JP2008095586A - オイルレスコンプレッサ - Google Patents

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Abstract

【課題】オイルレス式のコンプレッサのピストンロッド小端部でのグリース量を増強し、使用される総コロニードルベアリングにおいてはグリース漏れによる潤滑不足が生じにくくし寿命を延長できるオイルレスコンプレッサを提供する。
【解決手段】本発明のオイルレスコンプレッサのピストンロッド構造は、総コロニードルベアリング3の軸方向両端面に設けたオイルシール4と総コロニードルベアリング3の間に位置するピストンピン5の周方向あるいはピストンロッドの円筒穴内部、更にはその両部に設けられ、かつ、前記総コロニードルベアリング3に塗布しているグリースと同じグリースを充填されたグリース溝12を設けたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、新規なピストンロッド構造を有する潤滑油を使用しないオイルレスコンプレッサに関する。
近年コンプレッサは環境面を考慮しオイルレス化を推進している。潤滑油を使用しないことでエア内に油分を含まないクリーンエアの生成や潤滑油の劣化や汚れによる交換および空気タンク内や配管上で発生する油分ドレンの廃油処理潤滑油の漏れやこぼれによる周囲環境の悪化等油にまつわる諸問題を回避することができるためである(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
しかし給油式と比べオイルレス式では生成する圧縮空気圧力が低圧領域での設計が主であり給油式で確立されている中圧領域での設計が確立されていない。給油式は圧縮機本体内部に潤滑油を保有し運転と同時に油をはね掛けながら各部を潤滑する構造であるがオイルレス式は潤滑油を用いず自己潤滑にて運転を行う構造である。
通常オイルレス式ピストンロッド小端部にはニードルベアリングを使用しその潤滑はニードルベアリング自体が保持しているグリースに頼ることとなる。ニードルベアリングの強度はある程度大きさに比例するところがある。
オイルレスコンプレッサでのニードルベアリング選定時には圧縮によるピストンからの圧力負荷に対する強度を十分に考慮しておく必要があるが、構造上ピストン内部に隠れるよう組み込まれるため寸法に制約がある。
オイルレス式の中圧領域での設計では強度上大型のものが選定されるが、寸法制限により小型のものを望むことになるため相反する。
特許文献3に開示されているように、ニードルベアリングにもいくつか種類があるが、中でも比較的強度を有することができ、小型でもある総コロ型のニードルベアリングがある。これは外輪とコロを組み合わせたシンプルな構造で外輪内側ほぼ全周にコロを配置することで強度が向上するものでありオイルレスコンプレッサのように強度と小型化が要求されるものには有効である。
図4は総コロニードルベアリング3を有するピストンの組立図、図5は総コロニードルベアリング3の断面図、及び図6は総コロニードルベアリング3を装着したピストンロッド2である。ここでの総コロニードルベアリング3はコロ8と外輪9からなり、コロとコロの間を保持する保持器はない。また、ピストンピン5が挿入された状態では外輪9に設けたツバ10によりコロが軸方向へずれるのを防止している。ピストンピン5と外輪9の周方向の隙間にはコロが配置されている以外グリースを充填している。コンプレッサが運転を始めるとピストンロッド小端部11の総コロニードルベアリング3は偏芯形状を有したクランクシャフトの作用により揺動する。
周方向の力を受けて揺動している総コロニードルベアリング3は内部に充填しているグリースが軸方向へ漏洩しやすい。これは総コロニードルベアリング3の構造が外輪9とコロ8を組み合わせたシンプルな構造であることとグリース漏洩をある程度防止する保持器などがないためである。
対策としてその漏洩グリースを確保し総コロニードルベアリング3内に戻しいれる目的でその両端にはオイルシール4を配備している。オイルシール4はシール部に合成ゴムを使用しピストンピン5外周と接触しながらその役目を果たしている。
