JP2001517340A - 画像のダウンスケーリング - Google Patents

画像のダウンスケーリング

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JP2001517340A JP54041898A JP54041898A JP2001517340A JP 2001517340 A JP2001517340 A JP 2001517340A JP 54041898 A JP54041898 A JP 54041898A JP 54041898 A JP54041898 A JP 54041898A JP 2001517340 A JP2001517340 A JP 2001517340A
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Abstract

(57)【要約】 離散コサイン変換(DCT)の計算を行う方法および装置において、オリジナル・シーケンスの前半および後半を表すDCT係数のみが、全体のオリジナル・シーケンス用のDCTを得るために必要とされる。したがって、ある長さのDCTの計算がハードウェアおよび/またはソフトウエアによってサポートされているが、他のサイズのDCTが望まれるときに、この装置および方法は非常に有用である。応用分野は、例えば、静止画像およびビデオ・トランスコーディングや、スケーラブル画像および/またはビデオ・コーディングである。

Description

【発明の詳細な説明】 画像のダウンスケーリング 技術分野 本発明は、画像およびビデオ・トランスコーディングとスケーラブル・ビデオ ・コーディング用の離散コサイン変換(DCT)を計算する方法および装置に関 する。 発明の背景および従来技術 将来は、標準テレビ(SDTV)およびテレビ電話やテレビ会議などの低画質 ビデオサービスと共に、ハイビジョンテレビ(HDTV)のような広い範囲の高 画質ビデオサービスが普及すると考えられる。ビデオを含むマルチメディア・ド キュメントは、コンピュータネットワークのほか、電話回線,総合デジタル通信 網(ISDN),非同期転送モード(ATM)または移動通信ネットワークを介 して検索されるのはほぼ確実である。 異なるビットレートおよび変動トラフィック負荷を伴ういくつかのタイプのリ ンクまたはネットワークを介した伝送は、有効チャネル容量へのビットレートの 適合を必要とする。システムの主な規制は、伝送フォーマットと関連するレベル 以下の全レベルをデコードする際に、伝送ソースの完全なデコーディングを必要 としないことである。 これら様々な品質のビデオサービスを最大限に統合するためには、無限範囲の ビデオサービスを提供し得る単一コード化方式が望まれる。そのようなコード化 方式が利用できれば、異なる画質のユーザーが互いに通信できるようになる。例 えば、低画質ビデオサービスだけの加入者は、加入している低画質サービスレベ ルではあるが、デジタル伝送の高画質ビデオ信号をデコードして再生することが 可能になるはずである。同様に、高画質ビデオサービスの加入者は、もちろんそ の画質は送信画質以上にはなり得ないが、デジタル伝送の低画質ビデオ信号をデ コードして再生することが可能になる。 したがって、課題は、異なる条件(画質,処理能力,メモリ条件,解像度,帯 域幅,フレームレートなど)で加入者にビデオを伝送する方法に関連する。要求 条件をまとめると下記のようになる。 ・異なるバンド幅条件を有する複数のユーザーに対応すること ・異なるコンピュータ処理能力を有する複数のユーザーに対応すること ・フレームレート,解像度および圧縮比をユーザー要求および利用可能バンド幅 に適合させること ・フレームレート,解像度および圧縮比をネットワーク能力に適合させること ・遅延を短くすること ・必要な場合には、標準規格に準拠すること 異なる受信機条件を満足させる課題に対する1つの解決策は、スケーラブル・ ビットストリームの設計である。この形式のスケーラビリティでは、通常、送信 機と受信機との間にはダイレクト・インタラクションがない。一般に、送信機は 、解像度,帯域幅,フレームレート,メモリおよび計算の複雑性などの異なる条 件で複数の受信機によって使用できる種々の階層から成るビットストリームを生 成することができる。既存のものと同じ条件を持たない新しい受信機が導入され ると、送信機はその新しい受信機の条件に合わせて再プログラムされなければな らない。簡潔に云えば、ビットストリーム・スケーラビリティでは、デコーダの 能力を予め知っておく必要がある。 その課題に対するもう一つ解決策は、トランスコーダの使用である。トランス コーダは、第1のコード化方式に従ってコード化された受信データ・ストリーム を受信し、第2のコード化方式に従ってコード化されたコード化データ・ストリ ームを出力する。一方が第2のコード化方式に従って動作するデコーダを備えて いるとすれば、そのようなトランスコーダは、元のエンコーダを変更せずに、第 1のコード化方式に従ってコード化された伝送信号を受信することができる。 特にマルチパーティ会議でよくある一つの場面は、ある特定の受信機が異なる 帯域幅能力および/または異なるコンピュータ条件を有することである。例えば 、ISDNおよび公衆交換電話網(PSTN)を介して接続された参加者とのマ ルチポイント通信においては、帯域幅を28.8kbits/s(PSTN)か ら128kbits/s(ISDN)以上まで変えることができる。128kb i ts/sの高ビットレートで伝送されるビデオ信号はPSTN回線を介して伝送 できないので、ビデオ・トランスコーディングはマルチポイント制御ユニット( MCU)またはゲートウェイで実行されなければならない。 このトランスコーディングは、ある特定の受信機の帯域幅に合わせるために、 ビデオの空間解像度を下げなければならないことがある。例えば、ISDN加入 者はコモン中間フォーマット(CIF)(288×352画素)でビデオを伝送 することができるが、PSTN加入者はカッド・コモン中間フォーマット(QC IF)(144×176)でしかビデオ信号を受信できない。