JP2008095732A - カールホース - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリオレフィン系樹脂を含有してなる組成物を管状に成形して架橋した内層チューブ2と、該内層チューブ2の外周に形成した熱可塑性樹脂層3と、からなるホースを、螺旋形状又は渦巻形状に成型してなるカールホース1。上記内層チューブ2が電子線照射により架橋されていることを特徴とするカールホース1。上記ポリオレフィン系樹脂がポリエチレンとエチレン−α−オレフィン共重合体の混合物であることを特徴とするカールホース1。上記内層チューブ2と上記熱可塑性樹脂層3の間、又は、上記熱可塑性樹脂層3の外周に、繊維糸又は金属線を横巻又は編組してなる補強層4が更に形成されていることを特徴とするカールホース1。
【選択図】 図1
Description
又、請求項2によるカールホースは、ポリオレフィン系樹脂を含有してなる組成物を管状に成形して架橋した内層チューブと、該内層チューブの外周に形成した熱可塑性ポリマー層と、からなるホースを、渦巻形状に成型してなることを特徴とするものである。
又、請求項3によるカールホースは、上記内層チューブが電子線照射により架橋されていることを特徴とするものである。
又、請求項4によるカールホースは、上記ポリオレフィン系樹脂がポリエチレンとエチレン−α−オレフィン共重合体の混合物であることを特徴とするものである。
又、請求項5によるカールホースは、上記内層チューブと上記熱可塑性ポリマー層の間、又は、上記熱可塑性ポリマー層の外周に、繊維糸又は金属線を横巻又は編組してなる補強層が更に形成されていることを特徴とするものである。
又、請求項6によるカールホースは、上記ホースが、2本もしくはそれ以上の本数で、長手方向に沿って平行に当接されていることを特徴とすることを特徴とするものである。
又、請求項7によるカールホースは、上記ホースの片端又は両端が、移動可能な相手部材に接続されていることを特徴とするものである。
又、請求項8によるカールホースの製造方法は、ポリオレフィン系樹脂を含有してなる組成物を管状に成形して架橋した内層チューブを得た後、該内層チューブの外周に熱可塑性樹ポリマーを形成してホースとし、このホースを所定形状に固定し加熱処理を行って螺旋形状に成型することを特徴とするものである。
又、請求項9によるカールホースの製造方法は、ポリオレフィン系樹脂を含有してなる組成物を管状に成形して架橋した内層チューブを得た後、該内層チューブの外周に熱可塑性ポリマー層を形成してホースとし、このホースを所定形状に固定し加熱処理を行って渦巻形状に成型することを特徴とするものである。
図1に示すように、まず、ポリエチレン樹脂(密度0.93g/cm3)とエチレン−α−オレフィン共重合体を混合比率50:50で混合した組成物を、内径7.0mm、肉厚1.0mmの管状に押出成形した後、150kGyの線量の電子線を照射して架橋を施し、内層チューブ2とした。次に、この内層チューブ2の外周に、ポリエステル繊維1670dtexを、16打製紐機を用いてピッチ35mmで編組を施し、補強層4を形成した。そして、この補強層4の外周に熱可塑性ウレタン系エラストマーを肉厚1.2mmとなるように押出被覆して熱可塑性ポリマー層3を形成した。このようにして得られたホースの仕上外径は12.4mmであった。このホースを半径200mm、3回巻の螺旋形状で治具に固定し、100℃で1時間加熱処理をしてカールホース1とした。
まず、ポリエチレン樹脂(密度0.93g/cm3)とエチレン−オクテン共重合体を混合比率50:50で混合した組成物を、内径7mm、肉厚1mmの管状に押出成形した後、150kGyの線量の電子線を照射して架橋を施し、内層チューブ2とした。次に、この内層チューブ2の外周に、ポリエステル繊維1670dtexを、16打製紐機を用いてピッチ35mmで編組を施し、補強層4を形成した。そして、この補強層4の外周に熱可塑性ウレタン系エラストマーを肉厚1.2mmとなるように押出被覆して熱可塑性ポリマー層3を形成した。このようにして得られたホースの仕上外径は12.4mmであった。このホースを2本引き揃えて、ホース接触部分を熱風で加熱しながら圧着させることにより、2本のホースを長手方向に沿って平行に当接した状態とした。このホースについて、半径200mm、3回巻の螺旋形状で治具に固定し、100℃で1時間加熱処理をしてカールホース1とした。
熱可塑性ポリマー層3及び補強層4を形成しない他は、実施例1と同様の材料・構成・製造方法にてカールホース1を得た。
