JP2008088958A - 冷媒圧縮機 - Google Patents

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年彦 太田
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Abstract

【課題】給油管の共振による振動を密閉容器に伝えにくくすることで騒音の低い冷媒圧縮機を提供する。
【解決手段】密閉容器に給油管118および密閉容器と所定の距離を置いて給油管118を囲う防振カバー126を弾性部材127を介して設け、防振カバー126は、給油管118の内径より小さい連通孔128を防振カバー126下部に有し、防振カバー126の上端129はオイル102の表面より上方に延出したもので、給油管118の共振がオイル102に伝わっても防振カバー126により密閉容器に伝わることを防止できるので騒音レベルの低い冷媒圧縮機を提供することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は冷凍冷蔵装置等に用いられる冷媒圧縮機に関するものである。
従来、この種の冷媒圧縮機としては、油中に浸漬した給油管を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら上記従来の冷媒圧縮機を説明する。
図4は、特許文献1に記載された従来の冷媒圧縮機の縦断面図を示すもの、図5は、特許文献1に記載された従来の冷媒圧縮機の要部拡大断面図を示すものである。
図4,図5において、密閉容器1にオイル2を収納するとともに電動モータ3およびこれによって駆動される圧縮要素4が電動モータ3の下方にサスペンションスプリング5を介して弾性的に収容される。
圧縮要素4はシリンダ6と軸受け7を有するシリンダブロック8と、偏芯部9と主軸部10を有し主軸部10を軸受け7に軸支したクランクシャフト11とを備えている。クランクシャフト11の偏芯部9はシリンダ6内部に往復自在に挿入されたピストン12にコンロッド13を介して連結している。また、シリンダ6の開口端を封止し反シリンダ6側に吐出弁装置14を有するバルブプレート15と、バルブプレート15に設けた吸入弁装置16に一端を連通し消音空間17を介して他端を密閉容器1に開口するサクションマフラー18を備えている。
クランクシャフト11の偏芯部9の下端には一端が偏芯部9に圧入固定され他端をオイル2に浸漬した給油管19を備えている。給油管19は鋼管よりなりオイル2に浸漬された端部を主軸部10の回転中心に位置するよう略くの字型に折り曲げ成型されている。
以上のように構成された冷媒圧縮機について、以下その動作を説明する。
電動モータ3によってクランクシャフト11の回転がコンロッド13に伝わりピストン12が往復運動することで外部冷却回路(図示せず)から流れてきた冷媒は、一旦密閉容器1内に開放されてからサクションマフラー18内に吸入され、吸入弁装置16を通ってシリンダ6内に間欠的に吸入される。シリンダ6内に吸入された冷媒は、ピストン12で圧縮され、バルブプレート15の吐出弁装置14を押し開くことで再び外部冷却回路(図示せず)へと吐出される。一連の圧縮動作によって発生する圧縮要素4の振動はサスペンションスプリング5により吸収され、密閉容器1に伝わる間に大きく減衰する。
また、電動モータ3によって回転駆動されるクランクシャフト11の偏芯部9下端に設けた給油管19の遠心力により密閉容器1内のオイル2は給油管19に吸い上げられ圧縮要素4の各摺動部へ供給される。
特開平11−303740号公報
しかしながら、上記従来の構成では、圧縮要素4が冷媒を圧縮する際において、クランクシャフト11の偏芯部9が圧縮時にコンロッド13より受ける大きな断続荷重によって加振されたわみ変形を繰り返すが、この偏芯部9の振動が給油管19に伝わることで給油管19を加振することで給油管19からは共振音が発生する。
