JP2008092328A - 動画像符号化の動き情報変換装置及び動き情報変換プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】変換MVD算出部107は、ベースMVD取得部104から供給されるベースMVDと、EnhMVD取得部106から供給されるEnhMVDとを加算し、その加算結果からラストMVD記憶部108から供給されるEnhラストMVDを減算することにより、出力符号化方式の構文に合致した、変換MVDを算出する。これにより、変換元の階層符号化方式ビットストリームからベースレイヤの動きベクトルやエンハンスメントレイヤの動きベクトルを復号することなく、変換MVDを生成することができる。
【選択図】図1
Description
階層符号化方式のビットストリームをベースビットストリームとEnhビットストリームとに分離する分離化手段と、分離されたベースビットストリームからベースMVDを取得する第1の取得手段と、分離されたEnhビットストリームからEnhMVDを取得する第2の取得手段と、第1の取得手段で取得されたベースMVDと、第2の取得手段で取得されたEnhMVDと、時間的に一つ前に変換した動きベクトル差であるラストMVDとに基づいて、出力符号化方式の構文に合致した変換MVDを算出する算出手段と、算出された変換MVDを記憶して算出手段にラストMVDとして供給する記憶手段とを有することを特徴とする。
階層符号化方式のビットストリームをベースビットストリームとEnhビットストリームとブロックナンバーとに分離する分離化手段と、分離されたベースビットストリームからベースMVDを取得する第1の取得手段と、分離されたEnhビットストリームからEnhMVDを取得する第2の取得手段と、第1の取得手段で取得されたベースMVDを、上位階層と下位階層との空間解像度の比率に応じた倍率で拡大する拡大手段と、第2の取得手段で取得されたEnhMVDと、拡大手段で拡大された拡大後のベースMVDと、時間的に一つ前に変換した動きベクトル差であるラストMVDとに基づいて、出力符号化方式の構文に合致した第1の変換MVDを算出する第1の算出手段と、第2の取得手段で取得されたEnhMVDと、ラストMVDとに基づいて、出力符号化方式の構文に合致した第2の変換MVDを算出する第2の算出手段と、分離されたブロックナンバーに応じて、第1の算出手段及び第2の算出手段のいずれか一方を選択して、選択後の第1又は第2の変換MVDを最終的に算出された変換MVDとする切替手段と、切替手段により選択され、最終的に算出された変換MVDを記憶して第1及び第2の算出手段にラストMVDとして供給する記憶手段とを有することを特徴とする。
図1は本発明になる動画像符号化の動き情報変換装置の第1の実施の形態の要部のブロック図を示す。同図に示すように、本実施の形態の動画像符号化の動き情報変換装置の要部は、ベースビットストリーム入力端子101、Enhビットストリーム入力端子102、ベースデコード部103、Enhデコード/符号化方式変換部104、ベースMVD取得手段105、EnhMVD取得部106、変換MVD算出部107、ラストMVD記憶部108、エンコード部109、出力端子110により構成される。なお、本発明の動き情報変換装置では、エンコード部109は不要であるが、本実施の形態では符号化方式変換のために設けてある。
ベースMV=ベースMVD+ベースMV(−1) (1)
で与えられる。ここで、ベースMV(−1)は、時間的に一つ前のブロックのベースMVである。
EnhMV=EnhMVD+ベースMV
=EnhMVD+ベースMVD+ベースMV(−1) (2)
で与えられる。
変換MVD=EnhMV−EnhMV(−1)
=EnhMVD+ベースMVD+ベースMV(−1)
−EnhMV(−1) (3)
ただし、EnhMV(−1)はエンハンスメントレイヤの一つ前のブロックのMVを表す。また、EnhMVD(−1)は、エンハンスメントレイヤの一つ前のブロックのMVDを表すものとする。ここで、
ベースMV(−1)−EnhMV(−1)
=ベースMVD(−1)+ベースラストMV(−1)−EnhMVD(−1)
−ベースMVD(−1)−ベースラストMV(−1)
=−EnhMVD(−1) (4)
である。この(4)式を(3)式に代入すると、次式が得られる。
−EnhMV(−1)
=EnhMVD+ベースMVD−EnhMVD(−1) (5)
図3は本発明になる動画像符号化の動き情報変換装置の第2の実施の形態の要部のブロック図を示す。同図に示すように、本実施の形態の動画像符号化の動き情報変換装置の要部は、ベースビットストリーム入力端子201、Enhビットストリーム入力端子202、ブロックナンバー入力端子203、ベースデコード部204、Enhデコード/符号化方式変換部205、ベースMVD取得手段206、動き拡大部207、EnhMVD取得部208、変換MVD算出手段切替部209、変換MVD算出部210、ラストMVD記憶部211、エンコード部212、出力端子213により構成される。なお、本発明の動き情報変換装置では、エンコード部212は不要であるが、本実施の形態では符号化方式変換のために設けてある。
