JPH06508731A - 低計算複雑性デジタルフィルタバンク - Google Patents

低計算複雑性デジタルフィルタバンク

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、概して、情報のディジタル符号化及び復号に関する。とりわけ、本発 明は、ディジタル符号化及び復号に用いられるディジタル分析及び合成フィルタ バンクの効率的実行に関する。好ましい実施例においては、臨界的に標本化され た分析及び合成フィルタバンクを実現するのに用いるフィルタバンクの長さを適 応的に選択することができる。
以下の論考全体を通して、特に背景の論考において、オーディオ用途についてよ り詳しく言及することになるが、本発明をオーディオ符号化及び復号用途に限ら ず更に広範な用途に適用できることを理解すべきである。
信号処理分野の当業者の間には、情報を伝送又は記憶するための効率的手段を開 発することに少なからぬ関心がある。符号化効率を向上させることには、(1) 情報要件を下げること、すなわち、伝送又は記憶の間に信号を十分に表現するの に必要な情報量を低減すること、(2)処理要件を下げること、すなわち、符号 化及び復号過程を実行するのに必要な処理量を低減することが含まれる。
高品質オーディオ符号化用途において、時には、情報要件を、種々の音響心理効 果を利用することによって、聴取可能なオーディオ品質を損なうことなく、下げ ることができる。有用な信号をひとの耳の臨界帯域を近似する帯域幅の狭い帯域 に分割する信号記録、伝送、又は再生技法では、音響心理遮蔽効果を利用するこ とができる。
かかる技法では、信号帯域幅が分析フィルタバンクで分割され、各フィルタ帯域 を通過する信号が処理され、元信号の複製が合成フィルタバンクで再構築される 。
2つの普遍的技法として、サブバンド符号化、及び変換符号化がある。サブバン ド符号化器及び変換符号化器によって、結果的な符号化の不正確さによって生じ る雑音が音響心理的に遮蔽される特定の周波数帯域の中で情報要件を下げること ができる。サブバンド符号化器は、可変帯域幅のサブバンドを定めるディジタル 帯域通過フィルタのバンクによって実行できる。変換符号化器は、幾つかの時間 領域対周波数領域変換の何れによっても実行できる。1つ又はそれ以上の隣接変 換係数をグループ化して、個々の変換係数帯域幅の合計となる、効果的な帯域幅 を有する「サブバンド」を定める。
ディジタル・サブバンド・フィルタバンク及びディジタル・ブロック変換のため の数学的基礎は、実質的に同一である。これについては、1979年10月のI  EEE進捗進捗前響、音声、及び信号処理、^5SP−27号、512ページ から530ページまでの、トウリボレットとクロシエールによる論文、[音声の 周波数領域符号化」(Tribolet and Crochiere、“Fr equency Domain Codingof 5peech”、IEEE  Trans、Acoust、、S eech、andSignal Proc 、、^5SP−27,0ctober、1979. EIp、512−30)を 参照のこと。したがって、以下の論考全体を通して、「サブバンド」及び「変換 」のような術語に関連する概念は、一般的に真正サブバンド符号化器、及び変換 符号化器に適用する。「サブバンド」という術語は、真正サブバンド符号化器、 又は変換符号化器の何れで実行されようと、有用な信号帯域幅の部分を示す。「 変換」及び「変換する」という術語にはそれぞれ、ディジタル・フィルタと、デ ィジタル・フィルタによって濾波することが含まれる。
ディジタル符号化用途の殆どの場合、処理要件を、サブバンド濾波の効率を向上 させることによって下げることができる。処理効率の向上によって、より安価に 構築されるか、或いは符号化器・復号器系全体を通しての信号伝播遅延がより少 ない符号化器及び復号器の実行が可能になる。
多くの変換符号化器系において、分析及び合成フィルタバンクは、離散フーリエ 変換(DFT)、離散余弦変換(DCT)、及び離散正弦変換(D S T)の ような時間領域対周波数領域変換によって実行される。かかる変換によって処理 される時間領域信号サンプルの数を、当明細書では時間領域信号サンプル・ブロ ック長と呼ぶが、これは時に変換長と呼ばれ、これらの変換を行うのに必要な処 理量は概ね時間領域信号サンプル・ブロック長の二乗に比例する。
変換によって発生される周波数領域変換係数の数もまた、時には、変換長と呼ば れる。変換によって発生される周波数領域変換係数の数が時間領域信号サンプル ・ブロック長と等しいのが普通であるが、この等量性は必ずしも必要ではない。
例えば、当明細書でE−TDAC変換と呼ぶ1つの変換は、当業界では時には、 信号サンプル・ブロックを2Iサンプルの長さで変換する長さIの変換として叙 述される。しかし、この変換を、1/27の特異周波数領域変換係数しか発生し ない長さIの1つとして叙述することもまた可能である。かくして、この論考に おいて、時間領域信号サンプル・ブロック長と離散変換長とは、はぼ同義語であ ると仮定される。
種々の技法が、変換を行うのに必要な時間量を低減するために、若しくは所与の 時間量の中で変換を行うのに必要な処理量を低減するために、或いはこれら両方 のたジから936ページまでの、ナラシマとピーダーリンによる論文、「離散余 弦変換の計算についてJ Narashimaand Petersol、 ” Orl the CHputation of the DiscreteCo sine Transform”、 IEEE Trans、 on Coml l1unications 。
C0II−26,June、 1978. りI)、 934−36)の中で教 示されている。概括すると、この技法では、入力信号を表すサンプルを再配列す ることによってI点DCTを評価し、配列されたサンプルについてI点DFTを 行い、結果を複素関数で乗じる。この技法は27′点FFTを用いる他の技法に 比べてほぼ2倍も効率が高いが、しかし、ナラシマとピーダーリンは1つの特定 のDCTによって実行されるフィルタバンクの効率を向上させることについてし か教示していない。
約2倍の処理効率を生み出すもう1つの技法では、長さIの2つの実数値離散変 換を長さIの単一複素数値FFTで同時発生的に行う。この技法を用いて改変D CTを改変DSTと共に同時発生的に行う変換符号化器については、国際特許出 願番号PCT/US 91102512号、公示番号1091/16769号( 1991年10月31日公開)の中に叙述されている。これらの特定の改変DC T及び改変DSTの意義については、1986年の音響、音声、及び信号処理に 関するI EEE進捗誌、ASSP−34号、1153ページから1161ペー ジまでの、プリンセンとブラッドレイによる論文、「時間領域エイリアシング消 去に基づく分析・合成フィルタバンクの設計J (Princen and B radley。
“Analysis/5ynthesis Filter Bank Desi gn Ba5ed onTime Domain Aliasing Canc ellation”、 IEEE Trans。
Acoust、、 5peech、 and Signal Proc、、 A SSP−34,1986+pp、 1153−1161)の中で論考されている 。著者は、これらの変換の特定用途を偶数積重ね臨界標本化単一側波帯分析・合 成系の時間領域等価として叙述している。これらを、当明細書では集合的に、偶 数積重ね時間領域エイリアシング消去(E−TDAC)変換と呼ぶ。
処理要件を下げるもう1つの技法については、1980年6月の音響、音声、及 び信号処理I EEE進捗誌、^5SP−38号、969ページから978ペー ジまでの、マルヴアによる論文、[効率的変換・サブバンド符号化のための重ね 変換J (Mavlar、 ”Lapped Transform forEf ficient Transform/5ubband Coding” IE EE Trans。
Acoust、、 S eech、 and Signal Proc、、 A SSP−38,June。
1980、 pp、 969−78)の中で教示されている。この技法では、I 点改変DCTを、1/27′点DSTを入力信号を表すサンプルの組を組み合わ せた後に行なうか、若しくはl′点信号サンプルを「折り重ねて」1/2I点の 小さな組にすることによって実行する。この方法は、改変DCTを単純な方法で 行うことよりもほぼ2倍も効率が高いが、しかし、マルヴアは、入力サンプルが 特定の正弦波勾配ウィンドウで重み付けられた1つの特定改変DCTによって実 行されるフィルタバンクに関して、入力サンプルをどのように重ねるかについて しか教示していない。
マルヴアによって実行された特定改変DCTについては、1987年5月ICA SSP 1987学会進捗誌の2161ページから2164ページまでの、プリ ンセン、ジョンソン、及びブラッドレイによる論文、[時間領域エイリアシング 消去に基づくフィルタバンク設計を用いるサブバンド・変換符号化J (Pri ncen、 Johnson、 and Bradley。
”5ubband/Transform Coding Using Filt er Bank Des−igns Ba5ed on Time Domai n Aliasing Cancellation”。
ICASSP 1987 Conf、 Proc、 、1Iay1987. p p、 2161−64)の中で更に詳細に論考されている。著者は、この変換を 、奇数積重ね臨界標本化単一側波帯分析・合成系の時間領域等価として叙述して いる。これを、当明細書では、奇数積重ね時間領域エイリアシング消去(0−T DAC)変換と呼ぶ。
符号化器性能を適正化するために、異なる時間領域信号サンプル・ブロック長を 用いる能力を具える形で符号化器及び復号器を実行することが望ましい。時間領 域信号サンプル・ブロック長を長くすればする程、変換符号化器の選択度又は周 波数分解能が向上すること、また、フィルタ選択度を良くすればする程、一般に 変換符号化器の音響心理遮蔽効果を利用する能力が向上することは、当業界では 周知である。
しかし、時間領域信号サンプル・ブロック長を長くすればする程、サブバンド・ フィルタバンクの時間分解能が劣化する。時間分解能が不十分であると、信号の 量子化誤差によって耳の時間的音響心理遮蔽期間を超える過渡現象のような、過 渡現象前及び過渡現象後リンギングを生じる際に、聴取可能な人為的ひずみを生 じ得る。したがって、サブバンド・フィルタバンクの処理効率を向上する技法で はまた、時間領域信号サンプル・ブロック長の適応的選択をも可能にすべきであ る。
時間領域信号サンプル・ブロック長、及びそれによるフィルタバンクの周波数領 域と時間領域分解能への影響の重要性については、上で引用した国際特許出願番 号PCT/US 91102512号、公示番号1091/16769号の中で 更に詳細に論考されている。これにより同特許を全面的に本明細書に組み入れる 。
発明の開示 本発明の目的は、分析濾波及び合成濾波により、低処理要件のみを要するか若し くは低処理遅延のみを生じるか或いはこれらの両方の条件を具える、ディジタル 情報のサブバンド・変換符号化器及びサブバンド・変換復号器を提供することで ある。