さらに、略くの字型に折り曲げ成型された給油管19がオイル2中で回転するため、給油管19がオイル2を攪拌し、オイル2は密閉容器1内で回転するが、回転したオイル2は密閉容器1内で冷媒圧縮機の構成要素に衝突し流れが乱れるのできれいな渦ができない。そういった状態下でオイル2内部に溶け込んだ冷媒が発泡を続ける。そしてその気泡が、オイル2乱れに伴って給油管19に衝突することで給油管が加振され共振音が発生する。こういった現象は、特にハイドロカーボンなどオイル2への溶け込み量が多い冷媒において顕著である。
こういった給油管19が共振することで発せられる振動はオイル2を介して密閉容器1に伝わり、密閉容器1から外部へ騒音となって放散され、冷媒圧縮機の騒音が高くなってしまうという課題を有していた。
本発明は上記課題を解決するもので、給油管19の共振による振動を密閉容器1に伝えにくくすることで騒音の低い冷媒圧縮機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために本発明の冷媒圧縮機は、給油管を囲う防振カバーを前記密閉容器の内側底部に弾性部材を介して固着したもので、密閉容器に伝わる給油管の共振音を防振カバーと弾性部材によって遮断するという作用を有する。
本発明の冷媒圧縮機は、密閉容器に伝わる給油管の共振音を防振カバーによって遮断するので騒音の低い冷媒圧縮機を提供することができる。
請求項1に記載の発明は、電動モータと、前記電動モータの下方に配設され前記電動モータによって駆動される圧縮要素と、前記電動モータと前記圧縮要素とを収容するとともにオイルを貯留する密閉容器とを備え、前記圧縮要素は主軸部および偏芯部を備えたクランクシャフトと、シリンダおよび軸受けを形成したシリンダブロックと、前記シリンダ内を往復動するピストンと、前記ピストンと前記偏芯部とを連結するコンロッドと、前記偏芯部に固着され一端が前記オイルに浸漬された給油管を備えるとともに、前記給油管を囲う防振カバーを前記密閉容器の内側底部に弾性部材を介して固着したもので、密閉容器に伝わる給油管の共振音を防振カバーと弾性部材によって遮断するので騒音の低い冷媒圧縮機を提供することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明に加えて、前記防振カバーの上端が前記オイルの表面より上方に延出するとともに前記給油管の内径より小径の連通孔を前記防振カバーに穿設したもので、給油管により供給する圧縮要素の各摺動部へのオイルを防振カバーに穿設した連通孔で防振カバーの内側へ導くことで確保しつつ給油管からの共振音を防振カバーと弾性部材によって遮断するのでさらに騒音の低い冷媒圧縮機を提供することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記給油管は鋼管から形成され、略くの字形状をなすとともに、前記防振カバーの内壁を回転体の形状としたもので、生産性および信頼性が高い給油管を用いながら給油管周辺のオイルがきれいな渦を作り、オイル中の冷媒の気泡が給油管の先端に向かってスムーズに吸い込まれるので気泡の衝突による給油管の共振音が減少し、請求項1に記載の効果に加えてさらに騒音レベルの低い冷媒圧縮機を提供することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記弾性部材はバネ鋼としたもので、冷媒とオイル雰囲気中にあっても化学安定性が高く、さらに輸送中の大きな振動で防振カバーと圧縮要素が衝突しても高い柔軟性と復元性により破損することなく初期の位置に復元するので請求項1に記載の効果に加えてさらに信頼性の高い冷媒圧縮機を提供することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明に加えて、圧縮する冷媒をハイドロカーボンとし、前記オイルを鉱油またはアルキルベンゼンとしたもので、気泡が多く発生するにもかかわらず、騒音レベルの低い冷媒圧縮機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷媒圧縮機の縦断面図、図2は、同実施の形態の冷媒圧縮機の要部拡大断面図、図3は、同実施の形態の冷媒圧縮機の主要部品詳細斜視図である。
