JP2800093B2 - テント - Google Patents

テント

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JP2800093B2
JP2800093B2 JP13873694A JP13873694A JP2800093B2 JP 2800093 B2 JP2800093 B2 JP 2800093B2 JP 13873694 A JP13873694 A JP 13873694A JP 13873694 A JP13873694 A JP 13873694A JP 2800093 B2 JP2800093 B2 JP 2800093B2
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昌俊 高林
一久 青枝
実 田中
修 斉藤
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Yutaka Giken Co Ltd
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Yutaka Giken Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、日除け、風除け又は休
息用に使用されるテントであって、使用目的に応じて広
さや形態を変更できるテントに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のテントにはいくつかの形式のも
のが知られており、例えば二つのテントを並べ、その下
半部を筒状の渡り廊下で接続するものがある(実開平1
−102358)。この従来のテントは、渡り廊下を取
付けるための取付け構造をテントのシートに設けなけれ
ばならないため、該シートの構造が複雑になり重量も大
になる。また、前記筒状の渡り廊下はテントの下半部に
設けられるため、その内部を移動するのが困難であり、
居住空間の増大量も実質上少ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、使用目的に
応じて簡単に広さや形態を変更できるテントを得ること
を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明における前記課題
の第1の解決手段は、請求項1に記載したとおり、骨材
を交差して組合わせた骨部と、骨材に取付けられてその
両側に沿う係止部と、2組の骨部の骨間側面の間で、
両端を各骨部に設けた係止部材に接続してトンネル形に
張設される接続シートと、他の骨間側面に取付けられる
側面シートと、を備えることを特徴とする。
【0005】また、第2の解決手段は、請求項2に記載
したとおり、骨材を交差して組合わせた骨部と、骨材に
取付けられてその両側に沿う係止部材と、骨間側面の一
つにあって一端が前記係止部材に接続され、先端が前記
骨間側面の上部にある庇シートと、他の骨間側面に取付
けられる側面シートと、を備えることを特徴とする。
【0006】更に、第3の解決手段は、請求項3に記載
したとおり骨材を交差して組合わせた骨部と、骨材に取
付けられてその両側に沿う係止部材と、骨間側面の一つ
にあって一端が前記係止部材の上半部に接続され、先端
がポールで支持される長庇シートと、他の骨間側面に取
付けられる側面シートと、を備えることを特徴とする。
【0007】また、第4の解決手段は、請求項4に記載
したとおり骨材を交差して組合わせた骨部と、骨材に取
付けられてその両側に沿う係止部と、2組の骨部の骨
間側面の間で、両端を各骨部に設けた係止部材の上半部
に接続して屋根形に張設される屋根シートと、他の骨間
側面に取付けられる側面シートと、を備えることを特徴
とする。
【0008】
【作用】請求項1によれば、接続シートは、二つのテン
トの骨部間で略水平に伸びて、該二つのテントの頂点と
略同一高さに形成されるので、広い居住空間が得られる
と共に、その中での移動も容易にできる。また請求項2
によれば、庇シートにより日差しがテント内に入るのを
防止できると共に、庇シートの下部の開放部分により風
通しが維持される。
【0009】更に、請求項3によれば、長庇シートによ
って日除け空間が大になり、請求項4によっても屋根形
シートによって日除け空間が大になる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。なお、本発明の実施に利用するテントの基本構造