別の例では、ある 特定の受信機は特定の解像度でデコードする計算能力がないため、低解像度ビデ オをその受信機に伝送せざるを得ない。また、HDTVからSDTVへのトラン スコーディングは低解像度化を必要とする。 例えば、トランスコーダは、送信用のISDNビデオ端末からのITU−T標 準H.261準拠CIFフォーマットの128kbit/sビデオ信号を、IT U−T標準H.263を使用する電話回線を介したQCIFフォーマットの28 .8kbit/sビデオ信号に変換するために使用することができる。 また、多くのスケーラブル・ビデオコーディングシステムは8×8DCTおよ び4×4DCTの両方の使用を必要とすることに留意すべきである。例えば、L. H.KieuおよびK.N.Nganによる「Cell-loss concealment techniques for layered video codecs in an ATM network」,IEEE Trans.On Image Processing,Vol .3,No.5,666〜677頁、1994年9月では、ベース階層がエンハンスメ ント階層と比較して低い解像度を持つスケーラブル・ビデオコーディングシステ ムが記述されている。そのシステムでは、8×8DCTは画像の8×8ブロック 毎のそれぞれに適用され、また、エンハンスメント階層は8×8DCTを使用し て圧縮される。ベース階層は、エンハンスメント階層の各ブロックの8×8DC Tから4×4を使用し、また、4×4DCTだけを使用して圧縮される。しかし ながら、4×4DCTは通常8×8DCTと比べて性能が劣り、また、エンコー ダおよびデコーダが4×4DCTs/IDCTsを処理することができなければ ならないことも必要とするので、有利な方法ではない。 J.Bao,H.SunおよびT.C.Poonによる「HDTV down conversion decoder」, IEEE Trans.On Consumer Electronics,Vol.42,No.3,402〜410頁,1 996年8月には、2ステップからなる従来の画像ダウンサンプリング方法が記 述されている。まず、画像は、アンチ・エイリアシング・ローパスフィルタによ ってフィルターにかけられる。フィルターされた画像は、ディメンション毎に所 望のファクターでダウンサンプリングされる。DCTベースの圧縮画像に関して 、上記方法は、圧縮画像は逆DCTによって空間領域に再現され、次にフィルタ リングおよびダウンサンプリングの手順が施されることを含む。画像を再び圧縮 して伝送する場合には、これはアンダーサンプリング段階後の余分な順方向DC Tを必要とする。これは、アンダーサンプリングが、ある特定の受信機の条件お よび帯域幅を満足させるためにマルチポイント制御ユニット(MCU)で、また はスケーラブル・ビデオコード化方式で行われる場合であり得る。 また、圧縮領域で用いられる方法では、フィルタリングおよびダウンサンプリ ングの両動作はDCT領域で結合される。これは、低解像度化画像を再生するた めに、高周波のDCT係数を削減するとともに少数のDCT係数を用いた逆DC Tを使用することによってなされる。例えば、一つの方法は、各ディメンション にファクター“2”によって解像度を低減するために、8×8から4×4を使用 するとともにこれらの係数のIDCTを実行することができる。これは、有意な 圧縮利得が得られない結果となり、また、受信機側が4×4DCTを処理するこ とができることをさらに必要とする。 さらにまた、この方法は、単に高位係数を破棄するだけで得られた精度の悪い 近似により、ブロック・エッジ効果および歪みが大幅に増加する結果となる。ダ ウンサンプリング画像を得るために16×16DCTブロックを使用するととも に低周波数の8×8DCT係数を維持すれば、上記方法は有用であろう。しかし ながら、JPEG,H.261,MPEG1,MPEG2およびH.263のよ うなほとんどの画像およびビデオ圧縮標準方法が8×8画素の長方形ブロックに 画像を区分するとともに、これらのブロックにDCTを適用する。したがって、 8×8DCTだけが利用可能である。16×16DCT係数を計算する一つの方 法は、逆DCTを8×8ブロックのそれぞれに適用するとともに、画像を再生す ることである。その後、各ディメンションにおけるファクター“2”による低解 像度化が必要であるならば、サイズ16×16のブロックにDCTが適用される とともに、各ブロックの16×16DCT係数のうち8×8が維持され得る。 しかしながら、これは、16×16DCTの実行による完全なデコーディング (8×8IDCTsの実行)および再変換(16×16DCTハードウェアが必 要であろう)を必要とする。しかしながら、8×8変換のみを用いて16×16 DCT係数から8×8の計算が可能であれば、この方法は、8×8のうち4×4 を使用するものより高速になるとともに高性能になるだろう。サイズ16×16 のDCTの計算が回避されるとともに、削減されたメモリ要求が得られることも 意味するであろう。さらにまた、米国特許第5,107,345号は、コーディ ングで使用される適応型DCT方式を記載する。この方式は、有効伝送容量に従 って変更可能な可変ビットレートを得るために、2×2DCT,4×4DCT,8 ×8DCTおよび16×16DCTを使用する。我々の方式は、この適応型方式 に高速計算機能を付与する。 発明の概要 本発明の目的は、上述のような異なるサイズのDCTの使用に伴う問題を解決 するための方法および装置を提供することにある。この目的および他の目的は、 「請求の範囲」に記載のサイズN/2の変換だけを使用してNポイントDCTを 計算する方法および装置によって達成される。また、本発明は、2つの隣接ブロ ックから取り出した1つの信号ブロックのDCT係数を得るための直接計算アル ゴリズムを提供する。すなわち、それは、オリジナル・シーケンスの最初のN/ 2データ・ポイントのDCT係数とオリジナル・シーケンスの最後のN/2デー タ・ポイントとをそれぞれ表す2つのN/2・DCTからオリジナル・シーケン スのNポイントDCTを直接求めるために使用することができる。 さらに、本発明は、入力ビデオの空間解像度を下げる方法を提供する。