JP2018521565A - 通信信号のレート検出システム - Google Patents

通信信号のレート検出システム Download PDF

Info

Publication number
JP2018521565A
JP2018521565A JP2017562295A JP2017562295A JP2018521565A JP 2018521565 A JP2018521565 A JP 2018521565A JP 2017562295 A JP2017562295 A JP 2017562295A JP 2017562295 A JP2017562295 A JP 2017562295A JP 2018521565 A JP2018521565 A JP 2018521565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input signal
rate
ratio
energy
symbol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017562295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6502533B2 (ja
Inventor
ダブリュ. ウォーカー、クリストファー
ダブリュ. ウォーカー、クリストファー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Northrop Grumman Systems Corp
Original Assignee
Northrop Grumman Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Northrop Grumman Systems Corp filed Critical Northrop Grumman Systems Corp
Publication of JP2018521565A publication Critical patent/JP2018521565A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6502533B2 publication Critical patent/JP6502533B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/08Testing, supervising or monitoring using real traffic
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0262Arrangements for detecting the data rate of an incoming signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/2866Architectures; Arrangements
    • H04L67/30Profiles
    • H04L67/303Terminal profiles
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
    • H04W72/542Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria using measured or perceived quality

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Algebra (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Analysis (AREA)
  • Mathematical Optimization (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)

Abstract

1つの例は、レート検出器システムを含む。レート検出器システムは、入力信号を受信し、入力信号に関連する別個の個々の周波数帯域をフィルタリングして別個の個々のエネルギープロファイルを生成するように構成された複数のエネルギー検出器を含む。システムはまた、別個の個々のエネルギープロファイルの比率の統計的評価に基づいて、入力信号のシンボルレートを決定するように構成されたエネルギー処理コンポーネントを含む。