は、本出願人が実願平5−63519としてさきに出願
したものと同じである。図1で1は骨部で2本の骨材2
を十字形に組合わせたものである。骨材2は、1本のパ
イプ又は細い棒材で作られるか、又は短いパイプ又は棒
材を分解可能に接続して作られ、使用時にアーチ形に弾
性変形させるか又は予めアーチ形にしたものとする。
【0011】各骨材2,2間には四つの骨間側面3が形
成され、該骨間側面3を閉じるために、図2に示すよう
に骨部1に十字形の係止帯4が取付けられ、これに4枚
の側面シートが取付けられたとき外面が閉ざされたテン
トになる。
【0012】図3,4に示すように係止帯4は、天布5
に4本の袋部6が縫着され、各袋部6の両側から天布5
の縁部にわたって係止部材7が取付けられたものであ
り、袋部6に骨材2を通して十字状に組合わされ、袋部
6と骨材2は脚端付近で図4に示すようにロープ8で結
着され、更に必要あれば図2のロープ9で対角線状に結
着される。
【0013】係止部材7は、袋物、衣類などの開閉部に
用いられるスライドファスナの片側部分であるが、係止
部材7としてはホック、又はボタンと穴による係脱手
段、鳩目穴とひもによる結着手段などから適宜に採用す
ることができる。
【0014】そして、図5に示す略三角形の側面シート
10が前記骨間側面3を閉じるように取付けられる。該
側面シート10は、二つの斜辺にわたって山形にスライ
ドファスナの片側である係止部材11が取付けられ、該
係止部材11が前記係止部材7に結合されて骨間側面3
を閉じるもので、例えば図6に示すように3面を側面シ
ート10で閉じることによりテントT1とすることがで
きるし、4面全部を閉じたものとすることもできる。
【0015】底辺の係止部材12は、図7に示すように
係止帯3,3を下端で結ぶ連結帯15を設けた場合に利
用され、該連結帯15の上端の係止部材16と結合され
る。図7において、連結帯15は、直角に曲折された水
平部材17とその内周側の係止部材18を有し、該係止
部材18によって底布19が取付けられてテントT2
構成される。
【0016】本発明は、前記のように骨間側面3に側面
シート10を取付ける形式のテントに実施されるもの
で、図8は図7のテントT2に実施した例であり、2個
のテントT2を骨間側面を対向させて並べ、そこの係止
部材7に接続シート20がトンネル状に取付けられてい
る。
【0017】接続シート20は、図9に示すように略菱
形をなし、周囲に係止部材21が取付けられてテントT
2の係止部材7に接続される。該接続シート20の頂点
間の長さをL1とすれば、複合されたテントでは、上部
空間の長さがL1だけ伸び、居住性は格段に向上する。
【0018】更に、仮想線22で示すように頂点間の長
さを大にしてL2とすればそれだけ居住面積は拡大す
る。この場合は、テントT2のずれ防止手段や接続シー
ト20に対する支持ビーム又は支柱等の支持手段を設け
ることが望ましい。
【0019】前記実施例は、連結帯15をもつテントT
2に実施したものであるが、連結帯15をもたないテン
トT1に対しても同様に実施することができる。図中1
1は開閉自在の出入口である。
【0020】また、各テントの形状及びその接続態様
は、前記のものに限らず、設置場所の地形、利用人数等
に合わせて組合わせることができ、例えば図10〜12
に示すようにすることができる。図中各テントTA
B,TCは、骨材を斜めに交差させて底辺23,24の
長さを異ならせ、底面を長方形にした構造のテントであ
り、各テントTA,TBの短辺24,24を一直線上に並
べ、対向する骨間側面を接続シート25で接続し、更に
テントTB,TCの長辺23,23を一直線上に並べて接
続シート26で接続したものであり、全体としてL字形
にされている。
【0021】このように、テントと接続シート20,2
5,26を用いることにより多種の複合テントを作るこ
とができるが、このような複合テント又は複合しない単
独のテントにおいて、通風、採光の調節をしたいときは
一部の側面シート10を外したり、図13,14に示す
庇シート28に代えたりすることができる。同図はテン
トTAの一つの骨間側面に庇シート28を取付けたもの
を示し、該庇シート28は、端縁29が外方へ張り出す
ように張りのあるシート材を使用するのが望ましく、該
端縁29とは反対側の縁に設けた係止部材30で骨部側
の係止部材7に接続される。
【0022】なお、庇シート28の端縁29に係止部材
を取付けておき、該庇シート28の2枚を該係止部材で
接続して接続シート20として使用することもできる。
【0023】次に図15に示す実施例は、テントTA