この方 法によれば、画質の優れた、複雑性の低い、小メモリ要求の低空間解像度再生ビ デオ信号が得られる。それはまた、圧縮領域において、ある解像度から低解像度 への画像および/またはビデオ・トランスコーディングに適用可能である。それ はまた、スケーラブル・ビデオコーディングおよび適応型ビデオコーディング方 式において適用することができる。その方式の主な利点は、標準サイズ(既存の ビデオ規格の場合は8×8)のDCTアルゴリズムを必要とし、結果的に既存の 方式と比較して優れた性能をもたらすものである。 図面の簡単な説明 以下に、非限定的な例および付図を用いて本発明の説明を行う。 図1は、マルチポイント通信システムを示す概略図である。 図2は、DCT順域でCIF画像をQCIFにトランスコーディングするとき に実行される各ステップを示すフローチャートである。 図3は、各ディメンションにおけるファクター“2”で解像度を低減すること によって静止画像をトランスコーディングするとき実行される各ステップを示す フローチャートである。 図4は、ビデオ・トランスコーダの概観図である。 図5は、ここで記載されるアルゴリズムを実行するときにDCT領域で実行さ れるステップを示す図である。 好ましい実施例の説明 図1には、デジタル化画像の送信システムが示されている。したがって、この 例では、3人のユーザー101,103,105がMCU107を介して互いに接 続される。この場合のユーザーは、異なる性能を有する。ユーザー101とユー ザー105とは128kbit/sのISDN接続を介して接続されるが、ユー ザー103は28.8kbit/sのPSTN接続を介して接続される。また、 二地点間通信では、ユーザー101とユーザー103とはゲートウェイを介して 接続されることもできる。 そのような場合、ユーザー101とユーザー105とはCIFフォーマットの ビデオ信号を互いに伝送してもよい。しかし、ユーザー103がユーザー101 とユーザー105との間で伝送されるビデオ信号を受信しようと思っても、ある 種のビット削減がMCU内で実行されない限り、自身の伝送線の制限された伝送 能力により、そうすることはできない。 MCUでこのビット削減を得る1つの方法は、ユーザー101およびユーザー 105からの入力ビデオ信号の8×8DCT係数がら4×4低周波数係数を抽出 し、動きベクトルの適切なスケーリングによってQCIFフォーマットの入力フ レームを再生するためにそれらだけをユーザー103に送信することである。こ れは、圧縮および画質の観点からは利点がないであろう。その代わりに、低周波 数8×8DCT係数が16×16ブロックのDCT係数から抽出されるならば、 よりよい利点が生じるであろう。その後、これは、8×8ポイント以外のDCT s/IDCTsを使用する必要なく、以下のように実行され得る。 CIF画像の4つの隣接する8×8ブロックのDCT係数が2Dアレイに下記 フォームで格納されているとする。 ただし、Φi(i=1,2,3,4)は(N/2)×(N/2)ポイントアレー (DCT係数の)であって、下記例ではN=16である。Zの各行kは、ブロッ クΦiの行kとブロックΦjの行kとから成る(i=1かつj=2、または、i= 3かつj=4)。Zの各行kについて、問題は、ΦiおよびΦj(i=1かつj= 2、または、i=3かつj=4)のN/2・DCTポイントを有するときにNポ イントDCTを計算することである。 2つのN/2・DCTシーケンスからNポイントDCTを計算する問題を解く ためには、以下の方法を使用することができる。シーケンスxi,i=0,1,. ..,N−1が存在すると仮定する。次に、以下のシーケンスを想定する。yi =xi,i=0,1,...,(N/2)−1およびzi=xi+N/2,i=0,1, ...,(N/2)−1。また、N=2mと仮定し、N/2ポイントDCT/I DCTの計算用のハードウェアがMCU107で利用可能であると仮定する。こ の特定ケースではN=16であり、それは、今日では、N/2=8かつ8×8D CTが標準ビデオ符号化方式で主に使用されるので、DCT/IDCTを計算す る普通のケースである。 問題はyiおよびziのDCT係数を有することによってxiのDCT係数を計 算することである。ファクター“2”でダウンサンプリングを行うためには、こ の場合、xi(低周波係数)のDCT係数の半分が必要である。 まず、いくつかの必要な定義を行う。xiの正規化DCT(DCT−II)は 下記の式から得られる。K.R.RaoおよびP.Yipによる「Discrete Cosine Transfor m:Algorithms,Advantages and Applications」,Academic Press Inc.,199 0年参照のこと。 また、逆DCT(IDCT)は下記の式から得られる。 ただし、 ε2k=εkおよびε2k+1=1であることが分かる。 xiの正規化DCT−IVは下記の式から得られる。K.R.Raoらによる上記文献 を参照のこと。 また、逆DCT−IV(IDCT−IV)は下記の式から得られる。 DCT−IVおよびIDCT−IVは同じ式から得られることが分かる。 xiの正規化DST−IVは下記の式から得られる。K.R.Raoらによる上記文献 を参照のこと。 また、逆DST−IV(IDST−IV)は下記の式から得られる。 DST−IVおよびIDST−IVは同じ式から得られることが分かる。 順および逆変換の双方に現れる正常化ファクター(2/N)1/2を2/Nとマ ージして、順変換か逆変換のどちらかへ移ることが可能であることに留意すべき である。しかし、以下では、順変換と逆変換ともに正規化ファクターは(2/N )1/2に保たれる。 さらに、DST−IVおよびDCT−IVは共にDCTで計算することができ る。K.R.Raoらによる上記文献では、DCT−IVおよびDST−IVをDCT で計算するためのソフトウェアコードが提供されている。 yiおよびziのDTCがそれぞれYkおよびZkであると仮定する。ただし、k =0,1,...,(N/2)−1とする。 ここで、2つの問題に注目する。 (a)(N/2)ポイント変換のみを用いたxiのNポイントDCTの計算。 (b)YkおよびZkが既知(すなわち、N/2ポイント・シーケンスyi,ziの DCT係数を有する)のときのxiのNポイントDCTの計算。Xiの偶数番出力 を考える。 なお、下記の式では変数lおよび変数nは互換的に使用されることに留意すべき である。 k=2kのとき、式(1)から、 ただし、Z'kはz'n=xN-1-n(n=0,1,...,(N/2)−1)のDC T−II係数である。式(8)は、xiの偶数番目のDCT係数がyiおよびzi のDCT係数によって計算され得ること、すなわち、N要素アレーの偶数番目の DCT係数が2つの隣接するN/2要素アレーのDCT係数から得られ得ること を表している。 さらに、Rkを奇数番目の係数、すなわち、Rk=X2k+1とする。次に、 と定義すると、 又は ただし、ただし、gnは(Yl−Z'l)の長さN/2・IDCTとする。 よって、R'kはrnのDCT−IIによって計算される。ただし、rnは、コ サイン・ファクターを乗じられた差Yl−Z'lのIDCT−IIとして計算され る。DCTおよびIDCTは共に長さN/2とする。 xnの長さN・DCTの奇数番出力Rkを式(9)から計算すると、次のように なる。 コサイン関数の対称性により、下記の結論が得られる。 また、この式と式(9)とに基づいて、 が得られる。 偶数番係数の計算には、N/2回の加算だけが必要である。奇数番係数の計算 には、N/2+(N/2−1)回の加算と、N/2回の乗算と、1回の長さN/ 2・IDCTと、一回の長さN/2・DCTとが必要である。したがって、合計 でMN回の乗算とAN回の加算が下記の式に従って行われる。ただし、MN/2/AN/2は長さN/2・DCTの乗算/加算の回数である。 初期値M2=1,A2=2に基づいて、上記の式は次のようになる。 複雑性については、例えばH.S.Houによる「「A Fast Recursive Algorithm fo r Computing the Discrete Cosine Transform」,IEEE Trans On A SSP,Vol.ASSP−35,1445〜1461頁,1987年10月や 、S.C.ChanおよびK.L.Hoによる「Direct Methods for Computing Discrete Sinu soidal Transform」,IEE Proceedings,Vol.137,Pt .F,No.6,433〜442頁,1990年12月」や、C.W.Kokによる「F ast Algorithm for Computing Discrete Cosine Transform」,IEEE Tra ns.On Signal Processing,Vol.45,No.3,7 57〜760頁,1997年3月などに記載されている周知の高速アルゴリズム による長さN・高速DCT計算のものと同じである。 1/21/2との乗算を考慮すると、さらにN−1回の乗算と、1/2との乗算 用の1回の「右シフト」とが必要である。しかし、これらのすべての乗算は、D CT段に続くクオンタイザー内で吸収される場合がある。データの粗さと重付け マトリクスを考慮に入れれば、計算の複雑性は大幅に減少できるであろう。ファ クター“2”でのダウンサンプリングに対して、式(7b)および式(9a)に 含まれる係数のうち半分だけが計算に要するので、計算の複雑性はさらに減少す る。Xkの奇数番DCT係数を計算する別の方法を次に示す。k=2k+1とす ると、式(1)は次のようになる。 X1kはyiのDCT−IVであり、X2kはziのDST−IVである。これは 、X2k+1がN/2ポイント変換によって計算され得ることを意味する。DCT− IVおよびDST−IVはDCTによって計算できるので、結論として、X2k+1 はN/2ポイントDCTによって計算できる。式(8)から、X2kはN/2ポイ ントDCTによって計算できるので、NポイントDCTは不要である。 以下に、式(14)の項X1kおよび項X2kがさらに解析される。 ただし、 と定義する。 したがって、X1kは、IDCTに続いてサイズN/2の順方向DCT−IV (および(2/(N/2))1/2と乗算)によって計算できる。なお、式(15 )のコサイン項は予め計算して記憶しておくことができる。 同様に、X2kは次のように計算できる。ただし、 と定義する。 したがって、X2kは、逆DCTに続いてサイズN/2の順方向DST−IV (および(2/(N/2))1/2と乗算)によって計算できる。なお、式(17 )のコサイン項は予め計算して記憶しておくことができる。 式(15)および式(17)において、H.-C.ChiangおよびJ.-C.Liuによる「A progressive structure for on-line computation of arbitrary Iength DCT-I V AND DST−IV transforms」,IEEE Trans.On Circuits AND Systems for Video Technology,Vol.6.No.6,692〜695頁,1996年12月に記載さ れているように、高速アルゴリズムを利用してDST−IVおよびDCT−IV の計算を行うことができる。 もう一つの方法では、Z.Wangによる「On computing the Discrete Fourier AN D Cosine Transforms」,IEEE Trans.On Acoustics,Speech and Signal Proce ssing,Vol.ASSP-33,No.4,1341〜1344頁,1985年10月に説 明されているように、DCT−IVおよびDST−IVの両方をDCTで計算す ることができる。 したがって、別々のDCT−IVまたはDST−IVモジュールは必要がない 。DCTおよびIDCTのみが使用される。また、n=16の場合、16ポイン トDCTは必要なく、標準の8ポイントDCTが使用できる。これによって、必 要な回路の複雑性はさらに減少される。