JP2008097116A - 電子メール管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】情報システム部員等の手を煩わせることなく効率的にメーリングリストの作成、管理を行うことができ、グループ間の効率のよいコミュニケーションをサポートする電子メール管理システムを提供せんとする。
【解決手段】 メーリングリストに所属するメンバー情報を管理する記憶手段と、配信要求されたメールを宛先アドレスに向けて配信するメール配信手段と、配信したメールの差出人、宛先のアドレス情報を含む配信履歴情報を管理する記憶手段と、配信要求されたメールの差出人、宛先のすべてのメールアドレスの組み合わせを配信履歴情報と照合し、アドレスの組み合わせが一部或いは全部共通しているグループを特定するグループ特定手段と、グループが所定回数以上特定された場合に、メーリングリストのメンバーとして新規メーリングリストアドレスとともにメーリングリスト記憶手段に新規登録するメーリングリスト登録手段とを備えた。
【選択図】図14

Description

本発明は、配信する電子メールのメーリングリストを効率よく作成でき、たとえば学校向けの情報教育や企業向け情報共有などの場面で好適に利用できる電子メール管理システムに関する。
グループ間で電子メールのやり取りを行う場合、宛先(TO、CC、BCC)に複数のアドレスを指定して全員に送信することや、メーリングリストアドレスを利用した全員参加型のメール配信が行われている。複数の宛先を指定する方法では、入力が煩わしいだけでなく、グループ間で過去に投稿した内容(送受信した内容)の履歴を効率よく閲覧することができない。一方、メーリングリストを利用すれば、入力、履歴閲覧の効率化が実現される。このメーリングリストは、情報システム部員等に予めメーリングリスト作成/削除の申請を行い、情報システム部員等がメーリングリストアドレスの作成/削除等の管理を行う必要があるが、メンバーに変更、追加等があるとその都度メーリングリストを変更する必要が生じ、この管理は非常に煩雑であり、効率化が求められていた。
一方、予めメーリングリストをデータベースに登録することなく、所定のジョブに関連する担当者宛のメーリングリストを自動的に作成することができるメーリングリスト作成装置として、データベースからジョブ管理部により指定されたジョブに関連する担当者を検索して、その担当者のメールアドレスを検索する検索部を設け、その検索部の検索結果を参照してメーリングリストを作成するように構成した。これにより、予めメーリングリストをデータベースに登録するシステムが提案されているが(例えば、特許文献1参照。)、このようなシステムは、メーリングリストをその都度作成する必要があり複雑であり、極端な場合には一度きりのメールであってもメーリングリストを作成して送信する必要があり、効率的ではない。
特開2004−199281号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、情報システム部員等の手を煩わせることなく効率的にメーリングリストの作成、管理を行うことができ、グループ間の効率のよいコミュニケーションをサポートする電子メール管理システムを提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、複数のパーソナルコンピュータとこれに通信接続されるサーバとから構成される電子メール管理システムであって、前記サーバが、メーリングリストに所属するメンバー情報を管理するメーリングリスト記憶手段と、前記パーソナルコンピュータから配信要求された電子メールを受信し、その宛先アドレスに向けて配信するメール配信手段と、配信した電子メールの差出人および宛先のアドレス情報を含む配信履歴情報を管理する履歴情報記憶手段と、配信要求された電子メールの差出人および宛先のすべてのメールアドレスの組み合わせを、前記履歴情報記憶手段の配信履歴情報と照合し、アドレスの組み合わせが一部或いは全部共通しているグループを特定するグループ特定手段と、前記グループが所定の回数以上特定された場合に、メーリングリストのメンバーとして新規メーリングリストアドレスとともに前記メーリングリスト記憶手段に新規登録するメーリングリスト登録手段とを備えたことを特徴とする電子メール管理システムを構成した。
