JP2008086433A - 景品管理装置、景品管理システム、および景品交換方法 - Google Patents

景品管理装置、景品管理システム、および景品交換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】貸出単位金額に対して貸し出される遊技媒体数が調整される場合に、遊技媒体の単価の丸め誤差による影響を低減すること。
【解決手段】演算部305は、交換玉数を基準玉数で除算し、得られる商を無誤差金額算出部307へ出力し、得られる剰余を有誤差金額算出部306へ出力する。有誤差金額算出部306は、演算部305から出力される剰余に玉の税込単価を乗算して、剰余分の玉数に相当し、丸め誤差を含む有誤差金額を算出する。無誤差金額算出部307は、演算部305から出力される商に基準金額を乗算して、交換玉数から剰余分を除いた玉数に相当し、丸め誤差を含まない無誤差金額を算出する。景品交換処理部308は、有誤差金額および無誤差金額を合計し、合計金額に対する景品交換処理を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、遊技媒体と景品の交換を管理する景品管理装置、景品管理システム、および景品交換方法に関し、特に、貸出単位金額に対して貸し出される遊技媒体数が調整される場合に、遊技媒体の単価の丸め誤差による影響を低減することができる景品管理装置、景品管理システム、および景品交換方法に関する。
現在、例えばパチンコ店やパチスロ店などの遊技店においては、玉やメダルなどの遊技媒体を用いた遊技に係る消費税を遊技店が営業利益の中から負担するのが一般的である。しかし、将来的に消費税率が上昇すると、遊技店の負担が大きくなることから、遊技客が自らの遊技に係る消費税を負担するようになると考えられる。
このとき、遊技店内で流通する貨幣の金種が限定されていることなどから、例えば特許文献1に記載されているように、遊技媒体の貸し出し時に貸し出される遊技媒体数を調整して遊技客から消費税を徴収するのが現実的である。すなわち、例えば現在100円でパチンコに用いられる玉が25玉貸し出されるところを、100円で24玉貸し出されるようにすることにより、玉の税込単価を4円から4.17(≒100/24)円にすることが考えられる。こうすることにより、遊技店では消費税の負担分の一部を遊技客から徴収することができ、営業利益の減少を抑制することができる。
消費税分を遊技客が負担する場合、遊技媒体が貸し出される際の税込単価が現状と比べて上昇することになるため、景品カウンターにおける景品交換時にも、遊技媒体の単価が上昇することになる。すなわち、現在は1玉につき4円相当の景品と交換されるのに対し、上述の調整後には、1玉につき4.17円相当の景品と交換されるようになる。
特開2006−158635号公報
しかしながら、貸し出される遊技媒体数を調整して遊技客から消費税を徴収する場合には、消費税率や遊技媒体の貸し出し時に単位となる金額などによっては、遊技媒体の税込単価が貸し出し時と景品交換時とで異なることがあるという問題がある。すなわち、例えば上述したように100円で24玉が貸し出される場合、貸し出し時の玉の税込単価は、正確には4.166・・・円であるにも拘らず、金額が循環小数では扱い難いため景品交換時には玉の税込単価が4.17円とされ、24玉で100.08(=4.17×24)円相当の景品と交換されることになってしまう。
したがって、遊技店は、100円で遊技客へ貸し出す遊技媒体を100.08円相当の景品に交換することになり、玉の税込単価の丸め誤差分だけ利益が減少することになる。また、反対に、景品交換時の玉の税込単価が丸め誤差によって貸し出し時の正確な玉の税込単価より小さくなる場合には、貸し出された玉をそのまま景品交換しても、遊技客が貸し出し時に支払った金額より少ない金額相当の景品しか得ることができず、サービスの低下を招いてしまう。同様の問題は、パチスロに用いられるメダルにおいても発生する。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、貸出単位金額に対して貸し出される遊技媒体数が調整される場合に、遊技媒体の単価の丸め誤差による影響を低減することができる景品管理装置、景品管理システム、および景品交換方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、遊技媒体と景品の交換を管理する景品管理装置であって、景品交換対象の交換遊技媒体数を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された交換遊技媒体数の一部を遊技媒体貸出時における貸出遊技媒体数に対する貸出金額と比率が等しい無誤差金額に換算する換算手段と、前記換算手段によって換算された無誤差金額を含み交換遊技媒体数に相当する金額に対して景品交換処理を行う景品交換処理手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記換算手段は、遊技媒体貸出時における貸出遊技媒体数および貸出金額と比率が等しい基準遊技媒体数および基準金額を用いて、交換遊技媒体数のうち基準遊技媒体数の倍数に相当する分を基準金額の倍数である無誤差金額に換算することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