そのためオイルシール4のシール面へも潤滑が必要でそれには総コロニードルベアリング3からの漏洩グリースを流用している。
そのため運転時間に合わせ極わずかではあるが、シール面からの漏れが発生する。グリースに関してはコンプレッサの周囲環境や運転状態により著しい温度上昇が発生した場合、総コロニードルベアリング3内のグリースおよびオイルシール4で確保しているグリースが熱膨張しオイルシール4のシール部から漏れ出てしまう恐れがある。そのため総コロニードルベアリング3内にはできるだけグリース量を多く充填する必要がある。
特公平5−75916号公報 特許第2950438号 特開平9−287570号公報
オイルレスコンプレッサのピストンロッド小端部11には強度や小型化が要求されるため総コロニードルベアリング3が有効である。しかし、通常のグリース封入型のニードルベアリングと比較し、総コロニードルベアリング3は構造上グリースを保持できる量が非常に少なく、グリースが熱膨張しオイルシールのシール部4から漏れ出てしまう恐れを考慮すると寿命の面ではあまり期待できないため、中圧領域のエアを生成するオイルレス式での採用は困難なものである。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的はオイルレス式のコンプレッサのピストンロッド小端部11でのグリース量を増強し、使用される総コロニードルベアリングにおいてはグリース漏れによる潤滑不足が生じにくくし寿命を延長できるオイルレスコンプレッサを提供することにある。
上記目的を解決するために、請求項1の発明は、ピストンロッドの小端部に設けられた円筒穴と、前記円筒穴に挿入され、その両端面にオイルシールが設けられた総コロニードルベアリングと、ピストンの側面に設けられた貫通穴および総コロニードルベアリングに挿入されピストンとピストンロッドを連結するピストンピンと、からなるピストンロッド構造を有するオイルレスコンプレッサにおいて、前記ピストンロッド構造は、前記総コロニードルベアリングの軸方向両端面に設けた前記オイルシールと総コロニードルベアリングとの間に位置するピストンピンの周方向に設けられ、かつ、前記総コロニードルベアリングに塗布しているグリースと同じグリースが充填されたグリース溝を有することを特徴とする。
この構成によれば、ピストンピン部に設けたグリース溝にあらかじめグリースを満たし、ベアリング自体が保持できる量以上にグリース量が確保することにより、グリース漏れによる総コロニードルベアリングの潤滑不足を生じにくくし、寿命を延長することができ、信頼性を向上することができる。
また、外形寸法にほとんど影響が及ばないことから、圧縮負荷に対する強度を有し小型化を図ることのできる総コロ型のニードルベアリングを選定することが可能となり、中圧領域でのオイルレスコンプレッサ設計が可能となる。
請求項2の発明は、ピストンロッドの小端部に設けられた円筒穴と、前記円筒穴に挿入され、その両端面にオイルシールが設けられた総コロニードルベアリングと、ピストンの側面に設けられた貫通穴および総コロニードルベアリングに挿入され、ピストンとピストンロッドを連結するピストンピンと、からなるピストンロッド構造を有するオイルレスコンプレッサにおいて、前記ピストンロッド構造は、前記総コロニードルベアリングの軸方向両端面との間にわずかな隙間を得るようオイルシールを配置すると共にこの隙間に位置する前記ピストンロッドの円筒穴内部の周方向に設けられ、かつ、前記総コロニードルベアリングに塗布しているグリースと同じグリースが充填されたグリース溝とを有することを特徴とする。
この構成によれば、ピストンロッドの円筒穴内部に設けたグリース溝にあらかじめグリースを満たし、ベアリング自体が保持できる量以上にグリース量が確保することにより、グリース漏れによる総コロニードルベアリングの潤滑不足を生じにくくし、寿命を延長することができ、信頼性を向上することができる。
また、外形寸法にほとんど影響が及ばないことから、圧縮負荷に対する強度を有し、小型化を図ることのできる総コロ型のニードルベアリングを選定することが可能となり、中圧領域でのオイルレスコンプレッサ設計が可能となる。