Description

本開示は、一般に通信システムに関し、具体的には、通信信号のレート検出システムに関する。
無線通信システム等のいくつかの通信システムでは、信号は、変化し、かつ/または受信機で未知であり得るシンボルレートで送信され得る。従って、信号受信機への入力信号のレート検出は、多くの通信システムにおいて重要であり得る。一例として、システム設計者は、別個のチャネルを介して受信機にシンボルレートを送信することを送信機に要求することができる。しかしながら、別個のチャネル上のシンボルレートの送信は、通信スペクトルの一部(例えば、周波数スペクトル)がデータの送信ではなく、この目的専用であるように、追加の通信オーバーヘッドを必要とする可能性がある。あるいは、オーバーヘッドのレート情報は、データチャネル上で送信データと共有することができる。しかしながら、そのようなレート伝送方法は、同じ通信チャネル上のレート情報を提供することに基づいて、データ伝送に割り当てられる時間を減少させる可能性がある。
一例は、レート検出器システムを含む。レート検出器システムは、入力信号を受信し、入力信号に関連する別個の個々の周波数帯域をフィルタリングして別個の個々のエネルギープロファイルを生成するように構成された複数のエネルギー検出器を含む。システムはまた、別個の個々のエネルギープロファイルの比率の統計的評価に基づいて入力信号のシンボルレートを決定するように構成されたエネルギー処理コンポーネントを含む。
別の例は、入力信号のシンボルレートを検出する方法を含む。この方法は、入力信号を第1のエネルギー検出器に供給し、第1のエネルギー検出器に関連する第1の帯域幅に基づいて入力信号をフィルタリングして入力信号の第1のエネルギープロファイルを生成することを含む。この方法はまた、入力信号を第2のエネルギー検出器に供給し、第2のエネルギー検出器に関連する第2の帯域幅に基づいて入力信号をフィルタリングして入力信号の第2のエネルギープロファイルを生成することを含む。第2の帯域幅は、第1の帯域幅と部分的に重なり得る。この方法はまた、第1および第2のエネルギープロファイルの比率を生成し、第1および第2のエネルギープロファイルの比率を統計的に分析することを含むことができる。この方法は、第1および第2のエネルギープロファイルの比率の統計的分析に基づいて、入力信号のシンボルレートを決定することをさらに含む。
別の例は、受信機システムを含む。このシステムは、無線入力信号を受信するように構成されたアンテナと、無線入力信号をデジタル入力信号に変換するように構成されたアナログ−デジタル変換器(ADC)とを含む。このシステムは、入力信号に関連する別々の個々の周波数帯域をフィルタリングして別々の個々のエネルギープロファイルを生成し、別個の個々のエネルギープロファイルの比率の統計的評価に基づいて入力信号のシンボルレートを決定するように構成されるレート検出器も含む。システムはさらに、デジタル入力信号の決定されたシンボルレートに基づいてデジタル入力信号を受信し、かつ復調するように構成された復調器を含む。
レート検出システムの一例を示す図。 レート検出システムの別の例を示す図。 入力信号のシンボルレートを決定するための統計的評価の図表の一例を示す図。 受信機システムの一例を示す図。 入力信号のシンボルレートを検出する方法の一例を示す図。
本開示は、一般に通信システムに関し、具体的には、通信信号のレート検出システムに関する。レート検出システムは、関連する受信機システムに無線で送信される信号などの入力信号を受信し、入力信号に関連する別々の周波数帯域をフィルタリングして別個の個々のエネルギープロファイルを生成するように構成された複数のエネルギー検出器を含む。一例として、エネルギー検出器の各々は、別個の個々の周波数帯域をフィルタリングするように構成されたバンドパスフィルタと、入力信号の所定の期間に亘って入力信号の個々のフィルタリングされた部分を平滑化して個々のエネルギープロファイルを生成するように構成された平滑化コンポーネントとを含むことができる。例えば、第1のエネルギー検出器は、第1の周波数帯域をフィルタリングするように構成されたフィルタを含むことができ、第2のエネルギー検出器は、第2の周波数帯域をフィルタリングするように構成されたフィルタを含むことができ、第2の周波数帯域は、第1の周波数帯域に少なくとも部分的に包含される。入力信号は、例えば、関連する受信機システムのアナログ−デジタル変換器(ADC)から供給されるデジタル入力信号とすることができる。あるいは、入力信号はアナログ信号であってもよい。
エネルギープロファイルは、別個の個々のエネルギープロファイルの比率に基づいてシンボルレートを決定するように構成されたレート処理コンポーネントに提供される。一例として、エネルギープロファイルは、比率を計算するように構成された比率計算器に提供することができる。レート処理コンポーネントは、別個の個々のエネルギープロファイルの比率の統計的評価に基づいてシンボルレートを決定するように構成された決定ロジックコンポーネントを含むこともできる。一例として、レート処理コンポーネントは、標本平均比率に関連する統計的パラメータを少なくとも1つの所定の閾値と比較することに基づいて、入力信号のシンボルレートが複数の所定のシンボルレートのうちの1つであることを決定するように構成される。統計的パラメータは、例えば、比率の標本平均および比率の標本標準偏差のうちの少なくとも1つを含むことができる。少なくとも1つの所定の閾値は、所定のシンボルレートの別個の個々の1つに関する統計的パラメータの分配値に対応することができる。別の例として、レート処理コンポーネントは、複数の所定のシンボルレートの各々に対する個々のエネルギープロファイルの比率に関連するガウス密度に基づいて最大のサービス品質(QoS)を計算することによってシンボルレートを決定するように構成することができる。さらに別の例として、レート処理コンポーネントは、複数の所定のシンボルレートの各々に関連するF−分布に対応する尤度関数を最大化することに基づいてシンボルレートを決定するように構成され得る。
図1は、レート検出システム10の一例を示す。レート検出システム10は、図1の例で入力信号INとして示された送信信号が可変および/または未知のシンボルレートを有することができる様々な受信機システムのいずれかで実施することができる。従って、レート検出システム10は、入力信号INのシンボルレートRTを決定することができ、レート検出システム10は、決定されたシンボルレートRTを関連する復調器に供給して決定されたシンボルレートRTに基づいて入力信号INを復調するようにする。レート検出システム10がデジタル領域で動作するように、入力信号INをデジタル信号としてレート検出システム10に供給することができる。しかしながら、レート検出システム10の少なくとも一部がアナログ領域で動作できるように、代わりに入力信号INをアナログ信号として供給することができることを理解されたい。
レート検出システム10は、入力信号INに関連する個々の複数のエネルギープロファイルを提供するように構成された複数のエネルギー検出器12を含む。図1の例において、エネルギー検出器12の各々は、入力信号INの帯域通過フィルタリングを提供するように構成された信号フィルタ14を含む。一例として、エネルギー検出器12の各信号フィルタ14の通過帯域は、異なる周波数帯域に関連付けることができる。例えば、レート検出システム10は、エネルギー検出器12のうちの1つの信号フィルタ14の通過帯域が、エネルギー検出器12のうちの別の信号フィルタ14の通過帯域と少なくとも部分的に重なるか、あるいは別の信号フィルタ14の通過帯域を包含する2つのエネルギー検出器12を含むことができる。従って、エネルギー検出器12は、個々のエネルギープロファイルが個々の通過帯域に関連するように、個々の通過帯域を介して入力信号INをフィルタリングすることに基づいて個々のエネルギープロファイルを提供することができる。さらに、エネルギー検出器12の各々は、個々のエネルギープロファイルの平滑化を提供するように構成された平滑化関数を実装することができる。