なお、N.R.MurthyおよびM.N.S.Swamyに よる「On a novel decomposition of the DCT and its applications」,IEEE T rans.On Signal Processing,Vol.41,No.1,480〜485頁,1993年1月 に記載されているように、IDCTおよびDST−IV(式17)と同様にID CTおよびDCT−IV(式15)のカスケード動作は、これらはすべてサイズ N/2であるが、多重化ベースで使用可能な単一のNポイントIDCTに置き換 えることができる。 これによって、アルゴリズムのハードウェア実行に利点が生じる。したがって 、これらの式は、Nポイントを構成するN/2ポイントの2つの隣接するブロッ クのDCT係数を有することによってNポイントDCTを計算するために標準の 利用可能なDCTハードウェアが使用できることを意味する。 アルゴリズムの計算の複雑性は、DCTおよびIDCTの計算に使用されるア ルゴリズムに依存する。計算の複雑性は、サイズN/2の2つの逆DCTとサイ ズNの順DCTとを実行する方式の複雑性と同様である。しかし、そのような方 式は、N/2ポイントDCTが利用可能であるにもかかわらず、利点の少ないN ポイントDCTを必要とするであろう。また、NポイントDCTが不要なので、 メモリ要求はこの方式では減少される。 上記アルゴリズムはN個のDCTポイントをすべて計算するであろうことに気 づく。実際には、これは、画像のダウンサンプリングが実行されるアプリケーシ ョンでは不要である。例えば、ファクター“2”でダウンサンプリングする場合 、xiの16DCTポイント毎に8ポイントを残さなければならない。したがっ て、式(8),(9),(10),(12)においては、k=0,1,..., (N/4)−1となる。その場合、所要数だけのDCTポイントを計算するため に、A.N.Skodrasによる「Fast Discrete Cosine Transform Pruning」,IEEE Trans.On Signal Processing,Vol.42,No.7,1833〜1837頁,1994 年7月に記載されているようなプルーニングDCTアルゴリズムを使用すること ができる。 上記式はさらに解析されて簡素化することができる。詳細な解析が、式(14 )とX1kおよびX2kの別々の解析とに基づいて以下のように行われる。説明を 分かり易くするために、上記パラグラフで導かれた各式の部分が繰り返される。 式(14)からシーケンスY1,Y2を次のように定義すると、 式(19)は下記のようになる。 式(21)はさらに次のように再分割できる。 下記定義によって、 y1'iがN/4ポイントのY1pのIDCTであり、y2'iがN/4ポイントの Y2pのIDCT−IVであることがわかる。 Y1および/またはY2がゼロのとき、y1'iおよび/またはy2'iは計算す る必要がないことに気づく。これにより、式(22)の計算が高速化されるであ ろう。 さらに、式(22)の第2項を解析する。 下記のように定義すると、 y1"iはN/4ポイントのシーケンス(−1)pY1pのIDCTとして認識さ れ、y2"iはN/4ポイントのシーケンス(−1)p+1Y2pのIDCT−IVと して認識される。 Y1および/またはY2がゼロのとき、y1"iおよび/またはy2"iは計算さ れる必要がない。これにより、式(25)の計算が高速化されるであろう。 式(15),(16),(18),(19)から次の式が得られる。 同様に、式(14)の第2項を解析すると、次の式が得られる。 ただし、 式(29)はさらに次のように再分割できる。下記のように定義すると、 z1'iはN/4ポイントのシーケンスZ1pのIDCTであり、z2'iはN/4 ポイントのシーケンスZ2pのIDCT−IVであることがわかる。 Z1pおよび/またはZ2pがゼロのとき、z1"iおよび/またはz2"i,は計 算される必要がない。これにより、式(31)の計算が高速化される。 さらに、式(31)の第2項を解析すると、が得られる。下記の定義によって、 z1"iはN/4ポイントのシーケンス(−1)pZ1pのIDCTであり、z2"i はN/4ポイントのシーケンス(−1)P+1Z2pのIDCT−IVであることが わかる。Z1pおよび/またはZ2pがゼロのとき、z1"iおよび/またはz2"i は計算される必要がないことに気づく。これにより、式(34)の計算が高速化 される。 式(31),(32),(33),(34),(35),(36)からとなることがわかる。 したがって、奇数番目のDCT係数は下記の式から計算できる。 式(8b)および式(38)において、ファクター“2”でダウンサンプリング する場合には、kの値はk=0,1,...,(N/4)−1であろう。 図5は、式(8)および式(9)によるアルゴリズムを実行するときにDCT 領域で実行される各ステップを示す。まず、ステップ501で、長さのN/2( この例では、N=8)の2つのシーケンスY,Zが入力される。次に、第2のシ ーケンスZがステップ503で反転されて、シーケンスZが生成される。 図5の上側4本の線は、偶数番係数が式(8)によりどのように計算されるか を示している。Yの係数は、ステップ505でZの適切な係数と加算されるとと もに、ステップ513で1/21/2と乗算されて、ステップ517でXの偶数番 係数が生成される。 図5の下側4本の線は、Xの奇数番係数がどのように生成されるかを示してい る。まず、第1のシーケンスY−Z'(式(9b)参照)がステップ505で生 成され、逆DCT変換(IDCT)がステップ507でこのシーケンスに施され る。その結果として得られた係数は、式(9b)のシーケンスrnを生成するス テップ509で、適切なファクター、すなわち、2cos{(2n+1)π/2 N}(ここで、nは0〜N/2−1、すなわち、この例では、0〜3)と乗算さ れる。次に、ステップ511で、DCTがこのシーケンスに実行され、その結果 として得られた係数が上記のようにステップ513で1/21/2と乗算される。 式(1 1b)のため、DCT変換後の第1の係数も1/2と乗算されることに気づく。 これも、ステップ513で実行される。その後、ステップ515で、式(10) が実行される。したがって、ステップ515では、5番目の係数が6番目の係数 から減算され、7番目の係数から新しい6番目の係数が減算されるとともに、新 しい7番目の係数が8番目の係数から減算される。 