JP3231005U - 鋼管杭溶接用防雨装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】現場での建設機械との干渉を減らし、十分な防雨効果を得ることが可能な悪天候時に使用される鋼管杭溶接作業用防雨防風装置を提供する。
【解決手段】鋼管杭8の外周位置に配置されて鋼管杭8の溶接時に使用される防雨装置1は、骨組み部材とシート4とを備える。骨組み部材は鋼管杭8の周面に沿わせる固定部31と、固定部31から斜め下方に伸びる骨部32とを備える。シート4は骨組み部材を覆うように配置され、シート4を鋼管杭8の軸方向から見たとき、外周縁41に直線部を有する。
【選択図】図2
【解決手段】鋼管杭8の外周位置に配置されて鋼管杭8の溶接時に使用される防雨装置1は、骨組み部材とシート4とを備える。骨組み部材は鋼管杭8の周面に沿わせる固定部31と、固定部31から斜め下方に伸びる骨部32とを備える。シート4は骨組み部材を覆うように配置され、シート4を鋼管杭8の軸方向から見たとき、外周縁41に直線部を有する。
【選択図】図2
Description
本考案は、悪天候時に使用される鋼管杭溶接作業用防雨装置に関する。
一般に、長尺の鋼管杭の施工時には鋼管杭を現場に搬入してそれを地中に打設し、その上にさらに鋼管を溶接によって接続する。この場合、雨天時に作業を行うと、溶接不良が発生する可能性が高いことから天候によって現場での溶接作業を中止せざるを得ないことがあり、工程の遅れなどの影響が発生する。
前記の不具合を解決し、雨天時にも現場での鋼管杭の溶接作業を行えるようにする従来技術として、鋼管に取り付ける防雨装置が用いられている(例えば下記特許文献1及び特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2で示すような略円錐形の防雨装置では、狭小な作業現場において鋼管杭打設用の建設機械とシートとの間に干渉を生じてしまい、防雨装置を破損してしまうことがあった。この干渉を防ぐためには、より小さい防雨装置を用いる等しなければならず、雨除けの効果が十分に発揮されなくなってしまっていた。
本考案は、上述の事情に鑑み、現場での建設機械との干渉を減らし、十分な防雨効果を得ることが可能な鋼管杭溶接用の防雨装置を提供することを目的とするものである。
本考案者らは上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、下記のように本考案に想到した。
本考案の第1の局面は次のように規定される。即ち鋼管杭の外周位置に配置されて鋼管杭の溶接時に使用される防雨装置であって、
緊張部材とシートとを備え
前記緊張部材は、前記シートに緊張力を与え前記シートの外周縁を前記鋼管杭の周縁に展開し、
前記シートは、前記鋼管杭の軸方向から見たとき、外周縁に直線部を有する防雨装置。
本考案の第1の局面は次のように規定される。即ち鋼管杭の外周位置に配置されて鋼管杭の溶接時に使用される防雨装置であって、
緊張部材とシートとを備え
前記緊張部材は、前記シートに緊張力を与え前記シートの外周縁を前記鋼管杭の周縁に展開し、
前記シートは、前記鋼管杭の軸方向から見たとき、外周縁に直線部を有する防雨装置。
このように規定される第1の局面の防雨装置によれば、シートの外周縁に設けた直線部を建設機械に対向させることができる。一般的に建設機械は矩形の筐体を備えるので、シートの外周縁の直線部を建設機械の筐体に沿わせて配置することで、シートの外周縁と建設機械の間の干渉を避けつつ、鋼管杭と建設機械との間のスペースの略全域をシートでカバーできる。換言すれば、従来の略円錐形の防雨装置と比較して防雨可能な作業スペースを広くとることができる。
この考案の第2の局面は次のように規定される。即ち、第1の局面に規定の防雨装置において、前記緊張部材は骨組み部材からなり、この骨組み部材は鋼管杭の周面に沿わせる固定部と、固定部から斜め下方に伸びる骨部とを備えてなる。
この骨組み部材を覆うようにシートが配置される。
このように規定される第2の局面の防雨装置によれば、緊張部材に骨組み部材を採用したので装置全体が軽量化される。
この骨組み部材を覆うようにシートが配置される。
このように規定される第2の局面の防雨装置によれば、緊張部材に骨組み部材を採用したので装置全体が軽量化される。
