JP2008090936A - 信号処理装置、信号処理方法、およびプログラム - Google Patents

信号処理装置、信号処理方法、およびプログラム Download PDF

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    • H04N7/24Systems for the transmission of television signals using pulse code modulation

Abstract

【課題】入力されたストリームに信号処理を施して出力する場合に、入力されたストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類と、出力するストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類の不一致を防ぐことができるようにする。
【解決手段】光ディスク11から読み出された圧縮音声ストリームは、デコーダ31により一度デコードされ、信号処理部32により信号処理が施される。信号処理が施されることによって得られた音声ストリームは、光ディスクに記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックでエンコーダ33により再エンコードされ、外部デコーダ21に出力される。本発明は、ストリームを再エンコードして出力する再生装置に適用することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、信号処理装置、信号処理方法、およびプログラムに関し、特に、入力されたストリームに信号処理を施して出力する場合に、入力されたストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類と、出力するストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類の不一致を防ぐことができるようにした信号処理装置、信号処理方法、およびプログラムに関する。
Blu-ray(登録商標) Disc規格などの光ディスクによって実現される機能の1つにインタラクティブ機能がある。インタラクティブ機能によれば、映画などのコンテンツの再生中に、映像に重ねて操作メニューをポップアップ表示させることなどができ、ユーザは、リモートコントローラを操作してカーソルを移動させるなどして、その操作メニューから各種の操作を行うことができる。
操作メニュー上に表示されるカーソルを移動させたとき、あるいは、カーソルによって選択されている項目を決定したときなどのタイミングにおいては、再生中の映画の音声とともに、ユーザの操作に応じた音声(効果音)が出力される。光ディスクの再生装置に接続されるAVアンプなどの外部の装置により音声が出力されるようになされている場合、このような、他の音声を合成した形でのコンテンツの音声の出力は、光ディスクから読み出された音声ストリームに対して再生装置内で信号処理が施され、信号処理が施されることによって得られた音声ストリームがAVアンプにより再生されることによって行われる。
光ディスクから読み出された音声ストリームに信号処理を施す場合、通常、音声ストリームは所定のコーデックでエンコードされ、圧縮された状態で光ディスクに記録されているから、再生装置内では、一度、音声ストリームがデコードされ、デコードされることによって得られた非圧縮の音声ストリームに対して信号処理が施される。
再生装置により信号処理が施された音声ストリームは、リニアPCM(Pulse Code Modulation)などのストリームとして非圧縮の状態で出力されるか、任意のコーデックで再エンコードされ、圧縮された状態で出力される。信号処理を施す必要のない音声ストリームは、光ディスクから読み出された圧縮された状態のまま、AVアンプに出力される。
特許文献1には、複数枚のDVDに記録されているコンテンツを1つの再生装置に再生させ、それを複数の利用者が異なるコンテンツを同時に視聴することができるようにした技術が開示されている。
特開2005−20242号公報
(1)非圧縮の状態で出力する場合
信号処理を施した音声ストリームを非圧縮の状態で再生装置から出力する場合、デコード前の音声ストリームに比べ、デコード後の音声ストリームは情報量が多く、再生装置とAVアンプの間の伝送路にはより多くの帯域が必要になるから、伝送路の帯域不足により、音声ストリームの全てを伝送することができなくなることがある。
例えば、デジタルオーディオI/Fの1つであるS/PDIF I/F(IEC60958)においては、非圧縮のリニアPCMの音声ストリームは、2チャンネル分のストリームまでしか伝送することができない。
このため、光ディスクに記録されている音声ストリームが3チャンネル以上のマルチチャンネルの音声ストリームである場合、信号処理を施した音声ストリームを非圧縮の状態でSPDIF I/Fで伝送するためには、伝送することができないチャンネルのストリームを捨てるか(伝送しないか)、2チャンネルのストリームにダウンミックスして伝送する必要がある。
この場合、光ディスクに記録されている音声ストリームが、信号処理が施されることなくAVアンプに直接出力される場合と異なり、ユーザは、コンテンツに収録されている音声を、制作者の意図に沿った形で効果的に享受することができなくなる。
(2)任意のコーデックで再エンコードして出力する場合
信号処理を施した音声ストリームを任意のコーデックで再エンコードし、圧縮した状態で出力する場合、再エンコードのときに使用するコーデックが任意である以上、光ディスクに記録されている音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと異なる種類のコーデックでエンコードされた音声ストリームが再生装置から出力されるといった、コーデックの不一致が発生することがある。
例えば、コーデックAでエンコードされた音声ストリームが光ディスクに記録されており、その音声ストリームがデコードされ、信号処理が施された後に、コーデックBで再エンコードされてから出力されるとすると、ユーザが、再生装置に接続する機器としてコーデックAでのデコードのみに対応したデコーダを有するAVアンプを選択している場合には、信号処理が施されることなく再生装置から直接出力された音声ストリームは再生できるが、再生装置内で再エンコードされた音声ストリームは再生することができないといったことになる。
また、光ディスクに記録されている音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類と、再エンコード時に用いられるコーデックの種類が偶然同じであっても、再エンコード時に、光ディスクに記録されている音声ストリームのエンコードに用いられているエンコードパラメータと異なるパラメータに従って再エンコードが行われた場合、光ディスクに記録されている音声ストリームを直接デコードして出力された音声と、再エンコードされた音声ストリームをデコードして出力された音声とでは、音響効果などの違いが少なからず発生してしまう。エンコードパラメータとしては、例えば、チャンネル数やサラウンドスピーカの構成に関連した情報(channel assignment,ACMOD,AMODE)などがある。
