JPH11191083A - 電子メールの配達方法およびメールサーバー - Google Patents
電子メールの配達方法およびメールサーバーInfo
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- JPH11191083A JPH11191083A JP9292855A JP29285597A JPH11191083A JP H11191083 A JPH11191083 A JP H11191083A JP 9292855 A JP9292855 A JP 9292855A JP 29285597 A JP29285597 A JP 29285597A JP H11191083 A JPH11191083 A JP H11191083A
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Abstract
子メールのみを利用者に転送する。 【解決手段】 メールサーバーにおける電子メール配達
方法であって、各利用者のそれぞれのメールアドレスに
対応して、到着した電子メールを格納する一次保管庫と
ユーザIDとパスワードの認証を得てアクセスしてきた
利用者に転送される電子メールを格納するための二次保
管庫とが設定されており、前記一次保管庫に格納された
電子メールを利用者が提示した取捨選択情報に従って、
二次保管庫に移動するか破棄するか、あるいは保留とす
るかを決定し、保留扱いの電子メールについては、この
電子メールの取り扱いに関する質問電子メールを作成し
て二次保管庫に移すとともに、この質問電子メールに対
する返信電子メールに従って前記二次保管庫へ移動する
か破棄するかを決定する。
Description
法とメールサーバーに関するものであり、より具体的に
は、利用者に割り振られたメールアドレス宛に送付され
た電子メールのうち所定の条件を満たしている電子メー
ルのみを利用者宛に配達するための方法とその配達方法
によって電子メールの配達処理を行うためのメールサー
バーに関する。
達方法は、概ね以下の要件(A)〜(C)を備えてい
る。 (A)各利用者宛の電子メールを管理するために各利用
者にユーザIDとパスワードおよびメールアドレスが固
有に割り付けられているとともに、各利用者宛の電子メ
ールを保管するためにメールアドレスに該当するメール
ボックスが設定されている。 (B)通信ネットワークに送出された前記利用者宛の電
子メールを受け取って該当するメールボックスに格納す
る。 (C)通信ネットワークを通じてアクセスしてきた利用
者に対して、ユーザIDとパスワードを確認した上で、
該当のメールボックスに格納されている電子メールを転
送する。
方法によれば、利用者は、メールサーバーより自身宛の
電子メールの転送を受けようとすると、メールボックス
内の全ての電子メールを受け取ることになる。しかし、
受け取った電子メールの中には利用者にとって不要なも
のも多い。例えば、望みもしないダイレクトメールや間
違いメール、さらにはいわれのない中傷などもある。こ
れらは全てダウンロードしても利用されることなく全て
「ゴミ」となってしまう。そのことから通称「ジャンク
メール」と言われている。したがって、電子メール受信
時に多数のジャンクメールがメールボックス内に格納さ
れている場合、電子メールのダウンロードに多くの時間
を費やし、予定外の通信料や接続料など全く無駄な出費
を余儀なくされる。しかも、これらジャンクメールは繰
り返し送付される可能性が高く、利用者が被る時間的、
経済的損害は非常に大きくなる。
それを消去するなど面倒な操作をしなくてはならず電子
メールの利用環境を悪化させる原因ともなっている。さ
らに、つい消去作業を怠ると、いつの間にかジャンクメ
ールが利用者端末のハードディスク装置などデータ格納
領域の容量を占有してしまっている。そして、必要なデ
ータを格納しているときに初めて容量不足に気が付く。
そこで、不要データの削除をし、改めてデータの格納作
業をやり直すなど、煩わしい無駄な作業を強いられる。
このように、ジャンクメールは電子メールの利用時にか
ぎらず、普段の端末利用時においても操作環境を著しく
悪化させる可能性がある。
メールと不要な電子メールとを選別して、必要な電子メ
ールのみを利用者が受信できるようにすることを目的と
している。
ールの配達方法は、次の要件(1)〜(6)を備えてい
る。 (1)各利用者にユーザIDとパスワードおよびメール
