JP4587291B2 - ホース - Google Patents
ホース Download PDFInfo
- Publication number
- JP4587291B2 JP4587291B2 JP2004365075A JP2004365075A JP4587291B2 JP 4587291 B2 JP4587291 B2 JP 4587291B2 JP 2004365075 A JP2004365075 A JP 2004365075A JP 2004365075 A JP2004365075 A JP 2004365075A JP 4587291 B2 JP4587291 B2 JP 4587291B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- hose
- intermediate layer
- cross
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
又、請求項2によるホースは、エーテル系ポリウレタンエラストマー、カーボネート系ポリウレタンエラストマー、ポリエステル系エラストマーから選択されることを特徴とするものである。
又、請求項3記載のホースは、上記補強層が、上記中間層の外周に形成されていることを特徴とするものである。
又、請求項4によるホースは、上記架橋チューブの外周面には、接着処理が施されていることを特徴とするものである。
又、請求項5によるホースは、上記接着処理が、樹脂フィルムの横巻又は縦添えによるものであることを特徴とするものである。
又、請求項6によるホースは、上記のホースの両端に、相手部材に接続するための接続継手が取り付けられていることを特徴とするものである。
図1に示すように、まず、ポリエチレン樹脂(密度0.93g/cm3)とエチレン−オクテン共重合体を混合比率50:50で混合した組成物を、肉厚1.0mm、内径7.0mmの管状に押出成形した後、150kGyの線量の電子線を照射して架橋を施し、架橋チューブ2とした。次に、この架橋チューブ2の外周面に、シリコーン系プライマーによる接着処理を施した後、エーテル系ポリウレタンエラストマーを肉厚1.4mmとなるように押出被覆して中間層3を形成した。このようにして得られたホース1の仕上外径は11.8mmであった。尚、架橋チューブ2と中間層3の層間剥離強さは1.5kN/mであった。
図1に示すように、まず、ポリエチレン樹脂(密度0.93g/cm3)とエチレン−オクテン共重合体を混合比率50:50で混合した組成物を、肉厚1.0mm、内径7.0mmの管状に押出成形した後、150kGyの線量の電子線を照射して架橋を施し、架橋チューブ2とした。次に、この架橋チューブ2の外周面に、シリコーン系プライマーによる接着処理を施した後、カーボネート系ポリウレタンエラストマーを肉厚1.4mmとなるように押出被覆して中間層3を形成した。このようにして得られたホース1の仕上外径は11.8mmであった。尚、架橋チューブ2と中間層3の層間剥離強さは3.0kN/mであった。
図1に示すように、まず、ポリエチレン樹脂(密度0.93g/cm3)とエチレン−オクテン共重合体を混合比率50:50で混合した組成物を、肉厚1.0mm、内径7.0mmの管状に押出成形した後、150kGyの線量の電子線を照射して架橋を施し、架橋チューブ2とした。次に、この架橋チューブ2の外周面に、オレフィン系エラストマーを肉厚1.4mmとなるように押出被覆して中間層3を形成した。このようにして得られたホース1の仕上外径は11.8mmであった。尚、架橋チューブ2と中間層3の層間剥離強さは1.9kN/mであった。
図1に示すように、まず、ポリエチレン樹脂(密度0.93g/cm3)とエチレン−オクテン共重合体を混合比率50:50で混合した組成物を、肉厚1.0mm、内径7.0mmの管状に押出成形した後、150kGyの線量の電子線を照射して架橋を施し、架橋チューブ2とした。次に、この架橋チューブ2の外周面に、厚さ20μmのポリエチレン系樹脂フィルム(図示しない)を縦添えした後、オレフィン系エラストマーを肉厚1.4mmとなるように押出被覆して中間層3を形成した。この際、ポリエチレン系樹脂フィルムは、中間層3の押出被覆の熱により溶融し、架橋チューブ2と中間層3とを接着させていた。このようにして得られたホース1の仕上外径は11.8mmであった。尚、架橋チューブ2と中間層3の層間剥離強さは2.5kN/mであった。
図2に示すように、まず、ポリエチレン樹脂(密度0.93g/cm3)とエチレン−オクテン共重合体を混合比率50:50で混合した組成物を、肉厚1.0mm、内径7.0mmの管状に押出成形した後、150kGyの線量の電子線を照射して架橋を施し、架橋チューブ2とした。次に、この架橋チューブ2の外周面に、シリコーン系プライマーによる接着処理を施した後、この架橋チューブ2の外周に、直径0.40mmのポリエステル繊維を使用して、16個のボビンを備えた製紐機を用いてピッチ40mmにて編組を施し、補強層4を形成した。そして、この補強層4の外周にエーテル系ポリウレタンエラストマーを肉厚1.4mmとなるように押出被覆して中間層3を形成した。このようにして得られたホース1の仕上外径は12.4mmであった。尚、架橋チューブ2と中間層3の層間剥離強さは2.2kN/mであった。
図2に示すように、まず、ポリエチレン樹脂(密度0.93g/cm3)とエチレン−オクテン共重合体を混合比率50:50で混合した組成物を、肉厚1.0mm、内径7.0mmの管状に押出成形した後、150kGyの線量の電子線を照射して架橋を施し、架橋チューブ2とした。次に、この架橋チューブ2の外周に、直径0.40mmのポリエステル繊維を使用して、16個のボビンを備えた製紐機を用いてピッチ40mmにて編組を施し、補強層4を形成した。そして、この補強層4の外周にポリエステル系エラストマーを肉厚1.4mmとなるように押出被覆して中間層3を形成した。このようにして得られたホース1の仕上外径は12.4mmであった。尚、架橋チューブ2と中間層3の層間剥離強さは0.5kN/mであった。
