JPH1096340A - テント - Google Patents
テントInfo
- Publication number
- JPH1096340A JPH1096340A JP24936796A JP24936796A JPH1096340A JP H1096340 A JPH1096340 A JP H1096340A JP 24936796 A JP24936796 A JP 24936796A JP 24936796 A JP24936796 A JP 24936796A JP H1096340 A JPH1096340 A JP H1096340A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastener
- tent
- closing
- opening
- slider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Tents Or Canopies (AREA)
- Slide Fasteners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アウトドアに使用されるテントの出入口はフ
ァスナーによって内外両面から開閉可能に構成されてい
るが、外部から不用意にファスナーを開かれる虞があっ
た。 【解決手段】 上記課題を解決するために本発明に係る
テントは、出入口の周辺にファスナーを取り付けて該フ
ァスナーを開閉することにより前記出入口を開閉するテ
ントであって、前記テントの内側に設けた係止部材を前
記ファスナーのスライダーに係合させることにより、前
記ファスナーの開閉を規制するよう構成したことを特徴
とする。
ァスナーによって内外両面から開閉可能に構成されてい
るが、外部から不用意にファスナーを開かれる虞があっ
た。 【解決手段】 上記課題を解決するために本発明に係る
テントは、出入口の周辺にファスナーを取り付けて該フ
ァスナーを開閉することにより前記出入口を開閉するテ
ントであって、前記テントの内側に設けた係止部材を前
記ファスナーのスライダーに係合させることにより、前
記ファスナーの開閉を規制するよう構成したことを特徴
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファスナーを用い
て出入口を開閉するテントに於いて、ファスナーの開閉
を規制して保安上の問題を解決するテントに関するもの
である。
て出入口を開閉するテントに於いて、ファスナーの開閉
を規制して保安上の問題を解決するテントに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】アウトドアに使用されるテントは、その
可搬性が重要となることから一般にシートにて構成さ
れ、その出入口はファスナーによって開閉せしめるよう
構成されている。
可搬性が重要となることから一般にシートにて構成さ
れ、その出入口はファスナーによって開閉せしめるよう
構成されている。
【0003】従来も、ファスナーを利用した出入口の取
り扱いの便宜を図るため、様々な工夫がなされている。
例えば実公平7−52905には、テントの出入口を上
方にスライドして開放し下方にスライドして閉鎖するフ
ァスナーの裾部近傍で、該ファスナーのオス部及びメス
部を分離して装着する左右の各扉部に、合体して結合可
能となるバックル体のオス部又はメス部を分離して付設
したファスナー裾部固定具が提案されている。
り扱いの便宜を図るため、様々な工夫がなされている。
例えば実公平7−52905には、テントの出入口を上
方にスライドして開放し下方にスライドして閉鎖するフ
ァスナーの裾部近傍で、該ファスナーのオス部及びメス
部を分離して装着する左右の各扉部に、合体して結合可
能となるバックル体のオス部又はメス部を分離して付設
したファスナー裾部固定具が提案されている。
【0004】このように構成することにより、風などに
よって出入口が煽られてファスナーが自然に開放するこ
とを防ぐと共に、裾部を押さえることにより閉鎖を容易
にすることができる。
よって出入口が煽られてファスナーが自然に開放するこ
とを防ぐと共に、裾部を押さえることにより閉鎖を容易
にすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなテントに
使用されるファスナーは、外側からも内側からも開閉が
可能でなければならないという必要性から、通常ファス
ナーのスライダーの内外両面にタブを有している。この
ことから、外部から不用意にファスナーを開かれる場合
もあり、テント内で着替えを行う場合や、また夜間にも
外部からの侵入に対して注意が必要であった。
使用されるファスナーは、外側からも内側からも開閉が
可能でなければならないという必要性から、通常ファス
ナーのスライダーの内外両面にタブを有している。この
ことから、外部から不用意にファスナーを開かれる場合
もあり、テント内で着替えを行う場合や、また夜間にも
外部からの侵入に対して注意が必要であった。
【0006】しかし従来は外部からのファスナーの開閉
を規制する構成が提案されていない。例えば上記先願に
於いても、ファスナー自体の自然開放の防止を目的とし
たものであり、バックル体を結合した状態で、外部から
自由にファスナーの開閉をすることが可能であった。
を規制する構成が提案されていない。例えば上記先願に
於いても、ファスナー自体の自然開放の防止を目的とし
たものであり、バックル体を結合した状態で、外部から
自由にファスナーの開閉をすることが可能であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るテントは、出入口の周辺にファスナーを