図6に示すように、まず、ポリエチレン樹脂(密度0.93g/cm3)とエチレン−α−オレフィン共重合体を混合比率50:50で混合した組成物を、内径7mm、肉厚1mmの管状に押出成形した後、150kGyの線量の電子線を照射して架橋を施し、内層チューブ2とした。次に、この内層チューブ2の外周に、ポリエステル繊維1670dtexを、16打製紐機を用いてピッチ35mmで編組を施し、補強層4を形成した。そして、この補強層4の外周に熱可塑性ウレタン系エラストマーを肉厚1.2mmとなるように押出被覆して熱可塑性ポリマー層3を形成した。このようにして得られたホースの仕上外径は12.4mmであった。このホースを最外径200mm、3回巻の渦巻形状で治具に固定し、100℃で1時間加熱処理をしてカールホース1とした。
まず、ポリエチレン樹脂(密度0.93g/cm3)とエチレン−オクテン共重合体を混合比率50:50で混合した組成物を、内径7mm、肉厚1mmの管状に押出成形した後、150kGyの線量の電子線を照射して架橋を施し、内層チューブ2とした。次に、この内層チューブ2の外周に、ポリエステル繊維1670dtexを、16打製紐機を用いてピッチ35mmで編組を施し、補強層4を形成した。そして、この補強層4の外周に熱可塑性ウレタン系エラストマーを肉厚1.2mmとなるように押出被覆して熱可塑性ポリマー層3を形成した。このようにして得られたホースの仕上外径は12.4mmであった。このホースを2本引き揃えて、ホース接触部分を熱風で加熱しながら圧着させることにより、2本のホースが長手方向に沿って平行に当接した状態とした。このホースについて、最外径200mm、3回巻の渦巻形状で治具に固定し、100℃で1時間加熱処理をしてカールホース1とした。
熱可塑性ポリマー層3及び補強層4を形成しない他は、実施例3と同様の材料・構成・製造方法にてカールホース1を得た。
2 内層チューブ
3 熱可塑性ポリマー層
4 補強層
10 接続継手
11 ノズル
12 ナット
13 スリーブ
Claims (9)
- ポリオレフィン系樹脂を含有してなる組成物を管状に成形して架橋した内層チューブと、該内層チューブの外周に形成した熱可塑性ポリマー層と、からなるホースを、螺旋形状に成型してなるカールホース。
- ポリオレフィン系樹脂を含有してなる組成物を管状に成形して架橋した内層チューブと、該内層チューブの外周に形成した熱可塑性ポリマー層と、からなるホースを、渦巻形状に成型してなるカールホース。
- 上記内層チューブが電子線照射により架橋されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のカールホース。
- 上記ポリオレフィン系樹脂がポリエチレンとエチレン−α−オレフィン共重合体の混合物であることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のカールホース。
- 上記内層チューブと上記熱可塑性ポリマー層の間、又は、上記熱可塑性ポリマー層の外周に、繊維糸又は金属線を横巻又は編組してなる補強層が更に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4記載のカールホース。
- 上記ホースが、2本もしくはそれ以上の本数で、長手方向に沿って平行に当接されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5記載のカールホース。
- 上記ホースの片端又は両端が、移動可能な相手部材に接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6記載のカールホース。
- ポリオレフィン系樹脂を含有してなる組成物を管状に成形して架橋した内層チューブを得た後、該内層チューブの外周に熱可塑性ポリマー層を形成してホースとし、このホースを所定形状に固定し加熱処理を行って螺旋形状に成型するカールホースの製造方法。
- ポリオレフィン系樹脂を含有してなる組成物を管状に成形して架橋した内層チューブを得た後、該内層チューブの外周に熱可塑性ポリマー層を形成してホースとし、このホースを所定形状に固定し加熱処理を行って渦巻形状に成型するカールホースの製造方法。
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2006
- 2006-10-06 JP JP2006275331A patent/JP2008095732A/ja active Pending
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