JP2008095351A - テント - Google Patents

テント Download PDF

Info

Publication number
JP2008095351A
JP2008095351A JP2006277306A JP2006277306A JP2008095351A JP 2008095351 A JP2008095351 A JP 2008095351A JP 2006277306 A JP2006277306 A JP 2006277306A JP 2006277306 A JP2006277306 A JP 2006277306A JP 2008095351 A JP2008095351 A JP 2008095351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric portion
tent
ventilation
fly
mesh
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006277306A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5049545B2 (ja
Inventor
Yasuhisa Aiko
泰久 愛甲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Coleman Co Inc
Original Assignee
Coleman Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Coleman Co Inc filed Critical Coleman Co Inc
Priority to JP2006277306A priority Critical patent/JP5049545B2/ja
Publication of JP2008095351A publication Critical patent/JP2008095351A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5049545B2 publication Critical patent/JP5049545B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)

Abstract

【課題】風を伴う雨の場合においても、常に通気路を確保することができるテントを提供する。
【解決手段】上部布地部(22)と下部布地部(23)の間を連続し、かつ、外方側が下向きのメッシュ部(21)と、2本の支柱(4)の間に伸長し、少なくとも一部が上部布地部(22)の下端に連結され、かつ、上部布地部(22)を下かつで外方へ緊張させるようにポール(24)とにより、シートフライ(20)のベンチレーション構造が形成される。さらに、下部布地部(23)を内方に緊張させるように、インナーテント(10)に連結する一方と下部布地部(23)に連結する他方とが、着脱自在の着脱具(3)で相互に連結する連結部材(1、2)を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、テントのベンチレーション構造に関する。
従来のテントのベンチレーションは、インナーテントおよびシートフライの両方にメッシュ部を設けることにより構成され、シートフライのメッシュ部を覆うように、三角形状シートを用いて、下辺を除いてシートフライに逢着し、かつ、自由状態の下辺を剛性の支持部材に逢着することにより、三角形状シートに外方に向くテンションをかける。このようにして、三角形状シートとシートフライとの間に、通気路を形成するテントは、例えば、実公昭34−9961号公報や、実公昭34−7464号公報に記載されている。
しかし、剛性の支持部材を用いた通気路の確保は、シートフライのテンションにより支えられるため、風荷重などによりシートフライが変形したり、テンションが下がると、十分に通気路を確保できなくなるという問題があった。
このような問題を解決するために、シートフライのメッシュ部を覆う三角形状シートの下辺に弾性部材を逢着することにより通気路を確保するテントが、例えば、特開2004−332312号公報に記載されている。
従来のテントにおいては、前述の三角形状シートにより上方からの雨粒を避けることができ、かつ、シートフライとインナーテントの二重のメッシュ部により、虫などの侵入を阻止することが可能である。
しかし、メッシュ部が、シートフライの傾斜に連続するように張られるため、風を伴う雨の場合、膨らんだ三角形状シートの中に入り込む風の風圧により、メッシュ部を濡らした水滴が弾き飛ばされて、インナーテントに設けられたメッシュ部にかかり、さらにインナーテントの内部に雨水が侵入するという問題があった。前述の特開2004−332312号公報には、このような場合に、テントの内部から紐を引いて、弾性部材の変形により開口部を閉じることが記載されているが、開口部を閉じれば、通気路が確保できなくなるという問題があった。
さらに、従来の構造では、シートフライの上に他部材である三角形状シートを設ける必要があり、シートフライの構造が複雑になるとともに、ベンチレーションの面積が制限されるという問題があった。
実公昭34−9961号公報 実公昭34−7464号公報 特開2004−332312号公報
本発明は、風を伴う雨の場合においても、常に通気路を確保することができるテントを提供することを目的とする。
