JP2008085894A - シンボル速度検出装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】容易、高速かつ高精度にシンボル速度を推定する。
【解決手段】アンテナ101と、アンテナで受け取った信号を受信する受信手段102と、受信された信号をデジタル信号に変換する変換手段103と、デジタル信号の有無を検出する信号検出手段104と、信号検出手段が検出した該デジタル信号のシンボル速度を、該検出されたデジタル信号に含まれる高調波成分の次数に応じて推定する推定手段105と、推定されたシンボル速度が所望信号のシンボル速度と一致しているか否かを判定する判定手段106と、を具備する。
【選択図】図1

Description

この発明は、違法電波等の監視・取締り等に応用可能な自動電波信号監視におけるデジタル変調信号のシンボル速度検出装置およびプログラムに関する。
不特定多数の電波の到来時間・変調諸元を自動分析するための自動電波監視装置は、変調諸元が未知の信号に対して、信号の有無を補足し、信号が存在する場合には変調諸元の分析を行う。従来では、シングルキャリアの変調方式のシンボル速度検出技術がある(例えば、特許文献1参照)。このために、マルチキャリアの変調方式のシンボル速度を検出する際には、サブキャリア毎にサブキャリア間隔やサブキャリアのシンボル速度に応じて複数のBPF(Band Pass Filter)で分離し、等価的にシングルキャリアとして取扱う等の対策が必要である。
特開2001−86171号公報
しかしながら、上記したシンボル速度検出技術においては、各サブキャリの信号成分をフィルタで抽出し、シンボル速度を推定するという2段階のステップが必要であり、処理時間が大きくなる。また、各サブキャリアの信号成分を抽出するためのフィルタは高価であり、この信号成分を抽出する際に必要な受信周波数を高精度に推定することは困難である。
この発明は、上述した事情を考慮してなされたものであり、容易、高速かつ高精度にシンボル速度を推定するシンボル速度検出装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明のシンボル速度検出装置は、アンテナと、前記アンテナで受け取った信号を受信する受信手段と、前記受信された信号をデジタル信号に変換する変換手段と、デジタル信号の有無を検出する信号検出手段と、前記信号検出手段が検出した該デジタル信号のシンボル速度を、該検出されたデジタル信号に含まれる高調波成分の次数に応じて推定する推定手段と、前記推定されたシンボル速度が所望信号のシンボル速度と一致しているか否かを判定する判定手段と、を具備することを特徴とする。
本発明のシンボル速度検出装置およびプログラムによれば、容易、高速かつ高精度にシンボル速度を推定することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係るシンボル速度検出装置およびプログラムについて詳細に説明する。
まず、実施形態のシンボル速度検出装置について図1を参照して説明する。
本実施形態のシンボル速度検出装置は、受信アンテナ101、受信部102、ADC(analog-to-digital converter)103、信号検出部104、シンボル速度検出部105、判定部106を含んでいる。
受信部102は、受信アンテナ101で受け取った受信信号に受信処理を施す。ADC103は、受信処理が施された信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換する。
信号検出部104は、ADC103から受け取ったデジタル信号の有無を判定し、デジタル信号が有りの場合にはこのデジタル信号を次段に渡す。信号検出部104としては、例えば、特開2001−257647号公報に開示されている信号判定装置を使用する。
シンボル速度検出部105は、信号検出部104で検出されたデジタル信号を受け取り、受信信号のシンボル速度を検出する。シンボル速度検出部105は、受信信号の各サブキャリアをフィルタで分離することなく、直接的にシンボル速度を推定することができる。シンボル速度検出部105の詳細については後に図2以降を参照して説明する。
判定部106は、検出されたシンボル速度に対応する受信信号が所望波であるか否かを判定する。すなわち、判定部106は、検出されたシンボル速度が所望波のシンボル速度と一致するかどうかを判定する。実際には、判定部106は、検出されたシンボル速度がある範囲内にあれば、検出されたシンボル速度が所望波のシンボル速度と一致していると判定する。判定部106は、対応する受信信号が所望波であると判定した場合には上位システムにアラームし、対応する受信信号が不要波ならばこの判定を破棄する。
