JP2008087185A - レンズアレイ、露光装置、画像形成装置及びledヘッド - Google Patents

レンズアレイ、露光装置、画像形成装置及びledヘッド Download PDF

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Abstract

【課題】開口を容易に、かつ、レンズの位置に合わせて正確に形成することができるようにする。
【解決手段】光軸に対して直角の方向に並べて配設された複数のレンズから成り、光軸を一致させて配設された複数のレンズ対と、各レンズ対の間に配設された遮光部53とを有する。遮光部53は、所定の方向において、少なくとも二つに分割して形成される。この場合、遮光部53は、所定の方向において、少なくとも二つに分割して形成されるので、加工が容易になり、開口を容易に、かつ、レンズの位置に合わせて正確に形成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズアレイ、露光装置、画像形成装置及びLEDヘッドに関するものである。
従来、プリンタ、複写機、複合機等の画像形成装置、例えば、プリンタのうち、複数のLEDをアレイに配列したLEDプリンタにおいては、発光部の光を感光体ドラム上に結像させるために、複数のロッドレンズをアレイに配列したレンズアレイが用いられる。
前記ロッドレンズは、ガラスファイバーにイオンを含浸させ、中央部から周辺部に向かって屈折率が低下するようにしたものであり、物体の正立等倍像を形成する光学素子である。そして、前記ロッドレンズを複数のアレイに配列したレンズアレイは、物体の結像像をライン状に形成する光学系として使用される。
また、複数の小さなレンズ、すなわち、マイクロレンズを光軸方向に焦点距離に応じた間隔を置いてアレイに配列させたレンズアレイが提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−221445号公報
しかしながら、前記従来のレンズアレイにおいては、隣接するマイクロレンズからの光線が入射されないように遮光部を配設する必要があり、遮光部の開口を、マイクロレンズの配列間隔に対応させて形成しなければならず、配列間隔が小さい場合には、開口を形成することが困難になるだけでなく、開口の配列間隔の誤差を小さくすることも困難になる。その結果、開口をマイクロレンズの位置に合わせて正確に形成することが困難になってしまう。
本発明は、前記従来のレンズアレイの問題点を解決して、遮光部の開口を容易に、かつ、レンズの位置に合わせて正確に形成することができるようにしたレンズアレイ、露光装置、画像形成装置及びLEDヘッドを提供することを目的とする。
そのために、本発明のレンズアレイにおいては、光軸に対して直角の方向に並べて配設された複数のレンズから成り、光軸を一致させて配設された複数のレンズ対と、該各レンズ対の間に配設された遮光部とを有する。
そして、該遮光部は、所定の方向において、少なくとも二つに分割して形成される。
本発明によれば、レンズアレイにおいては、光軸に対して直角の方向に並べて配設された複数のレンズから成り、光軸を一致させて配設された複数のレンズ対と、該各レンズ対の間に配設された遮光部とを有する。
そして、該遮光部は、所定の方向において、少なくとも二つに分割して形成される。
この場合、遮光部は、所定の方向において、少なくとも二つに分割して形成されるので、加工が容易になり、開口を容易に、かつ、レンズの位置に合わせて正確に形成することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置としてのプリンタについて説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概念図である。
図において、10はプリンタの本体、すなわち、装置本体であり、該装置本体10内には、ほぼ「S」字状の形状を有し、媒体としての図示されない用紙を搬送するための搬送路25が配設され、該搬送路25に搬送ローラ26〜29が配設される。また、前記搬送路25に沿って、各色の現像剤像としてのトナー像を形成するための画像形成ユニット(IDユニット)Bk、Y、M、Cが配設され、該各画像形成ユニットBk、Y、M、Cより下方には、用紙を搬送するとともに、前記各トナー像を用紙に転写するための転写ユニット34が配設され、各画像形成ユニットBk、Y、M、Cと転写ユニット34との間に前記搬送路25が形成される。なお、前記転写ユニット34によってベルト駆動ユニットが構成される。
また、装置本体10には、像担持体としての感光体ドラム11と対向させて露光装置としての、かつ、記録ヘッドとしてのLEDヘッド23が配設される。そして、前記転写ユニット34の下流側には、転写されたトナー像を用紙に定着させるための定着ユニット35が配設される。
各画像形成ユニットBk、Y、M、Cにおいて、前記感光体ドラム11は、所定の回転速度で回転し、表面に電荷を蓄えることができ、前記LEDヘッド23による露光によって表面の電荷が除去されると、潜像としての図示されない静電潜像が形成される。前記感光体ドラム11に、帯電装置としての帯電ローラ12が一定の圧力で接触させられ、該帯電ローラ12は、感光体ドラム11と反対方向に回転させられ、感光体ドラム11の表面に所定の電圧を印加する。