本発明のもう1つの目的は、フィルタバンク長の適応的選択を可能にする分析濾 波及び合成濾波により、低処理要件のみを要するか若しくは低処理遅延のみを生 じるか或いはこれらの両方の条件を具える、ディジタル情報のサブバンド・変換 符号化器及びサブバンド・変換復号器提供することである。
本発明の上述の目的及び更なる目的についての更なる詳細は、当明細書全体を通 して、とりわけ以下の発明の実施形態の中で説明されている。本発明はオーディ オの符号化及び復号用途について綿密に叙述されてはいるが、本発明はより広範 であって、本発明を他の用途にも適用できることを理解するべきである。当明細 書の叙述全体を通して、本発明を組み入れた符号化器の論考はまた更に一般的に 信号分析濾波用途に関連し、本発明を組み入れた復号器の論考は更に一般的に信 号合成浦波用途に関連する。
1つの実施例における本発明の教示により、符号化器では時間領域信号を表す入 力信号の符号化が行われる。
分析ウィンドウ関数によって重み付けられる入力サンプルは、緩衝されて時間領 域信号サンプル・ブロックになる。時間領域信号サンプル・ブロックの中の信号 サンプルの組は、改変サンプルを発生すべく順方向前置変換関数によって組み合 わされる。周波数領域変換係数は、離散ディジタル変換を改変サンプルに対して 適用することによって発生される。スペクトル情報は、順方向後置変換関数を周 波数領域変換係数に対して適用することによって発生される。
これもまた1つの実施例における本発明の教示により、復号器ではディジタル符 号化スペクトル情報の復号が行われる。周波数領域変換係数は、逆方向前置変換 関数をスペクトル情報に対して適用することによって発生される。時間領域変換 係数は、逆方向離散ディジタル変換を周波数領域変換係数に対して適用すること によって発生される。時間領域サンプル・ブロックは、逆方向後置変換関数を時 間領域変換係数に対して適用することによって発生され、連携の符号化器への入 力サンプルに相当する出力サンプルは、隣接の時間領域信号サンプル・ブロック の中のサンプルを重畳、加算することによって発生される。
本発明及び本発明実施例の種々の特徴については、以下の発明の実施形態の中、 及び添付図面の中で更に詳細に説明されている。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の好ましい実施例を組み入れた符号化器の基本的機能構造を示す 機能概念図である。
図2は、本発明の好ましい実施例を組み入れた復号器の基本的機能構造を示す機 能概念図である。
図3は、DCT及びDSTによるE−TDAC変換分析フィルタバンクの実行を 可能にする本発明の基本的実施例のための8サンプルの改変サンプル・ブロック を形成すべく、16サンプルの時間領域信号サンプル・ブロックに対して適用さ れる順方向前置変換関数を示す流れ図である。
図4は、DFTによるE−TDAC変換分析フィルタバンクの実行を可能にする 本発明の代替的実施例のための8サンプルの改変サンプル・ブロックを形成すべ く、16サンプルの時間領域信号サンプル・ブロックに対して適用される順方向 前置変換関数を示す流れ図である。
図5は、従来型TDAC位相項を用いるE−TDACによって創製される時間領 域エイリアシング成分の時間逆方同転区域を示す仮想図である。
図6は、1/2Iサンプル長のブロックが重畳するIサンプル長のブロックの中 の時間領域エイリアシングを消去するのに必要なTDAC位相項を用いるE−T DACによって創製される時間領域エイリアシング成分の時間逆方同転区域を示 す仮想図である。
図7は、1/47′サンプル長のブロックの中の時間領域エイリアシング成分の 時間逆方同転区域の間の境界を示す仮想図である。
図8は、時間領域エイリアシング成分の時間逆方同転区域を示すブリッジ変換の 仮想図である。
図9は、DCT及びDSTによる適応長E−TDAC変換分析フィルタバンクの 実行を可能にする8サンプルの改変サンプル・ブロックを形成すべく、16サン プルの時間領域信号サンプル・ブロックに対して適用される順方向前置変換関数 を示す流れ図である。
図10は、DSTによる適応長0−TDAC変換分析フィルタバンクの実行を可 能にする8サンプルの改変サンプル・ブロックを形成すべく、16サンプルの時 間領域信号サンプル・ブロックに対して適用される順方向前置変換関数を示す流 れ図である。
発明の実施形態 10機能構造の概観 図1には、本発明の実施例を組み入れた、変換を基本とする符号化器の基本的機 能構造が示されている。この構造により、符号化器は、入力通路100から受容 される入力サンプルを緩衝して時間領域信号サンプル・ブロックにする緩衝器1 02、改変サンプルを、緩衝器102から受容される信号サンプルの組を組み合 わせることによって、時間領域信号サンプル・ブロックを構成する信号サンプル の数を確定する通路104から受容される情報に応答して発生する順方向前置変 換装置106、改変サンプルを、通路104から受容される情報に応答して長さ が適応する変換を適用することによって、周波数領域係数に変換する順方向変換 装置108、スペクトル情報を、通路104から受容される情報に応答して周波 数領域係数から発生する順方向後置変換装置11o1及び、スペクトル情報を含 むディジタル情報を、通路114に沿って伝送又は記憶するのに適する形式に組 み立てるフォーマツタ112から成る。緩衝器102及びフォーマツタ112に よって演じられる機能については、当明細書の中では詳細に論考しない。
図2には、本発明の実施例を組み入れた、変換を基本とする復号器の基本的機能 構造が示されている。この構造により、復号器は、スペクトル情報と逆方向変換 長を確定する情報とを、通路200から受容される符号化ディジタル信号から抽 出するデフオーマツタ202、周波数領域変換係数を、抽出されたスペクトル情 報から、通路204に沿って受容される逆方向変換長を確定する情報に応答して 発生する逆方向前置変換装置206、周波数領域変換係数を、通路204から受 容される情報に応答して長さが適応する変換を適用することによって時間領域変 換係数に変換する逆方向変換装置208、信号サンプルを、時間領域変換係数か ら、通路204から受容される情報に応答して発生する逆方向後置変換装置21 0、及び、連携する符号化器に対する人力サンプルに相当する出力サンプルを、 信号サンプルに応答して通路214に沿って発生する出力プロセッサ(出力装置 )212から成る。デフオーマツタ202及び出力プロセッサ212によって演 じられる機能については、当明細書の中では詳細に論考しない。
以下の開示及び添付請求項の検討から、図1及び図2の中に示される幾つかの要 素は本発明を実現する上では必要でないことを理解すべきである。
本発明の基本的実施例については、代替的実施例について論考する前に、かなり 詳細に紹介する。この基本的実施例では、固定長E−TDAC変換を用いて、分 析及び合成フィルタバンクを実行する。種々の特徴を具える好ましい実施例につ いては、この論考全体を通して叙述されている。
■0本発明の基本的実施例 A、入力サンプルの緩衝 図1のボックス102に表されている緩衝器によつて、信号サンプルが受容され 、信号サンプルが時間領域信号サンプル・ブロックの列にグループ化される。各 ブロックは、I信号サンプルから成る。信号サンプルを、アナログ信号を標本化 することによって、アナログ信号を表すか又はシミュレートするサンプルを発生 させることによって、若しくは、時間領域信号に対応する離散値サンプルの他の あらゆる源から、受容することができる。
当業界では、離散変換によって実行されるフィルタバンクの周波数分解力又は選 択度が変換長を長くするにつれて向上することは周知である。フィルタ選択度が 、時間領域信号サンプルをウィンドウと一般に呼ばれる重み付は関数で重み付け ることによって著しく影響を受けることもまた周知である。これについては、1 878年1月のI EEE進捗誌66巻の51ページから83ページまでの、ハ リスによる論文、「離散フーリエ変換による高調波分析のためのウィンドウの使 用についてJ (Harris。
”On the tlse of llindows for Harmoni c Analysis withthe Discrete Fourier  Transform”、Proc、IEEE、 vol、 66゜Januar y、 1978. I)I)、 5l−83)を参照のこと。
本発明の基本的実施例の中で用いられるE−TDAC変換では、時間領域信号サ ンプルを符号化器の中で順方向変換浦波の前に重み付ける分析ウィンドウ処理と 呼ばれる重み付けと、復元された時間領域信号サンプルを復号器の中で逆方向変 換濾波の後に重み付ける合成ウィンドウ処理と呼ばれる重み付けとの両方の重み 付けが必要である。分析及び合成ウィンドウによる重み付けについては、以下で は簡潔に論考されている。当明細書の中では、緩衝された信号サンプルは、必要 に応じて、或いは望ましいように、分析ウィンドウによって重み付けされるもの と仮定する。入力信号サンプルは、入力信号サンプルが緩衝器によって受容され る前、或いは直後に、分析ウィンドウで重み付けることができる。これは何れで あっても、本発明の範囲から逸脱しない。
B4分析フィルタバンク、すなわち順方向変換以下で論考する順方向前置変換関 数は時間領域信号サンプル・ブロックに対して順方向変換を適用する前に適用さ れるが、順方向変換を、順方向前置変換関数について十分に叙述する前に紹介し て置くことが必要である。
順方向変換装置は図1のボックス108によって表されている。
本発明の基本的実施例の中で用いられるE−TDAC変換は、改変離散余弦変換 (MDCT)と改変離散正弦変換(MD S T)とを交互に適用することと等 価である。
MDCT及びMDSTはそれぞれ、以下の式1及び式2で表される。すなわち、 0≦k<7に関して 0≦k</に関して ここで、 k=周波数領域変換係数 n・時間領域信号サンプル数 I・時間領域信号サンプル・ブロック長J= TDACに必要な位相項(弐6を 参照)、r(n) =時間領域信号サンプルnべk)=MDCT周波数領域変換 係数にλk)=MDST周波数領域変換係数にである。
E−TDACによって、周波数領域変換係数の2つの交互の組の1つが各時間領 域サンプル・ブロックに応答して作り出される。これらの周波数領域変換係数の 組は、以下の形式、すなわち、 である。ここで、j=時間領域サンプル・ブロック数である。MDCT及びMD STによって発生される係数の各組は、当明細書の中ではそれぞれ、MDCT係 数の組及びMDST係数の組と呼ばれる。
プリンセンとブラッドレイは、適正な位相項j及び適切な分析・合成ウィンドウ の組と共に、E−TDAC技法によって、入力信萼が、以下の形式の重畳した固 定長のMDCT係数の組とMDST係数の組の交互順列から正確に復元できるこ とを示している。すなわち、(ak)) 、(,5Tk)) 、(べk))、( 凍k)) ・・・ (5)0 1 2 3’ である。
MDCT係数の組とMDST係数の組を交互に用いるだけで時間領域エイリアシ ング成分が作り出されるが、エイリアシング成分は、適切な位相項Iを式1及び 式2に関して選び、順方向変換を分析ウィンドウで重み付けられた重畳時間領域 信号サンプル・ブロックに対して適用し、かつ、合成ウィンドウ重み付けを行い 、逆方向変換で復元される隣接重畳時間領域信号サンプル・ブロックを加算する ことによって、消去できる。
