029】リッツ導線が必要でない。
【0030】アンテナのインピーダンスは、送信と受信
のいずれに対しても、それ程厳しくはない。
のいずれに対しても、それ程厳しくはない。
【0031】安定性はアンテナの共振に依存しないか
ら、期待されるように、各アンテナの位相は常に同じで
ある。
ら、期待されるように、各アンテナの位相は常に同じで
ある。
【0032】多数個の巻線により、テレグラム期間中の
雑音を受信する感度はない。
雑音を受信する感度はない。
【0033】この装置は、例えば、自動車識別の応用に
用いることができるが、また広い領域にわたっての読み
出しを必要とするすべての認識および識別の応用にも用
いることができる。
用いることができるが、また広い領域にわたっての読み
出しを必要とするすべての認識および識別の応用にも用
いることができる。
【0034】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1) 複数個のアンテナが、送信サイクルの期間中1
個の大きなチャージ・アップ・ループ・アンテナとして
動作し、および、読み出しサイクルの期間中個別のアン
テナとして動作するように構成された、複数個の非共振
アンテナ・ループを有する、アンテナ装置。 (2) 第1項記載のアンテナ装置において、各アンテ
ナにより発生される磁力線が前記アンテナが平行である
領域の中で加算され、および、前記アンテナが反対方向
に走っている領域の中で互いに相殺される、前記アンテ
ナ装置。 (3) 第1項または第2項記載のアンテナ装置におい
て、各アンテナが付随する増幅器により駆動される、前
記アンテナ装置。 (4) 第3項記載のアンテナ装置において、前記増幅
器がクラスA増幅器である、前記アンテナ装置。 (5) 第3項記載のアンテナ装置において、前記増幅
器がクラスA−B増幅器である、前記アンテナ装置。 (6) 第1項〜第5項記載のアンテナ装置において、
送信から受信へおよびその逆に切り替えるためのスイッ
チング装置をさらに有する、前記アンテナ装置。 (7) 第6項記載のアンテナ装置において、前記スイ
ッチング装置がMOSFET装置を有する、前記アンテ
ナ装置。 (8) 第1項〜第7項記載のアンテナ装置において、
登録および認識装置に用いられる、前記アンテナ装置。 (9) 第8項記載のアンテナ装置において、前記登録
および認識装置が自動車識別装置として備えられる、前
記アンテナ装置。 (10) 第1項〜第9項記載のアンテナ装置に用いら
れるアンテナ。
る。 (1) 複数個のアンテナが、送信サイクルの期間中1
個の大きなチャージ・アップ・ループ・アンテナとして
動作し、および、読み出しサイクルの期間中個別のアン
テナとして動作するように構成された、複数個の非共振
アンテナ・ループを有する、アンテナ装置。 (2) 第1項記載のアンテナ装置において、各アンテ
ナにより発生される磁力線が前記アンテナが平行である
領域の中で加算され、および、前記アンテナが反対方向
に走っている領域の中で互いに相殺される、前記アンテ
ナ装置。 (3) 第1項または第2項記載のアンテナ装置におい
て、各アンテナが付随する増幅器により駆動される、前
記アンテナ装置。 (4) 第3項記載のアンテナ装置において、前記増幅
器がクラスA増幅器である、前記アンテナ装置。 (5) 第3項記載のアンテナ装置において、前記増幅
器がクラスA−B増幅器である、前記アンテナ装置。 (6) 第1項〜第5項記載のアンテナ装置において、
送信から受信へおよびその逆に切り替えるためのスイッ
チング装置をさらに有する、前記アンテナ装置。 (7) 第6項記載のアンテナ装置において、前記スイ
ッチング装置がMOSFET装置を有する、前記アンテ
ナ装置。 (8) 第1項〜第7項記載のアンテナ装置において、
登録および認識装置に用いられる、前記アンテナ装置。 (9) 第8項記載のアンテナ装置において、前記登録
および認識装置が自動車識別装置として備えられる、前
記アンテナ装置。 (10) 第1項〜第9項記載のアンテナ装置に用いら
れるアンテナ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの特徴によるアンテナ装置の1つ
の実施例の図。
の実施例の図。
【図2】例えば、図1の装置のためのアンテナ構造体の
図。
図。
【図3】図2の構造体のアンテナのおのおのに対する増
幅器段階の回路図。
幅器段階の回路図。
【図4】アンテナ装置の4ループ伝送部分のブロック線
図。
図。
【図5】図4の4ループ伝送部分の1つの部分に対する
受信器端部のブロック線図。
受信器端部のブロック線図。
【符号の説明】 14、42、140 アンテナ 29、142 増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01S 13/76 13/79
Claims (1)
- 【請求項1】 複数個のアンテナが、送信サイクルの期
間中1個の大きなチャージ・アップ・ループ・アンテナ
として動作し、および、読み出しサイクルの期間中個別
のアンテナとして動作するように構成された、複数個の
非共振アンテナ・ループを有する、アンテナ装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB929220413A GB9220413D0 (en) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | An antenna system |
GB9220413.0 | 1992-09-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0746025A true JPH0746025A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=10722607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5274734A Pending JPH0746025A (ja) | 1992-09-28 | 1993-09-28 | アンテナ装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5428363A (ja) |
EP (1) | EP0610546B1 (ja) |
JP (1) | JPH0746025A (ja) |
DE (1) | DE69327227T2 (ja) |
GB (1) | GB9220413D0 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5983075A (en) * | 1996-04-08 | 1999-11-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Radio communication system between a vehicle and a roadside station |
US7051824B1 (en) | 2003-11-03 | 2006-05-30 | Accessible Technologies, Inc. | Supercharged motorcycle |
JP2008098890A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Seiko Precision Inc | 無線送信装置及び無線タグシステム |
Families Citing this family (84)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5530637A (en) * | 1993-03-11 | 1996-06-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electric power receiving circuit and responder for automatic vehicle identification system including the same |
US8538801B2 (en) | 1999-02-19 | 2013-09-17 | Exxonmobile Research & Engineering Company | System and method for processing financial transactions |
US7239226B2 (en) | 2001-07-10 | 2007-07-03 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for payment using radio frequency identification in contact and contactless transactions |
US7070112B2 (en) * | 1999-09-07 | 2006-07-04 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Transparent transaction device |