アドレスが固有に割り付けられているとともに、各利用
者宛の電子メールを保管するために一次保管庫と二次保
管庫が固有に設定されている。 (2)通信ネットワークに送出された電子メールを取得
して、そのメールアドレスに該当する前記一次保管庫に
格納する。 (3)通信ネットワークを通じてアクセスしてきた利用
者に対して、ユーザIDとパスワードを確認した上で、
該当の二次保管庫に格納されている電子メールを転送す
る。 (4)各利用者が提示した取捨選択情報を個別に管理し
て記憶している。 (5)ある利用者の一次保管庫に格納されている電子メ
ールを当該利用者の取捨選択情報に照らして選択的に当
該利用者の二次保管庫に移す。 (6)ある利用者の一次保管庫に格納されている電子メ
ールを当該利用者の取捨選択情報に照らして選択的に破
棄する。
と(8)を加えた電子メールの配達方法とした。 (7)ある利用者の一次保管庫に格納されている電子メ
ールを当該利用者の取捨選択情報に照らして選択的に保
留扱いとする。保留扱いの電子メールについては、メー
ル発信人などの部分的な情報を提示して受け取るか否か
を問い合わせる質問電子メールを作成して、当該利用者
の二次保管庫に格納する。 (8)前記質問電子メールに対する返信電子メールを受
領して、保留扱いの電子メールを二次保管庫に移すか破
棄するかを決める。
記返信電子メールに記載されている質問事項に対する回
答結果に従ってを更新されることとした。
ルを配達する処理を集約的に行うメールサーバーとして
いる。
する処理を分散的に実行してもよく、相互に通信可能な
一次メールサーバー要素と二次メールサーバー要素とで
分散処理を行う構成とし、前記一次メールサーバー要素
は要件(2)の処理を実行し、前記二次メールサーバー
要素は要件(3)〜(6)の処理を実行する分散型メー
ルサーバを第5の発明とし、前記二次メールサーバー要
素が要件(3)〜(8)の処理を実行する分散型メール
サーバを第6の発明とした。
(2)および(3)の処理を実行し、前記二次メールサ
ーバー要素は要件(4)〜(6)の処理を実行する分散
型メールサーバーを第7の発明とし、前記二次メールサ
ーバー要素が要件(4)〜(8)の処理を実行する分散
型メールサーバを第8の発明とした。
の発明において、前記二次メールサーバー要素が前記返
信電子メールに記載されている質問事項に対する回答結
果に従って前記取捨選択情報を更新する処理を実行する
分散型メールサーバーとした。
子メール管理するメールサーバーを含む通信ネットワー
クシステムの一実施例としてインターネットによる電子
メールシステムについて説明する。図1は、その概略構
成図であり、インターネットINETに接続された多数
のホストコンピュータ10と多数のユーザが使用する情
報処理端末(以下、端末)20とから構成されている。
そして、これらの情報処理装置10、20がインターネ
ットINETを介して有機的に結合されている。ここ
で、電子メールの送受信処理を行うためのプログラムを
搭載したホストコンピュータ10を特にメールサーバー
100と記すことにする。周知の通り、メールサーバー
100を含む各ホストコンピュータ10にはドメインネ
ームとそれに対応するIPアドレスが割り振られてお
り、電子メールがSMTP手順に従ってインターネット
INETに送出されると、それの送付先を示すメールア
ドレスに含まれるドメインネームのIPアドレスに従っ
て所定のメールサーバー100に到達する仕組みとなっ
ている。
101は、メールサーバー100のコンピュータ本体な
どの情報処理装置であり、所定の電子メール処理プログ
ラムを実行する。メール記憶部105は、所定のユーザ
宛に送付された電子メールをそのメールアドレス毎にメ
ールボックス102を適宜に割り当てて格納するための
記憶装置である。メール処理制御部101は、SMTP
手順に従って受信した電子メールをそのメールアドレス
に該当するメールボックス102に格納する。そして、
ユーザの端末20からPOP手順に従ったメール配達要
請を受けとると、その人宛の電子メールを該当のメール
ボックス102より取り出して端末20へ転送する。な
お、本発明のメールサーバーにおける電子メール配達方
法によれば、ユーザが必要とする電子メールと不要な電
子メールとを取捨選択して必要な電子メールのみを端末
に転送するサービスを提供することができる。以下、こ
のメール選別サービス付きの電子メール配達方法とその
メールサーバについて説明する。
ル配達方法=== 本実施例において、前述のメール選別サービスはユーザ