記換算手段は、交換遊技媒体数を基準遊技媒体数で除算する演算手段と、前記演算手段によって得られる商と基準金額とを乗算して無誤差金額を算出する無誤差金額算出手段とを含むことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記演算手段によって得られる剰余と丸め誤差を含む遊技媒体の単価とを乗算して、前記換算手段によって無誤差金額に換算されない残りの交換遊技媒体数に相当する有誤差金額を算出する有誤差金額算出手段をさらに有することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記演算手段によって得られる剰余を遊技客ごとの識別情報に対応付けて累積記憶する記憶手段をさらに有し、前記有誤差金額算出手段は、前記記憶手段に記憶された遊技客ごとの剰余の累積が基準遊技媒体数に等しくなるたびに、この基準遊技媒体数の金額が基準金額に等しくなるように有誤差金額を調整することを特徴とする。
また、本発明は、遊技媒体と景品の交換を管理する景品管理装置であって、景品交換対象の交換遊技媒体数を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された交換遊技媒体数を遊技媒体貸出時における貸出遊技媒体数と貸出金額との対応関係から求められる基準遊技媒体数で除算する演算手段と、前記演算手段によって得られる商と基準遊技媒体数に等価の基準金額とを乗算して無誤差金額を算出する第1算出手段と、前記演算手段によって得られる剰余と丸め誤差を含む遊技媒体の単価とを乗算して有誤差金額を算出する第2算出手段と、前記第1算出手段によって算出された無誤差金額および前記第2算出手段によって算出された有誤差金額の合計金額に対して景品交換処理を行う景品交換処理手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、遊技媒体と景品の交換を管理する景品管理システムであって、景品交換対象の交換遊技媒体数を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された交換遊技媒体数の一部を遊技媒体貸出時における貸出遊技媒体数に対する貸出金額と比率が等しい無誤差金額に換算する換算手段と、前記換算手段によって換算された無誤差金額を含み交換遊技媒体数に相当する金額に対して景品交換処理を行う景品交換処理手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、遊技媒体と景品の交換する景品交換方法であって、景品交換対象の交換遊技媒体数を取得する取得工程と、前記取得工程にて取得された交換遊技媒体数の一部を遊技媒体貸出時における貸出遊技媒体数に対する貸出金額と比率が等しい無誤差金額に換算する換算工程と、前記換算工程にて換算された無誤差金額を含み交換遊技媒体数に相当する金額に対して景品交換処理を行う景品交換処理工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、景品交換対象の交換遊技媒体数を取得し、取得された交換遊技媒体数の一部を遊技媒体貸出時における貸出遊技媒体数に対する貸出金額と比率が等しい無誤差金額に換算し、換算された無誤差金額を含み交換遊技媒体数に相当する金額に対して景品交換処理を行う。このため、交換遊技媒体数の一部については遊技媒体の貸出時と同等の価値で景品交換されることになって丸め誤差が生じることがなく、貸出単位金額に対して貸し出される遊技媒体数が調整される場合に、遊技媒体の単価の丸め誤差による影響を低減することができる。
また、本発明によれば、遊技媒体貸出時における貸出遊技媒体数および貸出金額と比率が等しい基準遊技媒体数および基準金額を用いて、交換遊技媒体数のうち基準遊技媒体数の倍数に相当する分を基準金額の倍数である無誤差金額に換算する。このため、交換遊技媒体数を金額に小数点以下の端数が生じない範囲で最大の無誤差金額に換算することができ、遊技媒体の単価の丸め誤差による影響をより低減することができる。
また、本発明によれば、交換遊技媒体数を基準遊技媒体数で除算し、得られる商と基準金額とを乗算して無誤差金額を算出するため、金額に小数点以下の端数が生じない範囲で最大の無誤差金額を確実に求めることができる。
また、本発明によれば、除算によって得られる剰余と丸め誤差を含む遊技媒体の単価とを乗算して、無誤差金額に換算されない残りの交換遊技媒体数に相当する有誤差金額を算出する。このため、無誤差金額に換算されない交換遊技媒体についても金額に換算され、交換遊技媒体全体に対する景品交換を換算金額ベースで実行することができる。
また、本発明によれば、除算によって得られる剰余を遊技客ごとの識別情報に対応付けて累積記憶し、記憶された遊技客ごとの剰余の累積が基準遊技媒体数に等しくなるたびに、この基準遊技媒体数の金額が基準金額に等しくなるように有誤差金額を調整する。このため、毎回の景品交換時には景品交換される金額に丸め誤差が含まれていても、複数回の景品交換を行ううちに、交換遊技媒体数と景品交換される換算金額とが完全に等価になり、さらに丸め誤差の影響を低減することができる。