式1及び式2の中の位相項I によって、時間領域エイリアシングひずみの位相 偏位が制御される。このエイリアシングひずみを消去し、元の時間領域信号を正 確に復元するために、E−TDACでは、エイリアシングが以下のようになって いることが必要である。すなわち、MDCTに関しては、エイリアシング成分は 、標本化され、かつサンプル・ブロックの1/4点付近で時間的に逆方向転する 、ウィンドウで重み付けられた信号の前半分と、標本化され、かつサンプル・ブ ロックの374点付近で時間的に逆方向転する、ウィンドウで重み付けられた信 号の後半分とから成る。MDSTに関しては、エイリアシング成分は、振幅の符 号が逆方向になっていること以外は、MDCTに関するエイリアシング成分と同 様である。これらの関係は図5に示されている。図5では、時間領域エイリアシ ング成分を破線で示し、望ましい信号を実線で示しているが、これらは合成ウィ ンドウで重み付けられている。
エイリアシング消去のための適切なエイリアシング成分を作り出すのに必要な位 相項は、以下の式のとおり、すなわち、 である。
C0順方向前置変換関数 MDCT及びMDSTを評価するのに用いられる技法の処理要件は、順方向前置 変換関数を時間領域信号サンプル・ブロックに対して適用して改変サンプルのブ ロックを作り出すこと、及び、1/2I点DCT及び1/27′点DSTをI点 MDCT及びMDSTに関する改変サンプル・ブロックに対してそれぞれ適用す ることによって下げることができる。順方向前置変換関数は、図1のボックス1 06で表されている。E−TDACに関して、前置変換関数によって、長さIの 各時間領域信号サンプル・ブロックの中の信号サンプルの組が組み合わされて長 さ1/2Iの改変サンプルのブロックが作り出される。
改変サンプルに対してI点MDCTを行うべく適用される1/27点DCTを用 いるための数学的基礎は、位相項Iに関して式6を式1に最初に代入することに よって得られる。式1のMDCTを、以下のように表すことができる。すなわち 、 に設定し、これを式7aに代入し、 に設定し、これを式7b及び式7cに代入し、に設定し、これを式7dに代入す ることによって、式1は以下のように書き替えられる。すなわち、0≦k</に 関して (8b) 最後に、以下の新しい数列、すなわち、ここで、[i]modIはl゛モジユロ l値を表す。を決定することによって、式8a及び式8bを以下のように組み合 わせて表すことができる。すなわち、である。これは、バn)に関する1/2/ 点DCTである。
同様な誘導から、長さIのMDSTを長さ1/2,4/のDSTによって実行す ることができる。すなわち、0≦k<7に関して である。
この基本的実施例のための順方向前置変換関数は、以下で論考する代替的実施例 と同様に、改変サンプルを時間領域信号サンプルの組を組み合わせて形成できる ソフトウェア制御のプロセッサ及び回路を含む幾つかの実施例の何れによっても 行うことができる。16サンプル・ブロックに関する1つの流れ図が、図3に示 されている。
この図では、本発明の基本的実施例のための式9及び式12の順方向前置変換関 数が示されている。括弧内に示されている負符号は、上の式12の中に示される 関数に関連したサンプルに減算的に組み合わされる項を指示している。この減算 的組み合わせは、回路の中で、例えば、図3の中の交点に相当する信号サンプル 表現の値を括弧の中の負符号で負にし、成果の表現を加算的に組み合わせること によって達成することができる。
D、順方向後置変換関数 原理的に、本発明の基本的実施例の中の順方向変換では、周波数領域変換係数が 、入力信号に対して適用されるE−TDAC変換によって発生される係数と等価 の入力信号に応答して発生される。以下で叙述する本発明の幾つかの代替的実施 例では、順方向後置変換関数を順方向変換によって発生される係数に対して適用 することが、対応するTDAC変換によって発生される変換係数と等価のスペク トル情報を得るために必要である。
もし用途によってスペクトル情報が必要とされなければ、本発明の実施例の何れ かを組み入れる符号化器では、順方向後置変換関数を順方向変換によって発生さ れる周波数領域変換係数に対して適用する必要はない。例えば、周波数領域変換 係数白帯を直接伝送或いは記憶し、次いで、対応する復号器に復号のために伝送 することができしかし、多くの用途ではスペクトル情報が必要である。
例えば、音響心理効果原理を利用して符号化信号情報要件を下げる符号化器・復 号器系では、通常、信号のスペクトル成分の音響心理遮蔽効果を予想するために スペクトル情報を必要とする。
以下で叙述する、順方向変換によって発生される周波数領域変換係数、及び種々 の順方向後置変換関数によって発生されるスペクトル情報は、通常、低ビツトレ ート伝送又は効率的記憶に対しては適切ではない。信号の無効性を利用すること によって、種々の量子化技法を用いて情報要件を下げることができる。
本発明の基本的実施例を組み入れる符号化器の実際的な実行においては、図1の ボックス110で表される順方向後置変換関数を、順方向変換によって発生され る周波数領域変換係数を量子化することで構成できるが、しかし、量子化は本発 明を実行する上では必要ではない。
E、出力のフォーマット化 図1のボックス112で表される出力フォーマット化は、本発明を実行する上で は必要ではないが、信号符号化用途ではしばしば用いられる。一般に、出力フォ ーマット化では、伝送或いは記憶するのに必要なスペクトル情報及びその他の情 報が組み立てられる。復号器で必要とするあらゆる副次的情報もまた、フォーマ ット化された信号に組み立てられる。フレーム同期ビット及び誤り検出・訂正符 号を、伝送で必要な際に用いることができる。データベースのポインタ又はキー を、記憶で必要な際に付加することができる。フォーマット化されたデータは、 図1の通路114に沿って伝送又は記憶のために準備完了状態になる。
F、入力のデフォ−マット化 図2のボックス202で表される入力デフォ−マット化は、本発明を実行する上 では必要ではないが、信号復号用途ではしばしば用いられる。デフォ−マット化 では、スペクトル情報及びあらゆる副次的情報が、通路200から受容されるフ ォーマット化された信号から、伝送された信号を受け取るか或いは記憶から信号 を検索することの何れかによって抽出される。
G、逆方向前置変換関数 図2のボックス206で表される逆方向前置変換関数によって、周波数領域変換 係数が、受容された信号の中のスペクトル情報から得られる。もし受容された信 号の中のスペクトル情報がE−TDAC変換によって発生される周波数領域変換 係数に実質的に相当するならば、本発明の基本的実施例における逆方向前置変換 関数は、例えばスペクトル情報をブロックにグループ化することのように、自明 であるか若しくは実質的に零の関数であり得る。
本発明の基本的実施例を組み入れる復号器の実際的な実行においては、逆方向前 置変換関数を、符号化信号を反量子化して逆方向変換フィルタバンク(逆方向変 換装置)への入力に適切な形状にすることで構成できるが、しかし、反量子化は 本発明を実行する上では必要ではない。
H0合合成フィルタバンクすなわち逆方向変換図2のボックス208には、周波 数領域変換係数の各組を時間領域変換係数に変換する合成フィルタのバンクが表 されている。図1の分析フィルタバンク(順方向変換装置)108で用いられる 変換とは逆方向の変換によって、合成フィルタバンク(逆方向変換装置)208 が実行される。本発明の基本的実施例で用いられるE−TDAC変換のための逆 方向離散変換は、それぞれ式13及び式14に示す逆方向改変離散余弦変換(I MDCT)及び逆方向改変離散正弦変換(IMDST)の交互適用である。すな わち、 0≦k<J’に関して 0≦k<、/に関して j(n)−−!−ΣS(&)sio(2y&’、、−”’) (14)N、→ 玄k)=復元されたMDST周波数領域変換係数k1、逆方向後置変換関数 IMDCT及びIMDSTを評価すべく用いられる技法の処理要件は、IMDC T及びIMDSTを評価する代わりに逆方向DCT (IDCT)及び逆方向D ST(IDST)を評価し、逆方向後置変換関数を逆方向変換の適用の後に適用 することによって、下げることができる。この逆方向後置変換関数は、図2のボ ックス210で表されている。
E−TDACのために、逆方向後置変換関数では、時間領域変換係数が信号サン プルに分けられる。順方向変換に関して上で論考した誘導と同様の誘導を用いて 、以下で論考する適切な逆方向前置変換関数を伴って、長さ、1’(7) I  MD CTヲ長す1/2/ノI D CT+:ヨッテ実行できることが分かる。
すなわち、 である。
復元された時間領域サンプルλn)は、時間領域変換体0≦n < ’AN、  ’plN≦nくNl に関してJ(n) −、(III−−)。DdN) (1 6)騙N≦n<賢N、 に関して !(n)す([T−+ −III mod A’) (17)である。
適切な逆方向後置変換関数を伴って、長さIのIMDSTを長さ1/2,1’の ID5Tによって実行できる。すなとn)=復元された時間領域変換係数nであ る。
復元された時間領域信号サンプルは、時間領域変換係数ffn)から、以下の式 によって得られる。すなわち10≦n < ’AN、 %N≦n < N、に関 して’AN≦nく纂N、に関して J、出力サンプル処理 組み合わせの符号化器で符号化される信号サンプルに相当するサンプルをTDA C変換によって発生させるには、重複・加算過程が必要である。この過程は図2 のボックス212で表されているが、これによって、復元された時間領域サンプ ルの隣接ブロックが重複され、1つのブロックの中のサンプルが隣接の重複ブロ ックの中のサンプルに加算される。
本発明の基本的実施例で用いられるE−TDAC変換ではまた、重複・加算の前 に、合成ウィンドウを、復元された時間領域サンプル・ブロックに対して適用す ることが必要である。E−TDAC変換で合成ウィンドウ、分析ウィンドウ、及 び重複・加算過程の設計に課している制約については、上で参照したプリンセン とブラッドレイの論文の中で十分に論考されている。
■、固定長の代替的な実施例 本発明の代替的な実施例によって、処理要件の大幅な削減を達成することができ る。以下の叙述では、これらの代替的実施例と上述の基本的実施例との間の差異 について論考する。
A、DFTによって実行されるE−TDAC符号化器に関する本発明の1つの実 施例において、順方向E−TDAC変換は、離散フーリエ変換(D F T)に よって実行される。
順方向前置変換関数によって、改変されたサンプルから成る2つの形式のブロッ クの交互列が発生される。1つのブロック形式は改変サンプルpCn)から成り 、もう1つのブロック形式は改変サンプルdn)から成る。各改変サンプルは、 以下の式による信号サンプルICn)の1組の組み合わせから形成される。すな わち、置変換関数を説明する流れ図が、図4に示されている。
順方向E−TDAC変換は、以下の複素数値周波数領域変換係数、すなわち1. ’(k)+ノ゛・Kk)の形式のpCk)及びAk)+j−/(k)の形式のA k)の交互の組を改変サンプル・ブロックの交互列に応答して発生する、DFT によって実行される。すなわち、 である。ここで、ノ°・J−1である。