例えば、光ディスクに記録されている音声ストリームが3チャンネルのマルチチャンネルの音声ストリームである場合、信号処理を施すことなく、光ディスクから読み出された音声ストリームがAVアンプに直接出力されたときには、AVアンプは、供給された音声ストリームを3チャンネルの音声信号としてサラウンド処理を施し、スピーカを駆動することになる。
一方、光ディスクに記録されている音声ストリームのチャンネル数と異なる、5.1チャンネルの音声ストリームとしてエンコードするようにエンコードパラメータが設定され、信号処理を施した音声ストリームの再エンコードが行われたときには、再エンコードの元になる音声ストリームは3チャンネル分の音声ストリームしかないにもかかわらず、5.1チャンネルの音声ストリームとして再生装置から出力され、その音声ストリームを受信したAVアンプは、5.1チャンネルの音声ストリームが供給されてきているものとしてサラウンド処理を施し、スピーカを駆動してしまうことになる。すなわち、AVアンプにおいては、2.1チャンネル分は無音の信号が供給されてきているものとして処理されることになる。
前者と後者とでは、異なる処理がAVアンプにより行われるから、元の音声ストリームが同じものであっても、結果として、出力される音声や音響効果に少なからず影響が出てきてしまうことになる。
信号処理が施されることなく、常に、光ディスクから読み出された音声ストリームがそのまま(圧縮された状態のまま)再生装置から出力されることを想定して伝送路、AVアンプが選択されている場合、上述したような状況になることがある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、例えば、入力されたストリームに信号処理を施して出力する場合に、入力されたストリームのエンコードに用いられているコーデックと、出力するストリームのエンコードに用いられているコーデックの不一致を防ぐことができるようにするものである。
本発明の一側面の信号処理装置は、所定のコーデックでエンコードされた圧縮音声ストリームをデコードするデコード手段と、前記デコード手段によりデコードされることによって得られた音声ストリームに対して所定の信号処理を施す信号処理手段と、前記圧縮音声ストリームのヘッダに記述される情報と、前記圧縮音声ストリームを含むコンテンツの管理情報のうちの少なくともいずれかの情報を取得する第1の取得手段と、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類を前記第1の取得手段により取得された情報に基づいて判別し、前記信号処理手段により信号処理が施された前記音声ストリームのエンコードが、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックで行われるように設定する設定手段と、前記信号処理手段により信号処理が施された前記音声ストリームを前記設定手段による設定に従ってエンコードし、デコーダを有する外部の装置に出力するエンコード手段とを備える。
前記信号処理手段には、他の音声が合成された音声が出力されるストリームになるような信号処理を、前記デコード手段によりデコードされることによって得られた前記音声ストリームに対して施させることができる。
前記設定手段には、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックでのエンコードに前記エンコード手段が対応していない場合、前記信号処理手段により信号処理が施された前記音声ストリームのエンコードが、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの機能を拡張させた上位のコーデック、または機能を縮小させた下位のコーデックである互換コーデックで行われるように設定させることができる。
前記外部の装置の情報を取得する第2の取得手段をさらに設けることができる。この場合、前記設定手段には、前記信号処理手段により信号処理が施された前記音声ストリームのエンコードが、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックであり、かつ、前記第2の取得手段により取得された情報により表される、前記外部の装置が有するデコーダがデコードに対応するコーデックと同じ種類のコーデックで行われるように設定させることができる。
前記設定手段には、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックでのエンコードに前記エンコード手段が対応していない場合、前記信号処理手段により信号処理が施された前記音声ストリームのエンコードが、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの機能を拡張させた上位のコーデック、または機能を縮小させた下位のコーデックである互換コーデックで行われるように設定させることができる。
前記設定手段には、さらに、前記互換コーデックでのエンコードに前記エンコード手段が対応していない場合、前記信号処理手段により信号処理が施された前記音声ストリームのエンコードが、前記第2の取得手段により取得された情報により表される、前記外部の装置が有するデコーダがデコードに対応するコーデックと同じ種類のコーデックで行われるように設定させることができる。
前記第1の取得手段には、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられたパラメータをさらに取得させ、前記設定手段には、さらに、前記信号処理手段により信号処理が施された前記音声ストリームのエンコードが、前記第1の取得手段により取得されたパラメータと同じパラメータに従って行われるように設定させることができる。
本発明の一側面の信号処理方法またはプログラムは、所定のコーデックでエンコードされた圧縮音声ストリームをデコードし、デコードすることによって得られた音声ストリームに対して所定の信号処理を施し、前記圧縮音声ストリームのヘッダに記述される情報と、前記圧縮音声ストリームを含むコンテンツの管理情報のうちの少なくともいずれかの情報を取得し、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類を取得した情報に基づいて判別し、信号処理を施した前記音声ストリームのエンコードが、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックで行われるように設定し、信号処理を施した前記音声ストリームを設定に従ってエンコードし、デコーダを有する外部の装置に出力するステップを含む。
本発明の一側面においては、所定のコーデックでエンコードされた圧縮音声ストリームがデコードされ、デコードすることによって得られた音声ストリームに対して所定の信号処理が施される。また、前記圧縮音声ストリームのヘッダに記述される情報と、前記圧縮音声ストリームを含むコンテンツの管理情報のうちの少なくともいずれかの情報が取得され、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類が、取得された情報に基づいて判別され、信号処理が施された前記音声ストリームのエンコードが、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックで行われるように設定される。信号処理が施された前記音声ストリームは設定に従ってエンコードされ、デコーダを有する外部の装置に出力される。