US7093767B2 (en) * | 1999-09-07 | 2006-08-22 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for manufacturing a punch-out RFID transaction device |
US7889052B2 (en) | 2001-07-10 | 2011-02-15 | Xatra Fund Mx, Llc | Authorizing payment subsequent to RF transactions |
US7837116B2 (en) | 1999-09-07 | 2010-11-23 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Transaction card |
FR2802710B1 (fr) | 1999-12-16 | 2002-05-17 | Gemplus Card Int | Antenne radiofrequence pour dispositif d'interrogation d'objets portant une antenne radiofrequence associee a un circuit electrique |
US8429041B2 (en) | 2003-05-09 | 2013-04-23 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Systems and methods for managing account information lifecycles |
US7172112B2 (en) | 2000-01-21 | 2007-02-06 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Public/private dual card system and method |
US7268668B2 (en) * | 2003-05-09 | 2007-09-11 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Systems and methods for managing multiple accounts on a RF transaction instrument |
US8543423B2 (en) | 2002-07-16 | 2013-09-24 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and apparatus for enrolling with multiple transaction environments |
AU2001243473A1 (en) | 2000-03-07 | 2001-09-17 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System for facilitating a transaction |
US6427627B1 (en) | 2000-03-17 | 2002-08-06 | Growsafe Systems Ltd. | Method of monitoring animal feeding behavior |
US6333723B1 (en) | 2000-12-05 | 2001-12-25 | Magneto-Inductive Systems Limited | Switchable transceiver antenna |
US7725427B2 (en) * | 2001-05-25 | 2010-05-25 | Fred Bishop | Recurrent billing maintenance with radio frequency payment devices |
US7542942B2 (en) | 2001-07-10 | 2009-06-02 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for securing sensitive information during completion of a transaction |
US7650314B1 (en) | 2001-05-25 | 2010-01-19 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for securing a recurrent billing transaction |
US7154375B2 (en) * | 2001-07-10 | 2006-12-26 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Biometric safeguard method with a fob |
US8279042B2 (en) | 2001-07-10 | 2012-10-02 | Xatra Fund Mx, Llc | Iris scan biometrics on a payment device |
US20040233038A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-11-25 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for retinal scan recognition biometrics on a fob |
US20040239480A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-12-02 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method for biometric security using a transponder |
US7303120B2 (en) | 2001-07-10 | 2007-12-04 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System for biometric security using a FOB |
US8635131B1 (en) | 2001-07-10 | 2014-01-21 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for managing a transaction protocol |
US20050116810A1 (en) * | 2001-07-10 | 2005-06-02 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for vascular pattern recognition biometrics on a fob |
US20040238621A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-12-02 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for fingerprint biometrics on a fob |
US7119659B2 (en) | 2001-07-10 | 2006-10-10 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Systems and methods for providing a RF transaction device for use in a private label transaction |
US8001054B1 (en) | 2001-07-10 | 2011-08-16 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for generating an unpredictable number using a seeded algorithm |
US20040239481A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-12-02 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for facial recognition biometrics on a fob |
US7429927B2 (en) | 2001-07-10 | 2008-09-30 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for providing and RFID transaction device |
US7059531B2 (en) * | 2001-07-10 | 2006-06-13 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for smellprint recognition biometrics on a fob |
US8548927B2 (en) | 2001-07-10 | 2013-10-01 | Xatra Fund Mx, Llc | Biometric registration for facilitating an RF transaction |
