JP3113883U - テント - Google Patents

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Abstract

【課題】通常はテント内の空間への日差しや雨を遮りテントとしての用をなし、強風に吹かれたときに、天幕にテントの内部からの風を十分に流通せしめる通気孔を設けつつ、テント屋根の斜面を上る風に対しても抵抗の少ない側周解放形テントの提供。
【解決手段】テント20の屋根垂直面21又は屋根斜面22において縦方向のスリット31を幅方向に連続して設けてなる通気部30を設け、テント20の内側より通気部30を密接状に覆うメッシュ32を設け、必要に応じ、通気部30において、隣接する帯状部23を上下に所定間隔を以て連結する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、通気部を有すテントに関し、特に該テントを強風に耐えうるようにするものである。
屋外に設置され、例えば行事や催事において使用される、側周開放形のテントは、設置面に立脚状とした周縁の脚柱の上方に、屋根形に枠組してなる屋根枠を配置して、脚柱と屋根枠によりテント内の空間を形成し、該屋根枠にテントを被装して設置され、該テント内への日差しや雨を遮るようにしてある。
このようなテントは、組立や分解、運搬を容易とするため全体として軽量としてあることから、テント内の空間に強風に吹き込むと、テントが強風をはらみ、テント内の空間の圧力が上昇し、テントに強い浮力が生じて、テントが浮上や転倒、倒壊してしまうことがある。
これに対して、テントの脚柱を杭や綱、錘で設置面に対して固定することがなされてはいるが、設置面によっては、杭の打ち込みが許されない場合や、該設置面が硬く杭が打ち込めない場合や、該設置面が軟らかく打ち込んだ杭が働かない場合があり、種々の制約があり、また、かかる強風の強さは予測し難く、このようにテントを設置面に対して固定することのみによっては、強風によるテントの強い浮力に抗して、十分に安定的であるとは断言し得ない。
そのため、強風により生ずるテントの浮力を如何に軽減するかが講じられており、テントが風をはらまぬように、テントにその内部からの風を流通せしめる通気孔を設けたものが、次に挙げる文献に記載される如く提案されている。
特開2004−143809 特開平10−37534 特開平6−66053 実用新案登録第3019737号
これらの特許文献1乃至4に記載されたテントは、通常はテント内の空間への日差しや雨を遮りテントとしての用をなすよう、テントに設けられた通気孔に、これを覆う少なくともその周縁の一部をテントに固定してある蓋が設けられており、テントが強風に吹かれたときに、テントが強風をはらみ、上昇したテント内の空間の圧力により、テントの内側より通気孔の蓋を押し上げて、該通気孔とテントとの間に生じた間隙より上昇したテント内の空間の圧力をテントの外側に逃がすようにしてある。
テントの通気孔の蓋には、上側をテントに固定して、該蓋が上昇したテント内の空間の圧力により持ち上がり通気孔が開くものと、上側と両側とをテントに固定して、該蓋が上昇したテント内の空間の圧力により変形して通気孔が開くものとがあり、更に、一直線的にテントと固定したものには、その可動範囲を制限したものがある。
ここで、テントの通気孔の蓋を上側をテントに固定したものとは、特許文献1の図1乃至図7、特許文献4に示されるように、該蓋を、その屋根斜面又は垂直面においてその上側で一直線的にテントと固定したものであり、更に、その可動範囲を制限したものとは、特許文献1の図9、特許文献3に示されるように、該蓋を、その屋根斜面又は垂直面においてその下側でテントと一定長の紐を介して接続したものである。
そして、テントの通気孔の蓋を上側と両側とをテントに固定したものとは、特許文献1の図8、特許文献2、に示されるように、該蓋を、その屋根斜面又は垂直面においてその下側を除き上側及び両側をテントと必要に応じてまちを入れて固定したものである。
然しながら、上述の如くテントにその内部からの風を流通せしめる通気孔を設けたテントは、テントの通気孔の蓋を上側を該テントに固定したものにあっては、テントの浮上や転倒、倒壊に及ばないような風であっても、テント屋根の内側に吹き込む風とテント屋根の外側に沿って通過する風とがあいまって、テント屋根の内側の気圧の上昇とテント屋根の外側の気圧の低下により、該蓋が度々持ち上がることがあり、該蓋の可動範囲を制限していないものにあっては、該蓋が持ち上がりそのまま反転して捲れてしまうことがあり、特にテントの使用をする際に煩わしいものと言わざるを得ない。
また、テントの通気孔の蓋を上側と両側とをテントに固定したものにあっては、強風に吹かれたときに、風がテント屋根の斜面に沿って上るときに蓋の内側に取り込まれ、該蓋が開いて風に対して抵抗となり、テントに対して過剰の横方向の力が加わり、テントの転倒や倒壊につながる怖れがある。