また、本発明によれば、景品交換対象の交換遊技媒体数を取得し、取得された交換遊技媒体数を遊技媒体貸出時における貸出遊技媒体数と貸出金額との対応関係から求められる基準遊技媒体数で除算し、得られる商と基準遊技媒体数に等価の基準金額とを乗算して無誤差金額を算出し、得られる剰余と丸め誤差を含む遊技媒体の単価とを乗算して有誤差金額を算出し、算出された無誤差金額および算出された有誤差金額の合計金額に対して景品交換処理を行う。このため、交換遊技媒体数のうち基本遊技媒体数の倍数分については遊技媒体の貸出時と等価の金額に換算されて景品交換されることになり、丸め誤差が生じることがなく、貸出単位金額に対して貸し出される遊技媒体数が調整される場合に、遊技媒体の単価の丸め誤差による影響を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下においては、主に、パチンコに用いられる玉を遊技媒体とする場合の例について説明するが、パチスロに用いられるメダルを遊技媒体とする場合などにも同様に本発明を適用することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る遊技店の概略構成を示す図である。図1に示す遊技店においては、会員管理ターミナルコントローラ(以下「会員管理T/C」と略記する)10に計数装置20、景品管理装置30、および島コントローラ40が接続されている。そして、島コントローラ40には、複数の玉貸装置41が接続されており、各玉貸装置41には遊技装置42が併設されている。
会員管理T/C10は、遊技店の会員の会員IDに氏名や生年月日などの属性情報を対応付けて記憶している。また、会員管理T/C10は、各会員が遊技店に預け入れている貯玉または貯メダルなどの遊技媒体数を記憶している。
計数装置20は、遊技客が投入する玉を計数し、計数結果が記録されたレシートを発行する。レシートには、計数結果の玉数が印字されていても良いし、磁気記憶されていても良い。さらに、レシートには、レシートIDのみが記録されており、計数結果は、景品管理装置30によって参照可能な外部(例えば会員管理T/C10など)にレシートIDに対応付けられて記憶されていても良い。
景品管理装置30は、遊技店の景品カウンターに設置され、遊技媒体の景品交換を管理する。具体的には、景品管理装置30は、計数装置20によって発行されるレシートによって特定される玉数および遊技客が遊技店に預け入れている貯玉数の合計のうち、景品交換される玉数に対して交換可能な特殊景品数を算出したり、一般景品との交換処理を行ったりする。このとき、景品管理装置30は、玉の貸し出し時における金額と玉数の比に等しい基準金額と基準玉数をあらかじめ設定しておき、景品交換される玉数を基準玉数ごとに基準金額へ換算し、丸め誤差の影響を排除した上で景品交換する。また、景品管理装置30は、景品交換されない分の玉について、遊技店に預け入れる貯玉処理を行う。
島コントローラ40は、「島」と呼ばれる区域に設置された複数の玉貸装置41と会員管理T/C10との間のやり取りを中継し、例えば玉貸装置41に会員カードが受け付けられていれば、会員IDを玉貸装置41から受信して会員管理T/C10へ送信し、この会員IDに対応する貯玉数を会員管理T/C10から受信して玉貸装置41へ送信する。
玉貸装置41は、玉の貸出処理を行う。すなわち、玉貸装置41は、例えば貨幣やプリペイドカードを受け付けて、これらの価値と等価の玉の貸出処理を行う。また、玉貸装置41は、会員カードを受け付けた場合には、会員管理T/C10に記憶された貯玉数を上限とした貯玉の貸出処理(再プレイ処理)を行っても良い。遊技装置42は、玉貸装置41の貸出処理によって借り受けた玉を用いて遊技客が遊技を行う装置である。
図2は、本実施の形態に係る景品管理装置30の要部構成を示すブロック図である。図2に示す景品管理装置30は、会員カード受付部301、貯玉数取得部302、通信インタフェース部(以下「通信I/F部」と略記する)303、レシート受付部304、演算部305、有誤差金額算出部306、無誤差金額算出部307、景品交換処理部308、ユーザインタフェース部(以下「ユーザI/F部」と略記する)309、および貯玉処理部310を有している。
会員カード受付部301は、遊技客の会員カードを受け付け、会員カードに記録されている会員IDを貯玉数取得部302へ出力する。
貯玉数取得部302は、会員カード受付部301から出力される会員IDに対応する貯玉数を通信I/F部303を介して会員管理T/C10に問い合わせ、会員管理T/C10から通信I/F部303へ返信される貯玉数を取得する。そして、貯玉数取得部302は、取得した貯玉数を演算部305へ出力する。
通信I/F部303は、貯玉数取得部302から出力される会員IDを会員管理T/C10へ送信し、会員管理T/C10から返信される貯玉数を受信する。また、通信I/F部303は、貯玉処理部310から貯玉数が通知されると、遊技客の貯玉数を更新するために、会員カード受付部301に受け付けられた会員カードの会員IDと貯玉処理部310から通知された貯玉数とを会員管理T/C10へ送信する。
レシート受付部304は、計数装置20によって発行されたレシートを受け付け、レシートに記録された玉数を演算部305へ出力する。なお、レシート受付部304は、レシートにレシートIDのみが記録されている場合は、外部の装置(例えば会員管理T/C10など)にレシートIDに対応付けて記憶されている玉数を取得し、この玉数を演算部305へ出力する。
演算部305は、玉の貸し出し時に貸出単位金額に対して貸し出される玉数から基準金額および基準玉数をあらかじめ設定している。すなわち、演算部305は、例えば100円の貸出単位金額に対して24玉が貸し出される場合、基準金額と基準玉数の比が100対24となるように、例えば基準金額を25円かつ基準玉数を6玉として設定しておく。
また、演算部305は、貯玉数取得部302から出力される貯玉数とレシート受付部304から出力される玉数とを合計し、得られる合計の玉数のうち景品に交換する交換玉数を決定する。具体的には、例えば遊技客が貯玉数を指定する場合には、合計の玉数から指定の貯玉数を減算して交換玉数とする。貯玉数が指定されない場合は、演算部305は、合計の玉数をそのまま交換玉数とする。
そして、演算部305は、交換玉数を基準玉数で除算し、得られる商を無誤差金額算出部307へ出力し、得られる剰余を有誤差金額算出部306へ出力する。具体的には、例えば交換玉数が100玉かつ基準玉数が6玉である場合、演算部305は、商の16(=100/6)を無誤差金額算出部307へ出力し、剰余の4(=100%6、ただし「%」は剰余演算を表す)を有誤差金額算出部306へ出力する。
有誤差金額算出部306は、演算部305から出力される剰余に玉の税込単価を乗算して、剰余分の玉数に相当し、丸め誤差を含む有誤差金額を算出する。具体的には、例えば上述の例ように剰余が4であり、玉の税込単価が4.17円である場合、有誤差金額算出部306は、有誤差金額を16.68(=4.17×4)円と算出する。
無誤差金額算出部307は、演算部305から出力される商に基準金額を乗算して、交換玉数から剰余分を除いた玉数に相当し、丸め誤差を含まない無誤差金額を算出する。具体的には、例えば上述の例のように商が16であり、基準金額が25円である場合、無誤差金額算出部307は、無誤差金額を400(=25×16)円と算出する。
景品交換処理部308は、有誤差金額および無誤差金額を合計し、合計金額に対する景品交換処理を行う。すなわち、景品交換処理部308は、交換される特殊景品および一般景品に相当する金額を有誤差金額と無誤差金額との合計金額から減算する。なお、景品交換処理部308は、合計金額から交換可能な特殊景品数を算出し、算出された数の特殊景品を実際に発行しても良い。また、景品交換処理部308は、交換される特殊景品数や交換されていない分の金額(以下「未交換金額」という)などをユーザI/F部309に表示させる。そして、景品交換処理部308は、未交換金額について貯玉処理をする旨がユーザI/F部309から指示されると、未交換金額を貯玉処理部310へ出力する。
ユーザI/F部309は、景品交換処理の結果を表示して遊技店の従業員や遊技客に報知したり、従業員や遊技客の操作を受け付けて操作に応じた指示を景品交換処理部308に与えたりする。具体的には、ユーザI/F部309は、例えばタッチパネルなどを備えており、景品交換処理部308によって算出された特殊景品数を表示し、特殊景品および一般景品のいずれにも交換されない未交換金額を貯玉処理するか否かの操作を受け付ける。また、ユーザI/F部309は、例えばバーコードリーダなどを備えており、景品交換処理部308による一般景品への交換処理時に、遊技客が希望する一般景品のバーコードの入力を受け付け、受け付けられたバーコードに対応する一般景品の金額を景品交換処理部308へ通知するようにしても良い。
貯玉処理部310は、景品交換処理部308から出力される未交換金額を玉数へ換算し、この玉数の貯玉処理を行う。具体的には、貯玉処理部310は、未交換金額のうち基準金額の倍数分については基準玉数の倍数分の玉数に換算し、残りの金額については玉の税込単価で除算して得られる玉数に換算する。そして、貯玉処理部310は、換算された玉数の合計を貯玉するために、合計玉数を会員カード受付部301に受け付けられた会員カードに記録されている会員IDに対応付けて通信I/F部303から会員管理T/C10へ送信させる。
次いで、上記のように構成された景品管理装置30による景品交換時の動作について、図3に示すフロー図を参照しながら説明する。
まず、景品管理装置30の演算部305においては、玉の貸し出し時における貸出単位金額と貸し出される玉数とから基準金額Aと基準玉数Bとが設定される(ステップS101)。すなわち、演算部305において、丸め誤差が生じない金額と玉数の比が設定される。したがって、例えば貸出単位金額が100円で貸し出される玉数が24玉である場合、金額と玉数の比が25対6であれば丸め誤差が生じないことから、例えば基準金額Aが25円と設定され、基準玉数Bが6玉と設定される。このように設定される基準金額Aおよび基準玉数Bは、あらかじめ演算部305に保持されている。
そして、遊技客が計数装置20によって発行されたレシートおよび会員カードを景品カウンターへ持参すると、会員カードが会員カード受付部301によって受け付けられ(ステップS102)、会員カードに記録された会員IDに対応する貯玉数が取得される(ステップS103)。すなわち、会員IDが会員カード受付部301から貯玉数取得部302へ出力され、貯玉数取得部302によって、会員IDに対応する貯玉数が通信I/F部303を介して会員管理T/C10へ問い合わせられる。そして、会員IDに対応する貯玉数が会員管理T/C10から通信I/F部303へ返信され、貯玉数取得部302によって取得される。この貯玉数は、演算部305へ出力される。
また、計数装置20によって発行されたレシートは、レシート受付部304によって受け付けられ(ステップS104)、レシートから特定される玉数が演算部305へ出力される。レシートから特定される玉数および貯玉数が演算部305へ出力されると、演算部305によって、これらの玉数が合計され、合計玉数のうち景品に交換される交換玉数Xが決定される(ステップS105)。すなわち、遊技客が貯玉を希望する場合には、遊技客が指定する希望貯玉数が合計玉数から減算され、残った玉数が交換玉数Xとなる。なお、遊技客が貯玉を希望しない場合には、合計玉数をそのまま交換玉数Xとしても良い。また、貯玉数取得部302によって現時点の貯玉数を取得することなく、レシートから特定される玉数のみを交換玉数Xとしても良い。
交換玉数Xが決定されると、演算部305によって、交換玉数Xが基準玉数Bで除算され、商Pと剰余Qが得られる(ステップS106)。そして、商Pは、無誤差金額算出部307へ出力され、無誤差金額算出部307によって、基準金額Aに商Pが乗算され、丸め誤差の影響を受けない無誤差金額が算出される(ステップS107)。すなわち、基準金額Aは、基準玉数Bが貸し出される際の金額であるため、交換玉数Xのうち基準玉数Bの倍数の玉については、貸し出しの際の価値と完全に一致する無誤差金額に換算されることになる。具体的に例を挙げると、基準金額Aが25円かつ基準玉数Bが6玉である場合に、基準玉数Bの倍数である600玉は、丸め誤差を含まない2500(=25×(600/6))円に換算される。
一方、剰余Qは、有誤差金額算出部306へ出力され、有誤差金額算出部306によって、玉の税込単価に剰余Qが乗算され、税込単価に含まれる丸め誤差の影響を受ける有誤差金額が算出される(ステップS108)。すなわち、剰余Qについては、基準玉数Bに満たないため、玉の税込単価を乗算することにより、丸め誤差を含む有誤差金額に換算されることになる。具体的に例を挙げると、基準金額Aが25円かつ基準玉数Bが6玉である場合に、玉の税込単価を4.17円とすれば、基準玉数Bに満たない4玉は、丸め誤差を含む16.68(=4.17×4)円に換算される。
このようにして、有誤差金額算出部306および無誤差金額算出部307によって、それぞれ有誤差金額および無誤差金額が算出されると、景品交換処理部308によって、これらの有誤差金額および無誤差金額が合計され、合計金額に対する景品交換処理が実行される(ステップS109)。このとき、合計金額の大部分は無誤差金額によって占められているため、景品交換時における玉の価値が貸し出し時の価値と略同一となり、遊技媒体の単価の丸め誤差による影響を低減することができる。
ここで、玉の貸し出し時と景品交換時における価値の差について具体例を示す。いま、基準金額Aを25円、基準玉数Bを6玉、玉の税込単価を4.17円とし、交換玉数Xが1600玉である場合を考える。この例では、100円で24玉が貸し出されることになるため、交換玉数Xの1600玉は、貸し出し時には6666.66・・・(=1600×100/24)円の価値に相当することとなる。
この交換玉数Xが従来どおり玉の税込単価を基準として景品交換される場合には、図4−1に示すように、交換玉数Xに玉の税込単価が乗算され、6672(=1600×4.17)円相当の景品と交換されることになる。これは、貸し出し時の1600玉の価値よりも大きくなっており、その分だけ遊技店の利益が減少する。
これに対して、図4−2に示すように、交換玉数Xのうち基準玉数Bの倍数部分については、基準金額Aの倍数の無誤差金額に換算すると、交換玉数Xを基準玉数Bで除算した商Pは266(=1600/6)であるため、無誤差金額は6650(=25×266)円となる。さらに、交換玉数Xを基準玉数Bで除算した場合の剰余Qは4(=1600%6)であり、この剰余Qについてのみ玉の税込単価を乗算して有誤差金額を求めると、有誤差金額は16.68(=4.17×4)円となる。そして、無誤差金額と有誤差金額の合計金額は6666.68(=6650+16.68)円となり、景品交換時の交換玉数Xの価値が貸し出し時の1600玉の価値に非常に近くなる。
このため、景品交換処理部308によって、無誤差金額と有誤差金額の合計金額に対して景品交換処理が行われると、丸め誤差の影響はほとんど無視できる程度となる。なお、景品交換処理部308による景品交換処理時には、特殊景品数がユーザI/F部309へ表示されたり、遊技客が希望する一般景品の金額がユーザI/F部309から通知されたりする。また、ユーザI/F部309には、特殊景品および一般景品に交換された分の金額が無誤差金額と有誤差金額の合計金額から減算される過程が表示されるようにしても良い。
そして、景品交換処理が完了すると、特殊景品および一般景品のいずれにも交換されずに残った金額があるか否かが景品交換処理部308によって判断される(ステップS110)。ここで、すべての金額が景品交換されていれば(ステップS110No)、交換玉数Xがすべて景品に交換されて遊技客へ還元されたこととなるため、景品管理装置30による処理は終了する。また、一部の金額が景品交換されずに残っていれば(ステップS110Yes)、この残りの金額が貯玉処理部310へ出力され、貯玉処理部310によって残りの金額に相当する玉の貯玉処理が実行される。ただし、残りの金額に対する貯玉処理は、ユーザI/F部309において貯玉処理を実行する旨の操作が行われた場合に限り実行されるようにしても良い。そして、貯玉処理を実行する旨の操作が行われない場合には、残りの金額を玉数に換算し、得られた玉数が記録されたレシートが発行されるなどとしても良い。