ここで、配信要求された電子メールの差出人および宛先のメールアドレスのうち一部または全部に、登録されたメーリングリストと同じ組み合わせが存在したときに、これらアドレスをメーリングリストアドレスに変更するアドレス変更手段を備え、前記メール配信手段により当該メンバー宛てにメーリングリストを利用した全員参加型の電子メール配信が行われる。
そして、メーリングリスト登録手段により新規メンバー登録された場合に、付与された前記新規メーリングリストアドレスを各メンバーのパーソナルコンピュータに通知する新規登録通知手段を備えることが好ましい。
また、一定期間使用されないメーリングリストを削除するリスト削除手段を備えることが好ましく、この場合、リスト削除手段によりメーリングリストが削除された場合に、削除された旨を当該メーリングリストの各メンバーのパーソナルコンピュータに通知する削除通知手段を備える。
さらに、前記グループ特定手段が、配信した電子メールの差出人および宛先のメールアドレスの一部に、配信履歴情報に記憶されているグループと一致した組み合わせが存在すれば、その一部の組み合わせグループを特定してなるシステムが好ましい。
以上にしてなる本願発明によれば、グループ特定手段により、配信要求された電子メールの差出人および宛先のすべてのメールアドレスの組み合わせを履歴情報記憶手段の配信履歴情報と照合し、アドレスの組み合わせが一部或いは全部共通しているグループを特定し、グループが所定の回数以上特定された場合に、メーリングリストのメンバーとして新規メーリングリストアドレスとともに前記メーリングリスト記憶手段に新規登録することとしたのいで、予めメンバーを申請することなく頻繁にコミュニケーションが行われているグループを自動的に判別し、メーリングリストアドレスを付与することができるので、メーリングリスト作成、管理の手間を省き、必要なグループに絞り込んでメーリングリストアドレスを効率よく付与でき、管理の効率化を図ることができるとともに、メンバーは宛先をメーリングリストアドレスに切り替えることにより、投稿内容の履歴を閲覧できるなどの付加機能を利用できるようになる利便性の向上が図れる。
また、配信要求された電子メールの差出人および宛先のメールアドレスのうち一部または全部に、登録されたメーリングリストと同じ組み合わせが存在したときに、これらアドレスをメーリングリストアドレスに変更するので、ユーザがメーリングリストのメンバーを確認せずに個別に宛先を指定しても、メーリングリストを利用したコミュニケーションを促進し、グループ間のコミュニケーションを強力にサポートできる。
また、メーリングリストが新規登録された場合に、付与された新規メーリングリストアドレスを各メンバーのパーソナルコンピュータに通知するので、その利用を促進することができる。
また、一定期間使用されないメーリングリストを削除するリスト削除手段を備え、また、メーリングリストが削除された場合に、削除された旨を当該メーリングリストの各メンバーのパーソナルコンピュータに通知する削除通知手段を備えたので、コミュニケーションが途絶えているグループについてはメーリングリストを自動的に削除し、メーリングリスト管理の効率化を図ることができる。
また、グループ特定手段が、配信した電子メールの差出人および宛先のメールアドレスの一部に、配信履歴情報に記憶されているグループと一致した組み合わせが存在すれば、その一部の組み合わせグループを特定することとしたので、コミュニケーショングループの一部の構成ユーザが頻繁に変わる場合にも、重複しているユーザがあれば、重複ユーザだけでメーリングリストが自動的に新規登録され、頻繁にコミュニケーションに参加している重複ユーザについて効率よくメーリングリストアドレスを付与することが可能となる。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電子メール管理システムの全体構成を示す図であり、図1〜14は本発明の代表的実施形態を示している。
本発明の電子メール管理システムSは、複数のパーソナルコンピュータ2,…と、通信ネットワークNを介してこれに通信接続されるサーバ1とから構成されており、前記サーバ1がパーソナルコンピュータ2から配信要求された電子メールの宛先(TOやCC)のアドレスが頻繁に一致する場合に、差出人とともにメーリングリストを自動的に生成し、使用頻度が下がれば自動的に削除する電子メールシステムの効率化を実現するシステムである。