そこで本考案は、通常はテント内の空間への日差しや雨を遮りテントとしての用をなし、強風に吹かれたときに、テントにその内部からの風を十分に流通せしめる通気孔を設けつつ、テント屋根の斜面を上る風に対しても抵抗の少ない側周解放形テントを提供することを、その解決しようとする課題とした。
本考案によるテントは、上述の如き課題の解決を、次の第1乃至第6の構成とすることにより達するものである。
第1の構成として、テントの斜面又は垂直面に、上下方向のスリットを幅方向に連続して設けてなる通気部を有するテントとする。
更に、第2の構成として、前記の第1の構成に加えて、通気部のスリットが上下方向に所定間隔で間欠的に連結しているテント、又は、第3の構成として、通気部のスリットの隣接する部分が上下方向に所定間隔で紐により間欠的に連結しているテントとする。
そして、第4の構成として、前記の第1乃至第3の何れかの構成に加えて、通気部のスリット部分を内側面から覆う布地もしくはプラスチックシートで形成されたメッシュ片を設けたテントとする。
上述の如く構成したことにより、本考案によるテントは、通常はテント内の空間への日差しや雨を遮りテントとしての用をなし、強風に吹かれたときに、テントにその内部からの風を十分に流通せしめる通気孔を設けつつ、テント屋根の斜面を上る風に対しても抵抗の少ないものとなる。
本校案によるテントを実施するための最良の形態について、図示しつつ説明する。
なお、図1は、本考案によるテントの全体斜視図であり、図2は、テントの通気部において隣接する帯状部の連結を示す部分平面図であり、図3は、テントの通気部のスリットの裂け止め手段および補強手段を示す部分平面図であり、図4は、テントの通気部のメッシュを示す部分断面図であり、図5は、テントの通気部において風圧で変形した状態での帯状部とメッシュとの連結を示す部分断面図であり、図6は、テントの通気部において帯状部とメッシュとの連結を示す部分平面図であり、図7は、テントの通気部において一つおきにメッシュに固定した帯状部を示す部分平面図である。
本考案によるテント20は、図1に示すように、設置面に対して立脚状とした周縁の脚柱11と、その上方に配置する屋根形に枠組してなる屋根枠12とよりなるテント枠によりテント内の空間を形成し、該設置面に設置される側周解放形のテント20として、該屋根枠12に被装されて設置されるものである。
なお、該テント20は収納性や可搬性に優れるよう、テント枠は組立や分解を自在としてあり、主として強質かつ軽量の金属管よりなり、設置面上で連結して組立た屋根枠12をテント20により被覆状として、該テント20の屋根枠側の面の数カ所に適宜具えられる固定用の紐を屋根枠12に対して結着して、テント20と屋根枠12とを一体として、該屋根枠12を持ち上げつつ、その周縁に脚柱11を設置面に対して立脚状として組立られる。
また、該テント20は設置時に安定性に優れるよう、これを組立た後に、設置面に対して固定状とした杭や錘等の固定具とテント枠との間に紐を張設し、又は/且つ、各脚柱11の下端部を直接に杭や錘等の固定具で固定状とし、或いは/且つ、設置面に対して各脚柱11の下端部を打ち込み埋設する等して設置される。
本考案によるテント20は、図1に示すように、その屋根枠12に対して適合するよう縫着や接着して適宜に立体的に形成してなり、本実施の形態においては、両側に三角形の屋根垂直面21と、その間の中央の棟を介して互いに逆勾配の斜面をなす矩形の屋根斜面22とよりなる切妻型に形成されており、屋根垂直面21及び屋根斜面22に通気部30が設けられている。
そして、前記の通気部30は、その内側の一定の範囲において、テント20の屋根垂直面21又は屋根斜面22の縦方向に、テント20を直線的に切開してなるスリット31を、概ね平行状に適宜間隔をおいて横方向に並列的に所要複数有して、テント20に帯状部23をなし、屋根垂直面21、屋根斜面22の各面の全部、又は一部に設けられている。
ここで、帯状部23は、図2に示すように、これとスリット31を介して横方向に隣接する帯状部23と、縦方向に適宜間隔をもって、連結部24を介して連結しておくことにより、該帯状部23の風圧による大きな変形、例えば、スリット31を長くして帯状部23をその幅に対して縦に長くしたときに、中腹にねじれが生じることを防止することができ、そして好ましくは、連結部24において、適宜長さの紐の両端をそれぞれの連結部に連結するようにして、スリット31が一定幅まで開き得るようにして通風を妨げないようにしてあるとよい。