本発明のテントは、少なくとも2本の支柱と、該支柱の内側に張られるインナーテントと、該支柱の外側に張られるシートフライとからなるテントであり、前記インナーテントは、第1のベンチレーション構造を備え、前記シートフライは、上部布地部と下部布地部とからなり、かつ、上部布地部と下部布地部の間に設けられる第2のベンチレーション構造を備え、第2のベンチレーション構造は、上部布地部と下部布地部の間を連続するメッシュ部と、前記2本の支柱の間に伸長し、少なくとも一部が前記上部布地部の下端に連結され、かつ、前記上部布地部を下方かつ外方へ緊張させるポールと、下部布地部を内方に緊張させるように、インナーテントに連結する一方と下部布地部に連結する他方とが着脱自在の着脱具で相互に連結する連結部材とを有し、前記メッシュ部は、外方側が下向きに張られる。
本発明のテントは、シートフライのベンチレーション構造が安定して下向きに構成され、風により膨らむ部分を設けないため、インナーテントのベンチレーション構造に向かって、雨粒がかかることがなく、風を伴う雨の場合においても、常に通気路を確保することができるという顕著な効果を得ることができる。
本発明のテントを、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例のテントの一部を、拡大して示した縦断面図である。図2は、本発明の一実施例のテントの側面図である。
本発明のテントは、少なくとも2本の支柱(4)と、支柱(4)の内側に張られるインナーテント(10)と、支柱(4)の外側に張られるシートフライ(20)とからなる。インナーテント(10)は、メッシュ部(11)からなる第1のベンチレーション構造を備え、シートフライ(20)は、上部布地部(22)と下部布地部(23)とからなり、かつ、上部布地部(22)と下部布地部(23)の間に設けられる第2のベンチレーション構造を備える。第2のベンチレーション構造は、上部布地部(22)と下部布地部(23)の間を連続するメッシュ部(21)と、2本の支柱(4)の間に伸長し、少なくとも一部が上部布地部(22)の下端に連結され、かつ、上部布地部(22)を下方かつ外方へ緊張させるポール(24)と、下部布地部(23)を内方に緊張させるように、インナーテント(10)に連結する一方と下部布地部(23)に連結する他方とが、着脱自在の着脱具(3)で相互に連結する連結部材(1、2)とを有する。
ポール(24)の固定は、既存の連結具を用いて、その両端を2本の支柱(4)の中間部に連結するか、インナーテント(10)の外側の所定位置、ないしは、シートフライ(20)の内側の所定位置にグロメットを設け、ポール(24)の先端の突起をこのグロメットに嵌合させて、ポール(24)が2本の支柱(4)の間に伸長するようにしてもよい。
従って、ポール(24)により、上部布地部(22)が持ち上げられ、かつ、連結部材(1、2)の張力により、下部布地部(23)が押さえられて、メッシュ部(21)の外方側が下向きに維持される。このような構造には、風によりポケット状に膨らむ構造がない。そのため、メッシュ部(21)を濡らした雨水が風圧による圧力差でシートフライ(20)の内側に弾き飛ばされることがなく、僅かに侵入した雨水は、シートフライ(20)の内側で、インナーテント(10)の外側を垂れて排出される。
従来のベンチレーションにおいては、例えば、ベンチレーションの上部と下部にある布地部の中央部を板状の形状保持部材で支持するか、または、ベンチレーションの上部にある布地部の下端で、ベンチレーションに沿って配設されるプラスチック製の形状保持部材で支持することにより、形状を保持していた。しかしながら、かかる構造、ベンチレーション部を下向きに配置しようとすると、ベンチレーションの上部にある布地部にテンションがかからず、求められる強度を提供できない。一方、シートフライの形状を保持するために、シートフライ全体に下方へのテンションをかけると、ベンチレーションの下向き構造を維持することができない。これに対して、本発明に係るベンチレーションシステムでは、ポール(24)により、ベンチレーションの上部にある布地部(22)には、適切なテンションがかかっている。さらに、シートフライ全体に下方へのテンションがかかっても、該ポール(24)および連結具(3)によるテンションにより、本発明により提供されるベンチレーション構造が維持される。
なお、本発明は、インナーテントとシートフライからなる構造を有する種々のテントに適用される。すなわち、ドーム型、ワイド型、スクウェア型などテントのタイプに拘わらず、適用される。さらに、同様の構造を有すれば、テントの他、シェルタ、シェード等にも適用できる。その他、部材の材料については、公知のものを適用できる。よって、本発明は、シートフライの上部にテンションをかけるポールと、シートフライの上部と下部の間のベンチレーション、およびシートフライの下部をインナーテントを連結する連結具からなるベンチレーションシステムを備えるテントに係り、その思想の範囲内で、変形ないしは設計変更は可能である。従って、ポールの素材、ベンチレーション部の素材、シートフライやインナーテントの素材や構造の制限を受けることはない。例えば、シートフライの下部布地部がメッシュによる窓構造を有してもよく、全体がメッシュにより構成されていてもよい。
本発明の一実施例のテントの一部を、拡大して示した縦断面図である。 本発明の一実施例のテントの側面図である。
符号の説明
1、2 連結部材
3 着脱具
4 支柱
10 インナーテント
11 メッシュ部
20 シートフライ
21 メッシュ部
22 上部布地部
23 下部布地部
24 ポール