骨間側面の上半部の係止部材に長庇シート31の一端を
接続し、他端をポール32で支持したものである。この
ようにすることによりテント内外の日除け空間が大にな
り、多人数で利用することができる。
【0024】図16の実施例は、二つのテントT1の対
向する骨間空間の係止帯4の上半部に屋根形シート33
の両端を接続したものでる。このテントにおいても長い
屋根シート33によってテント内外にわたる長い日除け
空間ができる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなとおり、請求項
1の手段によれば、二つ以上のテントにおける側面シー
トを取付けるための係止部材に、接続シートを着脱する
という簡単な手段で、テントの広さを増減でき、しかも
接続シートの外には特別の資材を使用しないから、全体
としても資材量が少なく組立て、分解、運搬に便利であ
る。
【0026】また、請求項2の手段によれば、側面シー
ト用の係止部材を利用して骨間側面の上部だけを遮る庇
シートを取付けできるので、着脱が容易である利点を有
し、またテント内の通風を維持しながら日除け空間を増
大できる利点を有する。
【0027】更に、請求項3又は請求項4の手段によれ
ば、長庇シート又は屋根形シートの1枚を付加するだけ
で、通風が良好な大きい日除け空間をテント内外にわた
って形成できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 テントの骨部の斜視図
【図2】 係止帯を取付けた骨部の斜視図
【図3】 係止帯の平面図
【図4】 脚部の断面図
【図5】 側面シートの正面図
【図6】 テントの斜視図
【図7】 他のテントの斜視図
【図8】 接続したテントの斜視図
【図9】 接続シートの平面図
【図10】 他の形態で接続したテントの斜視図
【図11】 同上正面図
【図12】 同上側面図
【図13】 庇を取付けたテントの斜視図
【図14】 同上側面図
【図15】 長庇シートを取付けたテントの側面図
【図16】 屋根形シートを取付けたテントの斜視図
【符号の説明】
1 骨部 2 骨材 3 骨間側面 4 係止帯 7,11,12,21,30 係止部材 10 側面シート 20,25,26 接続シート 28 庇シート 31 長庇シート 33 屋根形シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 修 静岡県浜松市豊町508番地の1 株式会 社ユタカ技研内 (56)参考文献 実開 平6−22471(JP,U) 実開 平6−51431(JP,U) 実開 平6−67726(JP,U) 実開 昭54−182506(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 15/18 E04H 15/30

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨材を交差して組合わせた骨部と、骨材
    に取付けられてその両側に沿う係止部と、2組の骨部
    の骨間側面の間で、両端を各骨部に設けた係止部材に接
    続してトンネル形に張設される接続シートと、他の骨間
    側面に取付けられる側面シートと、を備えることを特徴
    とするテント。
  2. 【請求項2】 骨材を交差して組合わせた骨部と、骨材
    に取付けられてその両側に沿う係止部材と、骨間側面の
    一つにあって一端が前記係止部材に接続され、先端が前
    記骨間側面の上部にある庇シートと、他の骨間側面に取
    付けられる側面シートと、を備えることを特徴とするテ
    ント。
  3. 【請求項3】 骨材を交差して組合わせた骨部と、骨材
    に取付けられてその両側に沿う係止部材と、骨間側面の
    一つにあって一端が前記係止部材の上半部に接続され、
    先端がポールで支持される長庇シートと、他の骨間側面
    に取付けられる側面シートと、を備えることを特徴とす
    るテント。
  4. 【請求項4】 骨材を交差して組合わせた骨部と、骨材
    に取付けられてその両側に沿う係止部と、2組の骨部
    の骨間側面の間で、両端を各骨部に設けた係止部材の上
    半部に接続して屋根形に張設される屋根シートと、他の
    骨間側面に取付けられる側面シートと、を備えることを
    特徴とするテント。
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