以下、シンボル速度検出部105の第1から第3の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係るシンボル速度検出部について図2を参照して説明する。
本実施形態のシンボル速度検出装置は、FFT(Fast Fourier Transformer)部201、絶対値部202、FFT部203、絶対値部204、通信速度検出部205を含んでいる。
FFT部201は、信号検出部104から受け取ったデジタル信号を高速フーリエ変換して、周波数・時間・振幅の3次元の情報を得る。信号検出部104から受け取る信号は、例えば、図3に示すように信号の振幅が時間変動している。FFT部201は、図3に示す信号を受け取るとこの信号を変換し、図4に示す、周波数・時間・振幅の3次元情報を得る。
FFT部201は、受信信号に対してスライディングFFTを行う。この時のスライディング間隔とFFTサイズNは、次の条件に従って設定される。スライディング間隔は、各サブキャリアのシンボル速度をTs、受信信号のサンプリング速度をFsとした場合に、Fs/Tsが5〜10程度以上確保できるように設定する。FFTサイズNは、N×Fs/Tsが5程度以上確保できるように設定する。
FFT部201の次段は、FFT部201で周波数・時間・振幅の3次元の情報に変換された情報に、非線形演算を時間方向に施し、シンボル速度成分を抽出する。非線形演算の一例としては、絶対値演算があげられる。本実施形態では、絶対値部202が、FFT部201から受け取った信号に絶対値演算を施し、各周波数、各時間に対応する振幅値を得る。絶対値部202の出力は、シンボルの時間変動を示す。絶対値部202は、例えば、FFT部201から受け取った信号に、周波数チャネルごとに絶対値演算を施す。他に、周波数チャネル当たり任意の数に分割し、分割されたそれぞれの周波数帯域で絶対値演算を施してもよい。具体的には、図4に示したように、信号が存在する周波数帯域を任意の数に分割し、分割されたそれぞれの周波数帯域で、FFT部201から受け取った信号に絶対値演算を施してもよい。
FFT部203は、絶対値部202から受け取った時間変動成分に高速フーリエ変換を施し、周波数・シンボル速度・相対レベルの3次元情報を得る。なお、FFT部203のFFTサイズNは、N×Fs/Tsが5以上確保できるように設定する。この周波数・シンボル速度・相対レベルの3次元情報の具体例を図5に示す。図5では、シンボル速度を通信速度と記載している。図5のスペクトラムは、周波数方向に対するクロックスペクトラムと呼ばれる。
絶対値部204は、FFT部203から受け取ったクロックスペクトラムに絶対値演算を施し、クロックスペクトラムにおいて、各周波数、各通信速度に対応する振幅値を得る。
通信速度検出部205は、絶対値部204から得た、各周波数、各通信速度に対応する振幅値に基づいてシンボル速度成分を検出し、シンボル速度を検出する。
次に、通信速度検出部205の詳細について図6、図7を参照して説明する。
通信速度検出部205がシンボル速度を検出する際には、クロックスペクトラムの中で検出可能なシンボル速度の高調波成分を検出し、割り戻すことにより推定精度を改善することができる。図6は、図5の或る周波数での通信速度対相対レベルを示すグラフである。換言すれば、図6は図5の或る周波数での断面を示している。図6のグラフを模式的に描いたものが図7である。図7では、図6の7つの高調波のうち、通信速度の小さい順に最初の4つの高調波のみを描いている。
図7の例では、通信速度検出部205は左から4番目の高調波を検出し、検出されたシンボル速度成分を4で除算した値の逆数をとることによりシンボル速度Ts[SPS](SPS:symbol per second)を推定することができる。FFTによる誤差(Δfとする)は、全ての高調波に等しく生じる。つまり、1/Ts、2/Ts、3/Ts、4/TsのそれぞれでFFTによる絶対誤差はΔfであるが、図7の例のように誤差の相対レベルは次数が高まるにつれて低下する。例えば、このそれぞれの高調波でシンボル速度に対応する1/Tsを求める場合には、それぞれの値に含まれる誤差はそれぞれ、Δf、Δf/2、Δf/3、Δf/4となる。したがって、高位番目の高調波ほど精度よくシンボル速度を推定することができることがわかる。換言すれば、より高次のモード(より次数の高いモード)を有する高調波ほどシンボル速度を精度よく推定することができるといえる。例えば図6の場合には、第7番目の高調波によりシンボル速度を推定する場合には、第1番目の高調波によりシンボル速度を推定する場合よりも、7倍精度がよくなる。