請求項3の発明は、ピストンロッドの小端部に設けられた円筒穴と、前記円筒穴に挿入され、その両端面にオイルシールが設けられた総コロニードルベアリングと、ピストンの側面に設けられた貫通穴および総コロニードルベアリングに挿入されピストンとピストンロッドを連結するピストンピンと、からなるピストンロッド構造を有するオイルレスコンプレッサにおいて、前記ピストンロッド構造は、前記総コロニードルベアリングの軸方向両端面との間にわずかな隙間を得るようオイルシールを配置すると共にこの隙間に位置するピストンピンの周方向及び前記ピストンロッドの円筒穴内部の周方向に設けられ、かつ、前記総コロニードルベアリングに塗布しているグリースと同じグリースが充填されたグリース溝とを有することを特徴とする。
この構成によれば、ピストンピン部およびピストンロッド部に設けたグリース溝にあらかじめグリースを満たし、ベアリング自体が保持できる量以上にグリース量が確保することにより、グリース漏れによる総コロニードルベアリングの潤滑不足を生じにくくし、寿命を延長することができ、信頼性を向上することができる。
また、外形寸法にほとんど影響が及ばないことから、圧縮負荷に対する強度を有し小型化を図ることのできる総コロ型のニードルベアリングを選定することが可能となり、中圧領域でのオイルレスコンプレッサ設計が可能となる。
請求項1〜3に係る発明によれば、ピストンロッド小端部へ加工した円筒穴に軸方向中央部に位置するよう総コロニードルベアリングを挿入し、総コロニードルベアリングの軸方向両端面との間にわずかな隙間を得るようオイルシールを配置すると共にこの隙間に位置するピストンピン部あるいはピストンロッドの円筒穴内部、更にはその両部にグリース溝を設けて総コロニードルベアリングに塗布しているグリースと同じグリースを充填し、ベアリング自体が保持できる量以上にグリース量を確保することにより、グリース漏れによる総コロニードルベアリングの潤滑不足を生じにくくし、寿命を延長することができ、信頼性を向上することができる。
また、外形寸法にほとんど影響が及ばないことから、圧縮負荷に対する強度を有し、小型化を図ることのできる総コロ型のニードルベアリングを選定することが可能となり、中圧領域でのオイルレスコンプレッサ設計が可能となる。
[実施形態1]
上記目的を達成するために、まず、請求項1の発明に対応する実施形態1について説明する。
図1及び図5に示されるように、ピストンロッド2の小端部11の加工した円筒穴に、軸方向中央部に位置するよう総コロニードルベアリング3を挿入し、総コロニードルベアリング3の軸方向両端面に設けたオイルシール4との間に位置するピストンピン部5に周方向にグリース溝12を設けて総コロニードルベアリング3に塗布しているグリースと同じグリースを充填する。
ピストンピン5のグリース溝12は、総コロニードルベアリング3に塗布しているグリース量と同量を確保できる容積としてグリース溝12の深さや幅を決定する。また、ピストンピン5は、中空形状である。グリース溝12を付けるに際し、その強度が劣るため中空内径を小径にし、十分な強度を得られるよう配慮する。グリース溝12の溝幅については、総コロニードルベアリング3の軸方向コロ端面からオイルシールのシート端面までの間であり、コロ端面へのキズ防止やオイルシールのシール面脱落を防止できるよう、それぞれの端面から適度な余裕をもった溝幅とする。
上記の制約を満足すれば、ピストンピン5のグリース溝12の形状は、その断面を半円形やV字形等の加工上安易な形状としても良い。このグリース溝12を設けることにより、グリース量が総コロニードルベアリング3の保持している量と合わせて2倍となりオイルシールの潤滑によるグリース消費や熱膨張によるグリース漏れが発生しても、その対応時間も2倍とすることができる。
実施形態1では、グリース溝12をピストンピン5の外周面に設けるが、中空ピストンピン5の内径を小径にすることで実現できるため、新たな部品を追加することやその他の部品の形状や寸法を変更することなく採用できるため、設計が容易である。また、組立に際しても従来の組みたて技術を持ってすれば容易に実施することが可能である。
[実施形態2]
次に、請求項2の発明に対応する実施形態2について、図2を用いて説明する。