E−TDAC変換係数4k)及び、5Ck)に相当するスペクトル情報は、以下 の式による順方向後置変換係数を適用することによって得られる。すなわち、復 号器に関する本発明の1つの代替的実施例において、逆方向E−TDAC変換は 、逆方向DFT (IDFT)によって実行される。
逆方向前置変換関数によって、E−TDAC変換係数4k)及び5ck)にそれ ぞれ相当するスペクトル情報、トk)及びフk)が符号化信号から復元され、復 元されたスペクトル情報に応答して、復元された周波数領域変換係数から成る2 つの形式のブロックの交互列が発生される。
これらのブロック交互列の1つの形式は、八k)+ノ゛・〆k)の形式の復元さ れた複素数値の係数λk)がら成り、 もう1つの形式は、 ′Kk)+ノ°・i<k>の形式の復元された複素数値の係数λk)から成る。
周波数領域変換係数の実数部及び虚数部は、以下の式によって得られる。すなわ ち、 $u(&) −ii口<;)、jや) −cosに) ・j<k)−(30)で ある。
逆方向変換によって、復元された時間領域変換係数から成る2つの形式のブロッ クの交互列が、IDFTを周波数領域変換係数ブロックの交互列に適用すること によって発生される。これらのブロックの1つの形式は、復元された時間領域変 換係数λk)から成り、もう1つの形式は、復元された時間領域変換係数?Ck )から成る。時間領域変換係数を復元するのに用いられるI DFTは、以下の 式31及び式32に示すとおりである。
復元された時間領域信号サンプルλn)は、逆方向後置変換関数を復元された時 間領域変換係数から成るプロ・νりの交互列に対して適用することによって得ら れる。信号サプルは、以下の式による;(k)係数から成るプロ・ツクから得ら れる。すなわち、 0≦n < N、 n eve口、の偶数に関して0≦n < N、 n od d、 0)奇数に関してである。信号サンプルは、以下の式によるλk)係数か ら成るブロックから得られる。すなわち、01 n < N、 n !Vefl 、の偶数に関して0≦n < N、 n odd、の奇数に関してB、同時発生 DFTにより実行されるE−TDAC符号化器に関する本発明のもう1つの実施 例において、1つ又はそれ以上の順方向E−TDAC変換のMDCT及びMDS Tによって、1つ又はそれ以上のDFTが同時発生的に実行される。単一チャネ ル符号化器の用途においては、上の式5に示されるような2つの隣接周波数領域 係数の組を単一のDFTによって同時発生的に発生することができる。2チヤネ ルの用途においては、チャネル1に関するMDCT係数の組をチャネル2に関す るMDST係数の組と共に同時発生的に発生させ、直後に、チャネル1に関する MDST係数の組をチャネル2に関するMDCT係数の組と共に同時発生的に発 生させることができる。同時発生処理のためには、係数の組のこれ以外の組み合 わせも可能である。同時発生変換に関する付加的な詳細については、一般的に、 二ニー・ジャージ州エングルウッド・クリフスのプレンティスeホール社197 4年発行のプライアムによる文献、「高速フーリエ裏車」の166ページから1 67ページまで(Brigham、 −The Fast Fourier T ransform、 Englewood C11ffs、 NJ:Prent ice−Ball Inc、、1974. pp、 16ロー67)を参照のこ と。
順方向前置変換関数によって、p(n)+ノ゛・/(n)の形式の複素数値の改 変されたサンプルq(n)から成るブロックの列が発生される。ここで、1(n )及びrCn )は、上の式21及び式22に叙述し示した順方向前置変換関数 の適用から形成される。
順方向E−TDAC変換を形成するMDCT及びMDSTは、以下の式によるぺ k)+ノ゛・Ak)形式の複素数値の周波数領域変換係数c(k)を発生するD FTによって同時発生的に実行される。すなわち、 0≦に≦〃N、に関して E−TDAC変換係数Qk)及び5Ck)に相当するスペクトル情報は、順方向 後置変換関数を以下の式により適用することによって得られる。すなわち、復号 器に関する本発明のもう1つの実施例において、1つ又はそれ以上の逆方向E− TDAC変換のIMDCT及びIMDSTが、1つ又はそれ以上のI DFTに よって同時発生的に実行される。
逆方向前置変換関数によって、E−TDAC変換係数αk)及び、5’(k)に 相当するスペクトル情報が、符号化信号からそれぞれ復元され、復元されたスペ クトル情報に応答して、gk)+l−Ak)の形式の複素数値の復元された周る 。ここで、σ及びIは、復元されたスペクトル情報から以下の式によって得られ る。すなわち、逆方向E−TDAC変換を構成するIMDCT及びIMDSTは 、以下の式によるp(n)+ノ°・rCn)の形式の複素数値の時間領域変換係 数2n)を発生するI DFTによって同時発生的に実行される。すなわち、0 ≦a (’AN、に関して である。
時間領域信号サンプルλn)は、上の式33から式36までに叙述し示した逆方 向後置変換関数の適用から復元される。
■、適応長の実施例 A、ブリッジ変換 以上言及したように、変換処理効率を向上させる技法では、変換長の適応的な選 択もまた可能でなければならない。適応変換長符号化器を実行するのに必要な手 段及び要件については、ここでは論考しないが、国際特許出願PCT/Its  91102512号、発行番号?091/16769号(1991年10月31 日発行)の中で論考されている。
E−TDAC変換又は0−TDAC変換の何れについても長さを変化させるには 、時間領域エイリアシング消去を実現するために位相項lを変化させることが必 要である。図5には、逆方向E−TDAC変換によって復元される2つの重畳さ れたIサンプル長の時間領域信号サンプル・ブロックの仮想図が示されている。
これら2つのブロックの1つはIMDCTから復元され、もう1つはIMDST から、合成ウィンドウ処理が行われた後1隣接ブロツクの重畳・加算によって時 間領域エイリアシングが消去される前に復元される。この図及び他の図の中の表 現では、個別の信号サンプルは示されてなく、ウィンドウ処理された信号サンプ ル・ブロック内のサンプルの振幅の包絡線のみが示されている。
復元された信号サンプル・ブロックの各々は、2つの成分から成る。図の中で、 1つの成分は、分析ウィンドウ及び合成ウィンドウで重み付けられた入力信号サ ンプルに実質的に相当する実線で表され、もう1つの成分は、分析ウィンドウ及 び合成ウィンドウで重み付けられた時間領域エイリアシングひずみに相当する破 線で表されている。上で論考したように、エイリアシング成分は、2つの別の区 域の中に生じる、ウィンドウ処理された入力信号サンプルの時間を逆方向転した 複製である。E−TDAC変換及び0−TDAC変換のための位相項Iによって 、これらの2つの区域の間の境界の位置が制御される。固定長のE−TDAC及 び0−TDAC変換に関しては、境界は信号サンプル・ブロックの中間点に位置 する。この条件下での時間領域エイリアシング消去に必要な位相項は、弐6に示 されている。
図6は、重畳・加算の前に逆方向E−TDAC変換によって復元される3つの時 間領域信号サンプル・ブロックの仮想図である。第1のブロックは、IMDCT から復元されたIサンプル長のブロックである。第2及び第3のブロックは、I MDSTから復元された1/27′サンプル長のブロックである。Iサンプル長 のMDCTブロックの中のエイリアシング成分は、サンプル・ブロックの1/4 点の付近で時間的に逆方向転される信号サンプル・ブロック前半部分の複製、及 びサンプル・ブロックの3/4点の付近で時間的に逆方向転される信号サンプル ・ブロックの後半部分の複製から成る。もし図6に示すMDCTブロックの後半 部分とMDSTの1/2Iサンプル長ブロツクの前半部分との重畳・加算によっ て時間領域エイリアシングを消去するのであれば、前半部分MDSTの1/21 サンプル長ブロツクの中の時間領域エイリアシング成分は、符号を逆方向転し、 時間を端から端まで逆方向転した1/2/サンプル長ブロック全体の複製でなけ ればならない。MDST及びIMDST変換で時間領域エイリアシング成分をこ れらの特性で作り出すのに必要な位相項Iは、P1/2である。
位相項は、一般に、以下の式のように表現することができる。すなわち、 であるが、ここで、φは、時間逆方同転区域間の境界の位置である。φは、時間 領域信号サンプル・ブロックの右側又は立下がり縁からの時間領域信号サンプル の数で表現される。
例えば、図7には、ウィンドウ処理された2つの時間領域信号サンプル・ブロッ クが示されている。右側ブロックは、長さl/4/l’のサンプルである。この ブロック内では、時間逆方同転区域間の境界は、ブロックの右側又は立下がり縁 から/V/8点の位置にある。したがって、1/47’サンプル長ブロツクの各 区域内でエイリアシング成分の時間逆方同転を生じさせるのに必要な位相項Iは 、以下の式のとおりである。すなわち、 この条件を確定して、「ブリッジ変換」を導入することが可能となる。ブリッジ 変換は、シフトを1つの変換長から他の変換長に橋渡しする変換である。例えば 、図8に示されているように、本発明を、1/4J/サンプルのもう1つのブロ ックが続< 1/27サンプルの1つのブロックを処理するのに用いるものとし よう。各ブロックに関して別々の変換を行うことが可能である。これに替えて、 その説明が本論考の範囲を外れる成る理由によって、ブリッジ変換では、代わり に3/4/サンプルの単一のブロックを変換することによって符号化器性能が向 上する。
図8に示されている3/4/fサンプルのブロックを処理するのに必要なブリッ ジ変換を、3つの1/4 /のブロックに対する変換を計算しその後再組み合わ せ操作を行うFFTによって実行することができる。この技法は、当業界では周 知であり、二ニー・シャーシー州エングルウッド・クリフスのプレンティス・ホ ール社1975年発行のオッペンハイムとシエーファによる文献、「ディジタル 信号処理」の中の307ページから314ページまで(Oppenheim a nd 5chafer、 Digital Si nal Processin  。
Englewood C11ffs、NJ: Prentice−Hall I nc、、1975゜pp、 307−14)の中で論考されている。この再組み 合わせ操作を伴うFFTをまた、上で固定長変換に関して簡単に叙述したのと同 じ方法で用いて、2つのE−TDACブリッジ変換を同時発生的に処理すること ができる。しかし、E−TDACにおける同時発生的処理は、同一の長さとTD AC位相項とを有するMDCT及びMDSTに対してのみ可能であることに注意 することが重要である。
復号器に関しては、逆方向変換の長さは、符号化器によって受け渡される符号化 信号の中の副次情報で確定される。上で順方向変換に関して論考した適応長変換 及びブリッジ変換についての要件と同じ要件が、時間領域エイリアシング消去に 必要な位相項を含めて、逆方向変換に対してもまた適用される。
以下では、上で論考した本発明の適応長変換の実施例と固定長変換の実施例との 間の差異について叙述する。
各適応長変換実施例の構造は、対応する固定長変換実施例の構造と実質的に同じ である。最も顕著な差異は、前置及び後置関数と、変換変換の長さ及び位相項と に関連する。