レート検出システム10はまた、個々のエネルギープロファイルに関連する比率の統計的分析に基づいてシンボルレートRTを決定するように構成されたレート処理コンポーネント16を含む。一例として、シンボルレートRTは、複数の所定のシンボルレートのうちの1つに対応することができ、レート検出システム10は、入力信号INが供給される複数の所定のシンボルレートのいずれかを決定することができる。例えば、レート処理コンポーネント16は、エネルギープロファイルの比率を計算するように構成された比率計算器を含むことができる。個々のエネルギー検出器12の信号フィルタ14の別々の通過帯域に基づいて、比率は入力信号INのシンボルレートに基づいて変化する。一例として、第1のエネルギー検出器12の信号フィルタ14は、相対的に広い通過帯域を有するとともに、エネルギープロファイルの比率の分子を提供することができ、第2のエネルギー検出器12の信号フィルタ14は、相対的に狭い通過帯域を有するとともに、エネルギー分布の比率の分母を提供することができる。従って、シンボルレートの変化は比率の分子に大きな影響を及ぼし得ないが、そのような変化は分母にはるかに大きな影響を及ぼし、従って、比率を大幅に変化させる可能性がある。
レート処理コンポーネント16は、様々な異なる方法の1つなどとして、シンボルレートRTを決定するために、比率の統計的評価(例えば、標本平均比率)を提供することができる。第1の例として、レート処理コンポーネント16は、比率に関連する統計的パラメータを少なくとも1つの所定の閾値と比較することに基づいて、入力信号INのシンボルレートRTを決定することができる。統計的パラメータは、例えば、エネルギープロファイルの比率の標本平均値および標本標準偏差のうちの少なくとも1つを含むことができる。1つまたは複数の所定の閾値は、シンボルレートRTが統計的パラメータ(単数または複数)と所定の閾値(単数または複数)との比較に基づいて所定のシンボルレートのうちの1つに対応することができるように、所定のシンボルレートの別個の個々の1つに関する個々の統計的パラメータ(単数または複数)の分配値に対応することができる。第2の例として、レート処理コンポーネント10は、複数の所定のシンボルレートの各々に対する個々のエネルギープロファイルの比率に関連するガウス密度関数に基づいて最大のサービス品質(QoS)を計算することによってシンボルレートRTを決定することができる。第3の例として、レート処理コンポーネントは、複数の所定のシンボルレートの各々に対する個々のエネルギープロファイルの比率に関連するF−分布に対応する尤度関数を最大化することに基づいてシンボルレートを決定するように構成することができる。例えば、第2および第3の例は、信号対雑音比(SNR)のより高い可能な範囲を有する入力信号INに対してより適している。
シンボルレートRTを決定することに応答して、シンボルレートRTは、入力信号INと共に関連する受信機システムの個々の復調器に供給され得る。従って、復調器は、入力信号INをシンボルレートRTで復調して、ベースバンド信号内の対応する送信データを決定することができる。その結果、レート検出システム10は、関連する受信機システムが、入力信号INにのみ基づいて、未知のおよび/または可変のシンボルレートを有する入力信号INを復調することを可能にする。従って、レート検出システム10は、別個の伝送チャネルを介してシンボルレートを提供する典型的な受信機システムなど、付加的な送信オーバーヘッドを必要とせずに、また同じ伝送チャネル上のシンボルレートを提供する受信機システムなど、付加的な復調時間を必要とせずに、シンボルレートRTを決定することができる。
従って、本明細書で説明するように、レート検出システム10は、ロバストであるとともに、比較的簡単な方法でハードウェアにおいて実施することができるレート検出を実行する方法を提供する。レート検出システム10は、それぞれ異なる帯域幅にマッチングされた2つのエネルギー検出器の比率を実現し、各帯域幅は入力信号INの可能なシンボルレートに基づいて選択される。別個のエネルギー検出器を介して入力信号INの検出されたエネルギーの比率を実現することにより、スケーリングが比率の分子および分母の両方に共通である場合には、受信機システムにおける以前の処理で生じた可能性のある電力のスケーリングは、実質的にキャンセルされる。さらに、レート検出システム10は、様々なデータレートのいずれかを検出するように構成することができ、例えば、反復アキュムレータを実装する特定の符号分割多元接続(CDMA)方式において、2のべき乗だけ異なるデータレートに限定されず、比率を生成する際に別個の帯域幅エネルギー検出器を使用することに基づいて、他の要因(例えば、非合理的要因を含む)によって分離されるデータレートを区別することができる。
図2は、レート検出システム50の別の例を示す。レート検出システム50は、図1の例におけるレート検出システム10の一例に対応することができる。従って、レート検出システム50は、入力信号INのシンボルレートRTを決定することができ、その結果、レート検出システム50は、決定されたシンボルレートRTを関連する復調器に供給して、決定されたシンボルレートRTに基づいて入力信号INを復調することができるようにする。一例として、シンボルレートRTは、複数の所定のシンボルレートのうちの1つに対応することができ、レート検出システム50は、入力信号INが提供される、複数の所定のシンボルレートのうちのどれかを決定することができる。レート検出システム50がデジタル領域で動作するように、M個のサンプルを有するデジタル信号として入力信号INをレート検出システム50に供給することができ、Mは入力信号INのエネルギーを測定する際に使用されるデータの長さに対応する。しかしながら、レート検出システム50の少なくとも一部がアナログ領域で動作できるように、代わりに入力信号INをアナログ信号として供給することができることを理解されたい。
レート検出システム50は、それぞれが入力信号INを受信するように構成された第1のエネルギー検出器52および第2のエネルギー検出器54を含む。一例として、入力信号INは、アナログ−デジタル変換器(ADC)などからデジタル信号として供給することができる。第1のエネルギー検出器52は、信号フィルタ56と平滑化関数コンポーネント58とを含み、第2のエネルギー検出器54は、信号フィルタ60と平滑化関数コンポーネント62とを含む。信号フィルタ56,60は、入力信号INをフィルタリングするように構成された通過帯域フィルタ又は低域通過フィルタとして構成されている。一例として、信号フィルタ56および60は、異なる周波数帯域に関連付けることができる。例えば、信号フィルタ56は、比較的大きな通過帯域を有することができ、信号フィルタ60は、信号フィルタ56の通過帯域によってほぼ包含される比較的小さな通過帯域を有することができる。