実施形態2では、ピストンロッド小端部11の加工した円筒穴に、軸方向中央部に位置するよう総コロニードルベアリング3を挿入し、総コロニードルベアリング3の軸方向両端面との間にわずかな隙間を得るようオイルシール4を配置し、その隙間に位置するピストンロッド2の円筒穴内部の周方向にグリース溝12を設けて、総コロニードルベアリング3に塗布しているグリースと同じグリースを充填する。
ピストンロッド2のグリース溝12は、総コロニードルベアリング3に塗布しているグリース量と同量を確保できる容積としてグリース溝12の深さや幅を決定する。
グリース溝12を付けるに際し、その強度が劣るためピストンロッド2の円筒穴加工部の肉厚を増やす等の十分な強度を得られるよう配慮する。グリース溝12の幅については、総コロニードルベアリング3の外輪軸方向端面からオイルシール4の外輪内側端面までの間であり、総コロニードルベアリング3およびオイルシール4の外輪面へのキズを防止できるよう、それぞれの端面から適度な余裕をもった溝幅とする。
上記の制約を満足すれば、ピストンロッド2の円筒穴内部のグリース溝12の形状は、その断面を半円形やV字形等の加工上安易な形状としても良い。このグリース溝12を設けることにより、グリース量が、総コロニードルベアリング3の保持している量と合わせて2倍となり、オイルシール4の潤滑によるグリース消費や熱膨張によるグリース漏れが発生しても、その対応時間も2倍とすることができる。
実施形態2では、グリース溝12をピストンロッド2の円筒穴内部の周方向に設けるが、総コロニードルベアリング3の軸方向両端面に設けたオイルシール4との間に、わずかな隙間を得られるようピストンロッド小端部11を軸方向にわずかに寸法延長することと、ピストンロッド2の円筒穴加工部の肉厚を増やすことで実現できるため、新たな部品を追加することや、その他の部品の形状や寸法を変更することなく採用できるため、設計が容易である。また、組立に際しても、従来の組みたて技術を持ってすれば容易に実施することが可能である。
[実施形態3]
請求項3の発明に対応する実施形態3について、図3を用いて説明する。
実施形態3では、ピストンロッド2の小端部11の加工した円筒穴に、軸方向中央部に位置するよう総コロニードルベアリング3を挿入し、ピストンロッド2の円筒穴内部の周方向にグリース溝12aを設けて、総コロニードルベアリング3に塗布しているグリースと同じグリースを充填する。さらに、総コロニードルベアリング3の軸方向両端面に設けたオイルシール4との間に位置するピストンピン部5にも、周方向にグリース溝12bを設けて、総コロニードルベアリング3に塗布しているグリースと同じグリースを充填する。
ピストンロッド2のグリース溝12aやピストンピンのグリース溝12bは、それぞれ総コロニードルベアリング3に塗布しているグリース量と同量を確保できる容積として、グリース溝12a、12bの深さや幅を決定する。
グリース溝12a、12bを付けるに際し、その強度が劣るため、ピストンロッド2の円筒穴加工部の肉厚を増やすことや、ピストンピン5の中空内径を小径にする等、十分な強度を得られるよう配慮する。
ピストンロッド2のグリース溝12aの幅については、総コロニードルベアリング3の外輪軸方向端面から、オイルシール4の外輪内側端面までの間であり、総コロニードルベアリング3およびオイルシール4の外輪面へのキズを防止できるよう、それぞれの端面から適度な余裕をもった溝幅とする。
ピストンピン5のグリース溝12bの幅については、総コロニードルベアリング3の軸方向コロ端面からオイルシールのシート端面までの間であり、コロ8の端面へのキズ防止やオイルシール4のシール面脱落を防止できるよう、それぞれの端面から適度な余裕をもった溝幅とする。
上記の制約を満足すれば、ピストンロッド2およびピストンピン5のグリース溝12a、12bの形状は、その断面を半円形やV字形等の加工上安易な形状としても良い。
このグリース溝12a、12bを設けることにより、グリース量が総コロニードルベアリング3の保持している量と合わせて3倍となり、オイルシール4の潤滑によるグリース消費や、熱膨張によるグリース漏れが発生しても、その対応時間も3倍とすることができる。