本発明の一側面によれば、例えば、入力されたストリームに信号処理を施して出力する場合に、入力されたストリームのエンコードに用いられているコーデックと、出力するストリームのエンコードに用いられているコーデックの不一致を防ぐことができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の信号処理装置(例えば、図1の再生装置1)は、所定のコーデックでエンコードされた圧縮音声ストリームをデコードするデコード手段(例えば、図3のデコーダ31)と、前記デコード手段によりデコードされることによって得られた音声ストリームに対して所定の信号処理を施す信号処理手段(例えば、図3の信号処理部32)と、前記圧縮音声ストリームのヘッダに記述される情報と、前記圧縮音声ストリームを含むコンテンツの管理情報のうちの少なくともいずれかの情報を取得する第1の取得手段(例えば、図3のストリームヘッダ解析/コンテンツ情報取得部34)と、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類を前記第1の取得手段により取得された情報に基づいて判別し、前記信号処理手段により信号処理が施された前記音声ストリームのエンコードが、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックで行われるように設定する設定手段(例えば、図3のエンコーダ設定部35)と、前記信号処理手段により信号処理が施された前記音声ストリームを前記設定手段による設定に従ってエンコードし、デコーダを有する外部の装置に出力するエンコード手段(例えば、図3のエンコーダ33)とを備える。
この信号処理装置には、前記外部の装置の情報を取得する第2の取得手段(例えば、図6の接続機器情報受信部41)をさらに設けることができる。
本発明の一側面の信号処理方法またはプログラムは、所定のコーデックでエンコードされた圧縮音声ストリームをデコードし、デコードすることによって得られた音声ストリームに対して所定の信号処理を施し、前記圧縮音声ストリームのヘッダに記述される情報と、前記圧縮音声ストリームを含むコンテンツの管理情報のうちの少なくともいずれかの情報を取得し、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類を取得した情報に基づいて判別し、信号処理を施した前記音声ストリームのエンコードが、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックで行われるように設定し、信号処理を施した前記音声ストリームを設定に従ってエンコードし、デコーダを有する外部の装置に出力するステップ(例えば、図4のステップS4)を含む。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る伝送システムの構成例を示す図である。
図1の伝送システムは、再生装置1と外部装置2がケーブル3を介して接続されることによって構成される。
再生装置1は、BD(Blu-ray Disc)規格、HD-DVD(登録商標)規格などの所定の規格の光ディスクを再生する装置である。装着された光ディスクに映画などのコンテンツが記録されている場合、再生装置1は、光ディスクから読み出した音声ストリームを、ケーブル3を介して外部装置2に出力し、音声の出力を外部装置2に行わせる。外部装置2にはデコーダが設けられており、再生装置1から供給された音声ストリームがデコードされ、外部装置2に接続されるスピーカからコンテンツの音声が出力される。
また、再生装置1は、光ディスクから読み出した映像ストリームをデコードし、デコードして得られた映像信号を図示せぬTVに直接、または外部装置2を介して出力し、TVに映像を表示させる。以下、音声ストリームを用いた再生装置1の処理、その処理を行う再生装置1の構成について主に説明するが、再生装置1においては、適宜、映像ストリームの処理も行われている。
光ディスクには、音声ストリームが圧縮された状態で記録されており、再生装置1から外部装置2に対しては、基本的に、光ディスクから読み出された圧縮音声ストリームがそのまま出力される。音声ストリームは、ドルビーデジタル、ドルビーデジタルプラス、ドルビーロスレス(TrueHD)、DTS、DTS-HD(全て商標)などの所定のコーデックでエンコードされ、光ディスクに記録されている。
再生装置1には、コンテンツの再生中に、コンテンツの映像に重ねて操作メニューをポップアップ表示させ、その操作メニューからユーザが各種の操作を行うことなどができるインタラクティブ機能も用意されている。例えば、コンテンツの映像に重ねて表示される操作メニュー上のカーソルをリモートコントローラなどを操作してユーザが移動させたとき、あるいは、カーソルによって選択されている項目をリモートコントローラなどを操作してユーザが決定したときなどのタイミングにおいては、再生中のコンテンツの音声とともに、ユーザの操作に応じた音声が出力される。
このように、コンテンツの音声とともに他の音声を出力させる場合、再生装置1内では、光ディスクから読み出された圧縮音声ストリームが一度デコードされ、デコードされることによって得られた非圧縮の音声ストリームに対して信号処理が施される。信号処理は、コンテンツの音声とともに、ユーザの操作に応じた音声が出力される音声ストリームを生成する内容の処理となる。
また、再生装置1内では、信号処理が施されることによって得られた音声ストリームが所定のコーデックで再エンコードされ、再エンコードされることによって得られた圧縮音声ストリームが外部装置2に出力される。この再エンコードのときに用いられるコーデックの種類が、信号処理の対象として光ディスクから読み出された圧縮音声ストリームのヘッダに記述されている情報、コンテンツの管理情報などに基づいて選択される。
例えば、再エンコードを行うエンコーダが、光ディスクに記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックでのエンコードに対応している場合、再エンコードに用いられるコーデックとして、光ディスクに記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックが選択される。
これにより、光ディスクに記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類と、信号処理が施され、再エンコードが行われた後に再生装置1から出力される圧縮音声ストリームのエンコード(再エンコード)に用いられるコーデックの種類を一致させることができ、ユーザが購入した光ディスクのパッケージに記載されているコーデックの種類と、再生装置1から実際に出力される圧縮音声ストリームのコーデックの種類に食い違いが生じてしまうことを防ぐことができる。
上述したように、信号処理が施されない場合、光ディスクから読み出された圧縮音声ストリームはそのまま外部装置2に出力されるから、再エンコードに用いられるコーデックの種類が、光ディスクに記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと異なるときには、信号処理が施された場合と施されない場合とで、異なる種類のコーデックでエンコードされた圧縮音声ストリームが再生装置1から出力されることになる。