以下の論考において、各時間領域信号サンプル・ブロックは、直前のサンプルが aサンプルだけ重畳され、直後のサンプルがbサンプルだけ重畳される、長さa +bサンプルであると定義される。2つの重畳期間の中のサンプルの数はブロッ クごとに変化するものと仮定される。今までの論考において確立された取決めに よって、各時間領域信号サンプル・ブロックに対して適用されるブリッジ変換は 、適応長(a+b)点変換となる。
B、DCT及びDSTによって実行される−TDAC 1つの適応長変換実施例は、上で論考した固定長変換の基本的実施例に相当する 。固定長変換実施例の式9及び式12に示される関数に相当する順方向前置変換 によって、以下の式による改変サンプル・ブロックの交互列が発生される。すな わち、 0≦n< 、+:+fl:t L(n) −4(J([午+n1asod(a*b3) −z([午−1−II I modlσ*b1)) (45)である。この順方向前置変換関数を説明す る流れ図が、a=4及びb=12とする16サンプル・ブロックに関して図9に 示されている。
順方向変換は、以下の式によるDCT及びDSTから成る。すなわち、 0≦にく亀+b、+:IGQIZ Os:h<m+b、+=lQliZ 逆方向変換は、以下の式によるI DCT及びID5Tから成る。すなわち、 固定長変換実施例に関する式16.17.19、及び20に示される関数に対応 する逆方向後置変換関数によって、時間領域信号サンプルが、以下の式による時 間領域変換係数から復元される。すなわち、0≦n<、、 T≦n < a◆h 、 ’:l’l i ’Lf(n) −9CI−;” −蒐−Fll a+od la+bl)C,DFTにより実行されるE−TDACもう1つの適応長変換実 施例は、上で論考したDFTによって実行されるE−TDACの固定長変換実施 例に対応する。式21及び22に示される関数に対応する順方向前置変換によっ て、以下の式による改変サンプル・ブロックの交互列が発生される。すなわち、 順方向E−TDAC変換は、八k)+j拳1Kk)の形式の複素数値の周波数領 域係数Ak)及び/(k)+j−/Ik)の形式の/ (k)の交互の組を以下 の式による改変サンプル・ブロックの交互列に応答して発生する、DFTによっ て実行される。すなわち、 固定長変換実施例に関して式25及び26に示される関数に対応する順方向後置 変換によって、以下の式によるスペクトル情報の交互の組が発生される。すなわ ち、固定長変換実施例に関して式27から式30までに示される関数に対応する 逆方向前置変換関数によって、復元された周波数領域変換係数から成るブロック の交互列が発生される。これらのブロックの1つの形式は、六k)+l゛・八k )の形式の複素数値の復元された係数穴k)から成り、もう1つの形式は、%/ (k)+7・/(k)の形式の複素数値の復元されたλk)から成る。各周波数 領域変換係数は、以下の式によって得られる。すなわち、逆方向変換では、復元 された周波数領域変換係数から成る2つの形式のブロックの交互列が、IDFT を周波数領域変換係数交互列に対して適用することによって発生される。1つの 形式のブロックは、復元された時間領域変換係数pCk)から成り、もう1つの 形式のブロックは、復元された時間領域変換係数λk)から成る。復元された時 間領域変換係数を得るために用いられるI DFTは、弐64及び式65に示さ れる。すなわち、固定長変換実施例に関して式33から式36までに示される関 数に対応する逆方向後置変換関数によって、復元された周波数領域信号サンプル が、以下の式により復元された時間領域変換係数から得られる。すなわち、イ喝 〜峯り′711二1ν]8? 0≦1<a+b O−TDAC変換では、以下の形式のMDCTが用いられる。すなわち、 0≦k < a+b l’閉;7 ここで、Ak)=周波数領域変換係数にである。
この変換を実行するのに必要とされる要件を、順方向前置変換関数を時間領域信 号サンプルに対して適用して改変サンプルe(n)を発生させ、その後、DST を改変サンプルに対して適用して周波数領域係数An)を発生させることによっ て下げることができる。順方向前置変換関数は以下の式のとおりである。すなわ ち、0 ≦ n く 号〔;閉【t ゝ”ゝ゛川用1°″1°゛1)−″吟゛−”1°″1“”1)(7□)である。
この順方向前置変換関数をa=4及びb=12とする16サンプル・ブロックに 関して説明する流れ図が、図10に示されている。負符号は、上で式71に示さ れている関数に関して関連サンプルに減算的に組み合わされる項を指示する。
前置変換は、以下の式によるDSTから成る。すなわち、 0≦k くa+b、 m!li 1 逆方向変換は、以下の式にょるI DSTがら成る。す;(k) =復元された 時間領域係数 々k)・復元された周波数領域係数に である。
逆方向後置変換関数によって、復元された時間領域信号サンプルRn )が、以 下の式により復元された時間領域係数から得られる。すなわち、 である。
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成5年12月 6日 持許庁長宮 殿 11 1 国際出願番号 PCT/′US92104767 2 発明の名称 簡易計算式ディジタル・フィルタバンク3 特許出願人 住 所 アメリカ合衆国、カリフォルニア州 94103−4813、サン・フ ランシスコ、ポトレロ・アベニュー100名 称 ドルビー・ラボラトリーズ・ ライセンシング・コーポレー住 所 東京都千代田区永田町1丁目11番28号 相互永田町ビルディング8階 5 補正書の提出年月日 1993年 5月24日 請求の範囲 1.1つ又はそれ以上の信号を表す入力サンプルの濾波のための信号分析系であ って、 分析ウィンドウで重み付けられたサンプルである該入力サンプルを、長さIの時 間領域信号サンプル・ブロックにグループ化するための入力緩衝器(102)と 、 スペクトル情報を該時間領域信号サンプル・ブロックに応答して発生するための 分析装置であって、該スペクトル情報が、該時間領域信号サンプル・ブロックに 対して適用される偶数積み重ね時間領域エイリアシング消去変換の周波数領域変 換係数に実質的に相当するスペクトル係数Qk)及び、5Ck)から成り、該ス ペクトル係数gk)及び、5(k)がそれぞれ、改変離散余弦変換係数及び改変 離散正弦変換係数に実質的に相当し、か1/2Iの改変サンプルから成る改変サ ンプル・ブロックを、分析ウィンドウで重み付けられたサンプルの1つ又はそれ 以上の組を組み合わせて該改変サンプルを形成することによって発生するための 順方向前置変換装置(106)と、 周波数領域変換係数を、1つ又はそれ以上の離散変換関数を該改変サンプル・ブ ロックに対して適用することによって発生するための順方向変換装置とから成る 分析装置 とから成る、系。
2、請求項1の系であって、 前記順方向前置変換装置(106)によって、式、 による、分析ウィンドウで重み付けられたサンプル、r(n)の組の加算的組み 合わせから形成される改変サンプルバn)から成る第1の改変サンプル・ブロッ クが、前記時間領域信号サンプル・ブロックのそれぞれの1つから発生され、 該順方向前置変換装置(106)によって、式、 による、分析ウィンドウで重み付けられたサンプル、r(n)の組の減算的組み 合わせから形成される改変サンプル〆n)から成る第2の改変サンプル・ブロッ クが、該時間領域信号サンプル・ブロックの別のそれぞれの1つから発生され、 前記順方向変換装置(108)によって、スペクトル係数QK)が、離散余弦変 換関数に実質的に相当する離散変換関数を該第1改変サンプル・ブロックに対し て適用することで発生され、スペクトル係数、5CK)が、離散正弦変換関数に 実質的に相当する離散変換関数を該第2改変サンプル・ブロックに対して適用す ることで発生される 系。
3、請求項1の系であって、 前記順方向前置変換装置(106)によって、式、 による、分析ウィンドウで重み付けられたサンプル〆n)の組の加算的組み合わ せから形成される改変サンプルp(n)から成る第1の改変サンプル・ブロック が、前記時間領域信号サンプル・ブロックのそれぞれの1つから発生され、 該順方向前置変換装置(106)によって、式、 による、分析ウィンドウで重み付けられたサンプル、1(n)の組の減算的組み 合わせから形成される改変サンプルバn)から成る第2の改変サンプル・ブロッ クが、該時間領域信号サンプル・ブロックの別のそれぞれの1つから発生され、 前記順方白変換装[(108)によって、7(k)+ノ゛・Ak)の形式の複素 数値の周波数領域係数Ak)の第1の組が、実質的に離散フーリエ変換に相当す る離散変換関数を該第1改変サンプル・ブロックに対して適用することで発生さ れ、Kk)+%・/(k)の形式の複素数値の周波数領域係数Ak)の第2の組 が、実質的に離散フーリエ変換に相当する離散変換関数を該第2改変サンプル・ ブロックに対して適用することで発生され、前記分析装置が更に、前記スペクト ル係数Qk)を、順方向後置変換関数を式、 により該複素数値周波数領域係数第1組に対して適用することによって発生し、 前記スペクトル係数、5(k)を、順方向後置変換関数を式、 により該複素数値周波数領域係数第2組に対して適用することによって発生する ための順方向後置変換装置(110)から成る 系。
4、請求項1の系であって、 前記順方向前置変換装置(106)によって、pCn)+ノ゛・rc n )の 形式の複素数値の改変サンプルq(n)から成る前記改変サンプル・ブロックが 発生され、れの1つからの分析ウィンドウで重み付けられたサンプル、r(n) の組の加算的組み合わせから形成され、による前記時間領域信号サンプル・ブロ ックのそれぞれの別の1つからの分析ウィンドウで重み付けられたサンプルA  n )の組の減算的組み合わせから形成され、前記順方向変換装置(108)に よって、6Ck)+ノ゛・Ak)の形式の複素数値の周波数領域係数〆k)の組 が、実質的に離散フーリエ変換に相当する離散変換関数を該改変サンプル・ブロ ックに対して適用することで発生され、前記分析装置が更に、前記スペクトル係 数べk)を、 順方向後置変換関数を式、 により該複素数値周波数領域係数の組に対して適用することによって発生し、前 記スペクトル係数、9Ck)を、 順方向後置変換関数を式、 により該複素数値周波数領域係数の組に対して適用することによって発生するた めの順方向後置変換装置(110)から成る 系。
5.1つ又はそれ以上の信号を表す入力サンプルの濾波のための信号分析系であ って、 長さがブロックごとに1回乃至はそれ以上変化し、分析ウィンドウで重み付けら れたサンプルである、該入力サンプルを、長さ、f+it時間領域信号サンプル ・ブロックにグループ化するための入力緩衝器(102)と、 スペクトル情報を該時間領域信号サンプル・ブロックに応答して発生するための 分析装置であって、該スペクトル情報が、偶数積み重ね時間領域エイリアシング 消去変換又は奇数積み重ね時間領域エイリアシング消去変換の何れかの周波数領 域変換係数に実質的に相当するスペクトル係数から成り、かつ、1/2(1?+ 、a )の改変サンプルから成る改変サンプルφブロックを、分析ウィンドウで 重み付けられたサンプルの組を組み合わせて該改変サンプルを形成することによ って発生するための順方向前置変換装置(106)と、 周波数領域変換係数を、1つ又はそれ以上の離散変換関数を該改変サンプル・ブ ロックに対して適用することによ0って発生するための順方向変換装置とから成 る分析装置 とから成る、 系。