US7503480B2 (en) | 2001-07-10 | 2009-03-17 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for tracking user performance |
US7762457B2 (en) * | 2001-07-10 | 2010-07-27 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for dynamic fob synchronization and personalization |
US7493288B2 (en) * | 2001-07-10 | 2009-02-17 | Xatra Fund Mx, Llc | RF payment via a mobile device |
US20040236700A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-11-25 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for keystroke scan recognition biometrics on a fob |
US20040232221A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-11-25 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for voice recognition biometrics on a fob |
US20040232224A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-11-25 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method for registering biometric for use with a fob |
US7121471B2 (en) * | 2001-07-10 | 2006-10-17 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for DNA recognition biometrics on a fob |
US9454752B2 (en) | 2001-07-10 | 2016-09-27 | Chartoleaux Kg Limited Liability Company | Reload protocol at a transaction processing entity |
US9031880B2 (en) | 2001-07-10 | 2015-05-12 | Iii Holdings 1, Llc | Systems and methods for non-traditional payment using biometric data |
US7312707B1 (en) | 2001-07-10 | 2007-12-25 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for authenticating a RF transaction using a transaction account routing number |
US7925535B2 (en) * | 2001-07-10 | 2011-04-12 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for securing RF transactions using a radio frequency identification device including a random number generator |
US7746215B1 (en) | 2001-07-10 | 2010-06-29 | Fred Bishop | RF transactions using a wireless reader grid |
US20040257197A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-12-23 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method for biometric security using a transponder-reader |
US7705732B2 (en) | 2001-07-10 | 2010-04-27 | Fred Bishop | Authenticating an RF transaction using a transaction counter |
US20050160003A1 (en) * | 2001-07-10 | 2005-07-21 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for incenting rfid transaction device usage at a merchant location |
US7805378B2 (en) * | 2001-07-10 | 2010-09-28 | American Express Travel Related Servicex Company, Inc. | System and method for encoding information in magnetic stripe format for use in radio frequency identification transactions |
US20040236699A1 (en) | 2001-07-10 | 2004-11-25 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for hand geometry recognition biometrics on a fob |
US7463133B2 (en) * | 2001-07-10 | 2008-12-09 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Systems and methods for providing a RF transaction device operable to store multiple distinct calling card accounts |
US7996324B2 (en) | 2001-07-10 | 2011-08-09 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Systems and methods for managing multiple accounts on a RF transaction device using secondary identification indicia |
US7360689B2 (en) | 2001-07-10 | 2008-04-22 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for proffering multiple biometrics for use with a FOB |
US8538863B1 (en) | 2001-07-10 | 2013-09-17 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for facilitating a transaction using a revolving use account associated with a primary account |
US20040232222A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-11-25 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for signature recognition biometrics on a fob |
US20050033687A1 (en) * | 2001-07-10 | 2005-02-10 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Method and system for auditory emissions recognition biometrics on a fob |
US9024719B1 (en) | 2001-07-10 | 2015-05-05 | Xatra Fund Mx, Llc | RF transaction system and method for storing user personal data |
US8960535B2 (en) | 2001-07-10 | 2015-02-24 | Iii Holdings 1, Llc | Method and system for resource management and evaluation |