なお、パーソナルコンピュータ2は、電子メール用ソフトウエアがインストールされており、通信ネットワークNに接続するための通信制御部を備えるとともに、CPU、RAM、ROMを有してプログラムや処理データ等が記憶される処理装置とハードディスク等の記憶装置、キーボード等の入力操作部、ディスプレイなどを備えた従来からの汎用のパーソナルコンピュータを用いることができる。
サーバ1は、単又は複数のサーバコンピュータより構成され、図2に示すように、処理装置10を中心に、記憶手段11、通信制御部12よりなり、処理装置10は、マイクロプロセッサなどのCPUを主体に構成され、図示しないRAM、ROMからなる記憶部を有して各種処理動作の手順を規定するプログラムや処理データが記憶される。
記憶手段11は、配信要求されたメールデータを一時保管するメールデータ記憶部11aと、メーリングリストのメンバー情報を管理するメーリングリスト記憶部11bと、配信電子メールの差出人アドレス、宛先アドレスを含む配信履歴の情報を管理する履歴情報記憶部11cとを備えている。
また、処理装置10は、機能的には、配信要求された電子メールを受信し、ヘッダを解析して差出人および宛先のアドレスを読み取るアドレス読取部10aと、読み取ったアドレスがメンバーに一致すればこれを当該メーリングリストアドレスに変更するアドレス変更部10bと、読み取った宛先アドレスまたは変更されたメーリングリストアドレスに向けてメールデータ配信するメール配信処理部10cと、配信した電子メールの差出人および宛先のすべてのメールアドレスの組み合わせを履歴情報記憶部11cの配信履歴と照合し、アドレスの組み合わせが一部或いは全部共通しているグループを特定するグループ特定処理部10dと、アドレスグループが予め決められた所定の回数以上特定されたときに、メーリングリストのメンバーとして新規メーリングリストアドレスとともにメーリングリスト記憶部11bに新規登録するメーリングリスト登録部10eと、新規メーリングリストアドレスを当該メーリングリストの各メンバーのパーソナルコンピュータに通知する新規登録通知部10fと、一定期間使用されないメーリングリストを削除するリスト削除処理部10gと、メーリングリスト削除の旨を当該各メンバーのパーソナルコンピュータに通知する削除通知処理部10hとを備えており、これら機能は上記プログラムにより実現される。
前記アドレス変更部10bは、メーリングリスト記憶部11bを参照し、読み取ったアドレスと同じメンバーを有するメーリングリストがあれば、これらアドレスをメーリングリストアドレスに変更するものであり、アドレス読取部10aで読み取った差出人および宛先のすべてのアドレスが特定のメーリングリストのメンバーに一致する場合以外に、一部のアドレスの組み合わせが特定のメーリングリストのメンバーに一致し、他のアドレスが一致しない場合にも、一部一致したアドレスについてはメーリングリストアドレスに変更して該メーリングリストアドレスへのメールデータの配信はメーリングリストを利用した全員参加型のメール配信を行い、他のアドレスには通常のメール配信が行われる。
また、前記グループ特定処理部10dは、配信した電子メールの差出人および宛先のすべてのメールアドレスの組み合わせを、配信履歴情報に記憶されている各アドレスグループと照合し、アドレスの組み合わせが一部或いは全部共通するグループを特定し、一致した回数を更新するものであり、更新された回数が所定の回数に至れば、前記メーリングリスト登録部10eによりメーリングリストのメンバーとして新規メーリングリストアドレスとともにメーリングリスト記憶部11bに新規登録されることとなる。
なお、本例では図1に示すように単一のサーバコンピュータの処理装置10、記憶手段11にこれら機能、記憶部を設けた例について説明しているが、複数のサーバコンピュータによりこれら機能、記憶部を分担させることも勿論可能である。
以下、図14のフロー図に基づき、本発明の電子メール管理方法の各手順を説明する。
なお、以下の説明では、企業のオフィス等において従業員が操作するパーソナルコンピュータ2,…とこれを管理するサーバ1とより本発明に係る電子メール管理システムを構成した例について説明するが、本発明はこのような企業内におけるシステムになんら限定されず、たとえば学校教育現場や一般のメールシステムなどさまざまな場面に適用できることは勿論である。