光ディスクに記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックに合わせて、それと同じコーデックでのデコードに対応したAVアンプを外部装置2としてユーザが用意している場合、光ディスクに記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと異なる種類のコーデックで再エンコードされた圧縮音声ストリームが再生装置1から出力されたときだけ、外部装置2が圧縮音声ストリームのデコードを行うことができず、音声が出力されなくなってしまうが、そのようなことを防ぐこともできる。
図2は、再生装置1と外部装置2の構成例を示すブロック図である。
図2に示されるように、音声ストリームの処理を行う構成として、再生装置1には、読み出し制御部12、音声信号処理部13、および入出力I/F14が設けられる。外部装置2には、外部デコーダ21が設けられる。
再生装置1の読み出し制御部12は、再生装置1に装着された光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームを読み出し、読み出した圧縮音声ストリームを音声信号処理部13に出力する。音声信号処理部13に出力された圧縮音声ストリームのヘッダには、エンコードに用いられたコーデックの種類、チャンネル数、サンプリングレートなどを表す情報が記述されている。
また、読み出し制御部12は、コンテンツ全体を管理する情報であるコンテンツ情報が光ディスク11に記録されている場合、光ディスク11からそのコンテンツ情報を読み出し、読み出したコンテンツ情報を音声信号処理部13に出力する。コンテンツ情報には、映像ストリームのエンコードに用いられたコーデックの種類などの映像に関する情報、圧縮音声ストリームのエンコードに用いられたコーデックの種類、チャンネル数、サンプリングレートなどの音声に関する情報、コピーを制限する情報などが含まれている。
音声信号処理部13は、信号処理を施す必要がない場合、読み出し制御部12から供給された圧縮音声ストリームを、そのまま入出力I/F14に出力する。
一方、音声信号処理部13は、ユーザの操作に応じた音声をコンテンツの音声とともに出力させるために信号処理を施す必要がある場合、読み出し制御部12から供給された圧縮音声ストリームをデコードし、デコードして得られた非圧縮の音声ストリームに対して信号処理を施す。
また、音声信号処理部13は、圧縮音声ストリームのヘッダに記述されている情報と、コンテンツ情報に基づいて、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類を判別し、例えば、判別した種類と同じ種類のコーデックを用いて、信号処理を施して得られた音声ストリームを再エンコードする。音声信号処理部13は、再エンコードして得られた圧縮音声ストリームを入出力I/F14に出力する。
入出力I/F14は、音声信号処理部13から供給された、信号処理が施されていない圧縮音声ストリーム、または、信号処理が施され、再エンコードすることによって得られた圧縮音声ストリームを外部装置2に伝送する。外部装置2に対する圧縮音声ストリームの伝送は、例えば、S/PDIF I/F、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394などのインタフェースによって行われる。
なお、再生装置1と外部装置2の間が、HDMI規格、IEEE1394規格のインタフェースで接続されている場合、後述するように、機器に関する情報を外部装置2から取得することも入出力I/F14により行われる。入出力I/F14により取得された情報は、音声信号処理部13に出力される。
外部装置2の外部デコーダ21は、再生装置1から伝送されてきた圧縮音声ストリームをデコードし、デコードして得られた音声信号に基づいて、外部装置2に接続されているスピーカから音声を出力させる。
図3は、図2の音声信号処理部13の構成例を示すブロック図である。
図3に示される各構成は、ハードウエア的に、または、再生装置1に設けられるCPU(Central Processing Unit)により所定のプログラムが実行されることによってソフトウエア的に実現される。なお、図3には、外部装置2の外部デコーダ21も示されている。
図3に示されるように、音声信号処理部13は、デコーダ31、信号処理部32、エンコーダ33、ストリームヘッダ解析/コンテンツ情報取得部34、およびエンコーダ設定部35から構成される。
光ディスク11から読み出され、読み出し制御部12から出力された圧縮音声ストリームは、信号処理を施す必要がない場合には、入出力I/F14を介して外部デコーダ21に直接供給され、信号処理を施す必要がある場合には、音声信号処理部13のデコーダ31、ストリームヘッダ解析/コンテンツ情報取得部34に供給される。
デコーダ31は、読み出し制御部12から供給された圧縮音声ストリームをデコードし、デコードして得られたリニアPCMなどの非圧縮の音声ストリームを信号処理部32に出力する。
信号処理部32は、外部から供給される制御信号に基づいて、例えば、ユーザの操作に応じた音声がコンテンツの音声とともに出力されるものになるように、デコーダ31から供給された音声ストリームに信号処理を施す。外部から供給される制御信号により、信号処理の内容が指定される。信号処理部32は、信号処理を施して得られた非圧縮の音声ストリームをエンコーダ33に出力する。
エンコーダ33は、信号処理部32から供給された非圧縮の音声ストリームを、エンコーダ設定部35による設定に従って再エンコードし、再エンコードすることによって得られた圧縮音声ストリームを入出力I/F14を介して外部デコーダ21に出力する。
また、エンコーダ33は、エンコーダ設定部35によりエンコードパラメータが設定されている場合、そのエンコードパラメータにも従って再エンコードを行う。例えば、圧縮音声ストリームのヘッダに記述されている情報から、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコード時に設定されていたチャンネル数、サンプリングレートなどの情報が取得され、エンコードパラメータとして設定されている場合、エンコーダ33は、同じチャンネル数、同じサンプリングレートの音声ストリームになるように、信号処理部32から供給された音声ストリームを再エンコードする。
ストリームヘッダ解析/コンテンツ情報取得部34は、読み出し制御部12から供給された圧縮音声ストリームのヘッダに記述されている情報と、コンテンツ情報を取得し、取得した情報をエンコーダ設定部35に出力する。
また、ストリームヘッダ解析/コンテンツ情報取得部34は、圧縮音声ストリームのヘッダに記述されている情報と、コンテンツ情報からエンコードパラメータを取得した場合、取得したエンコードパラメータをエンコーダ設定部35に出力する。
エンコーダ設定部35は、ストリームヘッダ解析/コンテンツ情報取得部34から供給された情報に基づいて、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類を判別し、判別した種類と同じ種類のコーデック、すなわち、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックを用いて再エンコードが行われるような設定をエンコーダ33に対して行う。
また、エンコーダ設定部35は、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックでのエンコードにエンコーダ33が対応していない場合、そのコーデックと互換性の高いコーデックである互換コーデックを用いて再エンコードが行われるような設定をエンコーダ33に対して行う。