平滑化関数コンポーネント58および62は、入力信号INの個々のフィルタリングされた部分の平滑化を提供して入力信号INに関連する個々のエネルギープロファイルEおよびEを生成するように構成された平滑化関数を実装するように構成される。一例として、平滑化関数コンポーネント58および62は、入力信号INに関連する個々のエネルギープロファイルEおよびEを提供するように互いに対してほぼ同じように構成することができる。例えば、平滑化関数コンポーネント58及び62の各々は、入力信号INのフィルタリングされた部分の絶対値の2乗項の集計関数を実行することができる。一例として、平滑化関数コンポーネント58および62は、複雑なガウス(またはノーマル)雑音統計値を有する入力信号INに対する非心カイ2乗確率変数としてエネルギープロファイルEおよびEを生成することができ、以下のように表すことができる。
ここで、y(n)は、信号フィルタ56によってフィルタリングされた入力信号INのM個のサンプルの所与の1つに対応する。
(n)は、信号フィルタ60によってフィルタリングされた入力信号INのM個のサンプルの所与の1つに対応する。
平滑化関数コンポーネント58および62は、デジタル領域における集計関数として記載されているが、平滑化関数58および62は、代わりにアナログ領域で動作するように構成することができることを理解されたい。一例として、信号フィルタ56および60は、デジタルフィルタの代わりにアナログフィルタとして構成することができる。従って、信号フィルタ56及び60は、入力信号INのアナログフィルタリングされた部分を平滑化関数コンポーネント58及び62に提供することができる。従って、平滑化関数コンポーネント58及び62は、式1及び式2に示される合計を実行する代わりに、入力信号INの所定の持続時間T秒の積分を実行するように構成することができる。従って、エネルギープロファイルEおよびEは、デジタル領域に変換することができるアナログエネルギー部分として提供することができる。
レート検出システム50はまた、レート処理コンポーネント64を含む。レート処理コンポーネント64は、プロセッサチップ(例えば、特定用途向け集積回路(ASIC))として、またはその一部として、またはプロセッサ上で動作するソフトウェアコンポーネントとして構成することができる。レート処理コンポーネント64は、エネルギープロファイルEおよびEの比率rを計算するように構成された比率計算器66を含み、レート処理コンポーネント64がその比率rに基づいて入力信号INのシンボルレートRTを決定する。図2の例において、比率計算器66は、分子としてのエネルギープロファイルEと、分母としてのエネルギープロファイルEに基づいて比率rを生成することができる。信号フィルタ56および60の別々の通過帯域に基づいて、比率rは、入力信号INの異なるシンボルレートに基づいて変化させることができる。前述したように、信号フィルタ56は相対的に広い通過帯域を有することができ、信号フィルタ60は比較的狭い通過帯域を有することができる。従って、シンボルレートへの変化はエネルギープロファイルE、ひいては比率rの分子に大きな影響を及ぼし得ないが、このような変化はエネルギープロファイルE、ひいては比率rの分母にはるかに大きな影響を及ぼし、比率rを大きく変化させる可能性がある。
レート処理コンポーネント64はまた、比率rの統計的分析に基づいて入力信号INのシンボルレートRTを決定するように構成された決定ロジックコンポーネント68を含む。図2の例において、決定ロジックコンポーネント68は、比率rの少なくとも1つの統計的パラメータを計算するように構成された統計プロセッサ70を含む。一例として、エネルギープロファイルEおよびEは自由度によって正規化することができ、比率rは、二重にスケーリングされた非心F−分布(以下、F−分布という)を有するランダム変数として比率計算器66によって表現されることができる。例えば、F−分布に関する確率密度関数は、以下のように表すことができる。
ここで、k!!は、二重階乗を表す。
とnは、それぞれ分子と分母の自由度である。
λおよびλは、それぞれ分子および分母の正規化された非心パラメータであり、
として表される。
ここで、μinは、フィルタリング後の信号振幅の複素平均値であり、
σin,kは、信号振幅の平均についての加法複素雑音の標準偏差であり、k=1がフィルタリング後の分子を示し、k=2がフィルタリング後の分母を示す。
Bはベータ関数であり、次のように表すことができる。
このF−分布に対応する比率に対する結果的に生じる尤度関数は、次のように表すことができる。
ここで、r(k)は、rを構成するN個の比率の集合におけるk番目の比率を表し、
rはN個の比率からなるベクトルである。
従って、対応する検出された信号を(例えば、ルックアップテーブルから)決定することができる。従って、予め計算された各信号レートRTおよび一組のE/Nファクタについて、各信号レートRTに対応する分子および分母の非心パラメータおよびLの値が統計プロセッサ70によって考慮される。統計プロセッサ70は、どの組が尤度関数を最大化するかを識別することによって最良の一致を決定するために、対応するルックアップテーブルに記憶されたような、すべての可能性のあるλ、λおよびLの値を用いて、式3の尤度関数を評価することができる。E/N値がλ、λおよびL値とともにルックアップテーブルに記憶されるので、このような評価は、また統計プロセッサ70がE/Nファクタの推定値を得ることを可能にする。
別の例として、n=n=nと仮定することができ、nの値は、比率rがガウス分布(または正規分布)によって十分に近似されるように十分に大きくすることができる。ガウス近似は、最大事後確率(MAP:maximum a posteriori)または最大尤度推定量(MLE:maximum likelihood estimator)推定値(等確率信号を用いたMAP=MLE)を生成するために最大化され得るサービス品質QoSメトリック(または尤度関数)を形成することができ、これは、
として表すことができる。
ここで、kはパラメータ
に関する可能性のある値の1つを指すインデックスである。
ここで、Nsnapsは、比率rを平滑化する際に使用されるスナップショットの数であり、
Nは、平滑化後に得られた観測数であり、
μkは、個々のインデックスkに対する比率rの事前に特定された平均であり、
σkは、個々のインデックスkに対する平滑化前の比率rの事前に特定された標準偏差であり、
rバー(j)は、平滑化された比率のN個の観測の所与の1つに対応し、
/Nは、ビットエネルギー対ノイズ比であり、
は、いくつかの異なる信号の数に考慮される異なるE/Nファクタの数を掛けたものに対応する辞書サイズである。
式7の例で説明したように、「スナップショット」という用語は、比率rが計算される前にエネルギーを測定するために使用されるデータの長さを指す。
式7の例に基づいて、最大のサービス品質QoSに対応するインデックスkを決定することができる。一例として、式7は次のように変更することができる。
従って、対応する検出された信号を(例えば、ルックアップテーブルから)決定することができる。予め計算された各信号レートRTおよびE/Nファクタに関して、各信号レートRTに対応する対応する平均μkおよび標準偏差σkの値が、統計プロセッサ70によって考慮される。次いで、統計プロセッサ70は、関連するルックアップテーブルに格納されたようなすべての可能性のあるμkおよびσkの値を用いて式8を評価して、QoS尤度関数を最大化する一組のパラメータを識別することによって最良の一致を決定することができる。これはまた、E/N値がμkおよびσkの値とともにルックアップテーブルに格納されるので、統計プロセッサ70がE/Nファクタの推定値を取得することも可能にする。