シーケンスXの係数は、この時点で、ステップ517において、図5の上から 下にX(0)X(2)X(4)X(6)X(1)X(3)X(5)X(7)の順 序で出力され得る。 このようにして、例えば、CIF画像が8×8ブロックに適用されたDCTを 用いて処理されたものであっても、図2のフローチャートで図示される以下の方 法を用いることによって、8×8DCT以外の変換を使用する必要なくCIFフ ォーマットの画像からQCIFフォーマットの画像が得られる。 まず、ブロック201で、CIFフォーマット画像の4つの隣接する8×8D CTポイント・アレイがサイズ16×16ポイントのアレイとしてメモリにロー ドされる。次に、ブロック203において、16×16アレイの各行に対する1 6ポイントDCTが、偶数番および奇数番の係数用の式(8)および式(9)を 用いて計算される。その後、その行の係数はメモリ205に格納される。 そのとき、現在処理中の行が16×16アレイの最終行か否かがブロック20 7でチェックされる。最終行でなければ、ブロック209で行番号が増加され、 16×16アレイの次の行に対する計算がブロック203で繰り返される。一方 、最終行の16個のDCT係数が計算されてメモリに格納されたならば、メモリ 205に今格納された16×16DCT係数がブロック211でフェッチされて 、ブロック211にロードされる。 次に、その手順が列の計算について同様に続けられる。すなわち、その方法は 、列手順において、行計算から得られた結果に適用される。 したがって、ブロック213では、ブロック211にロードされたアレイの第 1列に対するDCTが、奇数番および偶数番の係数用の式(8)および式(9) を用いて計算され、その列の係数はブロック215に格納される。そのとき、現 在計算されている列のDCTが必要な最終DCTか否かがブロック217でチェ ックされる。最終DCTでなければ、16×16アレイの次の列のために、列番 号はブロック219で“1”だけ増加され、16×16アレイの次の列に対する 計算がブロック213で繰り返される。 一方、最終列の16個のDCT係数が計算され、メモリブロック215に格納 されたならば、メモリ215に格納された16×16DCTの係数がブロック2 21にフェッチされて、ブロック221にロードされる。 次に、ブロック221では、8×8低周波数DCT係数が16×16DCT係 数から抽出される。その後、8×8DCT係数はブロック223に出力される。 M×K(M行、K列)DCT係数だけが必要とされる場合には、行の計算はそ のまま残されるが、各行に対して第1のK係数だけが計算される。その後、列の 計算の間、第1のK列が処理され、これらの列のそれぞれに対して、低周波数M 係数が計算される。この方法は、各ディメンションについて異なるファクターで アンダーサンプリング(例えば、ディメンションxではファクター“2”、ディ メンションyではファクター“4”でアンダーサンプリング)する場合に有用で ある。その後、このようにして得られた16×16ポイントDCTのM×K低周 波数係数が抽出されて伝送される。この方法は、各行/列について任意の数のD CT係数を計算するために同様に適用可能である。 この方法は多くの異なるアプリケーションで使用できる。例えば、JPEGの ような画像圧縮方式に8×8DCTが使用されると仮定する。圧縮された画像が 受信されると仮定する。各ディメンションにおいてファクター“2”で画像をア ンダーサンプリング(ダウンサンプリング)するためには、1ブロックの16× 16DCT係数から低周波数8×8DCT係数を残す必要がある。これらの16 ×16DCTブロックは、16×16ブロックを構成する4つの(8×8)DC T係数を有することによって上述の方法で計算することができる。 高周波DCT係数の場合にあり得ることであるが、行・列(RC)計算におい て、ある行/列の係数がゼロならば、さらに高速化が達成される。実際、ビデオ ・コーディングでは、およそ80%のDCT係数がゼロ、すなわち、高周波に対 応するものである。したがって、この情報を考慮に入れることによって、さらな る高速計算が実現できる。例えば、Zの第4行の2つのサブ行のすべてのDCT 係数がゼロならば、その行に対してDCT係数を計算しようとする理由はない。 別の例として、Φ2の行3のDCT係数がゼロならば、これらの係数にかかわる すべての計算は省略することができる。 この方式は再帰的に適用できることに気づく。例えば、QCIF,CIFおよ びSCIFが必要ならば、SCIFに8×8DCTが使用される。CIFは、S CIFの4つの(8×8)DCT係数から成る16×16ブロックの8×8DC Tを計算することによって得られる。その後、CIFの各8×8ブロックの8× 8DCT係数から4×4だけを残すことによって、または、CIFの4つの(8 ×8)DCT係数から成る16×16ブロックの8×8DCTについて再計算す ることによって、QCIFを得ることができる。この応用分野として興味がある のは、スケーラブル画像/ビデオ・コード化方式や、空間低解像度化方式を伴う 画像/ビデオ・トランスコーディングである。 また、DCT係数の各8×8ブロックから、4×4低周波数係数のみを残すこ ともできる。その後、DCT係数の4つの(4×4)ブロックから、DCT係数 の8×8ブロックを計算することができる。 ここに記述された方法には多くの利点がある。8×8DCT/IDCTが利用 可能であるとき、16×16DCTを使用する必要がないので、標準DCT/I DCTハードウェアが使用できる。 空間領域で完全にデコードし、フィルターにかけ、ダウンサンプリングし、再 びDCTによって完全にエンコードする必要はない。したがって、より少ないメ モリ要求で足りるが、16×16DCTの計算は8×8の場合と比較してかなり 多くのメモリおよびデータ転送を必要とする。 本方法は、様々なファクターでのアンダーサンプリングに対して使用できる。 例えば、8×8DCTが使用され、各ディメンションでファクター“4”のアン ダーサンプリングが必要であるならば、圧縮効率の観点からは有利でないが、8 ×8からの低周波数2×2DCT係数だけが残される。