ピストンロッド2の円筒穴内部の周方向に設けるグリース溝12aによれば、総コロニードルベアリング3の軸方向両端面に設けたオイルシール4との間にわずかな隙間を得られるようピストンロッド2の小端部11を軸方向にわずかに寸法延長することと、ピストンロッド2の円筒穴加工部の肉厚を増やすこと、また、ピストンピン5の外周面に設けるグリース溝12bによれば、中空ピストンピン5の内径を小径にすることで実現できるため、新たな部品を追加することや、その他の部品の形状や寸法を変更することなく採用できるため、設計が容易である。
組立に際しても、従来の組立技術を持ってすれば容易に実施することが可能である。
さらに、上記実施形態1〜3において、ピストンロッド2の小端部11を可能な範囲で軸方向に寸法延長することで、ピストンロッド2やピストンピン5のグリース溝12、12a、12bを拡大し、総コロニードルベアリング3の保持しているグリース量と合わせて、任意の余裕度を持たせることが可能である。
また新設したグリース溝12、12a、12b以外に、総コロニードルベアリング3の軸方向両端面に設けたオイルシール4との間の隙間にグリースを充填し、グリース量の増強を図っても良い。
グリース溝12,12a、12bは、総コロニードルベアリング3の軸方向両端面に設けることを前提としたが、任意で片側側面に実施しても良い。
また、ニードルベアリングは総コロニードルベアリング以外にも保持器付きニードルベアリングや他のベアリングとしても良い。
実施形態1に係るピストンロッド構造の断面図。 実施形態2に係るピストンロッド構造の断面図。 実施形態3に係るピストンロッド構造の断面図。 ピストン、ピストンロッド構造の組立分解図。 総コロニードルベアリング。 従来のピストンロッド構造。
符号の説明
1…ピストン、2…ピストンロッド、3…総コロニードルベアリング、4…オイルシール、5…ピストンピン、6…ピストンピン固定ネジ、7…ボール、8…コロ、9…外輪、10…つば、11…小端部、12,12a,12b…グリース溝。

Claims (3)

  1. ピストンロッドの小端部に設けられた円筒穴と、前記円筒穴に挿入され、その両端面にオイルシールが設けられた総コロニードルベアリングと、ピストンの側面に設けられた貫通穴および総コロニードルベアリングに挿入され、ピストンとピストンロッドを連結するピストンピンと、からなるピストンロッド構造を有するオイルレスコンプレッサにおいて、前記ピストンロッド構造は、前記総コロニードルベアリングの軸方向両端面に設けた前記オイルシールと総コロニードルベアリングとの間に位置するピストンピンの周方向に設けられ、かつ、前記総コロニードルベアリングに塗布しているグリースと同じグリースが充填されたグリース溝を有することを特徴とするオイルレスコンプレッサ。
  2. ピストンロッドの小端部に設けられた円筒穴と、前記円筒穴に挿入され、その両端面にオイルシールが設けられた総コロニードルベアリングと、ピストンの側面に設けられた貫通穴および総コロニードルベアリングに挿入され、ピストンとピストンロッドを連結するピストンピンと、からなるピストンロッド構造を有するオイルレスコンプレッサにおいて、前記ピストンロッド構造は、前記総コロニードルベアリングの軸方向両端面との間にわずかな隙間を得るようオイルシールを配置すると共にその隙間に位置する前記ピストンロッドの円筒穴内部の周方向に設けられ、かつ、前記総コロニードルベアリングに塗布しているグリースと同じグリースが充填されたグリース溝とを有することを特徴とするオイルレスコンプレッサ。
  3. ピストンロッドの小端部に設けられた円筒穴と、前記円筒穴に挿入され、その両端面にオイルシールが設けられた総コロニードルベアリングと、ピストンの側面に設けられた貫通穴および総コロニードルベアリングに挿入され、ピストンとピストンロッドを連結するピストンピンと、からなるピストンロッド構造を有するオイルレスコンプレッサにおいて、前記ピストンロッド構造は、前記総コロニードルベアリングの軸方向両端面との間にわずかな隙間を得るようオイルシールを配置すると共にその隙間に位置するピストンピンの周方向及び前記ピストンロッドの円筒穴内部の周方向に設けられ、かつ、前記総コロニードルベアリングに塗布しているグリースと同じグリースが充填されたグリース溝とを有することを特徴とするオイルレスコンプレッサ。
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