この考案の第3の局面は次のように規定される。即ち、第1の局面に規定の防雨装置において、緊張部材をシートの外周縁と地面とをつなぐロープとすることができる。
このように規定される第3の局面の防雨装置によれば、前述の緊張部材に骨組み部材を用いる防雨装置と比較して、部品点数が削減される。これにより、装置の更なる軽量化が達成でき、かつ装置を安価に提供可能となる。
このように規定される第3の局面の防雨装置によれば、前述の緊張部材に骨組み部材を用いる防雨装置と比較して、部品点数が削減される。これにより、装置の更なる軽量化が達成でき、かつ装置を安価に提供可能となる。
この考案の第4の局面は次のように規定される。即ち、第1〜3のいずれかの局面に規定の防雨装置において、シートを鋼管杭の軸方向から見たとき、シートの外周縁が四角形又は六角形とできる。
このように規定される第4の局面の防雨装置によれば、シートの張設方向の如何にかかわらず、シートの外周縁の直線部を建設機械に容易に対向させられるので、防雨装置の設置が容易になる。外周縁を四角形とすればより防雨可能な作業スペースを広くとることができ、六角形とすれば、六角形の各頂点を緊張部材で支持したとき、四角形の防雨装置に比べてのその機械的強度を上げることができる。
このように規定される第4の局面の防雨装置によれば、シートの張設方向の如何にかかわらず、シートの外周縁の直線部を建設機械に容易に対向させられるので、防雨装置の設置が容易になる。外周縁を四角形とすればより防雨可能な作業スペースを広くとることができ、六角形とすれば、六角形の各頂点を緊張部材で支持したとき、四角形の防雨装置に比べてのその機械的強度を上げることができる。
この考案の第5の局面は次のように規定される。即ち、第1〜4のいずれかの局面に規定の防雨装置において、シートの外周縁から吊り下げられるたれ部を備えることができる。
このように規定される第5の局面の防雨装置によれば、シート下の作業スペースに吹き込む横方向の風をたれ部により防ぐことが可能になる。防雨装置の設置環境に応じて、たれ部の縦方向長さは任意に設計できる。例えば、寒冷地ではたれ部としてその下端が地面に接触する長さのものを採用できる。このたれ部はシートの外周縁に着脱自在に取付けられる。ここに、シートの外周縁とは、シートの外周の端縁のみを指すものではなく、その近傍も含むものとする。このたれ部はシートの外周縁の全周若しくは一部に取付けられる。
このように規定される第5の局面の防雨装置によれば、シート下の作業スペースに吹き込む横方向の風をたれ部により防ぐことが可能になる。防雨装置の設置環境に応じて、たれ部の縦方向長さは任意に設計できる。例えば、寒冷地ではたれ部としてその下端が地面に接触する長さのものを採用できる。このたれ部はシートの外周縁に着脱自在に取付けられる。ここに、シートの外周縁とは、シートの外周の端縁のみを指すものではなく、その近傍も含むものとする。このたれ部はシートの外周縁の全周若しくは一部に取付けられる。
この考案の第6の局面は次のように規定される。即ち、第5の局面に規定の防雨装置において、たれ部に下向きに開口する袋を有することができる。
このように規定される第5の局面の防雨装置によれば、下向きに開口する袋に後述する支柱の上端を挿入できる。また、鋼管杭の軸方向から見たとき、袋を緊張部材と重なるように設置することで、支柱で緊張部材を支えることができ、防雨装置全体の強度を上げることができる。
このように規定される第5の局面の防雨装置によれば、下向きに開口する袋に後述する支柱の上端を挿入できる。また、鋼管杭の軸方向から見たとき、袋を緊張部材と重なるように設置することで、支柱で緊張部材を支えることができ、防雨装置全体の強度を上げることができる。
この考案の第7の局面は次のように規定される。即ち、第6の局面に規定の防雨装置において、袋に上端が挿入される支柱を備える。
このように規定される第5の局面の防雨装置によれば防雨装置全体の強度を上げることができ、作業スペースの高さを一律にすることができる。また、支柱の長さを変更可能とすることで、防雨装置全体の高さを変更可能にできる。さらに、袋を上向きにも開口することで、緊張部材と支柱の上端を直接結合でき、シートの外周縁に取り付けた金属環等に支柱の上端を結合することもできる。これにより、防雨装置全体の強度を上げることができる。