取り付けて該ファスナーを開閉することにより前記出入
口を開閉するテントであって、前記テントの内側に設け
た係止部材を前記ファスナーのスライダーに係合させる
ことにより、前記ファスナーの開閉を規制するよう構成
したことを特徴とする。
に本発明に係るテントは、出入口の周辺にファスナーを
取り付けて該ファスナーを開閉することにより前記出入
口を開閉するテントであって、前記テントの内側に設け
た係止部材を前記ファスナーのスライダーに係合させる
ことにより、前記ファスナーの開閉を規制するよう構成
したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係るテントの一実施例を
図を用いて説明する。図1は本発明に係るテント、図2
はテント内部のファスナー部を示す部分拡大図である。
図を用いて説明する。図1は本発明に係るテント、図2
はテント内部のファスナー部を示す部分拡大図である。
【0009】図1に示すキャノピー1はいわゆるドーム
型テントであり、通常外側に図示しないフライシートを
配置して使用される。キャノピー1の外面には、接続部
8により2本の交差するメインポール10、及び2本のポ
ール11が接続されている。これらメインポール10、ポー
ル11を湾曲させてペグ12に係止し、該ペグ12を地面に打
ち込んで固定することにより立体的構造を形成し、キャ
ノピー1の骨組みとなっている。また同様に、キャノピ
ー1の端部もペグ12に係止されている。
型テントであり、通常外側に図示しないフライシートを
配置して使用される。キャノピー1の外面には、接続部
8により2本の交差するメインポール10、及び2本のポ
ール11が接続されている。これらメインポール10、ポー
ル11を湾曲させてペグ12に係止し、該ペグ12を地面に打
ち込んで固定することにより立体的構造を形成し、キャ
ノピー1の骨組みとなっている。また同様に、キャノピ
ー1の端部もペグ12に係止されている。
【0010】キャノピー1の前面2には、該前面2の中
央部を囲むようにファスナー4が取り付けられており、
このファスナー4に囲まれた部分が出入り口3となって
いる。すなわちこのファスナー4を開閉することによっ
てキャノピー1の出入口3が開閉される。出入口3は、
開いた状態で、輪留めやゴムバンド等によって保持する
ことにより出入り口を開放せしめることが可能である。
央部を囲むようにファスナー4が取り付けられており、
このファスナー4に囲まれた部分が出入り口3となって
いる。すなわちこのファスナー4を開閉することによっ
てキャノピー1の出入口3が開閉される。出入口3は、
開いた状態で、輪留めやゴムバンド等によって保持する
ことにより出入り口を開放せしめることが可能である。
【0011】またファスナー4のスライダー5には、キ
ャノピー1外部及び内部から開閉が可能となるように、
内外両側にタブ5aが取り付けられている。タブ5aに
は、タブ穴5bが設けられている。
ャノピー1外部及び内部から開閉が可能となるように、
内外両側にタブ5aが取り付けられている。タブ5aに
は、タブ穴5bが設けられている。
【0012】キャノピー1内部には、図2に示すよう
に、ファスナー4を閉じた際のスライダー5の近傍に係
止部材6が取り付けられている。係止部材6はS字リン
グ6aとテープ6bとから構成され、テープ6bをキャ
ノピー1に縫製により接続されている。
に、ファスナー4を閉じた際のスライダー5の近傍に係
止部材6が取り付けられている。係止部材6はS字リン
グ6aとテープ6bとから構成され、テープ6bをキャ
ノピー1に縫製により接続されている。
【0013】このS字リング6aをタブ穴5bに係止す
れば、スライダー5は係止部材6により開放方向への移
動を規制され、すなわちファスナー4を開くことが出来
なくなる。ここで係止部材6がキャノピー1の内部に設
けられていることから、キャノピー1内部からは係止部
材6とタブ穴5bとの係止、解除を容易に行うことがで
きるが、外部からこの係合を解除することはできない。
れば、スライダー5は係止部材6により開放方向への移
動を規制され、すなわちファスナー4を開くことが出来
なくなる。ここで係止部材6がキャノピー1の内部に設
けられていることから、キャノピー1内部からは係止部
材6とタブ穴5bとの係止、解除を容易に行うことがで
きるが、外部からこの係合を解除することはできない。
【0014】このことから、係止部材6をスライダー5
に係止させるのみで外部から不用意にファスナー4を開
かれることを防ぐことができる。また内部からは容易に
係合を解除して通常のファスナー4として使用すること
ができるため、基本的な開閉機能を阻害することもな
い。
に係止させるのみで外部から不用意にファスナー4を開
かれることを防ぐことができる。また内部からは容易に
係合を解除して通常のファスナー4として使用すること
ができるため、基本的な開閉機能を阻害することもな
い。
【0015】なお、上記実施例に於いては係止部材6に
S字ピン6aを用いて説明したが、他にもフックやカラ
ビナ等を使用したりすることでもよい。また、テープ6
bの代わりにバンド、紐、ゴム、鎖等を使用することも
できる。
S字ピン6aを用いて説明したが、他にもフックやカラ
ビナ等を使用したりすることでもよい。また、テープ6
bの代わりにバンド、紐、ゴム、鎖等を使用することも
できる。
【0016】また、ファスナーによっては二つのスライ
ダーを有して両方向に開閉可能に構成されたものもある
が、これに対しては係止部材を二つ設けるか、又は一つ
の係止部材を両方のスライダーに係止させることでもよ