あるコーデックの機能を拡張した上位のコーデックや、あるコーデックから見て機能が縮小したものになる下位のコーデックがある場合、それらのコーデックが互換コーデックになる。具体的には、ドルビーデジタル、ドルビーデジタルプラス、ドルビーロスレス(TrueHD)は、下位、上位の関係にあるコーデックであるから、互換コーデックとなる。また、DTSとDTS-HDは、下位、上位の関係にあるコーデックであるから、互換コーデックとなる。
例えば、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックがドルビーデジタルプラスであり、エンコーダ33が、ドルビーデジタルプラスから見て下位のコーデックであるドルビーデジタルでのエンコードだけしか対応していない場合、ドルビーデジタルプラスでエンコードされた圧縮音声ストリームをデコードすることができるのであれば、それより下位のコーデックであるドルビーデジタルでエンコードされた圧縮音声ストリームをも外部デコーダ21はデコードすることができると考えられるから、互換コーデックであるドルビーデジタルで再エンコードが行われるような設定がエンコーダ33に対して行われる。
信号処理が施されない通常時にはドルビーデジタルプラスでエンコードされた圧縮音声ストリームが出力されるから、この場合、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと異なる種類のコーデックで再エンコードされた圧縮音声ストリームが再生装置1から出力されることになるが、コンテンツの音声とともに、ユーザの操作に応じた音声を出力させることは可能となる。
また、エンコーダ設定部35は、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと互換性の高いコーデックでのエンコードにもエンコーダ33が対応していない場合、再エンコードを行うことなく音声ストリームを出力するような設定をエンコーダ33に対して行う。この場合、信号処理部32により信号処理が施されることによって得られたリニアPCMなどの非圧縮の音声ストリームがそのまま外部デコーダ21に出力される。
次に、以上のような構成を有する再生装置1の処理について説明する。
はじめに、図4のフローチャートを参照して、音声ストリームに対して信号処理を施す再生装置1の処理について説明する。この処理は、信号処理の対象とする圧縮音声ストリームが読み出し制御部12から音声信号処理部13に供給されたときに開始される。
ステップS1において、デコーダ31は、読み出し制御部12から供給された圧縮音声ストリームをデコードし、デコードして得られたリニアPCMなどの非圧縮の音声ストリームを信号処理部32に出力する。
ステップS2において、信号処理部32は、デコーダ31から供給された音声ストリームに信号処理を施す。信号処理部32は、信号処理を施した非圧縮の音声ストリームをエンコーダ33に出力する。
ステップS3において、エンコーダ設定処理が行われる。ここで行われるエンコーダ設定処理により、再エンコードで用いられるコーデックの種類などが設定される。エンコーダ設定処理の詳細については図5のフローチャートを参照して後述する。
ステップS4において、エンコーダ33は、信号処理部32から供給された音声ストリームを、エンコーダ設定部35による設定に従って再エンコードする。エンコーダ33は、再エンコードして得られた圧縮音声ストリームを入出力I/F14を介して外部デコーダ21に出力し、処理を終了させる。外部デコーダ21においては、再生装置1から供給された圧縮音声ストリームがデコードされ、コンテンツの音声とともに、ユーザの操作に応じた音声が出力される。
次に、図5のフローチャートを参照して、図4のステップS3において行われるエンコーダ設定処理について説明する。
ステップS11において、ストリームヘッダ解析/コンテンツ情報取得部34は、読み出し制御部12から供給された圧縮音声ストリームのヘッダに記述されている情報と、コンテンツ情報を取得し、取得した情報をエンコーダ設定部35に出力する。圧縮音声ストリームのヘッダに記述されている情報と、コンテンツ情報のうちのいずれかの情報だけが取得されるようにしてもよい。
ステップS12において、エンコーダ設定部35は、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類を、ストリームヘッダ解析/コンテンツ情報取得部34から供給された情報に基づいて判別する。
ステップS13において、エンコーダ設定部35は、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックでのエンコードにエンコーダ33が対応しているか否かを判定し、対応していると判定した場合、ステップS14に進む。
ステップS14において、エンコーダ設定部35は、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックを用いて再エンコードが行われるような設定をエンコーダ33に対して行う。その後、処理は図4のステップS3に戻り、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックを用いて、音声ストリームの再エンコードが行われる。
一方、ステップS13において、エンコーダ設定部35は、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックでのエンコードにエンコーダ33が対応していないと判定した場合、ステップS15に進み、そのコーデックと互換性の高いコーデックである互換コーデックでのエンコードにエンコーダ33が対応しているか否かを判定する。
エンコーダ設定部35は、ステップS15において、互換コーデックでのエンコードにエンコーダ33が対応していると判定した場合、ステップS16に進み、互換コーデックで再エンコードが行われるような設定をエンコーダ33に対して行う。その後、処理は図4のステップS3に戻り、互換コーデックを用いて、音声ストリームの再エンコードが行われる。
一方、ステップS15において、エンコーダ設定部35は、互換コーデックでのエンコードにもエンコーダ33が対応していないと判定した場合、ステップS17に進み、再エンコードを行うことなく音声ストリームを出力するような設定をエンコーダ33に対して行う。その後、信号処理が行われることによって得られたリニアPCMなどの音声ストリームが、非圧縮のまま外部デコーダ21に出力される。この場合、音声ストリームの再エンコードを行う図4のステップS4の処理は行われずに、図4の処理は終了されることになる。
以上の処理により、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックでのエンコードにエンコーダ33が対応している場合には、信号処理が行われることによって得られた音声ストリームが、そのコーデックで再エンコードされてから外部装置2に出力されるため、信号処理が行われた場合であっても、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと異なる種類のコーデックで再エンコードされた圧縮音声ストリームが再生装置1から出力されてしまうことを防ぐことができる。