このように規定される第5の局面の防雨装置によれば防雨装置全体の強度を上げることができ、作業スペースの高さを一律にすることができる。また、支柱の長さを変更可能とすることで、防雨装置全体の高さを変更可能にできる。さらに、袋を上向きにも開口することで、緊張部材と支柱の上端を直接結合でき、シートの外周縁に取り付けた金属環等に支柱の上端を結合することもできる。これにより、防雨装置全体の強度を上げることができる。
この考案の第8の局面は次のように規定される。即ち、第1〜7のいずれかの局面に規定の防雨装置において、シートは鋼管杭と平行に切断され、切断縁を接続する面ファスナーを設けることができる。
このように規定される第8の局面の防雨装置によれば、切断縁を開口した状態で鋼管杭に横方向から防雨装置を取り付けられる。また、従来の防雨装置においては、鋼管杭と建設機械の間隔が十分に取れない場合、防雨装置と建設機械の間に干渉を生じていた。しかし、切断縁をシートの外周縁から一部開口することにより、防雨装置と建設機械との干渉を避けることができる。換言すれば、従来の防雨装置と比較して防雨可能な作業スペースを広くとることができる。
このように規定される第8の局面の防雨装置によれば、切断縁を開口した状態で鋼管杭に横方向から防雨装置を取り付けられる。また、従来の防雨装置においては、鋼管杭と建設機械の間隔が十分に取れない場合、防雨装置と建設機械の間に干渉を生じていた。しかし、切断縁をシートの外周縁から一部開口することにより、防雨装置と建設機械との干渉を避けることができる。換言すれば、従来の防雨装置と比較して防雨可能な作業スペースを広くとることができる。
以下、図面を参照しながら本考案の実施形態について説明する。
図1は本考案に係る防雨装置1と建設機械9の位置関係を示す平面図である。図1に示すように、防雨装置1は鋼管杭8の周囲を取り囲むように配置される。この防雨装置1は、緊張部材3とシート4とを備えている。
図1は本考案に係る防雨装置1と建設機械9の位置関係を示す平面図である。図1に示すように、防雨装置1は鋼管杭8の周囲を取り囲むように配置される。この防雨装置1は、緊張部材3とシート4とを備えている。
シート4は鋼管杭8の軸方向上向きから見たとき、その外周縁41に直線部を有している。鋼管杭8が打設作業用の建設機械9と隣接する場合においても、シート4の直線部を建設機械9へ対向させることで両者を可能な限り近づけられ、従来の略円形型の外周縁42(破線で記載されている)を有する防雨装置に比べて鋼管杭8と建設機械9間の広い領域にシートを広げることができ、高い防雨効果を期待できる。
この例では、シート4の外周縁を四角形とした。これにより、シート4の張設方向の如何にかかわらず、シートの外周縁の直線部が建設機械に対向するので、防雨装置の設置が容易になる。
シート4の材質は対候性のある材料であれば特に限定されず、塩化ビニル等の樹脂製の他、布製とすることもできる。
この例では、シート4の外周縁を四角形とした。これにより、シート4の張設方向の如何にかかわらず、シートの外周縁の直線部が建設機械に対向するので、防雨装置の設置が容易になる。
シート4の材質は対候性のある材料であれば特に限定されず、塩化ビニル等の樹脂製の他、布製とすることもできる。
緊張部材3は、シート4の形状に合わせて準備される。例えば、シート4が略正方形の場合は4本の骨組み部材が鋼管杭8を中心に放射状に各90度の間隔をとって配置され、その先端部は四角形のシート4の角部に対向する。
シート4と緊張部材3との連結構造は任意に選択できる。例えば、シート4を緊張部材3に対して、紐で縛着したり面ファスナーを用いて固定したりすることができる。シート4の内側に緊張部材3を通す筒状部材を取り付けてもよい。
シート4と緊張部材3との連結構造は任意に選択できる。例えば、シート4を緊張部材3に対して、紐で縛着したり面ファスナーを用いて固定したりすることができる。シート4の内側に緊張部材3を通す筒状部材を取り付けてもよい。
図2(A)は本考案に係る外周縁41が四角形で緊張部材に骨組み部材3を用いる防雨装置1を示す平面図であり、図2(B)は図2(A)におけるB−B断面図である。図2(A)に示すように、防雨装置1は、骨組み部材3と、骨組み部材3を覆うシート4を備えている。