なお、各スリット31は、図3に示すように、帯状部23が風圧等の外力により変形し、該スリット31がその上下端部より外部に裂け広がらないよう、該上下端部には、その先端に丸孔を穿孔する等して該先端のスリット31の輪郭を曲線としてなる裂け止め手段、或いは/且つ、スリット31の末端の内側に補強部材を縫着または接着して、又は/且つ、スリット31の末端の両側の帯状部23を留め具や縫着により固く繋ぎ留めてなる補強手段を具えていることが望ましい。
次に、前記の通気部30は、図4に示すように、そのテント20の内側において、少なくとも該通気部30の範囲を覆う通気性の高い布地もしくはプラスチックシートで形成されたメッシュ32を、帯状部23と密着状となるよう、その周囲を通気部30の周縁に縫着又は接着して具えていることが望ましい。
そして、メッシュ32は、通気部30においてスリット31を設けたことによる緊張の低下で、テント20の帯状部23が該テント20の内側方向に自重や風圧で変形することを防止し、更に、該メッシュ32を変形し難い強質のものとすれば、通気部30のスリット31を設けたことによるテント20の全体の強度の低下を補う効果も現れる。
そのため、メッシュ32は、柔軟な布地もしくはプラスチックシート、紐を編網してなる網状物で形成することもできるが、望ましくは、伸縮し難く強質の布地もしくはプラスチックシート、例えば、テント生地や、繊維基材を有するプラスチックシートを有孔のシート状物としたものにより形成してあるとよい。
ここで、メッシュ32は、図5に示すように、これと密着状となる通気部30の帯状部23のテント20の内側面と、上下方向に適宜間隔をもって、連結部33で連結して間欠的にしておくことにより、該帯状部23の風圧による大きな変形、例えば、スリット31を長くして帯状部23をその幅に対して縦に長くしたときに、中腹にねじれが生じることを防止することができ、連結部33において、適宜長さの紐により連結するようにしてもよい。
このとき、連結部33は、図6に示すように、その縦方向の位置を、これと隣接する帯状部23の連結部33と互い違いにして、互いに縦方向の位置を離してあり、該帯状部23が風圧により変形してメッシュ32よりテントの外側方向に離れたときに、互いに隣接する帯状部23の間のスリット31の通風を妨げ難くしてあることが好ましい。
加えて、メッシュ32は、図7に示すように、テント20の通気部30の範囲において、スリット30を介して隣接して横方向に並列する帯状部23を、横方向に一つ置きにその両側縁をメッシュ32に対して縫着又は接着して固定した固定帯状部23Fとすることにより、通気部30のスリット31を設けたことによるテント20の強度の低下を、一層補うようにしてもよい。
上述の如く構成した本考案によるテントは、これを被装した側周解放形テントを、例えば行事や催事に使用すべく屋外に設置したときに、強風に吹かれても安定して、浮上や転倒、倒壊し難いものとすることができ、強風の多くある場所や季節においても、安心して使用することのできるものとできる。
テントの全体斜視図 帯状部の連結を示す部分平面図 スリットの裂け止め手段および補強手段を示す部分平面図 通気部のメッシュを示す部分断面図 風圧で変形した状態での帯状部とメッシュとの連結を示す部分断面図 帯状部とメッシュとの連結を示す部分平面図 一つおきにメッシュに固定した帯状部を示す部分平面図
符号の説明
11 脚柱
12 屋根枠
20 テント
21 屋根垂直面
22 屋根斜面
23 帯状部
23F 固定帯状部
24 連結部
30 通気部
31 スリット
32 メッシュ
33 連結部

Claims (4)

  1. テントの斜面又は垂直面に、上下方向のスリットを幅方向に連続して設けてなる通気部を有することを特徴とするテント。
  2. 通気部のスリットが上下方向に所定間隔で間欠的に連結していることを特徴とする請求項1に記載のテント。
  3. 通気部のスリットの隣接する部分が上下方向に所定間隔で紐により間欠的に連結していることを特徴とする請求項1に記載のテント。
  4. 通気部のスリット部分を内側面から覆う布地もしくはプラスチックシートで形成されたメッシュ片を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のテント。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008308932A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Koichi Odaka 簡易折畳み車庫
JP2016196753A (ja) * 2015-04-03 2016-11-24 株式会社キャラバンジャパン テント及びテントシート
JP7399676B2 (ja) 2019-10-25 2023-12-18 コクヨ株式会社 屋内用テント

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