別の例として、比率rの統計的パラメータは、例えば比率rの標本平均、すなわち入力信号INの所定数のサンプルに関連する比率rバーとするか、またはこれを含むことができる。比率rバーは、N=1を用いて上記の式9におけるように表すことができる。一例として、統計プロセッサ70は、E/N値の範囲があまり大きくなければ、rバーと少なくとも1つの所定の閾値と比較することに基づいて、入力信号INのシンボルレートRTを決定することができる。別の例として、比率rの統計的パラメータは、例えば比率rの標本標準偏差、すなわち入力信号INの所定数のサンプルに関連するSとするか、またはこれを含むことができる。標本標準偏差Sは、次のように表すことができる。
一例として、統計プロセッサ70は、E/N値の範囲があまり大きくなければ、Sと少なくとも1つの所定の閾値との比較に基づいて、入力信号INのシンボルレートRTを決定することができる。小さいか、または大きい範囲のE/N値のいずれかの場合には、シンボルレートRTを決定するために、Sと共にrバーを少なくとも1組の2次元閾値と比較することができる。
図3は、入力信号INのシンボルレートRTを決定するための統計的評価の図表100の例を示す。図表100は、レート検出システム50に関連する決定ロジックコンポーネント68を示す。従って、以下の図3の例の記載において図2の例を参照する。
図3の例において、統計プロセッサ70に加えて、決定ロジックコンポーネント68は、比率rに関連する統計的パラメータを、予めプログラムされているか又はプログラム可能である少なくとも1つの所定の閾値と比較するよう構成される閾値比較器102を含む。第1の例として、閾値比較器102は、rバーと閾値(単数または複数)とを比較するように構成される。第2の例として、閾値比較器102は、Sで示されたrの標本標準偏差を1つまたは複数の閾値と比較するように構成される。さらに第3の例として、閾値比較器102は、rバーと標本標準偏差Sとの組み合わせを別個の個々の閾値(単数または複数)と比較するように構成される。
図3の例において、図表100は、所与のE/Nについての実際の平均比率μの関数として実際の標準偏差σをプロットすることができるグラフに関して定義された閾値を示す閾値グラフ104を含む。閾値グラフ104は、第1の所定の標準偏差閾値Tσ,12および第2の所定の標準偏差閾値Tσ,23を示す。所定の標準偏差閾値Tσ,12およびTσ,23は、入力信号INのシンボルレートRT間の近似区分に対応することができる。さらに、閾値グラフ104は、第1の所定の平均閾値Tμ,12および第2の所定の平均閾値Tμ,23を示す。所定の標準偏差閾値Tσ,12およびTσ,23と同様に、所定の平均閾値Tμ,12およびTμ,23は、入力信号INのシンボルレートRT間の近似区分に対応することができる。従って、閾値グラフ104は、E/Nの範囲があまり大きくない限り入力信号INのシンボルレートRTを決定することができる標準偏差Sおよび/またはμの別個の個々の領域を示す。
一例として、図2の例で先に説明したガウス近似を用いると、レートk∈{1,2,3}のシンボルレートが提供されるとき、比率は、平均μkおよび標準偏差σkを用いて正常に正確に近似される。従って、直接分析によって、所定の閾値に対応する、閾値グラフ104の低レート領域および中間レート領域を分離するための最適閾値Tμ,12と、閾値グラフ104の中間レート領域および高レート領域を分離するための最適閾値Tμ,23とが以下のように定義されることとなる。
一例として、図2の例のエネルギー検出器52および54は、無限インパルス応答(IIR)フィルタなどのフィルタとして実施することができる。例えば、IIRフィルタとして実施されるエネルギー検出器52および54の極位置は、異なるデータレートRTに対応する平均値の期待値間の間隔を最大にするように選択することができる。従って、統計プロセッサ70は、統計的パラメータ(例えば、rバーまたはSr)が存在する閾値グラフ104における決定領域を決定して、対応するデータレートRTを決定することができる。別の例として、統計プロセッサ70は、rバーおよびSrを組み合わせて、閾値グラフ104の適切に設計された決定領域に対する測定値をチェックすることにより大きな弁別を提供して、正しいデータレートRTを決定することができる。
閾値グラフ104は、標本標準偏差Srおよび標本平均rバーの両方に関連する2次元グラフとして示されているが、代わりに、Srまたはrバーのいずれかにのみ基づいてシンボルレートRTを決定するように実施することができる1次元グラフとすることができる。さらに、閾値グラフ104は、2つの所定の標準偏差閾値Tσ,12およびTσ,23および2つの所定の平均閾値Tμ,12およびTμ,23のみを示しているが、閾値グラフ104は、その代わりに、所定の標準偏差閾値Tσ,12およびTσ,23のうちの1つおよび/または所定の平均閾値Tμ,12およびTμ,23のうちの1つのみ、または所定の標準偏差閾値Tσ,12およびTσ,23および/または所定の平均閾値Tμ,12およびTμ,23の各々の2つ以上を示すことができることを理解されたい。従って、閾値比較器104は、統計的パラメータと比較するための所定の閾値の様々な組み合わせを有することができる。
図4は、受信機システム150の例を示す。受信機システム150は、送信信号を受信することができる様々な受信機システムのいずれかに対応することができる。図4の例において、送信された信号は、アンテナ154で受信される無線信号152として示されている。アンテナ154は、送信された信号を、図1および図2の例において以前に説明したのと同様に、送信信号を入力信号INに変換するように構成されたADC156に提供する。従って、入力信号INは、図1および図2の個々の例におけるレート検出システム10および/またはレート検出システム50と実質的に同様に構成され得るレート検出システム158に供給される。以前に説明したのと同様に、レート検出システム158に供給される入力信号INがアナログであり得るように、ADC156を省略することができ、レート検出システム158は、処理された入力信号INをデジタル領域に変換するADCを含むことができる。
レート検出システム158は、本明細書で説明されるものと同様に、入力信号INのシンボルレートRTを決定するように構成することができる。例えば、レート処理コンポーネント158は、比率の標本平均に関連する統計的パラメータを少なくとも1つの所定の閾値と比較すること、および/または比率の標本標準偏差に関連する統計的パラメータを少なくとも1つの所定の閾値と比較することに基づいてシンボルレートRTを決定するためのエネルギープロファイルの比率の統計的評価を提供することができる。別の例として、レート処理コンポーネント158は、複数の所定のシンボルレートの各々に対する個々のエネルギープロファイルの比率に関連するガウス密度関数に基づいて最大のQoSを計算することに基づいてシンボルレートRTを決定するためのエネルギープロファイルの比率の統計的評価を提供することができる。さらに別の例として、レート処理コンポーネント158は、複数の所定のシンボルレートの各々に対するエネルギープロファイルの比率に関連するF−分布に対応する尤度関数を最大化することに基づいてシンボルレートRTを決定するためのエネルギープロファイルの比率の統計的評価を提供することができる。さらに別の例として、レート処理コンポーネント158は、本明細書に記載された様々な統計的評価の組み合わせに基づいてシンボルレートRTを決定するためのエネルギープロファイルの比率の統計的評価を提供することができる。従って、レート検出システム50は、様々な方法で動作することができる。シンボルレートRTを決定することに応答して、復調器160は、シンボルレートRTに基づいて入力信号INを復調して、関連するベースバンドデータ信号を提供するように構成することができる。