貯玉処理部310へ景品交換されずに残った金額が出力されると、貯玉処理部310によって、残り金額が基準金額Aによって除算され、商pと剰余qが得られる(ステップS111)。そして、基準玉数Bに商pが乗算され、無誤差金額と同様に丸め誤差を含まない無誤差玉数が求められる(ステップS112)。また、剰余qが玉の税込単価で除算され、小数点以下は四捨五入されることにより、有誤差金額と同様に丸め誤差を含む有誤差玉数が求められる(ステップS113)。こうして求められた無誤差玉数と有誤差玉数の合計玉数は、景品交換されずに残った金額と略同一の価値の玉数であり、この合計玉数が貯玉されることになる(ステップS114)。すなわち、合計玉数は、貯玉処理部310から通信I/F部303へ通知され、通信I/F部303から貯玉数として会員IDとともに会員管理T/C10へ送信される。
これにより、景品交換時に景品交換されずに残った金額があっても、この金額に相当する玉数が正確に算出されて貯玉されるため、遊技店および遊技客のいずれも不当に利益や損害を被ることがない。
以上のように、本実施の形態によれば、景品交換時の交換玉数のうち基準玉数の倍数分については、貸し出し時の価値と完全に同一の金額に換算されるとともに、剰余の玉数については、丸め誤差を含む玉の税込単価が乗算された金額に換算され、これらの合計金額に対して景品交換処理が実行される。このため、景品に交換される遊技媒体の大部分が丸め誤差を含まない価値に相当するものとして扱われることになり、貸し出し時と景品交換時における遊技媒体の価値を略同一にすることができる。結果として、貸出単位金額に対して貸し出される遊技媒体数が調整される場合に遊技媒体の単価に丸め誤差が生じても、遊技媒体の単価の丸め誤差による影響を低減することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の特徴は、景品交換時に算出される有誤差金額を会員ごとに累積しておき、有誤差金額が基準玉数分の金額に達する際に、有誤差金額に含まれる丸め誤差を相殺する点である。
本実施の形態に係る遊技店の概略構成は、実施の形態1(図1)と同様であるため、その説明を省略する。本実施の形態においては、景品管理装置30の内部構成が実施の形態1とは異なる。
図5は、本実施の形態に係る景品管理装置30の要部構成を示すブロック図である。同図において、図2と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。図5に示す景品管理装置30は、図2に示す景品管理装置30に有誤差金額記憶部351を追加し、有誤差金額算出部306を有誤差金額算出部352に代えた構成を有している。
有誤差金額記憶部351は、景品交換時に有誤差金額算出部352によって有誤差金額が算出されると、算出された有誤差金額および有誤差金額の算出に用いられた剰余の玉数を貯玉数取得部302から読み出した会員IDに対応付けて累積し記憶する。具体的には、有誤差金額記憶部351は、例えば図6に示すように、各会員の会員IDに累積有誤差金額と剰余玉数を対応付けて記憶している。図6においては、玉の税込単価を4.17円としているため、剰余玉数に4.17を乗算すると累積有誤差金額となる。
そして、有誤差金額記憶部351は、貯玉数取得部302によって貯玉数が問い合わせられる際に、会員カード受付部301に受け付けられた会員IDに対応する累積有誤差金額および剰余玉数を有誤差金額算出部352へ出力する。換言すれば、有誤差金額記憶部351は、景品交換の開始時に、景品交換を行う遊技客に対応付けられた累積有誤差金額および剰余玉数を有誤差金額算出部352へ出力する。
有誤差金額算出部352は、演算部305から出力される剰余に有誤差金額記憶部351から出力される剰余玉数を加算し、加算結果が基準玉数以上であるか否かを判定する。そして、有誤差金額算出部352は、加算結果が基準玉数未満であれば、実施の形態1と同様に、演算部305から出力される剰余に玉の税込単価を乗算して有誤差金額を算出する。
また、有誤差金額算出部352は、加算結果が基準玉数以上であれば、基準金額から累積有誤差金額を減算して調整金額を求め、有誤差金額記憶部351に記憶されている剰余玉数と今回の剰余の加算によって基準玉数に達した分については、基準金額に換算されるようにする。すなわち、基準金額が25円かつ基準玉数が6玉である場合、例えば図6に示した会員ID「0001」に対応付けられた剰余玉数は4玉であるため、今回の剰余のうち2(=6−4)玉の金額を調整金額として8.32(=25−16.68)円とする。こうすることにより、有誤差金額記憶部351に記憶された剰余玉数4玉は、累積有誤差金額16.68円に換算されて丸め誤差を含んでいたが、今回の剰余のうち2玉が調整金額8.32円に換算されるため、これらの合計6玉が基準金額である25円に換算されたことになり、全体としては丸め誤差を含まないこととなる。