ベースMV=ベースMVD+ベースMV(−1) (6)
で与えられる。ここで、ベースMV(−1)は、一つ前のブロックのベースMVである。
EnhMV1=2×ベースMV+EnhMVD1 (7b)
EnhMV2=2×ベースMV+EnhMVD2 (7c)
EnhMV3=2×ベースMV+EnhMVD3 (7d)
変換MVD0=EnhMV0−EnhMV3(−1)
=2×ベースMV+EnhMVD0−EnhMV3(−1)
=2×ベースMV+EnhMVD0
−2×ベースMV(−1)−EnhMVD3(−1)
=EnhMVD0−EnhMVD3(−1)
+2×(ベースMV−ベースMV(−1)) (8)
変換MVD0=EnhMVD0−EnhMVD3(−1)
+2×ベースMVD (9a)
変換MVD1=EnhMV1−EnhMV0
=2×ベースMV+EnhMVD1
−2×ベースMV−EnhMVD0
=EnhMVD1−EnhMVD0 (9b)
変換MVD2=EnhMVD2−EnhMVD1 (9c)
変換MVD3=EnhMVD3−EnhMVD2 (9d)
102、202 Enhビットストリーム入力端子
103、204 ベースデコード部
104、205 Enhデコード/符号化方式変換部
105、206 ベースMVD取得手段
106、208 EnhMVD取得部
107、210 変換MVD算出部
108、211 ラストMVD記憶部
109、212 エンコード部
203 ブロックナンバー入力端子
207 動き拡大部
Claims (10)
- 多重化されて階層符号化方式のビットストリームを構成するベースビットストリームとEnhビットストリームとのうち、前記ベースビットストリームは、符号化対象の動画像信号を符号化して得られた下位階層の動画像符号化画像と、この下位階層の動画像符号化画像を生成する際に用いた第1のコード化情報とからなり、この第1のコード化情報として第1の所定画素数のブロック単位で得られる動きベクトルのうち隣接する2つの動きベクトルの差であるベースMVDを少なくとも含むビットストリームであり、前記Enhビットストリームは、前記符号化対象の動画像信号を下位階層と同じ空間解像度で符号化して得られた上位階層の動画像符号化画像と、この上位階層の動画像符号化画像を生成する際に用いた第2のコード化情報とからなり、この第2のコード化情報として第2の所定画素数のブロック単位で得られる動きベクトルと空間的に対応する下位階層のブロックの動きベクトルとの差であるEnhMVDを少なくとも含むビットストリームである、前記階層符号化方式のビットストリームの動き情報を変換する動画像符号化の動き情報変換装置であって、
前記階層符号化方式のビットストリームを前記ベースビットストリームと前記Enhビットストリームとに分離する分離化手段と、
分離された前記ベースビットストリームから前記ベースMVDを取得する第1の取得手段(105)と、
分離された前記Enhビットストリームから前記EnhMVDを取得する第2の取得手段(106)と、
前記第1の取得手段で取得された前記ベースMVDと、前記第2の取得手段で取得された前記EnhMVDと、時間的に一つ前に変換した動きベクトル差であるラストMVDとに基づいて、出力符号化方式の構文に合致した変換MVDを算出する算出手段(107)と、
算出された前記変換MVDを記憶して前記算出手段に前記ラストMVDとして供給する記憶手段(108)と、
を有することを特徴とする動画像符号化の動き情報変換装置。 - 前記算出手段は、前記第1の取得手段で取得された前記ベースMVDと、前記第2の取得手段で取得された前記EnhMVDとを加算し、かつ、前記ラストMVDを減算することにより、これから変換するブロックに対応する上位階層の動きベクトルと、時間的に時間的に一つ前に変換したブロックに対応する上位階層の動きベクトルとの差分である前記変換MVDを算出することを特徴とする請求項1記載の動画像符号化の動き情報変換装置。
- 多重化されて階層符号化方式のビットストリームを構成するベースビットストリームとEnhビットストリームとブロックナンバーとのうち、前記ベースビットストリームは、符号化対象の動画像信号を符号化して得られた下位階層の動画像符号化画像と、この下位階層の動画像符号化画像を生成する際に用いた第1のコード化情報とからなり、この第1のコード化情報として第1の所定画素数のブロック単位で得られる動きベクトルのうち隣接する2つの動きベクトルの差であるベースMVDとを少なくとも含むビットストリームであり、前記Enhビットストリームは、前記符号化対象の動画像信号を前記下位階層よりも空間解像度高く符号化して得られた上位階層の動画像符号化画像と、この上位階層の動画像符号化画像を生成する際に用いた第2のコード化情報とからなり、この第2のコード化情報として第2の所定画素数のブロック単位で得られる上位階層の動きベクトルのうち、前記第1の所定画素数の下位階層のブロックと空間的に対応する上位階層の複数のブロックの各動きベクトルと前記下位階層の動きベクトルとの差であるEnhMVDを少なくとも含むビットストリームであり、前記ブロックナンバーは、前記下位階層のブロックと空間的に対応する前記上位階層の複数のブロックの位置を示す情報である、前記階層符号化方式のビットストリームの動き情報を変換する動画像符号化の動き情報変換装置であって、
