JP2008092790A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. ロータ軸を回転自在に支持すると共に外周部にフランジ部が形成されるスリーブと、
   前記ロータ軸と同心の環状壁部を有して前記ロータ軸と一体に回転するロータハブと、
   前記スリーブを囲繞するよう前記ロータハブの前記環状壁部の内側に固定された筒状の内胴と、を備え、
   前記内胴の内周部には、前記スリーブのフランジ部と軸方向に対向する環状凸部が形成され、
   前記内胴の軸線方向寸法は前記環状凸部の軸線方向寸法よりも大きく形成されることを特徴とするモータ。
2. 前記内胴の一端面は前記ロータハブの軸線方向内面に突き当てられ、他方の一端部は前記ロータハブの前記環状壁部から突出していることを特徴とする請求項１に記載のモータ。
3. 前記環状凸部と前記フランジ部との間に潤滑剤を介在せしめるスラスト軸受部が形成されることを特徴とする請求項１または請求項２に記載のモータ。
4. 前記スリーブを保持する筒状のスリーブ保持具を更に備え、
   前記環状凸部と前記スリーブ保持具の一端面との間には潤滑剤を介在せしめるスラスト軸受部が形成されることを特徴とする請求項１から請求項３のいずれか１項に記載のモータ。
5. 前記内胴の一端部が前記ロータハブの環状壁部から突出した突出部とされ、その突出部の外周に界磁用マグネットが固定されていることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれか１項に記載のモータ。
6. 前記内胴が磁性体でなり、前記ロータハブが非磁性体でなることを特徴とする請求項１から請求項５のいずれか１項に記載のモータ。
7. 前記ロータハブは、前記環状壁部の外径よりも内径が大きい環状の外壁部を有して該外壁部の内側に界磁用マグネットが固定されることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれか１項に記載のモータ。
8. 前記内胴が非磁性体でなり、前記ロータハブが磁性体でなることを特徴とする請求項７記載のモータ。
9. 前記ロータ軸と前記ロータハブが一体成形されていることを特徴とする請求項１から請求項８のいずれか１項に記載のモータ。
10. 請求項１から請求項９のいずれか１項に記載したモータの製造方法であって、
    前記内胴内に前記スリーブを挿入し、その後、前記内胴に軸線方向の加圧力を作用させて、前記内胴をその一端面が前記ロータハブの軸線方向内面に突き当たるまで押し込むことを特徴とするモータの製造方法。