上記の構造的および機能的特徴を考慮して、本開示の様々な態様による方法は、図5を参照することにより、より良く理解されるであろう。説明の簡略化のために、図5の方法は連続して実行されるように示され説明されているが、本開示は図示された順序に限定されず、いくつかの態様が、本開示に従って本明細書に示されかつ説明された他の態様とともに異なる順序で、および/または同時に生じ得る。さらに、本開示の一態様による方法を実施するために全ての示された特徴が必要とされるわけではない。
図5は、入力信号(例えば、入力信号IN)のシンボルレート(例えば、シンボルレートRT)を検出するための方法200の一例を示す。202において、入力信号は、第1のエネルギー検出器(例えば、第1のエネルギー検出器52)に提供される。204において、入力信号が第1のエネルギー検出器に関連する第1の帯域幅に基づいてフィルタリングされて、入力信号の第1のエネルギープロファイル(例えば、第1のエネルギープロファイルE)が生成される。206において、入力信号は、第2のエネルギー検出器(例えば、第2のエネルギー検出器54)に供給される。208において、入力信号が第2のエネルギー検出器に関連する第2の帯域幅に基づいてフィルタリングされて、入力信号の第2のエネルギープロファイル(例えば、第2のエネルギープロファイルE)が生成される。第2の帯域幅は、第1の帯域幅に関して部分的に重なっていてもよい。210において、第1および第2のエネルギープロファイルの比率(例えば、比率r)が生成される。212において、第1および第2のエネルギープロファイルの比率が統計的に分析される。214において、入力信号のシンボルレートが、第1および第2のエネルギープロファイルの比率の統計的分析に基づいて決定される。
前述の構造的および機能的な説明を考慮して、当業者は、本明細書で開示されるシステムおよび方法の一部が、方法、データ処理システム、または非一時的なコンピュータ可読媒体等のコンピュータプログラム製品として実施され得ることを認識するであろう。従って、本明細書に開示されたアプローチのこれらの部分は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態(例えば、非一時的な機械可読媒体内の)、またはソフトウェアとハードウェアを組み合わせた実施形態の形態を取ることができる。さらに、本明細書で開示されるシステムおよび方法の一部は、媒体上にコンピュータ可読プログラムコードを有するコンピュータ使用可能な記憶媒体上のコンピュータプログラム製品であってもよい。静的および動的ストレージデバイス、ハードディスク、光学ストレージデバイス、および磁気ストレージデバイスを含むが、これらに限定されない任意の適切なコンピュータ可読媒体を利用することができる。
特定の実施形態はまた、方法、システム、およびコンピュータプログラム製品のブロック図を参照して本明細書で説明されている。図のブロックおよび図のブロックの組み合わせは、コンピュータ実行可能命令によって実施できることが理解されよう。これらのコンピュータ実行可能命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または他のプログラム可能なデータ処理装置(または装置および回路の組み合わせ)の1つまたは複数のプロセッサに提供されてマシンを生成して、1つまたは複数のプロセッサを介して、1つまたは複数のブロックで指定された機能を実行する。
コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置に特定の方法で機能するように指示するこれらのコンピュータ実行可能命令はまた、コンピュータ可読メモリに格納されてもよく、コンピュータ可読メモリに格納された命令は、1つまたは複数のフローチャートブロックで指定された機能を実施する命令を含む製造品となる。コンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置にロードされて、コンピュータまたは他のプログラマブル装置上で一連の動作ステップを実行させてコンピュータが実行したプロセスを生成して、コンピュータまたは他のプログラマブル装置上で実行される命令が、1つまたは複数のフローチャートブロックで指定された機能を実施するためのステップを提供するようにしてもよい。
上記の説明は、本発明の実施例である。本発明を説明する目的で構成要素または方法のあらゆる考えられる組み合わせを説明することは不可能であるが、当業者であれば、本発明の多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識するであろう。従って、本発明は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲内に含まれるそのような変更、修正および変形をすべて包含することを意図している。
上記の説明は、本発明の実施例である。本発明を説明する目的で構成要素または方法のあらゆる考えられる組み合わせを説明することは不可能であるが、当業者であれば、本発明の多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識するであろう。従って、本発明は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲内に含まれるそのような変更、修正および変形をすべて包含することを意図している。
以下に、上記実施形態から把握できる技術思想を付記として記載する。
[付記1]
受信機システムであって、
無線入力信号を受信するように構成されたアンテナと、
前記無線入力信号をデジタル入力信号に変換するように構成されたアナログ・デジタル変換器(ADC)と、
入力信号に関連する別個の個々の周波数帯域をフィルタリングして別個の個々のエネルギープロファイルを生成し、前記別個の個々のエネルギープロファイルの比率の統計的評価に基づいて、前記デジタル入力信号のシンボルレートを決定するように構成されたレート検出器と、
前記デジタル入力信号を受信し、前記デジタル入力信号の決定されたシンボルレートに基づいて前記デジタル入力信号を復調するように構成された復調器と
を備える受信機システム。
[付記2]
前記レート検出器は、前記別個の個々のエネルギープロファイルの比率の標本標準偏差および標本平均の少なくとも1つを少なくとも1つの所定の閾値と比較することに基づいて、前記入力信号の前記シンボルレートが複数の所定のシンボルレートのうちの1つであることを決定するように構成されたレート処理コンポーネントを備える、付記1に記載の受信機システム。
[付記3]
前記レート検出器は、複数の所定のシンボルレートの各々に対する前記別個の個々のエネルギープロファイルの比率に関連するガウス密度関数に基づいて最大のサービス品質(QoS)を計算することに基づいて、前記入力信号のシンボルレートが複数の所定のシンボルレートのうちの1つであると決定するように構成されたレート処理コンポーネントを含む、付記1に記載の受信機システム。
[付記4]
前記レート検出器は、複数の所定のシンボルレートの各々に対する前記別個の個々のエネルギープロファイルの比率に関連するF−分布に対応する尤度関数を最大化することに基づいて、前記入力信号のシンボルレートが複数の所定のシンボルレートのうちの1つであると決定するように構成されたレート処理コンポーネントを含む、付記1に記載の受信機システム。