がこのサービスを実施しているインターネット接続プロ
バイダ(以下、プロバイダ)と所定の契約を結ぶことに
よってユーザがこのサービスを享受できるものとする。
ユーザはこのプロバイダとの契約によってユーザ名(I
D)とメールアドレスおよびパスワードの登録を行う。
なお、メール選別サービスを利用する人を登録ユーザ、
この登録ユーザが使用する電子メール送受信用情報処理
装置を登録ユーザ端末と呼ぶことにする。
(以下、メールサーバー)の概略構成を示している。メ
ールサーバー100はプロバイダが運営するメール受理
サーバー部110と、このプロバイダと所定の契約を結
ぶことで登録ユーザ宛の電子メールに対する取捨選択処
理を請け負うメール選別サービス業者が運営するメール
選別サーバー部120とによって分散型メールサーバー
を構成している。そして、この2つのメールサーバー部
110、120は専用回線130によって接続され、相
互に情報通信を行っている。
電子メールの送受信処理などを行うメール処理制御部A
111と登録ユーザ(がプロバイダに登録したメールア
ドレス)宛に送付された電子メールが格納される受理メ
ールボックス112とを備えている。一方、メール選別
サーバー部120は、メール処理制御部B121、転送
メールボックス122、配達メールボックス123、保
留メールボックス124、電子メールの選別処理をおこ
なうメール選別処理部125および取捨選択情報記憶部
126とを備える。なお、本実施例においてメール処理
制御部B121とメール選別処理部125は個別の装置
ではなく、メール選別サーバー部120のコンピュータ
本体が所定のプログラムを実行することによって、それ
ぞれの制御部121、125として機能している。もち
ろん、各制御部121、125を別個のコンピュータな
どによって分散処理させてもよい。
処理する動作 図3は、メール選別サービスによる電子メールの流通経
路を示している。以下、この図に従ってメール選別サー
ビスを提供するためにメールサーバーが実行する処理動
作を説明する。登録ユーザ宛の電子メールは、受理メー
ルボックス112を送付先アドレスとして発信人の発信
人端末20bよりインターネット上に送出される(s
1)。メール受理サーバー部110は適宜な通信時機に
受理メールボックス112に格納されているその電子メ
ールを転送メールボックス122を送付先アドレスとし
てメール選別サーバー部120へ向けて送出する(s
2)。
記憶部126からこの登録ユーザについての取捨選択情
報を取り出すとともにこの情報に基づいて転送メールボ
ックス122に格納されている電子メールに照らし合わ
せる(s3〜s5)。取捨選択情報は、登録ユーザ宛に
送付された電子メールの発信人アドレスなどに応じて登
録ユーザが必要/不要を指定した情報である。メール選
別処理部125は、必要と指定された発信人からの電子
メールについては配達メールボックス123に格納し
(s6)、不要と指定された発信人からの電子メールに
ついては配達メールボックス123に移さず、破棄扱い
とする(s7)。なお、破棄扱いされた電子メールは所
定期間適宜な記憶場所に保管しておいてもよいし、その
場で消去してもよい。
って指定されていない発信人からの電子メールは保留扱
いとして保留メールボックス124に格納する(s
8)。そして、その電子メールの代わりに電子メールの
発信人アドレスや件名などの部分的な情報とその電子メ
ールの取り扱いを登録ユーザに問い合わせるための質問
事項とを記載した所定書式の質問メールを作成し、この
質問メールを配達メールボックス123に移す(s9、
s6)。
処理動作 登録ユーザは、自分宛に送付された電子メールを登録ユ
ーザ端末20aにダウンロードするために、ダイアルア
ップ接続などの方法によってインターネットにアクセス
する。そして、登録ユーザ端末20aにインストールさ
れている電子メール閲覧ソフトウエア(以下、メーラ
ー)を起動し、メール選別サーバー部120をPOPサ
ーバーに指定して電子メールの配達を要求する。メール
選別サーバー部120は、従来の手順と同様にしてID
とパスワードを照合して配達依頼の要求が登録ユーザに
よるものであることを認知すると、配達メールボックス
123内の電子メールを登録ユーザ端末20aに宛てて
送出する(s10)。
て、保留メールについては質問メールが代わりに登録ユ
ーザ端末20aに転送されることがわかる。そして、メ
ール選別サーバー部120では、この質問メールに対す