図2に示すように、まず、ポリエチレン樹脂(密度0.93g/cm3)とエチレン−オクテン共重合体を混合比率50:50で混合した組成物を、肉厚1.0mm、内径7.0mmの管状に押出成形した後、150kGyの線量の電子線を照射して架橋を施し、架橋チューブ2とした。次に、この架橋チューブ2の外周に、直径0.40mmのポリエステル繊維を使用して、16個のボビンを備えた製紐機を用いてピッチ40mmにて編組を施し、補強層4を形成した。そして、この補強層4の外周にスチレン系エラストマーを肉厚1.4mmとなるように押出被覆して中間層3を形成した。このようにして得られたホース1の仕上外径は12.4mmであった。尚、架橋チューブ2と中間層3の層間剥離強さは1.8kN/mであった。
図2に示すように、まず、ポリエチレン樹脂(密度0.93g/cm3)とエチレン−オクテン共重合体を混合比率50:50で混合したものを、肉厚1.0mm、内径7.0mmの管状に押出成形した後、150kGyの線量の電子線を照射して架橋を施し、架橋チューブ2とした。次に、この架橋チューブ2の外周に、直径0.40mmのポリエステル繊維を使用して、16個のボビンを備えた製紐機を用いてピッチ40mmにて編組を施し、補強層4を形成した。そして、この補強層4の外周にオレフィン系樹脂を肉厚1.4mmとなるように押出被覆して中間層3を形成した。このようにして得られたホース1の仕上外径は12.4mmであった。尚、架橋チューブ2と中間層3の層間剥離強さは0.9kN/mであった。
図2に示すように、まず、ポリエチレン樹脂(密度0.93g/cm3)とエチレン−オクテン共重合体を混合比率50:50で混合したものを、肉厚1.0mm、内径7.0mmの管状に押出成形した後、150kGyの線量の電子線を照射して架橋を施し、架橋チューブ2とした。次に、この架橋チューブ2の外周に、直径0.40mmのポリエステル繊維を使用して、16個のボビンを備えた製紐機を用いてピッチ40mmにて編組を施し、補強層4を形成した。そして、この補強層4の外周に、厚さ20μmのポリエチレン系樹脂フィルム(図示しない)を縦添えした後、オレフィン系樹脂を肉厚1.4mmとなるように押出被覆して中間層3を形成した。この際、ポリエチレン系樹脂フィルムは、中間層3の押出被覆の熱により溶融し、架橋チューブ2と中間層3とを接着させていた。このようにして得られたホース1の仕上外径は12.4mmであった。尚、架橋チューブ2と中間層3の層間剥離強さは1.4kN/mであった。
架橋チューブ2を構成する材料をポリエチレン樹脂(密度0.93g/cm3)とエチレン−プロピレン共重合体を混合比率50:50で混合した組成物とした他は、実施例5と同様にしてホース1を形成した。尚、架橋チューブ2と中間層3の層間剥離強さは0kN/mであった。
まず、エチレン−プロピレン共重合体をカーボンブラックで補強した混合物を、肉厚1.2mm、内径9.0mmの管状に押出成形した後、化学架橋を施して架橋チューブを得た。次に、この架橋チューブの外周に直径0.20mmの軟質ステンレス線を1つのボビンに6本引き揃え、24個のボビンを備えた製紐機を用いて編組補強層を形成した。このようにして得られたホースの仕上外径は12.4mmであった。
まず、オレフィン系熱可塑性エラストマー混合物を、肉厚1.2mm、内径9.0mmの管状に押出成形し、チューブを得た。次に、このチューブの外周に直径0.20mmの軟質ステンレス線を1つのボビンに6本引き揃え、24個のボビンを備えた製紐機を用いて編組補強層を形成した。このようにして得られたホースの仕上外径は12.4mmであった。
2 架橋チューブ
3 中間層
4 補強層
10 接続継手
11 ノズル
12 ナット
13 スリーブ
Claims (6)
- ポリエチレンとエチレン−オクテン共重合体を含有してなる組成物を管状に成形し電子線照射により架橋したチューブと、該架橋チューブの外周に形成した高分子材料からなる中間層と、金属細線又は合成繊維を編組又は横巻することにより形成した補強層と、からなり、上記中間層を構成する高分子材料が、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、エーテル系ポリウレタンエラストマー、カーボネート系ポリウレタンエラストマー、ポリエステル系エラストマーから選択されるとともに、上記架橋チューブと上記中間層とが0.5kN/m以上の層間剥離強さで接着一体化されていることを特徴とするホース。
- 請求項1のホースにおいて、上記中間層を構成する高分子材料が、エーテル系ポリウレタンエラストマー、カーボネート系ポリウレタンエラストマー、ポリエステル系エラストマーから選択されることを特徴とするホース。
- 請求項1又は請求項2記載のホースにおいて、上記補強層が、上記中間層の外周に形成されていることを特徴とするホース。
- 請求項1乃至請求項3記載のホースにおいて、上記架橋チューブの外周面には、接着処理が施されていることを特徴とするホース。
- 請求項4記載のホースにおいて、上記接着処理が、樹脂フィルムの横巻き又は縦添えによるものであることを特徴とするホース。
- 請求項1乃至請求項5記載のホースの両端に、相手部材に接続するための接続継手が取り付けられていることを特徴とするホース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004365075A JP4587291B2 (ja) | 2003-12-22 | 2004-12-16 | ホース |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003424835 | 2003-12-22 | ||