例えば、光ディスク11がBD-ROM規格のディスクである場合、光ディスク11には、ドルビーデジタル、ドルビーデジタルプラス、ドルビーロスレス、DTS、DTS-HDなどの様々なコーデックでエンコードされた圧縮音声ストリームが収録されており、仮に、エンコーダ33がドルビーデジタルとDTSでのエンコードに対応しているとすると、ドルビーデジタルでエンコードされた圧縮音声ストリームが光ディスク11から読み出され、それに対して信号処理が施されたときには、信号処理により得られた音声ストリームは、ドルビーデジタルで再エンコードされて出力されることになる。
また、DTSでエンコードされた圧縮音声ストリームが光ディスク11から読み出され、それに対して信号処理が施されたときには、信号処理により得られた音声ストリームは、DTSで再エンコードされて出力されることになる。
これらは、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックを用いて再エンコードが行われるような設定が行われた、図5のステップS14の処理が行われたときの状態に相当する。
一方、ドルビーデジタルプラスやドルビーロスレスでエンコードされた圧縮音声ストリームが光ディスク11から読み出され、それに対して信号処理が施されたときには、信号処理により得られた音声ストリームは、互換性の高いコーデックであるドルビーデジタルで再エンコードされて出力されることになる。
また、DTS-HDでエンコードされた圧縮音声ストリームが光ディスク11から読み出され、それに対して信号処理が施されたときには、信号処理により得られた音声ストリームは、互換性の高いコーデックであるDTSで再エンコードされて出力されることになる。
これらは、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと互換性の高いコーデックを用いて再エンコードが行われるような設定が行われた、図5のステップS16の処理が行われたときの状態に相当する。
図6は、図2の音声信号処理部13の他の構成例を示すブロック図である。図3と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図6に示される構成は、接続機器情報受信部41がさらに設けられている点を除いて、図3に示される構成と同じである。
すなわち、デコーダ31は、読み出し制御部12から供給された圧縮音声ストリームをデコードし、デコードして得られた非圧縮の音声ストリームを信号処理部32に出力する。信号処理部32は、デコーダ31から供給された音声ストリームに信号処理を施す。エンコーダ33は、信号処理部32から供給された非圧縮の音声ストリームを、エンコーダ設定部35による設定に従って再エンコードする。ストリームヘッダ解析/コンテンツ情報取得部34は、読み出し制御部12から供給された圧縮音声ストリームのヘッダに記述されている情報と、コンテンツ情報を取得する。
エンコーダ設定部35は、ストリームヘッダ解析/コンテンツ情報取得部34から供給された情報によるコーデックの判別結果と、接続機器情報受信部41から供給された接続機器情報に基づいて、再エンコードに用いられるコーデックの種類などを選択し、再エンコードの設定をエンコーダ33に対して行う。接続機器情報受信部41から供給された接続機器情報には、外部デコーダ21がデコードすることが可能なコーデックの種類を表す情報が含まれている。
例えば、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックでのエンコードにエンコーダ33が対応している場合であっても、そのコーデックでのデコードに外部デコーダ21が対応していない場合には、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックは再エンコードには用いられず、外部デコーダ21が対応している場合にだけ、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックが再エンコードに用いられる。
光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックでのデコードに外部デコーダ21が対応しているかなどが、接続機器情報受信部41から供給された接続機器情報に基づいて判定される。
接続機器情報受信部41は、HDMI規格、IEEE1394規格のインタフェースで接続されている外部装置2の外部デコーダ21と入出力I/F14を介して通信を行い、接続機器情報を取得する。接続機器情報受信部41は、外部デコーダ21から取得した接続機器情報をエンコーダ設定部35に出力する。
ここで、図6の構成を有する再生装置1の処理について説明する。
図4を参照して説明した処理と同じ処理が図6の構成を有する再生装置1により行われる。図7のフローチャートを参照して、図4のステップS3において図6の構成を有する再生装置1により行われるエンコーダ設定処理について説明する。
ステップS21において、接続機器情報受信部41は、接続機器情報を外部デコーダ21から取得し、取得した接続機器情報をエンコーダ設定部35に出力する。
ステップS22において、ストリームヘッダ解析/コンテンツ情報取得部34は、読み出し制御部12から供給された圧縮音声ストリームのヘッダに記述されている情報と、コンテンツ情報を取得し、取得した情報をエンコーダ設定部35に出力する。
ステップS23において、エンコーダ設定部35は、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類を、ストリームヘッダ解析/コンテンツ情報取得部34から供給された情報に基づいて判別する。
ステップS24において、エンコーダ設定部35は、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックでのエンコードにエンコーダ33が対応しており、かつ、そのコーデックでのデコードに外部デコーダ21が対応しているか否かを判定し、いずれも対応していると判定した場合、ステップS25に進む。
ステップS25において、エンコーダ設定部35は、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックを用いて再エンコードが行われるような設定をエンコーダ33に対して行う。その後、処理は図4のステップS3に戻り、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックを用いて、音声ストリームの再エンコードが行われる。
一方、ステップS24において、エンコーダ設定部35は、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックでのエンコードにエンコーダ33が対応していないか、または、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックでのデコードに外部デコーダ21が対応していないと判定した場合、ステップS26に進む。
ステップS26において、エンコーダ設定部35は、光ディスク11に記録されている圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと互換性の高いコーデックである互換コーデックでのエンコードにエンコーダ33が対応しており、かつ、その互換コーデックでのデコードに外部デコーダ21が対応しているか否かを判定し、いずれも対応していると判定した場合、ステップS27に進む。
ステップS27において、エンコーダ設定部35は、互換コーデックで再エンコードが行われるような設定をエンコーダ33に対して行う。その後、処理は図4のステップS3に戻り、互換コーデックを用いて、音声ストリームの再エンコードが行われる。