しかし、ここで記述され た方法では、利用可能な4つの(8×8)DCTから16×16DCT係数を計 算して、そのうち4×4だけを残すか、それらを直接計算することができる。こ れは、4×4がら2×2を残すよりも効率的で、より良い画質が得られる。また 、 4つの(4×4)ブロックのDCT係数によってDCT係数の8×8ブロックを 計算することもできる。DCT係数の各4×4ブロックのそれぞれがDCT係数 の1つの8×8ブロックの一部であり得る。 8×8ブロックのDCT係数の多くがゼロであるときには、その行および列に ついてのDCT/IDCTの計算をその行/列に対して省略できるので、この方 法は結果的に計算の高速化につながる。 さらに、L.H.KieuおよびK.N.Nganによる「Cell-loss concealment techniques for layered video codecs in an ATM network」,IEEE Trans.On Image Proce ssing,Vol.3,No.5,666〜677頁,1994年9月には、周波数スケーラ ブル・ビデオコーディング方式が記述されている。この方式は上位階層に8×8 DCTを使用する。ベース層は、4×4DCTを用いてコード化される。上位階 層の各8×8ブロックの低周波数4×4DCT係数はベース層で使用される。 ここに記述したDCTアルゴリズムを利用すれば、上記L.H.Kieuらによる文献 に記載された周波数スケーラブル・ビデオコーデックは以下の通りに変更するこ とができる。 − 提案されたアルゴリズムを上位階層のDCT係数の4つの(8×8)ブロッ クに適用することによって、低周波数8×8DCT係数を計算する。その後、8 ×8DCTアルゴリズムを利用する標準手順によってベース層をコード化する。 これは、すべての周波数スケーラブル・システムに有効な技術である。この場合 の本方法の利点は以下の通りである。 ビデオ・コーディングは8×8ブロックに適用される。これは、4×4ブロッ クを使用する場合に比べて効率のよいコーディングとなる。動きベクトルは8× 8ブロックについて計算されなければならない。したがって、4×4ブロックを 使用する場合に比べて、伝送(または、格納)すべき動きべクトルの数は少なく なる。また、4×4の場合と比べて、8×8DCT係数用の可変長コード化方式 は研究が進んでいる。 代替方法として、上位階層の各8×8DCTブロックの4×4低周波数DCT 係数を残し、これらのブロックの4つ(4×4)を用いてこれらの4×4ブロッ クの8×8DCTを計算することもできることに気づく。そのような方法は図3 に示されている。 図3は、各ディメンションにおいてファクター“2”で低解像度化することに よって静止画像をトランスコーディングするときに実行される各種ステップを図 示するフローチャートである。まず、ブロック301で、DCT領域で圧縮され た画像が受信される。その後、受信画像は、ブロック303で、例えばハフマン ・デコーダまたは算術デコーダによってエントロピー・デコーディングされる。 次に、デコードされたフルサイズ画像のDCT係数の8×8ブロックがブロッ ク305で得られ、ブロック307で各8×8ブロックから低周波数4×4DC T係数が抽出される。その後、ブロック309で、4つの隣接する4×4ブロッ クの低周波数係数に上記行・列方法を適用することによって、8×8DCTが得 られる。 次に、ブロック309の行・列方法で生成された各8×8ブロックはブロック 311でエントロピー・コーディングされ、ブロック313で伝送または格納さ れる。ある一定の圧縮係数を得るためには、エントロピー・コーディングに先立 ってDCT係数の再量子化が必要な場合があることに気づく。 図4は、上記方法の教示を採用したビデオ・トランスコーダの概要を示す。ト ランスコーダは、圧縮ビデオ信号の入カビットストリームを受信する。受信され た圧縮ビデオ信号は、ブロック401でデコードされ、伸張ビデオ信号の動きベ クトルが抽出される。動きベクトルはブロック403に供給され、そこで、トラ ンスコーダによって実行されるトランスコーディングに応じた適切な動きベクト ル・スケーリングが実行される。例えば、この場合には、1/2スケーリングが 実行される。動きベクトルに関連しない画像情報はブロック401がらブロック 405に供給される。 ブロック405では、サイズ8×8のDCTブロックが得られる。その後、サ イズ8×8のDCTブロックはブロック407に供給され、そこで、4つの隣接 する8×8DCTブロックが上記方法に従って1つのアンダーサンプルされた8 ×8DCTブロックに結合される。新しくアンダーサンプルされた8×8DCT ブロックは、ブロック409で利用可能になる。次に、ブロック411は、DC T係数の再量子化を含み得るブロック409で、ブロック403からのスケーリ ングされた動きベクトルと共に8×8DCTブロックを符号化し、結合された圧 縮出力ビデオ信号を形成する。 また、米国特許第5,107,345号および米国特許第5,452,104 号には、適応型ブロックサイズ画像圧縮方法およびシステムが提案されている。 16×16画素のブロックサイズに対して、このシステムは、16×16ブロッ クと、16×16ブロックを構成する8×8,4×4,2×2ブロックとについ てDCTを計算する。ここで記述されたアルゴリズムは、4つの(N/2×N/ 2)DCT係数を有することによってNXNブロックを計算するのに使用できる 。例えば、各2×2ブロックのDCT係数を有することによって、4×4ブロッ クのDCT係数を計算できる。各4×4ブロック用のDCT係数を有することに よって、8×8ブロックなど用のDCT係数を計算できる。したがって、このD CTアルゴリズムは、米国特許第5,107,345号および米国特許第5,4 52,104号に記載された方式における効率的なコーディングに使用できる。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.