また、45は、前記感光体ドラム11に隣接させて配設され、静電潜像を現像してトナー像を形成する現像器であり、該現像器45は、感光体ドラム11に現像剤としてのトナーを付着させる現像剤担持体としての現像ローラ16、該現像ローラ16上のトナーの厚さを規制する規制部材としての図示されない現像ブレード、現像ローラ16にトナーを供給する現像剤供給部材としてのトナー供給ローラ18等を備える。前記現像ローラ16は、感光体ドラム11に一定の圧力で接触させられ、感光体ドラム11と反対方向に回転させられ、トナー供給ローラ18は、現像ローラ16に一定の圧力で接触させられ、現像ローラ16と同じ方向に回転させられる。
前記感光体ドラム11、帯電ローラ12、現像器45等は、画像形成ユニット本体を構成する筐体20内に収容され、該筐体20の上方には、トナーを収容する現像剤収容部としてのトナーカートリッジ15が筐体20に対して着脱自在に配設される。
前記転写ユニット34は、走行自在に配設された転写ベルト21、及び各感光体ドラム11と対向させて配設された転写部材としての転写ローラ22を備える。前記転写ベルト21及び転写ローラ22は、図示されない電源によって所定の電圧が印加され、感光体ドラム11上の各トナー像を用紙に転写する。
また、38はロワフレーム、40は、該ロワフレーム38に対して揺動自在に配設され、排出された用紙を積載するためのスタッカ31を備えたアッパフレームである。そして、前記転写ユニット34より下方において、搬送路25の端部に、用紙を収容する媒体収容部としての給紙カセット30が配設され、該給紙カセット30に、用紙を繰り出す繰出部32が配設される。
次に、前記構成のプリンタの動作について説明する。
前記各画像形成ユニットBk、Y、M、Cにおいて、帯電ローラ12は感光体ドラム11の表面を、一様に、かつ、均一に帯電させ、LEDヘッド23は感光体ドラム11の表面を露光して、静電潜像を形成する。続いて、現像器45は、静電潜像を現像して各色のトナー像を形成する。
一方、繰出部32によって繰り出された用紙は、搬送ローラ26、27によって搬送され、静電効果によって転写ベルト21に付着させられ、該転写ベルト21の走行に伴って、各画像形成ユニットBk、Y、M、Cと転写ユニット34との間を搬送され、その間に、各色のトナー像が重ねて転写され、カラーのトナー像が形成される。その後、用紙は、定着ユニット35を通過し、カラーのトナー像が定着させられ、カラーの画像が形成される。続いて、用紙は、搬送ローラ28、29によって更に搬送され、スタッカ31に排出される。
前記プリンタには、図示されない外部装置と通信を行い、印刷データを受信する図示されない外部インタフェースが配設され、該外部インタフェースから印刷データを受信し、プリンタ全体の制御を行う図示されない制御部が配設される。
次に、前記LEDヘッド23について説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態におけるLEDヘッドの断面図である。
図に示されるように、LEDヘッド23にはレンズアレイ50が配設され、該レンズアレイ50は、保持部材46によって支持体23aに固定される。
また、11は感光体ドラム、41は前記LEDヘッド23の発光部であり、該発光部41には発光素子としてのLED素子が複数、本実施の形態においては、1〔インチ〕(約2.5〔cm〕)当たり600個、直線状に等間隔で配設される。なお、図示されない遮光部材が発光部41とレンズアレイ50との間に配設される。
また、42は前記発光部41のLED素子の発光を制御するドライバICであり、前記発光部41及びドライバIC42は、配線基板44上に配設され、互いにワイヤ43によって結線される。
次に、前記構成のLEDヘッド23の動作について説明する。
まず、前記制御部は、印刷データに基づいてLEDヘッド23においての制御信号を発生させ、ドライバIC42に送ると、該ドライバIC42は、制御信号に従って所定の光量で前記発光部41の各LED素子を発光させる。そして、該LED素子からの光線は、レンズアレイ50に入射され、該レンズアレイ50を通過して感光体ドラム11上で結像され、発光部41の結像像が感光体ドラム11上に形成される。
次に、前記レンズアレイ50について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイの斜視図、図4は本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイの部分断面図、図5は図4のA−A断面図、図6は本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイの要部を示す平面図、図7は本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイの要部を示す断面図である。
図に示されるように、レンズアレイ50は、二つのレンズ板51a、51b、及びレンズ板51a、51b間に配設され、光線を遮断する材料から成り、かつ、複数の光透過部としての開口53cが形成された遮光部材としての遮光部53を備える。また、本実施の形態においては、レンズ板51a、51bの幅方向の中央に、複数の2列の半径rL のマイクロレンズ52が光軸に対して直角の方向にほぼ直線状に並べられ、千鳥状に、かつ、レンズ板51a、51bと一体に形成される。前記マイクロレンズ52は、光軸に対して直角の方向に並べて配設された複数のレンズから成り、光軸を一致させて配設された複数の、本実施の形態においては、一対のレンズとして使用され、レンズ対を構成する。前記遮光部53は、レンズ対の間に配設される。また、前記マイクロレンズ52は縮小倒立像を形成する光学系であり、レンズ対は正立等倍像を形成する光学系を構成する。
また、前記遮光部53には、各マイクロレンズ52と対応させて、光線を通すための開口53cが形成され、マイクロレンズ52の光軸と開口53cの中心とがほぼ一致させられる。
そのために、前記遮光部53は、所定の方向において、少なくとも二つに分割して形成される。すなわち、本実施の形態においては、マイクロレンズ52の配列方向に対して直角の方向で、かつ、マイクロレンズ52の光軸の方向に対して直角の方向であるレンズアレイ50の幅方向において分割される。
そして、一方の縁に、各マイクロレンズ52に対応させて複数の溝53mが形成された二つの櫛形部材53a、及び各櫛形部材53a間に配設された仕切板53bによって構成され、各櫛形部材53aと仕切板53bとを合わせることによって、前記溝53mが開口53cになる。なお、前記櫛形部材53a及び仕切板53bは、光源の光線を遮光する材料によって形成される。また、前記櫛形部材53aの光軸方向の長さ(厚さ)、すなわち、遮光部光軸方向長さをtとする。
前記溝53mは、半径rA の円の一部を切り落とした形状を有する。すなわち、開口53cは、円の中心から0.1〔mm〕離れた位置において、前記円の中心を通り、開口53cの配列方向と平行な平面で切り落とした形状になる。
前記各レンズ板51a、51bの各マイクロレンズ52間の配列間隔、及び遮光部53の各開口53c間の配列間隔は、マイクロレンズ52の配列方向と平行な方向において互いに等しくされ、前記各配列間隔(配列方向マイクロレンズ間隔)をPY とし、近接するマイクロレンズ52間、すなわち、列間で隣接するマイクロレンズ52の配列間隔(近接マイクロレンズ間隔)、及び近接する開口53c間、すなわち、列間で隣接する開口53cの配列間隔をPN としたとき、
Y >PN
にされる。また、前記各レンズ板51a、51bのマイクロレンズ52の列の中心線と前記各レンズ板51a、51bの幅方向の中心線との距離であるレンズ列−幅方向中心間距離をPA とすると、レンズ列−幅方向中心間距離PA を次の式(1)で表すことができる。
Figure 2008087185
そして、前記遮光部53は、二つの櫛形部材53a間での溝53mの中心間の間隔がPY /2になるように配設される。
本実施の形態における効果を確認するために作成した実施例1のレンズアレイ50において、レンズ板51a、51bとしてシクロオレフィン系樹脂である光学樹脂(日本ゼオン社製、商品名;ZEONEX(ゼオネックス)E48R)を使用し、樹脂成形によって複数のマイクロレンズ52をレンズ板51a、51bと一体に成形した。前記マイクロレンズ52の配列間隔PY を1.200〔mm〕とし、配列間隔PN を1.000〔mm〕とし、レンズ列−軸方向中心間距離PA を0.400〔mm〕とした。
また、実施例1のレンズアレイ50においては、遮光部光軸方向長さtを2.5〔mm〕とし、アルミニウム板金にワイヤカットによって溝53mを形成し、黒色アルマイト処理によって無反射コーティング層を形成することにより遮光部53を作成した。また、開口53cの半径rA を0.45〔mm〕とした。
実施例1のレンズアレイ50は表1に示されるように構成される。
Figure 2008087185
図8は本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイと感光体ドラムとの関係を示す断面図である。
図に示されるように、LO は、レンズアレイ50と発光部41との距離(物体面−レンズ面距離)であり、マイクロレンズ52の外部曲面52aの頂点と発光部41が配置される平面(物体面)との間の距離を表す。また、LI は、前記レンズアレイ50と感光体ドレム11との距離(結像面−レンズ面距離)であり、マイクロレンズ52の外部曲面52aの頂点と感光体ドラム11が配置される平面(結像面)との間の距離を表す。そして、LT はレンズ厚であり、該レンズ厚LT は、外部曲面52aと内部曲面52bとの間の距離を表し、LS はレンズ面間距離であり、該レンズ面間距離LS は、各内部曲面52b間の距離を表し、TCは結像面−物体面距離であり、該結像面−物体面距離TCは、感光体ドラム11と発光部41との間の距離を表す。さらに、rL はマイクロレンズ52の半径(マイクロレンズ半径)、rA は開口53cの半径(遮光板開口半径)である。
また、マイクロレンズ52の各外部曲面52a及び内部曲面52bは、回転対称高次非球面であり、次の関数z(r)で表される。
Figure 2008087185
関数z(r)は、マイクロレンズ52の光軸に平行な方向を軸とし、半径方向の座標をrとした回転座標系を示し、マイクロレンズ52の各外部曲面52a及び内部曲面52bの頂点を原点とし、レンズアレイ50の物体面から結像面に向かう方向を正の数で表す。なお、Cは曲率半径(外部曲面曲率半径CO 、内部曲面曲率半径CI )を、Aは非球面係数4次(外部曲面非球面係数4次AO 、内部曲面非球面係数4次AI )の係数を、Bは非球面係数6次(外部曲面非球面係数6次BO 、内部曲面非球面係数6次BI )の係数を示す。
本実施の形態においては、前記レンズ板51a、51bには複数の前記マイクロレンズ52が一体に形成されるが、マイクロレンズ52を個々に作成し、所定の配列間隔PY 、PN で固定してもよい。
また、本実施の形態においては、各外部曲面52a及び内部曲面52bを回転対称の高次の非球面で形成するようになっているが、球面で形成することができる。さらに、各外部曲面52a及び内部曲面52bを、放物面、楕円面、双曲面等のコーニック面、光軸に垂直な各方向に非対称なトロイド面、シリンダ面等で形成したり、公知の自由曲面で形成したりすることができる。
本実施の形態において、各外部曲面52a及び内部曲面52bは、非球面にされ、球面にされるマイクロレンズ52より収差が小さくされるので、解像度を高くすることができる。また、本実施の形態において、各外部曲面52a及び内部曲面52bは、回転対称の形状にされるので、非回転対称の形状にされる場合と比べて形状を簡素化することができる。
さらに、本実施の形態において、前記マイクロレンズ52は、二つの屈折面(曲面)を備えた単レンズから成るが、複数の単レンズを組み合わせ、四つ以上の屈折面を備えた複合レンズによって形成することができる。
また、前記マイクロレンズ52は、光源の光線を透過する均一な屈折率を有する透明材料に所定の曲面を形成することによって構成されるが、所定の屈折率分布を有する屈折率分布型レンズ、光ファイバ等で形成することができる。
そして、遮光部53の素材はアルミニウム板金に限定されることはない。また、遮光部53の加工方法もワイヤカットに限定されることはなく、公知のエッチング処理によって加工することができる。さらに、樹脂を射出成形することによって遮光部53を形成することができる。
また、本実施の形態において、レンズアレイ50はマイクロレンズ52を直線上に配設し、2列を千鳥状に配設するようになっているが、マイクロレンズ52を1列に配設したり、複数配設したりすることができる。
そして、本実施の形態においては、遮光部53は、二つのレンズ板51a、51b間に配設されるようになっているが、遮光部53を、レンズと光源との間に配設したり、レンズと結像面との間に配設したりすることができる。
さらに、本実施の形態においては、前記発光部41に発光素子としてLED素子を複数配置したLEDアレイを使用するようになっているが、例えば、発光素子として有機ELを使用することができる。また、プリンタの記録ヘッドとして半導体レーザを使用したり、蛍光灯、ハロゲンランプ等の光源に液晶素子によって構成されたシャッタを併用した記録ヘッドを使用したりすることができる。
本実施の形態におけるレンズアレイ50を、所定の位置に光線を照射する照明装置、所定の位置に紫外線を照射する紫外線照射装置等に使用したり、LCD(液晶ディスプレイ)のバックライトユニットに使用したりすることができる。
そして、本実施の形態におけるレンズアレイ50を、発光部41の結像像を所定の位置に形成し、画像、文字等を表示する表示装置に使用したり、液晶プロジェクタの光学系又はDMD(ディジタル・マイクロ・ミラー・デバイス)を使用したライトスイッチ式プロジェクタの光学系に使用したりすることができる。
さらに、本実施の形態におけるレンズアレイ50は、画像、文字等を読み込むスキャナに使用したり、複写機、ファクシミリ等の読取装置に使用したり、指紋、静脈等を読み取る生態認証装置の読取装置に使用したり、物体の形状又は位置を感知するセンサ等に使用したりすることができる。なお、53aは櫛形部材、53bは仕切板である。
次に、前記構成のレンズアレイ50の動作について説明する。
図9は本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイの光路を示す図である。
なお、図においては、発光部41(図8)中の発光点S、前記レンズアレイ50中のマイクロレンズ52のうちマイクロレンズMLi1、MLi2、MLo1、MLo3、MLo4、遮光部53、及び感光体ドラム11だけを示す。
また、発光点S、及び該発光点Sのレンズアレイ50による結像像Eを示し、発光点Sと結像像Eとの間の光線の光路を示す。そして、光路の最短距離を示す主光線をR1 とし、各マイクロレンズMLi1、MLo1の最も外側の経路を示す周辺光線をR2 、R3 とする。さらに、前記結像像E′は、遮光部53のない場合の発光点SのマイクロレンズMLi2、MLo3による結像像であり、R′はそのときの光線の光路を示す。
図に示されるように、発光点Sに最も近いマイクロレンズMLi1に入射した光線は、遮光部53の開口53cで一度集光した後、再びマイクロレンズMLo1に入射して結像像Eを形成する。また、マイクロレンズMLi1の隣に配置されたマイクロレンズMLi2に入射した光線は、遮光部53によって遮断され、感光体ドラム11上には到達しない。
ここで、実施例1に対する比較例として、遮光部53がないレンズアレイの動作について説明すると、発光点Sから出射した光線のうちの、発光点Sに最も近いマイクロレンズMLi1に隣接して配設されたマイクロレンズMLi2に入射した光線は、光路R′に示されるように進み、感光体ドラム11上の結像像E′に到達する。そして、発光点Sの結像像は本来、結像像Eに形成されなければならず、結像像E′に到達した光線は、感光体ドラム11上に形成された発光部41の結像像Eのコントラストを低下させる。
また、本実施の形態におけるLEDヘッド23において、結像像Eの解像度を示すMTF(Modulation Transfer Function:振幅伝達関数)を測定したところ91〔%〕であった。なお、51a、51bはレンズ板である。
図10は本発明の第1の実施の形態における光量分布を示す図である。なお、図において、横軸に結像点を、縦軸に光量を採ってある。
MTFは、LEDヘッド23(図3)の結像像の解像度を表し、LEDヘッド23中で点灯しているLED素子による結像像の光量のコントラストを示す。そして、100〔%〕が結像像の光量のコントラストが最も大きく、LEDヘッド23としての解像度が高いことを示し、小さいほど光量のコントラストは小さく、LEDヘッド23としての解像度は低い。
前記MTFは、図に示されるように、結像像の光量の最大値をImax とし、隣り合う二つの結像像間の光量の最小値をImin としたとき、
MTF=((Imax −Imin )/(Imax +Imin ))×100〔%〕
のように定義される。
なお、MTF及び光量の測定においては、LEDヘッド23のレンズアレイ50の結像面側(感光体ドラム11側)の端面から距離LI 〔mm〕離れた位置の結像像を顕微鏡デジタルカメラによって撮影し、撮影画像から発光部41の結像像の光量分布を解析してMTF及び光量を算出した。
そのために、解像度が1200〔dpi〕のカラーのLEDプリンタのLEDヘッド23に実施例1のレンズアレイ50を実装し、LEDヘッド23において、1〔インチ〕(約25.4〔mm〕)当たり1200個配列されたLED素子を一つおきに発光させた状態において、複数のLED素子について測定した値の最大値Imax 及び最小値をImin を測定した。また、光量の測定においては、LEDヘッド23のLED素子をすべて発光させ、各発光部41について測定した値の平均値から算出して測定した。
ところで、前記カラーのLEDプリンタを用いて評価を重ねた結果、MTFが70〔%〕以上である場合、用紙上に形成された画像中、濃度が濃い領域の濃淡斑、筋、ざらつき等による画像品位の低下が解消されることが明らかとなっている。
そして、実施例1におけるレンズアレイ50を使用して画像を形成した結果、濃淡斑、筋、ざらつき等による画像品位の低下はなかった。
図11は本発明の第1の実施の形態における1200〔dpi〕1×1画像を示す図である。
図に示されるように、プリンタの画像の評価は、縦方向及び横方向において1200〔dpi〕のドットマトリックス上において、縦方向及び横方向において、一つ置きに600〔dpi〕でドットを形成することによって画像を形成し、画像品位を評価した。なお、一つ置きにドットを形成することによって、図に示されるように、前記ドットマトリックスにおいて、縦方向及び横方向において、実印字ドットと空きドットとが交互に形成される。
そして、前記カラーのLEDプリンタを用い、実施例1のレンズアレイ50(図4)を用いたプリンタの画像を評価したところ、濃淡斑、筋、ざらつき等は見られなかった。
このように、本実施の形態においては、遮光部53に長空け加工を施すのではなく、櫛形部材53aに溝53mを形成することによって遮光部53を形成することができるので、開口53cの配列間隔PY が小さくても、加工が容易になり、容易に開口53cを形成し、遮光部53を容易に形成することができる。
ところで、仮に、実施例1と同じ形状の開口53cを有する遮光部53の全体を射出成形によって一体に形成する場合、金型内に開口53cの形状に対応する形状のピンを入れ子として配設する必要がある。実施例1において、開口53cは、半径rA が0.45〔mm〕であり、遮光部光軸方向長さtが2.5〔mm〕である円筒形に近い形状を有するので、金型に配設されるピンは、開口53cに対応する形状及び寸法になり、耐久性が低くなってしまう。したがって、わずかな数量の遮光部53を成形した後に、ピンを新たなものと交換する必要が生じる。
ところが、開口53cは、配列間隔PY が1.2〔mm〕にされ、2列配列されるので、A4判の紙幅(210〔mm〕)に合うレンズアレイ50を作成する場合、約350個の開口53cを形成しなければならない。さらに、A3判の紙幅(297〔mm〕)に合うレンズアレイ50を作成する場合、約495個の開口53cを形成しなければならない。そして、金型には開口53cの数と同じ数だけのピンを配設する必要があるので、約350〜500個のピンを新たなものと交換する必要が生じるので、量産性が低くなるだけでなく、コストが高くなってしまう。
これに対して、本実施の形態においては、櫛形部材53aを成形するための金型に開口53cの形状に対応する形状の突起を形成することによって、櫛形部材53aを作成することができる。そして、櫛形部材53aに形成された突起はピンと比べて耐久性が格段に高くなるので、突起を交換する必要がない。したがって、量産性を高くすることができるだけでなく、コストを低くすることができる。
また、開口53cの配列間隔PY の誤差を小さくすることができるので、加工精度を向上させることができる。したがって、開口53cをマイクロレンズ52の位置に合わせて正確に形成することができる。その結果、レンズアレイ50によって解像度の高いLEDヘッド23を形成することができ、印刷データどおりの画像を用紙上に形成することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図12は本発明の第2の実施の形態におけるレンズアレイの斜視図、図13は本発明の第2の実施の形態におけるレンズアレイの要部を示す平面図、図14は本発明の第2の実施の形態におけるレンズアレイの要部を示す断面図である。
この場合、遮光部材としての遮光部63は、マイクロレンズ52の光軸方向であるレンズアレイ50の厚さ方向において分割される。すなわち、遮光部63は、複数の、本実施の形態においては、三つの遮光板63aを積層することによって構成される。該各遮光板63aには2列の光透過部としての開口63bが、直線上に配列間隔PY で、かつ、千鳥状に配設される。また、前記各遮光板63aの遮光部光軸方向長さはt′であり、開口63bは、半径rA の円の一部を切り落とした形状(蒲鉾形状)を有する。すなわち、開口63bは、円の中心から0.1〔mm〕離れた位置において、前記円の中心を通り、開口63bの配列方向と平行な平面で切り落とした形状になる。前記遮光板63a及び開口63bは、光源の光線を遮光する材料によって形成される。また、本実施の形態において、各遮光板63aの遮光部光軸方向長さt′は0.8〔mm〕である。さらに、遮光板63aは、ステンレス板金をエッチング加工し、クロム処理によって無反射コーティング層を形成することにより作成した。なお、開口63bの配列間隔PY を1.200〔mm〕とし、半径rA を0.45〔mm〕とした。
本実施の形態において、前記各遮光板63aは、ステンレス板金を加工することによって形成されるが、光線を透過する材料の上に光源の光線を遮光する遮光材料によって遮光パターンを形成したり、前記レンズ板51a、51bの一部に遮光材料によって遮光パターンを形成したり、前記レンズ板51a、51bの一部に粗面加工を施して光線を遮光したりすることができる。さらに、前記レンズ板51a、51bの一部を切り落として光線の一部が入射しないようにすることができる。
このように、本実施の形態においては、遮光部63が遮光部光軸方向長さt′の遮光板63aを積層することによって形成されるので、遮光部光軸方向長さtの貫通穴を形成する必要はなく、遮光部光軸方向長さt′の各遮光板63aに貫通穴を形成すればよいので、遮光部63の量産性を高くすることができるだけでなく、コストを低くすることができる。
ところで、仮に、実施例2と同じ形状の開口63bを有する遮光部63の全体を、板金を使用してエッチングによって形成しようとすると、開口63bは、半径rA が0.45〔mm〕であり、遮光部光軸方向長さt′が2.5〔mm〕である円筒形に近い形状を有するので、エッチング加工をするのが困難になってしまう。
すなわち、エッチング加工においては、板金の表面から内部に向かって金属が溶解して除去されるので、板金に貫通穴を形成するに当たり、貫通穴の開口径に比べて厚さが大きい場合には、厚さ方向の中央部で開口が小さくなるか、又は厚さ方向の中央部で開口が形成されず、精度良く貫通穴を形成することができない。
これに対して、本実施の形態においては、遮光部光軸方向長さt′が0.8〔mm〕であり、貫通穴の開口径に比べて厚さが小さいので、所望の形状の貫通穴を形成することができる。なお、各遮光板63aを貼り合わせて遮光部63を形成した場合、接着剤等の分だけ厚さが大きくなるので、遮光部光軸方向長さt′は、遮光部光軸方向長さtを遮光板63aの数で除算することによって得られた値よりわずかに小さくした。
したがって、量産性を高くすることができるだけでなく、コストを低くすることができる。
また、複数の遮光板63aを積層することによって遮光部63が形成されるので、レンズアレイ50の強度を向上させることができる。
