JP2006067367A - 符号化オーディオ信号の編集装置 - Google Patents

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勝長 辻
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Abstract

【課題】 符号化オーディオ信号における収音環境と再生環境の差異を補正した新たな符号化オーディオ信号に再編集できる装置を提供する。
【解決手段】 編集装置は、複数のチャンネル信号列を符号化したストリームが、空間音響情報もしくは聴覚的音響情報と呼ばれる音場を制御できる情報をパラメータに含んでいるとき、そのパラメータを書き換えて、ストリームにおける収音環境と再生環境の差異を補正した新たな符号化オーディオ信号に再編集する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、符号化されたオーディオ信号の編集装置に関する。特に複数のチャンネル信号列を混入したダウンミックス信号を符号化した基本符号化データと、元のチャンネルに分離するための補助情報とをもつオーディオ信号の編集装置に関する。
従来のオーディオ信号符号化方法、および、復号化方法としては、公知なものとしてISO/IECの国際標準方式、通称MPEG方式などが挙げられる。現在、幅広い応用を持ち、低ビットレート時でも高音質な符号化方式として、ISO/IEC 13818−7、通称MPEG2 AAC(Advanced Audio Coding)などがあげられる。本方式の拡張規格も複数規格化が現在なされている。
その一つとして、空間音響情報(Spatial Cue Information)もしくは、聴覚的音響情報(Binaural Cue)と呼ばれる情報を利用する技術がある。このような技術の例としては、ISO国際標準規格であるMPEG−4 Audio (ISO/IEC 14496−3)において定められたパラメトリックステレオ(Parametric Stereo)方式がある(例えば、非特許文献1参照。)。また、これ以外にも他の方式がある(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
ISO/IEC 14496−3:2001/Amd 2:2004 "Parametric coding for high−quality audio" 米国特許出願公開第2003/0035553号明細書 米国特許出願公開第2003/0219130号明細書
しかしながら、前記符号化方法で複数のチャンネル信号列からなるコンテンツをエンコードしストリームを作成した場合、該コンテンツの収音した環境と該ストリームの再生する環境を全く同じにしなければ、該コンテンツのもつ音場を完全に再現することは出来ない。しかしながら、収音環境と再生環境を全く同じにするということは必ずしも現実的ではない。例えば、マルチチャンネル対応のオーサリングルームで収録したコンテンツから作成したストリームを車内で再生することを考えると、車に該オーサリングルームと同様の環境を作り出さなくてはならなくなる。以上のように、収音環境と再生環境が異なる場合、音場の完全な再現ができないという課題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、前記符号化方法で符号化されたオーディオ信号に含まれる空間音響情報もしくは聴覚的音響情報と呼ばれる情報を書き換えることで音場が制御できることを利用し、前記符号化オーディオ信号における収音環境と再生環境の差異を補正した新たな符号化オーディオ信号に再編集できる装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本願の請求項1記載の発明は、複数のチャンネル信号列を混入したダウンミックス信号を符号化した基本符号化データと、前記ダウンミックスされた信号を元のチャンネルに分離するための補助情報とからなるストリームを編集する装置であって、前記ストリームが記録された記録媒体と、前記ストリームから前記補助情報を分離する補助情報分離手段と、前記補助情報を変更する補助情報変更手段と、前記基本符号化データと前記補助情報とを組み合わせ前記ストリームを再構築するストリーム再構築手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、本願の請求項2記載の発明は、請求項1記載の編集装置において、前記補助情報を視覚的にモニタリングする出力装置をさらに備えたことを特徴とするものである。
また、本願の請求項3記載の発明は、請求項2記載の編集装置において、前記ストリームのデコードをするためのデコーダ装置をさらに備えたことを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、ストリームの編集装置において、前記ストリームの中の前記補助情報に含まれる空間音響情報もしくは聴覚的音響情報と呼ばれる情報を表すパラメータを書き換えることによって音場を制御できることを利用し、前記ストリームの収音した環境と前記ストリームの再生する環境が異なる場合においても、収音環境と再生環境との差異を補正した新たなストリームに再編集できる装置を提供することとなる。
請求項2の発明によれば、上記空間音響情報もしくは聴覚的音響情報と呼ばれる情報を表すパラメータを直に見ながら前記ストリームの編集ができるので、音場の制御が明確になることとなる。
請求項3の発明によれば、編集後の新たなストリームを聴いて確認することができるので、直感的に音場が制御できることとなる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
以下本発明の実施におけるストリーム編集装置について図面を参照しながら説明する。