Claims (1)

  1. 少なくとも2本の支柱と、該支柱の内側に張られるインナーテントと、該支柱の外側に張られるシートフライとからなるテントであり、前記インナーテントは、第1のベンチレーション構造を備え、前記シートフライは、上部布地部と下部布地部とからなり、かつ、上部布地部と下部布地部の間に設けられる第2のベンチレーション構造を備え、第2のベンチレーション構造は、上部布地部と下部布地部の間を連続するメッシュ部と、前記2本の支柱の間に伸長し、少なくとも一部が前記上部布地部の下端に連結され、かつ、前記上部布地部を下方かつ外方へ緊張させるポールと、下部布地部を内方に緊張させるように、インナーテントに連結する一方と下部布地部に連結する他方とが着脱自在の着脱具で相互に連結する連結部材とを有し、前記メッシュ部は、外方側が下向きに張られるテント。
JP2006277306A 2006-10-11 2006-10-11 テント Expired - Fee Related JP5049545B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006277306A JP5049545B2 (ja) 2006-10-11 2006-10-11 テント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006277306A JP5049545B2 (ja) 2006-10-11 2006-10-11 テント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008095351A true JP2008095351A (ja) 2008-04-24
JP5049545B2 JP5049545B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=39378481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006277306A Expired - Fee Related JP5049545B2 (ja) 2006-10-11 2006-10-11 テント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5049545B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013501170A (ja) * 2009-07-29 2013-01-10 ザ・コールマン・カンパニー・インコーポレイテッド テントもしくはシェルタのためのベント
JP2016196753A (ja) * 2015-04-03 2016-11-24 株式会社キャラバンジャパン テント及びテントシート

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11241465B2 (en) 2017-03-20 2022-02-08 Es Biosolutions, Inc. Compositions and methods for skin treatments

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5045106U (ja) * 1973-08-25 1975-05-07
JPS5288411U (ja) * 1975-12-26 1977-07-01
JPH1096340A (ja) * 1996-09-20 1998-04-14 Yutaka Giken Co Ltd テント

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5045106U (ja) * 1973-08-25 1975-05-07
JPS5288411U (ja) * 1975-12-26 1977-07-01
JPH1096340A (ja) * 1996-09-20 1998-04-14 Yutaka Giken Co Ltd テント

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013501170A (ja) * 2009-07-29 2013-01-10 ザ・コールマン・カンパニー・インコーポレイテッド テントもしくはシェルタのためのベント
JP2016196753A (ja) * 2015-04-03 2016-11-24 株式会社キャラバンジャパン テント及びテントシート

Also Published As

Publication number Publication date
JP5049545B2 (ja) 2012-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102639800A (zh) 用于帐篷或遮蔽物的通风口
US20070062567A1 (en) Modular pole tent and joining means
US20070017563A1 (en) Tent having improved windproof and ventilation abilities
JP5049545B2 (ja) テント
US20100258151A1 (en) Wind-resistant umbrella
JPWO2004059106A1 (ja) 横風対応型野外テント
US20200224447A1 (en) Portable Sun-Shade Assembly
JP3113883U (ja) テント
KR20110062340A (ko) 타프
JP4190552B2 (ja) テント
JP6059869B2 (ja) 組み立て式テント
JP2022190628A (ja) 構造体
KR200474998Y1 (ko) 타프
CN204060120U (zh) 一种新型四角帐篷
KR200453070Y1 (ko) 이중 파라솔
JP2007138422A (ja) バルコニー腰壁の笠木取付部の通気構造
JP2017053125A (ja) テント
JP2007070808A (ja) テント、タープまたはシェードの補強構造
JP4047218B2 (ja) テント用換気構造
JP3200439U (ja) 強風に強いビニールハウス骨組み構造
JP2016196753A (ja) テント及びテントシート
KR200328437Y1 (ko) 캐빈텐트의 지붕처짐방지구조
KR200408381Y1 (ko) 파라솔
KR102568009B1 (ko) 차량용 타프 설치구조
AU2007100171A4 (en) A roof system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110906

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111125

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20111130

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111228

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120723

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5049545

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees