JP2008087871A - 帯状シートおよび帯状シートの継ぎ方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ラベル給送装置を用いることなく、帯状シートと他の帯状シートとを容易に継ぎ合わせ、帯状シートを継続的に供給できる帯状シートおよび帯状シートの継ぎ方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 終端部が巻芯に仮着され巻回された帯状シートであって、帯状シートSの終端部Eの一部を折曲させ巻芯Mに仮着するとともに、巻芯Mより帯状シートSの終端部Eをはみ出した状態で巻回したことを特徴とする。また、前記帯状シートSの終端部Eに、他の帯状シートS1の先端部Tを継ぎ合わせ、下流側の機器に帯状シートS1を供給可能としたことを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】 終端部が巻芯に仮着され巻回された帯状シートであって、帯状シートSの終端部Eの一部を折曲させ巻芯Mに仮着するとともに、巻芯Mより帯状シートSの終端部Eをはみ出した状態で巻回したことを特徴とする。また、前記帯状シートSの終端部Eに、他の帯状シートS1の先端部Tを継ぎ合わせ、下流側の機器に帯状シートS1を供給可能としたことを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、終端部が巻芯に仮着され巻回された帯状シートと他の帯状シートとを継ぎ合わせ、帯状シートを継続的に供給できるようした帯状シートおよび帯状シートの継ぎ方法に関する。
従来、終端が巻芯に粘着テープ等で仮着され、ラベルを帯状の台紙に等間隔で仮着し巻回した帯状シートや、他の形態の帯状シートとして、同じく終端が巻芯に仮着され台紙が無く巻回され、表面にシリコンを含有した表示層と裏面に粘着層を有する所謂ノンセパラベルが知られている。
これらの帯状シートを、ラベル貼付装置等に供給し、物品にラベルを貼付する技術が普及しているが、ラベル貼付装置への上記帯状シートの装填作業が煩わしいとして、ラベル貼付装置の上流側で、帯状シートを機器で自動的に継ぎ合わせ、継続的に下流側のラベル貼付装置へ供給可能としたラベル用台紙の給送装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1の発明は、予め未給送ラベル用台紙の始端部を受け部材と接続部材保持手段の接続部材との間の所定位置に位置させ、終端検出手段により給送中ラベル用台紙の終端が検出された時から給送中ラベル用台紙が所定距離移動した時に、給送手段を停止するとともに貼着手段を作動し、給送中ラベル用台紙の終端部と未給送ラベル用台紙の始端部とに跨って接続部材保持手段に保持される接続部材を貼着するラベル用台紙の給送装置である。
特開2004−196497号公報
これらの帯状シートを、ラベル貼付装置等に供給し、物品にラベルを貼付する技術が普及しているが、ラベル貼付装置への上記帯状シートの装填作業が煩わしいとして、ラベル貼付装置の上流側で、帯状シートを機器で自動的に継ぎ合わせ、継続的に下流側のラベル貼付装置へ供給可能としたラベル用台紙の給送装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1の発明は、予め未給送ラベル用台紙の始端部を受け部材と接続部材保持手段の接続部材との間の所定位置に位置させ、終端検出手段により給送中ラベル用台紙の終端が検出された時から給送中ラベル用台紙が所定距離移動した時に、給送手段を停止するとともに貼着手段を作動し、給送中ラベル用台紙の終端部と未給送ラベル用台紙の始端部とに跨って接続部材保持手段に保持される接続部材を貼着するラベル用台紙の給送装置である。
しかしながら、上記のラベル給送装置は、大量な物品に対しラベルを貼付するシステムでは有用と推測するが、ラベル貼付装置1台に対しラベル給送装置1台が必要となるため、設置スペースの確保やコスト的に高額となる問題がある。
さらに、ラベル貼付装置およびラベル給送装置のメンテナンスが必要になるなど、ランニングコストもかかる問題がある。
さらに、ラベル貼付装置およびラベル給送装置のメンテナンスが必要になるなど、ランニングコストもかかる問題がある。
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、ラベル給送装置を用いることなく、帯状シートと他の帯状シートとを容易に継ぎ合わせ、帯状シートを継続的に供給できるようした帯状シートおよび帯状シートの継ぎ方法を提供することを課題とする。
すなわち本発明の請求項1に記載の帯状シートは、終端部が巻芯に仮着され巻回された帯状シートであって、前記帯状シートの終端部の一部を折曲させ前記巻芯に仮着するとともに、前記巻芯より前記帯状シートの終端部をはみ出した状態で巻回したことを特徴とする。
請求項2に記載の帯状シートの継ぎ方法は、請求項1記載の帯状シートの終端部に、他の帯状シートの先端部を継ぎ合わせ、下流側の機器に帯状シートを供給可能とすることを特徴とする。
請求項2に記載の帯状シートの継ぎ方法は、請求項1記載の帯状シートの終端部に、他の帯状シートの先端部を継ぎ合わせ、下流側の機器に帯状シートを供給可能とすることを特徴とする。
以上のように本発明の帯状シートおよび帯状シートの継ぎ方法は、ラベル給送装置を用いることなく、帯状シートと他の帯状シートとを容易に継ぎ合わせ、帯状シートを継続的に供給できる。
次に本発明の好ましい実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明における帯状シートが巻芯に仮着された状態を説明するための説明図で、図2は、本発明における帯状シートを継ぎ合わせた状態を説明するための説明図である。
図1を参照すると、本発明の帯状シートSは、帯状シートSの終端部Eが巻回方向Rに対して角度Pが略90度に折曲されて接着部材Cにより巻芯Mに仮着されている。この状態では、終端部Eは、巻芯Mの幅W(帯状シートSの幅W)からはみ出した状態で接着部材Cにより仮着された状態となる。そして、帯状シートSが巻回されると、図2に示す帯状シートSの形状となる。
また、終端部Eの端部Nには、他の帯状シートS1と継ぎ合わせるための粘着剤が塗布されている。
そして、図2を参照すると、帯状シートSの巻芯Mよりはみ出した終端部Eと他の帯状シートS1の先端部Tが、帯状シートSの端部Nに塗布された粘着剤により継ぎ合わせた状態となる。
図中のKは、図示外の下流側にあるラベル貼付装置等へ帯状シートSを供給する図示しない供給リールの供給軸を示し、供給軸Kは、帯状シートSの巻芯Mと他の帯状シートS1の巻芯Mを貫通して支持している。
図1は、本発明における帯状シートが巻芯に仮着された状態を説明するための説明図で、図2は、本発明における帯状シートを継ぎ合わせた状態を説明するための説明図である。
図1を参照すると、本発明の帯状シートSは、帯状シートSの終端部Eが巻回方向Rに対して角度Pが略90度に折曲されて接着部材Cにより巻芯Mに仮着されている。この状態では、終端部Eは、巻芯Mの幅W(帯状シートSの幅W)からはみ出した状態で接着部材Cにより仮着された状態となる。そして、帯状シートSが巻回されると、図2に示す帯状シートSの形状となる。
また、終端部Eの端部Nには、他の帯状シートS1と継ぎ合わせるための粘着剤が塗布されている。
そして、図2を参照すると、帯状シートSの巻芯Mよりはみ出した終端部Eと他の帯状シートS1の先端部Tが、帯状シートSの端部Nに塗布された粘着剤により継ぎ合わせた状態となる。
図中のKは、図示外の下流側にあるラベル貼付装置等へ帯状シートSを供給する図示しない供給リールの供給軸を示し、供給軸Kは、帯状シートSの巻芯Mと他の帯状シートS1の巻芯Mを貫通して支持している。
上記により、上記帯状シートSが下流側のラベル貼付装置等へ供給される場合は、供給軸Kにより支持された帯状シートSと継ぎ合わされた他の帯状シートS1は、帯状シートSの供給による回転に伴い他の帯状シートS1も回転し、下流側のラベル貼付装置等へ帯状シートSが供給される。
帯状シートSが無くなった場合は、接着部材Cにより巻芯Mに仮着され帯状シートSの終端部Eが巻芯Mより剥がされ、次いで、他の帯状シートS1が下流側のラベル貼付装置等に供給される。
そして、帯状シートS1の終端部Eは、さらに他の帯状シートSnに継ぎ合わさすことで、下流側のラベル貼付装置等へ継続的に供給される。