6、請求項5の系であって、 前記順方向前置変換装置(106)によって、式、 による、分析ウィンドウで重み付けられたサンプル、r(n)の組の加算的組み 合わせから形成される改変サンプルバn)から成る第1の改変サンプル・ブロッ クが、前記時間領域信号サンプル・ブロックのそれぞれの1つから発生され、該 順方向前置変換装置(106)に式、 による、分析ウィンドウで重み付けられたサンプル、r(n )の組の減算的組 み合わせから形成される改変サンプル〆n)から成る第2の改変サンプル・プロ ・ツクが、該時間領域信号サンプル・プロ・ツクの別のそれぞれの1つから発生 され、 前記順方向変換装置(108)によって、スペクトル係数、ffK)が、離散余 弦変換係数に実質的に相当する離散変換関数を該第1改変サンプル・ブロックに 対して適用することで発生され、スペクトル係数りK)が、変離散正弦変換係数 に実質的に相当する離散変換関数を該第2改変サンプル・ブロックに対して適用 することで発生される 系。
7、請求項5の系であって、 前記順方向前置変換装置(106)によって、式、 による、分析ウィンドウで重み付けられたサンプル、r(n )の組の加算的組 み合わせから形成される改変サンプルAn)から成る第1の改変サンプル・ブロ ックが、前記時間領域信号サンプル・ブロックのそれぞれの1つから発生され、 該順方向前置変換装置(106)によって、式、 による、分析ウィンドウで重み付けられたサンプル、r(n)の組の減算的組み 合わせから形成される改変サンプルバn)から成る第2の改変サンプル・ブロッ クが、該時間領域信号サンプル・ブロックの別のそれぞれの1つから発生され、 前記順方向変換装置(108)によって、/’(k)+ノ°・gk)の形式の複 素数値の周波数領域係数Ak)の第1の組が、実質的に離散フーリエ変換に相当 する離散変換関数を該第1改変サンプル・ブロックに対して適用することで発生 され、rCk)+ノ゛・/(k)の形式の複素数値の周波数領域係数Ak)の第 2の組が、実質的に離散フーリエ変換に相当する離散変換関数を該第2改変サン プル・ブロックに対して適用することで発生され、更に、スペクトル係数t′C k)を、順方向後置変換関数により該複素数値周波数領域係数第1組に対して適 用することによって発生し、前記スペクトル係数λk)を、順方向後置変換関数 を式、 により該複素数値周波数領域係数第2組に対して適用することによって発生する ための順方向後置変換装置(110)から成る 系。
8、請求項5の系であって、 前記順方向前置変換装置(106)によって、式、 による、分析ウィンドウで重み付けられたサンプル、r(n)の組の組み合わせ から形成される改変サンプルe(n)から成る前記改変サンプル・ブロックが、 前記時間領域信号サンプル−ブロックのそれぞれの1つから発生され、 前記順方向変換装置(108)によって、該スペクトル情報が、実質的に離散正 弦変換に相当する離散変換関数を該改変サンプル・ブロックに対して適用するこ とで発生される 系。
9.1つ又はそれ以上のディジタル信号を表すスペクトル情報の逆方向濾波のた めの信号合成系であって、信号サンプルを該スペクトル情報に応答して発生する ための合成装置であって、該信号サンプルが、該スペクトル情報に対して適用さ れる偶数積み重ね時間領域エイリアシング消去変換の時間領域変換係数に実質的 に相当し、また、 周波数領域変換係数の組を該スペクトル情報に応答して発生するための逆方向前 置変換装置(206)と、時間領域変換係数から成る変換ブロックを、逆方向離 散変換関数を該周波数領域変換係数の組に対して適用することによって発生する ための逆方向変換装置(208) と、 I信号サンプルから成る時間領域信号サンプル−ブロックを発生するための逆方 向後置変換装置(210)であって、信号サンプルの1つ又はそれ以上の組が該 時間領域変換係数のそれぞれの1つから発生される逆方向後置変換装置(210 ) とから成る、合成装置と、 出力サンプルを、該時間領域信号サンプル・ブロックの組を重畳させ、該重畳ブ ロックの各々からの信号サンプルを加算的に組み合わせることによって発生する ための出力装置(212) とから成る 系。
10、請求項9の系であって、 前記逆方向変換装置(20B>によって、時間領域変換係数に実質的に相当する 逆方向離散変換関数を前記周波数領域変換係数の組のそれぞれの1つに対して適 用することで発生され、時間領域変換係数λn)から成る変換ブロックが、逆方 向離散正弦変換に実質的に相当する逆方向離散変換関数を該周波数領域変換係数 の組の別のそれぞれの1つに対して適用することで発生され、 前記逆方向後置変換装置(210)によって、信号サンプルλn)から成る時間 領域信号サンプル・ブロックが、逆方向後置変換関数を、式、 及び、式、 による時間領域変換係数dn)に対して適用することで、また、 逆方向後置変換関数を、式、 による時間領域変換係数ffn)に対して適用することで発生される 系。
11、請求項9の系であって、前記スペクトル情報がスペング消去変換の改変離 散余弦変換係数及び改変離散正弦変換係数に実質的に相当し、 前記逆方向前置変換装置(206)によって、式、 式、 による、/(k)+%・/(、k)の形式の周波数領域変換係数式k)の第2の 組が発生され、 前記逆方向変換装置(208)によって、時間領域変換係数λn)から成る変換 ブロックが、逆方向離散フーリエ変換関数に実質的に相当する逆方向離散変換関 数を該周波数領域変換係数第1組に対して適用するブロックが、逆方向離散フー リエ変換関数に実質的に相当する逆方向離散変換関数を該周波数領域変換係数第 2組に対して適用することで発生され、前記逆方向後置変換装置(210)によ って、信号サンプルλn)から成る時間領域信号サンプル・プロ・ツクが、逆方 向後置変換関数を、 式、 0≦n</のnの偶数に関して 0≦n<J’のnの奇数に関して により時間領域変換係数;)(n)に対して適用することで、また、逆方向後置 変換関数を、 式、 0≦n</のnの偶数に関して 0≦n<Iのnの奇数に関して により時間領域変換係数只n)に対して適用することで発生される 系。
12、請求項9の系であって、前記スペクトル情報がスペクトル係数2n)のブ ロック及びスペクトル係数′5Ck)のブロックから成り、該スペクトル係数a k)及び3;Ck)がそれぞれ、偶数積み重ね時間領域エイリアシング消去変換 の改変離散余弦変換係数及び改変離散正弦変換係数に実質的に相当し、 前記逆方向前置変換装置(206)によって、式、 の組が発生され、 Rn )の形式の複素数値の時間領域変換係数θ(n)が、逆方向離散フーリエ 変換に実質的に相当する逆方向離散変換を適用することで発生され、 前記逆方向後置変換装置(210)によって、信号サンプルλn)から成る時間 領域信号サンプル・ブロックが、逆方向後置変換関数を、 式、 0≦n</のnの偶数に関して 0≦n<7のnの奇数に関して 後置変換関数を、 式、 0≦n<7のnの偶数に関して 0≦n<Iのnの奇数に関して によりffn)に対して適用することで発生される系。
13.1つ又はそれ以上のディジタル信号を表すスペクトル情報の逆方向濾波の ための信号合成系であって、周波数領域変換係数の組を該スペクトル情報に応答 して発生するための逆方向前置変換装置(206)であって、該組が1/2(a +b)係数から成り、係数の数カ(組ごとに1回乃至はそれ以上変化する、逆方 向前置変換装置(206)と、 時間領域変換係数から成る変換ブロックを、1つ又はそれ以上の逆方向離散変換 関数を該周波数領域変換係数の組に対して適用することによって発生するための 逆方向変換装置(208)と、 (a+b)信号サンプルから成る時間領域信号サンプル・ブロックを発生するた めの逆方向後置変換装置(210)であって、1組の信号サンプルが該時間領域 変換係数のそれぞれの1つから発生される逆方向後置変換装置(210)と、 出力サンプルを、該時間領域信号サンプル・プロ・ツクの組を重畳させ、該重畳 ブロックの各々からの信号サンプルを加算的に組み合わせることによって発生す るための出力装置(212) とから成る、系。
14、請求項13の系であって、 前記逆方向変換装置(208)によって、時間領域変換係数λn)から成る変換 ブロックが、逆方向離散余弦変換関数に実質的に相当する逆方向離散変換関数を 前記周波数領域変換係数の組のそれぞれの1つに対して適用することで発生され 、時間領域変換係数λn)から成る変換ブロックが、逆方向離散正弦変換に実質 的に相当する逆方向離散変換関数を該周波数領域変換係数の組の別のそれぞれの 1つに対して適用することで発生され、 前記逆方向後置変換装置(210)によって、信号逆方向後置変換関数を、式、 逆方向後置変換関数を、式、 発生される 系。
15、請求項13の系であって、前記スペクトル情報が、ング消去変換の改変離 散余弦変換係数及び改変離散正弦変換係数に実質的に相当し、 前記逆方向前置変換装置(206)によって、式、 による1、’(k)+ノ・1Kk)の形式の周波数領域変換係数Ak)の第1の 組が発生され、また、 式、 による、kk)+ノ゛・トk)の形式の周波数領域変換係数λk)の第2の組が 発生され、 前記逆方向変換装置(208)によって、時間領域変換係数j(n)から成る変 換ブロックが、逆方向離散フーリエ変換関数に実質的に相当する逆方向離散変換 関数を該周波数領域変換係数第1組に対して適用することで発生され、時間領域 変換係数只n)から成る変換ブロックが、逆方向離散フーリエ変換関数に実質的 に相当する逆方向離散変換関数を該周波数領域変換係数第2組に対して適用する ことで発生され、前記逆方向後置変換装置(210)によって、信号サンプルλ n)から成る時間領域信号サンプル・ブロックが、逆方向後置変換関数を、 式、 0≦n<a+bのnの偶数に関して 0≦n<a+bのnの奇数に関して により時間領域変換係数λn)に対して適用することで、また、逆方向後置変換 関数を、 式、 0≦n<a+bのnの偶数に関して 0≦[i<a+bのnの奇数に関して により時間領域変換係数λn)に対して適用することで発生される 系。
16、請求項13の系であって、 前記逆方向変換装置(208)によって、時間領域変換係数e(n)から成る変 換ブロック力(、逆方向離散正弦変換に実質的に相当する逆方向離散変換を前記 周波数領域変換係数の組に対して適用することで発生され、前記逆方向後置変換 装置(210)lこよって、信号サンプルλn)から成る時間領域信号サンプル ・プロ・νりが、逆方向後置変換関数を、 式、 式、 発生される 系。
1)恣 !Il 審 報 牛 国際調査報告

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.1つ又はそれ以上の信号を表す入力サンプルの濾波のための信号分析系であ って、 分析ウインドウで重み付けられたサンプルである該入力サンプルを、長さ一の時 間領域信号サンプル・ブロックにグループ化するための入力緩衝器と、スペクト ル情報を該時間領域信号サンプル・ブロックに応答して発生するための分析装置 であって、該スペクトル情報が、該時間領域信号サンプル・ブロックに対して適 用される偶数積み重ね時間領域エイリアシング消去変換の周波数領域変換係数に 実質的に相当するスペクトル係数C(k)及びS(k)から成り、該スペクトル 係数C(k)及びS(k)が、それぞれ改変離散余弦変換係数及び改変離散正弦 変換係数に実質的に相当し、かつ、1/2Nの改変サンプルから成る改変サンプ ル・ブロックを、分析ウインドウで重み付けられたサンプルの1つ又はそれ以上 の組を組み合わせて該改変サンプルを形成することによって発生するための順方 向前置変換装置と、 周波数領域変換係数を、1つ又はそれ以上の離散変換関数を該改変サンプル・ブ ロックに対して適用することによって発生するための順方向変換装置とから成る 分析装置 とから成る、系。