る登録ユーザからの返信メールに従って保留メールの処
理を決定する。登録ユーザ端末20aより送付された返
信メールは、メール選別サーバー部120の該当するメ
ールボックス(図示せず)を送付先アドレスとして送出
される(s11)。メール選別処理部125はこのメー
ルボックス内から返信メールを取り出し、質問事項に対
する回答結果を解析する(s12)。この解析によって
登録ユーザが保留メールの送付を希望していれば、保留
メールボックス122から該当する電子メールを取り出
して配達メールボックス123に移す(s13、s
6)。このとき登録ユーザ端末20aとメール選別サー
バー部120とがオンライン状態にあれば、直ちにこの
保留となっていた電子メールが登録ユーザ端末20aに
転送される。一方、破棄を希望していれば、そのまま不
要メールとして破棄処分となる(s7)。さらに、この
回答を取捨選択情報に追記する(s4、14)。それに
よって、この保留メールと同じ発信人からの電子メール
が再度送付されたとき、この更新された取捨選択情報に
従って適宜に処理することができる。なお、取捨選択情
報は登録ユーザがプロバイダと契約する時点である程度
初期情報として必要/不要メールの発信人アドレスを指
定しておいてもよいし、契約後に届く新規発信人からの
電子メールを全て保留メールとして処理し、その都度質
問メールを送付して順次取捨選択情報に書き加えていっ
てもよい。
ドレスによって区別するとともに、件名や本文に所定の
文字列(例えば、「新製品のご案内」などダイレクトメ
ールによく見られる文字列など)を不要メールの条件と
して追記できるようにしてもよい。それによって、所定
の文字列が電子メールの記載内容から検索された場合は
質問メールを送ることなく無条件に不要メールにするこ
とができる。
の利用環境 図4(A)(B)は、登録ユーザ端末に送付される質問
メールの内容とそれに対する返信メールの内容を示して
いる。(A)に示した質問メールには保留メールの発信
人アドレスと質問事項に引き続き、この発信人から送付
された各電子メールについての情報(件名、送達日時、
データ量)が記載されている。この質問メールを受け取
った登録ユーザは、メーラーによって返信操作を行うと
他の電子メールに対する返信時と同様に(B)に示した
返信メールが作成される。登録ユーザは、質問事項に対
する回答を所定の書き込み欄に記入して、この返信メー
ルの送信操作を行う。なお、質問メールの書式は図5
(A)(B)に示すように、各保留メールを1通の質問
メールにまとめて各保留メール毎に回答を示してもらう
か(A)、保留メール1通毎にそれぞれ質問メールを作
成して送付するか(B)など、質問メールの書式は適宜
に変更することができる。もちろん、ここに示した書式
に限定されるものでもない。また、返信メールも質問メ
ール全文を引用する必要もない。
は、メール選別サーバー部の記憶装置における記憶領域
によって区別しているが、全く別個の記憶装置でもよい
し、あるいは、所定の記憶領域を所定の登録ユーザ用に
解放し、この領域内にある電子メールに選別前、保留、
全文送付、破棄などを示す適宜な識別符号を付帯させて
格納することで区別してもよい。もちろん取捨選択情報
も同じように管理することができる。すなわち、電子メ
ールを含む所定のデータが所定の処理対象として対応し
ていればよい。また、メール受理サーバーのメール処理
制御部Aが登録ユーザ宛に送付された電子メールの受信
を認知すると受理メールボックスに一時格納することな
く、無条件に転送メールボックス宛に転送するようにし
てもよい。この場合は、この転送プロセスで電子メール
が存在している場所が一次保管庫に相当する。また、メ
ール選別サービス事業者がメールの選別業務だけを請け
負う形態にして、配達メールボックスをメール受理サー
バー部に設置してもよい。このように、電子メールの格
納方法やメールボックスの領域あるいは所在などは適宜
変更できる。したがって、メールサーバー内における電
子メールの移動、転送、格納あるいは保留、破棄などと
いう概念にはファイル属性や識別符号の変更なども当然
含み、これらの応用形態も本発明の範疇に含まれるもの
とする。
期間保管する場合は、登録ユーザからの要請に従って配
達メールボックスに移せるようしてもよい。
ユーザである必要はなく、メール選別サービスをプロバ
イダのオプションサービスとして契約することも想定さ
れる。この場合は、登録ユーザが指定するPOPサーバ
を他の一般ユーザと別にしたり、メール受理サーバーに