前記階層符号化方式のビットストリームを前記ベースビットストリームと前記Enhビットストリームと前記ブロックナンバーとに分離する分離化手段と、
分離された前記ベースビットストリームから前記ベースMVDを取得する第1の取得手段(206)と、
分離された前記Enhビットストリームから前記EnhMVDを取得する第2の取得手段(208)と、
前記第1の取得手段で取得された前記ベースMVDを、前記上位階層と前記下位階層との空間解像度の比率に応じた倍率で拡大する拡大手段(207)と、
前記第2の取得手段で取得された前記EnhMVDと、前記拡大手段で拡大された拡大後のベースMVDと、時間的に一つ前に変換した動きベクトル差であるラストMVDとに基づいて、出力符号化方式の構文に合致した第1の変換MVDを算出する第1の算出手段(210)と、
前記第2の取得手段で取得された前記EnhMVDと、前記ラストMVDとに基づいて、出力符号化方式の構文に合致した第2の変換MVDを算出する第2の算出手段(210)と、
分離された前記ブロックナンバーに応じて、前記第1の算出手段及び前記第2の算出手段のいずれか一方を選択して、選択後の前記第1又は第2の変換MVDを最終的に算出された変換MVDとする切替手段(209)と、
前記切替手段により選択され、最終的に算出された前記変換MVDを記憶して前記第1及び第2の算出手段に前記ラストMVDとして供給する記憶手段(211)と、
を有することを特徴とする動画像符号化の動き情報変換装置。 - 前記切替手段は、
前記ブロックナンバーが、前記上位階層の複数のブロックのうち、そのブロックを復号する直前に復号したブロックが前記下位階層のブロックと空間的に対応する位置にないブロックであることを示す値であるときは前記第1の算出手段を選択し、そのブロックを復号する直前に復号したブロックが前記下位階層のブロックと空間的に対応する位置にあるブロックであることを示す値であるときは前記第2の算出手段を選択する、
ことを特徴とする請求項3記載の動画像符号化の動き情報変換装置。 - 前記第1の算出手段は、前記第2の取得手段で取得された前記EnhMVDと、前記拡大後のベースMVDとを加算し、かつ、前記ラストMVDを減算することにより前記第1の変換MVDを算出する手段であり、
前記第2の算出手段は、前記第2の取得手段で取得された前記EnhMVDから前記ラストMVDを減算することにより前記第2の変換MVDを算出する手段であり、
前記第1の変換MVD及び前記第2の変換MVDは、それぞれこれから変換するブロックに対応する上位階層の動きベクトルと、時間的に一つ前に変換したブロックに対応する上位階層の動きベクトルとの差分であることを特徴とする請求項3又は4記載の動画像符号化の動き情報変換装置。 - 多重化されて階層符号化方式のビットストリームを構成するベースビットストリームとEnhビットストリームとのうち、前記ベースビットストリームは、符号化対象の動画像信号を符号化して得られた下位階層の動画像符号化画像と、この下位階層の動画像符号化画像を生成する際に用いた第1のコード化情報とからなり、この第1のコード化情報として第1の所定画素数のブロック単位で得られる動きベクトルのうち隣接する2つの動きベクトルの差であるベースMVDを少なくとも含むビットストリームであり、前記Enhビットストリームは、前記符号化対象の動画像信号を下位階層と同じ空間解像度で符号化して得られた上位階層の動画像符号化画像と、この上位階層の動画像符号化画像を生成する際に用いた第2のコード化情報とからなり、この第2のコード化情報として第2の所定画素数のブロック単位で得られる動きベクトルと空間的に対応する下位階層のブロックの動きベクトルとの差であるEnhMVDを少なくとも含むビットストリームであり、前記階層符号化方式のビットストリームの動き情報を変換する動作を、コンピュータにより実行させる符号化方式変換プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記階層符号化方式のビットストリームを前記ベースビットストリームと前記Enhビットストリームとに分離する分離化手段と、
分離された前記ベースビットストリームから前記ベースMVDを取得する第1の取得手段と、
分離された前記Enhビットストリームから前記EnhMVDを取得する第2の取得手段と、
前記第1の取得手段で取得された前記ベースMVDと、前記第2の取得手段で取得された前記EnhMVDと、時間的に一つ前に変換した動きベクトル差であるラストMVDとに基づいて、出力符号化方式の構文に合致した変換MVDを算出する算出手段と、