図1は本実施の形態におけるストリーム編集装置の構成を示す図である。図1において、ストリーム101は、複数のチャンネル信号列(例えば、Lf,Rf,C,Lb,Rb,LFE)を符号化したストリームであり、複数のチャンネル信号列を混入したダウンミックス信号を符号化した基本符号化データ105と、ダウンミックス信号を元のチャンネルに分離するための補助情報106(例えば、各チャンネル間レベル差、位相差、相関度などのパラメータ)とからなる。
記録媒体100はストリーム101が記録されている記録媒体である。また、デジタル記録媒体である。例えば、ハードディスクや光ディスクなどのディスク媒体や半導体メモリでもよい。
補助情報分離手段102はストリーム101を基本符号化データ105と補助情報106に分離する。
補助情報変更手段103は補助情報106を編集する。以下、編集された補助情報106を編集後の補助情報107として区別する。
ストリーム再構築手段104は基本符号化データ105と変更された補助情報107とを結合しストリーム101と同じ構造を持つ新たなストリームに再構築する。
以上のように構成されたストリーム編集装置の動作について以下説明する。
まず、補助情報分離手段102は、記録媒体100に記録されたストリーム101を読み出す。例えば、補助情報分離手段102から記録媒体100に対し、ストリームを逐次読み出すためのアドレスを送出し、アドレスに基づいて読み出されたストリームを補助情報分離手段102が受け取る。
次に、補助情報分離手段102は、入力されたストリーム101を基本符号化データ105と補助情報106に分離する。ここで、図2は前記ストリームの構造の一例を表す図である。図2に示すように、本実施の形態ではストリーム101がストリームのヘッダー部分201に全てのフレームの補助情報に関するデータ200を持つ構造であるとする。すなわち、補助情報テーブル200には各フレームにおける補助情報の位置と長さが記述されている。図3は、補助情報分離手段102の構成を表す図である。図3に示すように、補助情報分離手段102は、補助情報テーブル200と入力されたストリーム101とから補助情報抽出手段300を用いて補助情報106を取り出し,残りを基本符号化データ105として出力する。
なお、補助情報106の取り出し方法は、以上のような方法でなくてもよい。例えば、MPEG規格AACのFill Elementに補助情報を書き込む方法であれば、AACのFill Elementの解析方法を用いて取り出すことも可能である。
さらに、ストリーム101から取り出された補助情報106は、補助情報変更手段103に送られる。補助情報変更手段103は、補助情報抽出手段300において取り出された補助情報106の中にある各パラメータがあらかじめ設定されていたように書き換えて編集する。例えば、Lf−Rfレベル差を、0に近づけるような値に書き換えるように補助情報変更手段103に事前に設定しておくことにより、編集後ストリームの音像の定位位置を、編集前ストリームの音像の定位位置よりも中央に寄せることが出来る。
そして、ストリーム再構築手段104は、基本符号化データ105と編集後の補助情報107とを結合し、ストリーム101と同じ構造を持つ新たなストリームを再構築し、記録媒体100に書き込む。
なお、図4はストリームを編集する装置の一例である。図4に示すようにストリームをデコードするためのデコーダ装置400とマンマシンインターフェース401を備えてもよい。デコーダ装置400とマンマシンインターフェース401を備えることによって、編集者402が補助情報106の中にある各パラメータを直に入力して書き換えて編集することも可能となり、さらに編集者402がパラメータを見ながら、編集後のストリームの音を確認することも可能となる。
以上の方法でストリームの書き換えを行うことにより、編集者の所望の音場を実現することが可能となる。
本発明は、空間音響符号化技術を用いた機器、たとえばPCや携帯電話、小型情報機器に利用できる。将来、放送・通信・インターネットなどで空間符号化を施されたデータが流通する際にも利用できる。
補助情報編集装置の基本図である。 ヘッダーに補助情報に関するテーブルを持つストリーム構造を表す図である。 図2における補助情報分離手段を表す図である。 モニタリング装置と入力インターフェースを持ったストリーム編集装置を示す図である。
符号の説明
100 記録媒体
101 ストリーム
102 補助情報分離手段
103 補助情報変更手段
104 ストリーム再構築手段
105 基本符号化データ
106 補助情報
107 編集後の補助情報
200 補助情報テーブル
300 補助情報抽出手段
400 デコーダ装置
401 マンマシンインターフェース
402 編集者

Claims (3)

  1. 複数のチャンネル信号列を混入したダウンミックス信号を符号化した基本符号化データと、前記ダウンミックスされた信号を元のチャンネルに分離するための補助情報とからなるストリームを編集する装置であって、
    前記ストリームが記録された記録媒体と、
    前記ストリームから前記補助情報を分離する補助情報分離手段と、
    前記補助情報を変更する補助情報変更手段と、
    前記基本符号化データと前記補助情報とを組み合わせ前記ストリームと同じ構造をもつストリームを再構築するストリーム再構築手段と
    を備えることを特徴とする符号化オーディオ信号の編集装置。
  2. 前記編集装置は、前記補助情報を視覚的にモニタリングする出力装置をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の符号化オーディオ信号の編集装置。
  3. 前記編集装置は、前記ストリームのデコードをするためのデコーダ装置をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の符号化オーディオ信号の編集装置。

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