また、開口63bの配列間隔PY の誤差を小さくすることができるので、加工精度を向上させることができる。したがって、開口63bをマイクロレンズ52の位置に合わせて正確に形成することができる。その結果、レンズアレイ50によって解像度の高い露光装置としての、かつ、記録ヘッドとしてのLEDヘッド23を形成することができ、印刷データどおりの画像を用紙上に形成することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、前記第1、第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図15は本発明の第3の実施の形態におけるレンズアレイの斜視図、図16は本発明の第3の実施の形態におけるレンズアレイの断面図、図17は図16のB−B断面図、図18は本発明の第3の実施の形態におけるレンズアレイの要部を示す第1の平面図、図19は本発明の第3の実施の形態におけるレンズアレイの要部を示す第2の平面図である。
この場合、遮光部材としての遮光部73は複数の、本実施の形態においては、二つの透明板73aを積層することによって形成される。該各透明板73aには、レンズ板51a、51bと対向する面に、光線を遮光する遮光パターン73bが、遮光部73の光軸方向における中央付近、すなわち、互いに透明板73a同士が対向する面に、光線を遮光する遮光パターン73dが形成され、前記遮光パターン73bに、第1の開口である光透過部としての透明部73cが、遮光パターン73dに第2の開口である光透過部としての透明部73eが形成される。前記透明部73c、73eは、円の一部を削除した蒲鉾形状を有し、直線上に配列間隔PY で、2列千鳥状に配設される。また、前記透明板73aの厚さはt″であり、透明部73cの半径はrA1であり、透明部73eの半径はrA2である。本実施の形態においては、光軸方向における中央部の透明部73cは、マイクロレンズ52の近傍の透明部73cより小さくされ、半径rA1、rA2は、
A1>rA2 にされる。本実施の形態において、配列間隔PY は1.2〔mm〕であり、半径rA1は0.45〔mm〕であり、半径rA2は0.3〔mm〕である。また、透明板73aの厚さt″で表される遮光部光軸方向長さは1.25〔mm〕である。
前記透明部73cは、図18に示されるように、半径がrA1の円と円の中心から0.1〔mm〕離れた箇所において、透明部73cの配列方向と平行な直線で囲まれた形状を有し、前記透明部73eは、図19に示されるように、半径がrA2の円と円の中心から0.1〔mm〕離れた箇所において、透明部73eの配列方向と平行な直線で囲まれた形状を有する。
前記各透明板73aは光源の光線を透過する材料から成る部材、本実施の形態においては、ガラス板で形成され、遮光パターン73b、73dは光源の光線を遮光する材料、本実施の形態においては、黒色塗料によって形成される。なお、前記遮光部73は、光源の光線を遮光する板状の部材に開口を形成することによって形成することができる。
一方、本実施の形態におけるレンズアレイ50の効果を検証するために作成した比較例のレンズアレイにおいては、透明部73cの半径rA1を0.45〔mm〕にし、透明部73eの半径rA2を0.45〔mm〕にした。
次に、前記構成のレンズアレイ50の動作について説明する。
図20は本発明の第3の実施の形態におけるレンズアレイの光路を示す図である。
なお、図においては、発光部41(図8)中の発光点S、前記レンズアレイ50中のマイクロレンズ52のうちマイクロレンズMLi1、MLi2、MLo1、MLo3、MLo4、遮光部73、及び感光体ドラム11だけを示す。
また、発光点S、及び該発光点Sのレンズアレイ50による結像像Eを示し、発光点Sと結像像Eとの間の光線の光路を示す。そして、光路の最短距離を示す主光線をR1 とし、各レンズの最も外側の経路を示す周辺光線をR2 、R3 とする。さらに、前記結像像E′は、遮光部73のない場合の発光点SのマイクロレンズMLi2、MLo3による結像像であり、R′はそのときの光線の光路を示す。
図に示されるように、発光点Sに最も近いマイクロレンズMLi1に入射した光線は、遮光部73の透明部73eで一度集光した後、再びマイクロレンズMLo1に入射して結像像Eを形成する。一方、発光点Sに最も近いマイクロレンズMLi1の隣に配設されたマイクロレンズMLi2に入射した光線は、遮光部73がない場合、光路R′に示されるように進み、感光体ドラム11上の結像像E′に到達する。そして、発光点Sの結像像は本来、結像像Eに形成されなければならず、結像像E′に到達した光線は、感光体ドラム11上に形成された発光部41の結像像Eのコントラストを低下させる。
さらに、本実施の形態において、前記透明部73c、73eの半径rA1、rA2は、
A1<rA2
であり、発光部41の結像像Eのコントラストを低下させる光線を比較例のレンズアレイに比べて十分に遮光するので、解像度を高くすることができる。
また、透明部73cの半径rA1が0.45〔mm〕であり、透明部73eの半径rA2が0.3〔mm〕である本実施の形態におけるLEDヘッド23(図3)において、MTFを測定したところ85〔%〕であった。一方、透明部73cの半径rA1が0.45〔mm〕であり、透明部73eの半径rA2が0.45〔mm〕である比較例におけるレンズアレイにおいて、MTFを測定したところ69〔%〕であった。