図1から図3において、密閉容器101は底部に鉱油からなるオイル102を貯溜するとともに、内部はR600a等のハイドロカーボンからなる冷媒103で満たされている。また密閉容器101は固定子104と回転子105とからなる電動モータ106及びこれによって駆動される圧縮要素107を電動モータ106の下方に収容している。
次に圧縮要素107の構成について説明する。
クランクシャフト108は電動モータ106の回転子105に挿入固定される主軸部109と、偏芯部110を備えている。シリンダブロック111はクランクシャフト108の主軸部109を回転自在に軸支する軸受け112と、ピストン113が挿入され圧縮室114を形成するシリンダ115を備えるとともに、固定子104を支持している。クランクシャフト108の偏芯部110とピストン113はコンロッド116で連結されている。
偏芯部110の下端には一端が偏芯部110の下端に圧入固定され他端がオイル102中であり主軸部109の回転軸上に位置し、機械構造用炭素鋼鋼管等の鋼管を折り曲げ部117で略くの字に折曲形成した給油管118を設けている。さらに、給油管118が圧入された送油孔119は圧縮要素107の各摺動部へ連通している。
次に密閉容器101の構成について説明する。
密閉容器101は、熱間圧延軟鋼板等を絞り成型した下側容器120と上側容器121とからなり、下側容器120と上側容器121はそれぞれ電気溶接にて接合部122で接合されている。下側容器120には外部冷却回路(図示しない)と連結される吐出管123と吸入管124を備えている。さらに、下側容器120には圧縮要素107を弾性的に支持するサスペンションスプリング125を備えている。
また下側容器120には略カップ状をなし、内側底部に給油管118と所定の距離を置いて給油管118を囲うポリブチレンテレフタレート樹脂等から形成された防振カバー126を設けてある。
防振カバー126は、下側容器120の内側底部に溶接等で固着され上方に延出した複数の板バネ鋼からなる弾性部材127によって外周を支持されることで、下側容器120との間に所定の空間を設けて弾性的に固定されている。また、防振カバー126の内面は主軸部109の回転軸心を中心に滑らかな回転体の形状をしているとともに、給油管118の内径より小さい連通孔128を防振カバー126下部に穿設している。防振カバー126の上端129はオイル102の表面より上方に延出しており、さらに給油管118の折り曲げ部117より上方まで延出している。
以上のように構成された冷媒圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
電動モータ106が通電されると回転子105がクランクシャフト108を回転させ、コンロッド116を介してピストン113がシリンダ115内で往復動することで、外部冷却回路(図示せず)から流れてきた冷媒103は、吸入管124を通って圧縮室114へと流入する。圧縮室114内へ流入した冷媒103は、その後シリンダ115内を往復運動するピストン113によって圧縮され、吐出管123より再び外部冷却回路(図示せず)へと吐出される。ここで、一連の圧縮動作により発生する圧縮要素107の振動は、下側容器120に備えたサスペンションスプリング125により吸収され、下側容器120に伝わる間に大きく減衰する。
給油管118はクランクシャフト108とともに回転することとなるが、給油管118の一端は偏芯部110のほぼ中心に圧入固定され、他端がオイル102中に浸漬された状態で主軸部109の回転軸上に位置していることから、回転による遠心力が給油管118内でオイル102に働き、この遠心力がポンプ力となり防振カバー126の内側のオイル102は送油孔119を介して圧縮要素107の各摺動部に供給される。
また、防振カバー126内部のオイル102の油面高さが低下しても防振カバー126に穿設した連通孔128を介して防振カバー126外部のオイル102が連続供給されることとなるので圧縮要素107の各摺動部に供給されるオイル102が途切れることはない。