登録ユーザからのアクセスを検知するとメール選別サー
ビスが提供されるようなプログラムを搭載してもよい。
供していない一般プロバイダとも契約している場合に対
応して、メール選別サービス事業者と登録ユーザとが所
定の契約を交わし、登録ユーザがメール選別サービス事
業者に他の一般プロバイダにあるメールボックスから電
子メールを取り出す許可を与えてもよい。それによっ
て、他の一般プロバイダに登録されているメールアドレ
ス宛に送付された電子メールに対しても一括してメール
選別サービスを提供することが可能となる。
サービス事業者との契約によって分散構成としている
が、プロバイダがメール選別サービスを独自に提供する
ことももちろん可能である。この形態におけるメールサ
ーバーの構成を図6に示した。上述した受理メールボッ
クスと配達メールボックスおよびメール選別処理機能が
メールサーバーに集約されている。
してインターネットを想定したが、パソコン通信に見ら
れるスター型やLANなどで採用されているバス型やル
ープ型の通信ネットワークにおいても同様に上述した電
子メール配達方法とそのメールサーバーを採用できるこ
とは明白である。
出人からの電子メールに対して保留処理をせず、無条件
に全文を送付するなど適宜にサービス形態を変更するこ
とができる。この場合、メールサーバーは、取捨選択情
報に記載されているメール受取条件に合致する電子メー
ルのみを全文送付して他は破棄する。
アドレスによって登録ユーザを認知することも可能であ
る。この場合、メールアドレスをユーザIDとして処理
するなどして、登録ユーザが特別なユーザIDを意識す
ることなく従来のメールボックスから自分宛の電子メー
ルを取り出す感覚でメール選別サービスの提供を受ける
ことができる。
利用者が必要とする電子メールと不要な電子メールとを
利用者が指定した取捨選択情報に従って処理するので、
利用者宛に送付された電子メールを利用者の希望通りに
選別して、必要な電子メールのみを利用者に送付するこ
とができる。そのため、利用者は必要最小限の時間と経
費のみで電子メールを受け取ることができる。また、質
問メールに対する返信メールをメールサーバーに返送す
ることで、新規な発信人からの電子メールに対しても自
在に対応して利用者の希望通りに処理することが可能と
なる。
ルを処理するメールサーバーは、集中処理型、分散処理
型など自由な構成を採ることが可能であり、プロバイダ
など通信事業者の事業形態や規模に応じて構成を自在に
変更することができる。
図である。
ある。
によって配達される電子メールの流通経路図である。
を示すための模式図であり、(B)は質問メールに対す
る返信メールの模式図である。
式図であり、(A)は一括質問形式における書式であ
り、(B)は逐次質問形式における書式を示している。
における構成図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 メールサーバーにおける電子メールの配
達方法であって次の要件(1)〜(6)を備える。 (1)各利用者にメールアドレスが固有に割り付けられ
ているとともに、各利用者宛の電子メールを保管するた
めに一次保管庫と二次保管庫が固有に設定される。 (2)通信ネットワークに送出された電子メールを取得
して、そのメールアドレスに該当する前記一次保管庫に
格納する。 (3)通信ネットワークを通じてアクセスしてきた利用
者に対して、所定の認証手続きをした上で、該当の二次
保管庫に格納されている電子メールを転送する。 (4)各利用者が提示した取捨選択情報を個別に管理し
て記憶している。 (5)ある利用者の一次保管庫に格納されている電子メ
ールを当該利用者の取捨選択情報に照らして選択的に当
該利用者の二次保管庫に移す。 (6)ある利用者の一次保管庫に格納されている電子メ
ールを当該利用者の取捨選択情報に照らして選択的に破
棄する。 - 【請求項2】 請求項1における要件(1)〜(6)に
加え、次の要件(7)と(8)を備えることを特徴とす
るメールルサーバーにおける電子メールの配達方法。 (7)ある利用者の一次保管庫に格納されている電子メ
ールを当該利用者の取捨選択情報に照らして選択的に保
留扱いとする。保留扱いの電子メールについては、メー
ル発信人などの部分的な情報を提示して受け取るか否か
を問い合わせる質問電子メールを作成して、当該利用者
の二次保管庫に格納する。 (8)前記質問電子メールに対する利用者からの返信電
子メールを受領して、保留扱いの電子メールを二次保管