通信速度検出部205は、シンボル速度を推定するための高調波が何番目の高調波なのかを確実に検出する必要があるので、高調波の相対レベルは高調波以外のバックグラウンドの波よりも大きい方がよい。具体的には図6に示した7本の高調波の相対レベルはそれ以外のバックグラウンドの波よりも大きい方がよい。
絶対値部202が、信号が存在する周波数帯域をN(N=2,3,…)個に分割した場合、絶対値部204は、N個の絶対値を得る。この場合、通信速度検出部205は、例えば、N個の絶対値のうち絶対値の大きさが最大となる周波数を選択し、この周波数での通信速度対相対レベル(図6に対応)により、通信速度を推定する。また、通信速度検出部205は、N個の絶対値のそれぞれに対応する周波数での通信速度対相対レベルにより、通信速度を推定し、それらN個の通信速度の平均値を通信速度であると最終判断してもよい。これらの手法に限らず、図5に示すようなクロックスペクトラムから、上述した、高調波を使用して通信速度を求める方法に基づいて最終的にシンボル速度(通信速度)を求める方法は、種々変形があり得る。
以上に説明した第1の実施形態によれば、通信速度対相対レベルでの高調波成分を検出することにより容易かつ高速にシンボル速度を推定することができる。また、通信速度対相対レベルに現れる複数の高調波成分のうちのより高次のモードを有する高調波成分を検出することにより高精度にシンボル速度を推定することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態のシンボル速度検出装置は、第1の実施形態でのシンボル速度検出部105に、新たに選択部801、SNR推定部802を含んだものである。第2の実施形態に係るシンボル速度検出部について図8を参照して説明する。また、SNR推定部802については図9を参照して説明する。以下、既に説明した装置部分と同様なものは同一の番号を付してその説明を省略する。
FFT部201の出力信号は、図10に示すようにあるサブキャリア(上半円)を破線枠の単位で切り出される。このために、サブキャリアの最大ピークを中心として、このサブキャリアの両端につれて(サブキャリアの相対レベルが低くなるほど)SNR(Signal to Noise Ratio)が徐々に劣化することになる。このために、SNRが劣化している領域では、シンボル速度を検出するための情報が少ない。したがって、本実施形態では、選択部801が、絶対値部202の出力信号の中から所定のしきい値を上回る信号を選択し、後段のFFT部203以降の処理を実施する。選択部801で選択して処理することにより、特性劣化を発生することなく、演算量の削減を行うことができる。
選択部801は、絶対値部202が計算した、異なる周波数に対応するN個の絶対値のうちから、SNR推定部802が推定したSNRに基づいて、例えば、1つの絶対値を選択する。他に、選択部801は、SNR推定部802が推定したSNRに基づいて、絶対値部202の出力信号の中から所定のしきい値以上の信号を取り出してもよい。この場合、選択部801は、例えば、絶対値部202の出力の最大値を示す成分から、最大値からXdB低下する成分までを取り出す。
SNR推定部802は、信号検出部104からデジタル信号を受け取って、この信号のSNR(Signal to Noise Ratio:信号対雑音比)を推定して、選択部801に推定したSNRを渡す。
次に、選択部801で絶対値部202の出力信号の中から所定のしきい値で切り出す場合のしきい値の算出方法について図9を参照して説明する。このしきい値は、上記の絶対値部202の出力の最大値を示す成分から、最大値からXdB低下する成分までを取り出す方法以外に、幾つかの方法が考えられる。
SNR推定部802は、相関行列部901、固有値解析部902、最大・最小固有値検出部903、SNR推定値算出部904、SNR推定値換算部905を含んでいる。
相関行列部901は、受信信号から相関行列を生成する。固有値解析部902は、この生成された相関行列に対して固有値を算出する。最大・最小固有値検出部903は、この算出された固有値の最大値と最小値を検出する。SNR推定値算出部904は、この検出された最大固有値と最小固有値からSNRの推定を行う。SNRの定義により異なるが、一例として、最大固有値λmax、最小固有値λminとする時に、SNR=λmax/λminあるいはSNR=(λmax−λmin)/λminと定義することができる。SNR推定値換算部905は、SNR推定値算出部904で推定されたSNRは全体帯域のSNRであるために、図10に示す点線枠の帯域に対応するSNRに変換を行う。この変換は、サンプリング周波数fsとし、FFTの等価単位bin辺りの帯域幅Wbinとする時に、SNR’=SNR+10log10(fs/Wbin)で定義することができる。
選択部801は、このSNR’を利用して最も大きなSNR’を有する絶対値を選択する、もしくは、絶対値部202が計算した絶対値のうちの最大値からSNR’だけ下がったところまでを、絶対値部202の出力から取り出す。
以上に説明した第2の実施形態によれば、SNRの大きい信号を選択して選択された信号のみを使用して計算することにより演算量を削減しつつ高精度にシンボル速度を求めることができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態のシンボル速度検出装置は、第1の実施形態でのシンボル速度検出部105に、新たに平均化部1101を含んだものである。第3の実施形態に係るシンボル速度検出部について図11を参照して説明する。
絶対値部204の出力信号は、図5に示す通りに、周波数・シンボル速度・相対レベルの3次元の情報である。この周波数毎(Bin毎)にクロックスペクトラム信号が得られている。
平均化部1101は、絶対値部204からの出力信号を周波数方向で平均化する。絶対値部204からの出力信号には、同一のシンボル速度情報が含まれるために、周波数方向に対して平均化することで、クロック成分は強調され、雑音成分は弱まる効果がある。図6で具体的に示すと、図6に示された7つの高調波成分の相対レベルが上がり、これら高調波成分以外のバックグラウンド信号の相対レベルが下がることに対応する。したがって、平均化部1101の平均化によりSNRの改善効果がある。このために、シンボル速度検出の性能が向上する。
次に、第3の実施形態で説明した手法によりシンボル速度を検出する計算機シミュレーションによる結果について図12を参照して説明する。なお、図12は、AWGN(Additive White Gaussian Noise)環境下でのシンボル速度検出の計算機シミュレーション結果である。
図12によれば、SNRが5dB以上であればシンボル速度を推定することができることがわかる。従来では10dBより少し低いSNR以上でないとシンボル速度を推定することはできないので、本実施形態によれば従来よりも少なくとも数dB以上低いSNRでもシンボル速度を推定することができる。
以上に説明した第3の実施形態によれば、周波数・シンボル速度・相対レベルの3次元情報を平均化することによりSNRが改善するので、シンボル速度検出の性能が向上する。
以上に示した実施形態によれば、従来に比べ、受信周波数推定精度の条件を大幅に緩和し、フィルタでサブキャリアを分離することなく直接的にベースバンド信号からシンボル速度の推定を行うことができる。また、受信周波数を高精度に推定することなく、容易かつ高速にシンボル速度を推定することができる。さらに、通信速度対相対レベルに現れる複数の高調波成分のうちのより高次のモードを有する高調波成分を検出することにより高精度にシンボル速度を推定することができる。
また、上述の実施形態の中で示した処理手順に示された指示は、ソフトウェアであるプログラムに基づいて実行されることが可能である。汎用の計算機システムが、このプログラムを予め記憶しておき、このプログラムを読み込むことにより、上述した実施形態のシンボル速度検出装置による効果と同様な効果を得ることも可能である。上述の実施形態で記述された指示は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD±R、DVD±RWなど)、半導体メモリ、又はこれに類する記録媒体に記録される。コンピュータまたは組み込みシステムが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。コンピュータは、この記録媒体からプログラムを読み込み、このプログラムに基づいてプログラムに記述されている指示をCPUで実行させれば、上述した実施形態のシンボル速度検出装置と同様な動作を実現することができる。もちろん、コンピュータがプログラムを取得する場合又は読み込む場合はネットワークを通じて取得又は読み込んでもよい。
また、記憶媒体からコンピュータや組み込みシステムにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワーク等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
さらに、本願発明における記憶媒体は、コンピュータあるいは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、記憶媒体は1つに限られず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も、本発明における記憶媒体に含まれ、媒体の構成は何れの構成であってもよい。
なお、本願発明におけるコンピュータまたは組み込みシステムは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するためのものであって、パソコン、マイコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であってもよい。
また、本願発明の実施形態におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の実施形態における機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本実施形態のシンボル速度検出装置のブロック図。 第1の実施形態に係るシンボル速度検出部のブロック図。 図1の信号検出部が出力する信号の時間対振幅を示すグラフ。 図2のFFT部201が出力する信号の周波数・時間・振幅の3次元情報を示すグラフ。 図2のFFT部203が出力する信号の周波数・シンボル速度・相対レベルの3次元情報を示すグラフ。 図5のグラフの或る周波数での通信速度対相対レベルを示すグラフ。 図6のグラフの最初の4つの高調波のみを模式的に描いたグラフ。 第2の実施形態に係るシンボル速度検出部のブロック図。 図8のSNR推定部のブロック図。 信号に含まれる或るサブキャリアの周波数対相対レベルを示すグラフ。 第3の実施形態に係るシンボル速度検出部のブロック図。 第3の実施形態のシンボル速度検出部を使用したシミュレーション結果を示すグラフ。
符号の説明
101…受信アンテナ、102…受信部、103…ADC、104…信号検出部、105…シンボル速度検出部、106…判定部、201、203…FFT部、202、204…絶対値部、205…通信速度検出部、801…選択部、802…SNR推定部、901…相関行列部、902…固有値解析部、903…最大・最小固有値検出部、904…SNR推定値算出部、905…SNR推定値換算部、1101…平均化部。

Claims (12)

  1. アンテナと、
    前記アンテナで受け取った信号を受信する受信手段と、
    前記受信された信号をデジタル信号に変換する変換手段と、
    デジタル信号の有無を検出する信号検出手段と、
    前記信号検出手段が検出した該デジタル信号のシンボル速度を、該検出されたデジタル信号に含まれる高調波成分の次数に応じて推定する推定手段と、
    前記推定されたシンボル速度が所望信号のシンボル速度と一致しているか否かを判定する判定手段と、を具備することを特徴とするシンボル速度検出装置。
  2. 前記推定手段は、
    前記検出されたデジタル信号をフーリエ変換する第1の変換手段と、
    前記フーリエ変換された信号を時間方向に非線形演算を施す演算手段と、
    前記非線形演算が施された信号をフーリエ変換する第2の変換手段と、
    前記第2の変換手段でフーリエ変換された信号に含まれる高調波成分を検出する検出手段と、
    前記検出された高調波成分の次数に応じてシンボル速度を推定する推定手段と、を具備することを特徴とする請求項1に記載のシンボル速度検出装置。
  3. 前記推定手段は、
    前記検出されたデジタル信号をフーリエ変換する第1の変換手段と、
    前記フーリエ変換された信号を時間方向に非線形演算を施す演算手段と、
    前記非線形演算が施された信号をフーリエ変換する第2の変換手段と、
    前記第2の変換手段でフーリエ変換された信号を周波数方向に平均化する平均化手段と、
    前記平均化された信号に含まれる高調波成分を検出する検出手段と、
    前記検出された高調波成分の次数に応じてシンボル速度を推定する推定手段と、を具備することを特徴とする請求項1に記載のシンボル速度検出装置。
  4. 前記推定手段は、
    前記検出されたデジタル信号をフーリエ変換する第1の変換手段と、
    前記フーリエ変換された信号を時間方向に非線形演算を施す演算手段と、
    前記検出されたデジタル信号の信号対雑音比を推定するSNR推定手段と、