Claims (18)

  1. レート検出器システムであって、
    入力信号を受信し、前記入力信号に関連する別個の個々の周波数帯域をフィルタリングして別個の個々のエネルギープロファイルを生成するように構成された複数のエネルギー検出器と、
    別個の個々のエネルギープロファイルの比率の統計的評価に基づいて入力信号のシンボルレートを決定するように構成されたレート処理コンポーネントと
    を備えるレート検出器システム。
  2. 前記複数のエネルギー検出器の各々は、
    前記入力信号を前記別個の個々の周波数帯域の個々の一つにフィルタリングするように構成された信号フィルタと、
    前記入力信号の所定の持続時間に亘って前記別個の個々のエネルギープロファイルの個々の一つを平滑化するように構成された平滑化関数コンポーネントと
    を含む、請求項1に記載のレート検出器システム。
  3. 前記レート処理コンポーネントは、
    エネルギー比率を計算するために前記別個の個々のエネルギープロファイルを除算するように構成された比率計算器と、
    エネルギー比率の統計的評価に基づいて前記入力信号のシンボルレートを決定するように構成された決定ロジックコンポーネントと
    を含む、請求項1に記載のレート検出器システム。
  4. 前記レート処理コンポーネントは、前記入力信号の前記シンボルレートが、前記別個の個々のエネルギープロファイルの比率に関連する統計的パラメータを少なくとも1つの所定の閾値と比較することに基づいて前記入力信号のシンボルレートが複数の所定のシンボルレートのうちの一つであることを決定するように構成されている、請求項1に記載のレート検出器システム。
  5. 前記別個の個々のエネルギープロファイルの比率に関連する前記統計的パラメータが、前記別々の個々のエネルギープロファイルの比率の標本標準偏差および標本平均のうちの少なくとも1つを含む、請求項4に記載のレート検出器システム。
  6. 前記レート処理コンポーネントは、複数の所定のシンボルレートの各々に対する別個の個々のエネルギープロファイルの比率に関連するガウス密度関数に基づいて最大のサービス品質(QoS)を計算することに基づいて、前記入力信号のシンボルレートが複数の所定のシンボルレートのうちの1つであると決定するように構成されている、請求項1に記載のレート検出器システム。
  7. 前記レート処理コンポーネントは、複数の所定のシンボルレートの各々に対する別個の個々のエネルギープロファイルの比率に関連するF−分布に対応する尤度関数を最大化することに基づいて、前記入力信号のシンボルレートが複数の所定のシンボルレートのうちの1つであると決定するように構成されている、請求項1に記載のレート検出器システム。
  8. 前記複数のエネルギー検出器は、前記入力信号に関連する前記別個の個々の周波数帯域をフィルタリングして、別個の個々のエネルギープロファイルを生成するように構成された個々の複数のフィルタを備え、前記複数のフィルタは、個々の複数の部分的に重なる帯域幅を含む、請求項1に記載のレート検出器システム。
  9. 請求項1に記載のレート検出システムを備えた受信機システムであって、
    前記入力信号を無線入力信号として受信するように構成されたアンテナと、
    前記入力信号をデジタル入力信号に変換するように構成されたアナログ−デジタル変換器(ADC)であって、前記デジタル入力信号は前記レート検出器システムに供給される、前記アナログ−デジタル変換器(ADC)と、
    前記デジタル入力信号の決定されたシンボルレートに基づいて、前記デジタル入力信号を受信し、かつ復調するように構成された復調器と
    を備える受信機システム。
  10. 入力信号のシンボルレートを検出するための方法であって、
    入力信号を第1のエネルギー検出器に供給するステップと、
    前記第1のエネルギー検出器に関連する第1の帯域幅に基づいて前記入力信号をフィルタリングして、前記入力信号の第1のエネルギープロファイルを生成するステップと、
    前記入力信号を第2のエネルギー検出器に供給するステップと、
    前記第2のエネルギー検出器に関連する第2の帯域幅に基づいて前記入力信号をフィルタリングして、前記入力信号の第2のエネルギープロファイルを生成するステップであって、前記第2の帯域幅は、前記第1の帯域幅と部分的に重なっている、前記第2のエネルギープロファイルを生成するステップ
    前記第1および第2のエネルギープロファイルの比率を生成するステップと、
    前記第1および第2のエネルギープロファイルの比率を統計的に分析するステップと、
    前記第1および第2のエネルギープロファイルの比率の統計的分析に基づいて前記入力信号のシンボルレートを決定するステップと
    を含む方法。
  11. 前記比率を統計的に分析することは、前記第1および第2のエネルギープロファイルの比率に関連する少なくとも1つの統計的パラメータを決定することを含み、前記シンボルレートを決定することは、前記第1および第2のエネルギープロファイルの比率に関連する統計的パラメータを少なくとも1つの所定の閾値と比較することに基づいて、前記入力信号の前記シンボルレートが複数の所定のシンボルレートのうちの一つであると決定することを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記比率を統計的に分析することは、別個の個々のエネルギープロファイルの比率の標本標準偏差および標本平均のうちの少なくとも1つを決定することを含み、前記シンボルレートを決定することは、前記別個の個々のエネルギープロファイルの比率の標本標準偏差および標本平均のうちのと少なくとも1つを少なくとも1つの所定の閾値と比較することに基づいて、前記入力信号のシンボルレートが複数の所定のシンボルレートのうちの1つであると決定することを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記比率を統計的に分析することは、別個の個々のエネルギープロファイルの比率に関連するガウス密度関数に基づいて最大のサービス品質(QoS)を計算することを含み、前記シンボルレートを決定することは、前記最大のQoSを複数の所定のシンボルレートに関連するQoSと比較することに基づいて、前記入力信号の前記シンボルレートが複数の所定のシンボルレートのうちの1つであると決定することを含む、請求項10に記載の方法。
  14. 前記比率を統計的に分析することは、別個の個々のエネルギープロファイルの前記比率に関連するF−分布に関連する尤度関数を計算することを含み、前記シンボルレートを決定することは、F分布に関連する尤度関数を最大化するパラメータを、この最大化する組と最もよく一致する複数のシンボルレートに対応する事前計算された一組のパラメータと比較することに基づいて、前記入力信号の前記シンボルレートが複数の所定のシンボルレートのうちの1つであると決定することを含む、請求項10に記載の方法。
  15. 受信機システムであって、
    無線入力信号を受信するように構成されたアンテナと、
    前記無線入力信号をデジタル入力信号に変換するように構成されたアナログ・デジタル変換器(ADC)と、
    入力信号に関連する別個の個々の周波数帯域をフィルタリングして別個の個々のエネルギープロファイルを生成し、前記別個の個々のエネルギープロファイルの比率の統計的評価に基づいて、前記デジタル入力信号のシンボルレートを決定するように構成されたレート検出器と、
    前記デジタル入力信号を受信し、前記デジタル入力信号の決定されたシンボルレートに基づいて前記デジタル入力信号を復調するように構成された復調器と
    を備える受信機システム。
  16. 前記レート検出器は、前記別個の個々のエネルギープロファイルの比率の標本標準偏差および標本平均の少なくとも1つを少なくとも1つの所定の閾値と比較することに基づいて、前記入力信号の前記シンボルレートが複数の所定のシンボルレートのうちの1つであることを決定するように構成されたレート処理コンポーネントを備える、請求項15に記載の受信機システム。
  17. 前記レート検出器は、複数の所定のシンボルレートの各々に対する前記別個の個々のエネルギープロファイルの比率に関連するガウス密度関数に基づいて最大のサービス品質(QoS)を計算することに基づいて、前記入力信号のシンボルレートが複数の所定のシンボルレートのうちの1つであると決定するように構成されたレート処理コンポーネントを含む、請求項15に記載の受信機システム。
  18. 前記レート検出器は、複数の所定のシンボルレートの各々に対する前記別個の個々のエネルギープロファイルの比率に関連するF−分布に対応する尤度関数を最大化することに基づいて、前記入力信号のシンボルレートが複数の所定のシンボルレートのうちの1つであると決定するように構成されたレート処理コンポーネントを含む、請求項15に記載の受信機システム。
JP2017562295A 2015-06-24 2016-06-15 通信信号のレート検出システム Active JP6502533B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562184099P 2015-06-24 2015-06-24
US62/184,099 2015-06-24
PCT/US2016/037627 WO2016209684A1 (en) 2015-06-24 2016-06-15 Communication signal rate detection system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018521565A true JP2018521565A (ja) 2018-08-02
JP6502533B2 JP6502533B2 (ja) 2019-04-17