US8294552B2 (en) | 2001-07-10 | 2012-10-23 | Xatra Fund Mx, Llc | Facial scan biometrics on a payment device |
US20040233039A1 (en) * | 2001-07-10 | 2004-11-25 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System for registering a biometric for use with a transponder |
US7228155B2 (en) * | 2001-07-10 | 2007-06-05 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for remotely initializing a RF transaction |
US7249112B2 (en) | 2002-07-09 | 2007-07-24 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for assigning a funding source for a radio frequency identification device |
US7827106B2 (en) | 2001-07-10 | 2010-11-02 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for manufacturing a punch-out RFID transaction device |
US7668750B2 (en) | 2001-07-10 | 2010-02-23 | David S Bonalle | Securing RF transactions using a transactions counter |
FR2837985B1 (fr) * | 2002-04-02 | 2004-05-21 | Commissariat Energie Atomique | Antenne receptrice morcelee |
FR2837748A1 (fr) * | 2002-04-02 | 2003-10-03 | Michelin Soc Tech | Pneumatique dote d'une antenne receptrice |
US7587756B2 (en) * | 2002-07-09 | 2009-09-08 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Methods and apparatus for a secure proximity integrated circuit card transactions |
US6805287B2 (en) | 2002-09-12 | 2004-10-19 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | System and method for converting a stored value card to a credit card |
US7268667B2 (en) * | 2003-05-09 | 2007-09-11 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Systems and methods for providing a RF transaction device operable to store multiple distinct accounts |
KR100946935B1 (ko) * | 2003-06-02 | 2010-03-09 | 삼성전자주식회사 | 이동체의 위치검출장치 |
US7176691B2 (en) * | 2003-09-16 | 2007-02-13 | Johns Hopkins University | Switched coil receiver antenna for metal detector |
US6868804B1 (en) * | 2003-11-20 | 2005-03-22 | Growsafe Systems Ltd. | Animal management system |
US7318550B2 (en) | 2004-07-01 | 2008-01-15 | American Express Travel Related Services Company, Inc. | Biometric safeguard method for use with a smartcard |
JP2006080620A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-23 | Niigata Seimitsu Kk | Vhf帯受信機 |
US8049594B1 (en) | 2004-11-30 | 2011-11-01 | Xatra Fund Mx, Llc | Enhanced RFID instrument security |
GB0724704D0 (en) * | 2007-12-19 | 2008-01-30 | Rhodes Mark | Antenna formed of multiple planar arrayed loops |
US20100161518A1 (en) * | 2008-12-22 | 2010-06-24 | Nathan Bowman Littrell | Electricity storage controller with integrated electricity meter and methods for using same |
US20100161393A1 (en) * | 2008-12-22 | 2010-06-24 | Nathan Bowman Littrell | Systems and methods for charging an electric vehicle within a parking area |
US20100156349A1 (en) * | 2008-12-22 | 2010-06-24 | Nathan Bowman Littrell | System and method for pay as you go charging for electric vehicles |
US8315930B2 (en) * | 2008-12-22 | 2012-11-20 | General Electric Company | Systems and methods for charging an electric vehicle using broadband over powerlines |
US9396462B2 (en) * | 2008-12-22 | 2016-07-19 | General Electric Company | System and method for roaming billing for electric vehicles |
US8583551B2 (en) * | 2008-12-22 | 2013-11-12 | General Electric Company | Systems and methods for prepaid electric metering for vehicles |
US20100161469A1 (en) * | 2008-12-22 | 2010-06-24 | Nathan Bowman Littrell | Systems and methods for charging an electric vehicle using a wireless communication link |
US9030153B2 (en) * | 2008-12-22 | 2015-05-12 | General Electric Company | Systems and methods for delivering energy to an electric vehicle with parking fee collection |
US9505317B2 (en) * | 2008-12-22 | 2016-11-29 | General Electric Company | System and method for electric vehicle charging and billing using a wireless vehicle communication service |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB462055A (en) * | 1935-09-13 | 1937-03-02 | South Metropolitan Gas Co | An improved gas fire |
US2965188A (en) * | 1958-11-10 | 1960-12-20 | Gen Motors Corp | Vehicle control transmitter |