    前記非線形演算が施された信号のうちの、前記信号対雑音比により定まるしきい値以上の信号成分を抽出する抽出手段と、
    前記抽出された信号成分をフーリエ変換する第2の変換手段と、
    前記第2の変換手段でフーリエ変換された信号に含まれる高調波成分を検出する検出手段と、
    前記検出された高調波成分の次数に応じてシンボル速度を推定する推定手段と、を具備することを特徴とする請求項1に記載のシンボル速度検出装置。
  5. 前記SNR推定手段は、
    前記検出されたデジタル信号から相関行列を生成する生成手段と、
    前記相関行列の複数の固有値を算出する算出手段と、
    前記固有値の最大値と最小値とを検出する検出手段と、
    前記最大値と前記最小値に基づいて、前記検出されたデジタル信号の信号対雑音比を推定する推定手段と、を具備することを特徴とする請求項4に記載のシンボル速度検出装置。
  6. 前記第1の変換手段および前記第2の変換手段は、高速フーリエ変換を行うことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のシンボル速度検出装置。
  7. コンピュータを、
    アンテナで受け取った信号を受信する受信手段と、
    前記受信された信号をデジタル信号に変換する変換手段と、
    デジタル信号の有無を検出する信号検出手段と、
    前記信号検出手段が検出した該デジタル信号のシンボル速度を、該検出されたデジタル信号に含まれる高調波成分の次数に応じて推定する推定手段と、
    前記推定されたシンボル速度が所望信号のシンボル速度と一致しているか否かを判定する判定手段として機能させるためのシンボル速度検出プログラム。
  8. 前記推定手段は、
    前記検出されたデジタル信号をフーリエ変換する第1の変換手段と、
    前記フーリエ変換された信号を時間方向に非線形演算を施す演算手段と、
    前記非線形演算が施された信号をフーリエ変換する第2の変換手段と、
    前記第2の変換手段でフーリエ変換された信号に含まれる高調波成分を検出する検出手段と、
    前記検出された高調波成分の次数に応じてシンボル速度を推定する推定手段と、を具備することを特徴とする請求項7に記載のシンボル速度検出プログラム。
  9. 前記推定手段は、
    前記検出されたデジタル信号をフーリエ変換する第1の変換手段と、
    前記フーリエ変換された信号を時間方向に非線形演算を施す演算手段と、
    前記非線形演算が施された信号をフーリエ変換する第2の変換手段と、
    前記第2の変換手段でフーリエ変換された信号を周波数方向に平均化する平均化手段と、
    前記平均化された信号に含まれる高調波成分を検出する検出手段と、
    前記検出された高調波成分の次数に応じてシンボル速度を推定する推定手段と、を具備することを特徴とする請求項7に記載のシンボル速度検出プログラム。
  10. 前記推定手段は、
    前記検出されたデジタル信号をフーリエ変換する第1の変換手段と、
    前記フーリエ変換された信号を時間方向に非線形演算を施す演算手段と、
    前記検出されたデジタル信号の信号対雑音比を推定するSNR推定手段と、
    前記非線形演算が施された信号のうちの、前記信号対雑音比により定まるしきい値以上の信号成分を抽出する抽出手段と、
    前記抽出された信号成分をフーリエ変換する第2の変換手段と、
    前記第2の変換手段でフーリエ変換された信号に含まれる高調波成分を検出する検出手段と、
    前記検出された高調波成分の次数に応じてシンボル速度を推定する推定手段と、を具備することを特徴とする請求項7に記載のシンボル速度検出プログラム。
  11. 前記SNR推定手段は、
    前記検出されたデジタル信号から相関行列を生成する生成手段と、
    前記相関行列の複数の固有値を算出する算出手段と、
    前記固有値の最大値と最小値とを検出する検出手段と、
    前記最大値と前記最小値に基づいて、前記検出されたデジタル信号の信号対雑音比を推定する推定手段と、を具備することを特徴とする請求項10に記載のシンボル速度検出プログラム。
  12. 前記第1の変換手段および前記第2の変換手段は、高速フーリエ変換を行うことを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか1項に記載のシンボル速度検出プログラム。
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