  2. 2.請求項1の系であって、 前記順方向前置変換装置によって、式、o≦n<N/2,に関して y(n)=(1/2){x([(3N/4)+n]mod N)+x([(3N /4)−1−n]mod N)}による、分析ウインドウで重み付けられたサン プルX(n)の組の加算的組み合わせから形成される改変サンプルy(n)から 成る第1の改変サンプル・ブロックが、前記時間領域信号サンプル・ブロックの それぞれの1つから発生され、 該順方向前置変換装置によって、式、 o≦n<N/2,に関して z(n)=(1/2){x([(3N/4)+n]mod N)−x([(3N /4)−1−n]mod N)}による、分析ウインドウで重み付けられたサン プルX(n)の組の減算的組み合わせから形成される改変サンプルZ(n)から 成る第2の改変サンプル・ブロックが、該時間領域信号サンプル・ブロックの別 のそれぞれの1つから発生され、 前記順方向変換装置によって、スペクトル係数C(K)が、離散余弦変換関数に 実質的に相当する離散変換関数を該第1改変サンプル・ブロックに対して適用す ることで発生され、スペクトル係数S(K)が、離散正弦変換関数に実質的に相 当する離散変換関数を該第2改変サンプル・ブロックに対して適用することで発 生される系。
  3. 3.請求項1の系であって、 前記順方向前置変換装置によって、式、o≦n<N/2,に関して p(n)=(1/2){x([(3N/4)+2n]mod N)+x([(3 N/4)−1−2n]mod N)}による、分析ウインドウで重み付けられた サンプルX(n)の組の加算的組み合わせから形成される改変サンプルP(n) から成る第1の改変サンプル・ブロックが、前記時間領域信号サンプル・ブロッ クのそれぞれの1つから発生され、 該順方向前置変換装置によって、式、 o≦n<N/2,に関して r(n)=(1/2){x([(3N/4)+2n]mod N)−x([(3 N/4)−1−2n]mod N)}による、分析ウインドウで重み付けられた サンプルX(n)の組の減算的組み合わせから形成される改変サンプルr(n) から成る第2の改変サンプル・ブロックが、該時間領域信号サンプル・ブロック の別のそれぞれの1つから発生され、 前記順方向変換装置によって、T(k)+j・U(k)の形式の複素数値の周波 数領域係数P(k)の第1の組が、実質的に離散フーリエ変換に相当する離散変 換関数を該第1改変サンプル・ブロックに対して適用することで発生され、Y( k)+j・W(k)の形式の複素数値の周波数領域係数R(k)の第2の組が、 実質的に離散フーリエ変換に相当する離散変換関数を該第2改変サンプル・ブロ ックに対して適用することで発生され、 前記分析装置が更に、前記スペクトル係数C(k)を、順方向後置変換関数を式 、 C(k)=cos(τk/N)・T(k)+sin(τk/N)・U(k)によ り該複素数値周波数領域係数第1組に対して適用することによって発生し、前記 スペクトル係数S(k)を、順方向後置変換関数を式、 S(k)=sin(τk/N)・V(k)+cos(τk/N)・W(k).に より該複素数値周波数領域係数第2組に対して適用することによって発生するた めの順方向後置変換装置から成る系。
  4. 4.請求項1の系であって、 前記順方向前置変換装置によって、P(n)+j・r(n)の形式の複素数値の 改変サンプルq(n)から成る前記改変サンプル・ブロックが発生され、 各Pが、式、 o≦n<N/2,に関して p(n)=(1/2){x([(3N/4)+2n]mod N)+x([(3 N/4)−1−2n]mod N)}による、前記時間領域信号サンプル・ブロ ックのそれぞれの1つからの分析ウインドウで重み付けられたサンプルX(n) の組の加算的組み合わせから形成され、各rが、式、o≦n<N/2,に関して r(n)=(1/2){x([(3N/4)+2n]mod N)−x([(3 N/4)−1−2n]mod N)}による、前記時間領域信号サンプル・ブロ ックのそれぞれの別の1つからの分析ウインドウで重み付けられたサンプルX( n)の組の減算的組み合わせから形成され、前記順方向変換装置によって、G( k)+j・H(k)の形式の複素数値の周波数領域係数Q(k)の組が、実質的 に離散フーリエ変換に相当する離散変換関数を該改変サンプル・ブロックに対し て適用することで発生され、前記分析装置が更に、前記スペクトル係数C(k) を、順方向後置変換関数を式、 C(k)=(1/2){cos(τk/N)・[G(k)+G((N/2)−k )]+sin(τk/N)・[H(k)−H((N/2)−k)]}により該複 素数値周波数領域係数の組に対して適用することによって発生し、前記スペクト ル係数S(k)を、前方後置変換関数を式、 S(k)=(1/2){cos(τk/N)・[G(k)−G((N/2)−k )]+sin(τk/N)・[H(k)+H((N/2)−k)]}.により該 複素数値周波数領域係数の組に対して適用することによって発生するための順方 向後置変換装置から成る系。
  5. 5.1つ又はそれ以上の信号を表す入力サンプルの濾波のための信号分析系であ って、 長さがブロックごとに1回乃至それ以上変化し、分析ウインドウで重み付けられ たサンプルである、該入力サンプルを、長さ8+bの時間領域信号サンプル・ブ ロックにグループ化するための入力緩衝器と、1/2(8+b)の改変サンプル から成る改変サンプル・ブロックを、分析ウインドウで重み付けられたサンプル の組を組み合わせて該改変サンプルを形成することによって発生するための順方 向前置変換装置と、周波数領域変換係数を、1つ又はそれ以上の離散変換関数を 該改変サンプル・ブロックに対して適用することによって発生するための順方向 変換装置とから成る素。
  6. 6.請求項5の系であって、 前記順方向前置変換装置によって、式、o≦n<a+b/2,に関して y(n)=(1/2){x([(2a+b/2)+n]mod[a+b])+x ([(2a+b/2)−1−n]mod[a+b])}による、分析ウインドウ で重み付けられたサンプルX(n)の組の加算的組み合わせから形成される改変 サンプルy(n)から成る第1の改変サンプル・ブロックが、前記時間領域信号 サンプル・ブロックのそれぞれの1つから発生され、該順方向前置変換装置によ って、式、 o≦n<a+b/2,に関して z(n)=(1/2){x([(2a+b/2)+n]mod[a+b])−x ([(2a+b/2)−1−n]mod[a+b])}による、分析ウインドウ で重み付けられたサンプルX(n)の組の減算的組み合わせから形成される改変 サンプルZ(n)から成る第2の改変サンプル・ブロックが、該時間領域信号サ ンプル・ブロックの別のそれぞれの1つから発生され、 前記順方向変換装置によって、該時間領域信号サンプル・ブロックに対して適用 される偶数積み量ね時間領域エイリアシング消去変換の周波数領域変換係数に実 質的に相当するスペクトル係数C(K)及びS(K)から成るスペクトル情報が 発生され、該スペクトル係数C(K)及びS(K)がそれぞれ改変離散余弦変換 係数及び改変離散正弦変換係数に実質的に相当し、該順方向変換装置によって、 該スペクトル係数C(K)が、離散余弦変換関数に実質的に相当する離散変換係 数を該第1改変サンプルに対して適用することで発生され、該スペクトル係数S (K)が、離散正弦変換関数に実質的に相当する離散変換関数を該第2改変サン プル・ブロックに対して適用することで発生される系。
  7. 7.請求項5の系であって、 前記順方向前置変換装置によって、式、o≦n<a+b/2,に関してp(n) =(1/2){x([(2a+b/2)+2n]mod[a+b])+x([( 2a+b/2)−1−2n]mod[a+b])}による、分析ウインドウで重 み付けられたサンプルX(n)の組の加算的組み合わせから形成される改変サン プルP(n)から成る第1の改変サンプル・ブロックが、前記時間領域信号サン プル・ブロックのそれぞれの1つから発生され、 該順方向前置変換装置によって、 式、o≦n<a+b/2,に関して r(n)=(1/2){x([(2a+b/2)+2n]mod[a+b])− x([(2a+b/2)−1−2n]mod[a+b])}による、分析ウイン ドウで重み付けられたサンプルX(n)の組の減算的組み合わせから形成される 改変サンプルr(n)から成る第2の改変サンプル・ブロックが、該時間領域信 号サンプル・ブロックの別のそれぞれの1つから発生され、 前記順方向変換装置によって、T(K)+j・U(K)の形式の複素数値の周波 数領域係数P(K)の第1の組が、実質的に離散フーリエ変換に相当する離散変 換関数を該第1改変サンプル・ブロックに対して適用することで発生され、Y( K)+j・W(K)の形式の複素数値の周波数領域係数R(K)の第2の組が、 実質的に離散フーリエ変換に相当する離散変換関数を該第2改変サンプル・ブロ ックに対して適用することで発生され、 前記分析装置が更に、該時間領域信号サンプル・ブロックに対して適用される偶 数積み重ね時間領域エイリアシング消去変換の周波数領域変換係数に実質的に相 当する前記スペクトル係数C(K)及びS(Kから成るスペクトル情報を発生す るための順方向後置変換装置から成り、 該スペクトル係数C(K)及びS(K)が、それぞれ改変離散余弦変換係数及び 改変離散正弦変換係数に実質的に相当し、 前記順方向変換装置によって、 該スペクトル係数C(K)が、順方向後置変換関数を、式、C(k)=cos( τk/a+b)・T(k)+sin(τk/a+b)・U(k)により、該複素 数値周波数領域係数第1組に対して適用することで発生され、 該スペクトル係数S(K)が、順方向後置変換関数を、式、 S(k)=cos(τk/a+b)・V(k)+sin(τk/a+b)・W( k)により、該複素数値周波数領域係数第2組に対して適用することで発生され る糸。
  8. 8.請求項5の系であって、 前記順方向前置変換装置によって、 式、o≦n<a/2に関して e(n)=x([(a/2)+n]mod[a+b])−x([(a/2)−1 −n]mod[a+b])及び、式、o≦n<a+b/2,に関してe(n)= x([(a/2)+n]mod[a+b])+x([(a/2)−1−n]mo d[a+b])により、分析ウインドウで重み付けられたサンプルx(n)の組 の組み合わせから形成される改変サンプルe(n)から成る前記改変サンプル・ ブロックが、前記時間領域信号サンプル・ブロックのそれぞれの1つから発生さ れ、 前記順方向変換装置によって、該スペクトル情報が、離散正弦変換(DST)に 実質的に相当する離散変換関数を該改変サンプル・ブロックに対して適用するこ とで発生される系。