長さN/2(Nは正の偶数)のシーケンスのDCTを計算する手段を備え たエンコーダであって、 長さNのオリジナル・シーケンスの前半および後半を表す2つの長さN/2の シーケンスから長さNのDCTを直接計算する手段を有することを特徴とする、 エンコーダ。 2.長さN/2×N/2(Nは正の整数)のシーケンスのDCTを計算する手 段を備えたエンコーダであって、 N×Nブロックを構成する4つの隣接するブロックのDCTを表す4つの長さ (N/2×N/2)のDCTからN×NのDCTを直接計算する手段を有するこ とを特徴とする、エンコーダ。 3.前記長さN/2のDCTを計算する手段が、長さNのDCTの偶数番係数 を として計算し、 奇数番係数Rk=X2k+1を Rk=R'k−Rk-1 ここで、または ここで、 ただし、gnは(Yl−Z'l)の長さN/2のIDCTであり、また、ここで、 R'k=X2k+1+X2k-1 として、または、として計算するように配置されていることを特徴とする、請求項1または請求項 2記載のエンコーダ。 4.Nが2mと等しく、mが正の整数であることを特徴とする、請求項1乃至 請求項3のいずれかに記載のエンコーダ。 5.長さN/2(Nは正の偶数)のシーケンスのDCTを計算する手段を備え たデコーダであって、 長さNのオリジナル・シーケンスの前半および後半を表す2つの長さN/2の シーケンスから長さNのDCTを直接計算する手段を有することを特徴とする、 デコーダ。 6.長さN/2×N/2(Nは正の整数)のシーケンスのDCTを計算する手 段を備えたデコーダであって、 N×Nブロックを構成する4つの隣接するブロックのDCTを表す4つの長さ (N/2×N/2)のDCTからN×NのDCTを直接計算する手段を有するこ とを特徴とする、デコーダ。 7.前記長さN/2のDCTを計算する手段が、長さNのDCTの偶数番係数 を、として計算し、 奇数番係数Rk=X2k+1を Rk=R'k−Rk-1 ここで、 または、 ここで、ただし、gnは(Yl−Z'l)の長さN/2のIDCTであり、また、ここで、 R'k=X2k+1+R2k-1 として、または、 として計算するように配置されていることを特徴とする、請求項1または請求項 2に記載のデコーダ。 8.Nが2mと等しく、mが正の整数であることを特徴とする、請求項5乃至 請求項7のいずれかに記載のデコーダ。 9.請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のエンコーダまたはデコーダを備 えた、トランスコーダ。 10.請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のエンコーダまたはデコーダを 備えた、DCT変換された画像またはビデオ・データを送信するシステム。 11.圧縮フレームが各ディメンションにおいてあるファクターでアンダーサ ンプリングされる、長さN/2のDCTを用いて圧縮(DCT)領域における画 像をエンコードする方法であって、 N×NのDCTが入力圧縮フレームのDCT係数の4つの隣接するN/2×N /2ブロックから直接計算され、 Nが正の偶数でちることを特徴とする、方法。 12.長さN(Nは正の偶数)のDCT変換シーケンスとして表される画像を エンコードする方法であって、 DCTが、長さNのオリジナル・シーケンスの前半および後半を表す2つの長 さN/2のシーケンスから直接計算されることを特徴とする、方法。 13.長さNのDCTの偶数番係数が、 として計算され、 偶数番係数Rk=X2k+1が、 Rk=R'k−Rk-1 ここでまたは、 ここで、 ただし、gnは(Yl−Z'l)の長さN/2のIDCTであり、また、ここで、 R'k=X2k+1+X2k-1 として、または、として計算されることを特徴とする、請求項11または請求項12に記載の方法 。 14.Nが2mと等しく、mが正の整数であることを特徴とする、請求項11 または請求項12記載の方法。 15.長さN(Nは正の偶数)のDCT変換シーケンスとして表される画像を デコードする方法であって、 DCTが、長さNのオリジナル・シーケンスの前半および後半を表す2つの長 さN/2のシーケンスから直接計算されることを特徴とする、方法。 16.圧縮フレームが各ディメンションにおいてあるファクターでアンダーサ ンプリングされる、長さN/2のDCTを用いて圧縮(DCT)領域における画 像をデコードする方法であって、 N×NのDCTが、入力圧縮フレームのDCT係数の4つの隣接するN/2× N/2ブロックから直接計算され、 Nが正の偶数であることを特徴とする、方法。 17.長さNのDCTの偶数番係数が、として計算され、 偶数番係数Rk=X2k+1が、 Rk=R'k−Rk-1 ここで または、 ここで、ただし、gnは(Yl−Z'l)の長さN/2のIDCTであり、また、ここで、 R'k=X2k+1+X2k-1 として、または、 として計算されることを特徴とする、請求項15または請求項16に記載の方法 。 18.Nが2mと等しく、mが正の整数であることを特徴とする、請求項15 乃至請求項17のいずれかに記載の方法。 19.圧縮フレームが各ディメンションにおいてあるファクターでアンダーサ ンプリングされる、長さN/2のDCTを用いて圧縮(DCT)領域における画 像をトランスコーディングする方法であって、 N×NのDCTが、入力圧縮フレームのDCT係数の4つの隣接するN/2× N/2ブロックから直接計算され、 Nが正の偶数であることを特徴とする、方法。 20.長さN/2(Nは正の偶数)のシーケンスのDCT変換を行う手段を備 えたエンコーダであって、 長さN/2のDCTのみを用いて、長さN/2のオリジナル・シーケンスの前 半および後半を表す2つの長さN/2のシーケンスから長さNのDCTを直接計 算する手段を備えたことを特徴とする、エンコーダ。 21.長さN(Nは正の偶数)のシーケンスとして表される画像をエンコード する方法であって、 長さNのDCTが、長さN/2のDCTのみを用いて、長さNのオリジナル・ シーケンスの前半および後半を表す長さ2つのN/2のシーケンスから直接計算 されることを特徴とする、方法。
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