一方、ステップS26において、エンコーダ設定部35は、互換コーデックでのエンコードにエンコーダ33が対応していないか、または、互換コーデックでのデコードに外部デコーダ21が対応していないと判定した場合、ステップS28に進む。
ステップS28において、エンコーダ設定部35は、代替コーデックでのエンコードにエンコーダ33が対応しているか否かを判定する。代替コーデックは、外部デコーダ21がデコードに対応するコーデックであり、接続機器情報により表される。
エンコーダ設定部35は、ステップS28において、代替コーデックでのエンコードにエンコーダ33が対応していると判定した場合、ステップS29に進み、代替コーデックで再エンコードが行われるような設定をエンコーダ33に対して行う。その後、処理は図4のステップS3に戻り、再エンコードに用いられるコーデックが外部デコーダ21がデコードに対応しているコーデックにあわせられ、代替コーデックを用いて、音声ストリームの再エンコードが行われる。
一方、ステップS28において、エンコーダ設定部35は、代替コーデックでのエンコードにもエンコーダ33が対応していないと判定した場合、ステップS30に進み、再エンコードを行うことなく音声ストリームを出力するような設定をエンコーダ33に対して行う。その後、信号処理が行われることによって得られたリニアPCMなどの音声ストリームが非圧縮のまま外部デコーダ21に出力される。この場合、音声ストリームの再エンコードを行う図4のステップS4の処理は行われずに、図4の処理は終了されることになる。
以上のように、外部デコーダ21から取得された接続機器情報に基づいて、外部デコーダ21がデコードに対応するコーデックと同じ種類のコーデックが再エンコードに用いられるようにすることにより、再エンコードされた圧縮音声ストリームを外部デコーダ21がデコードできないといった状態になることを確実に防ぐことができる。
以上においては、再エンコードに用いられるコーデックの種類を設定する場合について主に説明したが、再エンコードに用いられるエンコードパラメータの設定は、次のようにして行われるようにすることができる。
例えば、圧縮音声ストリームのエンコード時に用いられたエンコードパラメータとできるだけ同じパラメータに従って再エンコードが行われた方が、デコード前の圧縮音声ストリームに近いものを再エンコードによって再現することができるから、エンコーダ33が対応可能なパラメータは、圧縮音声ストリームのエンコード時に用いられたエンコードパラメータの値と全て同じ値が設定されるようにするのが望ましい。例えば、上述したようなチャンネル数、サンプリングレートの他にも、スピーカ構成情報、ダウンミックス式とダウンミックス係数の指示情報などがエンコードパラメータとして取得されている場合、再エンコード時に用いられるそれらのパラメータの値も、ヘッダに記述されている情報から取得されたエンコードパラメータの値と同じ値が設定される。
ビットレートは、デコード前の圧縮音声ストリームのエンコード時に用いられたエンコードパラメータで設定されているビットレートと同等のレートが再エンコード時にも設定されるようにしてもよいが、再エンコードによる音質劣化を最大限抑えるようにすることを考えると、再エンコードに使用するコーデック、および、再生装置1と外部装置2の間のインタフェースの規格の範囲で許される最大のビットレートが設定され、再エンコードが行われるようにするのが望ましい。
これにより、光ディスク11から読み出された圧縮音声ストリームが、信号処理が施されることなく直接出力された場合と、信号処理が施され、再エンコードされてから出力された場合とで、外部デコーダ21により出力される音声の違いを抑えることができる。
なお、以上においては、光ディスク11から読み出された音声ストリームの再エンコードについて説明したが、デジタル放送によって放送されたコンテンツの音声ストリームや、ネットワークを介して配信されたコンテンツの音声ストリームも同様にして再エンコードされ、再生装置1から出力されるようにすることができる。
外部装置2は、外部デコーダ21が設けられる機器であればどのような機器でもよく、AVアンプだけでなく、TVなどの機器であってもよい。
以上においては、音声ストリームに対して信号処理を施し、再エンコードして出力する場合について説明したが、映像ストリームを一度デコードしてから信号処理を施す必要がある場合、その出力時の再エンコードが、上述した音声ストリームの場合と同様に、光ディスク11に記録されている映像ストリームのエンコードに用いられたコーデックと同じ種類のコーデックを用いて行われるようにしてもよい。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図8は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するパーソナルコンピュータの構成の例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)51は、ROM(Read Only Memory)52、または記憶部58に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)53には、CPU51が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU51、ROM52、およびRAM53は、バス54により相互に接続されている。
CPU51にはまた、バス54を介して入出力インタフェース55が接続されている。入出力インタフェース55には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部56、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部57が接続されている。CPU51は、入力部56から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU51は、処理の結果を出力部57に出力する。
入出力インタフェース55に接続されている記憶部58は、例えばハードディスクからなり、CPU51が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。通信部59は、インターネットやローカルエリアネットワークなどのネットワークを介して外部の装置と通信する。
入出力インタフェース55に接続されているドライブ60は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア61が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記憶部58に転送され、記憶される。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム記録媒体は、図8に示すように、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア61、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるROM52や、記憶部58を構成するハードディスクなどにより構成される。プログラム記録媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースである通信部59を介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