ここで、ピストン113に掛かる圧縮負荷によってクランクシャフト108の偏芯部110は断続的に荷重を受けてたわみ変形を繰り返すが、この偏芯部110のたわみが振動となって給油管118を加振することで給油管118からは共振が発生する。
しかしながら本実施の形態によれば密閉容器101に伝わる給油管118の共振を防振カバー126によって遮断することができるので給油管118から下側容器120に伝わる振動は減衰され、密閉容器101から外に放散される騒音を低く抑えることができる。
ここで防振カバー126は制振効果の高いポリブチレンテレフタレート樹脂等から形成されているため、高い減衰が得られる。さらに、密閉容器101の下側容器120と所定の距離を置いているので密閉容器101を直接加振することがない。また、板バネ鋼からなる弾性部材127は高い減衰力を有するので、防振カバー126から弾性部材127を介して密閉容器101に伝わる振動も弾性部材127が振動を吸収することで最終的には大きく減衰してしまうので、密閉容器101を加振するエネルギーはほとんど無くなり、密閉容器101から外に放散される騒音を極めて低く抑えることができる。
弾性部材127は化学的に高い安定性を有する板バネ鋼で形成されているので、冷媒103とオイル102雰囲気中にあっても長期間に亘って高い信頼性を維持できる。
さらに、弾性部材127を板バネ鋼などの自己復元性と柔軟性の高い材質で形成したことにより、輸送時などの大きな振動で圧縮要素107と給油管118が衝突した場合にあっても給油管118や弾性部材127が破損することなく組み立て時の初期の位置に復元するので、信頼性の高い冷媒圧縮機を提供できる。
また、防振カバー126の上端129はオイル102の表面より上方に延出しており、さらに給油管118の折り曲げ部117より上方まで延出しているので、防振カバー126内のオイル102は密閉容器101内のオイル102とは連通孔128のみで繋がっている。そして連通孔128は防振カバー126内での給油不足が生じない程度に給油管118の内径より小さい孔径としているので連通孔128を介して伝わる給油管118の振動は僅かであり、その結果極めて効果的に給油管118の共振を防振カバー126によって遮断することができる。
次に、給油管118に冷媒103の気泡が当たる状態について説明する。
冷媒圧縮機の運転開始とともに密閉容器101内が減圧されるので停止中にオイル102中に溶け込んでいた冷媒103が発泡する。このとき発生する冷媒103の気泡が給油管118の回転に伴いオイル102とともに渦状の経路を描いて給油管118の先端にオイル102とともに吸い寄せられる。
この際、給油管118の周りのオイル102が乱れた状態で給油管118の先端にオイル102とともに吸い寄せられると給油管118の内外周にこれら気泡が衝突し、給油管118を大きく加振してしまう。
しかしながら本実施の形態においては防振カバー126の内壁が主軸部109の回転軸を中心とした滑らかな回転体の形状となっており内部への突起等がないから、給油管118の回転に伴って防振カバー126内部のオイル102は乱れることなく静かなすり鉢状をなして回転することになる。その結果、オイル102中の冷媒103の気泡は給油管118の先端に向かってスムーズに円を描きながら近づくこととなり、その結果給油管118の内外側面に衝突する機会が激減し、気泡がスムーズに給油管118内に吸い込まれるので、給油管118の共振を激減することができる。
また、ハイドロカーボン等の冷媒103においては鉱油等のオイル102との相溶性が高く、冷媒圧縮機の停止時にオイル102に溶け込んだ冷媒103が冷媒圧縮機の起動初期に急激に発泡する現象が起こることがある。またこういった急激な発泡が終了した後でもオイル102中の冷媒103は冷媒圧縮機の運転中に多少の発泡を継続的に引き起こす。本実施の形態ではこのような発泡を引き起こしやすい冷媒103とオイル102を組み合わせているが、気泡と給油管118との衝突で給油管118の共振が頻繁に発生しても、ポリブチレンテレフタレート樹脂等から形成された制振効果の高い防振カバー126がオイル102中を伝播するオイル102の振動を効率よく制振し、さらに、防振カバー126が下側容器120と所定の距離を置いていることから密閉容器101を直接加振するものがほぼ無くなり密閉容器101の共振による騒音レベルが低減でき、静かな冷媒圧縮機を提供することができる。