サーバ1は、パーソナルコンピュータ2から電子メールを受信し(S1)、そのヘッダを解析し(S2)、その差出人アドレス、宛先アドレスのうちメーリングリストアドレスを含むか否か、メーリングリスト記憶部11bを参照して判定し、なければ個別のアドレスに向けてメールを配信し(S4)、メーリングリストアドレスがあれば当該アドレスに向けて全員参加型のメール配信を行う(S5)。
そして、S6において、配信した差出人アドレス、宛先アドレスについて、グループ特定処理部10dにより履歴情報記憶部11cを参照し、すでに登録されているアドレスのグループに一致すれば当該グループの履歴を更新し(S8)、なければ新規のグループとして登録する(S7)。ここで、履歴情報記憶部11cに登録されるのは、宛先アドレスが複数の場合、すなわち特定の差出人から複数の宛先に送信するメールに限定する。
たとえば図3、図4は、サーバ1が電子メールを配信し、その差出人アドレス、宛先アドレスを含む配信履歴の情報を管理する履歴情報記憶部11cの例を示し、各図中の(a)は、アドレス読取部10aにより読み取られた電子メールの差出人「From」、宛先「To」のアドレスを示し、(b)はそのアドレスを格納した履歴情報記憶部11cを示している。
図3では、読み取った宛先アドレスに向けてメールデータが配信された後、グループ特定処理部10dにより履歴情報記憶部11cと照合した結果、差出人および宛先のすべてのメールアドレスの組み合わせが初めてであることから、S7において、履歴情報記憶部11cにそのアドレスグループとともに配信の日時(更新日時「2006/09/20 9:20」)が記録されるとともに、回数「1」が記録される。
図4は、同じく読み取った宛先アドレスに向けてメールデータが配信された後、差出人「bbb@xxx.com」であるが、グループ特定処理部10dにより履歴情報記憶部11cと照合した結果、差出人および宛先のすべてのメールアドレスの組み合わせが前記記録されたアドレスグループのものと一致(全部共通)していることから、S8において、同グループの配信日時を「2006/09/25 16:00」に更新するとともに、回数「2」に更新される。
本例では、この回数が「3」以上となれば、メーリングリスト登録部10eによりメーリングリストアドレスを付与することと設定されているとする。したがって、S9において、メーリングリスト登録部10eはこの段階では新規メーリングリストアドレスを設定しない。なお、例えば1年間など、所定の期間を設定しておき、所定期間内に更新がなれけば同グループの記録を抹消し、頻度の少ないものの記録を削除することとすれば、履歴情報記憶部11cのデータの増大化を未然に回避できる点で好ましい。
この状態で、図5(a)に示すような「ccc@xxx.com」を差出人とする配信要求があったとする。同じく読み取った宛先アドレスに向けてメールデータが配信された後(S1〜S4)、グループ特定処理部10dにより履歴情報記憶部11cと照合(S6)した結果、差出人および宛先のすべてのメールアドレスの組み合わせが前記記録されたアドレスグループのものと一致していることから、同グループの配信日時を「2006/10/1 12:30」に更新するとともに、回数「3」に更新される(S8)。
そして、S9においてメーリングリスト登録部10eは、履歴情報記憶部11cにより特定されたアドレスグループが予め決められた所定の回数「3」以上となったことを検出し、図6に示すように、メーリングリストのメンバーとして、当該グループのアドレスを新規メーリングリストアドレス「A@xxx.com」としてメーリングリスト記憶部11bに新規登録(メンバー登録)する(S10)。ここで、図示しないが必要であればメーリングリスト管理者として予め設定されているアドレス(情報システム部員など)を登録すればよい。
そして、遅滞なく新規登録通知部10fにより、新規メーリングリストアドレス「A@xxx.com」と登録メンバーに関する情報(氏名、アドレス等)を当該メーリングリストの各メンバーのパーソナルコンピュータ2に通知する(S11)ことにより、各メンバーは当該メーリングリストを利用した参加型メール配信を希望する場合に、該メーリングリストアドレスを利用して配信要求すればよく、当該メーリングリストの利用を促進できる。