骨組み部材3は、図2(B)に示す通り、鋼管杭8の周面に軸方向へ沿わせる固定部31と、固定部31の下端に接合され、斜め下方に伸びる骨部32とを備える。この例では、固定部31と骨部32とは屈折した一本の鋼材で形成されているが、固定部31と骨部32とをヒンジ結合してもよい。固定部31と骨部32とを別部材で形成してもよい。骨部32はシート4を保持しかつ風雨に耐える機械的剛性を備えるものとする。かかる骨組み部材3の材料として金属や樹脂を採用できる。
骨組み部材3は、図2(B)に示す通り、鋼管杭8の周面に軸方向へ沿わせる固定部31と、固定部31の下端に接合され、斜め下方に伸びる骨部32とを備える。この例では、固定部31と骨部32とは屈折した一本の鋼材で形成されているが、固定部31と骨部32とをヒンジ結合してもよい。固定部31と骨部32とを別部材で形成してもよい。骨部32はシート4を保持しかつ風雨に耐える機械的剛性を備えるものとする。かかる骨組み部材3の材料として金属や樹脂を採用できる。
図3は本考案に係る防雨装置1の緊張部材にロープ33を用いた場合の側面図である。図3に示すように、防雨装置1はロープ33とロープ33の一部を覆うシート4を備えている。
ロープ33は、図3に示す通りシート4の外周縁41から斜め下方の地面向けて展張している。ロープ33の下端は地面に打設した杭や樹木や石等の突起、十分な安定性を有する建設資材等に縛着してもよいし、自在金具やカラビナを用いて取り付けてもよい。シート4とロープ33との連結構造は任意に選択できる。例えば、ロープ33の上端はシート4の外周縁41に取り付けたリング等に縛着してもよい。ロープ33はシート4を保持しかつ風雨に耐える引張強度を備えるものとする。かかるロープ33の材料として合成繊維や鋼線を採用できる。
ロープ33は、図3に示す通りシート4の外周縁41から斜め下方の地面向けて展張している。ロープ33の下端は地面に打設した杭や樹木や石等の突起、十分な安定性を有する建設資材等に縛着してもよいし、自在金具やカラビナを用いて取り付けてもよい。シート4とロープ33との連結構造は任意に選択できる。例えば、ロープ33の上端はシート4の外周縁41に取り付けたリング等に縛着してもよい。ロープ33はシート4を保持しかつ風雨に耐える引張強度を備えるものとする。かかるロープ33の材料として合成繊維や鋼線を採用できる。
本考案に係る防雨装置1のシート4の外周縁41の形状として四角形(図1および図2)若しくは六角形(図4)を採用できる。これにより、シート4の張設方向の如何にかかわらず、シート4の外周縁41の直線部が建設機械に対向するので、防雨装置の設置が容易になる。また、外周縁41を四角形とすればより防雨可能な作業スペースを広くとることができ、六角形とすることにより緊張部材3を密にすることで防雨装置の強度を上げることができる。
図2(B)および図3で示すように、本考案に係る防雨装置1のシート4にはその外周縁41から吊り下げられるたれ部5を備えることが好ましい。これにより防風効果を確保できる。
このたれ部5はシート4に対して固定されていても、着脱自在であってもよい。
たれ部5の縦方向長さは任意に設計できる。例えば、たれ部5としてその下端が地面に接触する長さのものは、シート4に対して着脱自在とすることで、作業時の気候に適応させることが好ましい。
たれ部5の形成材料はシート4と同じとすることが好ましいが、両者を別体とすることもできる。
このたれ部5はシート4に対して固定されていても、着脱自在であってもよい。
たれ部5の縦方向長さは任意に設計できる。例えば、たれ部5としてその下端が地面に接触する長さのものは、シート4に対して着脱自在とすることで、作業時の気候に適応させることが好ましい。
たれ部5の形成材料はシート4と同じとすることが好ましいが、両者を別体とすることもできる。
たれ部5に下向きに開口する袋51を取り付けることができる(図2(B)参照)。この袋51に支柱6の上端が挿入される。これにより、防雨装置全体の強度を上げることができ、作業スペースの高さを一律にすることができる。支柱は金属製又は樹脂製としてもよく、高さを変更可能としてもよい。また、支柱6の下端には土中への沈み込みを防止するための、支柱6の断面より大きな面積の接地部を設けることができる。