よって機械構造用炭素鋼鋼管等の鋼管を折り曲げ部117で略くの字に折曲形成しただけの生産性の高い給油管118を使用しながら極めて低い騒音の冷媒圧縮機を実現できる。
次に給油管118の激しい攪拌によってオイル102が表面より跳ね飛ばされ、油滴が飛散する場合について説明する。
冷媒圧縮機の運転時に給油管118がオイル102中で回転する際、給油管118の外表面に付着したオイル102にも遠心力が働き、場合によってはオイル102表面より跳ね飛ばされ分離した油滴が発生する。油滴は通常給油管118の外周方向に飛散して密閉容器101や圧縮要素107に衝突することで騒音源となる。
しかしながら本実施の形態における冷媒圧縮機は、防振カバー126の上端129が給油管118の折り曲げ部117より高い位置まで延出しているので、給油管118によって跳ね飛ばされた油滴は防振カバー126の内壁により捕捉され、油滴が飛散しても密閉容器101や圧縮要素107に衝突することを防ぐことができるので、こういった衝突音の少ない静かな冷媒圧縮機を提供することができる。
なお、本実施の形態では防振カバー126はポリブチレンテレフタレート樹脂等の樹脂から形成されているが、材質として制振鋼板やニトリルブタジエンゴム等のゴム材を採用しても同様の制振効果が得られることは言うまでもない。さらに、防振カバー126の材質に安価で成形性の高い冷間圧延鋼板を採用した場合においても相当の効果が得られる。
また、弾性部材127を板バネ鋼で形成した例を示したが、コイルバネや二トリルブタジエンゴムや四ふっ化エチレン樹脂などで形成しても相当の効果が得られる。
以上のように、本発明にかかる冷媒圧縮機は、静穏特性への要求が高い家庭用冷凍冷蔵庫に留まらずホテルや医療分野での冷凍冷蔵機器等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷媒圧縮機の縦断面図 本発明の実施の形態1における冷媒圧縮機の要部拡大断面図 本発明の実施の形態1における冷媒圧縮機の主要部品詳細斜視図 従来の冷媒圧縮機の縦断面図 従来の冷媒圧縮機の要部拡大断面図
符号の説明
101 密閉容器
102 オイル
103 冷媒
106 電動モータ
107 圧縮要素
108 クランクシャフト
109 主軸部
110 偏芯部
111 シリンダブロック
112 軸受け
113 ピストン
115 シリンダ
116 コンロッド
118 給油管
126 防振カバー
127 弾性部材
128 連通孔
129 上端

Claims (5)

  1. 電動モータと、前記電動モータの下方に配設され前記電動モータによって駆動される圧縮要素と、前記電動モータと前記圧縮要素とを収容するとともにオイルを貯留する密閉容器とを備え、前記圧縮要素は主軸部および偏芯部を備えたクランクシャフトと、シリンダおよび軸受けを形成したシリンダブロックと、前記シリンダ内を往復動するピストンと、前記ピストンと前記偏芯部とを連結するコンロッドと、前記偏芯部に固着され一端が前記オイルに浸漬された給油管を備えるとともに、前記給油管を囲う防振カバーを前記密閉容器の内側底部に弾性部材を介して固着した冷媒圧縮機。
  2. 前記防振カバーの上端が前記オイルの表面より上方に延出するとともに前記給油管の内径より小径の連通孔を前記防振カバーに穿設した請求項1に記載の冷媒圧縮機。
  3. 前記給油管は鋼管から形成され、略くの字形状をなすとともに、前記防振カバーの内壁を回転体の形状とした請求項1に記載の冷媒圧縮機。
  4. 前記弾性部材はバネ鋼からなる請求項1に記載の冷媒圧縮機。
  5. 圧縮する冷媒をハイドロカーボンとし、前記オイルを鉱油またはアルキルベンゼンとした請求項1から4のいずれか一項に記載の冷媒圧縮機。
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