ところで、前記プリンタを用いて評価を重ねた結果、MTFが70〔%〕以上である場合、用紙上に形成された画像中、濃度が濃い領域の濃淡斑、筋、ざらつき等による画像品位の低下が解消されることが明らかとなっている。
そして、比較例のレンズアレイを使用して画像を形成した結果、濃淡斑、筋、ざらつき等による画像品位の低下が見られたのに対して、実施例1におけるレンズアレイ50を使用して画像を形成した結果、濃淡斑、筋、ざらつき等による画像品位の低下はなかった。
このように、本実施の形態においては、各透明板73a、73bに、透明部73c、73eを残して遮光パターン73b、73dを形成することによって遮光部73を形成するようになっているので、遮光部73を形成する作業を簡素化することができる。
前記各実施の形態においては、画像形成装置としてのプリンタに適用した例について説明したが、本発明を、複写機、ファクシミリ装置、複合機等に適用することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概念図である。 本発明の第1の実施の形態におけるLEDヘッドの断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイの部分断面図である。 図4のA−A断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイの要部を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイの要部を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイと感光体ドラムとの関係を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイの光路を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における光量分布を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における1×1画像を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるレンズアレイの斜視図である。 本発明の第2の実施の形態におけるレンズアレイの要部を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるレンズアレイの要部を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態におけるレンズアレイの斜視図である。 本発明の第3の実施の形態におけるレンズアレイの断面図である。 図16のB−B断面図である。 本発明の第3の実施の形態におけるレンズアレイの要部を示す第1の平面図である。 本発明の第3の実施の形態におけるレンズアレイの要部を示す第2の平面図である。 本発明の第3の実施の形態におけるレンズアレイの光路を示す図である。
符号の説明
11 感光体ドラム
23 LEDヘッド
52 マイクロレンズ
53、63、73 遮光部
73b、73d 遮光パターン
73c、73e 透明部

Claims (8)

  1. (a)光軸に対して直角の方向に並べて配設された複数のレンズから成り、光軸を一致させて配設された複数のレンズ対と、
    (b)該各レンズ対の間に配設された遮光部とを有するとともに、
    (c)該遮光部は、所定の方向において、少なくとも二つに分割して形成されることを特徴とするレンズアレイ。
  2. 前記遮光部は、レンズの配列方向に対して直角の方向で、かつ、レンズの光軸の方向に対して直角の方向であるレンズアレイの幅方向において分割される請求項1に記載されたレンズアレイ。
  3. 前記遮光部は、レンズの光軸の方向であるレンズアレイの厚さ方向において分割される請求項1に記載のレンズアレイ。
  4. 前記遮光部は、光源の光線を透過する部材に、透明部を残して、光源の光線を遮光する材料によって遮光パターンを形成することにより形成される請求項1〜3のいずれか1項に記載のレンズアレイ。
  5. 前記光軸の方向における中央部の光透過部は、レンズの近傍の光透過部より小さくされる請求項2又は4に記載のレンズアレイ。
  6. 前記請求項1〜5のいずれか1項に記載のレンズアレイが搭載された露光装置。
  7. 前記請求項6に記載の露光装置が搭載された画像形成装置。
  8. (a)LEDアレイと、
    (b)該LEDアレイと像担持体との間に配設されたレンズアレイとを有するとともに、
    (c)該レンズアレイは、光軸に対して直角の方向に並べて配設された複数のレンズから成り、光軸を一致させて配設された複数のレンズ対、及び該各レンズ対の間に配設された遮光部を備え、
    (d)該遮光部は、所定の方向において、少なくとも二つに分割して形成されることを特徴とするLEDヘッド。
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