CA853332A (en) * | 1968-02-21 | 1970-10-06 | Jauquet Christian | Device for transmitting information between a fixed location and a railway vehicle |
US3979091A (en) * | 1973-08-20 | 1976-09-07 | Otis Elevator Company | Communication system for guideway operated vehicles |
GB1462055A (en) * | 1973-09-04 | 1977-01-19 | Nat Res Dev | Prevention of double processing in object identification sytems |
US3991485A (en) * | 1975-09-17 | 1976-11-16 | The Singer Company | Driving test range |
US4680717A (en) * | 1984-09-17 | 1987-07-14 | Indicator Controls Corporation | Microprocessor controlled loop detector system |
FR2607326B1 (fr) * | 1986-11-25 | 1990-04-27 | Cga Hbs | Ensemble d'antennes emission-reception situe a poste fixe pour une liaison radioelectrique bidirectionnelle avec un vehicule |
US4963880A (en) * | 1988-05-03 | 1990-10-16 | Identitech | Coplanar single-coil dual function transmit and receive antenna for proximate surveillance system |
US5084710A (en) * | 1989-07-28 | 1992-01-28 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Electronic means for switching antennas to a common bus |
GB8919283D0 (en) * | 1989-08-24 | 1989-10-04 | Phase Track Limited | Active loop antenna |
US5126749A (en) * | 1989-08-25 | 1992-06-30 | Kaltner George W | Individually fed multiloop antennas for electronic security systems |
-
1992
- 1992-09-28 GB GB929220413A patent/GB9220413D0/en active Pending
-
1993
- 1993-09-28 JP JP5274734A patent/JPH0746025A/ja active Pending
- 1993-09-28 DE DE69327227T patent/DE69327227T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-09-28 US US08/127,860 patent/US5428363A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-09-28 EP EP93115618A patent/EP0610546B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5983075A (en) * | 1996-04-08 | 1999-11-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Radio communication system between a vehicle and a roadside station |
US7051824B1 (en) | 2003-11-03 | 2006-05-30 | Accessible Technologies, Inc. | Supercharged motorcycle |
JP2008098890A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Seiko Precision Inc | 無線送信装置及び無線タグシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB9220413D0 (en) | 1992-11-11 |
EP0610546A1 (en) | 1994-08-17 |
DE69327227T2 (de) | 2000-07-13 |
DE69327227D1 (de) | 2000-01-13 |
EP0610546B1 (en) | 1999-12-08 |
US5428363A (en) | 1995-06-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0746025A (ja) | アンテナ装置 | |
EP0253877B1 (en) | Aerial systems | |
US6351215B2 (en) | Monitoring antenna system | |
US5126749A (en) | Individually fed multiloop antennas for electronic security systems | |
US6362737B1 (en) | Object Identification system with adaptive transceivers and methods of operation | |
US20050092836A1 (en) | Loop coilantenna | |
US5420579A (en) | Antenna and driving circuit for transmitting and receiving signals to and from a passive transponder | |
EP0186483A2 (en) | Transponder systems | |
EP1494311A1 (en) | Phase compensated far-field-cancelling nested loop antenna | |
US6118378A (en) | Pulsed magnetic EAS system incorporating single antenna with independent phasing | |
EP0704928A3 (en) | RF transponder system with parallel resonant interrogation and series resonant response | |
KR970018842A (ko) | 판독기/기록기용 안테나 | |
EP0561559B1 (en) | Electrically-and-magnetically-coupled, batteryless, portable frequency divider | |
DE69015668D1 (de) | Ladendiebstahlnachweissystem vom Transmissionstyp. | |
US10963655B1 (en) | Diplexed near-field sensor | |
DE69921527T2 (de) | Elektrisches Resonanzelement, Vorrichtung zur Detektion und Verfahren zur Steuerung eines beweglichen Fahrzeugs | |
GB2326529A (en) | Tag interrogation field system | |
EP1099200B1 (en) | Optical interface between receiver and tag response signal analyser in RFID system for detecting low power resonant tags | |
CN109886051B (zh) | 一种车辆定位射频识别系统及其快速巡检定位方法 | |
CN209312060U (zh) | 基于天线隔离阵列的车辆定位射频识别系统 | |
GB2280089A (en) | System for the reception of signals from a passive transponder | |
CN109614836A (zh) | 一种车辆定位射频识别系统及其定位方法 | |
JPH0676185A (ja) | 電子的警備システム用個別給電多重ループアンテナ | |
JP2002352377A (ja) | 逓倍反射式電波式マーカシステム及び交通システム |