Family

ID=56511857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017562295A Active JP6502533B2 (ja) 2015-06-24 2016-06-15 通信信号のレート検出システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9756519B2 (ja)
JP (1) JP6502533B2 (ja)
WO (1) WO2016209684A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09172428A (ja) * 1995-08-23 1997-06-30 Oki Electric Ind Co Ltd 伝送速度推定装置、また、これを用いた伝送速度可変通信システム
JP2008085894A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Toshiba Corp シンボル速度検出装置およびプログラム
JP2014175788A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Toshiba Corp 無線通信システム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1643657B1 (en) * 2004-09-30 2008-05-14 NTT DoCoMo, Inc. Signal detector used in wireless communication system
US7590204B2 (en) * 2005-02-14 2009-09-15 Peter Monsen Technique for adaptive equalization in band-limited high data rate communication over fading dispersive channels
US7822385B2 (en) 2006-04-27 2010-10-26 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Adjacent channel interference supression
US8295418B2 (en) * 2007-03-15 2012-10-23 Qualcomm Incorporated Adjacent channel interference detection for wireless communication
TWI475847B (zh) * 2008-04-16 2015-03-01 Koninkl Philips Electronics Nv 存在及移動偵測之被動雷達
DE102011000556A1 (de) 2011-02-08 2012-08-09 Continental Reifen Deutschland Gmbh Verfahren zur Besprechung der Länger der Bodenaufstandsfläche eines rotierenden Fahrzeugreifens
US9572056B2 (en) * 2014-12-30 2017-02-14 Raytheon Applied Signal Technology, Inc. Fast signal surveyor

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09172428A (ja) * 1995-08-23 1997-06-30 Oki Electric Ind Co Ltd 伝送速度推定装置、また、これを用いた伝送速度可変通信システム
JP2008085894A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Toshiba Corp シンボル速度検出装置およびプログラム
JP2014175788A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Toshiba Corp 無線通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
US9756519B2 (en) 2017-09-05
US20160381584A1 (en) 2016-12-29
JP6502533B2 (ja) 2019-04-17
WO2016209684A1 (en) 2016-12-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11169190B2 (en) Techniques for empirical mode decomposition (EMD)-based noise estimation
CN112236945B (zh) 非协调系统中的干扰检测和抑制
WO2016035439A1 (ja) 干渉識別装置、無線通信装置および干渉識別方法
Raman et al. An algorithm for spectrum sensing in cognitive radio under noise uncertainty
TWI466468B (zh) 載波檢測技術
US9094265B1 (en) Receiving apparatus and demodulation method
Nafkha et al. Hybrid spectrum sensing experimental analysis using GNU radio and USRP for cognitive radio
US9942061B2 (en) Multipath selection method and device, and storage medium
JP6502533B2 (ja) 通信信号のレート検出システム
Al-Badrawi et al. An EMD-based double threshold detector for spectrum sensing in cognitive radio networks
CN114071442B (zh) 一种蓝牙信号频偏选择方法、装置及存储介质
US8532207B2 (en) Methods and systems for distinguishing a signal of interest from interference signals
JP5988863B2 (ja) 受信装置及び復調方法
JP5252430B2 (ja) 信号検出方法,プログラム,情報記憶媒体,及びセンサー
KR101755240B1 (ko) 압축 센싱 기반의 신호 검출 장치 및 그 방법
CN114584227A (zh) 自动化突发信号检测方法
JP6198630B2 (ja) 受信装置及び復調方法
JP6118217B2 (ja) 無線受信装置及びアンテナ選択方法
US8892052B2 (en) Methods for determining whether a signal includes a wanted signal and apparatuses configured to determine whether a signal includes a wanted signal
KR102513682B1 (ko) 잡음 추정 방법 및 시스템
KR101776666B1 (ko) 서브나이퀴스트 샘플링을 이용한 협력 스펙트럼 센싱 시스템 및 그 방법
Suma et al. Investigation on Spectrum Sensing Techniques in Wireless Communication
JP5875046B2 (ja) 受信信号判定装置及び方法
JP6070252B2 (ja) 信号検出装置、信号検出方法及び受信装置
Kubankova Design and analysis of new digital modulation classification method

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190320

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6502533

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250