次いで、上記のように構成された景品管理装置30による交換玉数の金額への換算について、図7に示すフロー図を参照しながら説明する。なお、同図において、図3と同じ部分には同じ符号を付し、その詳しい説明を省略する。
本実施の形態においても実施の形態1と同様に、演算部305において基準金額Aおよび基準玉数Bが設定される(ステップS101)。また、レシートから特定される玉数や現時点での貯玉数から交換玉数Xが決定される(ステップS105)。そして、演算部305によって、交換玉数Xが基準玉数Bで除算され、商Pと剰余Qが得られる(ステップS106)。そして、商Pは、無誤差金額算出部307へ出力され、剰余Qは、有誤差金額算出部352へ出力される。
また、貯玉数取得部302による貯玉数取得時には、会員カード受付部301から貯玉数取得部302へ会員IDが出力されているため、有誤差金額記憶部351によって会員IDが読み出され、会員IDに対応して記憶されている累積有誤差金額および剰余玉数Cが有誤差金額算出部352へ出力される(ステップS201)。有誤差金額算出部352へ今回の剰余Qおよび剰余玉数Cが出力されると、有誤差金額算出部352によって、剰余の合計Rが算出され(ステップS202)、剰余の合計Rが基準玉数B以上であるか否かが判定される(ステップS203)。
この判定の結果、剰余の合計Rが基準玉数B未満であれば(ステップS203No)、実施の形態1と同様に、無誤差金額算出部307によって、基準金額Aに商Pが乗算され、無誤差金額が算出される(ステップS107)。また、ここでは調整金額が算出されていないため、有誤差金額算出部352によって、玉の税込単価に剰余Qが乗算され、有誤差金額が算出される(ステップS206)。そして、剰余の合計Rと新たに算出された有誤差金額とが有誤差金額記憶部351に記憶され、会員IDに対応付けられる累積有誤差金額および剰余玉数が更新される。
一方、剰余の合計Rが基準玉数B以上であれば(ステップS203Yes)、剰余の合計Rのうち基準玉数Bの分の金額が基準金額Aとなるように、有誤差金額算出部352によって、基準金額Aから累積有誤差金額が減算されて調整金額が算出される(ステップS204)。すなわち、例えば基準玉数Bが6玉である場合、剰余玉数Cが4玉と記憶されていれば、剰余玉数Cと今回の剰余Qのうち2玉との合計6玉の金額が基準金額Aとなるように、剰余Qに含まれる2玉の金額が調整金額として求められる。この2玉が調整金額に換算されることにより、過去の景品交換時の剰余玉数Cと今回の剰余Qに含まれる2玉との合計である基準玉数Bが基準金額Aに換算されることになり、過去の景品交換時の丸め誤差の影響を相殺することができる。
そして、今回の剰余Qのうち基準玉数Bと剰余玉数Cとの差分の金額は、上述の調整金額として換算済みであるため、換算金額が未決定の剰余Qが改めて算出される。換言すれば、剰余の合計Rから換算金額が決定済みの基準玉数Bが減算されて、新たに剰余Qが求められる(ステップS205)。その後、無誤差金額は、実施の形態1と同様に無誤差金額算出部307によって算出されるが(ステップS107)、有誤差金額は、玉の税込単価に新たな剰余Qを乗算した乗算結果が調整金額に加算されて算出される(ステップS206)。そして、新たな剰余Qとこの剰余Qに玉の税込単価が乗算された乗算結果とが有誤差金額記憶部351に記憶され、会員IDに対応付けられる累積有誤差金額および剰余玉数が更新される。
具体的に例を挙げると、例えば図6に示した会員ID「0001」の遊技客の交換玉数Xにおいて、今回の剰余Qが3玉と算出された場合、剰余玉数Cの4玉と今回の剰余Qの3玉とを加算して得られる剰余の合計Rが7玉なる。基準玉数Bを6玉とすれば、剰余の合計Rが基準玉数以上であるため、調整金額が算出されることになる。調整金額は、剰余玉数Cの4玉に対応する累積有誤差金額16.68円との和が基準金額Aとなる金額であり、今回の剰余Qの3玉のうち、剰余玉数Cの4玉では基準玉数Bの6玉に満たない分を補充する2玉の金額とされる。ここでは、基準金額Aを25円とすれば、今回の剰余Qのうちの2玉に相当する調整金額は、8.32円となる。
また、今回の剰余Qのうち残りの1玉については換算金額が未決定であるため、玉の税込単価が乗算されて換算金額が決定される。そして、2玉分の調整金額と1玉分の換算金額との合計が有誤差金額として求められる。
このとき、過去の景品交換時に累積された剰余玉数Cと今回の剰余Qとの合計が基準玉数Bに達するたびに調整金額が求められ、常に基準玉数Bが基準金額Aに換算されることになるため、丸め誤差の影響をさらに低減することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、丸め誤差を含む有誤差金額に換算された剰余玉数を会員IDに対応付けて累積記憶しておき、会員ごとの剰余玉数の合計が基準玉数に達するたびに、剰余玉数の合計が基準金額に換算されるようにする。このため、過去の景品交換時に算出された有誤差金額に含まれる丸め誤差が、剰余玉数の合計が基準玉数に達するたびに相殺されることになり、丸め誤差の影響をさらに低減することができる。
なお、本実施の形態においては、景品管理装置30に有誤差金額記憶部351を設けるものとしたが、有誤差金額および剰余玉数は、必ずしも景品管理装置30に累積記憶する必要は無い。すなわち、例えば会員管理T/C10に会員ごとの有誤差金額および剰余玉数を累積記憶しておき、景品交換時に景品管理装置30へ読み出すようにすることも可能である。