算出された前記変換MVDを記憶して前記算出手段に前記ラストMVDとして供給する記憶手段と、
して機能させることを特徴とする動画像符号化の動き情報変換プログラム。 - 前記算出手段は、前記第1の取得手段で取得された前記ベースMVDと、前記第2の取得手段で取得された前記EnhMVDとを加算し、かつ、前記ラストMVDを減算することにより、これから変換するブロックに対応する上位階層の動きベクトルと、時間的に時間的に一つ前に変換したブロックに対応する上位階層の動きベクトルとの差分である前記変換MVDを算出することを特徴とする請求項6記載の動画像符号化の動き情報変換プログラム。
- 多重化されて階層符号化方式のビットストリームを構成するベースビットストリームとEnhビットストリームとブロックナンバーとのうち、前記ベースビットストリームは、符号化対象の動画像信号を符号化して得られた下位階層の動画像符号化画像と、この下位階層の動画像符号化画像を生成する際に用いた第1のコード化情報とからなり、この第1のコード化情報として第1の所定画素数のブロック単位で得られる動きベクトルのうち隣接する2つの動きベクトルの差であるベースMVDを少なくとも含むビットストリームであり、前記Enhビットストリームは、前記符号化対象の動画像信号を下位階層と同じ空間解像度で符号化して得られた上位階層の動画像符号化画像と、この上位階層の動画像符号化画像を生成する際に用いた第2のコード化情報とからなり、この第2のコード化情報として第2の所定画素数のブロック単位で得られる動きベクトルと空間的に対応する下位階層のブロックの動きベクトルとの差であるEnhMVDを少なくとも含むビットストリームであり、前記ブロックナンバーは、前記下位階層のブロックと空間的に対応する前記上位階層の複数のブロックの位置を示す情報である、前記階層符号化方式のビットストリームの動き情報を変換する動作を、コンピュータにより実行させる符号化方式変換プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記階層符号化方式のビットストリームを前記ベースビットストリームと前記Enhビットストリームと前記ブロックナンバーとに分離する分離化手段と、
分離された前記ベースビットストリームから前記ベースMVDを取得する第1の取得手段と、
分離された前記Enhビットストリームから前記EnhMVDを取得する第2の取得手段と、
前記第1の取得手段で取得された前記ベースMVDを、前記上位階層と前記下位階層との空間解像度の比率に応じた倍率で拡大する拡大手段と、
前記第2の取得手段で取得された前記EnhMVDと、前記拡大手段で拡大された拡大後のベースMVDと、時間的に一つ前に変換した動きベクトル差であるラストMVDとに基づいて、出力符号化方式の構文に合致した第1の変換MVDを算出する第1の算出手段と、
前記第2の取得手段で取得された前記EnhMVDと、前記ラストMVDとに基づいて、出力符号化方式の構文に合致した第2の変換MVDを算出する第2の算出手段と、
分離された前記ブロックナンバーに応じて、前記第1の算出手段及び前記第2の算出手段のいずれか一方を選択して、選択後の前記第1又は第2の変換MVDを最終的に算出された変換MVDとする切替手段と、
前記切替手段により選択され、最終的に算出された前記変換MVDを記憶して前記第1及び第2の算出手段に前記ラストMVDとして供給する記憶手段と、
して機能させることを特徴とする動画像符号化の動き情報変換プログラム。 - 前記切替手段は、
前記ブロックナンバーが、前記上位階層の複数のブロックのうち、そのブロックを復号する直前に復号したブロックが前記下位階層のブロックと空間的に対応する位置にないブロックであることを示す値であるときは前記第1の算出手段を選択し、そのブロックを復号する直前に復号したブロックが前記下位階層のブロックと空間的に対応する位置にあるブロックであることを示す値であるときは前記第2の算出手段を選択する、
ことを特徴とする請求項8記載の動画像符号化の動き情報変換プログラム。 - 前記第1の算出手段は、前記第2の取得手段で取得された前記EnhMVDと、前記拡大後のベースMVDとを加算し、かつ、前記ラストMVDを減算することにより前記第1の変換MVDを算出する手段であり、
前記第2の算出手段は、前記第2の取得手段で取得された前記EnhMVDから前記ラストMVDを減算することにより前記第2の変換MVDを算出する手段であり、
前記第1の変換MVD及び前記第2の変換MVDは、それぞれこれから変換するブロックに対応する上位階層の動きベクトルと、時間的に一つ前に変換したブロックに対応する上位階層の動きベクトルとの差分であることを特徴とする請求項8又は9記載の動画像符号化の動き情報変換プログラム。
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