庫に移すか破棄するかを決める。 - 【請求項3】 請求項2において、前記返信電子メール
に記載されている質問事項に対する回答に従って前記取
捨選択情報を更新することを特徴とする電子メール配達
方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおける電子メ
ール配達方法を実行するメールサーバー。 - 【請求項5】 請求項1の方法で電子メールを配達する
メールサーバーであって、相互に通信可能な一次メール
サーバー要素と二次メールサーバー要素とで分散処理を
行うように構成され、前記一次メールサーバー要素は要
件(2)の処理を実行し、前記二次メールサーバー要素
は前記要件(3)〜(6)の処理を実行することを特徴
とした分散型メールサーバー。 - 【請求項6】 請求項2の方法で電子メールを配達する
メールサーバーであって、相互に通信可能な一次メール
サーバー要素と二次メールサーバー要素とで分散処理を
行うように構成され、前記一次メールサーバー要素は前
記要件(2)の処理を実行し、前記二次メールサーバー
要素は前記要件(3)〜(8)の処理を実行することを
特徴とした分散型メールサーバー。 - 【請求項7】 請求項1の方法で電子メールを配達する
メールサーバーであって、相互に通信可能な一次メール
サーバー要素と二次メールサーバー要素とで分散処理を
行うように構成され、前記一次メールサーバー要素は前
記要件(2)および(3)の処理を実行し、前記二次メ
ールサーバー要素は前記要件(4)〜(6)の処理を実
行することを特徴とした分散型メールサーバー。 - 【請求項8】 請求項2の方法で電子メールを配達する
メールサーバーであって、相互に通信可能な一次メール
サーバー要素と二次メールサーバー要素とで分散処理を
行うように構成され、前記一次メールサーバー要素は前
記要件(2)および(3)の処理を実行し、前記二次メ
ールサーバー要素は前記要件(4)〜(8)の処理を実
行することを特徴とした分散型メールサーバー。 - 【請求項9】 請求項6または8において、前記二次メ
ールサーバー要素は、前記返信電子メールに記載されて
いる質問事項に対する回答結果に従って前記取捨選択情
報を更新する処理を実行することを特徴とする分散型メ
ールサーバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9292855A JPH11191083A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-24 | 電子メールの配達方法およびメールサーバー |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28736197 | 1997-10-20 | ||
JP9-287361 | 1997-10-20 | ||
JP9292855A JPH11191083A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-24 | 電子メールの配達方法およびメールサーバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11191083A true JPH11191083A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=26556689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9292855A Pending JPH11191083A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-24 | 電子メールの配達方法およびメールサーバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11191083A (ja) |
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1997
- 1997-10-24 JP JP9292855A patent/JPH11191083A/ja active Pending
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Legal Events
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