本発明は、貸出単位金額に対して貸し出される遊技媒体数が調整される場合に、遊技媒体の単価の丸め誤差による影響を低減する際に適用することができる。
実施の形態1に係る遊技店の概略構成を示す図である。 実施の形態1に係る景品管理装置の要部構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る景品管理装置の景品交換時の動作を示すフロー図である。 景品交換時の金額換算の一例を示す図である。 景品交換時の金額換算の他の一例を示す図である。 実施の形態2に係る景品管理装置の要部構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る会員ごとの累積有誤差金額の一例を示す図である。 実施の形態2に係る景品管理装置の金額換算の動作を示すフロー図である。
符号の説明
301 会員カード受付部
302 貯玉数取得部
303 通信I/F部
304 レシート受付部
305 演算部
306、352 有誤差金額算出部
307 無誤差金額算出部
308 景品交換処理部
309 ユーザI/F部
310 貯玉処理部
351 有誤差金額記憶部

Claims (8)

  1. 遊技媒体と景品の交換を管理する景品管理装置であって、
    景品交換対象の交換遊技媒体数を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された交換遊技媒体数の一部を遊技媒体貸出時における貸出遊技媒体数に対する貸出金額と比率が等しい無誤差金額に換算する換算手段と、
    前記換算手段によって換算された無誤差金額を含み交換遊技媒体数に相当する金額に対して景品交換処理を行う景品交換処理手段と
    を有することを特徴とする景品管理装置。
  2. 前記換算手段は、
    遊技媒体貸出時における貸出遊技媒体数および貸出金額と比率が等しい基準遊技媒体数および基準金額を用いて、交換遊技媒体数のうち基準遊技媒体数の倍数に相当する分を基準金額の倍数である無誤差金額に換算することを特徴とする請求項1記載の景品管理装置。
  3. 前記換算手段は、
    交換遊技媒体数を基準遊技媒体数で除算する演算手段と、
    前記演算手段によって得られる商と基準金額とを乗算して無誤差金額を算出する無誤差金額算出手段と
    を含むことを特徴とする請求項2記載の景品管理装置。
  4. 前記演算手段によって得られる剰余と丸め誤差を含む遊技媒体の単価とを乗算して、前記換算手段によって無誤差金額に換算されない残りの交換遊技媒体数に相当する有誤差金額を算出する有誤差金額算出手段をさらに有することを特徴とする請求項3記載の景品管理装置。
  5. 前記演算手段によって得られる剰余を遊技客ごとの識別情報に対応付けて累積記憶する記憶手段をさらに有し、
    前記有誤差金額算出手段は、
    前記記憶手段に記憶された遊技客ごとの剰余の累積が基準遊技媒体数に等しくなるたびに、この基準遊技媒体数の金額が基準金額に等しくなるように有誤差金額を調整することを特徴とする請求項4記載の景品管理装置。
  6. 遊技媒体と景品の交換を管理する景品管理装置であって、
    景品交換対象の交換遊技媒体数を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された交換遊技媒体数を遊技媒体貸出時における貸出遊技媒体数と貸出金額との対応関係から求められる基準遊技媒体数で除算する演算手段と、
    前記演算手段によって得られる商と基準遊技媒体数に等価の基準金額とを乗算して無誤差金額を算出する第1算出手段と、
    前記演算手段によって得られる剰余と丸め誤差を含む遊技媒体の単価とを乗算して有誤差金額を算出する第2算出手段と、
    前記第1算出手段によって算出された無誤差金額および前記第2算出手段によって算出された有誤差金額の合計金額に対して景品交換処理を行う景品交換処理手段と
    を有することを特徴とする景品管理装置。
  7. 遊技媒体と景品の交換を管理する景品管理システムであって、
    景品交換対象の交換遊技媒体数を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された交換遊技媒体数の一部を遊技媒体貸出時における貸出遊技媒体数に対する貸出金額と比率が等しい無誤差金額に換算する換算手段と、
    前記換算手段によって換算された無誤差金額を含み交換遊技媒体数に相当する金額に対して景品交換処理を行う景品交換処理手段と
    を有することを特徴とする景品管理システム。
  8. 遊技媒体と景品の交換する景品交換方法であって、
    景品交換対象の交換遊技媒体数を取得する取得工程と、
    前記取得工程にて取得された交換遊技媒体数の一部を遊技媒体貸出時における貸出遊技媒体数に対する貸出金額と比率が等しい無誤差金額に換算する換算工程と、
    前記換算工程にて換算された無誤差金額を含み交換遊技媒体数に相当する金額に対して景品交換処理を行う景品交換処理工程と
    を有することを特徴とする景品交換方法。
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