図7は、新規メーリングリストアドレスが登録されている状況で、当該アドレスを使用せずに個別アドレスで配信要求してきた場合に、S3においてアドレス変更部10bにより、読み取ったアドレスが当該メーリングリストアドレスに変更される様子を示しており、これによりメール配信処理部10cにより変更されたメーリングリストアドレスに向けてメールデータが配信される(S5)。この場合、履歴情報記憶部11cには「A@xxx.com」の配信日時(更新日時「2006/10/5 10:20」)と配信回数が記録され、以後、このメーリングリストアドレスが使用されるごとに日時、回数が更新される。
メーリングリスト(メーリングリストアドレスおよびメンバーアドレス)は、一定期間使用されない場合、自動的に削除される。具体的には、リスト削除処理部10gが履歴情報記憶部11cの各メーリングリストアドレスの更新日時を参照し、所定の期間使用されていないものを自動的に削除し、同時に削除通知処理部10hにより削除の旨が当該各メンバーやメーリングリスト管理者のパーソナルコンピュータに通知されることとなる。
以上の例では、配信要求された電子メールの差出人および宛先のすべてのメールアドレスの組み合わせが履歴中のアドレスグループのものと全部共通している場合について述べたが、一部共通した場合の例についても説明する。
図3、図4の配信要求があった後、この状態で、図5(a)の代わりに、図9(a)に示すような「ccc@xxx.com」を差出人とする配信要求があったとする。この場合も、同じく読み取った宛先アドレスに向けてメールデータが配信された後(S1〜S4)、グループ特定処理部10dにより履歴情報記憶部11cと照合(S6)した結果、差出人および宛先のすべてのメールアドレスの組み合わせを前記記録されたアドレスグループのものと全部共通していない。しかし、「aaa@xxx.com」〜「ddd@xxx.com」の4人については共通している。
そこで、グループ特定処理部10dは、「aaa@xxx.com」、「bbb@xxx.com」、「ccc@xxx.com」、「ddd@xxx.com」、「fff@xxx.com」のグループについて新たに配信の日時(更新日時「2006/10/1 12:30」)を履歴情報記憶部11cに記録し、回数「1」を記録するとともに、共通している部分、すなわち「aaa@xxx.com」〜「ddd@xxx.com」のグループについて、配信の日時(更新日時「2006/10/1 12:30」)を記録するとともに、回数「3」を記録する。なお、このように一部共通するグループを記録することとすると履歴情報記憶部11cの記録データ量が増大化する懸念があるが、上述したように所定期間内に更新がないグループの記録を抹消することとすればデータの増大化を防ぐことができる。
そして、S9においてメーリングリスト登録部10eは、履歴情報記憶部11cより特定されたアドレスグループ「aaa@xxx.com」〜「ddd@xxx.com」が予め決められた所定の回数「3」以上となったことを検出し、図10に示すように、メーリングリストのメンバーとして、当該グループのアドレスを新規メーリングリストアドレス「B@xxx.com」としてメーリングリスト記憶部11bに新規登録する(S10)し、新規登録通知部10fにより、新規メーリングリストアドレス「B@xxx.com」を当該メーリングリストの各メンバーのパーソナルコンピュータ2に通知する(S11)。
図11は、上記状況のもと、当該アドレス「B@xxx.com」を使用せずに個別アドレスで、さらに「eee@xxx.com」を含む配信要求が為された場合に、アドレス変更部10bにより、読み取ったアドレスのうち、メンバーのアドレスのみ当該メーリングリストアドレスに変更した様子を示している。これによりメール配信処理部10cにより変更されたメーリングリストアドレス「B@xxx.com」に向けて全員参加型のメール配信が行われるとともに、「eee@xxx.com」には通常の個別メール配信が行われる。
図12は配信後の履歴情報記憶部11cを示しており、「aaa@xxx.com」〜「eee@xxx.com」の配信日時(更新日時「2006/10/5 10:20」)に更新され、配信回数が「3」に更新される。また、「B@xxx.com」の記録が新たに為される。そして、メーリングリスト登録部10eは、特定されたアドレスグループ「aaa@xxx.com」〜「eee@xxx.com」が予め決められた所定の回数「3」以上となったことを検出し、図13に示すように、メーリングリストのメンバーとして、当該グループのアドレスを新規メーリングリストアドレス「A@xxx.com」としてメーリングリスト記憶部11bに新規登録し、新規登録通知部10fにより、新規メーリングリストアドレス「A@xxx.com」を各メンバーのパーソナルコンピュータ2に通知する。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明の代表的実施形態に係る電子メール管理システムのネットワーク構成を示す説明図。 同じく電子メール管理システムのサーバの構成を示すブロック図。 (a)は解析したメールアドレスを示し、(b)はこれを記録した履歴情報記憶部11cを示す説明図。 同じく(a)は解析したメールアドレスを示し、(b)はこれを記録した履歴情報記憶部11cを示す説明図。 同じく(a)は解析したメールアドレスを示し、(b)はこれを記録した履歴情報記憶部11cを示す説明図。 メーリングリスト記憶部を示す説明図。 アドレス変更部よりメーリングリストアドレスに変更される様子を示す説明図。 履歴情報記憶部11cを示す説明図。 (a)は解析したメールアドレスを示し、(b)はこれを記録した履歴情報記憶部11cを示す説明図。 メーリングリスト記憶部を示す説明図。 アドレス変更部よりメーリングリストアドレスに変更される様子を示す説明図。 履歴情報記憶部11cを示す説明図。 メーリングリスト記憶部を示す説明図。 電子メール管理の手順を示すフロー図。
符号の説明
S 電子メール管理システム
N 通信ネットワーク
1 サーバ
2 パーソナルコンピュータ
10 処理装置
10a アドレス読取部
10b アドレス変更部
10c メール配信処理部
10d グループ特定処理部
10e メーリングリスト登録部
10f 新規登録通知部
10g リスト削除処理部
10h 削除通知処理部
11 記憶手段
11a メールデータ記憶部
11b メーリングリスト記憶部
11c 履歴情報記憶部
12 通信制御部

Claims (6)

  1. 複数のパーソナルコンピュータとこれに通信接続されるサーバとから構成される電子メール管理システムであって、
    前記サーバが、
    メーリングリストに所属するメンバー情報を管理するメーリングリスト記憶手段と、
    前記パーソナルコンピュータから配信要求された電子メールを受信し、その宛先アドレスに向けて配信するメール配信手段と、
    配信した電子メールの差出人および宛先のアドレス情報を含む配信履歴情報を管理する履歴情報記憶手段と、
    配信要求された電子メールの差出人および宛先のすべてのメールアドレスの組み合わせを、前記履歴情報記憶手段の配信履歴情報と照合し、アドレスの組み合わせが一部或いは全部共通しているグループを特定するグループ特定手段と、
    前記グループが所定の回数以上特定された場合に、メーリングリストのメンバーとして新規メーリングリストアドレスとともに前記メーリングリスト記憶手段に新規登録するメーリングリスト登録手段と、
    を備えたことを特徴とする電子メール管理システム。
  2. 配信要求された電子メールの差出人および宛先のメールアドレスのうち一部または全部に、登録されたメーリングリストと同じ組み合わせが存在したときに、これらアドレスをメーリングリストアドレスに変更するアドレス変更手段を備え、前記メール配信手段により当該メンバー宛てにメーリングリストを利用した全員参加型の電子メール配信を行う請求項1記載の電子メール管理システム。
  3. メーリングリスト登録手段により新規メンバー登録された場合に、付与された前記新規メーリングリストアドレスを当該メーリングリストの各メンバーのパーソナルコンピュータに通知する新規登録通知手段を備えた請求項1又は2記載の電子メール管理システム。
  4. 一定期間使用されないメーリングリストを削除するリスト削除手段を備えた請求項1〜3の何れか1項に記載の電子メール管理システム。
  5. リスト削除手段によりメーリングリストが削除された場合に、削除された旨を当該メーリングリストの各メンバーのパーソナルコンピュータに通知する削除通知手段を備えた請求項4記載の電子メール管理システム。
  6. 前記グループ特定手段が、配信した電子メールの差出人および宛先のメールアドレスの一部に、配信履歴情報に記憶されているグループと一致した組み合わせが存在すれば、その一部の組み合わせグループを特定してなる請求項1〜5の何れか1項に記載の電子メール管理システム。
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