  9. 9.1つ又はそれ以上のディジタル信号を表すスペクトル情報の逆方向濾波のた めの信号合成系であって、信号サンプルを該スペクトル情報に応答して発生する ための合成装置であって、該信号サンプルが、該スペクトル情報に対して適用さ れる偶数積み重ね時間領域エイリアシング消去変換の時間領域変換係数に実質的 に相当し、 周波数領域変換係数の組を該スペクトル情報に応答して発生するための逆方向前 置変換装置と、時間領域変換係数から成る変換ブロックを、逆方向離散変換関数 を該周波数領域変換係数の組に対して適用することによって発生するための逆方 向変換装置と、N信号サンプルから成る時間領域信号サンプル・ブロックを発生 するための逆方向後置変換装置であって、信号サンプルの1つ又はそれ以上の組 が該時間領域変換係数のそれぞれの1つから発生される逆方向後置変換装置 とから成る 合成装置と、 出力サンプルを、該時間領域信号サンプル・ブロックの組を重畳させ、該重畳ブ ロックの各々からの信号サンプルを加算的に組み合わせることによって発生する ための出力装置 とから成る、系。
  10. 10.請求項9の系であって、 前記逆方向変換装置によって、時間領域変換係数y(n)から成る変換ブロック が、逆方向離散余弦変換関数に実質的に相当する逆方向離散変換関数を該周波数 領域変換係数の組のそれぞれの1つに対して適用することで発生され、時間領域 変換係数Z(n)から成る変換ブロックが、逆方向離散正弦変換に実質的に相当 する逆方向離散変換関数を該周波数領域変換係数の組の別のそれぞれの1つに対 して適用することで発生され、 前記逆方向後置変換装置によって、信号サンプルX(n)から成る時間領域信号 サンプル・ブロックが、逆方向後置変換関数を、式、o≦n<N/4,3N/4 ≦n<Nに関してρ(n)=f([n−(3N/4)]mod N)及び、式、 N/4≦n<3N/4,に関してρ(n)=f([(3N/4)−1−n]mo d N)により時間領域変換係数■(n)に対して適用することで、また、 逆方向後置変換関数を、式、 o≦n<N/4,3N/4≦n<Nに関してρ(n)=2([n−(3N/4) ]mod N)及び、式、N/4≦n<3N/4,に関してρ(n)=−2([ (3N/4)−1−n]mod N)により時間領域変換係数■(n)に対して 適用することで発生される糸。
  11. 11.請求項9の系であって、前記スペクトル情報がスペクトル係数■(K)の ブロック及びスペクトル係数■(K)のブロックから成り、該スペクトル係数■ (K)及び■(K)がそれぞれ、偶数積み重ね時間領域エイリアシング消去変換 の改変離散余弦変換係数及び改変離散正弦変換係数に実質的に相当し、 前記逆方向前置変換装置によって、 式、 ■(k)=cos(τk/N)・■(k)+sin(τk/N)・■((N/2 )−k)及び、式、 ■(k)=sin(τk/N)・■(k)−cos(τk/N)・■((N/2 )−k)による、■(K)+j・■(K)の形式の周波数領域変換係数( ■(K)の第1の組が発生され、 また、式、 ■(k)=cos(τk/N)・5((N/2)−k)+sin(τk/N)・ 5(k)and■(k)=sin(τk/N)・5((N/2)−k)による、 ■(K)+j・■(K)の形式の周波数領域変換係数■(K)の第2の組が発生 され、 前記逆方向変換装置によって、時間領域変換係数■(n)から成る変換ブロック が、逆方向離散フーリエ変換関数に実質的に相当する逆方向離散変換関数を該周 波数領域変換係数第1組に対して適用することで発生され、また、時間領域変換 係数■(n)から成る変換ブロックが、逆方向離散フーリエ変換関数に実質的に 相当する逆方向離散変換関数を該周波数領域変換係数第2組に対して適用するこ とで発生され、前記逆方向後置変換装置によって、信号サンプル■(n)から成 る時間領域信号サンプル・ブロックが、逆方向後置変換関数を、 式、o≦n<N偶数nに関して f(n)=β([4n−3N/8]mod[N/2])及び、式、o≦n<N奇 数nに関して f(n)=β([3N−4−4n/8]mod[N/2])による時間領域変換 係数■(n)に対して適用することで、また、逆方向後置変換関数を、 式、o≦n<N偶数nに関して ρ(n)=f([4n−3N/8]mod[N/2])及び、式、o≦n<N奇 数nに関して ρ(n)=f([3N−4−4n/8]mod[N/2])による時間領域変換 係数■(n)に対して適用することで発生される糸。
  12. 12.請求項9の系であって、前記スペクトル情報がスペクトル係数■(K)の ブロック及びスペクトル係数■(K)のブロックから成り、該スペクトル係数■ (K)及び■(K)がそれぞれ、偶数積み重ね時間領域エイリアシング消去変換 の改変離散余弦変換係数及び改変離散正弦変換係数に実質的に相当し、 前記逆方向前置変換装置によって、 式、 ■(k)=cos(τk/N)・[■(k)+■(k))]+sin(τk/N )・[■((N/2)−k)−■((N/2)−k)]及び、式、 ■(k)=sin(τk/N)・[■(k)+■(k))]−cos(τk/N )・[■((N/2)−k)−■((N/2)−k)]による、■(K)+j・ ■(K)の形式の周波数領域変換係数■(K)の組が発生され、 前記逆方向変換装置によって、■(n)+j・■(n)の形式の複素数値の時間 領域変換係数■(n)が、逆方向離散フーリエ変換に実質的に相当する逆方向離 散変換を適用することで発生され、 前記逆方向後置変換装置によって、信号サンプル■(n)から成る時間領域信号 サンプル・ブロックが、逆方向後置変換関数を、 式、o≦n<N偶数nに関して ρ(n)=f([4n−3N/8]mod[N/2])及び、式、o≦n<N奇 数nに関して ρ(n)=−f([3N−4−4n/8]mod[N/2])により■(n)に 対して適用することで、また、逆方向後置変換関数を、式、 及び、式、o≦n<N偶数nにつき ρ(n)=β([4n−3N]mod[N /2])o≦n<N奇数nにつき ρ(n)=β([3N−4−4n]mod[ N/2])による■(n)に対して適用することで発生される系。
  13. 13.1つ又はそれ以上のディジタル信号を表す逆方向濾波のための信号合成系 であって、 周波数領域変換係数の組を、該スペクトル情報に応答して発生するための逆方向 前置変換装置であって、該スペクトル情報の組が1/2(a+b)係数から成り 、係数の数が組ごとに1回乃至はそれ以上変化する、逆方向前置変換装置と、 時間領域変換係数から成る変換ブロックを、1つ又はそれ以上の逆方向離散変換 関数を該周波数領域変換係数の組に対して適用することによって発生するための 逆方向変換装置と、 (a+b)信号サンプルから成る時間領域信号サンプル・ブロックを発生するた めの逆方向後置変換装置であって、1組の信号サンプルが該時間領域変換係数の それぞれの1つから発生される逆方向後置変換装置と、出力サンプルを、該時間 領域信号サンプル・ブロックの組を重畳させ、該重畳ブロックの各々からの信号 サンプルを加算的に組み合わせることによって発生するための出力装置 とから成る、系。
  14. 14.請求項13の系であって、 前記逆方向変換装置によって、時間領域変換係数■(n)から成る変換ブロック が、逆方向離散余弦変換関数に実質的に相当する逆方向離散変換関数を前記周波 数領域変換係数の組のそれぞれの1つに対して適用することで発生され、時間領 域変換係数■(n)から成る変換ブロックが、逆方向離散正弦変換に実質的に相 当する逆方向離散変換関数を該周波数領域変換係数の組の別のそれぞれの1つに 対して適用することで発生され、前記逆方向後置変換装置によって、信号サンプ ルX■(n)から成る時間領域信号サンプル・ブロックが、逆方向後置変換関数 を、 式、o≦n<a/2,2a+b/2≦n<a+bに関して ρ(n)=f([( 2a+b/2)−1−n]mod[a+b])a/2≦n<2a+b/2に関し て ρ(n)=f([n−(2a+b/2)]mod[a+b])により時間領 域変換係数■(n)に対して適用することで、また、 逆方向後置変換関数を式、 o≦n<a/2,2a+b/2≦n<a+bに関して ρ(n)=2([n−( 2a+b/2)]mod[a+b])a/2≦n<2a+b/2.に関して ρ (n)=−2([(2a+b/2)−1−n]mod[a+b])により時間領 域変換係数■(n)に対して適用することで発生される 系。
  15. 15.請求項13の系であって、前記スペクトル情報がスペクトル係数C(K) のブロック及びスペクトル係数■(K)のブロックから成り、該スペクトル係数 ■(K)び■(K)がそれぞれ、偶数積み重ね時間領域エイリアシング消去変換 の改変離散余弦変換係数及び改変離散正弦変換係数に実質的に相当し、 前記逆方向前置変換装置によって、 式、 ■(k)=cos(τk/a+b)・■(k)+sin(τk/a+b)・■( (a+b/2)−k)及び、式、 ■(k)=sin(τk/a+b)・■(k)−cos(τk/a+b)・■( (a+b/2)−k)による、■(K)+j・■(K)の形式の周波数領域変換 係数P(K)の第1の組が発生され、また、 式、 ■(k)=cos(τk/a+b)・■((a+b/2)−k)+sin(τk /a+b)・■(k)及び、式、 ■(k)=sin(τk/a+b)・■((a+b/2)−k)−cos(τk /a+b)・■(k)による、■(K)+j・■(k)の形式の周波数領域変換 係数■(K)の第2の組が発生され、 前記逆方向変換装置によって、時間領域変換係数■(n)から成る変換ブロック が、逆方向離散フーリエ変換関数に実質的に相当する逆方向離散変換関数を該周 波数領域変換係数第1組に対して適用することで発生され、時間領域変換係数■ (n)から成る変換ブロックが、逆方向離散フーリエ変換関数に実質的に相当す る逆方向離散変換関数を該周波数領域変換係数第2組に対して適用することで発 生され、 前記逆方向後置変換装置によって、信号サンプル■(n)から成る時間領域信号 サンプル・ブロックが、逆方向後置変換関数を、 式、 o≦n<a+b偶数nに関して ρ(n)=β([2n−2a−b/4]mod[a+b/2])及び、式、o≦ n<a+b奇数nに関してρ(n)=β([2a+b−2−2n/4]mod[ a+b/2])により時間領域変換係数P(n)に対して適用することで、また 、 逆方向後置変換関数を、 式、o≦n<a+b偶数nに関して ρ(n)=f([2n−2a−b/4]mod[a+b/2])及び、式、o≦ n<a+b奇数nに関してρ(n)=−f([2a+b−2−2n/4]mod [a+b/2])により時間領域変換係数■(n)に対して適用することで発生 される 系。
  16. 16.請求項13の系であって、 前記逆方向変換装置によって、時間領域変換係数■(n)が、逆方向離散正弦変 換に実質的に相当する逆方向離散変換関数を前記周波数領域変換係数の組に対し て適用することで発生され、 前記逆方向後置変換装置によって、信号サンプル■(n)から成る時間領域信号 サンプル・ブロックが、逆方向後置変換関数を、 式、o≦n<a/2に関して ρ(n)=−ε([(a/2)−1−n]mod[a+b])式、a/2≦n< 2a+b/2に関してρ(n)=ε([n−(a/2)]mod[a+b])及 び、式、2a+b/2≦n<a+bに関してρ(n)=ε([(a/2)−1− n]mod[a+b])により時間領域変換係数■(n)に対して適用すること で発生される 系。
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