JP2004365075A JP4587291B2 (ja) | 2003-12-22 | 2004-12-16 | ホース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005207584A JP2005207584A (ja) | 2005-08-04 |
JP4587291B2 true JP4587291B2 (ja) | 2010-11-24 |
Family
ID=34913920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004365075A Expired - Fee Related JP4587291B2 (ja) | 2003-12-22 | 2004-12-16 | ホース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4587291B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5255269B2 (ja) * | 2007-12-27 | 2013-08-07 | 株式会社クラベ | ホース |
JP2018123627A (ja) * | 2017-02-03 | 2018-08-09 | 株式会社ジェイ・キュー・ウェイ | 温水洗浄便座用浄水器 |
CN113733532B (zh) * | 2021-08-25 | 2022-10-11 | 中山大学 | 一种柔性聚酯贴片及其制备方法与应用 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0872178A (ja) * | 1994-09-01 | 1996-03-19 | Japan Gore Tex Inc | 可とう性多層チューブ |
JP3841386B2 (ja) * | 1999-10-07 | 2006-11-01 | アプコ株式会社 | 給水・給湯用ホース |
JP4815039B2 (ja) * | 1999-11-11 | 2011-11-16 | 株式会社クラベ | 給水・給湯ホース |
-
2004
- 2004-12-16 JP JP2004365075A patent/JP4587291B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005207584A (ja) | 2005-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009202601A (ja) | 塩素化ポリオレフィンの中空コアを有するポリオレフィンパイプ | |
JP5092724B2 (ja) | ホース内管用積層樹脂管状体及び冷媒輸送用ホース | |
JP4815039B2 (ja) | 給水・給湯ホース | |
JP4890015B2 (ja) | ホース、及びホースの製造方法 | |
JP4587291B2 (ja) | ホース | |
JP4587300B2 (ja) | ホース | |
JP5611521B2 (ja) | ホース及びホースの製造方法 | |
JP4267395B2 (ja) | 給水・給湯ホース | |
JP2009228753A (ja) | 可撓性ホース | |
JP4618584B2 (ja) | 流体用ホース | |
JP4898084B2 (ja) | 給水・給湯ホース | |
JP5538994B2 (ja) | ホース | |
JP2007190769A (ja) | 給水給湯用ホース | |
JP6857445B2 (ja) | ホース及びその製造方法 | |
JP5546758B2 (ja) | 給湯用ホース | |
JP3989994B2 (ja) | 給水・給湯ホースの製造方法 | |
JP2006144875A (ja) | 給水・給湯用ホース | |
JP5255269B2 (ja) | ホース | |
JP2019007605A (ja) | ホース及びホースの製造方法 | |
JP2007031699A (ja) | 高耐塩素水性ポリオレフィン樹脂及び給水給湯ホース | |
JP2004218829A (ja) | 給水・給湯ホース | |
JP2009156357A (ja) | ホース及びその製造方法 | |
JP2007326248A (ja) | フッ素系樹脂材料とゴム材料との加硫接着方法及び給水給湯ホース | |
JP5384847B2 (ja) | ホース及びホースの製造方法 | |
JP2014020514A (ja) | 拡径ホース及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071213 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100316 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100517 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100720 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100802 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100902 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4587291 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |