JP2005020242A - 再生装置 - Google Patents

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Yoshikazu Shiomi
芳和 汐見
Takanobu Mukaide
隆信 向出
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Abstract

【課題】異なったコンテンツである複数の映像および音声を同時視聴することを実現する。
【解決手段】複数のDVD2に記録されている各データストリームを信号処理部4が読み込み、デマルチプレクサ6にて主映像データ、副映像データ、音声データに分離する。分離された各主映像データはビデオバッファ71〜7nにそれぞれ出力し、各チャンネルの副映像データは1つを選択してサブピクチャバッファ81〜8nにそれぞれ出力し、各チャンネルの音声データは1つを選択してオーディオバッファ91〜9nにそれぞれ出力する。これらのデータを対応するビデオデコーダ101〜10n、サブピクチャデコーダ111〜11n、オーディオデコーダ121〜12nに出力し、かつデコードする。デコードした各主映像データと副映像データを1つの画像信号に合成し、この画像信号とオーディオデコーダ121〜12nから出力された音声信号を同期させて出力する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、再生装置に係り、特に、映像及び音声データを再生する再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
DVD(Digital Versatile Disk)−VIDEOフォーマットでは、記録媒体であるDVDに、主映像に相当するビデオデータ、字幕などの副映像に相当するサブピクチャデータ、主映像のビデオデータに同期して再生される音声に相当するオーディオデータを多重化したマルチメディア情報のMPEG(Moving Picture Experts Group)ストリームを記録することが規定されており、1本のMPEGストリームに、最大32チャンネル分のサブピクチャデータと、最大8チャネル分のオーディオデータを多重化記録することが許容されている。
【0003】
従来より、上記フォーマットに従って作成された映像のDVDの再生では、主映像のビデオデータを再生している最中においても、ユーザの切り替え操作に従って、ビデオデータの再生を中断することなく、副映像のサブピクチャデータのチャンネルを切り替えたり(例えば、字幕の言語を切り替えたり)、オーディオデータのチャンネルを切り替えたりすることが可能である。
【0004】
即ち、複数のサブピクチャデータ及びオーディオデータを処理するために、サブピクチャバッファ及びサブピクチャデコーダ、オーディオバッファ及びオーディオデコーダをチャネル数に応じた数を用意し、それらを用いて全てのサブピクチャデータを常にデコード処理させている。そして、デコード処理によって得られた複数の副映像信号(サブピクチャデータ)の中から、ユーザが所望するものの1つを選択し、混合回路に出力する。この混合回路では、選択された副映像信号とビデオデータをデコード処理して得られた主映像信号とが重畳され、その後、DA変換回路にてアナログ変換が行われて、ディスプレイ等に出力される。また、音声出力に関しても同様で、デコード処理して得られた複数の音声信号(オーディオデータ)の中から、ユーザが所望するものの1つを選択し、DA変換回路にてアナログ変換が行われて、スピーカから出力される。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−46960公報(第15頁、図4)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来では、ユーザからのチャンネル切り換えの指示に即応して、副映像(サブピクチャデータ)の表示や音声の再生を滞らせることなく出力することは可能であった。
【0007】
しかしながら、従来の再生装置では、1つのDVDを再生するためのデコーダしか搭載されていないため、複数のDVDから異なったコンテンツを同時に視聴することが出来ないという問題があった。
【0008】
そこで発明は、複数の利用者で異なったコンテンツを同時に視聴することが出来ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、本発明の再生装置は、主映像データと、複数チャンネル分の副映像データと、複数チャンネル分の音声データとが多重化されているマルチメディアデータが符号化され記憶されている媒体から、複数の前記マルチメディアデータを読み取る手段と、この読み取った前記マルチメディアデータ毎に前記主映像データと、複数チャンネル分の前記副映像データと、複数チャンネル分の前記音声データとに分離する分離手段と、分離された前記主映像データを前記マルチメディアデータ毎にバッファリングする複数の主映像のバッファリング手段と、前記主映像のバッファリング手段からの前記主映像データを復号する複数の主映像データのデコード手段と、分離された前記複数チャンネル分の前記副映像データから選択された1つの副映像データを前記マルチメディアデータ毎にバッファリングする複数の副映像のバッファリング手段と、前記副映像のバッファリング手段からの前記副映像データを復号する複数の副映像データのデコード手段と、分離された前記複数チャンネル分の前記音声データから選択された1つの音声データを前記マルチメディアデータ毎にバッファリングする複数の音声データのバッファリング手段と、前記音声のバッファリング手段からの前記音声データを復号する複数の音声データのデコード手段と、複数の前記主映像のデコード手段およびこれに対応する複数の前記副映像のデコード手段からの各主映像信号および各副映像信号をそれぞれ合成して1つの映像信号にして表示装置に出力する合成手段と、前記複数の主映像のデコード手段の少なくとも2つ以上に対応する前記音声のデコード手段を選択して複数の音声出力装置に出力する選択手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る実施の形態を図1乃至図2を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る再生装置のシステム構成図である。図2は、実施の形態に係る再生装置を表示装置に接続する場合の形態を示した図である。
【0011】
本実施の形態に係る再生装置1は、複数のDVD2と、信号処理部4と、トラックバッファ5と、デマルチプレクサ6と、複数のビデオバッファ71〜7nと、複数のサブピクチャバッファ81〜8nと、複数のオーディオバッファ91〜9nと、複数のビデオバッファ71〜7nと対応して接続される複数のビデオデコーダ101〜10nと、複数のサブピクチャバッファ81〜8nと対応して接続される複数のサブピクチャデコーダ111〜11nと、複数のオーディオバッファ91〜9nと対応して接続される複数のオーディオデコーダ121〜12nと、複数のビデオデコーダ101〜10nと複数のサブピクチャデコーダ111〜11nが接続される表示制御部13と、この表示制御部13と接続される映像出力端子へ接続されるD/A変換部15と、複数の音声出力端子へ接続される複数のD/A変換部161〜16mと、複数のオーディオデコーダ121〜12nと複数のD/A変換部161〜16mの間に設けられる複数のセレクタ171〜17mと、それらを制御するコントローラ31およびコントローラ31の制御プログラム等が記録される記録媒体32等で構成されている。また、再生装置1の各構成要素は、コントローラ31によって同期がとられて処理されている。
【0012】
次に、各要素の構成を説明する。
信号処理部4は、複数のDVD2に記録されている符号化された各データストリームを読み出し、このデータストリームをデコードしてMPEGストリームを復元する。
【0013】
トラックバッファ5は、信号処理部4から送出されたMPEGストリームを格納するバッファである。
デマルチプレクサ6は、トラックバッファ5から読み出されたMPEGストリームの中から、主映像データであるビデオデータ、副映像データであるサブピクチャデータ、音声データであるオーディオデータ毎に分別し、それぞれ、複数のビデオバッファ71〜7n、複数のサブピクチャバッファ81〜8n、複数のオーディオバッファ91〜9nに順次出力する。
【0014】
複数のビデオバッファ71〜7nは、デマルチプレクサ6からの上記ビデオデータを格納する。同様に、複数のサブピクチャバッファ81〜8nは、デマルチプレクサ6からの上記サブピクチャデータを格納し、複数のオーディオバッファ91〜9nは、デマルチプレクサ6からの上記オーディオデータを格納する。
【0015】
複数のビデオデコーダ101〜10nは、対応する複数のビデオバッファ71〜7nから出力されるビデオデータをデコード(復号化)する。同様に、複数のサブピクチャデコーダ111〜11nは、対応する複数のサブピクチャバッファ81〜8nから出力されるサブピクチャデータをデコードし、オーディオデコーダ12は、対応する複数のオーディオバッファ91〜9nから出力されるオーディオデータをデコードする。
【0016】
表示制御部13は、複数のビデオデコーダ101〜10nから出力されるデコードされたビデオデータ、および複数のサブピクチャデコーダ111〜11nから出力されるデコードされたサブピクチャデータを合成してD/A変換部15へ出力する。
【0017】
D/A変換部15は、表示制御部13から出力されるビデオデータとサブピクチャデータとが合成された画像データをデジタル信号からアナログ信号へ信号変換する。同様に、D/A変換部16は、複数のオーディオバッファ91〜9nから出力され、セレクタ171〜17mによって選択されたオーディオデータをデジタル信号からアナログ信号へ信号変換する。
【0018】
複数のセレクタ171〜17mは、複数のオーディオバッファ91〜9nから出力されたデコードされたオーティオデータの1つを選択すると共に、オーティオデータのチャンネルを切り替えて出力する。
【0019】
コントローラ31は、記録媒体32から読み込んだ制御用プログラムに基づいて動作し、ユーザから入力される操作コマンドに従い、再生装置1の全体を制御する。例えば、コントローラ31は、表示装置(図示せず)に表示させる主映像や副映像のチャンネルを選択したり、音声出力装置(図示せず)に出力させる音声のチャンネルを選択したりする等のユーザの操作に対応して、表示制御部13やセレクタ171〜17mを制御する。
【0020】
次に、本実施の形態に係る再生装置1において、複数のDVD2に記録されているデータストリームがどのように処理されるかを説明する。
再生装置1において、複数のDVD2に記録されている符号化された各データストリームは、まず、信号処理部4により読み出される。そして、この読み出されたデータストリームは信号処理部4にてデコードされ、ビデオデータ、各チャンネルのサブピクチャデータ、各チャンネルのオーディオデータが多重化されたデータである各MPEGストリームに復元され、トラックバッファ5に出力される。
【0021】
トラックバッファ5に出力された各MPEGストリームは、ここでバッファリングされた後、デマルチプレクサ6に出力される。
本実施の形態では、複数のDVD2から同時に複数のデータストリームを処理することを可能にするために、信号処理部4での各データストリームの読み込みや各MPEGストリームの生成は、並列処理で行われる。但し、並列処理を実行するものであれば例えば、信号処理部4を複数設けて実行する構成としても良い。但し、各データストリームの読み込みは、ビデオバッファ71〜7n、サブピクチャバッファ81〜8n、オーディオバッファ91〜9nの数に限定されるため、信号処理部4が同時に読み込むことが出来るデータストリームの数は、最大でn個である。
【0022】
さて、デマルチプレクサ6に出力された各MPEGストリームは、ここで、MPEGストリーム毎にビデオデータ、各チャンネルのサブピクチャデータ、各チャンネルのオーディオデータに分離さる。
【0023】
そして、デマルチプレクサ6で分離されたビデオデータは、MPEGストリーム毎にそれぞれビデオバッファ71〜7nに出力される。即ち、例えば、2つのMPEGストリームが読み込まれた場合には、分離された第1のビデオデータはビデオバッファ71に記憶され、分離された第2のビデオデータはビデオバッファ72に出力される。
【0024】
一方、サブピクチャデータに関しては、ビデオデータと異なり以下のように処理される。即ち、1つのMPEGストリームには、最大32個のサブピクチャデータが記録されているものの、本実施の形態では、その中から1つのサブピクチャデータがサブピクチャバッファ81〜8nの1つに記憶される。ここで、1つのサブピクチャデータを選択する手法は、例えば、ユーザの選択によりコントローラ31が制御するようにしても良いし、過去のユーザの操作履歴情報をコントローラ31に記憶しておき、その選択をそのまま使うことで実現しても良い。
【0025】
その結果、分離されたサブピクチャデータの中から選ばれた1つのサブピクチャデータがMPEGストリーム毎にそれぞれサブピクチャバッファ81〜8nの1つに記憶される。ここで、出力先であるサブピクチャバッファ8X(X=1〜n)はビデオバッファ7Xに対応する。即ち、第1のMPEGストリームのビデオデータがビデオバッファ71に記憶されたとすると、このビデオデータに対応するサブピクチャデータはサブピクチャバッファ81に記憶される。同様に、第2のMPEGストリームのビデオデータがビデオバッファ72に記憶されたとすると、このビデオデータに対応するサブピクチャデータはサブピクチャバッファ82に記憶される。
【0026】
一方、オーディオデータに関しても、上記サブピクチャデータと同様に処理される。即ち、1つのMPEGストリームには、最大8個のオーディオデータが記憶されているが、本実施の形態では、この中から1つのオーディオデータがオーディオバッファ91〜9nの1つに記憶される。ここで、1つのオーディオデータを選択する手法は、上述したサブピクチャデータの場合と同様であるため、その説明を省略する。
【0027】
その結果、分離されたオーディオデータの中から選ばれた1つのオーディオデータが、MPEGストリーム毎にそれぞれオーディオバッファ91〜9nの1つに記憶される。ここで、出力先であるオーディオバッファ9Xとビデオバッファ7Xとが対応することは、上述したサブピクチャデータの場合と同様であるため、その説明を省略する。
【0028】
さて、ビデオバッファ7Xに記憶されたビデオデータは、対応するビデオデコーダ10Xに出力される。即ち、ビデオバッファ71にバッファリングされたビデオデータはビデオデコーダ101に出力され、ビデオバッファ72にバッファリングされたビデオデータはビデオデコーダ102に出力される。
【0029】
ビデオデコーダ10Xに出力されたビデオデータは、ここでデコード(復号化)されて主映像信号となり、その得られた各チャンネルの主映像信号は表示制御部13に出力される。
【0030】
一方、サブピクチャバッファ8Xに記憶された各チャンネルの1つのサブピクチャデータは、対応するサブピクチャデコーダ11Xに出力される。ここで対応する出力先は、上記ビデオデータと同様であるため、その説明を省略する。
【0031】
サブピクチャデコーダ11Xに出力されたサブピクチャデータは、ここでデコードされて副映像信号となり、その得られた各チャンネルの1つの副映像信号は表示制御部13に出力される。
【0032】
表示制御部13に出力された主映像信号と1つの副映像信号は、表示制御部13により1つの画像信号に合成され、D/A変換部15に出力される。
D/A変換部15に出力された合成された画像信号は、ここでデジタル信号からアナログ信号へ信号変換され、映像出力端子を介して、例えば、ディスプレーなどの表示装置に出力される。
【0033】
一方、オーディオバッファ9Xに記憶された各チャンネルの1つのオーディオデータは、対応するオーディオデコーダ12Xに出力される。ここで対応する出力先は、上記ビデオデータの場合と同様であるため、その説明は省略する。
【0034】
オーディオデコーダ12Xに出力されたオーディオデータは、ここでデコードされて音声信号となり、その得られた各チャンネルの1つの音声信号はセレクタ17Y(Y=1〜m)に出力される。
【0035】
ここで、出力先であるセレクタ17Yは、ユーザによって任意に選択される。例えば、オーディオデコーダ121にてデコードされた音声信号は、必ずしも、セレクタ171に出力されるわけではなく、ユーザの選択により、セレクタ172、あるいは、セレクタ17mに出力されることもある。
【0036】
また、セレクタ171〜17nの数(Y)は、オーディオデコーダ121〜12nの数(X)と等しくてもよいが、これよりも少なくてもよい。従って、少ない場合には、オーディオデコーダ121〜12nからの全チャンネルの音声信号がセレクタ171〜17mから出力されるわけではなく、ユーザに選択されたチャンネルのみがセレクタ171〜17mから出力される。
【0037】
更に、ユーザによる選択は、主映像に対応する音声信号が選択されることが多いと考えられるため、ユーザによる主映像の選択に応じて、選択されなかった主画像に対応する音声データは選択できないように制限される構成にしてもよい。
【0038】
セレクタ171〜17mから選択出力された音声信号は、D/A変換部161〜16mに出力される。ここで、出力先であるD/A変換部16Yは、セレクタ17Yに対応する。
【0039】
D/A変換部161〜16mに出力された音声信号は、ここでデジタル信号からアナログ信号へ信号変換され、音声出力端子を介し、例えば、スピーカなどの音声出力装置から出力される。
【0040】
尚、上記実施の形態では複数のDVD2からの映像および音声を再生するとしたが、その記録媒体としては磁気ディスク3であっても良い。
以上説明した実施の形態によれば、複数の映像だけでなく、複数の音声の出力も可能となる。従って、複数の利用者がそれぞれの所望するコンテンツを同時に視聴することが可能となる。また、1つの表示装置が1つの音声出力の機能のみしか有していない場合でも、別の音声出力装置を用意することで、複数の映像と複数の音声を同時に視聴することが可能となる。
【0041】
ところで、上述した表示制御部13の映像の合成処理は、ユーザにより選択された映像を、間引き技術や縮小技術、あるいはスケーリング等の既存の画像処理手法を用いて、複数の映像が1つの映像になるように処理される。
【0042】
ここで、ユーザによる映像の選択とは、以下のように行われる。即ち、ビデオデコーダ101〜10n、及びサブピクチャデコーダ111〜11nに入力された複数のビデオデータと、それに対応する複数のサブピクチャデータの中から、m個(m≦X)が選ばれることである。
【0043】
この選択は、コントローラ31を用いて、ユーザ自身が任意に選ぶ構成にしてもよいし、また、これに限る必要はなく、表示制御部13が状況に応じ自動的に各チャンネルのビデオデータやサブピクチャデータを選択するようにしてもよい。ここで「自動的に」とは、例えば、再生装置1が、過去のユーザの操作を記憶しておき、その選択をそのまま使うことでも良いし、再生装置1に設定されている国コードを利用して、m個の選択をできるようにする構成にしてもよい。
【0044】
例えば、再生装置1に日本国のコードが設定されている場合は、サブピクチャデータとして、日本語の字幕のサブピクチャデータ及び日本語の音声データを最優先で自動的に選択するようにしてもよい。
【0045】
以上のような構成にすることで、複数の映像を1つの画面で表示されている際に、それぞれの映像に対応する音声の中から、利用者が所望するものをフレキシブルに切り換えて視聴することが可能になる。
【0046】
図2は、本実施の形態に係る再生装置1を表示装置25に接続した一例を示した図である。ここで、再生装置1には、画像出力端子20が設けられており、音声出力の端子として音声出力端子21と22の2系統が設けられている。また、画像表示装置25には、1つの画像入力端子251と1系統の音声入力端子252が設けられている。図2の場合では、ユーザが4つの主映像を選択しており、画像表示装置25には主映像の画像a,b,c,dが1つの画面に合成され表示されている。
【0047】
図2における再生装置1は、音声出力用の端子が音声出力端子21及び22の2系統しか装備されていないため、同時に上記4種類の映像a、b、c、dに対応する音声を同時出力することは出来ないが、音声出力端子21から出力される音声信号を画像表示装置25の音声入力端子252に、音声出力端子22から出力される音声信号を別の音声出力装置(図示せず)の音声入力端子に入力することにより、同時に2種類の音声を出力することが可能である。
【0048】
また、2種類の音声出力に関しては、固定されたものではなく、図1のオーディオデコーダ121〜12nにて、各映像に対応する音声のデコード処理を常に行っているため、ユーザの操作によって、セレクタ171〜17mによる音声出力の選択を切り換えることにより、4種類の音声のうち、所望する2種類の音声が滞ることなく、同時に出力することが可能となる。
【0049】
尚、図2のように、複数の映像を同時に画面表示する際には、音声出力端子か出力されている音声データがどの映像に対応しているのかをユーザに理解させるため、対応する主映像の右上部分に点表示をさせることや、当該映像の枠を特定の色で囲むような表示にすることで、視覚的に識別できる手法を採用した構成としてもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、複数の映像及び音声データを同時に再生及び出力することが可能になり、利用者がそれぞれの所望するコンテンツを同時に視聴することが出来る。
また、複数の映像を1つの画面で表示されている際に、それぞれの映像に対応する複数の音声の中から、利用者が所望する複数の音声をフレキシブルに切り換えて視聴することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る再生装置のシステム構成図
【図2】本発明の実施の形態に係る再生装置と表示装置の接続の一例を示した図。
【符号の説明】
1 再生装置
2 DVD
3 磁気ディスクHD
4 信号処理部
5 トラックバッファ
6 デマルチプレクサ
71〜7n ビデオバッファ
81〜8n サブピクチャバッファ
91〜9n オーディオバッファ
101〜10n ビデオデコーダ
111〜11n サブピクチャデコーダ
121〜12n オーディオデコーダ
13 表示制御部
15,161〜16m D/A変換部
171〜17m セレクタ17
20 画像出力端子
21,22 音声出力端子
25 画像表示装置
251 画像入力端子
252 音声入力端子

Claims (5)

  1. 主映像データと、複数チャンネル分の副映像データと、複数チャンネル分の音声データとが多重化されているマルチメディアデータが符号化され記憶されている媒体から、複数の前記マルチメディアデータを読み取る手段と、
    この読み取った前記マルチメディアデータ毎に前記主映像データと、複数チャンネル分の前記副映像データと、複数チャンネル分の前記音声データとに分離する分離手段と、
    分離された前記主映像データを前記マルチメディアデータ毎にバッファリングする複数の主映像のバッファリング手段と、
    前記主映像のバッファリング手段からの前記主映像データを復号する複数の主映像データのデコード手段と、
    分離された前記複数チャンネル分の前記副映像データから選択された1つの副映像データを前記マルチメディアデータ毎にバッファリングする複数の副映像のバッファリング手段と、
    前記副映像のバッファリング手段からの前記副映像データを復号する複数の副映像データのデコード手段と、
    分離された前記複数チャンネル分の前記音声データから選択された1つの音声データを前記マルチメディアデータ毎にバッファリングする複数の音声データのバッファリング手段と、
    前記音声のバッファリング手段からの前記音声データを復号する複数の音声データのデコード手段と、
    複数の前記主映像のデコード手段およびこれに対応する複数の前記副映像のデコード手段からの各主映像信号および各副映像信号をそれぞれ合成して1つの映像信号にして表示装置に出力する合成手段と、
    前記複数の主映像のデコード手段の少なくとも2つ以上に対応する前記音声のデコード手段を選択して複数の音声出力装置に出力する選択手段とを
    備えたことを特徴とする再生装置。
  2. 前記複数の副映像のバッファリング手段、前記複数の音声データのバッファリング手段、および前記選択手段における選択制御を行うコントローラを更に有することを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記複数チャンネル分の前記副映像データから1つの副映像データの選択、又は前記複数チャンネル分の前記音声データから1つの音声データの選択は、ユーザからの選択に基づいて前記コントローラが実行することを特徴とする請求項2に記載の再生装置。
  4. 前記複数チャンネル分の前記副映像データから1つの副映像データの選択、又は前記複数チャンネル分の前記音声データから1つの音声データの選択は、前記コントローラに記憶される過去の履歴情報から選択することを特徴とする請求項2に記載の再生装置。
  5. 前記複数の音声出力装置の1つは、前記表示装置に内蔵される音声出力装置であることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
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