図5は本考案に係る防雨装置1のシート4において、切断縁7を一部開口した場合の平面図である。図5で示すように、シート4は鋼管杭8と平行に切断されており、切断縁7を接続する面ファスナーが設けられている。これにより、切断縁7を開口した状態で鋼管杭8に横方向から防雨装置1を取り付けられる。この切断縁は、建設機械に対向させる直線部の中央に設けることが好ましい。建設機械が雨風除けとなって、切断縁を接合する作業が容易になるからである。また、従来の防雨装置においては、鋼管杭8と建設機械9の間隔が十分に取れない場合、防雨装置と建設機械9の間に干渉を生じていた。しかし、図5で示すように切断縁7をシート4の外周縁41から一部開口することにより、防雨装置1と建設機械9との干渉を避けることができる。換言すれば、従来の防雨装置と比較して防雨可能な作業スペースを広くとることができる。
以上本考案の実施形態について詳述したが、本考案はこれらの説明に何ら限定されるものではない。請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの考案に含まれる。
1 防雨装置
3 緊張部材(骨組み部材)
4 シート
5 たれ部
6 支柱
7 切断縁
8 鋼管杭
9 建設機械
31 固定部
32 骨部
33 ロープ33
41 外周縁
51 袋
81 溶接部
3 緊張部材(骨組み部材)
4 シート
5 たれ部
6 支柱
7 切断縁
8 鋼管杭
9 建設機械
31 固定部
32 骨部
33 ロープ33
41 外周縁
51 袋
81 溶接部
Claims (8)
- 鋼管杭の外周位置に配置されて鋼管杭の溶接時に使用される防雨装置であって、
緊張部材とシートとを備え
前記緊張部材は、前記シートに緊張力を与え前記シートの外周縁を前記鋼管杭の周縁に展開し、
前記シートは、前記鋼管杭の軸方向から見たとき、外周縁に直線部を有する防雨装置。 - 前記緊張部材は、骨組み部材からなり、前記骨組み部材は前記鋼管杭の周面に沿わせる固定部と、前記固定部から斜め下方に伸びる骨部とを備え、
前記シートは前記骨組み部材を覆うように配置される、請求項1に記載の防雨装置。 - 前記緊張部材は、前記シートの外周縁と地面とをつなぐロープである、請求項1に記載の防雨装置。
- 前記シートを前記鋼管杭の軸方向から見たとき、外周縁が四角形又は六角形である請求項1〜3のいずれかに記載の防雨装置。
- 前記シートの外周縁から吊り下げられるたれ部を有する請求項1から4のいずれかに記載の防雨装置。
- 前記たれ部に下向きに開口する袋を有する請求項5に記載の防雨装置。
- 前記袋に上端が挿入される支柱を有する請求項6に記載の防雨装置。
- 前記シートは前記鋼管杭と平行に切断されており、切断縁を接続する面ファスナーが設けられている請求項1から7のいずれかに記載の防雨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005370U JP3231005U (ja) | 2020-12-11 | 2020-12-11 | 鋼管杭溶接用防雨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005370U JP3231005U (ja) | 2020-12-11 | 2020-12-11 | 鋼管杭溶接用防雨装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3231005U true JP3231005U (ja) | 2021-03-04 |
Family
ID=74673531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020005370U Active JP3231005U (ja) | 2020-12-11 | 2020-12-11 | 鋼管杭溶接用防雨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3231005U (ja) |
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2020
- 2020-12-11 JP JP2020005370U patent/JP3231005U/ja active Active
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