帯状シートSが無くなった場合は、接着部材Cにより巻芯Mに仮着され帯状シートSの終端部Eが巻芯Mより剥がされ、次いで、他の帯状シートS1が下流側のラベル貼付装置等に供給される。
そして、帯状シートS1の終端部Eは、さらに他の帯状シートSnに継ぎ合わさすことで、下流側のラベル貼付装置等へ継続的に供給される。
尚、上記実施の形態では、帯状シートSの終端部Eの端部Nに塗布された粘着剤により他の帯状シートの先端部Tに継ぎ合わせるもので説明したが、これに限定するものではなく、粘着テープ等で貼り合わせても良い。
また、帯状シートSおよびS1を図示しない供給リールの供給軸Kに装填し、帯状シートSおよびS1を、図示外の下流側にあるラベル貼付装置等へ供給するものとして説明したが、供給リールとして供給軸Kと同等の機能有する回転部材により、帯状シートSおよびS1を図示外の下流側にあるラベル貼付装置等へ供給するものとしてもよく、適宜変更して構わない。
また、帯状シートSおよびS1を図示しない供給リールの供給軸Kに装填し、帯状シートSおよびS1を、図示外の下流側にあるラベル貼付装置等へ供給するものとして説明したが、供給リールとして供給軸Kと同等の機能有する回転部材により、帯状シートSおよびS1を図示外の下流側にあるラベル貼付装置等へ供給するものとしてもよく、適宜変更して構わない。
以上のように、本発明の帯状シートおよび帯状シートの継ぎ方法によれば、ラベル給送装置を用いることがないことから、中小規模のシステムに有用であり、設置スペースの確保や高額なコストを投資する必要が無く、ランニングコストも低額に抑えることができる。
さらに、帯状シートと他の帯状シートとを容易に継ぎ合わせ、帯状シートを継続的に供給できる。
さらに、帯状シートと他の帯状シートとを容易に継ぎ合わせ、帯状シートを継続的に供給できる。
S、S1 帯状シート
E 終端部
N 端部
C 接着部材
M 巻芯
K 供給軸
E 終端部
N 端部
C 接着部材
M 巻芯
K 供給軸
Claims (2)
- 終端部が巻芯に仮着され巻回された帯状シートであって、
前記帯状シートの終端部の一部を折曲させ前記巻芯に仮着するとともに、前記巻芯より前記帯状シートの終端部をはみ出した状態で巻回したことを特徴とする帯状シート。 - 請求項1記載の帯状シートの終端部に、他の帯状シートの先端部を継ぎ合わせ、下流側の機器に帯状シートを供給可能とする帯状シートの継ぎ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006267481A JP2008087871A (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | 帯状シートおよび帯状シートの継ぎ方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015050018A1 (ja) * | 2013-10-02 | 2015-04-09 | 株式会社フジクラ | テープ供給方法及びテープ供給装置 |
JP2015134687A (ja) * | 2015-01-30 | 2015-07-27 | 株式会社フジクラ | テープ供給方法及びテープ供給装置 |
Citations (4)
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JPS5926708A (ja) * | 1982-08-05 | 1984-02-13 | Canon Inc | ズ−ムレンズの合焦方法 |
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JP2004307083A (ja) * | 2003-04-02 | 2004-11-04 | Calpis Co Ltd | 長尺シートの繰り出し装置およびそれに用いられる押圧部材 |
-
2006
- 2006-09-29 JP JP2006267481A patent/JP2008087871A/ja active Pending
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