なお、本明細書において、プログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明の一実施形態に係る伝送システムの構成例を示す図である。 再生装置と外部装置の構成例を示すブロック図である。 図2の音声信号処理部の構成例を示すブロック図である。 音声ストリームに対して信号処理を施す再生装置の処理について説明するフローチャートである。 図4のステップS3において行われるエンコーダ設定処理について説明するフローチャートである。 図2の音声信号処理部の他の構成例を示すブロック図である。 図4のステップS3において行われる他のエンコーダ設定処理について説明するフローチャートである。 パーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 再生装置, 2 外部装置, 3 ケーブル, 11 光ディスク, 12 読み出し制御部, 13 音声信号処理部, 14 入出力I/F, 21 外部デコーダ, 31 デコーダ, 32 信号処理部, 33 エンコーダ, 34 ストリームヘッダ解析/コンテンツ情報取得部, 35 エンコーダ設定部, 41 接続機器情報受信部

Claims (9)

  1. 所定のコーデックでエンコードされた圧縮音声ストリームをデコードするデコード手段と、
    前記デコード手段によりデコードされることによって得られた音声ストリームに対して所定の信号処理を施す信号処理手段と、
    前記圧縮音声ストリームのヘッダに記述される情報と、前記圧縮音声ストリームを含むコンテンツの管理情報のうちの少なくともいずれかの情報を取得する第1の取得手段と、
    前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類を前記第1の取得手段により取得された情報に基づいて判別し、前記信号処理手段により信号処理が施された前記音声ストリームのエンコードが、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックで行われるように設定する設定手段と、
    前記信号処理手段により信号処理が施された前記音声ストリームを前記設定手段による設定に従ってエンコードし、デコーダを有する外部の装置に出力するエンコード手段と
    を備える信号処理装置。
  2. 前記信号処理手段は、他の音声が合成された音声が出力されるストリームになるような信号処理を、前記デコード手段によりデコードされることによって得られた前記音声ストリームに対して施す
    請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記設定手段は、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックでのエンコードに前記エンコード手段が対応していない場合、前記信号処理手段により信号処理が施された前記音声ストリームのエンコードが、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの機能を拡張させた上位のコーデック、または機能を縮小させた下位のコーデックである互換コーデックで行われるように設定する
    請求項1に記載の信号処理装置。
  4. 前記外部の装置の情報を取得する第2の取得手段をさらに備え、
    前記設定手段は、前記信号処理手段により信号処理が施された前記音声ストリームのエンコードが、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックであり、かつ、前記第2の取得手段により取得された情報により表される、前記外部の装置が有するデコーダがデコードに対応するコーデックと同じ種類のコーデックで行われるように設定する
    請求項1に記載の信号処理装置。
  5. 前記設定手段は、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックでのエンコードに前記エンコード手段が対応していない場合、前記信号処理手段により信号処理が施された前記音声ストリームのエンコードが、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの機能を拡張させた上位のコーデック、または機能を縮小させた下位のコーデックである互換コーデックで行われるように設定する
    請求項4に記載の信号処理装置。
  6. 前記設定手段は、さらに、前記互換コーデックでのエンコードに前記エンコード手段が対応していない場合、前記信号処理手段により信号処理が施された前記音声ストリームのエンコードが、前記第2の取得手段により取得された情報により表される、前記外部の装置が有するデコーダがデコードに対応するコーデックと同じ種類のコーデックで行われるように設定する
    請求項5に記載の信号処理装置。
  7. 前記第1の取得手段は、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられたパラメータをさらに取得し、
    前記設定手段は、さらに、前記信号処理手段により信号処理が施された前記音声ストリームのエンコードが、前記第1の取得手段により取得されたパラメータと同じパラメータに従って行われるように設定する
    請求項1に記載の信号処理装置。
  8. 所定のコーデックでエンコードされた圧縮音声ストリームをデコードし、
    デコードすることによって得られた音声ストリームに対して所定の信号処理を施し、
    前記圧縮音声ストリームのヘッダに記述される情報と、前記圧縮音声ストリームを含むコンテンツの管理情報のうちの少なくともいずれかの情報を取得し、
    前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類を取得した情報に基づいて判別し、信号処理を施した前記音声ストリームのエンコードが、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックで行われるように設定し、
    信号処理を施した前記音声ストリームを設定に従ってエンコードし、デコーダを有する外部の装置に出力する
    ステップを含む信号処理方法。
  9. 所定のコーデックでエンコードされた圧縮音声ストリームをデコードし、
    デコードすることによって得られた音声ストリームに対して所定の信号処理を施し、
    前記圧縮音声ストリームのヘッダに記述される情報と、前記圧縮音声ストリームを含むコンテンツの管理情報のうちの少なくともいずれかの情報を取得し、
    前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックの種類を取得した情報に基づいて判別し、信号処理を施した前記音声ストリームのエンコードが、前記圧縮音声ストリームのエンコードに用いられているコーデックと同じ種類のコーデックで行われるように設定し、
    信号処理を施した前記音声ストリームを設定に従ってエンコードし、デコーダを有する外部の装置に出力する
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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