い。
ダーを有して両方向に開閉可能に構成されたものもある
が、これに対しては係止部材を二つ設けるか、又は一つ
の係止部材を両方のスライダーに係止させることでもよ
い。
【0017】また言うまでもなく、直接スライダーにS
字リングやフック等を設け、該フック等をキャノピーの
所定の位置に係止することによりスライダーとキャノピ
ーを係合させるよう構成することでもよい。
字リングやフック等を設け、該フック等をキャノピーの
所定の位置に係止することによりスライダーとキャノピ
ーを係合させるよう構成することでもよい。
【0018】
【発明の効果】上記の如く構成したことにより、本発明
に係るテントは、テントの内部からファスナーのスライ
ダーの移動を規制することができ、外部から不用意にフ
ァスナーを開かれることを防ぐことができる。また、内
部からは引っ掛けを外すだけで通常のファスナーとして
使用することができるため、基本的な開閉機能を阻害す
ることがない。
に係るテントは、テントの内部からファスナーのスライ
ダーの移動を規制することができ、外部から不用意にフ
ァスナーを開かれることを防ぐことができる。また、内
部からは引っ掛けを外すだけで通常のファスナーとして
使用することができるため、基本的な開閉機能を阻害す
ることがない。
【図1】本発明に係るテントである。
【図2】テント内部のファスナー部を示す部分拡大図で
ある。
ある。
1 …キャノピー 2 …前面 3 …出入口 4 …ファスナー 5 …スライダー 5a …タブ 5b …タブ穴 6 …係止部材 6a …S字リング 6b …テープ 8 …接続部 10 …メインポール 11 …ポール 12 …ペグ
Claims (1)
- 【請求項1】 出入口の周辺にファスナーを取り付けて
該ファスナーを開閉することにより前記出入口を開閉す
るテントであって、前記テントの内側に設けた係止部材
を前記ファスナーのスライダーに係合させることによ
り、前記ファスナーの開閉を規制するよう構成したこと
を特徴としたテント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24936796A JPH1096340A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | テント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24936796A JPH1096340A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | テント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1096340A true JPH1096340A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17191977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24936796A Pending JPH1096340A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | テント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1096340A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001146859A (ja) * | 1999-11-19 | 2001-05-29 | Ogawa Tent Co Ltd | テント |
JP2008095351A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Coleman Co Inc:The | テント |
WO2018225637A1 (ja) * | 2017-06-08 | 2018-12-13 | 株式会社ニフコ | スライドファスナーの補助引き手、及び、纏めた状態を維持可能とした物品 |
JP2021188483A (ja) * | 2020-06-05 | 2021-12-13 | ユニトレンド株式会社 | 仕切り形成体 |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP24936796A patent/JPH1096340A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001146859A (ja) * | 1999-11-19 | 2001-05-29 | Ogawa Tent Co Ltd | テント |
JP2008095351A (ja) * | 2006-10-11 | 2008-04-24 | Coleman Co Inc:The | テント |
WO2018225637A1 (ja) * | 2017-06-08 | 2018-12-13 | 株式会社ニフコ | スライドファスナーの補助引き手、及び、纏めた状態を維持可能とした物品 |
JP2018202021A (ja) * | 2017-06-08 | 2018-12-27 | 株式会社ニフコ | スライドファスナーの補助引き手、及び、纏めた状態を維持可能とした物品 |
JP2021188483A (ja) * | 2020-06-05 | 2021-12-13 | ユニトレンド株式会社 | 仕切り形成体 |
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